JPH09176972A - 多用途輪紐組 - Google Patents

多用途輪紐組

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JPH09176972A
JPH09176972A JP35059495A JP35059495A JPH09176972A JP H09176972 A JPH09176972 A JP H09176972A JP 35059495 A JP35059495 A JP 35059495A JP 35059495 A JP35059495 A JP 35059495A JP H09176972 A JPH09176972 A JP H09176972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
braids
fiber
hoisting accessory
hanging
Prior art date
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Pending
Application number
JP35059495A
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English (en)
Inventor
Teruo Fujii
晟男 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で、操作が簡単で、使用に便利で、しか
も抗張力が大きく、吊り具の補助具等に使用可能な多用
途輪紐組を提供する。 【解決手段】 抗張力の大きいポリアミド系繊維等の単
繊維または繊維束2aよりなる繊維輪2を鞘状の編紐3
で覆った輪紐1を少なくとも2本組み合わせた多用途輪
紐組であって、その輪紐1を単独または組み合わせるこ
とにより、切り取ったり、端同士を結んだりする煩鎖な
操作を必要とせず、掛けるだけでそれぞれ簡単に、若干
重量のある物体を吊り下げたり、また吊り具と掛け具と
の間に介在させて、吊り具の長さの不足を補ったり、掛
け具に適合しない吊り具と組み合わせることにより吊り
具の有効活用を図ったり、その他種々の目的に利用可能
であり、極めて便利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、抗張力の大きい
ポリアミド系繊維等の単繊維または繊維束の繊維輪を鞘
状の編紐で覆った輪紐を少なくとも2本組み合わせた多
用途輪紐組に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 古くから裁紐(たちひも)、束紐(た
ばねひも)、絎紐(くけひも)、より紐、編紐(あみひ
も)、組紐(くみひも)等種々の紐が作られ、工芸品・
実用品として種々の用途に供せられており、軽量物体を
吊り下げたり、縛ったり、結合したりする場合は、手軽
さもあって、細く、柔軟性に富み、しかも見栄えもよい
紐がよく使われていることは周知のことである。なお、
重量物を吊り下げる場合等外観を意識しない実用的な目
的には、鋼線・天然あるいは合成繊維によって作った、
相応の抗張力を持つ綱・縄等が使用されている。
【0003】しかしながら、上記従来の実用的な紐は、
抗張力も小さく、しかも球状あるいは円柱状あるいは紡
錘状に巻かれていて、使用に当たっては、必要長さ引き
出し、切り取り、端同士を結ぶ等の操作を行う必要があ
り、その操作が煩鎖であり、しかも、縛る目的、見栄え
の点ではともかくとして、若干重量のある物体を吊り下
げたり、引っ張ったりする等の目的には、抗張力が小さ
いと言う問題点がある。また、吊り具はあるが、その吊
り具のみでは、長さが不足したり、掛け具に適合せず、
吊り下げることが出来ないことがあると言う問題点もあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、上記従来の紐は、使用に当たって、操作が煩鎖で
あり、しかも、抗張力が小さく、若干重量のある物体を
吊り下げたり、引っ張ったりする目的には使用できない
こと、また、長さの不足等で吊り具が使用出来ないこと
があること等であって、本発明は上記課題を解決した、
操作が簡単で、使用に便利で、しかも抗張力が大きく、
吊り具の補助具等として使用可能な多用途輪紐組を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 第1の発明は、図1に
示す如く、抗張力の大きいポリアミド系繊維等の単繊維
または繊維束2aよりなる繊維輪2を鞘状の編紐3で覆
った輪紐1を少なくとも2本組み合わせた多用途輪紐組
であって、その輪紐1を単独または組み合わせることに
より、切り取ったり、端同士を結んだりする煩鎖な操作
を必要とせず、掛けるだけでそれぞれ簡単に、若干重量
のある物体を吊り下げたり、また吊り具と掛け具との間
に介在させて、吊り具の長さの不足を補ったり、吊り具
だけでは吊り下げることが出来ない場合に組み合わせる
ことにより吊り具の有効活用を図ったり、その他種々の
目的に利用可能であり、極めて便利である。
【0006】第2の発明は、図2に示す如く、第1の発
明の輪紐1の引っ張った状態の長さが、L、2L、3
L、5L、10Lよりなるものをそれぞれ2つずつ備え
たものである。
【0007】
【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態例につい
て、図1乃至図8により説明すると、輪紐1を少なくと
も2本組み合わせた多用途輪紐組であって、その1本の
輪紐1は、芯材となる、抗張力の大きいポリアミド系繊
維等の単繊維または繊維束2aよりなる繊維輪2を鞘状
の編紐3で覆ったものである。なお、繊維輪2は、溶融
した材料をノズルより噴出、固化させて、繊維を形成す
る際に輪状に成形したものが最も好ましいが、線状繊維
の両端同士を溶融結合したもの、あるいは抗張力の大き
い接続部材によって強固に接続したもの等、特に限定さ
れるものではない。
【0008】また、繊維輪2を覆う鞘状の編紐3は、複
数本の細い繊維束を、芯材となる、繊維または繊維束2
aに沿って網目状に編んで行き、鞘状に形成したもので
ある。繊維輪2を鞘状の編紐3で覆う段階も、繊維輪2
の製造方法によって異なり、芯材となる長い単繊維また
は繊維束2aに沿って複数本の細い繊維束を網目状に編
んで行き、鞘状に形成し、輪紐1を形成したうえ、後で
適当な長さに切断するのが、最も簡単な方法であるが、
網機の機構としは、複雑になるが、繊維輪2に沿って鞘
状の編紐3を編んで行き、輪紐1を形成することも可能
である。
【0009】輪紐組について説明すると、利用範囲を拡
げるため、輪紐1を単独で使用するだけでなく、2個以
上組み合わせ(連結し)て使用することにより所望の長
さにすることが出来るよう、また、対になっている吊り
下げ箇所にも対応可能に、輪紐1の引っ張った状態の長
さが、L=10センチ、20センチ、30センチ、50
センチ、100センチよりなるものをそれぞれ2つずつ
準備してある。なお、輪紐1を2重、3重にするとそれ
ぞれ半分、1/3の長さになり、抗張力は2倍、3倍に
なる。
【0010】用途及び作用について実施例により説明す
ると、次のものを挙げることが出来る。
【0011】
【実施例1】 図3に示すように、マンションのベラン
ダの庇15から吊下がっているフック16の位置が高い
ときには、本発明の輪紐1を掛けておき、その輪紐1に
物干し竿10を通せばよい。図4に示すように、支柱が
ない場所に物干し竿10を吊り下げたい場合、壁・樹木
等20があれば、枝30に本発明の輪紐1を掛け、それ
に物干し竿10を通せばよい。しかも、2カ所の枝30
の高さが異なっていても、輪紐1を適当に組み合わせた
り、2重3重にすることによって、物干し竿10を水平
に吊り下げることが出来る。なお、旅行・ハイキングの
際、物干し竿もない場合、図5に示すように、輪紐1を
連結して、長くしたうえ、両端を枝30に掛けると、そ
れ自身が物干し用の綱の働きをする。輪紐1は編紐3で
覆われているため、見栄えはよい。
【0012】
【実施例2】 図6に示すように、箱状物体40を吊り
上げる場合、輪紐1を箱状物体に巻き付け、その巻き付
けた輪紐1の一方の端部の輪に他方の端部を通して、締
め付け、その他方の端部の輪に別の輪紐1を通して、連
結すれば、容易に吊り上げることも出来る。その際、長
さの調節は、複数の輪紐1を必要に応じて連結すればよ
い。また箱状物体40が抜け落ちないよう、巻き付けた
輪紐1に垂直、水平方向に別の輪紐1を交差させて、巻
き付けるか、掛けてもよい。
【0013】
【実施例3】 図7に示すように、積み上げた物体50
または壁等に立て架けた物体が崩れたり、倒れないよ
う、連結した輪紐1で縛るのに使用することが出来る
し、鉛直に立てた柱状体や樹木等60を倒れないよう、
図8に示すように、回わりから複数本の連結した輪紐1
で放射状に引っ張るのにも使用することが出来るし、そ
の他溝等に落ちた自動車を引き上げるために引っ張る際
にも使用可能である。
【0014】
【発明の効果】 本発明は以上のように構成されるた
め、輪紐1を単独または組み合わせることにより、切り
取ったり、端同士を結んだりする煩鎖な操作を必要とせ
ず、掛けるだけでそれぞれ簡単に、若干重量のある物体
を吊り下げたり、引っ張ったり、吊り具と掛け具との間
に介在させて、吊り具の長さの不足を補ったり、掛け具
に適合しない吊り具と組み合わせ、その有効活用を図っ
たり、その他上記の通り、種々の目的に利用可能であ
り、しかも、安価で、嵩張らず何処へでも収納、携帯可
能であり、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明の実施の形態例を示す一部破断斜
視図である。
【図2】 第2の発明の実施の形態例を示す側面図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態例の使用状態を示す斜視
図である。
【図4】 本発明の実施の形態例の2番目の使用状態を
示す斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態例の3番目の使用状態を
示す斜視図である。
【図6】 本発明の実施の形態例の4番目の使用状態を
示す斜視図である。
【図7】 本発明の実施の形態例の5番目の使用状態を
示す斜視図である。
【図8】 本発明の実施の形態例の6番目の使用状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 輪紐 2 繊維輪 2a 単繊維または繊維束 3 編紐 10 物干し竿 15 庇 16 フック 20 壁・樹木等 30 枝 40 箱状物体 50 積み上げた物体 60 樹木等

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗張力の大きいポリアミド系繊維等の単
    繊維または繊維束(2a)よりなる繊維輪(2)を鞘状
    の編紐(3)で覆った輪紐(1)を少なくとも2本組み
    合わせてなる多用途輪紐組。
  2. 【請求項2】 輪紐(1)の引っ張った状態の長さが、
    L、2L、3L、5L、10Lよりなるものをそれぞれ
    2つずつ備えてなる請求項1記載の多用途輪紐組。
JP35059495A 1995-12-22 1995-12-22 多用途輪紐組 Pending JPH09176972A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35059495A JPH09176972A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 多用途輪紐組

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35059495A JPH09176972A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 多用途輪紐組

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09176972A true JPH09176972A (ja) 1997-07-08

Family

ID=18411546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35059495A Pending JPH09176972A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 多用途輪紐組

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JP (1) JPH09176972A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112626705A (zh) * 2020-12-14 2021-04-09 浙江理工大学 一种整体环形三维间隔织物及其织造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112626705A (zh) * 2020-12-14 2021-04-09 浙江理工大学 一种整体环形三维间隔织物及其织造方法

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