JPH09175407A - 自動車のステアリングホイール - Google Patents
自動車のステアリングホイールInfo
- Publication number
- JPH09175407A JPH09175407A JP7349650A JP34965095A JPH09175407A JP H09175407 A JPH09175407 A JP H09175407A JP 7349650 A JP7349650 A JP 7349650A JP 34965095 A JP34965095 A JP 34965095A JP H09175407 A JPH09175407 A JP H09175407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering wheel
- automobile
- heating element
- electric heating
- season
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1に、冬期等における運転中の手や指先の
冷えが回避され、かじかみが防止されるので、運転障害
発生の慮れがないと共に、第2に、冬期等において手や
指先で握った際の不快感も排除され、第3に、しかもこ
れが簡単容易に実現される、自動車のステアリングホイ
ールを提案する。 【解決手段】 この自動車のステアリングホイール1
は、芯材部2と外被部3とからなると共に、外被部3に
内装され通電により発熱する例えばニクロム線等よりな
る電気的発熱体4と、電気的発熱体4への通電をオンオ
フする操作スイッチ5と、を有してなる。そして、冬期
を始め気温の低い季節や場所において運転操作される際
は、適宜必要に応じ操作スイッチ5をオンして、電気的
発熱体4を通電することにより、電気的発熱体4を発熱
させ、もって、ステアリングホイール1の外被部3を暖
めることができる。
冷えが回避され、かじかみが防止されるので、運転障害
発生の慮れがないと共に、第2に、冬期等において手や
指先で握った際の不快感も排除され、第3に、しかもこ
れが簡単容易に実現される、自動車のステアリングホイ
ールを提案する。 【解決手段】 この自動車のステアリングホイール1
は、芯材部2と外被部3とからなると共に、外被部3に
内装され通電により発熱する例えばニクロム線等よりな
る電気的発熱体4と、電気的発熱体4への通電をオンオ
フする操作スイッチ5と、を有してなる。そして、冬期
を始め気温の低い季節や場所において運転操作される際
は、適宜必要に応じ操作スイッチ5をオンして、電気的
発熱体4を通電することにより、電気的発熱体4を発熱
させ、もって、ステアリングホイール1の外被部3を暖
めることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングホイールに関する。すなわち、自動車の運転操作用
のハンドルである、ステアリングホイールに関するもの
である。
ングホイールに関する。すなわち、自動車の運転操作用
のハンドルである、ステアリングホイールに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリングホイールは、一般
的に芯材部と外被部とからなり、運転操作は、手や指先
にてこれを握ることにより、実施されている。そして従
来は、冬期等における運転操作時において、ステアリン
グホイールが冷たいという指摘があった。
的に芯材部と外被部とからなり、運転操作は、手や指先
にてこれを握ることにより、実施されている。そして従
来は、冬期等における運転操作時において、ステアリン
グホイールが冷たいという指摘があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。第1
に、上述したように冬期等の運転操作時にステアリング
ホイールが冷たいので、運転中に手や指先も冷たくなっ
て、かじかみやすく、運転障害発生の慮れがある、とい
う問題が指摘されていた。第2に、同様に冬期等の運転
操作時にステアリングホイールが冷たいので、手や指先
で握ると不快感がある、という問題も指摘されていた。
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。第1
に、上述したように冬期等の運転操作時にステアリング
ホイールが冷たいので、運転中に手や指先も冷たくなっ
て、かじかみやすく、運転障害発生の慮れがある、とい
う問題が指摘されていた。第2に、同様に冬期等の運転
操作時にステアリングホイールが冷たいので、手や指先
で握ると不快感がある、という問題も指摘されていた。
【0004】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の課題を解決すべくなされたものであって、電気的
発熱体を内装したことにより、第1に、冬期等における
手や指先のかじかみが防止されると共に、第2に、冬期
等において握った際の不快感も排除され、第3に、しか
もこれが簡単容易に実現される、自動車のステアリング
ホイールを提案することを目的とする。
来例の課題を解決すべくなされたものであって、電気的
発熱体を内装したことにより、第1に、冬期等における
手や指先のかじかみが防止されると共に、第2に、冬期
等において握った際の不快感も排除され、第3に、しか
もこれが簡単容易に実現される、自動車のステアリング
ホイールを提案することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。すなわ
ち、この自動車のステアリングホイールは、芯材部と外
被部とからなると共に、該外被部に内装され通電により
発熱する電気的発熱体と、該電気的発熱体への通電をオ
ンオフする操作スイッチと、を有してなることを特徴と
する。そこで、この自動車のステアリングホイールにあ
っては、冬期等における運転操作時において、適宜、操
作スイッチをオンし電気的発熱体を通電して発熱させる
ことにより、外被部を暖めることができる。
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。すなわ
ち、この自動車のステアリングホイールは、芯材部と外
被部とからなると共に、該外被部に内装され通電により
発熱する電気的発熱体と、該電気的発熱体への通電をオ
ンオフする操作スイッチと、を有してなることを特徴と
する。そこで、この自動車のステアリングホイールにあ
っては、冬期等における運転操作時において、適宜、操
作スイッチをオンし電気的発熱体を通電して発熱させる
ことにより、外被部を暖めることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図面に示す発明の
実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図1は本発明
の実施の形態の説明に供し、(1)図は斜視図、(2)
図は要部の断面切欠き説明図、(3)図は回路図であ
る。
実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図1は本発明
の実施の形態の説明に供し、(1)図は斜視図、(2)
図は要部の断面切欠き説明図、(3)図は回路図であ
る。
【0007】この自動車のステアリングホイール1は、
芯材部2と外被部3とからなると共に、外被部3に内装
され通電により発熱する電気的発熱体4と、電気的発熱
体4への通電をオンオフする操作スイッチ5と、を有し
てなる。
芯材部2と外被部3とからなると共に、外被部3に内装
され通電により発熱する電気的発熱体4と、電気的発熱
体4への通電をオンオフする操作スイッチ5と、を有し
てなる。
【0008】これらについて更に詳述する。まずステア
リングホイール1は、縦断面が略円状をなすと共に全体
が環状をなすグリップ部たる本体部6を備えてなる。そ
して、このステアリングホイール1の本体部6の芯材部
2は、例えば鉄等の金属製よりなり、ステアリングホイ
ール1の本体部6の外被部3は、このような芯材部2を
全体的に覆い、硬質ウレタン等の硬質樹脂製よりなるこ
とが多く、電気的には不導体・絶縁体よりなり、表面が
ビニール等の樹脂にて覆われている。次に電気的発熱体
4としては、例えばニクロム線等の熱線が用いられ、こ
のような電気的発熱体4が、外被部3に全体的に内装さ
れている。なお図示例では、軸方向に沿って多数本が波
打ちつつ並設されているが、これによらず、例えば略コ
イルスプリング状に1本を内装するようにしてもよく、
更に、面状の発熱体を採用するようにしてもよい。又、
このようなステアリングホイール1の電気的発熱体4
と、車載の電源7との間には、操作スイッチ5が介装さ
れており、この操作スイッチ5は、図示例ではインスト
ルメントパネル8に配されている。なお、図中9はアー
スである。
リングホイール1は、縦断面が略円状をなすと共に全体
が環状をなすグリップ部たる本体部6を備えてなる。そ
して、このステアリングホイール1の本体部6の芯材部
2は、例えば鉄等の金属製よりなり、ステアリングホイ
ール1の本体部6の外被部3は、このような芯材部2を
全体的に覆い、硬質ウレタン等の硬質樹脂製よりなるこ
とが多く、電気的には不導体・絶縁体よりなり、表面が
ビニール等の樹脂にて覆われている。次に電気的発熱体
4としては、例えばニクロム線等の熱線が用いられ、こ
のような電気的発熱体4が、外被部3に全体的に内装さ
れている。なお図示例では、軸方向に沿って多数本が波
打ちつつ並設されているが、これによらず、例えば略コ
イルスプリング状に1本を内装するようにしてもよく、
更に、面状の発熱体を採用するようにしてもよい。又、
このようなステアリングホイール1の電気的発熱体4
と、車載の電源7との間には、操作スイッチ5が介装さ
れており、この操作スイッチ5は、図示例ではインスト
ルメントパネル8に配されている。なお、図中9はアー
スである。
【0009】本発明は、以上説明したように構成されて
いる。そこで以下のようになる。この自動車のステアリ
ングホイール1は、冬期を始め気温の低い季節や場所に
おいて運転操作される際、次のように作用する。すなわ
ち、適宜必要に応じ操作スイッチ5をオンして、電気的
発熱体4を通電することにより、電気的発熱体4を発熱
させ、もって、ステアリングホイール1の本体部6の外
被部3を暖めることができる。そこで、この自動車のス
テアリングホイール1にあっては、次の第1,第2,第
3のようになる。まず第1に、冬期等の運転操作時にお
いて、電気的発熱体4を発熱させ、ステアリングホイー
ル1の本体部6の外被部3を暖めることにより、運転中
の手や指先の冷えが回避され、かじかみが防止される。
第2に、上述と同様の理由により、手や指先でステアリ
ングホイール1の本体部6を握った際、冷たい不快感も
排除される。第3に、しかもこれは、ステアリングホイ
ール1の本体部6に、操作スイッチ5付の電気的発熱体
4を内装したことにより、簡単容易に実現される。
いる。そこで以下のようになる。この自動車のステアリ
ングホイール1は、冬期を始め気温の低い季節や場所に
おいて運転操作される際、次のように作用する。すなわ
ち、適宜必要に応じ操作スイッチ5をオンして、電気的
発熱体4を通電することにより、電気的発熱体4を発熱
させ、もって、ステアリングホイール1の本体部6の外
被部3を暖めることができる。そこで、この自動車のス
テアリングホイール1にあっては、次の第1,第2,第
3のようになる。まず第1に、冬期等の運転操作時にお
いて、電気的発熱体4を発熱させ、ステアリングホイー
ル1の本体部6の外被部3を暖めることにより、運転中
の手や指先の冷えが回避され、かじかみが防止される。
第2に、上述と同様の理由により、手や指先でステアリ
ングホイール1の本体部6を握った際、冷たい不快感も
排除される。第3に、しかもこれは、ステアリングホイ
ール1の本体部6に、操作スイッチ5付の電気的発熱体
4を内装したことにより、簡単容易に実現される。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る自動車のステアリングホイ
ールは、以上説明したように、電気的発熱体を内装した
ことにより、次の効果を発揮する。
ールは、以上説明したように、電気的発熱体を内装した
ことにより、次の効果を発揮する。
【0011】第1に、冬期等における手や指先のかじか
みが防止される。すなわち、この自動車のステアリング
ホイールは、冬期等における運転操作時において、電気
的発熱体を発熱させて暖めることにより、前述したこの
種従来例において指摘されていた運転中の手や指先の冷
えが回避され、かじかみが防止されるので、運転障害発
生の慮れもなくなる。
みが防止される。すなわち、この自動車のステアリング
ホイールは、冬期等における運転操作時において、電気
的発熱体を発熱させて暖めることにより、前述したこの
種従来例において指摘されていた運転中の手や指先の冷
えが回避され、かじかみが防止されるので、運転障害発
生の慮れもなくなる。
【0012】第2に、冬期等における握った際の不快感
も排除される。すなわち、この自動車のステアリングホ
イールは、上述した第1と同様に、冬期等の運転操作時
に電気的発熱体を発熱させて暖めることにより、前述し
たこの種従来例において指摘されていた冷えに起因し
た、手や指先で握った際の不快感も排除される。
も排除される。すなわち、この自動車のステアリングホ
イールは、上述した第1と同様に、冬期等の運転操作時
に電気的発熱体を発熱させて暖めることにより、前述し
たこの種従来例において指摘されていた冷えに起因し
た、手や指先で握った際の不快感も排除される。
【0013】第3に、しかもこれは簡単容易に実現され
る。すなわち、この自動車のステアリングホイールは、
操作スイッチ付の電気的発熱体を内装した簡単な構成に
より、上述した第1,第2の点が容易に実現される。こ
のように、この種従来例に存した課題がすべて解決され
る等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるもの
がある。
る。すなわち、この自動車のステアリングホイールは、
操作スイッチ付の電気的発熱体を内装した簡単な構成に
より、上述した第1,第2の点が容易に実現される。こ
のように、この種従来例に存した課題がすべて解決され
る等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるもの
がある。
【図1】本発明に係る自動車のステアリングホイールに
ついて、その発明の実施の形態の説明に供し、(1)図
は斜視図であり、(2)図は要部の断面切欠き説明図、
(3)図は回路図である。
ついて、その発明の実施の形態の説明に供し、(1)図
は斜視図であり、(2)図は要部の断面切欠き説明図、
(3)図は回路図である。
1 ステアリングホイール 2 芯材部 3 外被部 4 電気的発熱体 5 操作スイッチ 6 本体部 7 電源 8 インストルメントパネル 9 アース
Claims (1)
- 【請求項1】 芯材部と外被部とからなる自動車のステ
アリングホイールであって、該外被部に内装され通電に
より発熱する電気的発熱体と、該電気的発熱体への通電
をオンオフする操作スイッチと、を有してなること、を
特徴とする自動車のステアリングホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7349650A JPH09175407A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 自動車のステアリングホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7349650A JPH09175407A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 自動車のステアリングホイール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09175407A true JPH09175407A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18405177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7349650A Pending JPH09175407A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 自動車のステアリングホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09175407A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010008015A (ko) * | 2000-11-02 | 2001-02-05 | 조천수 | 열 전기 핸들카바 |
-
1995
- 1995-12-21 JP JP7349650A patent/JPH09175407A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010008015A (ko) * | 2000-11-02 | 2001-02-05 | 조천수 | 열 전기 핸들카바 |
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