JPH09173448A - 流体注入器 - Google Patents

流体注入器

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JPH09173448A
JPH09173448A JP8325435A JP32543596A JPH09173448A JP H09173448 A JPH09173448 A JP H09173448A JP 8325435 A JP8325435 A JP 8325435A JP 32543596 A JP32543596 A JP 32543596A JP H09173448 A JPH09173448 A JP H09173448A
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JP
Japan
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chamber
air
container
piston
fluid injector
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Application number
JP8325435A
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English (en)
Inventor
Ronald Henry Clyne Carter
ヘンリー クライン カーター ロナルド
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Smiths Group PLC
Original Assignee
Smiths Group PLC
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Publication date
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    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/145Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
    • A61M5/1452Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons
    • A61M5/14526Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons the piston being actuated by fluid pressure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61M5/14212Pumping with an aspiration and an expulsion action
    • A61M5/1424Manually operated pumps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M2005/1401Functional features
    • A61M2005/1405Patient controlled analgesia [PCA]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S128/00Surgery
    • Y10S128/12Pressure infusion

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純、低コストな構造であり、詰まりにく
く、患者および医師が、薬剤をどのくらい投与している
かを容易に見ることができる流体注入器を提供する。 【解決手段】 PCA器は容器1を有し、該容器は、薬
剤用下室18と、空気充満用上室19に分割する移動可
能ピストン16を備える。手動式空気ポンプ40を上室
19に接続して該上室に空気を供給し、ピストン16の
移動によりカテーテル3を介し液体を排出する。ポンプ
40は、シリンダ41内を流れて上室19に吸引される
空気率を制限するため、細孔46を備えたプランジャー
4をシリンダ41に収容する。下室18は、前記容器上
側端から突出したロッド20を備えたピストン16を押
し上げて、取り外し可能なインレット注射針コネクタ1
3を介して充填を行う。ロッド20はもろく下室18を
満たした後に除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体状の薬剤を入
れるための第一室と、移動可能な壁によって前記第一室
から分割された第二室とを有する流体注入器に関するも
のである。さらに詳細には、本発明は、患者が管理する
無痛覚症用の器具またはPCAのように、患者が必要と
思うとき、患者自身で薬剤を投与できる器具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】無痛覚症、抗生物質などの薬剤を、頻繁
に投与しなければならない場合、注射を繰り返すよりも
むしろ、差し込み式カテーテルに接続したポンプ形態の
ものを使用することがしばしば望ましい。
【0003】PCA器具の概説には、1989年11月
に刊行された「The Annals ofPharmacotherapy」第
23巻の899〜903頁のDICPにおける、R.
P.Rapp 氏らによる“Patient- Controlled Analg
esia :A reviewof Effectiveness of Therapy and
a Evaluation of Currently Available Device
s”に記載のものがある。
【0004】現在使用されている器具には、電気的に制
御されたポンプを有し、投与される薬剤の量を監視する
ためにコンピュータを使用するものがある。こうした形
態の器具としては、例えば、「Anaesthesia1992」
第47巻の899〜901頁における、T.W.Johns
on氏および、F.E.Luscombe 氏による“Patientco
ntrolled analgesia-Assessment of machine feedbac
k to patients”に記載のものや、米国特許明細書50
69668号に記載のものがある。これら器具は、複
雑、高価であり、組み立てが難しい。
【0005】多くの場合、薬剤は、患者が特別な無痛覚
症のために必要を感じるときのように、不規則な間隔で
投与する必要がある。このような状況では、薬剤を最適
に投与できる手動式ポンプまたは類似の器具が望まし
い。手動式ポンプは、単純、低コストな構造であって、
重量が軽く、電動式ポンプに比べてコンパクトにでき
る。こうしたポンプとしては、PCT出願された英国特
許明細書9401831号に記載のものがある。このポ
ンプは、細孔インレットを備えた弾性室を有し、この細
孔インレットによって、容器からの流体が前記弾性室に
流入する。
【0006】ポンプのアウトレットは逆止弁を有し、こ
の逆止弁は、前記弾性室が押し込まれたときに、流体を
患者に放出するために開くものである。前記弾性室が解
放されたとき、逆止弁を閉じて、細孔を介して前記弾性
室内に流体を吸引することにより、前記弾性室に充填で
きる割合を制御し、安全なレベルの投与に制限する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】手動式ポンプの例とし
ては、国際公開パンフレット91/08002号、欧州
特許出願公開明細書231371号、国際公開パンフレ
ット93/00944号、仏国特許明細書221524
6号、仏国特許明細書2338710号、欧州特許出願
公開明細書0483759号、国際公開パンフレット9
1/08002号および、米国特許明細書303557
5号に記載のものがある。具体的には、ある器具では、
患者の皮膚の下に差し込むように設計されているため、
皮膚を貫通する注射によって、薬剤容器を補充しなけれ
ばならない。
【0008】薬剤ポンプは、該ポンプから離れた皮膚に
押し付けることによって始動させる。多くの場合、患者
が正しい位置に位置決めすることは困難であり、特に、
年配の患者は、手先が器用ではない。差し込み可能な器
具の例としては、欧州特許出願公開明細書168675
号、欧州特許出願公開明細書143503号および、米
国特許明細書4857059号に記載のものがある。
【0009】これら従来形態の器具では、さまざまな不
都合が生じる。細孔が液体の流れを制御するために使用
される場合、この細孔は簡単にふさがってしまう。も
し、ポンプが管の長さによって別個の薬剤容器に接続さ
れるときは、器具の持ち運びが困難であり、管が絡んだ
り塞がりやすい。
【0010】本発明の目的は、改良された流体注入器を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、液体状
の薬剤を入れるための第一室と、移動可能な壁によって
前記第一室から分割された第二室とを有する流体注入器
において、前記第一室は、患者側部分と接続するための
アウトレットを有し、前記第二室には空気が充満すると
共に、手動式空気ポンプのアウトレットに連結するイン
レットを有し、前記空気ポンプを始動させるときは、該
空気ポンプが前記第二室に空気を供給して、移動可能な
壁を移動させることにより、液体状の薬剤を前記第一室
のアウトレットから患者に押し流し、前記空気ポンプ
は、該ポンプを何度始動させるかにかかわらず、設定し
た空気量を前記第二室に供給できるようにしたことを特
徴とするものである。
【0012】前記移動可能な壁は、ピストンを備えるこ
とが好ましい。好適には、前記第一室は、液体を前記第
一室内に吸引できるインレットを有し、前記ピストン
は、前記容器から突出したアクチュエーティングロッド
を有し、該アクチュエーティングロッドの動きによっ
て、液体を前記第一室内に吸引できるようにする。好適
には、前記アクチュエーティングロッドを、前記ピスト
ンから取り外し可能にする。
【0013】前記空気ポンプは、該空気ポンプ内の空気
の流れを制限するために空気流通制限器を備えたインレ
ットを有することが好ましい。
【0014】好適には、前記空気ポンプは、シリンダに
沿って摺動可能なプランジャーを有し、前記空気流通制
限器は、前記プランジャーを貫通して延在する細孔であ
ることが好ましい。
【0015】好適には、前記容器は、前記第一室を流体
状の薬剤で満たした該第一室内へのインレット開口を有
する。
【0016】前記第一室内へのインレット開口は、取り
外し可能な注射針コネクタを有することが好ましい。
【0017】前記器具は、該器具を使用者の首にかける
ことができる前記容器に取り付けたネックレスを有する
ことが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、添付
した図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】PCA器具は、ネックレス2によって首に
かける円筒形容器1を有する。患者は、プランジャー4
を押し付けることによって、無痛覚症用の薬剤をカテー
テル3を介して投与できる。
【0020】容器1は、その中に入れる液体状の薬剤に
適したポリカーボネートなどの透明なプラスチック材料
でなる。標準的に、容器1は、直径約30mm、長さ約1
00mmで、容積は約70mlである。下側端では、容器1
をエンドキャップ10で閉じ、このエンドキャップ10
は、カテーテル3のマシンエンドをシールするアウトレ
ットカラー11を有する。カテーテル3は、従来の静脈
用カテーテルであって、気泡が患者を通ることを防ぐた
め、気泡を逃がすことができる疎水性の開孔を備えたフ
ィルター30を有し、薬剤内のいかなる粒子も捕らえら
れる。逆止弁31は、前記容器からカテーテル3に沿っ
た流体の流れは許容するが、反対向きの流れは阻止す
る。エンドキャップ10は、注射針コネクタ13を取り
付ける雌ルアータイプのロックインレット(a female l
uer lock inlet)12を有し、この雌ルアータイプのロ
ックインレット12は、注射針を除去した後、ルアータ
イプのキャップ(a luer cap)14によって閉じること
ができる。
【0021】外側端縁周辺にシール17を備えるピスト
ン16は、容器1の内側と共にすべりシールを形成す
る。ピストン16は、その容器を第一または下側室18
と、サイズ変化の可能な第二または上側室19とに分割
する壁を構成する。下側室18には、液体状の無痛覚症
用薬剤が入り、上側室19には、空気が充満している。
ピストン16は、容器1の軸方向上方に延在した、もろ
いプラスチック材料のアクチュエーティングロッド20
に連結する。容器1の上側端は、閉じられており、アク
チュエーティングロッド20が貫通して延在する中心雌
ルアータイプの突起( a central female luer project
ion )21を備える。アクチュエーティングロッド20
は、ピストン16から約30mmの地点より厚み寸法が減
少し、上側端にハンドル22を有する。
【0022】上側端では、容器1における内側直径は約
5mmに減少し、中心雌ルアータイプの突起21に通じる
約30mm長さの狭い軸孔24を形成する。軸孔24はア
クチュエーティングロッド20を受けて、該ロッドの外
側周辺に空気を流通させるのに十分な幅がある。容器1
における内側の主要部分と軸孔24との間に形成したス
テップ25は、ピストン16の上方移動を制限するため
の止め部になる。
【0023】容器1における上側端の一側面には、手動
式空気ポンプ40が存在する。ポンプ40は、半径方向
に突出した短いシリンダまたはバレル41で構成され、
このシリンダまたはバレル41の内部端は、半径方向空
気路42を介して軸孔24内に開口している。逆止弁3
2は、玉弁またはカモノハシ弁(duck-bill valve) のよ
うなものであって、空気路42の内部端に位置する。逆
止弁32は、空気をポンプ40から軸孔24および上側
室19内に流すことは可能であるが、反対方向への流れ
は阻止する。バレル41はその外部端に減少した直径開
口部43を有し、この直径開口部43を通ってプランジ
ャー4の一端が突出し、該プランジャーの突出部には、
使用者が押し付け可能なボタンを形成する。プランジャ
ー4の他端は、バレルの内側と共にすべりシール44を
有し、コイルばね45によって外側の推進力を与える。
細孔46は、バレル41内の空気の流れを制限するた
め、プランジャー4に沿って軸方向に延在する。細孔4
6は、プランジャー4自体を貫通して延在させる必要は
なく、例えば、バレル41の壁を貫通して延在させるこ
ともできる。
【0024】始め、ピストン16は容器1の下側端に位
置する。本器具は、注射針13を袋または他の容器(図
示せず)の装填ポート内に押しつけて、ハンドル22を
握り、そして、ピストン16が止め部25に接する最大
延びになるまでアクチュエーティングロッド20を引っ
張ることによって、液体状の薬剤が充満する。上側室1
9の空気は、充填が行われる際、ロッド20の外側周辺
の軸孔24および突起21を介して容器1から逃がすこ
とができる。容器1の透明な性質によって、ピストン1
6の位置を、前記容器に沿った目盛り26を背景に見る
ことができる。器具が満たされたとき、図4に示すよう
に注射針13を取り去って、インレット12をキャップ
14によって閉じる。アクチュエーティングロッド20
の減少した厚み寸法部分は、ルアータイプの突起21か
ら突出し、この減少した厚み寸法部分を、もっと厚いロ
ッドの下側部分に有した連結点で折って捨てる。量を減
少させたため、ロッド20は限界量にまで引き上げるこ
とができ、該ロッドはピストン16から回し抜くことに
よって取り去る。一方、該ロッドはどんな長さにでも折
ることができる。
【0025】ルアータイプの突起21をルアータイプの
キャップ(a luer cap)27で閉じることで、軸孔24
から空気が逃げることを阻止する。ルアータイプのキャ
ップ27はテーパ状の雄型構造を有し、この雄型構造が
軸孔24内に突き出る。この雄型構造が挿入されたと
き、これが前記ロッドの残存長に接触し、このロッドの
残存長を短い距離だけ押し下げる。これには、カテーテ
ル3内に僅かな量の液体を排出させるという効果があ
り、これによってカテーテル3の使用準備を行う。ロッ
ドを回し抜く場合は、ポンプ40を使用することでカテ
ーテルの使用準備を行うことができる。本器具は、ネッ
クレス2によって患者の首につるされる。薬剤流体イン
レット12を必要としていない場合、容器を薬剤で予め
満たすことができる。
【0026】患者が無痛覚症の薬を必要だと感じると
き、患者は、プランジャー4をばね45が作用する向き
に対向して押し付ける。これによって、バレル41から
の空気が、空気路42に沿って軸孔24を介し上側室1
9内に移動する。これによって、上側室19の圧力は下
側室18の圧力以上に増加し、これらの圧力が均一にな
るようにピストン16が下方に移動する。ピストン16
の移動は、下側室18から僅かな量の液体(標準的には
約0.5〜1.0ml)を、カテーテル3を介して患者に
与える。前記バレル内への空気の流れを細孔46によっ
て制限するから、プランジャー4は、ばね45の作用に
もかかわらず押し付いたままである。標準的には、前記
プランジャーが、ばね45によって外向きいっぱいの広
さに移動するためには約3〜5分を要する。空気ポンプ
40が、制限された空気量を設定時間に前記上側室に供
給できるから、前記ポンプを何度始動させるかにかかわ
らず、薬剤を投与する割合は効果的に制限される。たと
え、患者がプランジャー4を十分に引き延ばす前にプラ
ンジャー4を押し付けたとしても、このことは、投与す
る薬剤の分量を減少させるだけである。
【0027】本器具は、従来の流体注入器よりも有効で
ある。本器具は、比較的単純、低コストな構造であり、
ある程度の信頼性をもって製造できる。液体状の薬剤は
細孔を通って流す必要がないから、詰まりの危険性は減
少する。本器具は自給式であって、一度満たすと、分離
した流体容器に本器具を接続させる必要がない。また本
器具は、従来器具よりも、液体状の薬剤を充満させるこ
とやカテーテルの使用準備をすることが一層簡単にな
る。さらに、患者および医師は、どのくらいの薬剤が投
与されているかを容易に見ることができる。
【0028】本器具は、液体状の薬剤における別種類の
ものを投与することにも使用でき、無痛覚症に制限され
ないことは明らかである。可動式ピストンの代わりに、
可撓性あるのダイアフラムのような可動式壁を別形態と
して使用できる。細孔の空気流通制限器( a capillary
air flow restrictor )以外の手段でも、設定時間に
前記上側室に供給できる空気量を制限することに使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用中の器具を示す斜視図である。
【図2】器具を一部断面で示した拡大斜視図である。
【図3】器具の一部断面をさらに拡大して示した正面図
である。
【図4】装填後の器具を一部断面で示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 円筒形容器 2 ネックレス 3 カテーテル 4 プランジャー 10 エンドキャップ 11 アウトレットカラー 12 雌ルアータイプのロックインレット 13 注射針コネクタ 14 キャップ 16 ピストン 17 シール 18 第一室(下側室) 19 第二室(上側室) 20 アクチュエーティングロッド 21 中心雌ルアータイプの突起 22 ハンドル 24 軸孔 25 止め部 26 目盛り 27 ルアータイプのキャップ27 30 フィルター 31,32 逆止弁 40 手動式空気ポンプ 41 シリンダまたはバレル41 42 半径方向空気路 43 直径開口部 44 シール 45 コイルばね 46 細孔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体状の薬剤を入れるための第一室と、
    移動可能な壁によって前記第一室から分割された第二室
    とを有する流体注入器において、 前記第一室(18)は、患者側部分と接続するためのア
    ウトレット(11)を有し、 前記第二室(19)には空気が充満すると共に、手動式
    空気ポンプ(40)のアウトレット(42)に連結する
    インレット(24)を有し、 前記空気ポンプを始動させるときは、該空気ポンプが前
    記第二室(19)に空気を供給して、移動可能な壁(1
    6)を移動させることにより、液体状の薬剤を前記第一
    室(18)のアウトレット(11)から患者に押し流
    し、前記空気ポンプ(40)は、該ポンプを何度始動さ
    せるかにかかわらず、設定した空気量を前記第二室(1
    9)に供給できるようにしたことを特徴とする流体注入
    器。
  2. 【請求項2】 前記移動可能な壁は、ピストン(16)
    を備えることを特徴とする請求項1記載の流体注入器。
  3. 【請求項3】 前記第一室(18)は、液体を前記第一
    室内に吸引できるインレット(12)を有し、前記ピス
    トン(16)は、前記容器(1)から突出したアクチュ
    エーティングロッド(20)を有し、該アクチュエーテ
    ィングロッド(20)の動きによって、液体を前記第一
    室(18)内に吸引できるようにしたことを特徴とする
    請求項2記載の流体注入器。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエーティングロッド(2
    0)は、前記ピストン(16)から取り外し可能にした
    ことを特徴とする請求項3記載の流体注入器。
  5. 【請求項5】 前記空気ポンプ(40)は、該空気ポン
    プ内の空気の流れを制限するために空気流通制限器(4
    6)を備えたインレットを有することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか一項に記載の流体注入器。
  6. 【請求項6】 前記空気ポンプ(40)は、シリンダ
    (41)に沿って摺動可能なプランジャー(4)を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記
    載の流体注入器。
  7. 【請求項7】 前記空気流通制限器は、前記プランジャ
    ー(4)を貫通して延在する細孔(46)であることを
    特徴とする請求項5および6に記載の流体注入器。
  8. 【請求項8】 前記容器(1)は、前記第一室を流体状
    の薬剤で満たした該第一室(18)内へのインレット開
    口(12)を有することを特徴とする請求項1乃至7の
    いずれか一項に記載の流体注入器。
  9. 【請求項9】 前記第一室(18)内へのインレット開
    口(12)は、取り外し可能な注射針コネクタ(13)
    を有することを特徴とする請求項8に記載の流体注入
    器。
  10. 【請求項10】 前記器具は、該器具を使用者の首にか
    けることができる前記容器(1)に取り付けたネックレ
    ス(2)を有することを特徴とする請求項1乃至9のい
    ずれか一項に記載の流体注入器。
JP8325435A 1995-12-05 1996-12-05 流体注入器 Pending JPH09173448A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9524880:3 1995-12-05
GBGB9524880.3A GB9524880D0 (en) 1995-12-05 1995-12-05 Fluid administration apparatus

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09173448A true JPH09173448A (ja) 1997-07-08

Family

ID=10784956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8325435A Pending JPH09173448A (ja) 1995-12-05 1996-12-05 流体注入器

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5779678A (ja)
JP (1) JPH09173448A (ja)
AU (1) AU707645B2 (ja)
DE (1) DE19648326A1 (ja)
FR (1) FR2741809B1 (ja)
GB (1) GB9524880D0 (ja)
IT (1) IT1286010B1 (ja)

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