JPH09173411A - 湯船階段椅子 - Google Patents

湯船階段椅子

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Publication number
JPH09173411A
JPH09173411A JP35047795A JP35047795A JPH09173411A JP H09173411 A JPH09173411 A JP H09173411A JP 35047795 A JP35047795 A JP 35047795A JP 35047795 A JP35047795 A JP 35047795A JP H09173411 A JPH09173411 A JP H09173411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
container
bathtub
chair
injected
Prior art date
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Pending
Application number
JP35047795A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadatoshi Fujimoto
忠歳 藤本
Yasuhiro Fujimoto
泰弘 藤本
Mari Fujimoto
麻里 藤本
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Individual
Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 老人や体の不自由な人が浴槽に入るとき、洗
い場より浴槽の方が深いので入り辛かった。これを階段
や椅子形容器を浴槽に沈めることで解消し、容器自体は
軽く、水と熱量をより有効利用し、衛生的な物にするの
が課題である。 【解決の手段】 浴槽の中に入れるため軽くて成型可能
な合成樹脂でもって、階段兼椅子形容器を作り、その中
へ水を注排することで浮沈を図った。容器の強度を増す
ことと、対流による熱伝搬を少なくするためと、さらに
水を加えた時新旧の水が混じらず入れ替わるようにする
ために、容器内を四角柱状に仕切った。浴槽と容器の隙
間を衛生的に保つことを、ゴム様の袴で隔てを作り、汚
れを入らなくし、新しい水のみ入れることで可能にし
た。以上のことで課題を解決した上、沈める容器大の水
量とそれらに伴ういくらかの燃料の節約、リハビリ器具
装着可能という大きな付随効果とを生んだ湯船階段椅子
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、年長者や体の不
自由な人が入浴するとき、洗い場より浴槽の方が深いこ
とで困るのを、浴槽内に階段を設けることで助ける器具
であるが、さらに進めて、階段を肘付きと兼用できるよ
うにし、枕の持った曲面のある座椅子もしくは、折り曲
げベッド等の形にすることで快適さを満たし、二人以下
の家庭での、燃料、水道代を経済的に使うのを目的とし
た家庭内の日用品具に属する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来の浴槽は健康な人向けであり浴槽の
深さはほぼ一定していて、お年寄りや体の不自由な人に
とっては、入浴時に浴槽の底まで足を着けるのがきつか
った。もっとも健康な人でも、いずれ不自由になったり
力が弱まるのは、自然の摂理であるが、その時になって
浴槽を替えるのは大きな出費が伴う上、大層なことで普
通の人にとっては我慢しなければならないことであっ
た。また、核家族化が進み、一、二人の家庭では毎日入
浴する水道、燃料代が、少額とは言え少ないに越したこ
とは無いと考えられていた。しかし、これといって良い
方法が無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(ア)現在ある浴槽をそのまま利用してしかも入浴し易
く改良すること。 (イ)足の不自由な人は椅子に腰を掛けた状態ででも入
浴できること。 (ウ)使用するときは、浴槽の中に沈み、使用しない場
合は、浮き上がらせられること。 (エ)沈めるために入れた水をそのまま使い、熱エネル
ギー的にも経済的利用を、計ること。 (オ)衛生的にすること。 以上のことを可能にすることが課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1)は、浴槽の深さを
分割するため、合成樹脂等を用いて、手前の方が広くて
長い肘掛け兼用の階段をもつ椅子状の物を作り、浮沈す
るため、水の注排を利用した容器である。(2)は容器
から出た弾力もしくは吸着性のある足である。(3)
は、水道水を入れるための入口である。(4)は、容器
を満水にして重くして沈め、それ以上入れた水を出すた
めの上部に付けた水の出口である。これは、仕切り上端
の高さに位置し、下部に細い切れ込みを持たせること
で、普通に注いだ時の暖かい方の水は、仕切りの上を越
して出口から排水され、注水停止後も切れ込み部から少
し水が出ることで、水位が仕切り上端より若干下がり、
各仕切りを越えた水の移動による熱の移動をを防いだも
のである。(5)は、容器内の排水のための出口であ
る。(6)はそれぞれの出入口の蓋であり、下出口から
排水をし、蓋をして浴槽に水を入れた場合には浮き上が
り、容器を軽く持ち出せることにも利用できるものであ
る。
【0005】(7)は、同容器を補強するためと、容器
内の水に熱を奪われ難くするため、小室に分ける役割を
する仕切りである。この最下部はお互いに連なり水の行
き来は自由であるが、上部は上出口の切れ込みにより、
普段は仕切り上端より水位が低く保たれ、これによって
暖まった水が他の部屋へ移動できず、容器内への熱量の
放出を遅らせると共に、湯船側の水を早く暖め肌に冷た
く感じないようにするためのものである。(8)は、リ
ハビリの器具や、出入りするときに滑らないように持つ
取っ手等付属品を付けるときの、取付穴である。(9)
は容器と浴槽をゴム様のもので接しさせるための袴状の
ものである。本特許は以上のような手段による湯船階段
椅子である。
【0006】
【発明の実施の形態】
(ア)容器(1)を浴槽の排水口の逆側に置き、入口
(3)と上出口(4)の蓋を取る。(イ)入口から水を
入れると入口の下に有る、仕切られた柱状の室に水が入
る。そして仕切られた各室へは下から水が入り、上出口
の高さに達すればその仕切を越え容器と浴槽の間に水が
こぼれ出る。(ウ)水が入ることで容器が重くなり湯船
に水を入れても浮かないで安定する。(エ)こぼれた水
は最初浴槽と容器の狭い隙間側に入り袴の上を越えて浴
槽全体の水位を上げる。このことと、入浴翌日は水に温
度差があることで、容器の中の水はいつも新しいものと
入れ替わり、袴で囲った容器と浴槽の隙間の水も新しい
水のみが入るので、何時までも衛生的に保てる。(オ)
浴槽の中に入れる容器を、階段兼用肘掛けの持った座椅
子の形等にし取っ手や滑り止めリハビリ器具などを付け
ることで入浴が容易で、快適になる。
【0007】
【実施例】
1、大きいお風呂や毎日清潔にできる場合には、水を入
れきりにした物や、中に水を入れないで沈めておくだけ
の物、階段のみの物、底全体を高くする物もできる。
【0008】2、浴槽内でリハビリをするための器具と
して滑車や、トレーニングのためのレバーなどを付属品
として付けた形にもできる。
【0009】3、子供用椅子や人形に取っての付いた物
を設けることもできる。
【0010】4、同3、の椅子の部分をレバーで上下さ
せ水位の変化に合わせ心臓部の浸かる状態を最適に維持
することもできる。
【0011】5、湯船への出入りにより水位が変化する
ので、それに合わせ容器と浴槽の隙間との水位をも変化
させるため一部を変形自由なビニール幕にしたり、筒と
ピストン状の物と、弁を設けて調節することができる。
【0012】6、同5、の湯船の水位の変化を隙間に影
響を与えず処理するために、同容器と浴槽とをパッキン
や吸盤で密着させ、隙間の水位を最高位置にしておく
か、弁の持った出入口のみにし他を密閉状態にすること
もできる。
【0013】7、同容器に、呼び鈴や水位報知器温度感
知器などを付けることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のようにすることで、浴槽に階段や
椅子ができ、入り易くなると共に心臓の悪い人には高さ
を調節して使うようにも作れ、体が不自由な人も、お風
呂に苦労なくよりリラックスして入れ、さらに筋肉の柔
らかくなったお風呂の中で積極的にリハビリも試みられ
ることと、子供用には、人形を付けること等でお風呂嫌
いを無くすことが望める。仕切りのある容器を使うこと
で、容器の水の温度は直ぐには上がらず、その分燃料費
が少なくて済み、大名風呂的追い炊きや、ぬるめるとき
も若干ではあるが効率的である。また、20時間後の容
器内の水は、浴槽の水に比べ温度が高い。これは容器内
の水が少しづつ熱が伝わり暖められ、仕切られているこ
とで冷めにくいからである。この水は、浴槽の水を捨て
た後、容器の入口から冷たい水道水を入れると温度の低
い方が比重が大きいので下に入り、上出口から水道水よ
り暖かい水として隙間に出て、次いで浴槽にこぼれる。
結果その分、熱量と水量が少なくて経済的である。この
ような付随効果も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立面図である。
【図2】本発明の側面の断面図である。
【符号の説明】
1容器 2足 3入口 4上出口 5下出口 6蓋 7仕切り 8取付穴 9袴
フロントページの続き (72)発明者 藤本 麻里 奈良県山辺郡山添村大字北野864番地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(ア)浴槽に入る大きさの合成樹脂等の素
    材でできた階段付き椅子状形の容器(1)を設ける。 (イ)同容器に、弾力性の有る足(2)を設ける。 (ウ)同容器に、水の入口(3)を設ける。 (エ)同容器に、上部に切れ込みのある上出口(4)
    と、最底部に下出口(5)を設ける。 (オ)水の出入口に蓋(6)を設ける。 (カ)同容器内部に槽を別ける仕切り(7)を設ける。 (キ)同容器最上部に取付穴(8)を設ける。 (ク)同容器と浴槽とをある程度仕切るゴム様の袴
    (9)を設ける。 以上のように構成された湯船階段椅子である。
JP35047795A 1995-12-21 1995-12-21 湯船階段椅子 Pending JPH09173411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35047795A JPH09173411A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 湯船階段椅子

Applications Claiming Priority (1)

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JP35047795A JPH09173411A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 湯船階段椅子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09173411A true JPH09173411A (ja) 1997-07-08

Family

ID=18410765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35047795A Pending JPH09173411A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 湯船階段椅子

Country Status (1)

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JP (1) JPH09173411A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000055457A (ja) * 1998-08-05 2000-02-25 Gastar Corp 入浴管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000055457A (ja) * 1998-08-05 2000-02-25 Gastar Corp 入浴管理システム

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