JPH09173332A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH09173332A JPH09173332A JP33853195A JP33853195A JPH09173332A JP H09173332 A JPH09173332 A JP H09173332A JP 33853195 A JP33853195 A JP 33853195A JP 33853195 A JP33853195 A JP 33853195A JP H09173332 A JPH09173332 A JP H09173332A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来は超音波診断の計測結果を示す検査リポ
ートを書き写しや切り張りなどにより作成していた。こ
のため、その検査リポートの作成作業の効率が悪く、作
成にかかる負担が大きかった。 【解決手段】 書式登録部26には検査リポートの書式
が登録される。この書式は書式編集部28によって編集
されたものである。リポート作成部20は、登録されて
いる書式にしたがって検査リポートを作成し、その検査
リポートがプリンタ24などに出力される。検査リポー
トは電子データとして通信線32に送出され、あるいは
患者カード200に記入される。
ートを書き写しや切り張りなどにより作成していた。こ
のため、その検査リポートの作成作業の効率が悪く、作
成にかかる負担が大きかった。 【解決手段】 書式登録部26には検査リポートの書式
が登録される。この書式は書式編集部28によって編集
されたものである。リポート作成部20は、登録されて
いる書式にしたがって検査リポートを作成し、その検査
リポートがプリンタ24などに出力される。検査リポー
トは電子データとして通信線32に送出され、あるいは
患者カード200に記入される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波の送受波に
より、超音波画像の形成や各種の計測値・演算値の算出
を行う超音波診断装置に関する。
より、超音波画像の形成や各種の計測値・演算値の算出
を行う超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超音波診断装置はより高機能化さ
れており、Bモード画像やドプラ画像などの表示機能の
他に、各種の演算機能を備えている。すなわち、超音波
診断装置においては、超音波画像情報のような定性的情
報に加えて、ユーザーの希望により、客観的な数値とし
ての定量的情報も得ることができる。かかる定量的な情
報としては、血流速度などの計測値(1次情報)やその
計測値を利用して演算される血流量などの演算値(2次
情報)などが挙げられる。超音波診断装置にもよるが、
これらの計測値や演算値(以下、検査値)の項目(以
下、検査項目)は、循環器科、消化器科、産科などとい
った各科目ごとに数十から百数十も具備されており、操
作者は必要な検査項目を選択して画像表示や印字出力な
どを行わせている。
れており、Bモード画像やドプラ画像などの表示機能の
他に、各種の演算機能を備えている。すなわち、超音波
診断装置においては、超音波画像情報のような定性的情
報に加えて、ユーザーの希望により、客観的な数値とし
ての定量的情報も得ることができる。かかる定量的な情
報としては、血流速度などの計測値(1次情報)やその
計測値を利用して演算される血流量などの演算値(2次
情報)などが挙げられる。超音波診断装置にもよるが、
これらの計測値や演算値(以下、検査値)の項目(以
下、検査項目)は、循環器科、消化器科、産科などとい
った各科目ごとに数十から百数十も具備されており、操
作者は必要な検査項目を選択して画像表示や印字出力な
どを行わせている。
【0003】超音波診断は医師や超音波検査技師により
行われる。集団検診(ルーチン検査を含む)などにおい
て、超音波検査技師が行った超音波診断結果は、検査リ
スト(検査レポート)にまとめられ、医師に提出され
る。なお、医師が直接的に超音波診断を行った場合に
も、そのような検査リポートが必要に応じて作成され
る。
行われる。集団検診(ルーチン検査を含む)などにおい
て、超音波検査技師が行った超音波診断結果は、検査リ
スト(検査レポート)にまとめられ、医師に提出され
る。なお、医師が直接的に超音波診断を行った場合に
も、そのような検査リポートが必要に応じて作成され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな検査リポートは、各科目ごとに当然異なり、しかも
各施設によってその書式は異なっている。すなわち、検
査リポートを構成する検査項目の内容や個数は定型化さ
れておらず、メーカーで指定したリポート書式に合致し
ていない場合が多い。
うな検査リポートは、各科目ごとに当然異なり、しかも
各施設によってその書式は異なっている。すなわち、検
査リポートを構成する検査項目の内容や個数は定型化さ
れておらず、メーカーで指定したリポート書式に合致し
ていない場合が多い。
【0005】このため、超音波検査技師などは超音波診
断により得られた多数の検査値の中から所定の検査値を
自らピックアップして、それを書き写しや切り張りなど
によって1枚の書面にまとめ医師に提出するしかなかっ
た。それゆえ、その書面化作業(リポート作成作業)は
きわめて効率が悪く、特に集団検診では患者一人に要す
る検査時間が長くなり、超音波検査技師などの負担が大
きかった。
断により得られた多数の検査値の中から所定の検査値を
自らピックアップして、それを書き写しや切り張りなど
によって1枚の書面にまとめ医師に提出するしかなかっ
た。それゆえ、その書面化作業(リポート作成作業)は
きわめて効率が悪く、特に集団検診では患者一人に要す
る検査時間が長くなり、超音波検査技師などの負担が大
きかった。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、超音波診断に係わる検査リポ
ートの書式を自在に構成できるようにし、検査リポート
の作成の際の労力を軽減することにある。
ものであり、その目的は、超音波診断に係わる検査リポ
ートの書式を自在に構成できるようにし、検査リポート
の作成の際の労力を軽減することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、超音波の送受波により計測データを取得
する送受波手段と、前記計測データに基づいて、各検査
項目に対応する検査値を求める検査値演算手段と、全検
査項目から選択された複数の検査項目を含む検査リポー
トの書式を設定する書式編集手段と、前記設定された検
査リポートの書式が登録された書式登録手段と、前記書
式登録手段に登録された書式で、各検査項目とその検査
値とが記述された検査リポートを作成するリポート作成
手段と、を含むことを特徴とする。
に、本発明は、超音波の送受波により計測データを取得
する送受波手段と、前記計測データに基づいて、各検査
項目に対応する検査値を求める検査値演算手段と、全検
査項目から選択された複数の検査項目を含む検査リポー
トの書式を設定する書式編集手段と、前記設定された検
査リポートの書式が登録された書式登録手段と、前記書
式登録手段に登録された書式で、各検査項目とその検査
値とが記述された検査リポートを作成するリポート作成
手段と、を含むことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、書式編集手段によって
あらかじめリポートの書式が書式登録手段に登録され、
超音波診断を行うと、リポート作成手段は、登録された
書式で検査リポートを作成する。すなわち、リポート作
成手段は、超音波診断結果の中から、その書式中に含ま
れる検査項目に対応する検査値をピックアップして、リ
ポート内の各検査項目にその検査値を対応付けて記入す
ることにより、検査リポートを作成する。よって、あら
かじめ書式を登録しておけば超音波診断後に自動的にリ
ポートを作成でき、人的な労力を削減できる。
あらかじめリポートの書式が書式登録手段に登録され、
超音波診断を行うと、リポート作成手段は、登録された
書式で検査リポートを作成する。すなわち、リポート作
成手段は、超音波診断結果の中から、その書式中に含ま
れる検査項目に対応する検査値をピックアップして、リ
ポート内の各検査項目にその検査値を対応付けて記入す
ることにより、検査リポートを作成する。よって、あら
かじめ書式を登録しておけば超音波診断後に自動的にリ
ポートを作成でき、人的な労力を削減できる。
【0009】本発明の好適な態様では、前記書式登録手
段には複数の書式を登録でき、前記複数の書式の中から
いずれかの書式を選択できる。すなわち、各科目ごとに
書式を登録しておき、あるいは疾病内容ごとに書式を登
録しておき、レポート作成時にいずれかの書式を選択し
て検査リポートを自動作成させるものである。この場
合、計測に当たって超音波診断装置に何らかの形式で科
目が入力されるような場合には、その科目入力に書式選
択を連動させてもよい。
段には複数の書式を登録でき、前記複数の書式の中から
いずれかの書式を選択できる。すなわち、各科目ごとに
書式を登録しておき、あるいは疾病内容ごとに書式を登
録しておき、レポート作成時にいずれかの書式を選択し
て検査リポートを自動作成させるものである。この場
合、計測に当たって超音波診断装置に何らかの形式で科
目が入力されるような場合には、その科目入力に書式選
択を連動させてもよい。
【0010】本発明の好適な態様では、前記作成された
検査リポートはプリンタに出力されて紙面として利用さ
れ、あるいは、前記作成された検査リポートは電子デー
タとして利用される。後者の場合、電子データとしての
検査リポートは通信線を介して他の端末に伝送され、あ
るいは、超音波診断に係わる電子カルテとしての患者カ
ードに記憶され、データベース化される。
検査リポートはプリンタに出力されて紙面として利用さ
れ、あるいは、前記作成された検査リポートは電子デー
タとして利用される。後者の場合、電子データとしての
検査リポートは通信線を介して他の端末に伝送され、あ
るいは、超音波診断に係わる電子カルテとしての患者カ
ードに記憶され、データベース化される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0012】図1には、本発明に係る超音波診断装置の
好適な実施形態が示されており、図1はその要部構成が
示されている。
好適な実施形態が示されており、図1はその要部構成が
示されている。
【0013】図1において、超音波探触子(図示せず)
により超音波の送受波が行われ、これにより得られた受
信信号が超音波画像形成部10に入力される。この超音
波画像形成部10は、超音波画像を形成するものであ
り、具体的にはいわゆるBモード断層像やMモード画像
あるいは二次元のドプラ画像などを形成するものであ
る。この超音波画像形成部10から出力された超音波画
像データは表示出力部12を介してモニタ14に送ら
れ、このモニタ14に超音波画像が表示される。
により超音波の送受波が行われ、これにより得られた受
信信号が超音波画像形成部10に入力される。この超音
波画像形成部10は、超音波画像を形成するものであ
り、具体的にはいわゆるBモード断層像やMモード画像
あるいは二次元のドプラ画像などを形成するものであ
る。この超音波画像形成部10から出力された超音波画
像データは表示出力部12を介してモニタ14に送ら
れ、このモニタ14に超音波画像が表示される。
【0014】一方、受信データは検査値演算部16にも
入力されている。この検査値演算部16は、血流速度な
どの計測値やその計測値を利用して算出される血流量な
どの演算値、すなわち各種の検査値を演算するものであ
り、例えば科目にもよるが、数十から数百の種類の検査
値を演算する機能を有している。もちろん、その検査値
の中には、ユーザーによるカーソルの指定によって算出
された距離や面積などの演算値も含まれる。この検査値
演算部16から出力された各検査値データは表示出力部
12を介してモニタ14に送られ、超音波画像と共にそ
れらの検査値が画像表示される。もちろん、画像表示さ
れる検査値の項目はユーザーにより指定可能であり、こ
の実施形態では、後述するリポート作成部により、表示
すべき検査項目が指定されている。計測制御部18は、
超音波の送受波制御や超音波画像形成部10及び検査値
演算部16の制御などを行うものである。
入力されている。この検査値演算部16は、血流速度な
どの計測値やその計測値を利用して算出される血流量な
どの演算値、すなわち各種の検査値を演算するものであ
り、例えば科目にもよるが、数十から数百の種類の検査
値を演算する機能を有している。もちろん、その検査値
の中には、ユーザーによるカーソルの指定によって算出
された距離や面積などの演算値も含まれる。この検査値
演算部16から出力された各検査値データは表示出力部
12を介してモニタ14に送られ、超音波画像と共にそ
れらの検査値が画像表示される。もちろん、画像表示さ
れる検査値の項目はユーザーにより指定可能であり、こ
の実施形態では、後述するリポート作成部により、表示
すべき検査項目が指定されている。計測制御部18は、
超音波の送受波制御や超音波画像形成部10及び検査値
演算部16の制御などを行うものである。
【0015】リポート作成部20は、操作者が設定した
所定のリポート書式で超音波診断結果である検査リポー
トを作成するものであり、作成された検査リポートはリ
ポート出力部22を介してプリンタ24に送られ、その
プリンタ24にて検査リポートが書面として出力され
る。
所定のリポート書式で超音波診断結果である検査リポー
トを作成するものであり、作成された検査リポートはリ
ポート出力部22を介してプリンタ24に送られ、その
プリンタ24にて検査リポートが書面として出力され
る。
【0016】リポート作成部20はその検査リポートの
作成にあたって、メモリなどで構成された書式登録部2
6に登録されたリポート様式にしたがってその検査リポ
ートの作成を行っている。書式編集部28は、その書式
登録部26に登録するリポート書式を編集・設定するも
のである。その書式の編集は入力装置30を利用して行
われる。なおこの入力装置30は、例えばキーボードや
トラックボールなどで構成されるものである。
作成にあたって、メモリなどで構成された書式登録部2
6に登録されたリポート様式にしたがってその検査リポ
ートの作成を行っている。書式編集部28は、その書式
登録部26に登録するリポート書式を編集・設定するも
のである。その書式の編集は入力装置30を利用して行
われる。なおこの入力装置30は、例えばキーボードや
トラックボールなどで構成されるものである。
【0017】リポート出力部22は通信線32にも接続
されており、作成された検査リポートを電子データとし
て通信線32に出力することができる。これにより、こ
の通信線32に接続されたコンピュータなどで構成され
る端末において、その作成された検査リポートを画面上
で見ることができ、必要であればその通信線32を介し
て図1に示される超音波診断装置へ所定の指令を与える
こともできる。
されており、作成された検査リポートを電子データとし
て通信線32に出力することができる。これにより、こ
の通信線32に接続されたコンピュータなどで構成され
る端末において、その作成された検査リポートを画面上
で見ることができ、必要であればその通信線32を介し
て図1に示される超音波診断装置へ所定の指令を与える
こともできる。
【0018】次に、図2〜図6を用いてリポート作成部
20及び書式編集部28の作用について説明する。
20及び書式編集部28の作用について説明する。
【0019】図2には、検査リポートのデフォルト書式
が示されている。この図2に例示する書式は、書誌的情
報表示エリア100、検査値表示エリア102、コメン
ト表示エリア104で構成される。ここで、検査値表示
エリア102はこの図2に示される段階ではセットアッ
プエリアとして空白となっており、以下に説明するよう
に任意の配列で各検査項目などを記入することができ
る。なお106は、操作メニューである。
が示されている。この図2に例示する書式は、書誌的情
報表示エリア100、検査値表示エリア102、コメン
ト表示エリア104で構成される。ここで、検査値表示
エリア102はこの図2に示される段階ではセットアッ
プエリアとして空白となっており、以下に説明するよう
に任意の配列で各検査項目などを記入することができ
る。なお106は、操作メニューである。
【0020】この図2に示される状態において、編集
(Edit)を選択すると、例えば図3の右側に示され
るように、リポートを構成する検査項目のリストが表示
される。検査項目が多数ある場合、この検査項目リスト
は階層的に構成するのが望ましい。いずれにしても、操
作者は、例えばトラックボールなどを利用して所望の検
査項目を指定する。
(Edit)を選択すると、例えば図3の右側に示され
るように、リポートを構成する検査項目のリストが表示
される。検査項目が多数ある場合、この検査項目リスト
は階層的に構成するのが望ましい。いずれにしても、操
作者は、例えばトラックボールなどを利用して所望の検
査項目を指定する。
【0021】そして、図4に示されるように、選択され
た検査項目をトラックボールなどを利用して移動させ、
希望するレイアウト位置にその検査項目が位置決めされ
た段階で所定の入力を行う。すると図5に示されるよう
に、当該検査項目が所定の位置に固定的に挿入される。
なお検査項目の右隣には実際の計測により得られた当該
検査項目に対応する検査値が記入される。すなわち、こ
のような検査項目の選択により、結果として、リポート
に挿入する検査値の選択が行なわれる。図3〜図4に示
される各工程を順次繰り返すことにより所望のレイアウ
トでリポート書式を完成することができ、その状態が図
6に例示されている。この図6に示される検査リポート
においては、108で示されるように、各検査項目がグ
ループ分けされ、各グループについてタイトルがコメン
ト文として入力されている。
た検査項目をトラックボールなどを利用して移動させ、
希望するレイアウト位置にその検査項目が位置決めされ
た段階で所定の入力を行う。すると図5に示されるよう
に、当該検査項目が所定の位置に固定的に挿入される。
なお検査項目の右隣には実際の計測により得られた当該
検査項目に対応する検査値が記入される。すなわち、こ
のような検査項目の選択により、結果として、リポート
に挿入する検査値の選択が行なわれる。図3〜図4に示
される各工程を順次繰り返すことにより所望のレイアウ
トでリポート書式を完成することができ、その状態が図
6に例示されている。この図6に示される検査リポート
においては、108で示されるように、各検査項目がグ
ループ分けされ、各グループについてタイトルがコメン
ト文として入力されている。
【0022】ここで、検査項目としては、例えば循環器
科であれば、弁の断面積、血流の平均流速、血流量、圧
較差、心拍量、各部位の長さや断面積などがあげられ
る。
科であれば、弁の断面積、血流の平均流速、血流量、圧
較差、心拍量、各部位の長さや断面積などがあげられ
る。
【0023】なお、図2に示した書誌的情報表示エリア
100には、例えば超音波診断が行われた日、患者のI
D番号などのほか、超音波診断装置の設定条件などが記
入される。コメント表示エリア104には、例えば入力
装置30を利用して入力されたコメント文が記入され
る。図5及び図6に示した“@@.@”は計測後の結果
(数値)が示されるパターンを示している。このパター
ンを考慮してレイアウトを決定することにより、検査項
目表示と計測結果表示とが重なる不具合を防止できるこ
のように編集されたリポート書式は、上述したように、
書式編集部28の作用により書式登録部26に登録さ
れ、超音波診断にあたって、その書式登録部26に登録
されたリポート書式がリポート作成部20により参照さ
れ、当該書式で検査リポートが作成されることになる。
もちろん、この場合にはリポート作成部20は登録され
た書式内の検査項目を自動認識して、各検査項目に対応
する検査値を検査値演算部16の出力から抽出し、検査
リポートの作成を行う。必要であれば、入力装置30を
介して操作者のコメント文が入力され、リポート作成部
20はそのコメントをリポート内に記入する。
100には、例えば超音波診断が行われた日、患者のI
D番号などのほか、超音波診断装置の設定条件などが記
入される。コメント表示エリア104には、例えば入力
装置30を利用して入力されたコメント文が記入され
る。図5及び図6に示した“@@.@”は計測後の結果
(数値)が示されるパターンを示している。このパター
ンを考慮してレイアウトを決定することにより、検査項
目表示と計測結果表示とが重なる不具合を防止できるこ
のように編集されたリポート書式は、上述したように、
書式編集部28の作用により書式登録部26に登録さ
れ、超音波診断にあたって、その書式登録部26に登録
されたリポート書式がリポート作成部20により参照さ
れ、当該書式で検査リポートが作成されることになる。
もちろん、この場合にはリポート作成部20は登録され
た書式内の検査項目を自動認識して、各検査項目に対応
する検査値を検査値演算部16の出力から抽出し、検査
リポートの作成を行う。必要であれば、入力装置30を
介して操作者のコメント文が入力され、リポート作成部
20はそのコメントをリポート内に記入する。
【0024】このような検査リポートは、各患者ごとに
所持させる電子カルテとしての患者カード200内に書
き込んでもよい。すなわちこの患者カード200は、例
えばICカードのように構成され、その中には過去の超
音波診断結果がデータベース化されて登録されるもので
ある。このような患者カード200は読取り装置202
によりその内容が読取られ、リポート作成部20を介し
てモニタ14に表示可能であり、その一方において、リ
ポート作成部20により患者カード200に登録されて
いる検査リポート書式が書式登録部26に登録される。
そして、超音波計測後、リポート作成部20は書式登録
部26に登録されたリポート書式で検査リポートを作成
し、リポート出力部22を介してプリンタ24に出力す
る。一方、書き込み装置204は患者カード200内に
当該検査リポートを新たに書き込む。この患者カード2
00には、これらの一連の検査リポートが順次格納され
データベース化される。もちろん、この患者カード20
0は、通信線32に接続された端末装置においても読取
り及び書き込み可能である。
所持させる電子カルテとしての患者カード200内に書
き込んでもよい。すなわちこの患者カード200は、例
えばICカードのように構成され、その中には過去の超
音波診断結果がデータベース化されて登録されるもので
ある。このような患者カード200は読取り装置202
によりその内容が読取られ、リポート作成部20を介し
てモニタ14に表示可能であり、その一方において、リ
ポート作成部20により患者カード200に登録されて
いる検査リポート書式が書式登録部26に登録される。
そして、超音波計測後、リポート作成部20は書式登録
部26に登録されたリポート書式で検査リポートを作成
し、リポート出力部22を介してプリンタ24に出力す
る。一方、書き込み装置204は患者カード200内に
当該検査リポートを新たに書き込む。この患者カード2
00には、これらの一連の検査リポートが順次格納され
データベース化される。もちろん、この患者カード20
0は、通信線32に接続された端末装置においても読取
り及び書き込み可能である。
【0025】図6に示した検査リポートでは定量的な検
査値のみが記入されていたが、もちろんこれらの検査値
に合わせて超音波画像データを挿入することも可能であ
る。このような構成によれば、プリンタ24において検
査リポートを出力する際に、その検査リポート内に超音
波画像を含めることができ、従来において行われていた
モニタ14に対する写真撮影などの操作が不要となる。
査値のみが記入されていたが、もちろんこれらの検査値
に合わせて超音波画像データを挿入することも可能であ
る。このような構成によれば、プリンタ24において検
査リポートを出力する際に、その検査リポート内に超音
波画像を含めることができ、従来において行われていた
モニタ14に対する写真撮影などの操作が不要となる。
【0026】また、本実施形態の超音波診断装置では、
書式登録部26に、各科目ごとに検査リポートの書式の
登録も可能であり、入力装置30により入力される科目
に応じて自動的に書式を選択させてもよい。また、各科
目ごとに複数の書式を登録可能とし、検査開始前または
終了後にユーザーにより所望の書式を選択させてもよ
い。
書式登録部26に、各科目ごとに検査リポートの書式の
登録も可能であり、入力装置30により入力される科目
に応じて自動的に書式を選択させてもよい。また、各科
目ごとに複数の書式を登録可能とし、検査開始前または
終了後にユーザーにより所望の書式を選択させてもよ
い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
超音波診断に係わる検査リポートの書式を自在に構成で
き、検査リポートの作成の際の労力を軽減することがで
きる。
超音波診断に係わる検査リポートの書式を自在に構成で
き、検査リポートの作成の際の労力を軽減することがで
きる。
【図1】 本発明に係る超音波診断装置の要部構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】 検査リポートの書式設定を示す説明図であ
る。
る。
【図3】 検査リポートの書式設定を示す説明図であ
る。
る。
【図4】 検査リポートの書式設定を示す説明図であ
る。
る。
【図5】 検査リポートの書式設定を示す説明図であ
る。
る。
【図6】 検査リポートの書式設定を示す説明図であ
る。
る。
10 超音波画像形成部、14 モニタ、16 検査値
演算部、20 リポート作成部、22 リポート出力
部、24 プリンタ、26 書式登録部、28書式編集
部。
演算部、20 リポート作成部、22 リポート出力
部、24 プリンタ、26 書式登録部、28書式編集
部。
Claims (4)
- 【請求項1】 超音波の送受波により計測データを取得
する送受波手段と、 前記計測データに基づいて、各検査項目に対応する検査
値を求める検査値演算手段と、 全検査項目から選択された複数の検査項目を含む検査リ
ポートの書式を設定する書式編集手段と、 前記設定された検査リポートの書式が登録された書式登
録手段と、 前記書式登録手段に登録された書式で、各検査項目とそ
の検査値とが記述された検査リポートを作成するリポー
ト作成手段と、 を含むことを特徴とする超音波診断装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記書式登録手段には複数の書式を登録でき、 前記複数の書式の中からいずれかの書式を選択できるこ
とを特徴とする超音波診断装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 前記作成された検査リポートはプリンタに出力されて紙
面として利用されることを特徴とする超音波診断装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記作成された検査リポートは電子データとして利用さ
れることを特徴とする超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33853195A JPH09173332A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33853195A JPH09173332A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09173332A true JPH09173332A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18319050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33853195A Pending JPH09173332A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09173332A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000589A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-07 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
JP2011212468A (ja) * | 2011-07-30 | 2011-10-27 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP33853195A patent/JPH09173332A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003000589A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-07 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
JP2011212468A (ja) * | 2011-07-30 | 2011-10-27 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
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