JPH09173205A - 供養用灯燭具 - Google Patents

供養用灯燭具

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JPH09173205A
JPH09173205A JP12490196A JP12490196A JPH09173205A JP H09173205 A JPH09173205 A JP H09173205A JP 12490196 A JP12490196 A JP 12490196A JP 12490196 A JP12490196 A JP 12490196A JP H09173205 A JPH09173205 A JP H09173205A
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JP
Japan
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light source
solar cell
candle
base
secondary battery
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JP12490196A
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Masahira Yamaguchi
誠平 山口
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YAMARI KK
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YAMARI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】日没後にろうそくを点灯させるために出向く煩
わしさ,風雨時のろうそく点灯の困難性、ろうそく持参
の必要性等を回避するために、お墓等にセットされる供
養用灯燭具を提供する。 【解決手段】被取付部材30に取付けられる基台1と、
該基台に取外し可能にかつ立設状態に装着される胴部2
と、受光可能な位置に配設された太陽電池6と、前記胴
部に収容されるとともに、前記太陽電池による起電力が
充電される二次電池15と、前記胴部の先端に設けられ
た光源11と、太陽電池の出力低下を検知して、二次電
池と光源とを通電状態に接続する自動点灯スイッチ23
及び/または手動操作により二次電池と光源とを通電状
態に接続する手動点灯スイッチ8を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主としてお墓に
セットされ供養時に使用される供養用灯燭具に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】例えばお盆等
の供養時に日没後ろうそくをともして墓石またはその近
傍に立てることが多い。また、墓参り等の際にも、供養
のためにろうそくをともすことが行われている。
【0003】しかるに、ろうそくの点灯のみのためにお
墓に出向くのは面倒であるのみならず、雨の日にはろう
そくの点灯が容易でないうえ、点灯してもすぐに消えて
しまう。また、ろうそくの持参を忘れることもあった。
【0004】このため、ろうそくに代わる灯燭具が墓石
等に予めセットされていれば、上記のような不都合から
開放されて極めて便利である。
【0005】この発明は、このような要望に鑑みてなさ
れたものであって、お墓等にセットされる供養用灯燭具
の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的において、この
発明に係る供養用灯燭具は、図面の符号を参照して示す
と、被取付部材(30)に取付けられる基台(1)と、
該基台(1)に取外し可能にかつ立設状態に装着される
胴部(2)と、受光可能な位置に配設された太陽電池
(6)と、前記胴部(2)に収容されるとともに、前記
太陽電池(6)による起電力が充電される二次電池(1
5)と、前記胴部(2)の先端に設けられた光源(1
1)と、前記太陽電池(6)の出力低下を検知して、前
記二次電池(15)と光源(11)とを通電状態に接続
する自動点灯スイッチ(23)及び/または手動操作に
より前記二次電池(15)と光源(11)とを通電状態
に接続する手動点灯スイッチ(8)とを備えたことを特
徴とするものである。
【0007】このような供養用灯燭具では、太陽電池
(6)による発電によって二次電池(15)が自動的に
充電されるとともに、暗くなって太陽電池の出力が低下
したときや、あるいは必要時にのみ二次電池(15)と
光源(11)とが通電され、光源(11)を点灯させ
る。従って、ろうそくを用いることなく供養のためのあ
かりをともすことができる。この場合、自動点灯スイッ
チ(23)または手動点灯スイッチ(8)の投入から一
定時間点灯させたのち、光源(11)を消灯させるの
が、二次電池の無駄な電力消費を避けることができるこ
とから望ましい。
【0008】また、二次電池(15)を収容する胴部
(2)は、基台(1)に対して着脱自在となされている
から、二次電池(15)や光源(11)が故障等した場
合は基台(1)から胴部(2)を取外してこれらを交換
し再装着すれば良い。
【0009】また、二次電池(15)と光源(11)と
の通電状態において、光源(11)が5〜30Hzの周
波数で点滅するものとなされている場合には、ろうそく
の炎に極めて近いゆらぎ感、ちらつき感が現出される。
【0010】また、望ましくは、太陽電池への入光が遮
蔽された時に点灯信号を出力する点灯信号発生回路(2
6)が設けられ、前記点灯信号により一定時間光源(1
1)が点灯するものとなされているのが良い。この場合
は、例えば手のひらやその他光を通さないもので太陽電
池を遮ると、光源(11)が自動的に点灯することにな
り、手動点灯スイッチ(8)を操作しなくても簡単に光
源を点灯させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を示す図1及
び図2において、(A)は灯燭具であり、樹脂製の基台
(1)及び該基台(1)に着脱自在に装着される同じく
樹脂製の胴部(2)を備えている。前記基台(1)は下
面が開口した平面視円形の中空の皿状基台本体(1a)
と、該基台本体(1a)の下面開口部に装着された底蓋
(1b)とからなる。また、基台本体(1a)の上面に
おける径方向外周寄りの位置には、胴部(2)の下端を
嵌め込むための円形嵌合凹部(3)が形成されるととも
に、この嵌合凹部(3)の周面の直径方向において対向
する位置に、2個の係合溝(4)が形成されている。こ
の係合溝(4)は、図3に示されるように、基台上面に
開口する垂直状の縦溝(4a)と、該縦溝の下端に連通す
る水平状の横溝(4b)とで逆L形に形成されている。ま
た、基台本体(1a)の上面における前記嵌合凹部
(3)と逆側の位置には、太陽電池を組み込むための底
浅凹状の収容部(5)が形成され、この収容部(5)に
アモルトン製の太陽電池(6)が組み込まれるととも
に、その上に強化ポリカーボネートからなる透明な表面
保護パネル(7)が嵌め込まれている。また、基台本体
(1a)の上面には、後述する光源を手動点灯させるた
めの手動点灯スイッチ(8)が配設されている。このス
イッチ(8)は、押圧操作によってONとなりこれを持
続するとともに、再度の押圧操作によってOFFとなる
プッシュ式のものである。
【0012】一方、前記胴部(2)はろうそくに似せた
断面円形の縦長に形成されるとともに、上下両端から長
さ方向の中間部に向かって連続的に外径の縮小する断面
円形のほぼ鼓形をなしており、その周面には家名が表示
されている。また、胴部(2)の下端部には径大部(2
a)が形成されるとともに、径大部裏面には短尺の嵌合
凸部(2b)が下方突設され、該嵌合凸部(2b)の外
周面には直径方向外向きに突出する1対の係合片(9)
が設けられている。これらの各係合片(9)は、前記基
台(1)の各係合溝(4)に係合して、胴部(2)を基
台(1)に装着するためのものである。つまり、係合片
(9)を係合溝の縦溝(4a)に落とし込んだ後、胴部
(2)を周方向に回転させて係合片(9)を横溝(4
b)に沿って周方向にスライドさせて、係合片(9)を
横溝(4b)に強く係合させることにより、胴部(2)
を基台(1)に固定するものとなされている。而して、
係合片(9)と横溝(4b)との強固な係合状態を保持
するため、図3に示すように、横溝(4b)はその上縁
(4c)が傾斜することによって先端に向かって幅細と
なるテーパ状に形成されており、係合片(9)を周方向
に強くスライドさせることにより係合片(9)が横溝
(4b)の上縁に強く食い込むものとなされている。か
つ、胴部(2)を逆方向に回転させて係合片(9)の係
合を解除したのち、胴部を持ち上げて係合片(9)を縦
溝(4a)から離脱させることにより胴部(2)を基台
(1)から取り外すことができるものとなされている。
このように、係合片(9)の縦溝(4a)への落とし込
みと横溝(4b)に沿ってのスライドにより胴部(2)
を基台(1)に装着固定させるものとしたのは、一般的
なねじ方式により胴部(2)を基台に装着させる構造で
は、胴部を簡単に取外すことができるため胴部の盗難、
紛失を招き易いことから、これを防止するためである。
なお、要すれば、横溝(4b)の先端にさらに縦溝を連
通させこの縦溝にさらに横溝を連通させて、落とし込み
とスライドを2回あるいはそれ以上繰り返さなければ胴
部(2)を基台(1)から取外すことができないように
構成して、胴部の盗難、紛失防止の強化を図っても良
い。
【0013】なお、図1に示す(10)は、胴部(2)
と基台(1)との装着部分からの水分の進入を防止する
ために、嵌合凸部(2b)の外周に沿って設けられた0
リングからなる防水パッキンである。
【0014】さらに、胴部(2)の上端中心部には超高
輝度発光ダイオードからなる光源(11)が取付けられ
るとともに、この光源(11)を覆ってアクリル製の着
色透明樹脂からなるカバー(12)が取付けられてい
る。前記光源(11)は、ろうそく様の炎の揺れやちら
つきを再現するため、後述する回路により所定周波数で
点滅制御されるものとなされている。また、前記カバー
(12)は、ろうそくの炎の形状に似せるため、円錐形
状に形成されるとともに、カバー(12)の外面には、
白色系のコーティングが施されて、ろうそくのぼんやり
した感じを醸し出す工夫がなされている。なお、コーテ
ィングに代えてカバー(12)の表面を粗面化し、光源
(11)からの光を乱反射させてろうそく炎の雰囲気を
生じさせても良い。
【0015】さらにまた、前記胴部(2)の内部には、
長さ方向の中間部から下端にかけての部位に、下端面に
開口する電池収納部(13)が軸線方向に設けられると
ともに、この電池収納部(13)の上端部には電池端子
バネ(14)が配置されている。そして、この電池端子
バネ(14)に負側電極が接触した状態で、Ni−Cd
電池等からなる充電可能な二次電池(15)が、その下
端の正側電極(15a)を電池収納部(13)からわず
かに突出させた状態で電池収納部(13)に収納されて
いる。また、前記電池端子バネ(14)は、前記光源
(11)の一方の端子及び胴部下面に先端突出状態に設
けられた接続端子(16b)に電気的に接続されてお
り、光源(11)の他方の端子は、胴部下面に先端突出
状態に設けられた接続端子(16a)に電気的に接続さ
れている。
【0016】前記基台(1)における嵌合凹部(3)の
底面には、その中央部に接続端子(17)が先端突出状
態に設けられるとともに、この端子の回りを2重に取り
巻いて、環状の接続端子(18a)(18b)が設けら
れている。これら接続端子(17)(18a)(18
b)は、胴部(2)を基台(1)に装着した状態で、二
次電池(15)の正側電極(15a)及び前記胴部
(2)の接続端子(16a)(16b)にそれぞれ接続
されるものである。
【0017】また、基台(1)の内部には、前記太陽電
池(6)により発電された起電力を二次電池(15)に
充電するための充電回路や、光源(11)を点滅制御す
るための制御回路を構成する電子部品(19)の実装さ
れた回路基板(20)が内蔵されており、これら電子部
品(19)と太陽電池(6)、点灯用スイッチ(8)、
二次電池(15)、光源(11)等との間で所定の電気
的配線がなされている。
【0018】図4は図示実施形態に係る灯燭具の電気回
路を示すブロック図である。
【0019】同図において、(6)は太陽電池、(2
1)は太陽電池(6)からの起電力を二次電池(15)
に充電する充電回路であり、充電回路(21)の出力に
基台(1)側の一方の接続端子(17)が接続され、さ
らに駆動回路(22)に接続されている。そして、胴部
(2)を基台(1)に装着すると、端子(16a)と
(18a)が接触導通して駆動回路(22)と光源(1
1)とが接続され、端子(16b)と(18b)が接触
導通して二次電池(15)及び光源(11)の負側が接
地され、さらに次電池(15)の正側電極(15a)と
接続端子(17)とが接触導通し、太陽電池(6)の起
電力が充電回路(21)を介して二次電池(15)に充
電されるものとなされている。
【0020】(23)は暗くなって太陽電池(6)の出
力が低下すると光源(11)を自動点灯させる自動点灯
スイッチであり、太陽電池(6)の出力を検出する電圧
検出回路(23a)と、該電圧検出回路(23a)によ
り太陽電池(6)の出力低下が検知されると、一定時間
駆動回路(22)を介して光源(11)を駆動するタイ
マー回路(23b)とにより構成されている。
【0021】また、手動式点灯スイッチ(8)も別のタ
イマー回路(24)に接続されており、該手動式点灯ス
イッチ(8)を押すと、一定時間駆動回路(22)が駆
動されて光源(11)が点灯し、スイッチ(8)を再度
押すと消灯するものとなされている。
【0022】(25)は発振回路である。この発振回路
(25)は前記タイマー回路(23b)(24)による
駆動回路(22)の駆動時に、発振パルスにより駆動回
路(22)を断続動作させ、光源(11)を点滅状態に
点灯させるためのものである。この実施例では、ろうそ
くの炎に近いゆらぎ感、ちらつき感を現出させるため
に、前記発振回路(25)の発振周波数、換言すれば前
記光源(11)の点滅周波数が5〜30Hzに設定され
ている。
【0023】また、(26)は点灯信号発生回路であ
る。この点灯信号発生回路(26)は、太陽電池(6)
への入光が遮られた時に、太陽電池出力の急激な変化を
検出して点灯パルスを発生するものである。そして、発
生した点灯パルスはタイマー回路(24)に入力され、
これにより一定時間駆動回路(22)が駆動されて光源
(11)が点灯するものとなされている。
【0024】次に、図示実施形態に係る灯燭具(A)の
使用方法について説明する。
【0025】まず、基台(1)を墓石等の被取付部材
(30)に予め埋め込め状態に固定しておく。固定は接
着剤を用いても良いし、ねじを用いても良い。
【0026】次に、基台(1)の前記係合溝(4)の縦
溝(4a)に、胴部(2)の係合片(9)を落とし込ん
だのち、胴部を回転させて係合片(9)を横溝(4b)
に沿って周方向にスライドさせ、幅細となった横溝(4
b)の先端部に係合させ、胴部(2)を基台(1)に装
着固定する。胴部(2)の装着状態においては、胴部
(2)に収容された二次電池(15)の正側電極(15
a)及び接続端子(16a)(16b)が、基台(1)
に設けられた3個の接続端子(17)(18a)(18
b)に接触する。すると、太陽電池(6)と二次電池
(15)との間で閉回路が形成され、太陽電池(6)に
よる起電力が充電回路(21)を介して二次電池(1
5)に充電される。常時は、この状態で放置される。
【0027】日没により暗くなって太陽電池(6)の出
力が低下すると、これが電圧検出回路(23a)により
検出される。電圧検出回路(23a)の信号に基いてタ
イマー回路(23b)が一定時間駆動回路(22)を駆
動する。駆動回路(22)は発振回路(25)により断
続動作されるから、光源(11)は5〜30Hzの周波
数でろうそくの炎に極めて近いゆらぎ感、ちらつき感を
もって自動的に一定時間点滅動作する。
【0028】一方、墓参等の供養時において、光源(1
1)を点灯する必要がある場合は、手動点灯スイッチ
(8)を押圧操作してオンにする。すると、タイマー回
路(24)を介して駆動回路(22)が駆動され、光源
(11)は同じく5〜30Hzの周波数で一定時間点滅
動作する。一方、光源(11)を消灯させたい場合は、
スイッチ(8)を再度押圧操作してオフにすれば良い。
【0029】また、手動点灯スイッチ(8)によること
なく光源(11)を点灯することもできる。即ち、太陽
電池(6)を手のひらやその他光を通さないもので遮蔽
すると、太陽電池(6)の出力が急激に低下する。この
出力変化が点灯信号発生回路(26)にて検出されると
ともに、該点灯信号発生回路(26)からタイマー回路
(24)へ点灯パルスが出力され、これによりタイマー
回路(24)がONして駆動回路(22)が一定時間駆
動され、光源(11)は一定時間点灯する。このよう
に、太陽電池(6)への入光を遮ることにより光源(1
1)を点灯させることができるから、前記手動点灯スイ
ッチ(8)を設けると防水性能が低下したりコストアッ
プになるような場合には、手動点灯スイッチ(8)を省
略することもできる。
【0030】また、二次電池(15)の製品寿命が尽き
た場合には、胴部(2)を基台(1)から取り外したの
ち、二次電池(15)を交換して再度基台(1)に装着
すれば良い。
【0031】以上の実施形態では、光源(11)を5〜
30Hzの周波数で点滅動作させるものとして説明した
が、点滅動作させなくても良い。しかし、点滅させた方
がよりろうそくの炎に対する近似感を現出できる点で好
ましい。また、太陽電池(6)を基台(1)の表面に組
み込んだものとして説明したが、太陽電池(6)の配設
位置は基台(1)に限定されることはなく、太陽光を受
光しうる位置であれば良く、例えば図5に示すように墓
石等の被取付部材(30)の壁面に組み込んでも良い。
なお、図5において図1〜4に示したものと同一名称部
分については同一の符号を付す。また、電気回路の構成
も図示実施例に限定されることはなく、要は太陽電池
(6)による起電力を胴部(2)の二次電池(15)に
充電でき、かつ自動点灯スイッチ(23)及び/または
手動点灯スイッチ(8)によって光源(11)を点灯さ
せることができる構成であれば良い。
【0032】
【発明の効果】この発明は、上述の次第であるから、ろ
うそくを用いることなく供養のためのあかりをともすこ
とができ、日没後にろうそくを点灯させるために出向く
煩わしさ、風雨時のろうそく点灯の困難性、ろうそく持
参の必要性等から開放されて、極めて便利である。しか
も、日中は太陽電池で発電された起電力が二次電池に自
動的に充電されるとともに、日没後あるいは必要時にの
みスイッチの操作により光源を点灯させることができる
から、エネルギの無駄がなく極めて効率的である。
【0033】また、二次電池を収容する胴部は、基台に
対して着脱自在となされているから、二次電池や光源が
故障等した場合は基台から胴部を取外してこれらを交換
し再装着すれば良く、長期間にわたって安定的に使用で
きコスト的にも有利な灯燭具となしうる。
【0034】さらに、胴部は立設状態で基台に装着され
その先端に光源が設けられているから、ろうそく状の外
観、雰囲気を醸し出すことができ、装飾品としての機能
をも有する実用価値の高い灯燭具となしうる。
【0035】また、二次電池と光源との通電状態におい
て、光源が5〜30Hzの周波数で点滅するものとなさ
れている場合には、上記効果に加え、ろうそくの炎に極
めて近いゆらぎ感、ちらつき感を現出することができ、
供養用のあかりとしてさらに好適なものとなしえ、灯燭
具としての価値をより一層高めることができる。
【0036】また、自動点灯スイッチまたは手動点灯ス
イッチの投入から一定時間、光源を点灯させるタイマー
回路が設けられている場合には、二次電池の無駄な消費
をさらに抑制し得て、益々効率の良い灯燭具となしう
る。
【0037】また、太陽電池への入光が遮蔽された時に
点灯信号を出力する点灯信号発生回路が設けられ、該点
灯信号により一定時間光源が点灯するものとなされてい
る場合には、例えば手のひらやその他光を通さないもの
で太陽電池を遮ると、光源が自動的に点灯することにな
り、手動点灯スイッチを操作しなくても簡単に光源を点
灯させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すもので、灯燭具を
被取付部材に取付けた状態での縦断面図である。
【図2】図1に示した灯燭具を、基台と胴部を分離して
示す斜視図である。
【図3】胴部を基台に取り付けるための、基台の係合溝
と胴部の係合片との係合状態を示す断面図である。
【図4】図1、2に示した灯燭具の電気回路を示すブロ
ック図である。
【図5】この発明の他の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A…灯燭具 1…基台 2…胴部 6…太陽電池 8…手動点灯スイッチ 11…光源 15…二次電池 23…自動点灯スイッチ 23b、24…タイマー回路 26…点灯信号発生回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付部材(30)に取付けられる基台
    (1)と、 該基台(1)に取外し可能にかつ立設状態に装着される
    胴部(2)と、 受光可能な位置に配設された太陽電池(6)と、 前記胴部(2)に収容されるとともに、前記太陽電池
    (6)による起電力が充電される二次電池(15)と、 前記胴部(2)の先端に設けられた光源(11)と、 前記太陽電池(6)の出力低下を検知して、前記二次電
    池(15)と光源(11)とを通電状態に接続する自動
    点灯スイッチ(23)及び/または手動操作により前記
    二次電池(15)と光源(11)とを通電状態に接続す
    る手動点灯スイッチ(8)とを備えたことを特徴とする
    供養用灯燭具。
  2. 【請求項2】 二次電池(15)と光源(11)との通
    電状態において、光源(11)が5〜30Hzの周波数
    で点滅するものとなされている請求項1に記載の供養用
    灯燭具。
  3. 【請求項3】 自動点灯スイッチ(23)または手動点
    灯スイッチ(8)の投入から一定時間、光源(11)を
    点灯させるタイマー回路(23b)(24)が設けられ
    ている請求項1または2に記載の供養用灯燭具。
  4. 【請求項4】 太陽電池(6)への入光が遮蔽された時
    に点灯信号を出力する点灯信号発生回路(26)が設け
    られ、前記点灯信号により一定時間光源(11)が点灯
    するものとなされている請求項1ないし3のいずれかに
    記載の供養用灯燭具。
JP12490196A 1995-10-24 1996-05-20 供養用灯燭具 Pending JPH09173205A (ja)

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JP7-275935 1995-10-24
JP27593595 1995-10-24
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005323866A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Sankei:Kk 灯明装置並びに堤燈
JP2012195137A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Mitsubishi Electric Corp Led照明装置

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