JPH09172304A - コプレーナ線路のインピーダンス調整器 - Google Patents
コプレーナ線路のインピーダンス調整器Info
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- JPH09172304A JPH09172304A JP33340495A JP33340495A JPH09172304A JP H09172304 A JPH09172304 A JP H09172304A JP 33340495 A JP33340495 A JP 33340495A JP 33340495 A JP33340495 A JP 33340495A JP H09172304 A JPH09172304 A JP H09172304A
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- line
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 誘電体基板上に形成されたコプレーナ線路の
インピーダンス調整器に関し、コプレーナ線路において
特性インピーダンスの調整を可能とすることを課題とす
る。 【解決手段】 コプレーナ線路1は、誘電体基板1a上
に形成された信号線路1bと、グランド線路1c,1d
とから成る。コプレーナ線路1を覆うようにインピーダ
ンス調整手段2を設ける。インピーダンス調整手段2は
誘電体で構成され、その形状はコプレーナ線路1の平面
に平行な平面2aを備え、コプレーナ線路1の平面に垂
直な方向の厚みが変化する形状となっている。このイン
ピーダンス調整手段2には移動手段3が接続され、移動
手段3は、インピーダンス調整手段2をコプレーナ線路
1の平面に沿って矢印方向4へ移動させる。
インピーダンス調整器に関し、コプレーナ線路において
特性インピーダンスの調整を可能とすることを課題とす
る。 【解決手段】 コプレーナ線路1は、誘電体基板1a上
に形成された信号線路1bと、グランド線路1c,1d
とから成る。コプレーナ線路1を覆うようにインピーダ
ンス調整手段2を設ける。インピーダンス調整手段2は
誘電体で構成され、その形状はコプレーナ線路1の平面
に平行な平面2aを備え、コプレーナ線路1の平面に垂
直な方向の厚みが変化する形状となっている。このイン
ピーダンス調整手段2には移動手段3が接続され、移動
手段3は、インピーダンス調整手段2をコプレーナ線路
1の平面に沿って矢印方向4へ移動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘電体基板上に形
成されたコプレーナ線路のインピーダンス調整器に関
し、特に、マイクロ波やミリ波の信号を伝送するコプレ
ーナ線路の特性インピーダンスを調整するコプレーナ線
路のインピーダンス調整器に関する。
成されたコプレーナ線路のインピーダンス調整器に関
し、特に、マイクロ波やミリ波の信号を伝送するコプレ
ーナ線路の特性インピーダンスを調整するコプレーナ線
路のインピーダンス調整器に関する。
【0002】近年、携帯電話で代表されるような無線通
信装置の需要が高まっており、それに伴い、通信用の周
波数帯域が逼迫している。この解決策の1つとして、未
だ使用用途の少ない周波数帯域であるミリ波での通信が
着目されている。なお、ミリ波は高速且つ大容量の通信
ができる周波数帯域であり、現在のところ無線LANや
自動車の衝突防止用レーダ等の用途向けに実用化研究が
行われている。
信装置の需要が高まっており、それに伴い、通信用の周
波数帯域が逼迫している。この解決策の1つとして、未
だ使用用途の少ない周波数帯域であるミリ波での通信が
着目されている。なお、ミリ波は高速且つ大容量の通信
ができる周波数帯域であり、現在のところ無線LANや
自動車の衝突防止用レーダ等の用途向けに実用化研究が
行われている。
【0003】無線装置の高周波回路部に使用されている
信号伝送線路は、マイクロストリップ線路が一般的であ
るが、ミリ波回路に使用するマイクロストリップ線路基
板は遮断周波数の関係上、基板厚が薄い。そのため、高
周波回路部の組み立て作業がしづらく、装置の大量生産
には向かない。一方、高周波回路部に使用可能なコプレ
ーナ線路は平面伝送線路であるため、基板厚を厚くする
ことができ、装置の大量生産に向いている。このため、
大量生産が必要な民生分野へミリ波帯通信装置を適用す
る上では装置の高周波回路部の信号伝送線路にコプレー
ナ線路の採用が望まれている。ただし、コプレーナ線路
は特性インピーダンスの調整が簡単にはできないという
問題がある。
信号伝送線路は、マイクロストリップ線路が一般的であ
るが、ミリ波回路に使用するマイクロストリップ線路基
板は遮断周波数の関係上、基板厚が薄い。そのため、高
周波回路部の組み立て作業がしづらく、装置の大量生産
には向かない。一方、高周波回路部に使用可能なコプレ
ーナ線路は平面伝送線路であるため、基板厚を厚くする
ことができ、装置の大量生産に向いている。このため、
大量生産が必要な民生分野へミリ波帯通信装置を適用す
る上では装置の高周波回路部の信号伝送線路にコプレー
ナ線路の採用が望まれている。ただし、コプレーナ線路
は特性インピーダンスの調整が簡単にはできないという
問題がある。
【0004】
【従来の技術】図9は従来のコプレーナ線路の平面図で
ある。コプレーナ線路は、誘電体基板101に信号線路
102とグランド線路103,104とを設けたもので
ある。図9の例では、信号線路102がICチップ10
5,106の信号パッド107,108に金ワイヤで接
続され、グランド線路103がICチップ105,10
6の信号パッド109,110に金ワイヤで接続され、
グランド線路104がICチップ105,106の信号
パッド111,112に金ワイヤで接続されている。こ
うしたコプレーナ線路は、ICチップ105,106間
の信号伝送用として用いられている。
ある。コプレーナ線路は、誘電体基板101に信号線路
102とグランド線路103,104とを設けたもので
ある。図9の例では、信号線路102がICチップ10
5,106の信号パッド107,108に金ワイヤで接
続され、グランド線路103がICチップ105,10
6の信号パッド109,110に金ワイヤで接続され、
グランド線路104がICチップ105,106の信号
パッド111,112に金ワイヤで接続されている。こ
うしたコプレーナ線路は、ICチップ105,106間
の信号伝送用として用いられている。
【0005】ところで、マイクロ波帯やミリ波帯の無線
装置の高周波回路部は信号増幅や周波数変換機能を有
し、この機能の達成にはマイクロ波・ミリ波用半導体素
子が使用される。しかし、こうした半導体素子では特性
のバラツキが避けられず、このバラツキにより高周波回
路部のインピーダンスが変化する。このため、インピー
ダンス変化を補正する目的で、高周波回路部に接続され
る伝送線路においてインピーダンス調整を行う必要があ
る。
装置の高周波回路部は信号増幅や周波数変換機能を有
し、この機能の達成にはマイクロ波・ミリ波用半導体素
子が使用される。しかし、こうした半導体素子では特性
のバラツキが避けられず、このバラツキにより高周波回
路部のインピーダンスが変化する。このため、インピー
ダンス変化を補正する目的で、高周波回路部に接続され
る伝送線路においてインピーダンス調整を行う必要があ
る。
【0006】従来、マイクロストリップ線路において
は、こうしたインピーダンス調整を行うことができ、図
10に示すように行っていた。図10はマイクロストリ
ップ線路の平面図である。図中、マイクロストリップ線
路は、誘電体基板113と、信号線路114とから構成
される。ここで、信号線路114にパターン115を付
加すると、信号線路114にリアクタンス素子を直列に
挿入したことになり、マイクロストリップ線路の特性イ
ンピーダンスを低くすることができる。また信号線路1
14にパターン116を付加すると、リアクタンス素子
を信号線路114に並列に挿入したことになる。なお、
パターン116は先端が開放になっている必要があり、
スタブと呼ばれる。
は、こうしたインピーダンス調整を行うことができ、図
10に示すように行っていた。図10はマイクロストリ
ップ線路の平面図である。図中、マイクロストリップ線
路は、誘電体基板113と、信号線路114とから構成
される。ここで、信号線路114にパターン115を付
加すると、信号線路114にリアクタンス素子を直列に
挿入したことになり、マイクロストリップ線路の特性イ
ンピーダンスを低くすることができる。また信号線路1
14にパターン116を付加すると、リアクタンス素子
を信号線路114に並列に挿入したことになる。なお、
パターン116は先端が開放になっている必要があり、
スタブと呼ばれる。
【0007】このように信号線路114にパターンを付
加することにより、マイクロストリップ線路の特性イン
ピーダンスを調整して、マイクロストリップ線路を、接
続された高周波回路部の整合回路とすることができる。
加することにより、マイクロストリップ線路の特性イン
ピーダンスを調整して、マイクロストリップ線路を、接
続された高周波回路部の整合回路とすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示すよ
うなコプレーナ線路の場合、マイクロストリップ線路の
ような特性インピーダンスの調整は困難であるという問
題点があった。
うなコプレーナ線路の場合、マイクロストリップ線路の
ような特性インピーダンスの調整は困難であるという問
題点があった。
【0009】すなわち、コプレーナ線路では、その特性
インピーダンスが、信号線路102の導体幅、および信
号線路102とグランド線路103,104との隙間に
よって決定される。例えば、比誘電率が10の誘電体基
板101に、特性インピーダンス50Ωの伝送線路を構
成すると、信号線路102の導体幅が0.3mm、信号
線路102とグランド線路103,104との隙間がそ
れぞれ0.15mmとなり、マイクロストリップ線路の
ように、信号線路102とグランド線路103,104
との隙間にパターンを設けることは困難である。
インピーダンスが、信号線路102の導体幅、および信
号線路102とグランド線路103,104との隙間に
よって決定される。例えば、比誘電率が10の誘電体基
板101に、特性インピーダンス50Ωの伝送線路を構
成すると、信号線路102の導体幅が0.3mm、信号
線路102とグランド線路103,104との隙間がそ
れぞれ0.15mmとなり、マイクロストリップ線路の
ように、信号線路102とグランド線路103,104
との隙間にパターンを設けることは困難である。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、コプレーナ線路において特性インピーダンス
の調整を可能とするコプレーナ線路のインピーダンス調
整器を提供することを目的とする。
のであり、コプレーナ線路において特性インピーダンス
の調整を可能とするコプレーナ線路のインピーダンス調
整器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、誘電体で構成され、
コプレーナ線路1の平面に平行な平面を備え、コプレー
ナ線路1の平面に垂直な方向の厚みが変化するインピー
ダンス調整手段2と、インピーダンス調整手段2をコプ
レーナ線路1の平面に沿って移動させる移動手段3と
を、有することを特徴とするコプレーナ線路のインピー
ダンス調整器が提供される。
成するために、図1に示すように、誘電体で構成され、
コプレーナ線路1の平面に平行な平面を備え、コプレー
ナ線路1の平面に垂直な方向の厚みが変化するインピー
ダンス調整手段2と、インピーダンス調整手段2をコプ
レーナ線路1の平面に沿って移動させる移動手段3と
を、有することを特徴とするコプレーナ線路のインピー
ダンス調整器が提供される。
【0012】インピーダンス調整手段2は、移動手段3
による移動によって上記厚みを変化させる。以上のよう
な構成において、コプレーナ線路1は、誘電体基板1a
上に形成された信号線路1bと、グランド線路1c,1
dとから成る。図1はコプレーナ線路1の側面を示して
いる。こうしたコプレーナ線路1を覆うようにインピー
ダンス調整手段2を設ける。インピーダンス調整手段2
は誘電体で構成され、その形状はコプレーナ線路1の平
面に平行な平面2aを備え、コプレーナ線路1の平面に
垂直な方向の厚みが変化する形状となっている。このイ
ンピーダンス調整手段2には移動手段3が接続され、移
動手段3は、インピーダンス調整手段2をコプレーナ線
路1の平面に沿って矢印方向4へ移動させる。
による移動によって上記厚みを変化させる。以上のよう
な構成において、コプレーナ線路1は、誘電体基板1a
上に形成された信号線路1bと、グランド線路1c,1
dとから成る。図1はコプレーナ線路1の側面を示して
いる。こうしたコプレーナ線路1を覆うようにインピー
ダンス調整手段2を設ける。インピーダンス調整手段2
は誘電体で構成され、その形状はコプレーナ線路1の平
面に平行な平面2aを備え、コプレーナ線路1の平面に
垂直な方向の厚みが変化する形状となっている。このイ
ンピーダンス調整手段2には移動手段3が接続され、移
動手段3は、インピーダンス調整手段2をコプレーナ線
路1の平面に沿って矢印方向4へ移動させる。
【0013】移動手段3による移動によって、インピー
ダンス調整手段2は、移動方向に沿って上記厚みが変化
する。ここで、インピーダンス調整の動作原理を図2、
図3を参照して説明する。ここで、コプレーナ線路1の
誘電体基板1aおよびインピーダンス調整手段2の各比
誘電率(εr )は10であるとする。
ダンス調整手段2は、移動方向に沿って上記厚みが変化
する。ここで、インピーダンス調整の動作原理を図2、
図3を参照して説明する。ここで、コプレーナ線路1の
誘電体基板1aおよびインピーダンス調整手段2の各比
誘電率(εr )は10であるとする。
【0014】まず、図2(A)のように、コプレーナ線
路1の上部が開放されている場合には、コプレーナ線路
1の上部の比誘電率は1である。このときの信号の電磁
界分布は、誘電率の高い誘電体基板1a内に集中してい
る。
路1の上部が開放されている場合には、コプレーナ線路
1の上部の比誘電率は1である。このときの信号の電磁
界分布は、誘電率の高い誘電体基板1a内に集中してい
る。
【0015】つぎに、図2(B)のように、インピーダ
ンス調整手段2でコプレーナ線路1の上部を覆った場
合、誘電体基板1aでの電磁界分布とインピーダンス調
整手段2での電磁界分布とはほぼ等しくなり、信号線路
1bとグランド線路1c,1dとの電界は、図2(A)
の場合に比べ強くなる。電界が強まることによってコプ
レーナ線路1の特性インピーダンスが低くなる。
ンス調整手段2でコプレーナ線路1の上部を覆った場
合、誘電体基板1aでの電磁界分布とインピーダンス調
整手段2での電磁界分布とはほぼ等しくなり、信号線路
1bとグランド線路1c,1dとの電界は、図2(A)
の場合に比べ強くなる。電界が強まることによってコプ
レーナ線路1の特性インピーダンスが低くなる。
【0016】図3は、図2(B)におけるインピーダン
ス調整手段2の厚みを3種類設定した場合を示す。図3
(A),(B),(C)の順に厚みが減少している。い
ずれの場合もコプレーナ線路1の形状は同一であるの
で、インピーダンス調整手段2の厚みが最も厚い図3
(A)の場合に特性インピーダンスが最も低く、図3
(B),(C)の順に特性インピーダンスが高くなって
いく。
ス調整手段2の厚みを3種類設定した場合を示す。図3
(A),(B),(C)の順に厚みが減少している。い
ずれの場合もコプレーナ線路1の形状は同一であるの
で、インピーダンス調整手段2の厚みが最も厚い図3
(A)の場合に特性インピーダンスが最も低く、図3
(B),(C)の順に特性インピーダンスが高くなって
いく。
【0017】したがって、コプレーナ線路1の上部を覆
ったインピーダンス調整手段2を移動手段3によって移
動して、コプレーナ線路1の上部の誘電体の厚みを変え
れば、コプレーナ線路1を伝搬する信号の電磁界強度が
変化し、コプレーナ線路1の特性インピーダンスが可変
できることとなる。
ったインピーダンス調整手段2を移動手段3によって移
動して、コプレーナ線路1の上部の誘電体の厚みを変え
れば、コプレーナ線路1を伝搬する信号の電磁界強度が
変化し、コプレーナ線路1の特性インピーダンスが可変
できることとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、第1の実施の形態の原理構
成を、図1を参照して説明する。第1の実施の形態は、
誘電体で構成され、コプレーナ線路1の平面に平行な平
面を備え、コプレーナ線路1の平面に垂直な方向の厚み
が変化するインピーダンス調整手段2と、インピーダン
ス調整手段2をコプレーナ線路1の平面に沿って移動さ
せる移動手段3とから構成される。
に基づいて説明する。まず、第1の実施の形態の原理構
成を、図1を参照して説明する。第1の実施の形態は、
誘電体で構成され、コプレーナ線路1の平面に平行な平
面を備え、コプレーナ線路1の平面に垂直な方向の厚み
が変化するインピーダンス調整手段2と、インピーダン
ス調整手段2をコプレーナ線路1の平面に沿って移動さ
せる移動手段3とから構成される。
【0019】図4は、第1の実施の形態の詳しい構成を
示す図であり、図4(A)は平面図、図4(B)は側面
図、図4(C)は調整用ネジの断面図、図4(D)は止
め金具の平面図である。
示す図であり、図4(A)は平面図、図4(B)は側面
図、図4(C)は調整用ネジの断面図、図4(D)は止
め金具の平面図である。
【0020】インピーダンス調整手段2は、図4(A)
に示す透視形状では長方形であり、図4(B)に示す透
視形状では直角三角形である。コプレーナ線路1は筐体
5に固定され、筐体5には立ち上げ部5aが設けられ
る。インピーダンス調整手段2にはネジ穴2bが設けら
れ、このネジ穴2bに調整用ネジ6が嵌め込まれる。調
整用ネジ6は、立ち上げ部5aに設けられた貫通孔5b
に挿入され、さらに、調整用ネジ6に設けられた溝6a
に止め金具7を嵌め込むことにより、立ち上げ部5aに
取り付けられる。したがって、調整用ネジ6を回転させ
ると、調整用ネジ6自体は立ち上げ部5aに対して移動
することはないが、インピーダンス調整手段2が矢印方
向4に移動する。
に示す透視形状では長方形であり、図4(B)に示す透
視形状では直角三角形である。コプレーナ線路1は筐体
5に固定され、筐体5には立ち上げ部5aが設けられ
る。インピーダンス調整手段2にはネジ穴2bが設けら
れ、このネジ穴2bに調整用ネジ6が嵌め込まれる。調
整用ネジ6は、立ち上げ部5aに設けられた貫通孔5b
に挿入され、さらに、調整用ネジ6に設けられた溝6a
に止め金具7を嵌め込むことにより、立ち上げ部5aに
取り付けられる。したがって、調整用ネジ6を回転させ
ると、調整用ネジ6自体は立ち上げ部5aに対して移動
することはないが、インピーダンス調整手段2が矢印方
向4に移動する。
【0021】なお、図示を省略したが、コプレーナ線路
1の上面にボスを設け、調整用ネジ6を回転したときに
コプレーナ線路1の共回りを防止するとともに、インピ
ーダンス調整手段2の平面2aをコプレーナ線路1の平
面と常時平行となるようにする。
1の上面にボスを設け、調整用ネジ6を回転したときに
コプレーナ線路1の共回りを防止するとともに、インピ
ーダンス調整手段2の平面2aをコプレーナ線路1の平
面と常時平行となるようにする。
【0022】なおまた、ネジ穴2b、立ち上げ部5a、
貫通孔5b、調整用ネジ6、止め金具7が図1の移動手
段3を構成する。こうした構成により、調整用ネジ6を
回転させると、インピーダンス調整手段2が矢印方向4
に移動し、適当な移動位置においてコプレーナ線路1が
所望の特性インピーダンスを呈することとなる。
貫通孔5b、調整用ネジ6、止め金具7が図1の移動手
段3を構成する。こうした構成により、調整用ネジ6を
回転させると、インピーダンス調整手段2が矢印方向4
に移動し、適当な移動位置においてコプレーナ線路1が
所望の特性インピーダンスを呈することとなる。
【0023】ところで、このコプレーナ線路1をICチ
ップ8に接続した場合、コプレーナ線路1を整合回路と
して使用することもできる。例えば、このICチップ8
のインピーダンスが、図5に示す点P1にあるものと
し、コプレーナ線路1の特性インピーダンスが50Ω
(図5に示す点P3)であるものとする。図5はスミス
チャートを示す。
ップ8に接続した場合、コプレーナ線路1を整合回路と
して使用することもできる。例えば、このICチップ8
のインピーダンスが、図5に示す点P1にあるものと
し、コプレーナ線路1の特性インピーダンスが50Ω
(図5に示す点P3)であるものとする。図5はスミス
チャートを示す。
【0024】ここで、調整用ネジ6を回転させて、コプ
レーナ線路1の長さL2(図4)の電気長をλg/4に
調整する。λgは管内波長である。こうすると、コプレ
ーナ線路1の長さL1(図4)の区間で、特性インピー
ダンスが図5において点P1から点P2へ移動し、長さ
L2の区間で、図5において点P2から点P3へ移動す
る。これによって、コプレーナ線路1が整合回路として
作動する。
レーナ線路1の長さL2(図4)の電気長をλg/4に
調整する。λgは管内波長である。こうすると、コプレ
ーナ線路1の長さL1(図4)の区間で、特性インピー
ダンスが図5において点P1から点P2へ移動し、長さ
L2の区間で、図5において点P2から点P3へ移動す
る。これによって、コプレーナ線路1が整合回路として
作動する。
【0025】つぎに、第2の実施の形態を説明する。図
6は第2の実施の形態を示し、(A)は平面図、(B)
は側面図、(C)は(A)に示すA−B断面図である。
6は第2の実施の形態を示し、(A)は平面図、(B)
は側面図、(C)は(A)に示すA−B断面図である。
【0026】第2の実施の形態では、コプレーナ線路
が、誘電体11と、信号線路12と、グランド線路1
3,14とで構成されるとともに、信号線路12にスタ
ブ12aが設けられ、スタブ12aを囲むようにグラン
ド線路14の延長部14aが設けられる。そして、スタ
ブ12aを部分的に覆うようにインピーダンス調整板1
5が設けられる。インピーダンス調整板15は厚みが一
定な板状の誘電体で構成され、2等辺三角形の形状を有
している。底辺部分には溝15aが設けられる。
が、誘電体11と、信号線路12と、グランド線路1
3,14とで構成されるとともに、信号線路12にスタ
ブ12aが設けられ、スタブ12aを囲むようにグラン
ド線路14の延長部14aが設けられる。そして、スタ
ブ12aを部分的に覆うようにインピーダンス調整板1
5が設けられる。インピーダンス調整板15は厚みが一
定な板状の誘電体で構成され、2等辺三角形の形状を有
している。底辺部分には溝15aが設けられる。
【0027】コプレーナ線路が固定される筐体(図示せ
ず)には調整板スライド治具16が設けられ、調整板ス
ライド治具16には立ち上がり部16aが設けられる。
調整板スライド治具16は筐体上をスタブ12aの長さ
方向(矢印方向19)に移動できるようになっており、
ネジ18によって所定移動位置に固定される。立ち上が
り部16aにはネジ孔16bが設けられ、このネジ孔1
6bにネジ17が嵌め込まれる。ネジ17の先端部には
円盤17aが設けられ、円盤17aはインピーダンス調
整板15の溝15aに挿入される。ネジ17の回転に伴
い円盤17aが回転しても、円盤17aは溝15aの中
で空回りするようになっている。したがって、ネジ17
を回転させると、ネジ17は、立ち上がり部16aに対
して長さ方向に移動し、これによって、インピーダンス
調整板15が、スタブ12aの長さ方向と直角な方向
(矢印方向20)に移動する。
ず)には調整板スライド治具16が設けられ、調整板ス
ライド治具16には立ち上がり部16aが設けられる。
調整板スライド治具16は筐体上をスタブ12aの長さ
方向(矢印方向19)に移動できるようになっており、
ネジ18によって所定移動位置に固定される。立ち上が
り部16aにはネジ孔16bが設けられ、このネジ孔1
6bにネジ17が嵌め込まれる。ネジ17の先端部には
円盤17aが設けられ、円盤17aはインピーダンス調
整板15の溝15aに挿入される。ネジ17の回転に伴
い円盤17aが回転しても、円盤17aは溝15aの中
で空回りするようになっている。したがって、ネジ17
を回転させると、ネジ17は、立ち上がり部16aに対
して長さ方向に移動し、これによって、インピーダンス
調整板15が、スタブ12aの長さ方向と直角な方向
(矢印方向20)に移動する。
【0028】インピーダンス調整板15の矢印方向19
への移動により、スタブ12aを覆う誘電体の面積が変
化する。これにより、実効誘電率が変化し、スタブ12
aの電気長が変わる。したがって、コプレーナ線路の特
性インピーダンスを可変することができる。
への移動により、スタブ12aを覆う誘電体の面積が変
化する。これにより、実効誘電率が変化し、スタブ12
aの電気長が変わる。したがって、コプレーナ線路の特
性インピーダンスを可変することができる。
【0029】また、インピーダンス調整板15の矢印方
向20への移動により、スタブ12aの長さ方向の任意
の位置において特性インピーダンスを調整することが可
能となる。
向20への移動により、スタブ12aの長さ方向の任意
の位置において特性インピーダンスを調整することが可
能となる。
【0030】なお、第2の実施の形態において、インピ
ーダンス調整板15を、第1の実施の形態のように厚み
の変化する誘電体で構成し、平面形状を長方形にしても
よい。また、第1の実施の形態において、インピーダン
ス調整手段2を、第2の実施の形態のように厚み一定の
板状の誘電体で構成し、平面形状を三角形にしてもよ
い。
ーダンス調整板15を、第1の実施の形態のように厚み
の変化する誘電体で構成し、平面形状を長方形にしても
よい。また、第1の実施の形態において、インピーダン
ス調整手段2を、第2の実施の形態のように厚み一定の
板状の誘電体で構成し、平面形状を三角形にしてもよ
い。
【0031】つぎに、第3の実施の形態を説明する。図
7は第3の実施の形態を示し、(A)は平面図、(B)
は第1の側面図、(C)は(A)に示す矢印方向29か
ら見た第2の側面図である。
7は第3の実施の形態を示し、(A)は平面図、(B)
は第1の側面図、(C)は(A)に示す矢印方向29か
ら見た第2の側面図である。
【0032】第3の実施の形態では、コプレーナ線路
が、誘電体21と、信号線路22と、グランド線路2
3,24とで構成されるとともに、信号線路22にスタ
ブ22aが設けられ、スタブ22aを囲むようにグラン
ド線路24の延長部24aが設けられる。
が、誘電体21と、信号線路22と、グランド線路2
3,24とで構成されるとともに、信号線路22にスタ
ブ22aが設けられ、スタブ22aを囲むようにグラン
ド線路24の延長部24aが設けられる。
【0033】コプレーナ線路は筐体25に固定され、筐
体25には立ち上がり部25aが設けられる。立ち上が
り部25aにはネジ孔25bが設けられ、このネジ孔2
5bにネジ26が嵌め込まれる。ネジ26の先端部には
インピーダンス調整棒27の一端が固定される。インピ
ーダンス調整棒27は円柱状の誘電体で構成され、スタ
ブ22aをその端部から覆うように配置される。グラン
ド線路24の延長部24aには、延長部24aをくり抜
くようにして目盛り28が設けられている。
体25には立ち上がり部25aが設けられる。立ち上が
り部25aにはネジ孔25bが設けられ、このネジ孔2
5bにネジ26が嵌め込まれる。ネジ26の先端部には
インピーダンス調整棒27の一端が固定される。インピ
ーダンス調整棒27は円柱状の誘電体で構成され、スタ
ブ22aをその端部から覆うように配置される。グラン
ド線路24の延長部24aには、延長部24aをくり抜
くようにして目盛り28が設けられている。
【0034】ネジ26を回転させると、ネジ26は、立
ち上がり部25aに対して長さ方向に移動し、これによ
って、インピーダンス調整棒27が、スタブ22aの長
さ方向(矢印方向30)に移動する。したがって、誘電
体で覆われるスタブ22aの面積が変化し、スタブ22
aの電気長が変化する。かくしてコプレーナ線路のイン
ピーダンスを可変できる。なお、目盛り28を参照する
ことにより、インピーダンス調整棒27の移動位置を特
定でき、大量のコプレーナ線路の調整には作業効率が向
上する。
ち上がり部25aに対して長さ方向に移動し、これによ
って、インピーダンス調整棒27が、スタブ22aの長
さ方向(矢印方向30)に移動する。したがって、誘電
体で覆われるスタブ22aの面積が変化し、スタブ22
aの電気長が変化する。かくしてコプレーナ線路のイン
ピーダンスを可変できる。なお、目盛り28を参照する
ことにより、インピーダンス調整棒27の移動位置を特
定でき、大量のコプレーナ線路の調整には作業効率が向
上する。
【0035】第3の実施の形態では、インピーダンス調
整棒27が円柱状であるが、これに代わって、角柱状や
筒状でもよい。ただし、角柱状の場合には、第1の実施
の形態や第2の実施の形態のようにインピーダンス調整
棒27自身が回転しない構造にする必要がある。
整棒27が円柱状であるが、これに代わって、角柱状や
筒状でもよい。ただし、角柱状の場合には、第1の実施
の形態や第2の実施の形態のようにインピーダンス調整
棒27自身が回転しない構造にする必要がある。
【0036】つぎに、第4の実施の形態を説明する。図
8は第4の実施の形態を示す側面図である。第4の実施
の形態の構成は、基本的には第1の実施の形態の構成と
同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、相違部分だけを説明する。
8は第4の実施の形態を示す側面図である。第4の実施
の形態の構成は、基本的には第1の実施の形態の構成と
同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、相違部分だけを説明する。
【0037】第4の実施の形態では、インピーダンス調
整部31が、直方体形状の誘電体で構成され、一部に階
段部分を備えている。階段部分は、インピーダンス調整
部31のコプレーナ線路1に対向する面と反対側に設け
られる。したがって、調整用ネジ6を回転させると、イ
ンピーダンス調整部31が矢印方向32に移動し、いず
れかの厚みの誘電体がコプレーナ線路1の信号線路1b
の上に位置し、これによってコプレーナ線路1が所望の
特性インピーダンスを呈することとなる。
整部31が、直方体形状の誘電体で構成され、一部に階
段部分を備えている。階段部分は、インピーダンス調整
部31のコプレーナ線路1に対向する面と反対側に設け
られる。したがって、調整用ネジ6を回転させると、イ
ンピーダンス調整部31が矢印方向32に移動し、いず
れかの厚みの誘電体がコプレーナ線路1の信号線路1b
の上に位置し、これによってコプレーナ線路1が所望の
特性インピーダンスを呈することとなる。
【0038】かくして、特性インピーダンスの調整量が
分かっている場合には、その調整量に合わせた厚みを予
めインピーダンス調整部31の階段部分に設定しておけ
ば、コプレーナ線路1の特性インピーダンスの調整が容
易にできることとなる。
分かっている場合には、その調整量に合わせた厚みを予
めインピーダンス調整部31の階段部分に設定しておけ
ば、コプレーナ線路1の特性インピーダンスの調整が容
易にできることとなる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、厚みが
連続的に変化する誘電体をコプレーナ線路上で移動する
ようにした。これにより、コプレーナ線路の特性インピ
ーダンスを無段階に調整することができる。また、コプ
レーナ線路の、誘電体で覆われた部分の電気長をλg/
4にすることにより、コプレーナ線路を整合器として使
用することができる。
連続的に変化する誘電体をコプレーナ線路上で移動する
ようにした。これにより、コプレーナ線路の特性インピ
ーダンスを無段階に調整することができる。また、コプ
レーナ線路の、誘電体で覆われた部分の電気長をλg/
4にすることにより、コプレーナ線路を整合器として使
用することができる。
【0040】また、コプレーナ線路にスタブを設け、ス
タブを誘電体で部分的に覆うようにした。この覆う面積
を可変することにより、コプレーナ線路のスタブの電気
長を可変でき、コプレーナ線路の特性インピーダンスを
調整することができる。
タブを誘電体で部分的に覆うようにした。この覆う面積
を可変することにより、コプレーナ線路のスタブの電気
長を可変でき、コプレーナ線路の特性インピーダンスを
調整することができる。
【0041】また、このスタブを覆う誘電体を棒状と
し、スタブの長さ方向に移動するようにした。これによ
ってもコプレーナ線路の特性インピーダンスを調整する
ことができる。
し、スタブの長さ方向に移動するようにした。これによ
ってもコプレーナ線路の特性インピーダンスを調整する
ことができる。
【0042】さらに、厚みが階段状に変化する誘電体を
コプレーナ線路上で移動するようにした。これにより、
調整量が予め分かっているコプレーナ線路の特性インピ
ーダンスを簡単に調整することが可能となる。
コプレーナ線路上で移動するようにした。これにより、
調整量が予め分かっているコプレーナ線路の特性インピ
ーダンスを簡単に調整することが可能となる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】上部が開放の場合と上部を誘電体で覆った場合
のコプレーナ線路を示す側面図である。
のコプレーナ線路を示す側面図である。
【図3】上部を覆う誘電体の厚みを各種変えた場合のコ
プレーナ線路を示す側面図である。
プレーナ線路を示す側面図である。
【図4】第1の実施の形態の詳しい構成を示す図であ
る。
る。
【図5】スミスチャートを示す図である。
【図6】第2の実施の形態の構成を示す図である。
【図7】第3の実施の形態の構成を示す図である。
【図8】第4の実施の形態の構成を示す図である。
【図9】従来のコプレーナ線路の平面図である。
【図10】マイクロストリップ線路の平面図である。
1 コプレーナ線路 2 インピーダンス調整手段 3 移動手段 1a 誘電体基板 1b 信号線路 1c グランド線路 1d グランド線路 2a 平面 4 矢印方向
Claims (12)
- 【請求項1】 誘電体基板上に形成されたコプレーナ線
路のインピーダンス調整器において、 誘電体で構成され、コプレーナ線路の平面に平行な平面
を備え、前記コプレーナ線路の平面に垂直な方向の厚み
が変化するインピーダンス調整手段と、 前記インピーダンス調整手段を前記コプレーナ線路の平
面に沿って移動させる移動手段と、 を有することを特徴とするコプレーナ線路のインピーダ
ンス調整器。 - 【請求項2】 前記インピーダンス調整手段は、前記移
動手段による移動方向に沿って前記厚みが変化すること
を特徴とする請求項1記載のコプレーナ線路のインピー
ダンス調整器。 - 【請求項3】 前記インピーダンス調整手段の前記厚み
は、前記コプレーナ線路の平面方向に沿って連続的に変
化することを特徴とする請求項1記載のコプレーナ線路
のインピーダンス調整器。 - 【請求項4】 前記インピーダンス調整手段の前記厚み
は、前記コプレーナ線路の平面方向に沿って階段状に変
化することを特徴とする請求項1記載のコプレーナ線路
のインピーダンス調整器。 - 【請求項5】 前記移動手段の移動位置は、前記インピ
ーダンス調整手段によって覆われる前記コプレーナ線路
の部分の電気長が信号波長の1/4になるように調整さ
れることを特徴とする請求項1記載のコプレーナ線路の
インピーダンス調整器。 - 【請求項6】 前記コプレーナ線路の信号線路に接続さ
れ、前記インピーダンス調整手段によって部分的に覆わ
れるスタブを更に有することを特徴とする請求項1記載
のコプレーナ線路のインピーダンス調整器。 - 【請求項7】 誘電体基板上に形成されたコプレーナ線
路のインピーダンス調整器において、 厚みが一定で、コプレーナ線路の平面に平行な板状の誘
電体で構成されたインピーダンス調整手段と、 前記インピーダンス調整手段を前記コプレーナ線路の平
面に沿って移動させる移動手段と、 を有することを特徴とするコプレーナ線路のインピーダ
ンス調整器。 - 【請求項8】 前記インピーダンス調整手段は、前記コ
プレーナ線路の平面に垂直な方向から見た形状が三角形
であることを特徴とする請求項7記載のコプレーナ線路
のインピーダンス調整器。 - 【請求項9】 前記コプレーナ線路の信号線路に接続さ
れ、前記インピーダンス調整手段によって部分的に覆わ
れるスタブを更に有することを特徴とする請求項7記載
のコプレーナ線路のインピーダンス調整器。 - 【請求項10】 誘電体基板上に形成されたコプレーナ
線路のインピーダンス調整器において、 コプレーナ線路の信号線路に接続されたスタブと、 前記スタブの長さ方向に平行な棒状の誘電体で構成され
たインピーダンス調整手段と、 前記インピーダンス調整手段を前記スタブの長さ方向に
沿って移動させる移動手段と、 を有することを特徴とするコプレーナ線路のインピーダ
ンス調整器。 - 【請求項11】 前記インピーダンス調整手段は円柱状
であることを特徴とする請求項10記載のコプレーナ線
路のインピーダンス調整器。 - 【請求項12】 前記コプレーナ線路の誘電体基板上に
前記スタブと所定の間隔をおいて前記スタブを囲むよう
に形成されたグランドパターンと、 前記グランドパターンに、前記スタブの長さ方向に沿っ
て設けられた複数の目印と、 を更に有することを特徴とする請求項10記載のコプレ
ーナ線路のインピーダンス調整器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33340495A JPH09172304A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | コプレーナ線路のインピーダンス調整器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33340495A JPH09172304A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | コプレーナ線路のインピーダンス調整器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09172304A true JPH09172304A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18265740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33340495A Pending JPH09172304A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | コプレーナ線路のインピーダンス調整器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09172304A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014064911A1 (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-01 | 日本電気株式会社 | チューナブル帯域通過フィルタ |
-
1995
- 1995-12-21 JP JP33340495A patent/JPH09172304A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014064911A1 (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-01 | 日本電気株式会社 | チューナブル帯域通過フィルタ |
US9786974B2 (en) | 2012-10-23 | 2017-10-10 | Nec Corporation | Tunable band-pass filter |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050426 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |