JPH09170898A - 誘導装置 - Google Patents

誘導装置

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JPH09170898A
JPH09170898A JP7331908A JP33190895A JPH09170898A JP H09170898 A JPH09170898 A JP H09170898A JP 7331908 A JP7331908 A JP 7331908A JP 33190895 A JP33190895 A JP 33190895A JP H09170898 A JPH09170898 A JP H09170898A
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infrared imaging
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JP7331908A
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English (en)
Inventor
Kenji Watanabe
健志 渡辺
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撃ち放し性を確保した上で、複雑な背景下及
び複数目標が存在する状況においてパイロットが選択し
た重要目標を識別して誘導することが可能な航空機発射
の画像誘導飛しょう体の誘導装置を供給することを目的
としている。 【解決手段】 画像記憶部8に記憶された母機赤外線撮
像装置の撮像画像28と誘導装置の撮像画像30を画像
相関処理器9に入力し、両画像をマッチングさせて予め
パイロットが選択した目標32を誘導装置取得画像30
の中から探し出し、それを目標として追尾処理を行い、
信号処理器10により選択した目標32に対する誘導信
号を生成し、目標32に飛しょう体1を誘導する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像誘導方式に
より誘導される航空機発射の飛しょう体の誘導装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の画像誘導方式により誘導
される飛しょう体の誘導装置の構成を示す図であり、1
は航空機から発射または投下される飛しょう体、2はこ
の飛しょう体の誘導装置、3は飛しょう体1の最前部に
位置し、目標から放出される光波を透過する光ドーム、
4は前記光ドーム3を透過した光波を検出器に集光する
光学レンズ、5は光学レンズ4により集光された光波を
結像し、2次元の画像信号として出力する2次元検出
器、6は2次元検出器5の出力画像信号について目標の
抽出・追尾のための各種フィルタリング等の前処理を行
う前置画像処理器、16は前置画像処理器6で処理した
画像について目標の抽出・特徴量計測等の処理を行う画
像処理器、10は前記画像処理器16で選択された目標
に飛しょう体を誘導するための誘導信号等を生成する信
号処理器、23は飛しょう体が搭載前に予め攻撃すべき
目標の画像特徴量データを参照値として記憶している参
照画像特徴量データ記憶部、18は前記画像処理器16
で画像上の目標候補領域の特徴量を計測したものに対
し、参照画像特徴量データ記憶部23に記憶された特徴
量参照値と比較評価し目標を判定する画像特徴量判定処
理器を示している。図15は従来の画像誘導方式により
誘導される飛しょう体の機能・動作を示す図であり、2
5は飛しょう体1の発射母機、26は母機の外付けのポ
ッド内等に位置し、母機の航法及び目標照準等のために
母機前方または下方の赤外線等の画像を撮像しHUD
(Head Up Display)に表示する母機赤
外線撮像装置、27は母機赤外線撮像装置26が撮像す
る視野、28は母機赤外線撮像装置の撮像した目標方向
の画像、29は当該飛しょう体の誘導装置2の撮像する
視野、30は誘導装置2の撮像した画像、31は母機赤
外線撮像装置26及び飛しょう体の誘導装置2で撮像さ
れる視野27及び29内の目標のうち選択しない疑似目
標または優先度の低い目標、32は同じく視野27及び
29内の目標のうち選択すべき重要な目標を示してい
る。
【0003】次に動作について説明する。上記のように
構成された誘導装置を有する飛しょう体1は、母機25
により選択された目標を検出することが可能な範囲を飛
しょうすることを弾道計算により求め、その地点で母機
25から投下され、自己の検出能力の距離まで飛しょう
した後、誘導装置の視野29の方向の画像30を取得し
て目標を捜索する。この際、特に母機25から目標に関
する情報を得ることがないため、飛しょう体の誘導装置
2は自律的に自らの検出器5で検出した画像30に対
し、画像処理器16で各種目標候補領域の画像特徴量を
計測し、予め設定された目標の画像特徴量を参照値とし
て参照画像特徴量データ記憶部23内に記憶させておい
たものと、画像特徴量判定処理器18において画像30
の中から参照値に近い目標を判定して、信号処理器10
により目標を追尾していた。ここにおいて、母機25か
ら飛しょう体を投下する際に母機のパイロットはHUD
(Head Up Display)に表示された母機
TVカメラまたは母機赤外線撮像装置26による可視ま
たは赤外線の画像28とレーダ情報を基に目標を標定
し、投下後の飛しょう経路を計算する射表に基づいて飛
しょう体が目標を捜索する際に視野の中央に目標が来る
ように投下するが、母機の標定誤差、飛しょう体の初中
期の飛しょう誤差等のために目標捜索時に必ずしも視野
の中央に捉えることはできずある程度のずれが生じるこ
とは否めない。従って、選択した目標の近くに飛しょう
体の誘導装置の赤外線センサにとって類似の目標(例え
ば、地上目標を例にすると、基地司令所や地対空ミサイ
ル設備(SAMサイト)のような堅固で重要施設を目標
に選択した場合に、一般の建物や資材集積等の簡易な建
物が同様の形状で映る場合がある)が存在すると、選択
した目標以外の目標を捕捉することがあり得る。また、
目標の判定処理においては、予め目標の画像特徴量を所
有し照合を行っているが、事前に攻撃する目標に関する
情報を正確に得られることは少なく、気温等の環境条件
・視野方向角度等によっても画像特徴量は大きく変動す
るため精度の高い参照値を所有することはできず、その
結果として前述のように背景に類似の目標が多数存在す
るよう状況下では精度の高い目標の指定攻撃は困難であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像誘導飛しょ
う体の誘導装置は上記のように構成されているので、特
に単一弾頭を有し、ピンポイント攻撃によって特定な重
要目標を攻撃することを目的としたような場合に、その
他の比較的安価で優先度の低い目標を選択してしまうこ
とがあり、費用対効果が低下するという課題があった。
また、特定な重要目標を限定して攻撃するためには、例
えば、母機からレーザ、ビーム等を目標に照射し、その
ビームに従って飛しょう体を誘導するか、目標から反射
するレーザを追尾して飛しょう体を誘導するなどして母
機が指定した箇所を攻撃する方法があるが、飛しょう体
が命中するまで母機がレーザ・ビーム等を照射し続けな
ければならず、射程が短い・撃ち放し性が無いなど母機
の残存性が著しく低くなるという大きな課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、母機赤外線撮像装置が得た画像ま
たは画像処理して得たデータを母機からの投下前に予め
飛しょう体の誘導装置に入力し、その画像またはデータ
をもとに目標の選択を行うことが可能なため、母機は飛
しょう体の投下とともに回避行動に移れるため撃ち放し
性を確保した上で、地上のような複雑な背景下において
も目標の抽出識別が可能なばかりでなく、多数存在する
類似目標群の中から母機パイロットの選択した目標を捕
捉することや、更に目標の中の攻撃したい特定点に追尾
させることが可能になるため、最も重要な目標或いは高
価な目標を優先して攻撃できる上、最も撃破高価の高い
ポイントを攻撃できるようになり、費用対効果が著しく
向上することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の実施の形態1
による誘導装置は、光学レンズと、集光された像を結像
させ得る2次元検出器と、前記検出器の出力画像信号を
入力し、目標の抽出及び追尾を行うためのフィルタリン
グ等の前処理を行う前置画像処理器と、予め母機の赤外
線撮像装置が撮像した目標方向の画像を誘導装置に入力
するための母機との電気的なインタフェースと、前記母
機赤外線撮像装置の撮像画像を記憶しておく画像記憶部
と、画像記憶部に記憶された母機赤外線撮像装置から入
力された画像と前記検出器から入力された画像とのマッ
チングを行う画像相関処理器と相関処理により選択され
た目標に対する追尾・誘導信号生成等の処理を行う信号
処理器を具備したものである。
【0007】この発明の実施の形態2による誘導装置
は、実施の形態1の誘導装置において、飛しょう体の位
置・姿勢角を検出する慣性装置を具備し、母機赤外線撮
像装置から入力された画像と当該誘導装置の検出器で得
た画像とのマッチングを行う際に、母機との電気的なイ
ンタフェースを介して入力した母機のレーダが検出した
目標の位置情報と慣性装置で検出した時々刻々変化する
自飛しょう体の位置・姿勢角を基に、画像相関処理器が
相関処理を行う方向を予め母機レーダで検出した目標方
向に一致するように計算する捜索処理器を設けた。
【0008】この発明の実施の形態3による誘導装置
は、実施の形態1の誘導装置において、飛しょう体の位
置・姿勢角を検出する慣性装置及び母機のレーダが検出
した目標の位置情報を入力する手段を有するとともに、
母機赤外線撮像装置から入力された画像と前記検出器か
ら入力された画像とのマッチングを行う際に、慣性装置
で計算された母機投下後の位置変化をもとに目標との距
離・角度を計測し、母機赤外線撮像装置と飛しょう体の
誘導装置の画像取得時の目標との相対距離・角度の差異
及び母機赤外線撮像装置と誘導装置の画角の差異を計算
して画像を変換する画像変換処理器とを設けた。
【0009】この発明の実施の形態4による誘導装置
は、実施の形態3の誘導装置において、飛しょう体の外
壁に温度を検知する温度センサを有するとともに、画像
変換処理器内に温度及び高度と2次元検出器が受光する
波長帯に関する大気透過率の関係を予め計算して換算テ
ーブルとして記憶させておき、母機赤外線撮像装置の取
得画像と飛しょう体の誘導装置の取得画像の相関を行う
前に、画像変換処理器により目標との距離の差異により
画像上の輝度の変換を行うとともに、飛しょう体投下時
と捜索時の各々の時点での温度センサで検出した温度デ
ータ及び慣性装置で検出した高度データから前記大気透
過率の換算テーブルを利用して輝度の換算を行い、画像
を変換する。
【0010】この発明の実施の形態5による誘導装置
は、実施の形態1の誘導装置において、画像処理器にお
いて取得画像の抽出した目標領域に関し主軸を計算する
とともに、母機から入力された母機赤外線撮像装置にお
ける目標の命中点指定点の領域重心点からの主軸方向及
び主軸垂直方向のオフセット比率から飛しょう体の誘導
装置の取得した画像における目標領域の命中点を計算し
てこれを追尾する命中点演算回路を設けた。
【0011】この発明の実施の形態6による誘導装置
は、光学レンズと、集光された像を結像させ得る2次元
検出器と、前記検出器の出力画像信号を入力し、目標の
抽出及び追尾を行うためのフィルタリング等の前処理を
行う前置画像処理器と、予め母機の赤外線撮像装置が撮
像した目標方向の画像を誘導装置に入力するための母機
との電気的なインタフェースを有し、実施の形態1の誘
導装置における画像記憶部及び画像相関処理器の代わり
に、予め母機赤外線撮像装置の画像処理装置で画像取得
した際に選択した目標領域の特徴量(位置情報、輝度、
面積、アスペクト、真円度等)を検出したものを母機電
気的インタフェースを介して誘導装置に入力し、これを
記憶する画像特徴量データ記憶部と、誘導装置の2次元
検出器の出力画像信号に対し同様の目標領域の特徴量を
計測する画像処理器を有すると共に、前記画像特徴量デ
ータ記憶部に記憶された母機赤外線撮像装置の撮像した
画像の特徴量と誘導装置が捜索時に取得した目標方向の
画像の特徴量を比較判定して目標を判定する画像特徴量
判定処理器を設けた。
【0012】この発明の実施の形態7による誘導装置
は、実施の形態6の誘導装置において、予め母機赤外線
撮像装置の画像処理装置で画像取得した際に選択した目
標領域の特徴量(位置情報、輝度、面積、アスペクト、
真円度等)を検出する代わりに画像上の顕著な領域を数
カ所基準点として抽出し、その基準点領域の特徴量を計
測するとともに、指定したい目標の位置と基準点の位置
との位置関係を計測し、これを基準点領域の特徴量デー
タとともに母機電気的インタフェースを介して誘導装置
に入力し、誘導装置の目標領域の特徴量による比較判定
の代わりに、基準点領域の特徴量の比較判定によって画
像の位置照合を行い、取得画像上から指定された目標位
置を計算してこれを追尾点とするように設定した。
【0013】この発明の実施の形態8による誘導装置
は、実施の形態6の誘導装置において、飛しょう体の位
置・姿勢角を検出する慣性装置を設け、母機のレーダが
検出した目標の位置情報を母機電気的インタフェースに
より投下時に飛しょう体に入力するようにし、画像特徴
量データ記憶部に記憶された母機赤外線撮像装置の画像
処理装置で計測した目標領域の特徴量と、飛しょう体の
捜索時に誘導装置の2次元検出器で得た画像における目
標領域または基準点領域の特徴量を画像特徴量判定処理
器で比較判定する際に、慣性装置で計算された母機投下
後の位置変化をもとに目標との距離を計測し、母機赤外
線撮像装置と飛しょう体の誘導装置の画像取得時の目標
との相対距離・角度の差異及び母機赤外線撮像装置と誘
導装置の画角の差異を計算して領域特徴量データを変換
するデータ変換処理器を設け、領域の特徴量を比較判定
するようにした。
【0014】この発明の実施の形態9による誘導装置
は、実施の形態1の誘導装置において、慣性装置と、一
定の飛しょう経路角を保持するようにプログラムされた
オートパイロット装置を具備したものである。
【0015】この発明の実施の形態10による誘導装置
は、実施の形態1の誘導装置において、光学レンズを外
部制御により画角の変更が任意に可能なズームレンズと
すると共に、画角の変更を制御するズーム制御器とを設
けた。
【0016】この発明の実施の形態11による誘導装置
は、実施の形態6の誘導装置において、母機赤外線撮像
装置と飛しょう体の誘導装置の画像処理器との間で画像
信号の授受ができるように母機電気的インタフェースを
設け、母機赤外線撮像装置で画像取得し各領域の特徴量
を計測する際に、飛しょう体の誘導装置に画像を入力
し、飛しょう体の画像処理器で特徴量の計測を行いその
まま、データ記憶させるようにした。
【0017】この発明の実施の形態12による誘導装置
は、実施の形態6の誘導装置において、母機赤外線撮像
装置からの入力データを記憶する画像特徴量データ記憶
部の他に、飛しょう体を母機に搭載する前に予め想定さ
れる目標に関する特徴量を設定しておきこれを記憶する
参照画像特徴量データ記憶部と、画像特徴量判定処理器
に入力する参照データを選択する参照データ判定器を設
け、母機から入力されるデータの中に母機赤外線撮像装
置で画像処理して得た特徴量データを参照とするか初期
設定された特徴量を参照するかを指示する信号を設け
た。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す誘
導装置の構成の一部を示す図であり、1は航空機から発
射または投下される飛しょう体、2はこの飛しょう体の
誘導装置、3は飛しょう体の最前部に位置し、目標から
放出される光波を透過する光ドーム、4は前記光ドーム
3を透過した光波を検出器に集光する光学レンズ、5は
光学レンズ4により集光された光波を結像し、2次元の
画像信号として出力する光検出器、6は光検出器5の出
力画像信号について目標の抽出・追尾のための各種フィ
ルタリング等を行う前置画像処理器、7は母機と飛しょ
う体の間の電気的な信号の授受を行う母機電気的インタ
フェース、8は母機赤外線撮像装置で撮像した目標方向
の画像を記憶しておく画像記憶部、9は前記画像記憶部
8に記憶された母機赤外線撮像装置の画像信号と当該誘
導装置の前置画像処理器6の出力画像信号を入力し、両
画像の相関処理を行う画像相関処理器、10は画像相関
処理器9により選択した目標に対して飛しょう体を誘導
させるために必要な誘導信号を生成する信号処理器を示
している。
【0019】図2はこの発明の実施の形態1の機能・動
作を示す図であり、25は飛しょう体1の発射母機、2
6は母機の外付けのポッド内等に位置し、母機の航法及
び目標照準等のために母機前方または下方の赤外線等の
画像を撮像しHUD(Head Up Displa
y)に表示する母機赤外線撮像装置、27は母機赤外線
撮像装置26の撮像装置が撮像する視野、28は母機赤
外線撮像装置の撮像した目標方向の画像、29は当該飛
しょう体の誘導装置2の撮像する視野、30は誘導装置
2の撮像した画像、31は母機赤外線撮像装置26及び
飛しょう体の誘導装置2で撮像される視野27及び29
内の目標のうち選択しない疑似目標または優先度の低い
目標、32は同じく視野27及び29内の目標のうち選
択すべき重要な目標を示している。
【0020】図1、図2よりこの発明の実施の形態1の
動作について説明すると、母機25は飛しょう体1を投
下すべき目標を選択する際、母機赤外線撮像装置26で
目標方向の画像28を取得し、その中から例えば目標3
2を選択する。このとき、母機電気的インタフェース7
を介して母機赤外線撮像装置26で取得した画像28及
び目標32を選択したという情報を飛しょう体1の誘導
装置2の内部に設けた画像記憶部8に記憶させる。その
後、母機から投下された飛しょう体1は所定の飛しょう
体経路をとった後、予め設定された地点に到達すると誘
導装置2を作動させ、目標捜索を行うべく目標方向の視
野29の方向に視準する。視野29内の目標等から放出
された光は飛しょう体1の光ドーム3、光学レンズ4を
経て集光し光検出器5にて結像され、前置画像処理器6
により所定のフィルタリング等が施され目標画像30を
得る。ここで得た目標画像30には軽微目標31、重要
目標32等種々の目標候補が存在し、この中から目標を
抽出・選択する必要がある。ここで、画像記憶部8に記
憶された母機赤外線撮像装置の撮像画像28と誘導装置
の撮像画像30を画像相関処理器9に入力し、両画像を
マッチングさせて予めパイロットが選択した目標32を
誘導装置取得画像30の中から探し出し、それを目標と
して追尾処理を行い、信号処理器10により選択した目
標32に対する誘導信号を生成し、目標32に飛しょう
体1を誘導する。
【0021】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示す誘導装置の構成図であり、図において1から
10は図1と同一、11は飛しょう体1の姿勢角・位置
等を検出すると共に、予め投下される前に母機の位置・
高度等及び母機レーダで検出した目標位置等を母機電気
的インタフェース7を介して入力しておき、目標との距
離・角度等を時々刻々計算する慣性装置、12は目標捜
索段階において、画像相関処理器9で画像記憶部8に記
憶された母機赤外線撮像装置取得画像28と誘導装置取
得画像30のマッチングを行う際、慣性装置11で計算
された目標との角度を用いて図2における母機赤外線撮
像装置の視野方向27と誘導装置の視野方向29のずれ
の分を考慮して相関処理を行うポイントを画像相関処理
器9に指示する捜索処理器を示しており、これにより画
像相関処理器9において両画像27と29のパターンマ
ッチングを行う。
【0022】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3を示す誘導装置の構成図であり、図において1から
11は図1及び図3と同一、13は前置画像処理器6の
出力画像について画像変換を行う画像変換処理器を示し
ている。図2及び図4において、母機25から飛しょう
体1が投下される前に、母機赤外線撮像装置26が取得
した目標画像28と共に母機のレーダが検出した目標の
位置情報を母機電気的インタフェース7を介して誘導装
置2に入力しておき、母機赤外線撮像装置から入力され
た画像28と飛しょう体の誘導装置の検出器5から入力
された画像30とのマッチングを行う際に、慣性装置1
1で計算された母機投下後の位置変化をもとに目標との
距離・角度を計測し、母機赤外線撮像装置と飛しょう体
の誘導装置の画像取得時の目標との相対距離・角度の差
異及び母機赤外線撮像装置と誘導装置の画角の差異を計
算して画像変換処理器13により画像を変換する。例え
ば母機赤外線撮像装置26が画像28を取得したときの
目標との距離がRkmとし、飛しょう体の誘導装置の捜
索時の飛しょう体1と目標との距離がR/5kmの場合
は誘導装置の取得画像30において画像をx,y方向と
も5倍に拡大する。また、母機赤外線撮像装置26の画
角がA゜とし、飛しょう体の誘導装置2の画角がA×5
゜の場合は誘導装置の取得画像30において画像をx,
y方向とも1/5に縮小する。画像相関処理器9では画
像記憶部8に記憶された画像28と画像変換処理器13
により画像変換された画像をマッチングさせて、予めパ
イロットが選択した目標32を誘導装置取得画像30の
中から探し出し、それを目標として追尾処理を行い、信
号処理器10により選択した目標32に対する誘導信号
を生成し、目標に飛しょう体1を誘導する。
【0023】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4を示す誘導装置の構成図であり、図において1から
11及び13は図4と同一、14は飛しょう体1の外壁
に取り付けられ、外気温を検出する温度センサを示して
いる。目標からの光を検出する検出器5の受光波長帯が
例えば赤外線領域の場合、目標から放射された赤外線は
検出器に受光するまでの間、大気によって散乱・吸収等
により減衰する。この減衰量は気温・湿度・高度等によ
って変化するため、これらの環境条件により検知器で取
得した画像における目標等の輝度も変化する。この現象
は検知器が検知する赤外線の波長帯にもよって異なる
が、一般に気温が高いほど大気による減衰量は大きく、
湿度が高いと水蒸気による減衰量が大きくなり、高度が
高いと大気の影響が小さくなるため減衰量は小さくな
る。この大気による減衰量は大気透過率として気温・湿
度・高度等のパラメータによりLAWTRAN等のプロ
グラムにより計算することができる。図5及び図2にお
いて、母機25から飛しょう体1が投下される前に、母
機赤外線撮像装置26が取得した目標画像28と共に母
機のレーダが検出した目標の位置情報を母機電気的イン
タフェース7を介して誘導装置2に入力しておき、母機
赤外線撮像装置から入力された画像28と飛しょう体の
誘導装置の検出器5から入力された画像30とのマッチ
ングを行う際に、慣性装置11で計算された母機投下後
の位置変化をもとに目標との距離・角度・高度を計測す
ると共に、温度センサ14により気温を計測し、母機赤
外線撮像装置が画像を取得した時点での大気透過率と目
標距離、飛しょう体の誘導装置の画像取得時点での大気
透過率と目標距離を計算し、その差分を補正して画像変
換処理器13で画像の変換を行う。ここにおいて、前記
大気透過率の計算プログラムまたは換算用のテーブルは
画像変換処理器13内に予め入力しておく。画像相関処
理器9では画像記憶部8に記憶された画像28と画像変
換処理器13により輝度に関しても画像変換された画像
をマッチングさせて、予めパイロットが選択した目標3
2を誘導装置取得画像30の中から探し出し、それを目
標として追尾処理を行い、信号処理器10により選択し
た目標32に対する誘導信号を生成し、目標に飛しょう
体1を誘導する。
【0024】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5を示す誘導装置の機能・動作を示す図であり、図に
おいて1から11,13及び25から32は図2、図4
と同一、33は母機赤外線撮像装置の取得画像取得画像
28の中の選択した重要目標32の目標領域の重心点、
34は母機赤外線撮像装置28においてパイロット等が
指定する目標等の中の命中させたい指定命中点、35は
前記目標領域における領域の主軸、36は前記目標領域
の主軸方向の長さ(xx1)、37は前記目標領域の主
軸垂直方向の長さ(yy1)、38は前記目標領域にお
ける指定された命中点の目標領域重心点からの主軸方向
のオフセット(xx2)、39は前記目標領域における
指定された命中点の目標領域重心点からの主軸垂直方向
のオフセット(yy2)を示している。母機のパイロッ
トは飛しょう体を投下する前に、母機赤外線撮像装置の
撮像画像上で攻撃目標32を選択した後、さらに飛しょ
う体を目標の中の指定点に命中させたい場合、例えば、
目標32の中の指定命中点34を指定した場合、母機赤
外線撮像装置の撮像画像28上で33の位置にあったマ
ークを34の位置に設定する等の操作を行う。母機赤外
線撮像装置の画像処理器では画像28に関し画像処理に
より目標領域32の主軸35の方向を算出すると共に、
主軸方向の長さ(xx1)36、主軸垂直方向の長さ
(yy1)37、指定された命中点34と重心点33の
オフセット量として主軸方向のオフセット(xx2)3
8、主軸垂直方向のオフセット(yy2)39を計算
し、主軸方向のオフセット比率(xx2/xx1)及び
主軸垂直方向のオフセット比率(yy2/yy1)を計
算して、母機電気的インタフェース7を介して画像デー
タとともに飛しょう体の誘導装置内の画像記憶部8にオ
フセット比率(xx2/xx1),(yy2/yy1)
のデータも記憶させる。飛しょう体1が母機25から投
下され所定の距離までくると捜索時に誘導装置2は目標
方向の画像30を取得し、母機が選択した目標32を前
記画像30の中から相関処理等により判定抽出する。次
に誘導装置内の信号処理器10では、画像30の中の判
定された目標領域32の主軸35a及び領域重心点33
aを算出し、主軸方向の長さ(xx1a)36a、主軸
垂直方向の長さ(yy1a)37aを計算し、画像記憶
部8に記憶されたオフセット比率をもとに主軸方向のオ
フセット(xx2a)38a、主軸垂直方向のオフセッ
ト(yy2a)39aを計算して、画像30における指
定命中点34aを計算し、この点に飛しょう体1を誘導
する。 (xx2a)=(xx2/xx1)×(xx1a) (yy2a)=(yy2/yy1)×(yy1a) なお、後述する実施の形態6の誘導装置においても、命
中点演算回路を設け、母機赤外線撮像装置で取得した画
像の特徴量を計測し飛しょう体の誘導装置の画像特徴量
データ記憶部に入力する際、主軸から指定命中点までの
オフセット比率を計算して入力しておくことにより、同
様の命中点指定が可能になる。
【0025】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6を示す誘導装置の構成図であり、図において1から
11は図4と同一、16は前置画像処理器6の出力画像
に対し、画像処理により目標領域等の領域特徴量(位
置、輝度、面積、アスペクト、真円度等)を計測する画
像処理器、17は母機電気的インタフェース7を介して
投下前に予め母機赤外線撮像装置26で計測し入力され
た母機赤外線撮像装置28における選択目標32の領域
特徴量を記憶しておく画像特徴量データ記憶部、18は
前記画像処理器16で計測した誘導装置の取得画像30
における目標領域32の画像特徴量と画像特徴量データ
記憶部17に記憶された母機赤外線撮像装置の取得画像
28における目標領域32の画像特徴量とを比較判定す
る画像特徴量判定処理器を示している。母機投下前に予
め母機赤外線撮像装置26の画像処理装置で画像取得し
た際に選択した目標領域32の特徴量(位置情報、輝
度、面積、アスペクト、真円度等)を検出し、母機電気
的インタフェース7を介して特徴量データを画像特徴量
データ記憶部17に記憶させておく。飛しょう体1の投
下後、目標捜索段階において、誘導装置の2次元検出器
5が取得した画像30を画像処理器16で領域の特徴量
を計測し、画像特徴量判定処理器18において画像特徴
量データ記憶部17に記憶された母機赤外線撮像装置の
画像28で選択された目標32の画像特徴量と比較判定
して一致したものを目標32と判定し、それを目標とし
て追尾処理を行い、信号処理器10により選択した目標
32に対する誘導信号を生成し、目標に飛しょう体1を
誘導する。
【0026】実施の形態7.図8はこの発明の実施の形
態7を示す誘導装置の機能・動作を示す図であり、図に
おいて1から7,10,11,16から18及び25か
ら32は図2及び図7と同一、40は母機赤外線撮像装
置の取得画像28及び誘導装置の取得画像30において
設定された基準点の領域を示す。母機25から飛しょう
体1が投下される前に、母機赤外線撮像装置26が取得
した目標画像28からパイロット等が目標を選択する際
に、母機赤外線撮像装置画像28上では目標が認識でき
ないが、その他の情報、例えば母機のレーダにより目標
位置が解る場合、母機赤外線撮像装置画像上で目標位置
を設定すると、母機赤外線撮像装置の画像処理器では目
標以外で明確に特徴量が計測できる領域を何点か設定
し、その基準点領域の特徴量データと各基準点領域の重
心点からレーダ情報で指定した目標位置との位置関係を
母機電気的インタフェース7を介して誘導装置2の画像
特徴量データ記憶部17に記憶させる。母機から投下さ
れた飛しょう体1は所定の飛しょう経路をとった後、予
め設定された地点に到達すると誘導装置2を作動させ、
目標捜索を行うべく目標方向の視野29の方向に視準
し、画像30を得る。画像処理器16で計測した画像3
0の各領域の特徴量と画像特徴量データ記憶部17に記
憶された基準点領域の画像特徴量とを画像特徴量判定処
理器18により比較判定し、画像30における基準点領
域40aを抽出し、画像特徴量データ記憶部17に記憶
された基準点領域40と指定目標32との位置関係のデ
ータより画像30上での指定目標位置を追尾して飛しょ
う体1を誘導する。ここにおいて基準点領域からの位置
関係から指定された目標位置に目標領域が存在する場合
は、その領域を目標と判定して以後は目標領域の追尾処
理を行うことも可能であるし、誘導装置の検出器5の取
得画像においても指定位置に目標と認識できる領域が認
められない場合は、そのまま基準点領域の追尾処理を行
うことにより、基準点領域からの指定位置にめがけて飛
しょう体を誘導することも可能である。
【0027】実施の形態8.図9はこの発明の実施の形
態8を示す誘導装置の構成図であり、図において1から
11及び16から18は図7と同一、19は画像特徴量
データ記憶部17に記憶された特徴量データについて変
換処理を行うデータ変換処理器を示している。図2及び
図9において、母機25から飛しょう体1が投下される
前に、母機赤外線撮像装置26が取得した目標画像28
と共に母機のレーダが検出した目標の位置情報を母機電
気的インタフェース7を介して誘導装置2に入力してお
き、母機赤外線撮像装置から入力された画像特徴量デー
タと飛しょう体の誘導装置の検出器5から入力された画
像30について画像処理器16により特徴量を計測した
結果より画像特徴量判定処理器18によって目標判定処
理をする際に、慣性装置11で計算された母機投下後の
位置変化をもとに目標との距離・角度を計測し、母機赤
外線撮像装置と飛しょう体の誘導装置の画像取得時の目
標との相対距離・角度の差異及び母機赤外線撮像装置と
誘導装置の画角の差異を計算してデータ変換処理器19
により領域の重心点位置、面積等の形状情報の特徴量デ
ータを変換する。ここにおいて、実施の形態4で示した
温度センサを設けることにより、画像特徴量のうち輝度
情報に関しても温度・高度によるデータ変換処理を施す
ことが可能である。
【0028】実施の形態9.図10はこの発明の実施の
形態9を示す誘導装置の構成・機能・動作を示す図であ
り、図において1から11は図4と同一、20は飛しょ
う体1の中に位置し、慣性装置11で検出した位置情報
等をもとに予めプログラムされた経路を飛しょう体1が
飛しょうするように飛しょう経路を計算し、飛しょう体
の操舵を行うオートパイロット装置、41は従来の飛し
ょう体が投下された際にとる弾道飛しょう経路、42は
オートパイロット装置20により計算された当該誘導装
置を有する飛しょう体の飛しょう経路を示している。母
機から飛しょう体が投下される前に、母機赤外線撮像装
置で取得した画像を母機電気的インタフェース7を介し
て誘導装置2の画像記憶部8に入力し、その後母機から
飛しょう体が投下されると、通常の弾道飛しょう経路4
1をとらず、オートパイロット装置20は慣性装置11
の情報により、母機赤外線撮像装置26が画像28を取
得した時点での母機25と目標32の角度と同一の方向
を保つように飛しょう経路42を計算し飛しょう体を飛
しょうさせる。これにより、飛しょう体の誘導装置が所
定の位置に到達した際に捜索処理をする場合、母機赤外
線撮像装置の画像取得時の視野方向27と誘導装置の視
野方向29が同一の方向になるため、相関処理の精度が
向上する。ここにおいて、オートパイロット装置20に
予め設定しておく飛しょう経路としては、投下後から捜
索(目標判定処理)まで同一の経路角を保持させる飛し
ょう経路をとることも可能であるし、投下後は自由飛し
ょうまたは飛しょう距離が稼げるような飛しょう経路を
とり、目標を捜索する地点に近づいた際に、前述の母機
赤外線撮像装置の視野方向と同一になるように飛しょう
経路を変更させることも可能である。また、実施の形態
8で述べたように画像28を記憶させておき入力画像と
の相関処理を行う代わりに、母機赤外線撮像装置で得た
画像の特徴量を記憶させておき特徴量データによる目標
判定を行う場合にも同様の処理が可能である。
【0029】実施の形態10.図11はこの発明の実施
の形態10を示す誘導装置の構成図であり、図において
1から11及び13は図4と同一、21は光学レンズズ
ーム機構、22はズーム制御器を示している。実施の形
態3において、母機25から飛しょう体1が投下される
前に、母機赤外線撮像装置26が取得した目標画像28
と共に母機のレーダが検出した目標の位置情報を母機電
気的インタフェース7を介して誘導装置2の画像記憶部
8に入力しておき、飛しょう体の誘導装置の検出器5か
ら入力された画像30とのマッチングを行う際に、パタ
ーンマッチングの精度を向上させるために慣性装置11
で計算された母機投下後の位置変化の情報をもとに画像
変換処理器13により入力画像30を画像変換する代わ
りに、慣性装置11で時々刻々の目標との距離を算出し
てズーム制御器22に入力し、目標との距離が接近する
に従い、光学ズームレンズ21の倍率を縮小して常に母
機赤外線撮像装置の画像28と同一の大きさが画像が得
られるように、ズーム制御器22で制御する。以下画像
記憶部8に記憶された画像と画像相関処理器9によりパ
ターンマッチングを行い目標を判定して追尾する点は実
施の形態3と同様である。また、実施の形態8で述べた
ように画像28を記憶させておき入力画像との相関処理
を行う代わりに、母機赤外線撮像装置で得た画像の特徴
量を記憶させておき特徴量データによる目標判定を行う
場合にも同様の処理が可能である。
【0030】実施の形態11.図12はこの発明の実施
の形態11を示す誘導装置の構成図であり、飛しょう体
1の投下前に母機25において母機赤外線撮像装置26
で目標画像28を取得した際、画像28を母機電気的イ
ンタフェース7を介して飛しょう体1の誘導装置2に入
力すると、誘導装置の前置画像処理器6及び画像処理器
16により画像の特徴量等を計測し、これを画像特徴量
データ記憶部17に記憶させる。投下後に飛しょう体の
誘導装置で取得した画像30についても画像処理器16
で特徴量を計測し、画像特徴量データ記憶部17に記憶
されたデータと照合し目標判定を行う点は実施の形態8
と同様である。ここで、母機レーダによる目標の位置情
報等は母機電気的インタフェース7を介して直接画像特
徴量データ記憶部17に記憶させておく。なお、母機電
気的インタフェース7を双方向の信号授受が可能なよう
にすることにより、母機から誘導装置に入力された画像
28の前置画像処理器6及び画像処理器16により画像
処理した結果を再び母機25に戻し、HUD等に表示さ
せてパイロットに目標選択させることも可能である。こ
の場合は、選択した目標情報を再度母機電気的インタフ
ェース7を介して画像特徴量データ記憶部17に記憶さ
せておく。
【0031】実施の形態12.図13はこの発明の実施
の形態12を示す誘導装置の構成図であり、23は参照
画像特徴量データ記憶部、24は参照データ判定器を示
している。母機25の母機赤外線撮像装置26で目標方
向の画像28を取得した際、母機赤外線撮像装置の画像
及びレーダ情報によっても目標を特定できない場合、ま
たは母機赤外線撮像装置が故障し画像が取得できない場
合には、母機から自律的に目標を判定するよう指令を与
える。参照データ判定器24ではこの自律判定指令を得
ていない場合は実施の形態11と同様に画像特徴量デー
タ記憶部17に記憶されたデータを目標判定用の参照デ
ータとして選択し、自律判定指令が与えられた場合は参
照画像特徴量データ記憶部23に記憶された予め設定さ
れた参照データを選択して画像特徴量判定処理器18に
転送する。また、母機赤外線撮像装置が正常に画像取得
できた場合に、飛しょう体投下前の時点で母機赤外線撮
像装置画像28を誘導装置の前置画像処理器6及び画像
処理器17に入力した後、参照画像特徴量データ記憶部
23の参照データを画像特徴量判定処理器18に入力し
て目標判定(各目標候補領域に順位付けを行う)を実施
し、このデータを実施の形態11と同様に母機電気的イ
ンタフェース7を介して母機25に戻しHUD等に目標
候補領域の順位付けデータを表示させて(例えば各領域
に1,2,3などの順位を表示する)パイロット等の攻
撃目標の選択を容易にさせることも可能になる。
【0032】
【発明の効果】この発明の実施の形態1によれば、母機
赤外線撮像装置が得た画像を母機からの投下前に予め飛
しょう体の誘導装置に入力し、その画像をもとに目標の
選択を行うことが可能なため、地上のような複雑な背景
下においても目標の抽出識別が可能なばかりでなく、多
数存在する類似目標群の中から母機パイロットまたは射
手の選択した目標に追尾することが可能になるため、最
も重要な目標或いは高価な目標を優先して攻撃できるよ
うになり、費用対効果が著しく向上することが期待でき
ると同時に、母機赤外線撮像装置で取得した画像を誘導
装置に入力し、飛しょう体を投下した後は、飛しょう体
の誘導装置が自律的に目標の捜索・追尾を行うことがで
きるため、母機は戦域から離脱でき、しかも回避行動中
に一切の操作が不要であるという撃ち放し性を有する。
【0033】この発明の実施の形態2によれば、母機か
らの投下前に目標の距離及び位置情報を予め入力してお
くと共に、慣性装置を搭載していて、時事刻々変化する
目標との距離・角度を計算することができるため、この
データを用いて、画像の相関を行う際に捜索処理器によ
りマッチングを行うポイントを指向できるため、画像の
相関処理が短時間で精度よく行え、複雑な背景の中から
或いは複数の目標の中から追尾すべき目標を選択でき
る。
【0034】この発明の実施の形態3によれば、母機赤
外線撮像装置から入力された画像と前記検出器から入力
された画像とのマッチングを行う際に、慣性装置で計算
された母機投下後の位置変化をもとに目標との距離・角
度を計測し、母機赤外線撮像装置と飛しょう体の誘導装
置の画像取得時の目標との相対距離・角度の差異及び母
機赤外線撮像装置と誘導装置の画角の差異を計算して画
像変換処理器により画像を変換するため、ほぼ同一の条
件で取得した両画像の相関処理を行うことで精度よく相
関処理ができ、複雑な背景の中から或いは複数の目標の
中から予めパイロットが選択した追尾すべき目標を選択
することができる。
【0035】この発明の実施の形態4によれば、温度セ
ンサで検出した温度データ及び慣性装置で検出した高度
データをもとに目標から放射される赤外線等の光波の大
気における減衰量を時事刻々計算して画像の輝度情報を
変換するため、母機赤外線撮像装置の取得画像と誘導装
置の取得画像との間で相関処理を行い目標の判定をする
際の精度を向上させることが可能である。
【0036】この発明の実施の形態5によれば、目標画
像領域の主軸及び主軸から命中指定点までのオフセット
比率を算出する機能を有するため、母機のパイロット等
が母機赤外線撮像装置の画像の中で命中点を指定した結
果を飛しょう体の誘導装置でも算出し、命中指定点を追
尾することにより、母機のパイロット等が選択した目標
の中の特定の部位を攻撃することが可能となり、1発の
飛しょう体による撃破効果が向上する。
【0037】この発明の実施の形態6によれば、画像の
相関処理の代わりに画像上の目標の領域特徴量データに
関しての母機赤外線撮像装置取得画像と誘導装置の取得
画像の比較判定を行うため、母機と飛しょう体の誘導装
置の間の電気的インタフェースを介して入力する初期デ
ータの量を縮小しても実施の形態1の誘導装置と同等の
効果が期待できる。
【0038】この発明の実施の形態7によれば、母機赤
外線撮像装置の画像において、目標の特定ができない場
合でも、母機のレーダ情報等を利用して命中ポイントを
指定して、画像上に基準点を設定し、基準点の位置照合
により画像上で特定できない位置の追尾も可能となるた
め、飛しょう体の運用性が著しく向上する。
【0039】この発明の実施の形態8によれば、画像の
相関処理の代わりに画像上の目標の領域特徴量データに
関しての母機赤外線撮像装置取得画像と誘導装置の取得
画像の比較判定を行う際にも画像特徴量の位置情報、形
状情報、輝度情報についてデータ変換を行い、母機赤外
線撮像装置で画像取得した際とほぼ同一な条件での画像
特徴量データを得ることができるため、母機と飛しょう
体の誘導装置の間の電気的インタフェースを介して入力
する初期データの量を縮小しても実施の形態3及び4の
誘導装置と同等の目標判定の精度が期待できる。
【0040】この発明の実施の形態9によれば、目標と
母機及び目標と飛しょう体の位置関係(目標の見込み角
度)の違いにより母機赤外線撮像装置画像と飛しょう体
の誘導装置の画像の間の誤差を生じることを防ぐため、
飛しょう体の誘導装置が捜索する際には、常に母機赤外
線撮像装置が画像取得したときと同じ角度で目標方向に
視準できるように飛しょう体の飛しょう経路を制御する
ことにより、さらに画像の相関処理或いは画像特徴量に
よる目標判定処理の精度を向上させることが可能であ
る。
【0041】この発明の実施の形態10によれば、実施
の形態3及び8における画像の変換或いは画像特徴量の
変換の代わりに、取得する画像自体を光学ズームレンズ
のズーム制御によって制御することが可能になるため、
さらに画像の相関処理或いは画像特徴量による目標判定
処理の精度を向上させることが可能である。
【0042】この発明の実施の形態11によれば、母機
赤外線撮像装置の取得画像に対するフィルタリング、画
像処理及び特徴量計算等を飛しょう体の誘導装置の前置
画像処理器及び画像処理器を使用して実施できるため、
母機赤外線撮像装置に画像処理装置を設けることなく画
像処理を行うことが可能になる。
【0043】この発明の実施の形態12よれば、母機赤
外線撮像装置の画像及びレーダ情報によっても目標を特
定できない場合、または母機赤外線撮像装置が故障し画
像が取得できない場合にも予め設定された参照データを
選択して画像特徴量の判定処理ができるため、冗長性が
向上するうえ、母機赤外線撮像装置の取得画像に対して
予め設定された参照データを利用して目標候補領域の順
位付けを行い、このデータを母機に戻してHUD等に目
標候補領域の順位付けデータを表示させることにより、
パイロット等の攻撃目標の選択を容易にさせることが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の誘導装置の実施の形態1を示す構
成図である。
【図2】 この発明の誘導装置の実施の形態1の機能・
動作を示す図である。
【図3】 この発明の誘導装置の実施の形態2を示す構
成図である。
【図4】 この発明の誘導装置の実施の形態3を示す構
成図である。
【図5】 この発明の誘導装置の実施の形態4を示す構
成図である。
【図6】 この発明の誘導装置の実施の形態5の機能・
動作を示す図である。
【図7】 この発明の誘導装置の実施の形態6を示す構
成図である。
【図8】 この発明の誘導装置の実施の形態7の機能・
動作を示す図である。
【図9】 この発明の誘導装置の実施の形態8を示す構
成図である。
【図10】 この発明の誘導装置の実施の形態9の構成
・機能・動作を示す図である。
【図11】 この発明の誘導装置の実施の形態10を示
す構成図である。
【図12】 この発明の誘導装置の実施の形態11を示
す構成図である。
【図13】 この発明の誘導装置の実施の形態12を示
す構成図である。
【図14】 従来の誘導装置を示す構成図である。
【図15】 従来の誘導装置の機能・動作を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 飛しょう体、2 誘導装置、3 光ドーム、4 光
学レンズ、5 2次元検出器、6 前置画像処理部、7
母機電気的インタフェース、8 画像記憶部、9 画
像相関処理器、10 信号処理器、11 慣性装置、1
2 捜索処理器、13 画像変換処理器、14 温度セ
ンサ、15 命中点演算回路、16 画像処理器、17
画像特徴量データ記憶部、18 画像特徴量判定処理
器、19データ変換処理器、20 オートパイロット装
置、21 光学ズームレンズ、22 ズーム制御器、2
3 参照画像特徴量データ記憶部、24 参照データ判
定器、25 母機、26 母機赤外線撮像装置、27
母機赤外線撮像装置の視野、28 母機赤外線撮像装置
の撮像画像、29 誘導装置の視野、30 誘導装置の
撮像画像、31 選択しない疑似目標、32 選択した
重要目標、33目標領域の重心点、34 母機から指定
された命中点、35 目標領域の主軸、36 目標領域
の主軸方向の長さ(xx1)、37 目標領域の主軸垂
直方向の長さ(yy1)、38 主軸方向のオフセット
(xx2)、39 主軸垂直方向のオフセット(yy
2)、40 基準点領域、41 通常の弾道飛しょう経
路、42 オートパイロット装置による飛しょう経路。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像誘導飛しょう体の誘導装置におい
    て、光学レンズと、集光された像を結像させ得る2次元
    検出器と、前記検出器の出力画像信号を入力し、目標の
    抽出及び追尾を行うためのフィルタリング等の前処理を
    行う前置画像処理器と、予め母機の赤外線撮像装置が撮
    像した目標方向の画像を誘導装置に入力するための母機
    との電気的なインタフェースと、前記赤外線撮像装置の
    撮像画像を記憶しておく画像記憶部と、この画像記憶部
    に記憶された画像と前記検出器から入力された画像との
    マッチングを行う画像相関処理器と、上記相関処理によ
    り選択された目標に対する追尾・誘導信号生成等の処理
    を行う信号処理器とを有することを特徴とした誘導装
    置。
  2. 【請求項2】 飛しょう体の位置・姿勢角を検出する慣
    性装置及び母機のレーダが検出した目標の位置情報を入
    力する手段を有し、母機赤外線撮像装置から入力された
    画像と前記検出器から入力された画像とのマッチングを
    行う際に、予め母機レーダで検出した目標方向に照準を
    合わせるための指示を画像相関処理器に行う捜索処理器
    を設けたことを特徴とした請求項1記載の誘導装置。
  3. 【請求項3】 飛しょう体の位置・姿勢角を検出する慣
    性装置及び母機のレーダが検出した目標の位置情報を入
    力する手段を有するとともに、母機赤外線撮像装置から
    入力された画像と前記検出器から入力された画像とのマ
    ッチングを行う際に、慣性装置で計算された母機投下後
    の位置変化をもとに目標との距離を計測し、母機赤外線
    撮像装置と飛しょう体の誘導装置の画像取得時の目標と
    の相対距離・角度の差異及び母機赤外線撮像装置と誘導
    装置の画角の差異を計算して画像を変換する画像変換処
    理器とを設けたことを特徴とした請求項1記載の誘導装
    置。
  4. 【請求項4】 飛しょう体の外壁に温度を検知する温度
    センサを有するとともに、画像変換処理器内に温度/高
    度と大気透過率の関係を計算した換算テーブルを有し、
    赤外線撮像装置と飛しょう体の誘導装置の画像取得時の
    目標との相対距離の差異により目標輝度を変換する際に
    母機投下直前と捜索時の温度センサで検知した外気温の
    差及び慣性装置で検出した高度の差を基に大気透過率を
    換算して目標輝度を変換することにより、目標画像の相
    関処理を行うことを特徴とした請求項3記載の誘導装
    置。
  5. 【請求項5】 目標領域の主軸の検出と母機赤外線撮像
    装置の画像で指定された目標領域の中の命中点の領域重
    心点からの主軸方向及び主軸と垂直方向のオフセット比
    率を計算する命中点演算回路を有し、目標領域の重心点
    ではなく、指定された命中点を追尾することを特徴とし
    た請求項1記載の誘導装置。
  6. 【請求項6】 画像誘導飛しょう体の誘導装置におい
    て、光学レンズと、集光された像を結像させ得る2次元
    検出器と、前記検出器の出力画像信号を入力し、目標の
    抽出及び追尾を行うためのフィルタリング等の前処理を
    行う前置画像処理器と、予め母機の赤外線撮像装置が撮
    像した目標方向の画像を誘導装置に入力するための母機
    との電気的なインタフェースと、予め母機赤外線撮像装
    置の画像処理装置で画像取得した際に選択した目標領域
    の位置情報、輝度、面積、アスペクト、真円度等の特徴
    量を計測したものを母機電気的インタフェースを介して
    誘導装置に入力し、これを記憶する画像特徴量データ記
    憶部と、誘導装置の2次元検出器の出力画像信号に対し
    同様の目標領域の特徴量を計測する画像処理器を有する
    と共に、前記画像特徴量データ記憶部に記憶された母機
    赤外線撮像装置の撮像した画像の特徴量と誘導装置が捜
    索時に取得した目標方向の画像の特徴量を比較判定して
    目標を判定する画像特徴量判定処理器とを有することを
    特徴とした誘導装置。
  7. 【請求項7】 母機との電気的インタフェースと、画像
    特徴量データ記憶部と、画像の特徴量を比較判定して目
    標を判定する画像特徴量判定処理器を有し、予め母機赤
    外線撮像装置の画像処理装置で画像処理した際に、画像
    上の顕著な領域を数カ所基準点として抽出し、その基準
    点領域の位置情報、輝度、面積、アスペクト、真円度等
    の特徴量を計測すると共に、画像上の指定したい目標の
    位置と基準点の位置との位置関係を計測し、これを基準
    点領域の特徴量データと共に母機電気的インタフェース
    を介して誘導装置に入力し画像特徴量データ記憶部に記
    憶させ、画像特徴量判定処理器において、基準点領域の
    特徴量の比較判定によって画像の位置照合を行い、取得
    画像上から指定された目標位置を計算してこれを追尾点
    とすることを特徴とした請求項6記載の誘導装置。
  8. 【請求項8】 飛しょう体の位置・姿勢角を検出する慣
    性装置及び母機のレーダが検出した目標の位置情報を入
    力する手段を有するとともに、画像特徴量データ記憶部
    に記憶された母機赤外線撮像装置の画像処理装置で計測
    した目標領域の特徴量と、飛しょう体の捜索時に誘導装
    置の2次元検出器で得た画像における目標領域または基
    準点領域の特徴量を画像特徴量判定処理器で比較判定す
    る際に、慣性装置で計算された母機投下後の位置変化を
    もとに目標との距離を計測し、母機赤外線撮像装置と飛
    しょう体の誘導装置の画像取得時の目標との相対距離・
    角度の差異及び母機赤外線撮像装置と誘導装置の画角の
    差異を計算して領域特徴量データを変換するデータ変換
    処理器を有することを特徴とした請求項6記載の誘導装
    置。
  9. 【請求項9】 慣性装置と、一定の飛しょう経路角を保
    持するようにプログラムされたオートパイロット装置を
    有し、投弾時の母機と目標を結ぶ線に沿うように一定の
    角度で飛翔するように制御することにより、飛しょう体
    の誘導装置の視野方向を母機赤外線撮像装置が目標デー
    タを取得したときの視野方向に一致させることにより、
    同一視野方向の画像同士の相関処理を行うことを特徴と
    した請求項1記載の誘導装置。
  10. 【請求項10】 光学レンズを外部制御により画角の変
    更が任意に可能なズームレンズとし、画角の変更を制御
    するズーム制御器と慣性装置を有し、画像相関処理を行
    う際に、母機赤外線撮像装置と飛しょう体の誘導装置の
    距離と画角の関係が常に母機赤外線撮像装置が目標デー
    タを取得したときの画角に一致するようにズームレンズ
    の倍率を制御することを特徴とした請求項1記載の誘導
    装置。
  11. 【請求項11】 母機赤外線撮像装置と飛しょう体の誘
    導装置の間の電気的な母機インタフェースを双方向の信
    号授受とし、母機から飛しょう体を投下する前に母機赤
    外線撮像装置で目標方向の画像を取得した際、画像を飛
    しょう体の誘導装置内の画像処理器に入力し、ここで所
    要の画像処理を行うことを特徴とした請求項6記載の誘
    導装置。
  12. 【請求項12】 飛しょう体を母機に搭載する前に予め
    想定される目標に関する特徴量を設定しておきこれを記
    憶する参照画像特徴量データ記憶部と、画像特徴量判定
    処理器に入力する参照データを選択する参照データ判定
    器を有し、母機から入力されるデータの中に母機赤外線
    撮像装置で画像処理して得た特徴量データを参照とする
    か初期設定された特徴量を参照するかを指示する信号発
    生部を設け、その信号発生部の指示に従って参照データ
    を選択することにより、母機赤外線撮像装置上で目標の
    特定ができない場合或いは母機赤外線撮像装置が故障し
    た場合などでも対応できるように目標判定の冗長性を持
    たせたことを特徴とした請求項6記載の誘導装置。
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