JPH09170652A - 自動変速装置のセレクトレバー - Google Patents
自動変速装置のセレクトレバーInfo
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- JPH09170652A JPH09170652A JP34834895A JP34834895A JPH09170652A JP H09170652 A JPH09170652 A JP H09170652A JP 34834895 A JP34834895 A JP 34834895A JP 34834895 A JP34834895 A JP 34834895A JP H09170652 A JPH09170652 A JP H09170652A
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- Japan
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- lever
- detent
- select
- rod
- automatic transmission
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/0278—Constructional features of the selector lever, e.g. grip parts, mounting or manufacturing
- F16H2059/0282—Lever handles with lock mechanisms, e.g. for allowing selection of reverse gear or releasing lever from park position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/0208—Selector apparatus with means for suppression of vibrations or reduction of noise
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動変速装置を搭載した自動車におい
て、変速のためにセレクトレバーを動かしたとき、デテ
ントピンがデテントプレートに当る音が小さくなるよう
にする。 【解決手段】 レバー本体4をパイプで形成し、このレ
バー本体4の内部にセレクトロッド5を昇降自在に設け
たセレクトレバー3において、セレクトロッド5の中間
部分に、セレクトロッド5が上昇するときに下降すると
きよりも荷重が大きくなるように、可撓材でその断面形
状が外周部において上方に屈折した弁体25を取付け
た。セレクトロッド5が上昇するときには、弁体5の外
周とレバー本体4の内壁との間の摩擦が大きくなるので
上昇速度が遅くなり、デテントピン6がデテントプレー
ト1のデテントホール2に強く当らない。
て、変速のためにセレクトレバーを動かしたとき、デテ
ントピンがデテントプレートに当る音が小さくなるよう
にする。 【解決手段】 レバー本体4をパイプで形成し、このレ
バー本体4の内部にセレクトロッド5を昇降自在に設け
たセレクトレバー3において、セレクトロッド5の中間
部分に、セレクトロッド5が上昇するときに下降すると
きよりも荷重が大きくなるように、可撓材でその断面形
状が外周部において上方に屈折した弁体25を取付け
た。セレクトロッド5が上昇するときには、弁体5の外
周とレバー本体4の内壁との間の摩擦が大きくなるので
上昇速度が遅くなり、デテントピン6がデテントプレー
ト1のデテントホール2に強く当らない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速装置を搭
載した自動車等の車両に適用する、自動変速装置のセレ
クトレバーに関するものである。
載した自動車等の車両に適用する、自動変速装置のセレ
クトレバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速装置を搭載した自動車では、1
本のセレクトレバーを所定の角度範囲内で傾倒させるこ
とにより、駐車(P)、後退(R)、中立(N)、ドラ
イブ(D)、第2速(2)および第1速(Lまたは1)
の選択を行うようになっている。選択のための構造は周
知のように、下端が車体側の部材に軸着されたセレクト
レバーの本体をパイプで形成し、その内部にセレクトロ
ッドを昇降自在に嵌挿してスプリングで上方に付勢し、
このセレクトロッドから側方に突出させたデテントピン
を、デテントプレートに設けられた段付き形状のデテン
トホール内の所定位置に係合させるようになっている。
本のセレクトレバーを所定の角度範囲内で傾倒させるこ
とにより、駐車(P)、後退(R)、中立(N)、ドラ
イブ(D)、第2速(2)および第1速(Lまたは1)
の選択を行うようになっている。選択のための構造は周
知のように、下端が車体側の部材に軸着されたセレクト
レバーの本体をパイプで形成し、その内部にセレクトロ
ッドを昇降自在に嵌挿してスプリングで上方に付勢し、
このセレクトロッドから側方に突出させたデテントピン
を、デテントプレートに設けられた段付き形状のデテン
トホール内の所定位置に係合させるようになっている。
【0003】レバー本体の上端にはノブが取付けられて
おり、運転者はこのノブを握って変速操作をする。自動
変速装置のセレクトレバーのパターンは、手動変速装置
(AT)がH型のパターンを有するのとは異なり、一般
的には垂直方向の一つの面の中で行うので、後退位置や
低速ギヤを選択するときには何らかの別の操作を加え、
運転者が意図しないのにこれらの変速位置に入らないよ
うにする必要がある。そこでセレクトレバーをこれらの
位置に移動させるときには、ノブの一部に進退自在に設
けられた釦を押すようにしてある。釦を押すことによ
り、釦に連係してセレクトロッドを下降させ、下降させ
ないと入れることができないデテントホール中の係合部
にデテントピンを係合させるのである。
おり、運転者はこのノブを握って変速操作をする。自動
変速装置のセレクトレバーのパターンは、手動変速装置
(AT)がH型のパターンを有するのとは異なり、一般
的には垂直方向の一つの面の中で行うので、後退位置や
低速ギヤを選択するときには何らかの別の操作を加え、
運転者が意図しないのにこれらの変速位置に入らないよ
うにする必要がある。そこでセレクトレバーをこれらの
位置に移動させるときには、ノブの一部に進退自在に設
けられた釦を押すようにしてある。釦を押すことによ
り、釦に連係してセレクトロッドを下降させ、下降させ
ないと入れることができないデテントホール中の係合部
にデテントピンを係合させるのである。
【0004】デテントホールに設けられる変速位置に対
応する係合部は、周知のようにその上部に設けられてお
り、デテントピンは下方からこの係合部に係合する。係
合状態を保つため、ならびにセレクトロッドの上端が結
合するカムが釦に常時係合するようにするために、セレ
クトロッドはスプリングにより常時上方に付勢されてい
る。このような構造であることに起因して、変速操作時
にデテントピンがデテントホールの係合部に強く当たっ
て当接音を発することがある。
応する係合部は、周知のようにその上部に設けられてお
り、デテントピンは下方からこの係合部に係合する。係
合状態を保つため、ならびにセレクトロッドの上端が結
合するカムが釦に常時係合するようにするために、セレ
クトロッドはスプリングにより常時上方に付勢されてい
る。このような構造であることに起因して、変速操作時
にデテントピンがデテントホールの係合部に強く当たっ
て当接音を発することがある。
【0005】図7を用いて説明する。1はデテントプレ
ートであり、下端において車体のフロアパネル等に固定
されて起立しているものである。このデテントプレート
1にはデテントホール2が穿設されている。デテントホ
ール2は前述したように上部に係合部を有する形状をし
ている。図中にP,R,N,D,2,Lの記号で示した
ところが係合部である。デテントプレート1の側部には
セレクトレバー3のレバー本体4が配設され、図示しな
い下端の軸支部を中心にして回動(傾倒)するようにし
てある。
ートであり、下端において車体のフロアパネル等に固定
されて起立しているものである。このデテントプレート
1にはデテントホール2が穿設されている。デテントホ
ール2は前述したように上部に係合部を有する形状をし
ている。図中にP,R,N,D,2,Lの記号で示した
ところが係合部である。デテントプレート1の側部には
セレクトレバー3のレバー本体4が配設され、図示しな
い下端の軸支部を中心にして回動(傾倒)するようにし
てある。
【0006】レバー本体4はパイプで形成されており、
その内部に、棒体で形成されたセレクトロッド5が昇降
自在に設けられている。後述するが、セレクトロッド5
の上端は、上端を斜面に形成したカムに螺合により取付
けられており、釦を押したときセレクトロッド5が下降
するようになっている。この図には示さないがレバー本
体4には縦方向の長孔が形成されており、セレクトロッ
ド5の下端近くに水平方向に設けられたデテントピン6
がこの長孔を貫通してデテントホール2内に突出し、係
合部P,R,N,D,2,Lのいずれかに係合するよう
になっている。図示する例では、実線で示すR(後退ポ
ジション)に係合している。
その内部に、棒体で形成されたセレクトロッド5が昇降
自在に設けられている。後述するが、セレクトロッド5
の上端は、上端を斜面に形成したカムに螺合により取付
けられており、釦を押したときセレクトロッド5が下降
するようになっている。この図には示さないがレバー本
体4には縦方向の長孔が形成されており、セレクトロッ
ド5の下端近くに水平方向に設けられたデテントピン6
がこの長孔を貫通してデテントホール2内に突出し、係
合部P,R,N,D,2,Lのいずれかに係合するよう
になっている。図示する例では、実線で示すR(後退ポ
ジション)に係合している。
【0007】デテントホール2が図示する形状の場合、
運転者がセレクトレバー3を操作して、デテントピン6
の係合位置をN,Dの間、RからNへ、あるいは2から
Dへ変えるときにはセレクトロッド5を下降させずに移
動することができるが、NからRおよびPへ切換えると
き、あるいはDから2およびLに切換えるときには、そ
れらの間にある段差分だけセレクトロッド5とともにデ
テントピン6を下降させてからでないと移動ができな
い。これが後退や低速ギヤへの不用意な切換えを防ぐ構
造である。セレクトロッド5は、前述のようにスプリン
グにより常時上方に付勢されていることから、デテント
ピン6が係合部の下方から係合部に係合するとき、当接
音を発することになる。
運転者がセレクトレバー3を操作して、デテントピン6
の係合位置をN,Dの間、RからNへ、あるいは2から
Dへ変えるときにはセレクトロッド5を下降させずに移
動することができるが、NからRおよびPへ切換えると
き、あるいはDから2およびLに切換えるときには、そ
れらの間にある段差分だけセレクトロッド5とともにデ
テントピン6を下降させてからでないと移動ができな
い。これが後退や低速ギヤへの不用意な切換えを防ぐ構
造である。セレクトロッド5は、前述のようにスプリン
グにより常時上方に付勢されていることから、デテント
ピン6が係合部の下方から係合部に係合するとき、当接
音を発することになる。
【0008】この音は変速操作になんら支障を与えるも
のではないし、音を聞くことによって正確に操作が行わ
れたと意識することもできるが、気にすると気になり、
音はしない方がよいという運転者も出てくる。
のではないし、音を聞くことによって正確に操作が行わ
れたと意識することもできるが、気にすると気になり、
音はしない方がよいという運転者も出てくる。
【0009】そこでこの音を消去し、あるいは低減する
ために種々の工夫がなされている。その一つである実開
平3−12654号の明細書に開示されたものは、セレ
クトロッドの昇降範囲を規制するデテントピンが取付け
られる部位におけるレバー本体とセレクトロッドとの間
に弾性材ブッシュを設けその外周にデテントピンの移動
を規制する長孔を設けてある。この構造では、弾性材ブ
ッシュにより、デテントピンがデテントホールの係合部
に当接する音の発生を防止することになる。
ために種々の工夫がなされている。その一つである実開
平3−12654号の明細書に開示されたものは、セレ
クトロッドの昇降範囲を規制するデテントピンが取付け
られる部位におけるレバー本体とセレクトロッドとの間
に弾性材ブッシュを設けその外周にデテントピンの移動
を規制する長孔を設けてある。この構造では、弾性材ブ
ッシュにより、デテントピンがデテントホールの係合部
に当接する音の発生を防止することになる。
【0010】実開平3−12655号の明細書には、レ
バー本体とデテントロッドとの間に弾性部材製のリング
を介在させたものが開示されている。リングはレバー本
体とセレクトロッド相互間の公差を厳しくすることなく
セレクトロッドをレバー本体の略中央に支持できると共
に、レバー本体とセレクトロッドとの間に摩擦力を生じ
させて、セレクトロッドの上下動速度を抑制することが
でき、異音の発生を防止することができると記載されて
いる。
バー本体とデテントロッドとの間に弾性部材製のリング
を介在させたものが開示されている。リングはレバー本
体とセレクトロッド相互間の公差を厳しくすることなく
セレクトロッドをレバー本体の略中央に支持できると共
に、レバー本体とセレクトロッドとの間に摩擦力を生じ
させて、セレクトロッドの上下動速度を抑制することが
でき、異音の発生を防止することができると記載されて
いる。
【0011】さらに実開平3−52455号の明細書に
は、レバー本体内にセレクトロッドの上下動で拡縮し合
うシリンダ室を形成し、このシリンダ室に、セレクトロ
ッドの上昇時にシリンダ室内の空気を徐々に逃がす開放
口を設けたものが開示されている。この構成によれば、
セレクトロッドが上昇するときには、シリンダ室内の空
気が開放口によって徐々に逃がされるため、セレクトロ
ッドの上昇速度を遅くすることができ、デテントピンが
デテントホールの係合部に当接する音の発生を抑制する
旨の記載がされている。
は、レバー本体内にセレクトロッドの上下動で拡縮し合
うシリンダ室を形成し、このシリンダ室に、セレクトロ
ッドの上昇時にシリンダ室内の空気を徐々に逃がす開放
口を設けたものが開示されている。この構成によれば、
セレクトロッドが上昇するときには、シリンダ室内の空
気が開放口によって徐々に逃がされるため、セレクトロ
ッドの上昇速度を遅くすることができ、デテントピンが
デテントホールの係合部に当接する音の発生を抑制する
旨の記載がされている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】これらの明細書に開示
された技術により、デテントピンがデテントホールの係
合部に当接することによって生ずる音の発生は防止さ
れ、あるいは抑制されることになる。しかしながら、実
開平3−12654号および実開平3−12655号の
明細書に開示されたものは、弾性材ブッシュまたは弾性
材製のリングが、デテントロッドが下降するときにも作
用するものと認められ、デテントロッドが上昇するとき
にのみ作用するものとは認められない。切換作動を迅速
に行うためには、下降時には作動しない方がよい。
された技術により、デテントピンがデテントホールの係
合部に当接することによって生ずる音の発生は防止さ
れ、あるいは抑制されることになる。しかしながら、実
開平3−12654号および実開平3−12655号の
明細書に開示されたものは、弾性材ブッシュまたは弾性
材製のリングが、デテントロッドが下降するときにも作
用するものと認められ、デテントロッドが上昇するとき
にのみ作用するものとは認められない。切換作動を迅速
に行うためには、下降時には作動しない方がよい。
【0013】一方、実開平3−52455号の明細書に
開示された技術によれば、セレクトロッドが上昇すると
きにのみ、その速度を遅くすることができるが、具体的
な構造としては可動リングに開放口と、この開放口より
径の大きい逃し口を設け、逃し口に制御弁を取付ける構
造が複雑であり、これを実現するためには、レバー本体
の外形寸法がかなり大きくなってしまうことが予想され
る。
開示された技術によれば、セレクトロッドが上昇すると
きにのみ、その速度を遅くすることができるが、具体的
な構造としては可動リングに開放口と、この開放口より
径の大きい逃し口を設け、逃し口に制御弁を取付ける構
造が複雑であり、これを実現するためには、レバー本体
の外形寸法がかなり大きくなってしまうことが予想され
る。
【0014】その他の技術としては、デテントプレート
のデテントホールの上部(デテントピンの係合部)の側
部にクッションプレートを貼着し、デテントピンがまず
クッションプレートに当たってから係合部に当るように
したものがある。この構造によれば、デテントピンはク
ッションプレートによって緩衝されてからデテントホー
ルの係合部に当るから、当接音の発生は極度に抑制され
る。
のデテントホールの上部(デテントピンの係合部)の側
部にクッションプレートを貼着し、デテントピンがまず
クッションプレートに当たってから係合部に当るように
したものがある。この構造によれば、デテントピンはク
ッションプレートによって緩衝されてからデテントホー
ルの係合部に当るから、当接音の発生は極度に抑制され
る。
【0015】さらに、セレクトロッドの上端を螺合した
カムと、ノブ内部でノブの一部が当接する部位にクッシ
ョン部材を配置したものが本出願人によって既に特許出
願されている(特願平7−26151号)。この構造に
よれば、セレクトロッドが上昇するとき、それとともに
上昇するノブがクッション部材を圧縮することになるか
ら、セレクトロッドの係合部への当接音が効果的に抑制
されることになる。
カムと、ノブ内部でノブの一部が当接する部位にクッシ
ョン部材を配置したものが本出願人によって既に特許出
願されている(特願平7−26151号)。この構造に
よれば、セレクトロッドが上昇するとき、それとともに
上昇するノブがクッション部材を圧縮することになるか
ら、セレクトロッドの係合部への当接音が効果的に抑制
されることになる。
【0016】本発明は上記三つの明細書に開示された技
術が有する問題点が生じないようにし、また上記二つの
技術とも相違する構成によって、セレクトロッドが下降
するときにのみ作用し、しかも構造が複雑にならない自
動変速装置のセレクトレバーを提供しようとするもので
ある。
術が有する問題点が生じないようにし、また上記二つの
技術とも相違する構成によって、セレクトロッドが下降
するときにのみ作用し、しかも構造が複雑にならない自
動変速装置のセレクトレバーを提供しようとするもので
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載された発明に
おいては、レバー本体をパイプで形成し、該レバー本体
の内部にセレクトロッドを昇降自在に設けた自動変速装
置のセレクトレバーにおいて、セレクトロッドの中間部
分に、該セレクトロッドの上昇時に下降時より荷重が大
きくなる形状の弁体を取付けたことを特徴とする。
決するための手段として、請求項1に記載された発明に
おいては、レバー本体をパイプで形成し、該レバー本体
の内部にセレクトロッドを昇降自在に設けた自動変速装
置のセレクトレバーにおいて、セレクトロッドの中間部
分に、該セレクトロッドの上昇時に下降時より荷重が大
きくなる形状の弁体を取付けたことを特徴とする。
【0018】請求項2に記載された発明においては、請
求項1に記載されたものにおいて、弁体を可撓材で形成
し、その断面形状を外周部において上方に屈折したもの
としたことを特徴とする。
求項1に記載されたものにおいて、弁体を可撓材で形成
し、その断面形状を外周部において上方に屈折したもの
としたことを特徴とする。
【0019】請求項3に記載された発明においては、請
求項1または2に記載されたものにおいて、レバー本体
の内部を間隔を置いた2個のオイルシールで仕切って室
を形成し、該室の内部には流体を封入するとともにセレ
クトロッドに取付けられた弁体を配設し、前記室内の該
弁体の上下部分を結んで、途中に調圧弁を有する流体の
リターン回路を接続したことを特徴とする。
求項1または2に記載されたものにおいて、レバー本体
の内部を間隔を置いた2個のオイルシールで仕切って室
を形成し、該室の内部には流体を封入するとともにセレ
クトロッドに取付けられた弁体を配設し、前記室内の該
弁体の上下部分を結んで、途中に調圧弁を有する流体の
リターン回路を接続したことを特徴とする。
【0020】このような構成とすれば、請求項1、2に
記載された構成ではセレクトロッドの上昇時に弁体が機
能してその速度を遅くする。これによりデテントピンは
セレクトロッドのデテントホール係合部に強く当たらな
いので、音の発生が抑制される。請求項3に記載された
構成では調圧弁で流体の流れを制御することによりセレ
クトロッドの上昇速度を変えることができる。
記載された構成ではセレクトロッドの上昇時に弁体が機
能してその速度を遅くする。これによりデテントピンは
セレクトロッドのデテントホール係合部に強く当たらな
いので、音の発生が抑制される。請求項3に記載された
構成では調圧弁で流体の流れを制御することによりセレ
クトロッドの上昇速度を変えることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
について説明する。セレクトレバー1は、パイプで形成
されたレバー本体4が、下端においてスリーブ7に結合
しており、上端においてノブ8に結合して構成されてい
る。スリーブ7は車体パネル9に取付けられたプレート
10とデテントプレート1に軸11により回動自在に支
持されている(スリーブ7の右端支持部は、デテントプ
レート1とは別のプレートで支持するようにしてもよ
い)。スリーブ7にはアーム12の基部が取付けられて
おり、このアーム12によってセレクトレバー3が図示
しない自動変速装置のリンケージ機構に連係するように
なっている。
について説明する。セレクトレバー1は、パイプで形成
されたレバー本体4が、下端においてスリーブ7に結合
しており、上端においてノブ8に結合して構成されてい
る。スリーブ7は車体パネル9に取付けられたプレート
10とデテントプレート1に軸11により回動自在に支
持されている(スリーブ7の右端支持部は、デテントプ
レート1とは別のプレートで支持するようにしてもよ
い)。スリーブ7にはアーム12の基部が取付けられて
おり、このアーム12によってセレクトレバー3が図示
しない自動変速装置のリンケージ機構に連係するように
なっている。
【0022】ノブ8は内部に水平方向の穴13と、この
穴13の中間部分から下端に抜ける段付きの穴14とを
有するものであり、穴13には釦15が進退自在に嵌挿
されている。釦15の一部には下方に向けた斜面16が
形成されており、この斜面16に、上端を斜面17に形
成したカム18が当接している。19はスプリングで、
穴13の底部とノブ8との間に介装され、ノブ8に矢印
で示す突出方向の力を付勢する。
穴13の中間部分から下端に抜ける段付きの穴14とを
有するものであり、穴13には釦15が進退自在に嵌挿
されている。釦15の一部には下方に向けた斜面16が
形成されており、この斜面16に、上端を斜面17に形
成したカム18が当接している。19はスプリングで、
穴13の底部とノブ8との間に介装され、ノブ8に矢印
で示す突出方向の力を付勢する。
【0023】ノブ8の穴14には下方からレバー本体4
が嵌挿され、ボルト20で固定されている。レバー本体
4は、シール材21を介してカム18を摺動自在に支持
している。カム18の下部には図示しないが雌ねじが刻
設されており、セレクトロッド5の上端に刻設された雄
ねじ(図示せず)が螺合している。セレクトロッド5の
下端にはブロック22が取付けられており、このブロッ
ク22からデテントピン6が水平方向に突出している。
デテントピン6はレバー本体4に設けられた孔23を貫
通し、デテントプレート1のデテントホール2に至って
いる。ブロック22とスリーブ7との間にはスプリング
24が介装され、ブロック22を介し、セレクトロッド
5とカム18に上方向に向かう力を与えている。
が嵌挿され、ボルト20で固定されている。レバー本体
4は、シール材21を介してカム18を摺動自在に支持
している。カム18の下部には図示しないが雌ねじが刻
設されており、セレクトロッド5の上端に刻設された雄
ねじ(図示せず)が螺合している。セレクトロッド5の
下端にはブロック22が取付けられており、このブロッ
ク22からデテントピン6が水平方向に突出している。
デテントピン6はレバー本体4に設けられた孔23を貫
通し、デテントプレート1のデテントホール2に至って
いる。ブロック22とスリーブ7との間にはスプリング
24が介装され、ブロック22を介し、セレクトロッド
5とカム18に上方向に向かう力を与えている。
【0024】セレクトロッド5の中間部分には、このセ
レクトロッド5の上昇時に下降時より荷重が大きくなる
ように、断面形状を外周部において上方に屈折させた可
撓材からなる弁体25が取付けられている。弁体25は
セレクトロッド5とともに昇降するとき、レバー本体4
の内壁を摺動することになる。摺動するとき、弁体25
の断面形状が外周部において上方に屈折させたものとし
てあることから、下降するときには抵抗が小さく、上昇
させるときには抵抗が大きくなる。図2に示すように弁
体25の一部に孔26を設ければ、その孔26の大きさ
で抵抗値を調整することができる。
レクトロッド5の上昇時に下降時より荷重が大きくなる
ように、断面形状を外周部において上方に屈折させた可
撓材からなる弁体25が取付けられている。弁体25は
セレクトロッド5とともに昇降するとき、レバー本体4
の内壁を摺動することになる。摺動するとき、弁体25
の断面形状が外周部において上方に屈折させたものとし
てあることから、下降するときには抵抗が小さく、上昇
させるときには抵抗が大きくなる。図2に示すように弁
体25の一部に孔26を設ければ、その孔26の大きさ
で抵抗値を調整することができる。
【0025】図1のものにおいて、運転者がセレクトレ
バー1を操作するに当り、釦15を押す場合も押さない
場合もデテントピン6が切換え前の係合位置から切換え
られた係合位置に移るときには、スプリング24の弾発
力で係合位置に強く当接することになる。従来のもので
は、このときに当接音が発生するのである。本発明のも
のにおいては、セレクトロッド5の中間部分に弁体25
が取付けられていることから、セレクトロッド5の上昇
時に抵抗力が発生し、当接音の発生を著しく緩和する。
バー1を操作するに当り、釦15を押す場合も押さない
場合もデテントピン6が切換え前の係合位置から切換え
られた係合位置に移るときには、スプリング24の弾発
力で係合位置に強く当接することになる。従来のもので
は、このときに当接音が発生するのである。本発明のも
のにおいては、セレクトロッド5の中間部分に弁体25
が取付けられていることから、セレクトロッド5の上昇
時に抵抗力が発生し、当接音の発生を著しく緩和する。
【0026】図3は弁体25が下降する場合を、図4は
上昇する場合を拡大して示したものである。弁体25が
下降するときには、弁体25の下部の空気は圧縮され、
上部の空気は負圧状態になるから、レバー本体4内の弁
体25の下部の空気が白抜矢印で示すように弁体25の
外周部を押し上げ、レバー本体4の内壁との間に隙間を
形成する。したがって空気はこの隙間を通るので、弁体
25およびセレクトロッドの下降には影響を与えない。
したがって釦(図1参照)を押して操作をするときに
は、従来とほぼ同様の操作ができる。
上昇する場合を拡大して示したものである。弁体25が
下降するときには、弁体25の下部の空気は圧縮され、
上部の空気は負圧状態になるから、レバー本体4内の弁
体25の下部の空気が白抜矢印で示すように弁体25の
外周部を押し上げ、レバー本体4の内壁との間に隙間を
形成する。したがって空気はこの隙間を通るので、弁体
25およびセレクトロッドの下降には影響を与えない。
したがって釦(図1参照)を押して操作をするときに
は、従来とほぼ同様の操作ができる。
【0027】図4に示すのは、弁体25が上昇するとき
の状態である。このときには、弁体25の形状により、
弁体25の上部の空気が圧縮されることによって、その
圧力が弁体25の上方に屈折させた部分に作用して、外
周部をレバー本体4の内壁に密着させる。したがって、
これがセレクトロッドの上昇に対する抵抗力となり、デ
テントピンがデテントホールの係合部に係合するときの
衝撃を緩和することになる。なお、弁体25の上部の空
気は、図示しない上方の隙間から外部に逃げることにな
る。
の状態である。このときには、弁体25の形状により、
弁体25の上部の空気が圧縮されることによって、その
圧力が弁体25の上方に屈折させた部分に作用して、外
周部をレバー本体4の内壁に密着させる。したがって、
これがセレクトロッドの上昇に対する抵抗力となり、デ
テントピンがデテントホールの係合部に係合するときの
衝撃を緩和することになる。なお、弁体25の上部の空
気は、図示しない上方の隙間から外部に逃げることにな
る。
【0028】理論的に計算をし、また試作して成績を確
認したところ、図5に示すように、弁体25の外周端と
レバー本体4の内壁との間の角度θ1 が、弁体25の外
周面とレバー本体25の内壁との間の角度θ2 より大と
なるようにすると、弁体25が上昇するときと下降する
ときとで、力の差が生じ、先に説明したような作用が得
られることになる。角度θ1 と角度θ2 の値を変える
と、弁体25したがってセレクトロッドの昇降速度を調
整することができる。
認したところ、図5に示すように、弁体25の外周端と
レバー本体4の内壁との間の角度θ1 が、弁体25の外
周面とレバー本体25の内壁との間の角度θ2 より大と
なるようにすると、弁体25が上昇するときと下降する
ときとで、力の差が生じ、先に説明したような作用が得
られることになる。角度θ1 と角度θ2 の値を変える
と、弁体25したがってセレクトロッドの昇降速度を調
整することができる。
【0029】図6は本発明の他の実施形態を示す断面図
である。この実施形態においては、レバー本体4の内部
に、間隔を置いて2個のオイルシール27,28を設
け、このオイルシール27,28で仕切って室29を形
成してある。この室29の内部には粘度の低いオイル等
の流体(図示せず)が封入してある。室29内には、流
体とともに、セレクトロッド4に取付けれれた弁体25
が配設されている。30,31はシールを完全にするた
めのスペーサである。
である。この実施形態においては、レバー本体4の内部
に、間隔を置いて2個のオイルシール27,28を設
け、このオイルシール27,28で仕切って室29を形
成してある。この室29の内部には粘度の低いオイル等
の流体(図示せず)が封入してある。室29内には、流
体とともに、セレクトロッド4に取付けれれた弁体25
が配設されている。30,31はシールを完全にするた
めのスペーサである。
【0030】レバー本体4には、室29内の弁体25の
上下部分に位置する部位にポート32,33が設けられ
ており、このポート32,33間に、途中に調圧弁34
と流体を貯蔵する予備室35を設けたパイプ36が接続
されている。パイプ36は流体のリターン回路を形成す
る。
上下部分に位置する部位にポート32,33が設けられ
ており、このポート32,33間に、途中に調圧弁34
と流体を貯蔵する予備室35を設けたパイプ36が接続
されている。パイプ36は流体のリターン回路を形成す
る。
【0031】この実施形態では、セレクトロッド5が昇
降するとき弁体25も共に昇降するので、室29内の流
体は、セレクトロッド5の上昇時にはポート32側から
パイプ36内に入ってポート33側に抜け、下降時には
ポート33側からパイプ36内に入ってポート32側に
抜けることになる。調圧弁34を調整することにより、
セレクトロッド5の上昇時に下降時よりも流体の流れに
対して抵抗値が大きくなるようにすれば、弁体25の形
状によって発生する抵抗値のほか、リターン回路によっ
ても抵抗が生ずるので、デテントピン6のデテントプレ
ート1の係合部への当接音を小さくすることができるこ
とになる。
降するとき弁体25も共に昇降するので、室29内の流
体は、セレクトロッド5の上昇時にはポート32側から
パイプ36内に入ってポート33側に抜け、下降時には
ポート33側からパイプ36内に入ってポート32側に
抜けることになる。調圧弁34を調整することにより、
セレクトロッド5の上昇時に下降時よりも流体の流れに
対して抵抗値が大きくなるようにすれば、弁体25の形
状によって発生する抵抗値のほか、リターン回路によっ
ても抵抗が生ずるので、デテントピン6のデテントプレ
ート1の係合部への当接音を小さくすることができるこ
とになる。
【0032】以上説明した実施形態においては、レバー
本体の内部に入れる流体として空気と粘度の低いオイル
を例示したが、本発明はこれに限られるものではない。
発錆や洩れに問題がなければ水を使用することも可能で
あるし、また流体を用いずに弁体とレバー本体内壁の摩
擦のみを利用しても実現ができる。
本体の内部に入れる流体として空気と粘度の低いオイル
を例示したが、本発明はこれに限られるものではない。
発錆や洩れに問題がなければ水を使用することも可能で
あるし、また流体を用いずに弁体とレバー本体内壁の摩
擦のみを利用しても実現ができる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た自動変速装置のセレクトレバーであるから、請求項
1,2に記載された構成とすれば、ノブの釦を押してセ
レクトロッドを下降させ、自動変速装置のモード選択後
にデテントピンがスプリングの力で上昇するとき、弁体
の変形によってデテントピンがデテントホールの係合部
に強く当らないことになる。したがって当接音が著しく
減少することになる。請求項3に記載された構成によれ
ば、リターン回路に設けられた調圧弁により、セレクト
ロッドの戻り速度を調整することができる。また、レバ
ー本体内部に可撓材からなる弁体を設けたことにより、
セレクトロッドの振動がレバー本体に伝わるのを防止
し、また外部からセレクトロッドに振動が伝わるのも防
止することができる。
た自動変速装置のセレクトレバーであるから、請求項
1,2に記載された構成とすれば、ノブの釦を押してセ
レクトロッドを下降させ、自動変速装置のモード選択後
にデテントピンがスプリングの力で上昇するとき、弁体
の変形によってデテントピンがデテントホールの係合部
に強く当らないことになる。したがって当接音が著しく
減少することになる。請求項3に記載された構成によれ
ば、リターン回路に設けられた調圧弁により、セレクト
ロッドの戻り速度を調整することができる。また、レバ
ー本体内部に可撓材からなる弁体を設けたことにより、
セレクトロッドの振動がレバー本体に伝わるのを防止
し、また外部からセレクトロッドに振動が伝わるのも防
止することができる。
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1のものの一部変更例の要部を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】図1のものにおける弁体の作用を説明する説明
図である。
図である。
【図4】弁体の図3とは異なった状態の作用を説明する
説明図である。
説明図である。
【図5】弁体の形状を説明する説明図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す断面図である。
【図7】デテントロッド、デテントピンとデテントホー
ルとの関係を示す斜視図である。
ルとの関係を示す斜視図である。
1 デテントプレート 2 デテントホール 3 セレクトレバー 4 レバー本体 5 セレクトロッド 6 デテントピン 8 ノブ 15 釦 18 カム 24 スプリング 25 弁体 27 オイルシール 28 オイルシール 29 室 34 調圧弁 35 パイプ
Claims (3)
- 【請求項1】 レバー本体をパイプで形成し、該レバー
本体の内部にセレクトロッドを昇降自在に設けた自動変
速装置のセレクトレバーにおいて、セレクトロッドの中
間部分に、該セレクトロッドの上昇時に下降時より荷重
が大きくなる形状の弁体を取付けたことを特徴とする自
動変速装置のセレクトレバー。 - 【請求項2】 弁体を可撓材で形成し、その断面形状を
外周部において上方に屈折したものとした請求項1に記
載の自動変速装置のセレクトレバー。 - 【請求項3】 レバー本体の内部を間隔を置いた2個の
オイルシールで仕切って室を形成し、該室の内部には流
体を封入するとともにセレクトロッドに取付けられた弁
体を配設し、前記室内の該弁体の上下部分を結んで、途
中に調圧弁を有する流体のリターン回路を接続したこと
を特徴とする請求項1または2に記載の自動変速装置の
セレクトレバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34834895A JPH09170652A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 自動変速装置のセレクトレバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34834895A JPH09170652A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 自動変速装置のセレクトレバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09170652A true JPH09170652A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18396424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34834895A Pending JPH09170652A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 自動変速装置のセレクトレバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09170652A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004089677A2 (de) * | 2003-04-04 | 2004-10-21 | ZF Lemförder Metallwaren AG | Shift by wire - schaltung mit p-position |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP34834895A patent/JPH09170652A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004089677A2 (de) * | 2003-04-04 | 2004-10-21 | ZF Lemförder Metallwaren AG | Shift by wire - schaltung mit p-position |
WO2004089676A2 (de) * | 2003-04-04 | 2004-10-21 | ZF Lemförder Metallwaren AG | Shift by wire-schaltung mit p-position |
WO2004089676A3 (de) * | 2003-04-04 | 2004-12-02 | Zf Lemfoerder Metallwaren Ag | Shift by wire-schaltung mit p-position |
WO2004089677A3 (de) * | 2003-04-04 | 2004-12-02 | Zf Lemfoerder Metallwaren Ag | Shift by wire - schaltung mit p-position |
US7603926B2 (en) | 2003-04-04 | 2009-10-20 | ZF Lemfolder Metallwaren AG | Shift-by-wire shifting with P position |
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