JPH09169752A - 含酸素複素環誘導体 - Google Patents

含酸素複素環誘導体

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JPH09169752A
JPH09169752A JP8049566A JP4956696A JPH09169752A JP H09169752 A JPH09169752 A JP H09169752A JP 8049566 A JP8049566 A JP 8049566A JP 4956696 A JP4956696 A JP 4956696A JP H09169752 A JPH09169752 A JP H09169752A
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alkyl
compound
aryl
substituent
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JP8049566A
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Inventor
Ryoichi Ando
亮一 安藤
Toshiro Sakaki
敏朗 榊
Hirokazu Masuda
裕和 増田
Naoto Inakoshi
直人 稲越
Tetsuo Naohara
哲夫 直原
Yoshiyuki Fujimura
義幸 藤村
Takuro Niwa
卓朗 丹羽
Shigehiko Yoshii
成彦 吉井
Reiko Tabata
礼子 田畑
Kenichi Saito
健一 斎藤
Keiichi Aritomo
啓一 有友
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経口吸収性、組織移行性、細胞膜透過性など
にすぐれたシステインプロテアーゼ阻害剤が求められて
い。 【解決手段】 下記一般式(I)で表される含酸素複素
環誘導体、その塩、その溶媒和物またはその水和物。 【化1】 (R8 :C1 〜C20のアルキル基、アリール基等) R2 、R4 、R6 :水素原子、C1 〜C5 のアルキル基
等 R3 、R5 :水素原子、C1 〜C20のアルキル基等 (R9 :C1 〜C10のアルキル基) A:C1 〜C3 のアルキレン基 n:0または1

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は新規な含酸素複素
環誘導体に関する。 【0002】 【従来の技術】パパイン、カテプシンB、カテプシン
H、カテプシンL、カルパイン、インターロイキン1β
変換酵素等のシステインプロテアーゼの生体内での働き
が解明されるに従い、その異常亢進が種々の疾病の原因
であることが判明してきており、またシステインプロテ
アーゼ阻害剤がそれらの疾患の動物モデルで有効であっ
たという報告が増えつつある。 【0003】筋ジストロフィー、筋萎縮症などの筋疾患
で見られる骨格筋崩壊において、カルパインやカテプシ
ンBなどのシステインプロテアーゼは、筋繊維蛋白質の
分解を通じてZ線の消失などの初期過程に関与している
と考えられている(代謝、25巻、臨時増刊号「代謝病
ハイライト」、183ページ、1988年)。また、シ
ステインプロテアーゼ阻害剤であるE−64−dは、筋
ジストロフィー症ハムスターにおいて延命効果があった
と報告されている(Journal of Pharm
acobio Dynamics,10巻、678ペー
ジ、1987年)。したがって、システインプロテアー
ゼ阻害剤は筋ジストロフィー、筋萎縮症等の治療薬にな
ると考えられる。 【0004】心筋梗塞や脳卒中等の虚血性疾患におい
て、虚血後の細胞障害の主な原因は、キサンチン酸化酵
素が産生する活性酵素である。虚血の過程で上昇したC
2+濃度によって活性化されたカルパインがキサンチン
酸化酵素の前駆体であるキサンチン脱水素酵素を限定分
解して酸化酵素に変換しているという説がある(New
England Journal of Medici
ne,312巻、159ページ、1985年)。また、
カルパインの活性化が心筋細胞死や脳神経細胞死の直接
的な原因にもなりうると考えられている(最新医学、4
3巻、783ページ、1988年)。カルパインの阻害
剤であるNCO−700が心筋梗塞の動物モデルで効果
があることが報告されており(Arzneimitte
l Forschung/Drug Researc
h,36巻、190ページ、671ページ、1986
年)、またE−64−cは脳虚血後の微小管結合蛋白の
分解を抑制している(Brain Research,
526巻、177ページ、1990年)。したがって、
カルパインの阻害剤は心筋梗塞や脳卒中などの虚血性疾
患の治療薬になると考えられる。 【0005】アルツハイマー病患者の脳に特有に見られ
る老人斑にはアミロイドという蛋白が沈着しているが、
このアミロイドはアミロイド蛋白前駆体(APP)の分
解により生成することが知られている。APPの正常代
謝ではアミロイドは生成しないが、異常亢進したプロテ
アーゼによる異常代謝によりアミロイドが生成し、これ
が老人斑になると考えられている(Scientifi
c American,1991年11月号、40ペー
ジ)。したがって、プロテアーゼの阻害剤は、アルツハ
イマー病の治療薬になると期待されている。 【0006】うさぎの頭部外傷モデルにおいて、カルパ
インが活性化されていることが報告されており(Neu
rochemical Research,16巻、4
83ページ、1991年)、またラットの頭部外傷モデ
ルにおいて、カルパイン阻害剤であるロイペプチンを投
与することにより、軸策の保護作用が観察されている
(Journal of Neurosurgery,
65巻、92ページ、1986年)。したがって、カル
パインの阻害剤は頭部外傷において意識障害改善や運動
障害改善等の効果があると考えられる。 【0007】神経細胞の樹状突起に存在するミエリン結
合蛋白がカルパインにより分解されるという報告がある
(Journal of Neurochemistr
y,47巻、1007ページ、1986年)。したがっ
て、カルパインの阻害剤が神経細胞の脱髄によって起こ
るといわれる疾患、例えば多発性硬化症や末梢神経のニ
ューロパシーに対して効果があると考えられる。 【0008】白内障のうちの多くのものは、水晶体中の
水溶性蛋白であるクリスタリンがプロテアーゼの働きに
より加水分解されるために水晶体の白濁が生じると言わ
れている。実験モデルでの白内障およびヒトのある種の
白内障では、水晶体内のカルシウム濃度が上昇しており
(Investigative Ophthalmol
ogy & Visual Science,28巻、
1702ページ、1987年、Experimenta
l Eye Research,34巻、413ペー
ジ、1982年)、また水晶体中に含まれるプロテアー
ゼのうち最も多いのはカルパインであることから(Le
ns and Eye ToxicityResear
ch,6巻、725ページ、1989年)、カルパイン
の異常亢進が白内障の原因の一つであると考えられてい
る。カルパインの阻害剤であるE−64が白内障の実験
モデルで効果があったという報告(Investiga
tive Ophthalmology & Visu
al Science,32巻、533ページ、199
1年)もあることから、カルパインの阻害剤は白内障の
治療薬になると考えられる。 【0009】炎症とのかかわりあいが深い好中球は、走
行化因子やホルボールエステルによる刺激に対して脱顆
粒やスーパーオキシドの産生で応答することが知られて
おり、これはプロテインキナーゼC(PKC)によって
媒介されていると考えられている。カルパインはこのP
KCを活性化する働きをしており、脱顆粒には促進的
に、スーパーオキシド産生には抑制的に作用していると
いう報告がある(Journal of Biolog
ical Chemistry,263巻、1915ペ
ージ、1988年)。また、ラットのマクロファージに
おけるカテプシンBの濃度が、白血球や好中球の場合よ
りも30〜40倍高く、しかも炎症マクロファージの酵
素濃度の方が普通のマクロファージより6倍高いと報告
されている(Journal of Biochemi
stry,98巻、87ページ、1985年)。さらに
最近、プレインターロイキン1βをインターロイキン1
βに変換する酵素(インターロイキン1β変換酵素)が
システインプロテアーゼであることが判明し(Natu
re,356巻、768ページ、1992年)、炎症の
発現にシステインプロテアーゼの活性化が重要な働きを
していることが明らかになった。これらのことから、シ
ステインプロテアーゼの阻害剤は、抗炎症剤として用い
ることができると考えられる。 【0010】I型アレルギー反応は、生体が抗原に感作
されることにより産生した免疫グロブリンE(IgE)
を介して進行する。システインプロテアーゼ阻害剤であ
るエスタチンAはIgEの産生を特異的に抑制し、Ig
Gの産生には影響を与えないと報告されている(The
Journal of Antibiotics,4
2巻、1362ページ、1989年)。したがって、シ
ステインプロテアーゼ阻害剤は、抗アレルギー剤として
用いることができると考えられる。 【0011】肝細胞が壊死する場合には、細胞膜の障害
によりCa2+の透過性が増して細胞内のCa2+濃度が高
まってカルパインが活性化されるために、その基質であ
る骨格蛋白等の分解が起きて細胞死にいたると考えられ
ている。したがって、カルパインの阻害剤は劇症肝炎の
治療薬として用いることができる。 【0012】カテプシンB、カテプシンL等のカテプシ
ン類は、破骨細胞内での骨コラーゲンの分解に関与して
いる。副甲状腺ホルモンを投与して骨破壊を亢進させた
ラットに、カテプシン類の阻害剤であるE−64、ある
いはエスタチンAを投与すると、血中カルシウム濃度お
よびヒドロキシプロリン濃度が低下することが報告され
ている(Biochemical and Bioph
ysical Research Communica
tion,125巻、441ページ、1984年、特開
平2−218610号公報)。したがって、カテプシン
類の阻害剤は骨粗鬆症や高カルシウム血症の治療薬にな
ると考えられる。 【0013】カルパインの基質として、エストロゲン受
容体やアンドロゲン受容体等の性ホルモン受容体があ
る。カルパインはこれらの受容体を活性化させることが
知られており、カルパインの異常亢進は性ホルモン受容
体の異常活性化によると考えられる疾患、例えば乳癌、
前立腺癌、前立腺肥大等をひきおこすと言われている。
したがって、カルパインの阻害剤は上記の疾患の治療薬
になると考えられる。 【0014】細胞の癌化に伴い、表皮増殖因子(EG
F)受容体が活性化すると言われており、カルパインは
EGF受容体を基質としてこれを活性化することが知ら
れている。また、成人T細胞性ヒト白血病ウィルス(A
TLV/HTLV−1)に感染した細胞において、カル
パインが活性化されていたとの報告がある(生化学、5
7巻、1202ページ、1985年)。一方、カテプシ
ンBが癌の転移の重要な段階であるコラーゲン分解を促
進したり、あるいは直接コラーゲンを分解することや、
新生物細胞の原形質膜と関係が深いことなどから、癌の
転移のプロセスに大きく関与していると言われている。
(Tumor Progressionand Mar
kers,47ページ、1982年、Journal
of Biological Chemistry,2
56巻、8536ページ、1984年)。これらのこと
から、システインプロテアーゼの阻害剤は、癌の増殖抑
制、転移予防に効果があると考えられる。 【0015】血小板が活性化されると凝集を起こし、血
栓の原因となる。カルパインの阻害剤であるE−64−
dが、トロンビンで惹起される血小板凝集を抑制したと
の報告がある(Thrombosis Researc
h,57巻、847ページ、1990年)。したがっ
て、カルパインの阻害剤は血小板凝集抑制剤として用い
ることができる。 【0016】以上述べてきたように、システインプロテ
アーゼの異常亢進は種々の疾患の原因となり、またいく
つかのシステインプロテアーゼ阻害剤は動物モデルなど
で有効だと報告されている。 【0017】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら既知の阻
害剤は、E−64 (Agricaltural and
Biological Chemistry,42巻、
529ページ、1978年)、E−64−d(Jour
nal of Biochemistry,93巻、1
305ページ、1983年)、NCO−700 (特開昭
58−126879号公報)、エスタチンA、B(Th
e Journal of Antibiotics,
42巻、1362ページ、1989年)等のエポキシコ
ハク酸誘導体あるいはペプチドのクロロメチルケトン
(Journal of Biochemistry,
99巻、173ページ、1986年)やアシルオキシメ
チルケトン(Biochemistry,30巻、46
78ページ、1991年)に代表されるペプチドのα−
置換ケトンなど、不可逆阻害剤がほとんどである。一般
に不可逆阻害剤は標的酵素以外の生体構成成分と非特異
的に反応しやすいために毒性が強いと言われており、臨
床で用いられた化合物は少ない。また、可逆阻害剤とし
てはロイペプチン(The Journal of A
ntibiotics,22巻、283ページ、196
9年)、カルペプチン(Journalof Enzy
me Inhibition,3巻、195ページ、1
990年)等のペプチジルアルデヒドが知られている
が、化学的な安定性、生体内での安定性、細胞膜の透過
性などに問題があると言われている。 【0018】 【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、経
口吸収性、組織移行性、細胞膜透過性などに優れたシス
テインプロテアーゼの阻害剤について研究を進めた結
果、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の要
旨は下記一般式(I) 【0019】 【化3】 【0020】 〜C8 のシクロアルキルオキシ基、フルオレニル基、C
1 〜C5 のアルコキシ基、置換基を有していてもよいC
6 〜C14のアリール基、置換基を有していてもよいC6
〜C14のアリールオキシ基、置換基を有していてもよい
6 〜C14のアリールチオ基、置換基を有していてもよ
いC6 〜C14のアリールスルホニル基および置換基を有
していてもよい複素環残基からなる群より選ばれる1以
上の置換基を有していてもよいC1 〜C20のアルキル
基;C3 〜C8 のシクロアルキル基;置換基を有してい
てもよいC6 〜C14のアリール基;置換基を有していて
もよいC6 〜C14のアリール基で置換されていてもよい
2 〜C5 のアルケニル基;または置換基を有していて
もよい複素環残基を表す)を表し、R2 、R4 およびR
6 はそれぞれ独立して水素原子、C1 〜C5 のアルキル
基またはC2 〜C6 のアルカノイル基を表し、R3 およ
びR5 はそれぞれ独立して水素原子;置換基を有してい
てもよいC6 〜C14のアリール基、水酸基、C1 〜C5
のアルコキシ基、C1 〜C5 のアルキルチオ基およびC
7 〜C12のアラルキルオキシ基からなる群より選ばれる
1以上の置換基を有していてもよいC1 〜C20のアルキ
ル基;または置換基を有していてもよいC6 〜C14のア
リール基を表し、R7 は水素原子、 たは置換基を有していてもよいC6 〜C12のアリール基
を表す)を表し、AはC1 〜C3 のアルキル基を有して
いてもよいC1 〜C3 のアルキレン基を表し、nは0ま
たは1を表す)で表される含酸素複素環誘導体、薬学的
に許容されるその塩、またはその溶媒もしくは水和物に
存する。 【0021】以下、本発明について詳細に説明する。上
記一般式(I)において、R8 で定義されるC1 〜C20
のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec
−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペ
ンチル基、ネオペンチル基、tert−ペンチル基、ヘ
キシル基、イソヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、
ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリ
デシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、オクタデ
シル基等が挙げられ、かかるアルキル基は、シクロプロ
ピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘ
キシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基等のC
3 〜C8 のシクロアルキル基;シクロプロピルオキシ
基、シクロブチルオキシ基、シクロペンチルオキシ基、
シクロヘキシルオキシ基、シクロヘプチルオキシ基、シ
クロオクチルオキシ基等のC3 〜C8 のシクロアルキル
オキシ基;フルオレニル基;メトキシ基、エトキシ基、
プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブ
トキシ基、tert−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、
イソペンチルオキシ基等のC1 〜C5のアルコキシ基;
フェニル基、ナフチル基、アントリル基等のC6 〜C14
のアリール基;フェノキシ基、ナフトキシ基等のC6
14のアリールオキシ基;フェニルチオ基、ナフチルチ
オ基等のC6 〜C14のアリールチオ基;フェニルスルホ
ニル基、ナフチルスルホニル基等のC6 〜C14のアリー
ルスルホニル基;およびフラン環、ジヒドロフラン環、
テトラヒドロフラン環、ピラン環、ジヒドロピラン環、
テトラヒドロピラン環、ベンゾフラン環、イソベンゾフ
ラン環、クロメン環、クロマン環、イソクロマン環、チ
オフェン環、ベンゾチオフェン環、ピロール環、ピロリ
ン環、ピロリジン環、イミダゾール環、イミダゾリン
環、イミダゾリジン環、ピラゾール環、ピラゾリン環、
ピラゾリジン環、トリアゾール環、テトラゾール環、ピ
リジン環、ピリジンオキシド環、ピペリジン環、ピラジ
ン環、ピペラジン環、ピリミジン環、ピリダジン環、イ
ンドリジン環、インドール環、インドリン環、イソイン
ドール環、イソインドリン環、インダゾール環、ベンゾ
イミダゾール環、プリン環、キノリジン環、キノリン
環、フタラジン環、ナフチリジン環、キノキサリン環、
キナゾリン環、シンノリン環、プテリジン環、オキサゾ
ール環、オキサゾリジン環、イソキサゾール環、イソキ
サゾリジン環、チアゾール環、チアジリジン環、イソチ
アゾール環、イソチアゾリジン環、ジオキサン環、ジチ
アン環、モルホリン環、チオモルホリン環等の酸素原
子、硫黄原子、窒素原子から選ばれるヘテロ原子を1〜
4個有し、環を構成する総原子数が5〜10の複素環残
基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していて
もよい。R8 で定義されるC3 〜C8 のシクロアルキル
基およびC6 〜C14のアリール基としては、上記のC1
〜C20のアルキル基の置換基として挙げたのと同様の基
が挙げられる。C2 〜C5 のアルケニル基としては、ビ
ニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、1−ブ
テニル基、1−ペンテニル基等が挙げられ、かかるプロ
ペニル基は上記のC1 〜C20のアルキル基の置換基とし
て挙げたのと同様のC6 〜C14のアリール基で置換され
ていてもよい。複素環残基としては、C1 〜C20のアル
キル基の置換基として挙げたのと同様の基が挙げられ
る。 【0022】R2 、R4 およびR6 で定義されるC1
5 のアルキル基としては、それぞれ独立してメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、ペンチル基、イソペンチル基等が挙
げられ、C2 〜C6 のアルカノイル基としては、アセチ
ル基、プロピオニル基、ブチリル基、バレリル基等が挙
げられる。 【0023】R3 およびR5 で定義されるC1 〜C20
アルキル基としては、それぞれ独立してR8 で定義した
のと同様の基が挙げられ、かかるアルキル基は、R8
定義したのと同様のC6 〜C14のアリール基;水酸基;
8 で定義したのと同様のC1 〜C5 のアルコキシ基;
メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプ
ロピルチオ基、ブチルチオ基、イソブチルチオ基、te
rt−ブチルチオ基、ペンチルチオ基、イソペンチルチ
オ基等のC1 〜C5 のアルキルチオ基;およびベンジル
オキシ基、フェニルメトキシ基、ナフチルメトキシ基等
のC7 〜C12のアラルキルオキシ基からなる群より選ば
れる1以上の置換基を有していてもよい。C6 〜C14
アリール基としては、上記で定義したのと同様の基が挙
げられる。 【0024】R7 で定義されるC1 〜C5 のアルキル基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネ
オペンチル基、tert−ペンチル基が挙げられる。 【0025】R9 で定義されるC1 〜C10のアルキル基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネ
オペンチル基、tert−ペンチル基、ヘキシル基、イ
ソヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デ
シル基等が挙げられ、C6 〜C12のアリール基として
は、フェニル基、ナフチル基等が挙げられる。 【0026】Aで定義されるC1 〜C3 のアルキレン基
としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基が挙
げられ、かかるアルキレン基は、メチル基、エチル基、
プロピル基等のC1 〜C3 のアルキル基を1〜2個有し
ていてもよい。さらに上記の定義中、各置換基の端部に
位置するアリール基および複素環残基は、さらにフッ素
原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子;メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ
ル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、
tert−ペンチル基等のC1 〜C5 のアルキル基;ト
リフルオロメチル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポ
キシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ
基、tert−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、イソペ
ンチルオキシ基等のC1 〜C5 のアルコキシ基;メチレ
ンジオキシ基、エチレンジオキシ基、プロピレンジオキ
シ基等のC1 〜C5 のアルキレンジオキシ基;水酸基;
ニトロ基;アセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチ
リルオキシ基、バレリルオキシ基等のC2 〜C6 のアル
キルカルボニルオキシ基;カルボキシル基;メトキシカ
ルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボ
ニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボ
ニル基、イソブトキシカルボニル基、tert−ブトキ
シカルボニル基、ペンチルオキシカルボニル基等のC2
〜C6 のアルコキシカルボニル基;オキソ基;アセチル
基、プロピオニル基、ブチリル基、バレリル基等のC2
〜C6 のアルキルカルボニル基;アミノ基、メチルアミ
ノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、イソプロピ
ルアミノ基、ブチルアミノ基、イソブチルアミノ基、t
ert−ブチルアミノ基、ペンチルアミノ基、イソペン
チルアミノ基等のC1 〜C5 のモノアルキルアミノ基;
ジメチルアミノ基、エチルメチルアミノ基、ジエチルア
ミノ基、メチルプロピルアミノ基、ジイソプロピルアミ
ノ基等のC2 〜C10のジアルキルアミノ基;アセチルア
ミノ基、プロピオニルアミノ基、イソプロピオニルアミ
ノ基、ブチリルアミノ基、バレリルアミノ基等のC2
6 のアルキルカルボニルアミノ基;カルバモイル基;
メチルカルバモイル基、エチルカルバモイル基、プロピ
ルカルバモイル基、ブチルカルバモイル基、tert−
ブチルカルバモイル基、ペンチルカルバモイル基等のC
2 〜C6 のアルキルカルバモイル基およびフェニル基、
ナフチル基等のC6 〜C12のアリール基からなる群より
選ばれる1以上の置換基を有していてもよい。 【0027】 アルキル基、フルオレニル基、置換基を有していてもよ
いC6 〜C14のアリール基、置換基を有していてもよい
6 〜C14のアリールオキシ基、置換基を有していても
よいC6 〜C14のアリールチオ基、置換基を有していて
もよいC6 〜C14のアリールスルホニル基および置換基
を有していてもよい複素環残基からなる群より選ばれる
1以上の置換基を有していてもよいC1 〜C20のアルキ
ル基;C3〜C8 のシクロアルキル基;置換基を有して
いてもよいC6 〜C14のアリール基;置換基を有してい
てもよいC6 〜C14のアリール基で置換されていてもよ
いC2 〜C5 のアルケニル基;または置換基を有してい
てもよい複素環残基を表す)を表し、R2 、R4 および
6 がそれぞれ独立して水素原子、C1 〜C5 のアルキ
ル基またはC2 〜C6 のアルカノイル基を表し、R3
よびR5 がそれぞれ独立して水素原子;または置換基を
有していてもよいC6 〜C14のアリール基およびC1
5 のアルコキシ基からなる群より選ばれる1以上の置
換基を有していてもよいC1 〜C20のアルキル基を表
し、R7 が水素原子、C1 〜C5 のアルキ てもよいC6 〜C12のアリール基を表す)を表し、Aが
1 〜C3 のアルキル基を有していてもよいC1 〜C3
のアルキレン基を表し、nが0または1を表す化合物が
挙げられる。これらの化合物のうち、R2 、R4 および
6 がそれぞれ独立して水素原子またはC1 〜C5 のア
ルキル基を表す化合物がより好ましく、nが0を表す化
合物がさらに好ましい。特に好ましい化合物としては、 【0028】 ール基、置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリー
ルオキシ基、置換基を有していてもよいC6 〜C14のア
リールチオ基および置換基を有していてもよいC6 〜C
14のアリールスルホニル基からなる群より選ばれる1以
上の置換基を有していてもよいC1 〜C20のアルキル
基;置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール
基;置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基
で置換されていてもよいC2 〜C5 のアルケニル基;ま
たは置換基を有していてもよい複素環残基を表す)を表
し、R2 、R4 およびR6 が水素原子を表し、R3 およ
びR5 がそれぞれ独立してC1 〜C20のアルキル基を表
し、R7 が水素原子または アルキレン基を表し、nが0を表す化合物、 【0029】 レニル基、置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリ
ール基および置換基を有していてもよい複素環残基から
なる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよい
1 〜C20のアルキル基;C3 〜C8 のシクロアルキル
基;または置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリ
ール基を表す)を表し、R2 、R4 およびR6 が水素原
子を表し、R3 およびR5 がそれぞれ独立して水素原
子;または置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリ
ール基およびC1 〜C5 のアルコキシ基からなる群より
選ばれる1以上の置換基を有していてもよいC1 〜C20
のアル 基を表す)を表し、AがC1 〜C3 のアルキレン基を表
し、nが0を表す化合物、 【0030】 アリール基を表す)を表し、R2 、R4 およびR6 が水
素原子を表し、R3 およびR5 がそれぞれ独立してC1
〜C20のアルキル基を表し、R7 が水素原子また 6 〜C12のアリール基を表す)を表し、AがC1 〜C
3 のアルキレン基を表し、nが0を表す化合物、および 【0031】 ール基または置換基を有していてもよい複素環残基を表
す)を表し、R2 、R4およびR6 が水素原子を表し、
3 およびR5 がそれぞれ独立してC1 〜C20(R9 はC1 〜C10のアルキル基または置換基を有して
いてもよいC6 〜C12のアリール基を表す)を表し、A
がC1 〜C3 のアルキル基を有していてもよいC1 〜C
3 のアルキレン基を表し、nが0を表す化合物が挙げら
れる。 【0032】 よいC6 〜C14のアリール基で置換されていてもよいC
1 〜C20のアルキル基または置換基を有していてもよい
6 〜C14のアリール基を表す)を表し、R2 、R4
よびR6 が水素原子を表し、R3 およびR5 がそれぞれ
独立してC1 〜C す)を表し、AがC1 〜C3 のアルキレン基を表し、n
が0を表す化合物がより好ましい。 【0033】 よび置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基
からなる群より選ばれる1以上の置換基を有していても
よいC1 〜C20のアルキル基またはC3 〜C8 のシクロ
アルキル基を表す)を表し、R2 、R4 およびR6 が水
素原子を表し、R3 およびR5 がそれぞれ独立してC1
〜C20のアルキル基を表し、R7 アルキレン基を表し、nが0を表す化合物がより好まし
い。 【0034】上記(3)の化合物のうち、R7 が水素原
子を表す化合物がより好ましい。 よいC6 〜C14のアリール基を表す)を表し、R7 がC
1 〜C5 のアルキル基を てもよいC6 〜C12のアリール基を表す)を表す化合物
がより好ましい。 【0035】上記一般式(I)で表される本発明の含酸
素複素環誘導体は、薬学的に許容される塩を形成するこ
とができる。かかる塩の具体例としては、酸性基が存在
する場合には、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム
塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等の金属塩、または
アンモニウム塩、メチルアンモニウム塩、ジメチルアン
モニウム塩、トリメチルアンモニウム塩、ジシクロヘキ
シルアンモニウム塩等のアンモニウム塩を形成すること
ができ、塩基性基が存在する場合には塩酸塩、臭酸塩、
硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩等の鉱酸塩、あるいはメタン
スルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、パラトルエンス
ルホン酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、酒石酸塩、フマ
ール酸塩、マレイン酸塩、リンゴ酸塩、シュウ酸塩、コ
ハク酸塩、クエン酸塩、安息香酸塩、マンデル酸塩、ケ
イ皮酸塩、乳酸塩等の有機酸塩を形成することができ
る。また、上記一般式(I)で表される本発明の含酸素
複素環誘導体は、溶媒和物もしくは水和物として存在す
ることもできる。 【0036】上記一般式(I)で表される本発明の含酸
素複素環誘導体に存在する不斉炭素の立体化学について
は、それぞれ独立して(R)体、(S)体、あるいは
(RS)体をとることができる。上記一般式(I)で表
される本発明の含酸素複素環誘導体において、R7 が水
素原子の場合の下記一般式(II)(式中、R1 、R2
3 、R4 、R5 、R6、Aおよびnはすでに定義した
通りである。)の化学物は、特に溶液中では下記一般式
(III) (式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6
Aおよびnはすでに定義した通りである。)で表される
ヒドロキシアルデヒド誘導体との平衡が存在する。この
ことは、次の実験結果により説明できる。NMRの測定
結果は下記一般式(II)の構造を支持しているが、使用
する溶媒の種類によって、下記一般式(II)のラクトー
ル環上の水酸基が結合した炭素原子の立体化学の比率が
違うことが、化合物(II)の立体異性体の比率の違いと
して観察されている。この異性体の比率の違いは、下記
の平衡が存在するために生じると考えられる。 【0037】 【化4】【0038】上記一般式(I)で表される本発明の含酸
素複素環誘導体の具体的な例としては、n=0でR7
水素原子の場合は下記表−1に示す化合物が、n=0で
7が水素原子ではない場合は下記表−2に示す化合物
が、n=1でR7 が水素原子の場合は下記表−3に示す
化合物が、n=1でR7 が水素原子ではない場合は下記
表−4に示す化合物が挙げられる。 【0039】 【表1】 【0040】 【表2】【0041】 【表3】【0042】 【表4】【0043】 【表5】【0044】 【表6】【0045】 【表7】【0046】 【表8】【0047】 【表9】【0048】 【表10】【0049】 【表11】【0050】 【表12】【0051】 【表13】【0052】 【表14】【0053】 【表15】【0054】 【表16】【0055】 【表17】【0056】 【表18】【0057】 【表19】【0058】 【表20】【0059】 【表21】【0060】 【表22】【0061】 【表23】【0062】 【表24】【0063】 【表25】【0064】 【表26】【0065】 【表27】【0066】 【表28】【0067】 【表29】【0068】 【表30】【0069】 【表31】【0070】 【表32】【0071】 【表33】【0072】 【表34】【0073】 【表35】【0074】 【表36】【0075】 【表37】【0076】 【表38】【0077】 【表39】【0078】 【表40】【0079】 【表41】【0080】 【表42】【0081】 【表43】【0082】 【表44】【0083】 【表45】【0084】 【表46】【0085】 【表47】【0086】 【表48】【0087】 【表49】【0088】 【表50】【0089】 【表51】【0090】 【表52】【0091】 【表53】【0092】 【表54】【0093】 【表55】【0094】 【表56】【0095】 【表57】【0096】 【表58】【0097】 【表59】【0098】 【表60】【0099】 【表61】【0100】 【表62】【0101】 【表63】【0102】 【表64】【0103】 【表65】【0104】 【表66】【0105】 【表67】【0106】 【表68】【0107】 【表69】【0108】 【表70】【0109】 【表71】【0110】 【表72】【0111】 【表73】【0112】 【表74】【0113】 【表75】 【0114】 【表76】【0115】 【表77】 【0116】 【表78】【0117】 【表79】 【0118】 【表80】【0119】 【表81】 【0120】 【表82】【0121】 【表83】 【0122】 【表84】【0123】 【表85】 【0124】 【表86】【0125】 【表87】 【0126】 【表88】【0127】 【表89】 【0128】 【表90】【0129】 【表91】 【0130】 【表92】【0131】 【表93】 【0132】 【表94】【0133】 【表95】 【0134】 【表96】【0135】 【表97】 【0136】 【表98】【0137】 【表99】 【0138】 【表100】【0139】 【表101】 【0140】 【表102】【0141】 【表103】 【0142】 【表104】【0143】 【表105】 【0144】 【表106】【0145】 【表107】 【0146】 【表108】【0147】 【表109】 【0148】 【表110】【0149】 【表111】 【0150】 【表112】【0151】 【表113】 【0152】 【表114】【0153】 【表115】 【0154】 【表116】【0155】 【表117】 【0156】 【表118】【0157】 【表119】 【0158】 【表120】【0159】 【表121】 【0160】 【表122】【0161】 【表123】 【0162】 【表124】【0163】 【表125】 【0164】 【表126】【0165】 【表127】 【0166】 【表128】【0167】 【表129】 【0168】 【表130】【0169】 【表131】 【0170】 【表132】【0171】 【表133】 【0172】 【表134】【0173】 【表135】 【0174】 【表136】【0175】 【表137】 【0176】 【表138】【0177】 【表139】 【0178】 【表140】【0179】 【表141】 【0180】 【表142】【0181】 【表143】 【0182】 【表144】【0183】 【表145】 【0184】 【表146】【0185】 【表147】 【0186】 【表148】【0187】 【表149】 【0188】 【表150】【0189】 【表151】 【0190】 【表152】【0191】 【表153】 【0192】 【表154】【0193】 【表155】 【0194】 【表156】【0195】 【表157】 【0196】 【表158】【0197】 【表159】 【0198】 【表160】【0199】 【表161】 【0200】 【表162】【0201】 【表163】 【0202】 【表164】【0203】 【表165】 【0204】 【表166】【0205】 【表167】 【0206】 【表168】【0207】 【表169】 【0208】 【表170】【0209】 【表171】 【0210】 【表172】【0211】 【表173】 【0212】 【表174】【0213】 【表175】 【0214】 【表176】【0215】 【表177】 【0216】 【表178】【0217】 【表179】 【0218】 【表180】【0219】 【表181】 【0220】 【表182】【0221】 【表183】 【0222】 【表184】【0223】 【表185】 【0224】 【表186】【0225】 【表187】 【0226】 【表188】【0227】 【表189】 【0228】 【表190】【0229】 【表191】 【0230】 【表192】【0231】 【表193】 【0232】 【表194】【0233】 【表195】 【0234】 【表196】【0235】 【表197】 【0236】 【表198】【0237】 【表199】 【0238】 【表200】【0239】 【表201】 【0240】 【表202】【0241】 【表203】 【0242】 【表204】【0243】 【表205】 【0244】 【表206】【0245】 【表207】 【0246】 【表208】【0247】 【表209】 【0248】 【表210】【0249】 【表211】 【0250】 【表212】【0251】 【表213】 【0252】 【表214】【0253】 【表215】 【0254】 【表216】【0255】 【表217】 【0256】 【表218】【0257】 【表219】 【0258】 【表220】【0259】 【表221】 【0260】 【表222】【0261】 【表223】 【0262】 【表224】【0263】 【表225】 【0264】 【表226】【0265】 【表227】 【0266】 【表228】【0267】 【表229】 【0268】 【表230】【0269】 【表231】 【0270】 【表232】【0271】 【表233】 【0272】 【表234】【0273】 【表235】 【0274】 【表236】【0275】 【表237】 【0276】 【表238】【0277】 【表239】 【0278】 【表240】【0279】 【表241】 【0280】 【表242】【0281】 【表243】 【0282】 【表244】【0283】 【表245】 【0284】 【表246】【0285】 【表247】 【0286】 【表248】【0287】 【表249】 【0288】 【表250】【0289】 【表251】 【0290】 【表252】【0291】 【表253】 【0292】 【表254】【0293】 【表255】 【0294】 【表256】【0295】 【表257】 【0296】 【表258】【0297】 【表259】 【0298】 【表260】【0299】 【表261】 【0300】 【表262】【0301】 【表263】 【0302】 【表264】【0303】 【表265】 【0304】 【表266】【0305】 【表267】 【0306】 【表268】【0307】 【表269】 【0308】 【表270】【0309】 【表271】 【0310】 【表272】【0311】 【表273】 【0312】 【表274】【0313】 【表275】 【0314】 【表276】【0315】 【表277】 【0316】 【表278】【0317】 【表279】 【0318】 【表280】【0319】 【表281】 【0320】 【表282】【0321】 【表283】 【0322】 【表284】【0323】 【表285】 【0324】 【表286】【0325】 【表287】 【0326】 【表288】【0327】 【表289】 【0328】 【表290】【0329】 【表291】 【0330】 【表292】【0331】 【表293】 【0332】 【表294】【0333】 【表295】 【0334】 【発明の実施の形態】次に本発明の化合物の製造法につ
いて説明する。上記一般式(I)で表される含酸素複素
環誘導体は、例えば次のような方法で製造することがで
きる。 製造法1:R7 が水素原子である化合物の製造法 【0335】 【化5】【0336】(上記一般式において、R1 、R2
3 、R4 、R5 、R6 、Aおよびnは既に定義した通
りである) 上記一般式(IV)で表されるアミノ酸誘導体を、必要に
応じてトリエチルアミン、ピリジン等の塩基の存在下、
ジシクロヘキシルカルボジイミド、ジフェニルホスホリ
ルアジド、カルボニルジイミダゾール、オキサリルクロ
リド、クロル蟻酸イソブチル、塩化チオニル等の縮合剤
と反応させてカルボン酸を活性化させ、次に上記一般式
(V)で表されるラクトン誘導体を反応させると、上記
一般式(VI)で表される化合物が得られる。この縮合反
応に用いる溶媒は、各縮合剤に適した溶媒を適宜選んで
使用すればよく、また反応条件等も各縮合剤に適した条
件で行えばよい。次に得られた化合物(VI)を水素化ジ
イソブチルアルミニウム、水素化ホウ素ナトリウム/塩
化セリウム等の還元剤で処理すると上記一般式(II)で
表される含酸素複素環誘導体を得ることができる。 【0337】 【化6】 【0338】(上記一般式において、R1 、R2
3 、R4 、R5 、R6 、R9 、Aおよびnは既に定義
した通りである) 製造法1により製造した含酸素複素環誘導体を、塩化メ
チレン、1,2−ジクロロエタン、ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン、テトラヒドロフラン、酢酸
エチル、アセトニトリル、トルエン等の有機溶媒に溶解
し、ピリジン、トリエチルアミン、4−ジメチルアミノ
ピリジン等の塩基の存在下、上記一般式(R9 CO)2
Oで表される酸無水物を反応させると、上記式(VII)で
表される含酸素複素環誘導体を得ることができる。この
反応は、無溶媒で行うこともできる。 製造法3:R7 がC1 〜C5 のアルキル基である化合物
の製造法 【0339】 【化7】【0340】(上記一般式において、R1 、R2
3 、R4 、R5 、R6 、R9 、Aおよびnは既に定義
した通りであり、R10はC1 〜C5 のアルキル基を表
す) 製造法2で得られた化合物(VII)を、R10OHで表され
るアルコールに溶解し、塩酸、硫酸等の酸を触媒量加え
て撹拌すると、上記一般式(VIII)で表される化合物が
得られる。上記の一連の操作において、官能基の保護、
脱保護が必要になる場合もあるが、その際の保護基はそ
の官能基に適したものを選択し、実験操作も文献公知の
方法を用いて行えばよい。 【0341】かくして得られた本発明の含酸素複素環誘
導体のうち、R7 が水素原子の化合物(II)は、システ
インプロテアーゼに対して強い阻害活性を示す。また、
7 10のアルキル基または置換基を有していてもよいC6
12のアリール基を表す)の化合物(VII)は、システイ
ンプロテアーゼに対して強い阻害活性を示す含酸素複素
環誘導体(II)のプロドラッグとして用いることができ
る。すなわち、化合物(VII)または(VIII)を経口投与
すると、腸管等から吸収された後、生体内の酵素などの
働きによりすみやかに活性本体である含酸素複素環誘導
体(II)が遊離されてくる。 【0342】 【化8】 【0343】かかる本発明化合物を臨床に応用するに際
し、治療上有効な成分の担体成分に対する割合は、1重
量%から90重量%の間で変動されうる。例えば、本発
明の化合物は顆粒剤、細粒剤、散剤、硬カプセル剤、軟
カプセル剤、シロップ剤、乳剤、懸濁剤または液剤等の
剤形にして経口投与してもよいし、注射剤として静脈内
投与、筋肉内投与または皮下投与してもよい。また、座
剤として用いることもできる。また、注射用の粉末にし
て用事調製して使用してもよい。経口、経腸、非経口に
適した医薬用の有機または無機の、固体または液体の担
体もしくは希釈剤を本発明薬剤を調製するために用いる
ことができる。固体製剤を製造する際に用いられる賦形
剤としては、例えば乳糖、蔗糖、デンプン、タルク、セ
ルロース、デキストリン、カオリン、炭酸カルシウム等
が用いられる。経口投与のための液体製剤、すなわち乳
剤、シロップ剤、懸濁剤、液剤等は、一般的に用いられ
る不活性な希釈剤、例えば水または植物油等を含む。こ
の製剤は、不活性な希釈剤以外に補助剤、例えば湿潤
剤、懸濁補助剤、甘味剤、芳香剤、着色剤または保存剤
等を含むことができる。液体製剤にしてゼラチンのよう
な吸収されうる物質のカプセル中に含ませてもよい。非
経口投与の製剤、すなわち注射剤、座剤等の製造に用い
られる溶剤または懸濁剤としては、例えば水、プロピレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、ベンジルアル
コール、オレイン酸エチル、レシチン等が挙げられる。
座剤に用いられる基剤としては、例えばカカオ脂、乳化
カカオ脂、ラウリン脂、ウィテップゾール等が挙げられ
る。製剤の調製方法は常法によればよい。 【0344】臨床投与量は、経口投与により用いられる
場合には、成人に対し本発明の化合物として、一般には
一日量0.01〜1000mgであるが、年令、病態、
症状により適宜増減することがさらに好ましい。前記一
日量の本発明薬剤は、一日に一回、または適当な間隔を
おいて一日に2もしくは3回に分けて投与してもよい
し、間欠投与してもよい。また、注射剤として用いる場
合には、成人に対し本発明の化合物として、一日量0.
001〜100mgを連続投与又は間欠投与することが
望ましい。 【0345】 【実施例】以下、参考例および実施例により本発明をさ
らに詳しく説明するが、本発明はその要旨を越えない限
り、これらの参考例および実施例に何ら制限を受けるも
のではない。 【0346】参考例1 (S)−3−((S)−4−メ
チル−2−フェニルスルホニルアミノバレリルアミノ)
−2−テトラヒドロフラノンの製造 塩化チオニル6mlを−5℃に冷却し、この反応液にN
−フェニルスルホニル−L−ロイシン998mgを加え
−5℃で10分間撹拌した後、室温に戻しさらに3時間
撹拌した。つぎに反応液を減圧下濃縮し、得られた残渣
にトルエン10mlを加え濃縮し残渣として粗なN−フ
ェニルスルホニル−L−ロイシル=クロリドを得た。得
られた粗なN−フェニルスルホニル−L−ロイシル−ク
ロリドを塩化メチレン20mlに溶かし、氷冷下L−ホ
モセリンラクトン塩酸塩443mgおよびトリエチルア
ミン0.946mlを加えた。反応液を氷冷下15分間
撹拌した後さらに室温で1.5時間撹拌した。反応終了
後反応液に希塩酸を加え、塩化メチレンで抽出した。抽
出液を水、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄した後、
硫酸マグネシウムで乾燥してからこれを濾過した。濾液
を濃縮し、得られた残渣に酢酸エチル10mlおよびヘ
キサン20mlを加え撹拌し生成した結晶を濾取し目的
物861mgを得た。 【0347】収率:76% 融点:183−184℃ IR(KBr,cm-1):3331,3256,177
2,1649. NMR(CDCl3 ,δ):0.67 (d,J=6.0
Hz,3H),0.84(d,J=6.3Hz,3
H),1.45−1.56(m,3H),2.01
(m,1H),2.63(m,1H),4.26(m,
1H),4.36(m,1H),4.45(ddd,J
=9.3Hz,9.3Hz,1.8Hz,1H),5.
28(d,J=8.1Hz,1H),6.67(d,J
=6.0Hz,1H),7.52(m,2H),7.6
0(m,1H),7.88(dd,J=7.2Hz,
1.5Hz,2H). 【0348】実施例1 (3S)−3−((S)−4−
メチル−2−フェニルスルホニルアミノバレリルアミ
ノ)−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番
号196)の製造 参考例1で得られた(S)−3−((S)−2−フェニ
ルスルホニルアミノ−4−メチルバレリルアミノ)−2
−テトラヒドロフラノン413mgを塩化メチレン60
mlに溶解し、−78℃に冷却した。つぎに反応液に
1.01mol/lの水素化ジイソブチルアルミニウム
のトルエン溶液3.81mlを加えた。3時間後反応液
に飽和塩化アンモニウム水溶液および酢酸エチルを加
え、室温に戻した後セライトで濾過し、セライトを酢酸
エチルでよく洗浄した。濾液を飽和食塩水で洗浄後硫酸
マグネシウムで乾燥してからこれを濾過した。濾液を濃
縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒30%ヘキサン含有酢酸エチル)で精製
し、目的物191mgを得た。 【0349】収率:46% 融点:162℃ IR(KBr,cm-1):3337,3260,164
9 NMR(CDCl3 +DMSO−d6,δ):0.72
(d,J=6.6Hz,2.7H),0.78(d,J
=6.3Hz,0.3H),0.84(d,J=6.6
Hz,2.7H),0.86(d,J=6.3Hz,
0.3H),1.46(t,J=7.2Hz,2H),
1.63(m,2H),2.09(m,0.9H),
2.25(m,0.1H),3.68−3.81(m,
2H),3.99−4.12(m,2H),4.95
(br s,0.1H),5.03(d,J=3.6H
z,0.1H),5.15(dd,J=3.9Hz,
3.9Hz,0.9H),5.63(d,J=3.9
H,0.9H),6.68(d,J=9.3Hz,0.
1H),6.81(d,J=8.1Hz,0.9H),
6.89(d,J=7.8Hz,0.9H),7.14
(d,J=7.2Hz,0.1H),7.46−7.5
8(m,3H),7.85(m,2H).この溶媒での
異性体比は約9:1である。 【0350】NMR(CD3 OD,δ):0.74
(d,J=6.5Hz,3H),0.80(d,J=
6.5Hz,3H),0.86(d,J=7.1Hz,
3H),0.88(d,J=6.8Hz,3H),1.
34−1.50(m,3H),1.64(m,1H),
2.01(m,0.4H),2.17(m,0.6
H),3.73−3.97(m,4H),4.96
(s,0.6H),5.11(d,J=4Hz,0.4
H),7.53−7.61(m,3H),7.85
(m,2H).この溶媒での異性体比は約6:4であ
る。参考例1および実施例1と同様の方法により、以下
実施例2から実施例87の化合物を製造した。以下、そ
の物性値を記す。 【0351】実施例2 (3S)−3−ベンジロキシカ
ルボニルアミノアセチルアミノ−2−テトラヒドロフラ
ノール(表−1の化合物番号17)の製造 融点:119−121℃ IR(KBr,cm-1):3314,1692,164
9,1541. NMR(CDCl3 ,δ):1.84 (m,1H),
2.22−2.50(m,1H),2.86(s,0.
3H),2.97(s,0.7H),3.79−4.0
0(m,3H),4.11(m,1H),4.37
(m,1H),5.14(s,2H),5.27(m,
1.3H),5.39(s,0.7H),6.12
(s,0.3H),6.42(s,0.7H),7.3
6(m,5H). 実施例3 (3S)−3−((S)−2−ベンジロキシ
カルボニルアミノプロピオニルアミノ)−2−テトラヒ
ドロフラノール(表−1の化合物番号18)の製造 【0352】融点:161−163℃ IR(KBr,cm-1):3312,1688,164
7,1561,1530. NMR(CDCl3 ,δ):1.36(d,J=7.2
Hz,0.75H),1.39(d,7.2Hz,2.
25H),1.81(m,1H),2.34(m,0.
75H),2.43(m,0.25H),2.99
(s,0.25H),3.09(s,0.75H),
3.87(ddd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.
8Hz,0.75H),4.00(m,0.25H),
4.11(m,1H),4.22(m,1H),4.3
7(m,1H),5.11(s,2H),5.29
(m,2H),6.28(s,0.25H),6.45
(s,0.75H),7.35(m,5H). 【0353】実施例4 (3S)−3−((S)−2−
ベンジロキシカルボニルアミノバレリルアミノ)−2−
テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番号20)の
製造 融点:148−149℃ IR(KBr,cm-1):3299,1694,164
5,1539. NMR(CDCl3 ,δ):0.92(m,3H),
1.38(m,2H),1.62(m,1H),1.7
8(m,2H),2.31(m,0.7H),2.42
(m,0.3H),3.27(s,0.3H),3.4
2(s,0.7H),3.86(ddd,J=7.8H
z,7.8Hz,7.8Hz,0.7H),3.98
(m,0.3H),4.11(m,2H),4.33
(m,1H),5.10(s,2H),5.27(m,
1.3H),5.38(d,J=7.1Hz,0.7
H),6.30(s,0.3H),6.46(d,J=
8.0Hz,0.7H),7.35(m,5H). 【0354】実施例5 3−((S)−2−ベンジロキ
シカルボニルアミノ−3−メチルブチリルアミノ)−2
−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番号21)
の製造 融点:122−123℃ IR(KBr,cm-1):3302,1694,164
7,1537. NMR(CDCl3 ,δ):0.94(m,6H),
1.83(m,1H),2.12(m,1H),2.3
0(m,0.6H),2.44(m,0.4H),3.
40(s,0.4H),3.49(s,0.6H),
3.82−4.06(m,2H),4.10(m,1
H),4.38(m,1H),5.09(m,2H),
5.26(s,0.4H),5.32(s,0.6
H),5.50(m,1H),6.32(s,0.2
H),6.45(s,0.4H),6.54(s,0.
2H),6.68(s,0.2H),7.34(m,5
H). 【0355】実施例6 (3S)−3−((S)−2−
ベンジロキシカルボニルアミノヘキサノイルアミノ)−
2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番号2
2)の製造 融点:165−166℃ IR(KBr,cm-1):3304,1694,164
5,1539. NMR(CDCl3 ,δ):0.87(m,3H),
1.32(m,3H),1.64(m,2H),1.7
8(m,2H),2.29(m,0.8H),2.42
(m,0.2H),3.22(s,0.2H),3.3
9(s,0.8H),3.86(ddd,J=7.8H
z,7.8Hz,7.8Hz,0.8H),3.99
(m,0.2H),4.11(m,2H),4.33
(m,1H),5.10(s,2H),5.17−5.
44(m,2H),6.27(s,0.2H),6.4
7(d,J=7.8Hz,0.8H),7.34(m,
5H). 【0356】実施例7 (3S)−3−((2S)−2
−ベンジロキシカルボニルアミノ−3−メチルバレリル
アミノ)−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合
物番号23)の製造 融点:169−171℃ IR(KBr,cm-1):3299,1694,164
9,1539. NMR(CDCl3 ,δ):0.91(m,6H),
1.12(m,1H),1.50(m,1H),1.8
4(m,2H),2.31(m,0.7H),2.44
(m,0.3H),3.40(s,1H),3.82−
4.16(m,3H),4.35(m,1H),5.1
0(s,2H),5.26(m,1H),5.41
(s,1H),6.17(s,0.3H),6.40
(s,0.7H),7.38(m,5H). 【0357】実施例8 (3S)−3−((S)−2−
アミノ−4−メチルバレリルアミノ)−2−テトラヒド
ロフラノール塩酸塩(表−1の化合物番号24)の製造 NMR(CD3 OD,δ):1.00 (d,J=5.6
Hz,6H),1.69−1.83(m,3H),1.
98(m,1H),2.24(m,0.5H),2.3
4(m,0.5H),3.84−4.07(m,4
H),4.95(s,0.5H),4.99(d,J=
4.0Hz,0.5H). 【0358】実施例9 3−((S)−2−メトキシカ
ルボニルアミノ−4−メチルバレリルアミノ)−2−テ
トラヒドロフラノール(表−1の化合物番号25)の製
造 融点:139−141℃ IR(KBr,cm-1):3287,3081,168
6,1653,1553. NMR(CDCl3 ,δ):0.94(m,6H),
1.50−1.74(m,3H),1.81(m,1
H),2.36(m,0.6H),2.48(m,0.
4H),3.44(s,0.4H),3.58(s,
0.6H),3.68(s,3H),3.99(m,
0.6H),4.01(m,0.4H),4.13
(m,2H),4.34(m,1H),5.27(d,
J=3.0Hz,0.6H),5.34(m,1.4
H),6.49(s,0.4H),6.57(d,J=
7.8Hz,0.4H),6.68(s,0.2H). 【0359】実施例10 (3S)−3−((S)−2
−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−メチルバ
レリルアミノ)−2−テトラヒドロフラノール(表−1
の化合物番号27)の製造 融点:65−70℃ IR(KBr,cm-1):3310,1698,165
7. NMR(CDCl3 ,δ):0.95(m,6H),
1.44(s,4.5H),1.44(s,4.5
H),1.48(m,1H),1.66(m,2H),
1.81(m,1H),2.33(m,0.5H),
2.46(m,0.5H),3.88(ddd,J=
7.5Hz,7.5Hz,7.5Hz,0.5H),
4.01(ddd,J=8.4Hz,8.4Hz,8.
4Hz,0.5H),4.12(m,2H),4.36
(m,1H),4.96(d,J=7.8Hz,0.5
H),5.03(m,0.5H),5.26(s,0.
5H),5.33 (s,0.5H),6.47(m,
0.5H),6.61(m,0.5H). 【0360】実施例11 (3S)−3−((S)−2
−イソブトキシカルボニルアミノ−4−メチルバレリル
アミノ)−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合
物番号28)の製造 融点:31−33℃ IR(KBr,cm-1):3310,1699,165
7,1543. NMR(CDCl3 ,δ):0.94(m,12H),
1.47−2.00 (m,5H),2.36(m,0.
5H),2.45(m,0.5H),2.96(s,
0.5H),3.17(s,0.5H),3.90
(m,1.5H),4.02(m,0.5H),4.1
5(m,2H),4.36(m,1H),5.08
(m,1H),5.27(s,0.5H),5.35
(s,0.5H),6.24(s,0.5H),6.5
0(s,0.5H). 実施例12 (3S)−3−((S)−2−シクロヘキ
シルメトキシカルボニルアミノ−4−メチルバレリルア
ミノ)−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物
番号29)の製造 融点:52−54℃ IR(KBr,cm-1):3310,1703,165
9,1545.NMR(CDCl3 ,δ):0.93
(m,8H),1.26−1.33 (m,4H),1.
43−1.92 (m,9H),2.36(m,0.5
H),2.50 (m,0.5H),3.22 (s,0.
5H),3.49 (s,0.5H),3.87−4.2
3 (m,5H),4.34(m,1H),5.13
(m,1H),5.26 (d,J=2.7Hz,0.5
H),5.32(dd,J=3.9Hz,3.9Hz,
0.5H),5.34 (s,0.5H),6.53
(s,0.5H). 【0361】実施例13 (3S)−3−((S)−2
−ベンジロキシカルボニルアミノ−4−メチルバレリル
アミノ)−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合
物番号31)の製造 融点:40−43℃ IR(KBr,cm-1):3306,1705,165
7. NMR(CDCl3 ,δ):0.92(d,J=6.1
Hz,3H),0.94 (d,J=5.9Hz,3
H),1.52 (m,1H),1.64 (m,2H),
1.78 (m,1H),2.29 (m,0.5H),
2.41 (m,0.5H),3.51 (s,0.5
H),3.74 (s,0.5H),3.85 (ddd,
J=8.0Hz,8.0Hz,8.0Hz,0.5
H),3.97 (m,0.5H),4.10 (m,2
H),4.32 (m,1H),5.09 (s,1H),
5.10 (s,1H),5.24 (s,0.5H),
5.29 (s,0.5H),5.35 (d,J=6.5
Hz,0.5H),5.38(d,J=8.2Hz,
0.5H),6.45(d,J=6.0Hz,0.5
H),6.57 (d,J=6.0Hz,0.5H),
7.33(m,5H). 【0362】実施例14 (3S)−3−{(S)−2
−(N−ベンジロキシカルボニル−N−メチル)アミノ
−4−メチルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラ
ノール(表−1の化合物番号32)の製造 IR(neat):3335,1669. NMR(CDCl3 ,δ):0.93 (m,6H),
1.49 (m,1H),1.69 (m,3H),2.2
8 (m,0.5H),2.39 (m,0.5H),2.
85 (s,1.5H),2.86 (s,1.5H),
3.12 (s,0.5H),3.30 (s,0.5
H),3.85 (m,1H),4.07 (m,1H),
4.29 (m,1H),4.60 (m,0.5H),
4.70 (m,0.5H),5.09−5.26 (m,
3H),6.24 (s,0.5H),6.53 (s,
0.5H),7.36 (m,5H). 【0363】実施例15 (3S)−3−{(S)−2
−(4−フルオロベンジロキシカルボニルアミノ)−4
−メチルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノー
ル(表−1の化合物番号37)の製造 融点:50−52℃ IR(KBr,cm-1):3310,1705,165
7,1607,1541,1514. NMR(CDCl3 ,δ):0.93 (m,6H),
1.47−1.90 (m,4H),2.32 (m,0.
5H),2.44 (m,0.5H),3.10 (s,
0.5H),3.35 (s,0.5H),3.87 (d
dd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.8Hz,0.
5H),3.98(m,0.5H),4.11 (m,2
H),4.33 (m,1H),5.04 (s,1H),
5.06 (s,1H),5.25 (m,2H),6.2
0 (bs,0.5H),6.46 (d,J=8.1H
z,0.5H),7.03(dd,J=8.7Hz,2
H),7.33 (m,2H). 【0364】実施例16 (3S)−3−{(S)−2
−(2−クロロベンジロキシカルボニルアミノ)−4−
メチルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール
(表−1の化合物番号38)の製造 融点:46−49℃ IR(KBr,cm-1):3308,1707,165
7,1541.NMR(CDCl3 ,δ):0.94
(m,6H),1.48−1.86 (m,4H),2.
32 (m,0.6H),2.48 (m,0.4H),
2.90 (s,0.4H),3.09 (s,0.6
H),3.88 (ddd,J=7.8Hz,7.8H
z,7.8Hz,0.6H),4.01(m,0.4
H),4.11(m,2H),4.34(m,1H),
5.23 (s,2H),5.25 (m,2H),6.1
8 (s,0.4H),6.45 (d,J=7.6Hz,
0.6H),7.26(m,2H),7.40 (m,2
H). 【0365】実施例17 (3S)−3−{(S)−2
−(4−クロロベンジロキシカルボニルアミノ)−4−
メチルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール
(表−1の化合物番号40)の製造 融点:47−49℃ IR(KBr,cm-1):3308,1705,165
7,1541. NMR(CDCl3 ,δ):0.94 (m,6H),
1.50−1.86 (m,4H),2.32 (m,0.
7H),2.44 (m,0.3H),2.88 (s,
0.3H),3.03 (s,0.7H),3.88 (d
dd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.8Hz,0.
7H),3.95 (m,0.3H),4.12 (m,2
H),4.35 (m,1H),5.06 (s,0.6
H),5.07(s,1.4H),5.22 (m,1.
3H),5.30 (s,0.7H),6.09 (s,
0.3H),6.39 (d,J=8.7Hz,0.7
H),7.31(m,4H). 【0366】実施例18 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(2−メチルベンジロキシカルボニルア
ミノ)バレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール
(表−1の化合物番号44)の製造 融点:120〜122℃ IR(KBr,cm-1):3302,1694,164
5,1541. NMR(CDCl3 ,δ):0.93 (m,6H),
1.52 (m,1H),1.59 (m,3H),2.1
6−2.49 (m,1H),2.34 (s,3H),
3.28 (s,0.5H),3.52 (s,0.5
H),3.86 (dd,J=7.8Hz,7.8Hz,
7.8Hz,0.5H),3.98 (m,0.5H),
4.13 (m,2H),4.31 (m,1H),5.1
2 (s,2H),5.27 (m,2H),6.34
(s,0.5H),6.51 (s,0.5H),7.1
9 (m,2H),7.31 (m,2H). 【0367】実施例19 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(4−メチルベンジロキシカルボニルア
ミノ)バレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール
(表−1の化合物番号46)の製造 IR(KBr,cm-1):3310,1703,165
7,1539. NMR(CDCl3 ,δ):0.93 (m,6H),
1.52 (m,1H),1.58−1.86 (m,3
H),2.29 (m,0.5H),2.35 (s,3
H),2.43 (m,0.5H),2.91 (s,0.
5H),3.03 (s,0.5H),3.87 (dd
d,J=7.8Hz,7.8Hz,7.8Hz,0.5
H),3.97 (m,0.5H),4.10 (m,2
H),4.33 (m,1H),5.06 (s,2H),
5.14 (m,1H),5.26 (m,1H),6.2
0 (s,0.5H),6.44 (s,0.5H),7.
16 (m,2H),7.23 (m,2H). 【0368】実施例20 (3S)−3−{(S)−2
−(2−メトキシベンジロキシカルボニルアミノ)−4
−メチルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノー
ル(表−1の化合物番号47)の製造 融点:36−38℃ IR(KBr,cm-1):3308,1703,165
7,1539. NMR(CDCl3 ,δ):0.93(m,6H),
1.51 (m,1H),1.60−1.91 (m,3
H),2.30 (m,0.6H),2.42 (m,0.
4H),3.15 (s,0.4H),3.31 (d,J
=3.0Hz,0.6H),3.83 (s,3H),
3.87 (m,0.6H),3.91 (m,0.4
H),4.13 (m,2H),4.32 (m,1H),
5.16 (s,0.8H),5.18 (s,1.2
H),5.23 (m,2H),6.65 (s,0.4
H),6.53 (d,J=7.5Hz,0.6H),
6.91(m,2H),7.31 (m,2H). 【0369】実施例21 (3S)−3−{(S)−2
−(4−メトキシベンジロキシカルボニルアミノ)−4
−メチルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノー
ル(表1の化合物番号49)の製造 融点:30−33℃ IR(KBr,cm-1):3310,1701,165
7,1516. NMR(CDCl3 ,δ):0.92 (m,6H),
1.50 (m,1H),1.59−1.88 (m,3
H),2.29 (m,0.5H),2.42 (m,0.
5H),3.01 (s,0.5H),3.20 (d,J
=3.0Hz,0.5H),3.80(s,3H),
3.88 (ddd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.
8Hz,0.5H),3.96 (m,0.5H),4.
11 (m,2H),4.33 (m,1H),5.03
(s,2H),5.15 (m,1H),5.27 (s,
0.5H),5.32 (s,0.5H),6.22
(s,0.5H),6.66 (s,0.5H),6.8
7 (m,2H),7.28 (m,2H). 【0370】実施例22 (3S)−3−{(S)−2
−(9−フルオレニルメトキシカルボニルアミノ)−4
−メチルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノー
ル(表−1の化合物番号51)の製造 融点:150−153℃ IR(KBr,cm-1):3314,1725,169
6,1653,1534. NMR(CDCl3 ,δ):0.93(m,6H),
1.65 (m,3H),1.91 (m,1H),2.3
2(m,0.7H),2.42(m,0.3H),3.
08(s,0.3H),3.28(d,J=3Hz,
0.7H),3.86(ddd,J=7.8Hz,7.
8Hz,7.8Hz,0.7H),4.01(m,0.
3H),4.08−4.24 (m,3H),4.32−
4.52 (m,3H),5.27 (m,2H),6.2
1 (s,0.3H),6.38 (s,0.7H),7.
31(m,2H),7.40(m,2H),7.56
(dd,J=7.4Hz,2H),7.76 (d,J=
7.4Hz,2H). 【0371】実施例23 (3S)−3−((S)−4
−メチル−2−テトラヒドロフルフリルオキシカルボニ
ルアミノバレリルアミノ)−2−テトラヒドロフラノー
ル(表−1の化合物番号52)の製造 融点:40−43℃ IR(KBr,cm-1):3308,1705,165
9,1543. NMR(CDCl3 ,δ):0.94 (m,6H),
1.46−2.07 (m,8H),2.32 (m,0.
5H),2.46 (m,0.5H),3.36 (s,
0.5H),3.39 (s,0.5H),3.78−
4.25 (m,8H),4.29−4.42 (m,1
H),5.28 (m,1.5H),5.40 (s,0.
5H),6.34 (s,0.5H),5.56 (s,
0.5H). 実施例24 (3S)−3−{(S)−4−メチル−2
−(2−テトラヒドロピラニルメトキシカルボニルアミ
ノ)バレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール
(表−1の化合物番号53)の製造 IR(KBr,cm-1):3306,1705,165
9,1539. NMR(CDCl3 ,δ):0.94 (m,6H),
1.30 (m,1H),1.53 (m,3H),1.6
8 (m,4H),1.84 (m,2H),2.32
(m,0.5H),2.47 (m,0.5H),3.4
4 (m,1H),3.55 (m,1H),3.65
(s,0.5H),3.74 (s,0.5H),3.9
8 (ddd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.8H
z,0.5H),4.00 (m,3.5H),4.12
(m,2H),4.35 (m,1H),5.28 (d,
J=3.0Hz,0.5H),5.31(m,1H),
5.46 (m,0.5H),6.45 (s,0.5
H),6.61 (m,0.5H). 【0372】実施例25 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(2−ピリジルメトキシカルボニルアミ
ノ)バレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール
(表−1の化合物番号54)の製造 融点:54−56℃ IR(KBr,cm-1):3306,1711,165
7,1541. NMR(CDCl3 ,δ):0.95 (m,6H),
1.53 (m,2H),1.68 (m,3H),2.2
8 (m,0.5H),2.47(m,0.5H),3.
85(ddd,J=8.1Hz,8.1Hz,8.1H
z,0.5H),3.97 (ddd,J=8.1Hz,
8.1Hz,8.1Hz,0.5H),4.08−4.
44 (m,3H),5.10−5.36 (m,3H),
5.75 (s,1H),6.67 (s,0.5H),
6.69 (s,0.5H),7.19−7.40 (m,
2H),7.69 (m,1H),8.50 (d,J=
3.9Hz,0.5H),8.56(d,J=3.9H
z,0.5H). 【0373】実施例26 3−{(S)−4−メチル−
2−(2−ピリジルメトキシカルボニルアミノ)バレリ
ルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール N−オキシ
ド(表−1の化合物番号57)の製造 NMR(CDCl3 ,δ):0.93 (m,6H),
1.50−1.92 (m,4H),2.10−2.48
(m,1H),2.86 (s,0.8H),3.30
(s,0.2H),3.84 (m,1H),4.08
(m,1H),4.36 (m,2H),5.10−5.
68 (m,3H),5.99 (s,0.5H),6.1
2 (s,0.3H),6.30 (m,0.2H),6.
82−7.07(m,1H),7.35 (m,3H),
8.28 (d,J=8.6Hz,1H). 【0374】実施例27 (3S)−3−((S)−2
−シクロヘキシルオキシカルボニルアミノ−4−メチル
バレリルアミノ)−2−テトラヒドロフラノール(表−
1の化合物番号60)の製造 融点:28−30℃ IR(KBr,cm-1):3310,1696,165
7,1539. NMR(CDCl3 ,δ):0.95 (m,6H),
1.29 (m,2H),1.36 (m,4H),1.5
3 (m,2H),1.69 (m,4H),1.85
(m,2H),2.36 (m,0.5H),2.48
(m,0.5H),2.85 (s,0.5H),3.0
6 (s,0.5H),3.89 (ddd,J=7.8H
z,7.8Hz,7.8Hz,0.5H),4.02
(m,0.5H),4.14 (m,2H),4.36
(m,1H),4.63 (m,1H),4.99 (m,
1H),5.26 (m,0.5H),5.32 (m,
0.5H),6.22 (s,0.5H),6.47
(s,0.5H). 【0375】実施例28 (3S)−3−((S)−4
−メチル−2−フェノキシカルボニルアミノバレリルア
ミノ)−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物
番号61)の製造 融点:68−70℃ IR(KBr,cm-1):3308,1723,165
9,1539. NMR(CDCl3 ,δ):0.98 (m,6H),
1.52 (m,1H),1.58−1.86 (m,3
H),2.30−2.52 (m,1H),2.98
(s,0.6H),3.23 (s,0.4H),3.8
9 (ddd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.8H
z,0.6H),4.01 (ddd,J=7.8Hz,
7.8Hz,7.8Hz,0.4H),4.09−4.
27 (m,2H),4.38 (m,1H),5.27
(d,J=2.7Hz,0.4H).5.33(dd,J
=3.6Hz,3.6Hz,0.6H),5.60
(s,1H),6.10 (s,0.4H),6.24
(s,0.6H),7.12 (m,2H),7.20
(m,1H),7.35 (m,2H). 【0376】実施例29 (3S)−3−((S)−4
−メチル−2−フェニルウレイドバレリルアミノ)−2
−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番号63)
の製造 融点:181−182℃ IR(KBr,cm-1):3291,1638,155
5. NMR(CDCl3 ,δ):0.96 (m,6H),
1.50(m,2H),1.67 (m,1H),1.8
6 (m,1H),2.26 (m,0.5H),2.41
(m,0.5H),2.88 (s,0.5H),3.4
0 (s,0.5H),3.82 (ddd,J=7.8H
z,7.8Hz,7.8Hz,0.5H),4.07
(m,1.5H),4.29 (m,2H),5.20
(s,0.5H),5.26 (d,J=4.5Hz,
0.5H),5.98(m,1H),7.02 (m,1
H),7.24 (m,5H),7.73 (s,0.5
H),7.91 (s,0.5H). 【0377】実施例30 (3S)−3−{(S)−2
−(3,3−ジメチルブチリルアミノ)−4−メチルバ
レリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1
の化合物番号73)の製造 融点:152−153℃ IR(KBr,cm-1):3293,1642,154
9. NMR(CDCl3 ,δ):0.93 (m,6H),
1.02 (s,9H),1.49−1.94 (m,4
H),2.07 (s,1H),2.08 (s,1H),
2.32 (m,0.5H),2.45 (m,0.5
H),3.17 (d,J=3.0Hz,0.5H),
3.73(d,J=3.0Hz,0.5H),3.87
(ddd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.8Hz,
0.5H),4.02 (m,0.5H),4.10
(m,1H),4.23−4.54 (m,3H),5.
28 (d,J=2.4Hz,0.5H),5.31(d
d,J=2.4Hz,2.4Hz,0.5H),6.6
2 (s,0.5H),6.69 (s,0.5H). 【0378】実施例31 (3S)−3−((S)−4
−メチル−2−テトラデカノイルアミノバレリルアミ
ノ)−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番
号78)の製造 融点:96−98℃ IR(KBr,cm-1):3292,1636,154
3. NMR(CDCl3 ,δ):0.88 (t,J=5.3
Hz,3H),0.94 (m,6H),1.25 (m,
22H),1.51−1.94 (m,4H),2.20
(m,2H),2.31 (m,0.5H),2.43
(m,0.5H),3.10 (d,J=2.7Hz,
0.5H),3.65(d,J=2.7Hz,0.5
H),3.87(ddd,J=7.8Hz,7.8H
z,7.8Hz,0.5H),4.00 (ddd,J=
7.8Hz,7.8Hz,7.8Hz,0.5H),
4.11 (m,1H),4.26−4.55 (m,2
H),5.27(d,J=2.7Hz,0.5H),
5.31(dd,J=4.1Hz,4.1Hz,0.5
H),5.97 (s,1H),6.52 (s,0.5
H),6.62 (s,0.5H). 【0379】実施例32 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(3−フェニルプロピオニルアミノ)バ
レリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1
の化合物番号83)の製造 融点:60−62℃ IR(KBr,cm-1):3291,1644,154
9. NMR(CDCl3 ,δ):0.89 (m,6H),
1.81 (m,1H),1.44−1.62 (m,3
H),2.28−2.46 (m,1H),2.50
(m,2H),2.77(s,0.6H),2.93
(m,2H),3.08 (s,0.4H),3.87
(ddd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.8Hz,
0.6H),4.05 (ddd,J=7.8Hz,7.
8Hz,7.8Hz,0.4H),4.12 (m,1
H),4.24−4.48 (m,2H),5.24
(s,0.4H),5.29 (m,0.6H),5.7
9 (m,1H),6.28 (d,J=7.5Hz,0.
4H),6.45(d,J=7.5Hz,0.6H),
7.23(m,5H). 【0380】実施例33 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(1−ナフチルアセチルアミノ)バレリ
ルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化
合物番号85)の製造 融点:164−167℃ IR(KBr,cm-1):3279,1638. NMR(CDCl3 +DMSO−d6,δ):0.76
(d,J=6.0Hz,3H),0.78 (d,J=
5.8Hz,3H),1.35 (m,2H),1.48
(m,1H),1.72 (m,1H),2.19 (m,
0.7H),2.31 (m,0.3H),3.78 (d
dd,J=8.0Hz,8.0Hz,8.0Hz,0.
7H),3.85 (ddd,J=8.0Hz,8.0H
z,8.0Hz,0.3H),3.97−4.09
(m,3H),4.20 (m,1H),4.41 (m,
1H),5.09 (d,J=4.0Hz,0.3H),
5.15(d,J=3.7Hz,0.3H),5.22
(dd,J=4.4Hz,4.4Hz,0.7H),
5.38 (d,J=4.3Hz,0.7H),6.42
(d,J=7.8Hz,0.7H),6.56(d,J
=9.0Hz,0.3H),6.71 (d,J=7.4
Hz,0.7H),6.97 (d,J=7.2Hz,
0.3H),7.42−7.53 (m,4H),7.5
5−7.88 (m,2H),7.98(d,J=7.4
Hz,1H). 【0381】実施例34 (3S)−3−((S)−4
−メチル−2−フェノキシアセチルアミノバレリルアミ
ノ)−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番
号90)の製造 融点:30℃ IR(KBr,cm-1):3297,1653. NMR(CDCl3 ,δ):0.92 (d,J=6.0
Hz,3H),0.92 (d,J=5.7Hz,3
H),1.55−1.70 (m,2H),1.84
(m,2H),2.32 (m,0.6H),2.45
(m,0.4H),3.87 (ddd,J=7.8H
z,7.8Hz,7.8Hz,0.6H),4.01
(ddd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.8Hz,
0.4H),4.11 (m,1H),4.33 (m,1
H),4.51 (s,0.8H),4.52 (s,1.
2H),4.55 (m,1H),5.28 (s,0.4
H),5.33 (d,J=4.5Hz,0.6H),
6.63(d,J=7.5Hz,0.4H),6.68
(d,J=8.1Hz,0.6H),6.93(m,2
H),7.03 (m,2H),7.31 (m,2H). 【0382】実施例35 (3S)−3−{(S)−2
−(2−クロロフェノキシアセチルアミノ)−4−メチ
ルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表
−1の化合物番号94)の製造 融点:49−52℃ IR(KBr,cm-1):3302,3074,165
5,1537. NMR(CDCl3 ,δ):0.94(m,6H),
1.60−1.91 (m,4H),2.31 (m,0.
7H),2.45 (m,0.3H),3.27 (d,J
=2.7Hz,0.3H),3.72(d,J=2.7
Hz,0.7H),3.87(ddd,J=7.8H
z,7.8Hz,7.8Hz,0.7H),4.06
(ddd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.8Hz,
0.3H),4.11 (m,1H),4.40 (m,1
H),4.52 (m,1H),4.52(s,0.6
H),4.57 (s,1.4H),5.29 (s,0.
3H),5.33 (dd,J=3.6Hz,3.6H
z,0.7H),6.49 (s,0.3H),6.64
(s,0.7H),6.90 (m,1H),7.02
(m,1H),7.26 (m,2H),7.41 (m,
1H). 【0383】実施例36 (3S)−3−{(S)−2
−(4−クロロフェノキシアセチルアミノ)−4−メチ
ルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表
−1の化合物番号96)の製造 融点:53−55℃ IR(KBr,cm-1):3301,1653,154
1. NMR(CDCl3 ,δ):0.94 (m,6H),
1.69−1.88 (m,4H),2.32 (m,0.
5H),2.58 (m,0.5H),2.91 (d,J
=2.8Hz,0.5H),3.28(d,J=3.0
Hz,0.5H),3.88(ddd,J=7.8H
z,7.8Hz,7.8Hz,0.5H),4.06
(ddd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.8Hz,
0.5H),4.12(m,1H),4.34 (m,1
H),4.47 (s,1H),4.49(s,1H),
4.53(m,1H),5.28 (d,J=2.6H
z,0.5H),5.33(dd,J=4.5Hz,
4.5Hz,0.5H),6.29 (s,0.5H),
6.47 (s,0.5H),6.88 (m,3H),
7.27(m,2H). 【0384】実施例37 (3S)−3−((S)−4
−メチル−2−フェニルチオアセチルアミノバレリルア
ミノ)−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物
番号110)の製造 融点:45−47℃ IR(KBr,cm-1):3287,1645,155
1. NMR(CDCl3 ,δ):0.81 (m,6H),
1.35 (m,1H),1.52 (m,2H),1.7
0 (m,1H),2.25 (m,0.5H),2.39
(m,0.5H),3.23 (s,0.5H),3.6
6 (m,2.5H),3.85 (ddd,J=7.8H
z,7.8Hz,7.8Hz,0.5H),3.96
(ddd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.8Hz,
0.5H),4.09(m,1H),4.40−4.4
2 (m,2H),5.23 (d,J=2.3Hz,0.
5H),5.28 (dd,J=3.9Hz,3.9H
z,0.5H),6.39(s,0.5H),6.53
(s,0.5H),7.10 (m,1H),7.21
(m,1H),7.29 (m,3H),7.30 (s,
1H). 【0385】実施例38 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(3−フェニルスルホニルプロピオニル
アミノ)バレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノー
ル(表−1の化合物番号111)の製造 IR(KBr,cm-1):3301,1649,154
7. NMR(CDCl3 ,δ):0.93 (m,6H),
1.48−1.74 (m,5H),1.80−1.92
(m,1H),2.30 (m,0.5H),2.43
(m,0.5H),2.72 (m,2H),3.41
(m,1H),3.52 (m,1H),3.86 (dd
d,J=8.1Hz,8.1Hz,8.1Hz,0.5
H),4.02 (m,0.5H),4.09 (m,2
H),4.28−4.48 (m,2H),5.29
(s,0.5H),5.33 (dd,J=4.2Hz,
4.2Hz,0.5H),6.27 (s,1H),6.
46 (s,0.5H),6.58 (s,0.5H),
7.59 (m,2H),7.69 (m,1H),7.9
3 (dd,J=7.2Hz,5.4Hz,2H). 【0386】実施例39 (3S)−3−((S)−2
−ベンゾイルアミノ−4−メチルバレリルアミノ)−2
−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番号11
2)の製造 融点:154−156℃ IR(KBr,cm-1):3300,1665,163
6. NMR(CDCl3 ,δ):0.98 (d,J=5.5
Hz,6H),1.71 (m,3H),1.87 (m,
1H),2.31 (m,0.7H),2.42(m,
0.3H),3.16 (s,0.3H),3.60
(s,0.7H),3.87 (ddd,J=8.2H
z,8.2Hz,8.2Hz,0.7H),4.03
(ddd,J=7.5Hz,7.5Hz,7.5Hz,
0.3H),4.12 (ddd,J=8.6Hz,8.
6Hz,3.5Hz,1H),4.36 (m,1H),
4.68 (m,1H),5.30 (s,0.3H),
5.35 (d,J=4.7Hz,0.7H),6.67
−6.75 (m,2H),7.43 (m,2H),7.
52 (m,1H),7.79 (m,2H). 実施例40 (3S)−3−{(S)−2−(2−フル
オロベンゾイルアミノ)−4−メチルバレリルアミノ}
−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番号1
13)の製造 融点:62−64℃ IR(KBr,cm-1):3306,1644,153
4. NMR(CDCl3 ,δ):0.80−1.07 (m,
6H),1.59−2.01 (m,4H),2.40
(m,1H),3.82 (m,1H),3.97−4.
20 (m,1.6H),4.24−4.45 (m,1.
4H),4.68(m,1H),5.31 (d,J=
2.5Hz,0.6H),5.35(dd,J=4.2
Hz,4.1Hz,0.4H),6.87 (m,1
H),7.02−7.20 (m,2H),7.25
(m,1H),7.50 (m,1H),8.00 (m,
1H). 【0387】実施例41 (3S)−3−{(S)−2
−(3−フルオロベンゾイルアミノ)−4−メチルバレ
リルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の
化合物番号114)の製造 融点:159−161℃ IR(KBr,cm-1):3304,3076,163
8,1588,1547. NMR(CDCl3 ,δ):0.87−1.07 (m,
6H),1.61−1.98 (m,4H),2.39
(m,1H),3.39 (d,J=2.6Hz,0.5
H),3.87(m,1H),3.98−4.18
(m,1.5H),4.35 (m,1H),4.67
(m,1H),5.31 (d,J=2.6Hz,0.5
H),5.35(dd,J=4.1Hz,4.1Hz,
0.5H),6.71 (d,J=7.6Hz,0.5
H),6.76(d,J=7.6Hz,0.5H),
6.90(d,J=8.2Hz,0.5H),6.99
(d,J=8.2Hz,0.5H),7.20(dd
d,J=8.2Hz,8.2Hz,2.7Hz,1
H),7.40 (m,1H),7.43−7.60
(m,2H). 実施例42 (3S)−3−{(S)−2−(4−フル
オロベンゾイルアミノ)−4−メチルバレリルアミノ}
−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番号1
15)の製造 融点:151−153℃ IR(KBr,cm-1):3422,3301,164
0,1545,1503. NMR(CDCl3 ,δ):0.85−1.17 (m,
6H),1.60−1.97 (m,4H),2.37
(m,1H),3.79 (d,J=2.7Hz,0.5
5H),3.87 (m,0.55H),4.06 (m,
0.45H),4.10 (m,1H),4.27 (dd
d,J=6.8Hz,6.8Hz,2.1Hz,0.4
5H),4.39 (m,1H),5.31 (d,J=
2.7Hz,0.55H),5.35 (d,J=4.1
Hz,4.1Hz,0.45H),6.28 (d,J=
8.3Hz,0.45H),6.96 (d,J=8.3
Hz,0.55H),7.02−7.19(m,3
H),7.75−7.89 (m,2H). 【0388】実施例43 (3S)−3−{(S)−2
−(4−クロロベンゾイルアミノ)−4−メチルバレリ
ルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化
合物番号121)の製造 融点:93−96℃ IR(KBr,cm-1):3295,1636. NMR(CDCl3 ,δ):0.95 (d,J=6.0
Hz,3H),0.97 (d,J=5.7Hz,3
H),1.73 (m,3H),1.86 (m,1H),
2.31 (m,0.7H),2.42 (m,0.3
H),3.41 (s,0.3H),3.86 (s,0.
7H),3.87 (ddd,J=8.4Hz,8.4H
z,8.4Hz,0.7H),4.02 (ddd,J=
7.8Hz,7.8Hz,7.8Hz,0.3H),
4.12 (m,1H),4.35(m,1H),4.6
8 (m,1H),5.30 (s,0.3H),5.35
(d,J=4.5Hz,0.7H),6.71(d,J
=8.1Hz,0.7H),6.76(d,J=6.9
Hz,0.3H),6.87(d,J=6.4Hz,
0.7H),6.95(d,J=8.1Hz,0.3
H),7.39(dd,J=8.4Hz,1.8Hz,
2H),7.73 (dd,J=8.4Hz,2.1H
z,2H). 【0389】実施例44 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(2−メチルベンゾイルアミノ)バレリ
ルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化
合物番号125)の製造 融点:73−74℃ IR(KBr,cm-1):3293,1638,154
1. NMR(CD3 OD,δ):0.98 (d,J=6.1
Hz,6H),1.50−1.99 (m,4H),2.
30 (m,1H),2.38 (s,1.65H),2.
39 (s,1.35H),3.85 (m,0.55
H),3.98−4.17(m,1.45H),4.2
3 (m,1H),4.60 (m,1H),5.16
(s,0.55H),5.25 (d,J=4.7Hz,
0.45H),7.18−7.29 (m,2H),7.
30−7.42 (m,2H). 【0390】実施例45 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(3−メチルベンゾイルアミノ)バレリ
ルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化
合物番号126)の製造 融点:85−87℃ IR(KBr,cm-1):3299,1638,158
6,1541. NMR(CDCl3 ,δ):0.83−1.07 (m,
6H),1.60−1.97 (m,3H),2.07
(m,1H),2.30 (m,1H),2.35(s,
1.8H),2.36 (s,1.2H),3.82
(m,0.6H),3.96−4.18 (m,1.6
H),4.18−4.42 (m,1.4H),4.75
(m,1H),4.93 (m,0.4H),5.31
(d,J=2.9Hz,0.6H),5.35(dd,
J=4.4Hz,4.3Hz,0.4H),7.01
(m,1H),7.14 (m,1H),7.32−7.
40 (m,2H),7.57−7.67 (m,2H). 【0391】実施例46 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(4−メチルベンゾイルアミノ)バレリ
ルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化
合物番号127)の製造 融点:101−102℃ IR(KBr,cm-1):3304,1634,154
5,1504. NMR(CDCl3 ,δ):0.87−1.07 (m,
6H),1.60−1.95 (m,4H),2.37
(m,1H),2.39 (s,3H),3.45(d,J
=2.9Hz,0.6H),3.90(m,0.4
H),3.97−4.19 (m,2H),4.38
(m,1H),4.71(m,1H),5.30(d,J
=2.9Hz,0.6H),5.35(dd,J=6.
7Hz,6.7Hz,0.6H),6.74 (d,J=
8.5Hz,0.4H),6.80(d,J=8.5H
z,1H),6.89 (d,J=6.7Hz,0.6
H),7.22(d,J=8.2Hz,2H),7.6
8 (d,J=8.2Hz,2H). 【0392】実施例47 (3S)−3−{(S)−2
−(2,6−ジメチルベンゾイルアミノ)−4−メチル
バレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−
1の化合物番号129)の製造 融点:89−91℃ IR(KBr,cm-1):3389,1638,153
9. NMR(CDCl3 ,δ):0.83−1.10 (m,
6H),1.58−1.99 (m,4H),2.25
(s,3H),2.27 (s,3H),2.32(m,1
H),3.65−3.93 (m,1.55H),4.0
7 (m,1H),4.22−4.45 (m,1.45
H),4.70 (m,1H),5.25 (d,J=3.
1Hz,0.55H),5.31 (dd,J=4.3H
z,4.2Hz,0.45H),6.36 (d,J=
8.2Hz,1H),6.85−7.07 (m,3
H),7.14 (dd,J=7.8Hz,7.3Hz,
1H). 【0393】実施例48 (3S)−3−{(S)−2
−(3,4−ジメチルベンゾイルアミノ)−4−メチル
バレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−
1の化合物番号130)の製造 融点:92−94℃ IR(KBr,cm-1):3299,1636,154
1. NMR(CDCl3 ,δ):0.83−1.10 (m,
6H),1.57−1.99 (m,4H),2.28
(s,3H),2.29 (s,3H),2.34(m,1
H),3.57 (s,0.5H),3.86 (m,0.
5H),3.97−4.20 (m,1.5H),4.2
1−4.45 (m,1.5H),4.70 (m,1
H),5.31 (s,0.5H),5.35 (d,J=
2.1Hz,0.5H),6.74(d,J=8.3H
z,0.5H),6.80(d,J=8.2Hz,0.
5H),6.85(d,J=8.5Hz,0.5H),
6.93(d,J=7.1Hz,0.5H),7.17
(d,J=7.8Hz,1H),7.43−7.60
(m,2H). 【0394】実施例49 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(2,4,6−トリメチルベンゾイルア
ミノ)バレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール
(表−1の化合物番号131)の製造 融点:150−152℃ IR(KBr,cm-1):3295,1638,152
2. NMR(CDCl3 ,δ):0.87−1.07(m,
6H),1.58−1.97 (m,4H),2.18−
2.35 (m,9H),2.36(m,1H),3.0
9 (s,0.45H),3.48 (s,0.55H),
3.85 (m,0.55H),3.97−4.20
(m,1.45H),4.35 (m,1H),4.65
(m,1H),5.29 (d,J=2.5Hz,0.4
5H),5.34 (dd,J=4.1Hz,3.8H
z,0.55H),6.08 (d,J=5.2Hz,1
H),6.75 (m,1H),6.83 (s,2H). 【0395】実施例50 (3S)−3−{(S)−2
−(4−エチルベンゾイルアミノ)−4−メチルバレリ
ルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化
合物番号134)の製造 融点:98−99℃ IR(KBr,cm-1):3304,1672,163
4,1545,1505. NMR(CDCl3 ,δ):0.83−1.05 (m,
6H),1.23 (t,J=7.6Hz,3H),1.
60−1.99 (m,4H),2.38 (m,1H),
2.68 (q,J=7.6Hz,2H),3.34
(s,0.4H),3.87 (m,1H),4.00−
4.20 (m,1.6H),4.35 (m,1H),
4.68 (m,1H),5.30 (s,0.6H),
5.34 (d,J=3.7Hz,0.4H),6.65
−6.90 (m,2H),7.21−7.27 (m,2
H),7.69−7.74 (m,2H). 【0396】実施例51 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(4−トリフルオロメチルベンゾイルア
ミノ)バレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール
(表−1の化合物番号137)の製造 融点:135−136℃ IR(KBr,cm-1):3310,1640,154
8,1508. NMR(CDCl3 ,δ):0.87−1.07 (m,
6H),1.61−1.97 (m,4H),2.37
(m,1H),3.43 (s,0.4H),3.82−
4.08 (m,1.6H),4.17 (m,1H),
4.29 (m,1H),4.70(m,1H),5.3
1 (d,J=2.6Hz,0.4H),5.36(d,
J=4.2Hz,4.2Hz,0.6H),6.71
(d,J=7.9Hz,0.6H),6.73 (d,J
=7.9Hz,0.4H),7.03(d,J=8.3
Hz,0.6H),7.14(d,J=8.3Hz,
0.4H),7.61−7.86 (m,2H),7.8
7−7.93 (m,2H). 【0397】実施例52 (3S)−3−{(S)−2
−(2−メトキシベンゾイルアミノ)−4−メチルバレ
リルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の
化合物番号138)の製造 融点:65−66℃ IR(KBr,cm-1):3376,1640,160
1,1532. NMR(CDCl3 ,δ):0.83−1.05 (m,
6H),1.60−1.95 (m,4H),2.31
(m,1H),3.85 (m,0.6H),3.98
(s,3H),4.00−4.20 (m,1.6H),
4.24−4.45(m,1.4H),4.69 (m,
1H),5.00 (m,0.4H),5.34 (m,1
H),6.93−7.17 (m,2.4H),7.22
(m,0.6H),7.50 (m,1H),8.15
(m,1H),8.30 (m,1H). 【0398】実施例53 (3S)−3−{(S)−2
−(4−メトキシベンゾイルアミノ)−4−メチルバレ
リルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の
化合物番号140)の製造 融点:85−88℃ IR(KBr,cm-1):3295,1632. NMR(CDCl3 ,δ):0.95 (d,J=6.0
Hz,3H),0.96 (d,J=4.8Hz,3
H),1.72 (m,3H),1.86 (m,1H),
2.29 (m,0.5H),2.40 (m,0.5
H),3.84 (s,3H),3.86 (ddd,J=
8.1Hz,8.1Hz,8.1Hz,0.5H),
4.01 (ddd,J=8.1Hz,8.1Hz,8.
1Hz,0.5H),4.08 (m,1H),4.28
(m,0.5H),4.35 (m,0.5H),4.6
8 (m,1H),5.30 (s,0.5H),5.34
(d,J=4.8Hz,0.5H),6.71(d,J
=8.4Hz,0.5H),6.78(d,J=8.4
Hz,0.5H),6.82(d,J=8.1Hz,
0.5H),6.91(dd,J=9.0Hz,2.4
Hz,2H),6.94 (d,J=8.7Hz,0.5
H),7.76 (m,2H). 【0399】実施例54 (3S)−3−{(S)−2
−(2,4−ジメトキシベンゾイルアミノ)−4−メチ
ルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表
−1の化合物番号141)の製造 融点:65−67℃ IR(KBr,cm-1):3382,1638,160
4,1534. NMR(CDCl3 ,δ):0.83−1.05 (m,
6H),1.59−1.98(m,4H),2.40
(m,1H),3.83(m,0.6H),3.84
(s,1.2H),3.86 (s,1.8H),3.9
5 (s,1.8H),3.97 (s,1.2H),4.
00−4.21 (m,2H),4.35 (m,1H),
4.65 (m,1H),4.80 (m,0.4H),
5.32 (d,J=3.2Hz,0.6H),5.35
(dd,J=4.6Hz,4.6Hz,0.5H),
6.48 (s,0.4H),6.49 (s,0.6
H),6.59(m,1H),6.99 (d,J=8.
1Hz,0.6H),7.15(d,J=6.7Hz,
0.4H),8.07−8.22 (m,2H). 【0400】実施例55 (3S)−3−{(S)−2
−(2,6−ジメトキシベンゾイルアミノ)−4−メチ
ルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表
−1の化合物番号142)の製造 融点:166−168℃ IR(KBr,cm-1):3299,3279,164
5,1597,1508. NMR(DMSO−d6,δ):0.87 (d,J=
6.2Hz,6H),1.38−1.60 (m,2
H),1.60−1.83 (m,2H),2.15
(m,1H),3.65 (m,1H),3.71 (s,
2.4H),3.72 (s,3.6H),3.93
(m,1H),4.10 (m,1H),4.39 (m,
1H),5.14 (m,1H),6.55 (m,1
H),6.58−6.70 (m,2H),7.18
(d,J=5.7Hz,1H),7.29 (m,1
H),8.33 (d,J=8.4Hz,1H). 【0401】実施例56 (3S)−3−{(S)−2
−(3,5−ジメトキシベンゾイルアミノ)−4−メチ
ルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表
−1の化合物番号144)の製造 融点:88−90℃ IR(KBr,cm-1):3407,1639,159
5,1539. NMR(CDCl3 ,δ):0.83−1.05 (m,
6H),1.60−1.98 (m,4H),2.40
(m,1H),3.41 (s,0.6H),3.70−
3.93 (m,0.8H),3.79 (s,6H),
3.95−4.08(m,0.6H),4.10 (m,
1H),4.25 (m,1H),4.65 (m,1
H),5.30 (d,J=2.2Hz,0.6H),
5.34(m,0.4H),6.58 (dd,J=1.
9Hz,1.9Hz,1H),6.67−6.87
(m,2H),6.87−6.97 (m,2H). 【0402】実施例57 (3S)−3−{(S)−2
−(4−エトキシベンゾイルアミノ)−4−メチルバレ
リルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の
化合物番号148)の製造 融点:84−85℃ IR(KBr,cm-1):3299,1634,160
9,1547,1504. NMR(CDCl3 ,δ):0.83−1.07 (m,
6H),1.43 (t,J=7.0Hz,3H),1.
60−1.99 (m,4H),2.38 (m,1H),
3.82 (m,1H),3.92−4.20 (m,3.
5H),4.55 (s,0.5H),4.69 (m,1
H),5.31 (d,J=2.8Hz,0.5H),
5.35(dd,J=4.3Hz,4.1Hz,0.5
H),6.80 (d,J=8.3Hz,0.5H),
6.84−7.00 (m,3H),7.14 (d,J=
7.0Hz,0.5H),7.76(d,J=8.7H
z,2H). 【0403】実施例58 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(3,4−メチレンジオキシベンゾイル
アミノ)バレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノー
ル(表−1の化合物番号152)の製造 融点:94−96℃ IR(KBr,cm-1):3410,3111,175
3,1659. NMR(CDCl3 ,δ):0.95 (d,J=6.0
Hz,3H),0.96 (d,J=5.1Hz,3
H),1.69−1.81 (m,3H),1.86
(m,1H),2.30 (m,0.5H),2.41
(m,0.5H),3.89 (ddd,J=8.1H
z,8.1Hz,8.1Hz,0.5H),4.05
(ddd,J=7.6Hz,7.6Hz,7.6Hz,
0.5H),4.11 (m,1H),4.30 (m,
0.5H),4.36 (m,0.5H),4.64
(m,1H),5.30 (s,0.5H),5.32
(d,J=4.6Hz,0.5Hz),6.02 (s,
2H),6.61−6.80 (m,2H),6.82
(d,J=7.8Hz,1H),7.28 (dd,J=
2.7Hz,2.7Hz,1H),7.33 (ddd,
J=8.0Hz,2.0Hz,2.0Hz,1H). 【0404】実施例59 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(1−ナフトイルアミノ)バレリルアミ
ノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番
号156)の製造 融点:85−86℃ IR(KBr,cm-1):3293,1638,153
5. NMR(CDCl3 ,δ):0.83−1.05 (m,
6H),1.59−1.99 (m,4H),2.38
(m,1H),3.47 (s,0.45H),3.88
(m,1H),3.94−4.20(m,1.55
H),4.38 (m,1H),4.80 (m,1H),
5.29 (d,J=2.9Hz,0.55H),5.3
5 (dd,J=4.4Hz,3.9Hz,0.45
H),6.64 (d,J=8.2Hz,0.55H),
6.73 (d,J=8.1Hz,0.45H),6.8
9 (m,1H),7.44 (m,1H),7.47−
7.68 (m,3H),7.80−7.97 (m,2
H),8.25 (m,1H). 【0405】実施例60 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(2−ナフトイルアミノ)バレリルアミ
ノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番
号157)の製造 融点:98−100℃ IR(KBr,cm-1):3293,1640,153
9,1512. NMR(CDCl3 ,δ):0.83−1.13 (m,
6H),1.60−1.99 (m,4H),2.36
(m,1H),3.53(s,0.3H),3.85
(m,0.7H),3.99−4.21 (m,2H),
4.40 (m,1H),4.80 (m,1H),5.3
4 (dd,J=4.4Hz,4.3Hz,0.3H),
5.38 (d,J=2.7Hz,0.7H),6.88
(d,J=8.5Hz,0.7H),6.96(d,J
=7.2Hz,0.3H),7.04(d,J=8.3
Hz,0.7H),7.12(d,J=8.2Hz,
0.3H),7.43−7.64 (m,2H),7.7
9−7.97 (m,4H),8.32 (s,1H). 【0406】実施例61 (3S)−3−{(S)−2
−(2−フロイルアミノ)−4−メチルバレリルアミ
ノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番
号161)の製造 融点:92−95℃ IR(KBr,cm-1):3420,3300,164
5,1595,1529. NMR(CDCl3 ,δ):0.85−1.05 (m,
6H),1.58−2.00 (m,4H),2.25−
2.55 (m,1H),3.52 (d,J=2.7H
z,0.55H),3.87 (dt,J=7.8Hz,
7.8Hz,0.55H),3.95−4.17 (m,
1.9H),4.27−4.45 (m,1H),4.4
5−4.73 (m,1H),5.31 (d,J=2.7
Hz,0.55H),5.35 (dd,J=4.0H
z,4.0Hz,0.45H),6.51 (dd,J=
3.1Hz,1.4Hz,1H),6.77 (d,J=
7.7Hz,1H),6.80−6.93 (m,1
H),7.14 (dd,J=3.1Hz,1.9Hz,
1H),7.46 (dd,J=1.9Hz,1.4H
z,1H). 【0407】実施例62 (3S)−3−{(S)−2
−(3−エチル−1−メチル−5−ピラゾール)カルボ
ニルアミノ−4−メチルバレリルアミノ}−2−テトラ
ヒドロフラノール(表−1の化合物番号170)の製造 融点:89−91℃ IR(KBr,cm-1):3301,1643. NMR(CDCl3 ,δ):0.97 (d,J=5.0
Hz,6H),1.23 (t,J=7.7Hz,2.1
H),1.23(t,J=7.6Hz,0.9H),
1.60−1.90 (m,4H),2.34 (m,0.
7H),2.56(m,0.3H),2.62 (q,J
=7.6Hz,2H),3.89 (ddd,J=7.8
Hz,7.8Hz,7.8Hz,1H),4.01−
4.17 (m,2H),4.08 (s,0.9H),
4.08 (s,2.1H),4.35 (m,1H),
4.58 (m,1H),5.29 (s,0.3H),
5.35 (d,J=3.9Hz,0.7H),6.39
(s,1H),6.44 (d,J=6.8Hz,0.3
H),6.55(d,J=8.4Hz,0.7H),
6.60(d,J=8.4Hz,1H). 【0408】実施例63 (3S)−3−{(S)−2
−(2−クロマンカルボニルアミノ−4−メチルバレリ
ルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の化
合物番号175)の製造 融点:84−85℃ IR(KBr,cm-1):3299,1786,153
2. NMR(CDCl3 ,δ):0.78−0.93 (m,
3H),0.95−1.05 (m,3H),1.35−
2.07 (m,5H),2.20−2.54 (m,2
H),2.70−3.00 (m,2H),3.80−
4.20 (m,2H),4.24−4.60 (m,3
H),5.15 (m,1H),5.31(m,1H),
6.40 (m,1H),6.65 (m,1H),6.8
3−6.97 (m,2H),6.98−7.20(m,
2H). 【0409】実施例64 (3S)−3−((S)−2
−シンナモイルアミノ−4−メチルバレリルアミノ)−
2−テトラヒドロフラノール(表−1の化合物番号18
2)の製造 融点:102−104℃ IR(KBr,cm-1):3293,1651,162
4,1543. NMR(CDCl3 ,δ):0.96 (m,6H),
1.63−1.92(m,4H),2.32 (m,0.
5H),2.47 (m,0.5H),3.35 (d,J
=2.7Hz,0.5H),3.43(d,J=2.7
Hz,0.5H),3.92(m,1H),4.02−
4.18(m,2H),4.34 (m,1H),4.6
2 (m,1H),5.31 (s,0.5H),5.35
(m,0.5H),6.43 (d,J=15.0Hz,
1H),6.44 (m,1H),6.90 (m,1
H),7.32 (m,2H),7.51 (m,2H),
7.62(m,1H). 【0410】実施例65 (3S)−3−{(S)−2
−(4−メトキシシンナモイルアミノ)−4−メチルバ
レリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1
の化合物番号187)の製造 融点:101−103℃ IR(KBr,cm-1):3283,1651,160
2,1543,1512. NMR(CDCl3 ,δ):0.85−1.05 (m,
6H),1.60−1.99 (m,4H),2.30
(m,1H),3.77 (s,1.5H),3.79
(s,1.5H),3.82(m,0.5H),4.1
0 (m,1H),4.30 (m,0.5H),4.41
(m,1H),4.72(m,1H),5.35 (m,
1H),6.38 (d,J=15.6Hz,0.5
H),6.41 (d,J=15.6Hz,0.5H),
6.65−6.85 (m,2H),6.90 (d,J=
8.5Hz,0.5H),7.15(d,J=8.5H
z,0.5H),7.20 (d,J=8.5Hz,0.
5H),7.43(dd,J=8.8Hz,3.1H
z,2H),7.49 (d,J=8.5Hz,0.5
H),7.58(d,J=15.6Hz,0.5H),
7.59(d,J=15.6Hz,0.5H). 【0411】実施例66 (3S)−3−{(S)−2
−(4−フルオロフェニルスルホニルアミノ)−4−メ
チルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール
(表−1の化合物番号202)の製造 融点:156−158℃ IR(KBr,cm-1):3347,3256,164
9,1593,1541. NMR(DMSO−d6,δ):0.71 (d,J=
6.5Hz,3H),0.80 (d,J=6.6Hz,
3H),1.28 (m,2H),1.45−1.68
(m,2H),1.86(m,1H),3.60−3.
95(m,4H),4.98(dd,J=4.4Hz,
4.1Hz,1H),6.37(d,J=4.1Hz,
1H),7.39(dd,J=8.8Hz,8.3H
z,2H),7.75(d,J=7.5Hz,1H),
7.81(dd,J=8.8Hz,5.3Hz,2
H),8.00(d,J=9.0Hz,1H). 【0412】実施例67 (3S)−3−{(S)−2
−(2−クロロフェニルスルホニルアミノ)−4−メチ
ルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表
−1の化合物番号203)の製造 IR(KBr,cm-1):3365,1657,154
1. NMR(CDCl3 ,δ):0.65 (d,J=6.2
Hz,1.2H),0.67(d,J=6.4Hz,
1.8H),0.82 (d,J=6.1Hz,1.2
H),0.84 (d,J=6.4Hz,1.8H),
1.43−1.72 (m,4H),2.13 (m,0.
6H),2.36 (m,0.4H),3.62−4.2
8 (m,5H),5.24(d,J=3.0Hz,0.
4H),5.31(dd,J=3.8Hz,3.8H
z,0.6H),5.91(d,J=8.8Hz,0.
4H),5.94 (d,J=7.9Hz,0.6H),
6.47(d,J=7.5Hz,0.4H),6.65
(d,J=8.1Hz,0.6H),7.38−7.4
5 (m,1H),7.45−7.60 (m,2H),
8.06(dd,J=7.3Hz,1.1Hz,1
H). 【0413】実施例68 (3S)−3−{(S)−2
−(4−クロロフェニルスルホニルアミノ)−4−メチ
ルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表
−1の化合物番号205)の製造 融点:112−115℃ IR(KBr,cm-1):3335,3264,164
9. NMR(CDCl3 ,δ):0.76 (d,J=6.3
Hz,0.6H),0.80(d,J=6.3Hz,
2.4H),0.87(d,J=6.9Hz,0.6
H),0.89(d,J=6.6Hz,2.4H),
1.48 (m,3H),1.68(m,1H),2.1
1 (m,0.8H),2.40 (m,0.2H),3.
67 (ddd,J=6.9Hz,6.9Hz,6.9H
z,1H),3.85 (m,0.8H),3.94
(m,0.2H),4.05−4.21 (m,2H),
5.18 (s,0.2H),5.25 (d,J=4.5
Hz,0.8H),5.31(d,J=9.9Hz,
0.2H),5.35(d,J=8.4Hz,0.8
H),5.94(d,J=7.8Hz,0.2H),
6.23 (d,J=7.8Hz,0.8H),7.48
(d,J=8.4Hz,2H),7.80 (d,J=
8.4Hz,2H). 【0414】実施例69 (3S)−3−{(S)−2
−(4−ブロモフェニルスルホニルアミノ)−4−メチ
ルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表
−1の化合物番号208)の製造 融点:139−140℃ IR(KBr,cm-1):3478,3362,326
4,1647,1576,1537. NMR(DMSO−d6,δ):0.63−0.90
(m,6H),1.15−1.42(m,2H),1.
42−1.66 (m,2H),1.83 (m,0.65
H),2.02 (m,0.35H),3.45−3.9
2(m,4H),4.80(d,J=4.1Hz,0.
35H),4.96(dd,J=4.4Hz,4.4H
z,0.65H),6.10(d,J=4.1Hz,
0.35H),6.36(d,J=4.4Hz,0.6
5H),7.60−7.85(m,4.65H),7.
95−8.15(m,1.35H). 【0415】実施例70 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(4−メチルフェニルスルホニルアミ
ノ)バレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール
(表−1の化合物番号211)の製造 融点:137−138℃ IR(KBr,cm-1):3343,3264,164
9,1541. NMR(DMSO−d6,δ):0.66(d,J=
6.5Hz,0.9H),0.74(d,J=6.7H
z,3H),0.80(d,J=6.7Hz,2.1
H),1.10−1.40(m,3H),1.53
(m,1H),1.85(m,0.3H),1.98
(m,0.7H),2.35(s,3H),3.51
(m,0.7H),3.58−3.85(m,3.3
H),4.78(d,J=4.4Hz,0.7H),
4.96(m,0.3H),6.07(d,J=4.4
Hz,0.7H),6.39(d,J=3.9Hz,
0.3H),7.31(d,J=7.9Hz,2H),
7.61(d,J=7.9Hz,2H),7.66
(d,J=6.2Hz,0.3H),7.80(m,1
H),7.92(d,J=6.4Hz,0.7H). 【0416】実施例71 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(2,4,6−トリメチルフェニルスル
ホニルアミノ)バレリルアミノ}−2−テトラヒドロフ
ラノール(表−1の化合物番号215)の製造 融点:75−77℃ IR(KBr,cm-1):3328,1657,160
5,1541. NMR(CDCl3 ,δ):0.67 (d,J=6.3
Hz,1.35H),0.68(d,J=6.3Hz,
1.65H),0.83(d,J=6.4Hz,1.3
5H),0.84(d,J=6.4Hz,1.65
H),1.38−1.72(m,4H),2.11
(m,0.65H),2.29(s,3H),2.31
(m,0.45H),2.63(s,6H),3.61
(m,1H),3.72(d,J=3.0Hz,0.4
5H),3.74−3.98(m,1H),3.98−
4.24(m,2.55H),5.23(d,J=3.
0Hz,0.45H),5.28(d,J=3.9H
z,3.9Hz,0.55H),5.46(d,J=
8.6Hz,0.45H),5.60(d,J=8.0
Hz,0.55H),6.38(d,J=7.4Hz,
0.45H),6.54(d,J=8.0Hz,0.5
5H),6.95(s,2H). 【0417】実施例72 (3S)−3−{(S)−2
−(4−tert−ブチルフェニルスルホニルアミノ)
−4−メチルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラ
ノール(表−1の化合物番号218)の製造 融点:140−141℃ IR(KBr,cm-1):3362,3161,164
7,1535. NMR(DMSO−d6,δ):0.74(d,J=
6.5Hz,3H),0.81(d,J=6.6Hz,
3H),1.15−1.41(m,3H),1.29
(s,9H),1.54(m,1H),1.95(m,
1H),3.46(m,1H),4.62−4.82
(m,3H),4.80(d,J=4.3Hz,1
H),6.06(d,J=4.3Hz,1H),7.5
3(d,J=8.5Hz,2H),7.66(d,J=
8.5Hz,2H),7.82(d,J=9.4Hz,
1H),7.95(d,J=6.7Hz,1H). 【0418】実施例73 (3S)−3−{(S)−2
−(4−メトキシフェニルスルホニルアミノ)−4−メ
チルバレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール
(表−1の化合物番号221)の製造 融点:153−155℃ IR(KBr,cm-1):3362,3150,164
7,1597,1535,1501. NMR(DMSO−d6,δ):0.69 (m,0.6
H),0.76(d,J=6.5Hz,2.7H),
0.82(d,J=6.7Hz,2.7H),1.15
−1.45(m,3H),1.56(m,1H),2.
01(m,1H),3.54(m,1H),3.60−
3.90(m,3H),3.81(s,3H),4.8
9(d,J=4.6Hz,0.9H),4.99(m,
0.1H),6.09(d,J=4.6Hz,0.9
H),6.41(d,J=2.7Hz,0.1H),
7.04(d,J=8.8Hz,2H),7.60−
7.80(m,3.1H),7.94(d,J=6.9
Hz,0.9H). 【0419】実施例74 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(3−ニトロフェニルスルホニルアミ
ノ)バレリルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール
(表−1の化合物番号227)の製造 融点:164−165℃ IR(KBr,cm-1):3358,3264,164
9,1537. NMR(DMSO−d6,δ):0.73−0.95
(m,6H),1.20−1.80(m,4.75
H),1.95(m,0.25H),3.47−3.6
5(m,2H),3.77(m,1H),3.94
(m,1H),4.73(d,J=2.7Hz,0.2
5H),4.92(dd,J=4.1Hz,4.1H
z,0.75H),6.06(d,J=2.7Hz,
0.25H),6.29(d,J=4.1Hz,0.7
5H),7.80−7.95(m,2H),8.05−
8.21(m,1.25H),8.35(d,J=8.
4Hz,0.75H),8.46(d,J=7.9H
z,1H),8.50(s,1H). 【0420】実施例75 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(1−ナフチルスルホニルアミノ)バレ
リルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の
化合物番号229)の製造 融点:89−91℃ IR(KBr,cm-1):3580,3520,347
0,3281,1647,1553. NMR(DMSO−d6,δ):0.34 (d,J=
6.0Hz,1.95H),0.51 (d,J=6.2
Hz,1.05H),0.62(d,J=6.1Hz,
1.95H),0.71(d,J=6.4Hz,1.0
5H),1.10−1.60(m,4H),1.75−
1.95(m,1H),3.47−3.83(m,4
H),4.73(d,J=4.5Hz,0.35H),
4.94(dd,J=4.3Hz,4.3Hz,0.6
5H),6.03(d,J=4.5Hz,0.35
H),6.34(d,J=4.3Hz,0.65H),
7.50−7.75(m,4H),7.86(d,J=
8.2Hz,0.35H),7.98−8.32(m,
3.65H),8.66(d,J=7.4Hz,1
H). 【0421】実施例76 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(2−ナフチルスルホニルアミノ)バレ
リルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の
化合物番号230)の製造 融点:102−104℃ IR(KBr,cm-1):3351,1655,154
1. NMR(DMSO−d6,δ):0.65(d,J=
6.4Hz,1.5H),0.65−0.90(m,
4.5H),1.14−1.68(m,5H),3.2
5(m,0.5H),3.57−3.91(m,3.5
H),4.73(s,0.5H),4.89(dd,J
=4.3Hz,4.3Hz,0.5H),5.98
(s,0.5H),6.32(d,J=4.3Hz,
0.5H),7.60−7.80(m,3.5H),
7.93(d,J=6.7Hz,0.5H),7.98
−8.17(m,4H),8.38(d,J=8.3H
z,1H). 【0422】実施例77 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(3−ピリジルスルホニルアミノ)バレ
リルアミノ}−2−テトラヒドロフラノール(表−1の
化合物番号232)の製造 融点:127−130℃ IR(KBr,cm-1):3268,1647. NMR(CDCl3 ,δ):0.79(d,J=6.3
Hz,0.6H),0.84(d,J=6.6Hz,
2.4H),0.86(d,J=6.0Hz,0.6
H),0.90(d,J=6.6Hz,2.4H),
1.49−1.61(m,3H),1.71 (m,1
H),2.09 (m,0.8H),2.37 (m,0.
2H),3.78−3.87 (m,1.8H),3.9
6(q,J=6.6Hz,0.2H),4.05−4.
15 (m,2H),5.17 (s,0.2H),5.2
2 (d,J=4.8Hz,0.8Hz),5.75
(d,J=8.7Hz,0.8H),5.79(d,J
=9.3Hz,0.2H),6.13(d,J=6.6
Hz,0.2H),6.36(d,J=8.1Hz,
0.8H),7.45(dd,J=7.8Hz,4.8
Hz,1H),8.17 (ddd,J=7.8Hz,
1.8Hz,1.8Hz,1H),8.80 (dd,J
=4.8Hz,1.2Hz,1H),9.07 (d,J
=2.1Hz,1H). 【0423】実施例78 (3S)−3−((S)−2
−ベンジロキシカルボニルアミノ−3−フェニルプロピ
オニルアミノ)−2−テトラヒドロフラノール(表−1
の化合物番号246)の製造 融点:144−146℃ IR(KBr,cm-1):3302,1696,164
9,1537. NMR(CDCl3 ,δ):1.69(m,1H),
2.20−2.41(m,1H),2.60(s,0.
8H),2.82(s,0.2H),2.97(dd,
J=14.7Hz,7.8Hz,1H),3.13
(m,1H),3.81(ddd,J=7.8Hz,
7.8Hz,7.8Hz,0.8H),4.02(m,
1.2H),4.26 (m,1H),4.37 (m,1
H),5.09 (m,3H),5.40 (s,1H),
5.70 (s,0.2H),6.08 (s,0.8
H),7.33 (m,10H). 【0424】実施例79 (3S)−3−((S)−2
−ベンジロキシカルボニルアミノ−3−tert−ブト
キシプロピオニルアミノ)−2−テトラヒドロフラノー
ル(表−1の化合物番号297)の製造 IR(KBr,cm-1):3322,1719,166
1,1534. NMR(CDCl3 ,δ):1.17 (s,9H),
1.69−1.98 (m,1H),2.30 (m,0.
6H),2.44 (m,0.4H),3.40 (m,1
H),3.62−3.98 (m,3H),4.11
(m,1H),4.22 (m,1H),4.35 (m,
1H),5.11 (s,2H),5.22 (s,0.4
H),5.29 (s,0.6H),5.76 (s,1
H),6.80 (s,0.4H),7.08 (bs,
0.6H),7.35 (m,5H). 【0425】実施例80 (3S)−4−メチル−3−
((S)−4−メチル−2−フェニルスルホニルアミノ
バレリルアミノ)−2−テトラヒドロフラノール(表−
1の化合物番号320)の製造 融点:116−121℃ IR(KBr,cm-1):3356,3272,165
5. NMR(CDCl3 ,δ):0.70 (d,J=6.0
Hz,2.1H),0.71(d,J=6.0Hz,
0.9H),0.86(d,J=6.6Hz,3H),
0.95(d,J=6.6Hz,2.1H),1.04
(d,J=6.6Hz,0.9H),1.50(m,2
H),1.62(m,1H),2.12(m,1H),
3.43 (m,1H),3.70 (m,1H),3.9
1 (m,1H),4.17 (dd,J=8.4Hz,
8.4Hz,1H),5.12 (d,J=4.5Hz,
0.3H),5.25(d,J=4.5Hz,0.7
H),5.35(d,J=7.2Hz,0.7H),
5.40(d,J=7.2Hz,0.3H),6.34
(d,J=8.7Hz,0.3H),6.37 (d,J
=8.7Hz,0.7H),7.49−7.62 (m,
3H),7.88 (m,2H). 【0426】実施例81 (3S)−3−((S)−2
−ベンジロキシカルボニルアミノ−4−メチルバレリル
アミノ)−2−テトラヒドロピラゾール(表−1の化合
物番号433)の製造 IR(KBr,cm-1):3298,1691,164
9,1541. NMR(CDCl3 ,δ):0.90−0.92(m,
6H),1.57−1.70(m,7H),3.43−
3.70(m,2H),3.87−3.99(m,2
H),4.08−4.12(m,1H),5.02
(s,0.4H),5.08(s,1.6H),5.6
6(s,1H),6.57(s,0.8H),6.88
(s,0.2H),7.31(s,5H). 【0427】実施例82 (3S)−3−{(S)−2
−(2−フルオロベンゾイルアミノ)−4−メチルバリ
レルアミノ}−2−テトラヒドロピラゾール(表−1の
化合物番号450)の製造 IR(KBr,cm-1):3408,1600,149
5. NMR(CDCl3 ,δ):0.92−0.98(m,
6H),1.64−1.82(m,7H),3.48−
3.59(m,2H),3.84−4.13(m,2
H),4.68−4.70(m,1H),5.01
(m,0.3H),5.05(m,0.7H),6.5
5(d,J=8.3Hz,0.7H),6.82(d,
J=8.2Hz,0.3H),7.07−7.28
(m,2H),7.41−7.52(m,1H),7.
99−8.05(m,1H). 【0428】実施例83 (3S)−3−((S)−4
−メチル−2−フェニルスルホニルアミノバレリルアミ
ノ)−2−テトラヒドロピラノール(表−1の化合物番
号468)の製造 融点:156−157℃ IR(KBr,cm-1):3335,3261,164
9,1545. NMR(CDCl3 ,δ):0.67(d,J=8.5
Hz,3H),0.85(d,J=6.0Hz,3
H),1.21−2.05(m,7H),3.21
(d,J=4.1Hz,0.8H),3.41−3.7
8(m,2H),3.80−4.07(m,2H),
4.19(m,0.2H),4.95(s,1H),
5.23(d,J=6.8Hz,1H),6.26
(m,1H),7.42−7.68(m,3H),7.
87(d,J=8.5Hz,2H). 【0429】実施例84 (3S)−3−{(S)−4
−メチル−2−(2,4,6−トリメチルフェニルスル
ホニルアミノ)バレリルアミノ}−2−テトラヒドロピ
ラノール(表−1の化合物番号473)の製造 IR(KBr,cm-1):3331,1655,154
1. NMR(CDCl3 ,δ):0.66−0.72(m,
3H),0.83−0.85(m,3H),1.44−
1.97(m,7H),2.28(s,3H),2.6
3(s,6H),3.42−3.75(m,2H),
3.84−3.98(m,2H),4.40−4.47
(m,1H),4.93(s,1H),5.47(d,
J=8.4Hz,0.3H),5.53(d,J=7.
8Hz,0.7H),6.34(m,1H),6.94
(s,2H). 【0430】実施例85 (3S)−3−{(S)−2
−(N−アセチル−N−4−メチルフェニルスルホニ
ル)アミノ−4−メチルバレリルアミノ}−2−テトラ
ヒドロフラノール(表−1の化合物番号515)の製造 融点:49−51℃ IR(KBr,cm-1):3414,1701,167
4,1524. NMR(CDCl3 ,δ):0.81−1.04 (m,
6H),1.54−2.02 (m,4H),2.19−
2.55 (m,1H),2.25 (s,1.95H),
2.29 (s,1.05H),2.46(s,3H),
2.85 (d,J=2.9Hz,0.35H),3.2
3 (d,J=3.2Hz,0.65H),3.80−
4.20 (m,2H),4.27−4.44 (m,1
H),4.86 (t,J=7.7Hz,0.35H),
4.97(dd,J=7.7Hz,6.3Hz,0.6
5H),5.24(d,J=2.9Hz,0.35
H),5.34 (dd,J=3.2Hz,3.2Hz,
0.65H),6.02 (d,J=7.4Hz,0.3
5H),6.41 (d,J=7.9Hz,0.65
H),7.37 (d,J=8.4Hz,2H),7.9
8 (d,J=8.4Hz,0.7H),8.05(d,
J=8.4Hz,1.3H). 【0431】実施例86 (3S)−3−{(S)−2
−(N−アセチル−N−4−メトキシフェニルスルホニ
ル)アミノ−4−メチルバレリルアミノ}−2−テトラ
ヒドロフラノール(表−1の化合物番号516)の製造 融点:48−51℃ IR(KBr,cm-1):3414,1701,159
5,1522,1501. NMR(CDCl3 ,δ):0.84−1.06 (m,
6H),1.57−2.01 (m,4H),2.24
(s,1.95H),2.29(s,1.05H),
2.26−2.58(m,1H),3.04(d,J=
2.6Hz,0.35H),3.42(d,J=3.1
Hz,0.65H),3.80−4.18(m,2
H),3.89(s,1.95H),3.90(s,
1.05H),4.24−4.43(m,1H),4.
87 (dd,J=7.7Hz,6.0Hz,0.35
H),4.95(t,J=6.9Hz,0.65H),
5.24(d,J=2.6Hz,0.35H),5.3
4(dd,J=3.1Hz,3.1Hz,0.65
H),6.04(d,J=7.1Hz,0.35H),
6.42 (d,J=8.0Hz,0.65H),7.0
4 (d,J=9.0Hz,2H),8.04 (d,J=
9.0Hz,0.7H),8.12(d,J=9.0H
z,1.3H). 【0432】実施例87 (3S)−3−{(S)−2
−((S)−4−メチル−2−フェニルスルホニルアミ
ノバリレルアミノ)−4−メチルバレリルアミノ}−2
−テトラヒドロフラノール(表−3の化合物番号112
6)の製造 融点:186−188℃ IR(KBr,cm-1):3285,1644,154
9. NMR(CDCl3 ,δ):0.40(d,J=6.3
Hz,1.2H),0.52(d,J=5.6Hz,
1.8H),0.75−1.00(m,9H),1.3
2−2.07(m,7H),2.25(m,0.6
H),2.40(m,0.4H),3.48(d,J=
2.8Hz,0.4H),3.59(m,1H),3.
73−3.92(m,1.2H),4.02−4.20
(m,1.4H),4.21−4.56(m,2H),
5.30−5.38(m,1H),5.59(d,J=
4.8Hz,0.4H),5.68(d,J=5.9H
z,0.6H),6.82(d,J=8.3Hz,0.
6H),6.95(d,J=9.7Hz,0.4H),
6.99(d,J=8.6Hz,0.6H),7.08
(d,J=7.0Hz,0.4H),7.47−7.7
2(m,3H),7.91(d,J=8.5Hz,2
H). 【0433】実施例88 (2S,3S)−2−アセト
キシ−3−((S)−4−メチル−2−フェニルスルホ
ニルアミノバレリルアミノ)テトラヒドロフラン(表−
2の化合物番号716)の製造 参考例1で得られた(S)−3−((S)−4−メチル
−2−フェニルスルホニルアミノバレリルアミノ)−2
−テトラヒドロフラノン244mgを塩化メチレン35
mlに溶解して−78℃に冷却し、1.01mol/l
の水素化ジイソブチルアルミニウムのトルエン溶液1.
91mlを加えた。−78℃で3時間撹拌した後、反応
液に飽和塩化アンモニウム水溶液および酢酸エチルを加
え、室温に戻したのちセライトで濾過し、セライトを酢
酸エチルでよく洗浄した。濾液を飽和食塩水で洗浄後、
硫酸マグネシウムで乾燥してからこれを濾過した。濾液
を濃縮し、粗な(3S)−3−((S)−4−メチル−
2−フェニルスルホニルアミノバレリルアミノ)−2−
テトラヒドロフラノール(実施例1の化合物)を得た。
これをピリジン1mlに溶かし、氷冷下無水酢酸1.5
mlを加えてから氷冷下で9時間撹拌した後、メタノー
ル1.5mlを加え濃縮した。得られた残渣を酢酸エチ
ルに溶解し、希塩酸、水、飽和重曹水、飽和食塩水で順
次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥してからこれを濾過
した。濾液を濃縮し、得られた残渣に酢酸エチル2.5
mlおよびヘキサン2.5mlを加え撹拌し、生成した
結晶を濾取し目的物120mgを得た。 収率:44% 融点:177−178℃ IR(KBr,cm-1):3409,3100,175
3,1659. NMR(CDCl3 ,δ):0.54(d,J=6.3
Hz,3H),0.80(d,J=6.3Hz,3
H),1.37(m,2H),1.59(m,1H),
1.81(m,1H),2.16(s,3H),2.2
4(m,1H),3.61(m,1H),3.95(d
dd,J=9.3Hz,9.0Hz,7.5Hz,1
H),4.14(ddd,J=9.3Hz,9.3H
z,3.0Hz,1H),4.53(m,1H),4.
87(d,J=6.6Hz,1H),6.16(d,J
=4.5Hz,1H),6.56(d,J=8.7H
z,1H),7.54(m,2H),7.62(m,1
H),7.86(dd,J=7.2Hz,1.5Hz,
2H). 実施例88と同様の方法により、以下実施例89から実
施例117の化合物を製造した。以下、その物性値を記
す。 【0434】実施例89 (2S,3S)−2−アセト
キシ−3−((S)−2−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノ−4−メチルバリレルアミノ)テトラヒドロフ
ラン(表−2の化合物番号547)の製造 融点:143−145℃ IR(KBr,cm-1):3297,1748,165
9. NMR(CDCl3 ,δ):0.93(d,J=6.0
Hz,3H),0.94(d,J=6.0Hz,3
H),1.45(s,9H),1.49(m,1H),
1.67(m,2H),1.83(m,1H),2.1
1(s,3H),2.36(m,1H),3.96(d
dd,J=9.3Hz,9.3Hz,9.3Hz,1
H),4.06(m,1H),4.14(ddd,J=
9.3Hz,9.3Hz,3.0Hz,1H),4.5
7(m,1H),4.84(s,1H),6.17
(s,J=4.8Hz,1H),6.45(s,1
H). 【0435】実施例90 (2S,3S)−2−アセト
キシ−3−((S)−2−ベンジロキシカルボニルアミ
ノ−4−メチルバレリルアミノ)テトラヒドロフラン
(表−2の化合物番号551)の製造 融点:162−164℃ IR(KBr,cm-1):3310,1687,165
5,1535. NMR(CDCl3 ,δ):0.94(d,J=6.2
Hz,3H),0.95(d,J=6.2Hz,3
H),1.83(m,1H),2.07(s,3H),
2.11(m,3H),2.36(m,1H),3.9
3(ddd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.8H
z,1H),4.09(m,2H),4.79(m,1
H),5.12(s,2H),5.32(s,1H),
6.04(d,J=4.2Hz,1H),6.17
(d,J=4.4Hz,1H),7.35(m,5
H). 【0436】実施例91 (2S,3S)−2−アセト
キシ−3−{(S)−2−(2−クロロベンジロキシカ
ルボニルアミノ)−4−メチルバレリルアミノ}テトラ
ヒドロフラン(表−2の化合物番号558)の製造 融点144−147℃ IR(KBr,cm-1):3314,3076,169
9,1655,1535. NMR(CDCl3 ,δ):0.92−0.95(m,
6H),1.51−1.84(m,4H),2.08
(s,3H),2.34(m,1H),3.95(d
d,J=8.8Hz,7.4Hz,1H),4.09−
4.16(m,2H),4.57(m,1H),5.1
9(d,J=13.0Hz,1H),5.23(s,1
H),5.26(d,J=13.0Hz,1H),6.
16(d,J=4.3Hz,1H),6.29(s,1
H),7.25−7.29(m,2H),7.37−
7.41(m,2H). 【0437】実施例92 (2S,3S)−2−アセト
キシ−3−{(S)−4−メチル−2−(4−メチルベ
ンジロキシカルボニルアミノ)バレリルアミノ}テトラ
ヒドロフラン(表−2の化合物番号566)の製造 融点:161−163℃ IR(KBr,cm-1):3314,1691,165
1,1539. NMR(CDCl3 ,δ):0.91−0.93(m,
6H),1.46(m,4H),2.07(s,3
H),2.32(s,3H),2.33(m,1H),
3.94(q,J=7.5Hz,1H),4.08−
4.15(m,2H),4.57(m,1H),5.0
5(d,J=12.0Hz,1H),5.06(s,1
H),5.09(d,J=12.0Hz,1H),6.
15(d,J=4.2Hz,1H),6.32(s,1
H),7.15(d,J=7.8Hz,2H),7.2
3(d,J=7.8Hz,2H). 【0438】実施例93 (2S,3S)−2−アセト
キシ−3−{(S)−2−(9−フルオレニルメトキシ
カルボニルアミノ)−4−メチルバレリルアミノ}テト
ラヒドロフラン(表−2の化合物番号571)の製造 融点:158−159℃ IR(KBr,cm-1):3308,1746,169
2,1657,1537. NMR(CDCl3 ,δ):0.94(m,6H),
1.52−1.74(m,3H),1.64(m,1
H),2.06(s,3H),2.36(m,1H),
3.96(ddd,J=7.8Hz,7.8Hz,7.
8Hz,1H),4.11(m,2H),4.19
(t,J=7.5Hz,1H),4.43(m,2
H),4.56(m,1H),5.15(s,1H),
6.06(d,J=4.2Hz,1H),6.22
(s,1H),7.31(dd,J=7.5Hz,7.
5Hz,2H),7.41(dd,J=7.5Hz,
7.5Hz,2H),7.58(d,J=7.5Hz,
2H),7.77(d,J=7.5Hz,2H). 【0439】実施例94 (2S,3S)−2−アセト
キシ−3−((S)−2−シクロヘキシルオキシカルボ
ニルアミノ−4−メチルバレリルアミノ)テトラヒドロ
フラン(表−2の化合物番号580)の製造 融点:135−137℃ NMR(CDCl3 ,δ):0.92−0.95(m,
6H),1.26−1.88(m,14H),2.10
(s,3H),2.35(m,1H),3.97(m,
1H),4.10−4.16(m,2H),4.51−
4.64(m,2H),5.03(s,1H),6.1
6(d,J=4.5Hz,1H),6.40(s,1
H). 【0440】実施例95 (2S,3S)−2−アセト
キシ−3−{(S)−4−メチル−2−(1−ナフチル
アセチルアミノ)バレリルアミノ}テトラヒドロフラン
(表−2の化合物番号605)の製造 融点:182−184℃ IR(KBr,cm-1):3308,1745,164
4,1551. NMR(CDCl3 ,δ):0.72(d,J=6.4
Hz,3H),0.74(d,J=6.4Hz,3
H),1.10−1.35(m,2H),1.47
(m,1H),1.67(m,1H),2.13(s,
3H),2.20(m,1H),3.93(ddd,J
=8.9Hz,8.9Hz,8.9Hz,1H),3.
98−4.15(m,3H),4.31(m,1H),
4.46(m,1H),5.66(d,J=8.1H
z,1H),6.12(d,J=4.6Hz,1H),
6.53(d,J=8.6Hz,1H),7.05−
7.57(m,4H),7.80−7.95(m,3
H). 【0441】実施例96 (2S,3S)−2−アセト
キシ−3−{(S)−2−(2−フルオロベンゾイルア
ミノ)−4−メチルバレリルアミノ}テトラヒドロフラ
ン(表−2の化合物番号633)の製造 融点:165−166℃ IR(KBr,cm-1):3343,3304,174
8,1694,1640,1551. NMR(CDCl3 ,δ):0.96(d,J=5.7
Hz,3H),0.98(d,J=5.7Hz,3
H),1.58−1.95(m,4H),2.10
(s,3H),2.39(m,1H),3.95(dd
d,J=9.0Hz,9.0Hz,7.4Hz,1
H),4.14(ddd,J=9.0Hz,9.0H
z,2.9Hz,1H),4.55−4.75(m,2
H),6.19(d,J=4.8Hz,1H),6.6
1(d,J=8.2Hz,1H),7.00(d,J=
7.4Hz,0.5H),7.02(d,J=7.4H
z,0.5H),7.15(dd,J=8.2Hz,
7.5Hz,1H),7.29(ddd,J=6.8H
z,6.8Hz,0.9Hz,1H),7.55(m,
1H),8.06(ddd,J=7.9Hz,7.9H
z,1.9Hz,1H). 【0442】実施例97 (2S,3S)−2−アセト
キシ−3−{(S)−2−(4−クロロベンゾイルアミ
ノ)−4−メチルバレリルアミノ}テトラヒドロフラン
(表−2の化合物番号641)の製造 融点:204−205℃ IR(KBr,cm-1):3304,1746,167
4,1635. NMR(CDCl3 ,δ):0.96(d,J=6.1
Hz,3H),0.97(d,J=6.0Hz,3
H),1.58−1.78(m,3H),1.85
(m,1H),2.13(s,3H),2.31(m,
1H),3.95(m,1H),4.14(ddd,J
=8.6Hz,8.6Hz,2.9Hz,1H),4.
50−4.70(m,2H),6.20(d,J=4.
6Hz,1H),6.62(d,J=8.3Hz,1
H),6.81(d,J=7.8Hz,1H),7.4
1(d,J=6.7Hz,2H),7.73(d,J=
6.7Hz,2H). 【0443】実施例98 (2S,3S)−2−アセト
キシ−3−{(S)−4−メチル−2−(2−メチルベ
ンゾイルアミノ)バレリルアミノ}テトラヒドロフラン
(表−2の化合物番号645)の製造 融点:185−186℃ IR(KBr,cm-1):3264,1753,167
4,1626. NMR(CDCl3 ,δ):0.99(d,J=5.6
Hz,6H),1.55−1.93(m,4H),2.
11(s,3H),2.30(m,1H),2.49
(s,3H),3.98(m,1H),4.15(dd
d,J=6.3Hz,6.3Hz,2.9Hz,1
H),4.47−4.70(m,2H),6.19
(d,J=4.6Hz,1H),6.28(d,J=
8.2Hz,1H),6.81(d,J=8.4Hz,
1H),7.16−7.29(m,2H),7.31−
7.40(m,2H). 【0444】実施例99 (2S,3S)−2−アセト
キシ−3−{(S)−4−メチル−2−(4−メチルベ
ンゾイルアミノ)バレリルアミノ}テトラヒドロフラン
(表−2の化合物番号647)の製造 融点:199−200℃ IR(KBr,cm-1):3318,1746,166
3,1630,1534. NMR(CDCl3 ,δ):0.96(d,J=6.0
Hz,3H),0.97(d,J=6.0Hz,3
H),1.59−1.95(m,4H),2.12
(s,3H),2.29(m,1H),2.40(s,
3H),3.95(m,1H),4.13(ddd,J
=6.3Hz,6.3Hz,2.9Hz,1H),4.
49−4.70(m,2H),6.19(d,J=4.
6Hz,1H),6.58(d,J=7.6Hz,1
H),6.70(d,J=7.6Hz,1H),7.2
4(d,J=7.8Hz,2H),7.69(d,J=
7.8Hz,2H). 【0445】実施例100 (2S,3S)−2−アセ
トキシ−3−{(S)−4−メチル−2−(2,4,6
−トリメチルベンゾイルアミノ)バレリルアミノ}テト
ラヒドロフラン(表−2の化合物番号651)の製造 NMR(CDCl3 ,δ):0.97(d,J=5.0
Hz,6H),1.59−1.79(m,3H),1.
89(m,1H),2.11(s,3H),2.27
(s,6H),2.32(s,3H),2.35(m,
1H),3.95(m,1H),4.14(ddd,J
=9.0Hz,9.0Hz,2.8Hz,1H),4.
55−4.70(m,2H),5.98(d,J=8.
1Hz,1H),6.09(d,J=4.6Hz,1
H),6.84(s,2H),6.86(d,J=7.
5Hz,1H). 【0446】実施例101 (2S,3S)−3−
((S)−4−メチル−2−フェニルスルホニルアミノ
バレリルアミノ)−2−プロピオニルオキシテトラヒド
ロフラン(表−2の化合物番号720)の製造 融点:154−156℃ IR(KBr,cm-1):3355,3274,171
1,1678. NMR(CDCl3 ,δ):0.56(d,J=6.3
Hz,3H),0.80(d,J=6.6Hz,3
H),1.17(t,J=7.5Hz,3H),1.3
9(m,2H),1.57(m,1H),1.79
(m,1H),2.23(m,1H),2.40(q
d,J=7.5Hz,16.8Hz,1H),2.49
(qd,J=7.5Hz,16.8Hz,1H),3.
62(m,1H),3.94(ddd,J=9.0H
z,9.0Hz,9.0Hz,1H),4.13(dd
d,J=9.3Hz,9.0Hz,3.0Hz,1
H),4.92(d,J=6.9Hz,1H),6.1
7(d,J=4.8Hz,1H),6.49(d,J=
8.7Hz,1H),7.53(m,2H),7.62
(m,1H),7.86(d,J=6.0Hz,2
H). 【0447】実施例102 (2S,3S)−3−
((S)−4−メチル−2−フェニルスルホニルアミノ
バレリルアミノ)−2−ピバロイルオキシテトラヒドロ
フラン(表−2の化合物番号725)の製造 融点:165−166℃ IR(KBr,cm-1):3293,1640. NMR(CDCl3 ,δ):0.64(d,J=5.9
Hz,3H),0.81(d,J=6.1Hz,3
H),1.26(s,9H),1.48(m,3H),
1.72(m,1H),2.23(m,1H),3.6
4(m,1H),3.94(ddd,J=9.1Hz,
9.1Hz,9.1Hz,1H),4.10(ddd,
J=9.1Hz,9.1Hz,3.1Hz,1H),
4.45(m,1H),5.07(d,J=7.7H
z,1H),6.10(d,J=4.5Hz,1H),
6.21(d,J=8.4Hz,1H),7.51
(m,2H),7.61(m,1H),7.86(d,
J=7.1Hz,2H). 【0448】実施例103 (2S,3S)−2−ベン
ゾイルオキシ−3−((S)−4−メチル−2−フェニ
ルスルホニルアミノバレリルアミノ)テトラヒドロフラ
ン(表−2の化合物番号728)の製造 融点:184−185℃ IR(KBr,cm-1):3353,3260,169
8,1678. NMR(CDCl3 ,δ):0.55(d,J=6.0
Hz,3H),0.69(d,J=6.0Hz,3
H),1.30−1.48(m,3H),1.90
(m,1H),2.30(m,1H),3.64(m,
1H),4.00(ddd,J=9.3Hz,9.0H
z,7.5Hz,1H),4.19(ddd,J=9.
3Hz,9.3Hz,3.0Hz,1H ),4.
51(m,1H),5.13(d,J=8.1Hz,1
H),6.37(d,J=6.6Hz,1H),6.3
9(d,J=4.2Hz,1H),7.26−7.50
(m,4H),7.58(m,2H),7.80(d
d,J=7.5Hz,1.8Hz,2H),8.06
(dd,J=7.8Hz,0.9Hz,2H). 【0449】実施例104 (2S,3S)−2−アセ
トキシ−3−{(S)−2−(4−クロロフェニルスル
ホニルアミノ)−4−メチルバレリルアミノ}テトラヒ
ドロフラン(表−2の化合物番号754)の製造 融点:136−137℃ IR(KBr,cm-1):3335,3258,174
4,1651,1535. NMR(CDCl3 ,δ):0.61(d,J=6.2
Hz,3H),0.83(d,J=6.3Hz,3
H),1.35−1.62(m,3H),1.80
(m,1H),2.15(s,3H),2.21(m,
1H),3.61(m,1H),3.97(ddd,J
=9.1Hz,9.1Hz,9.1Hz,1H),4.
14(ddd,J=9.1Hz,9.1Hz,2.9H
z,1H),4.50(m,1H),5.09(d,J
=7.3Hz,1H),6.15(d,J=4.6H
z,1H),6.42(d,J=8.8Hz,1H),
7.51(d,J=8.6Hz,2H),7.80
(d,J=8.6Hz,2H). 【0450】実施例105 (2S,3S)−3−
{(S)−2−(4−クロロフェニルスルホニルアミ
ノ)−4−メチルバレリルアミノ}−2−ピバロイルオ
キシテトラヒドロフラン(表−2の化合物番号755)
の製造 融点:155−156℃ IR(KBr,cm-1):3366,3229,172
6,1684,1664,1543. NMR(CDCl3 ,δ):0.70(d,J=6.3
Hz,3H),0.83(d,J=6.4Hz,3
H),1.25(s,9H),1.40−1.82
(m,4H),2.23(m,1H),3.62(d
d,J=12.5Hz,6.4Hz,1H),3.96
(ddd,J=8.9Hz,8.9Hz,8.9Hz,
1H),4.11(ddd,J=8.9Hz,8.9H
z,2.9Hz,1H),4.45(m,1H),5.
21(d,J=8.2Hz,1H),6.04(d,J
=8.6Hz,1H),6.10(d,J=4.5H
z,1H),7.45−7.55(m,2H),7.7
5−7.85(m,2H). 【0451】実施例106 (2S,3S)−2−アセ
トキシ−3−{(S)−4−メチル−2−(4−メチル
フェニルスルホニルアミノ)バレリルアミノ}テトラヒ
ドロフラン(表−2の化合物番号761)の製造 融点:159−160℃ IR(KBr,cm-1):3372,1721,167
4,1535. NMR(CDCl3 ,δ):0.52(d,J=6.2
Hz,3H),0.80(d,J=6.3Hz,3
H),1.36(m,2H),1.56(m,1H),
1.83(m,1H),2.16(s,3H),2.2
2(m,1H),2.44(s,3H),3.59
(m,1H),3.94(m,1H),4.14(m,
1H),4.56(m,1H),4.81(d,J=
6.6Hz,1H),6.15(d,J=4.6Hz,
1H),6.35(d,J=7.8Hz,1H),7.
33(d,J=8.0Hz,2H),7.74(d,J
=8.0Hz,2H). 【0452】実施例107 (2S,3S)−2−アセ
トキシ−3−{(S)−4−メチル−2−(2,4,6
−トリメチルフェニルスルホニルアミノ)バレリルアミ
ノ}テトラヒドロフラン(表−2の化合物番号765)
の製造 融点:158−159℃ IR(KBr,cm-1):3416,3191,175
5,1661,1605,1535. NMR(CDCl3 ,δ):0.56(d,J=6.3
Hz,3H),0.79(d,J=6.3Hz,3
H),1.39(m,2H),1.58(m,1H),
1.81(m,1H),2.16(s,3H),2.2
4(m,1H),2.31(s,3H),2.62
(s,6H),3.56(m,1H),3.94(m,
1H),4.14(m,1H),4.52(m,1
H),5.00(d,J=7.1Hz,1H),6.1
5(d,J=4.6Hz,1H),6.61(d,J=
8.7Hz,1H),6.97(s,2H). 【0453】実施例108 (2S,3S)−2−アセ
チル−3−{(S)−2−(4−tert−ブチルフェ
ニルスルホニルアミノ)−4−メチルバレリルアミノ}
テトラヒドロフラン(表−2の化合物番号768)の製
造 NMR(CDCl3 ,δ):0.44(d,J=6.2
Hz,3H),0.77(d,J=6.2Hz,3
H),1.23−1.43(m,2H),1.34
(s,9H),1.55(m,1H),1.85(m,
1H),2.17(s,3H),2.20(m,1
H),3.59(m,1H),3.95(m,1H),
4.13(ddd,J=9.0Hz,9.0Hz,2.
9Hz,1H),4.57(m,1H),4.95
(d,J=6.4Hz,1H),6.17(d,J=
4.6Hz,1H),6.77(d,J=8.7Hz,
1H),7.53(d,J=8.6Hz,2H),7.
78(d,J=8.6Hz,2H). 【0454】実施例109 (2S,3S)−2−アセ
チル−3−{(S)−2−(4−メトキシフェニルスル
ホニルアミノ)−4−メチルバレリルアミノ}テトラヒ
ドロフラン(表−2の化合物番号771)の製造 融点:157−158℃ IR(KBr,cm-1):3329,3273,174
6,1659,1597,1544,1501. NMR(CDCl3 ,δ):0.54(d,J=6.1
Hz,3H),0.81(d,J=6.3Hz,3
H),1.38(m,2H),1.56(m,1H),
1.84(m,1H),2.16(s,3H),2.2
2(m,1H),3.56(m,1H),3.88
(s,3H),3.95(m,1H),4.15(m,
1H),4.56(m,1H),4.81(d,J=
6.4Hz,1H),6.16(d,J=4.5Hz,
1H),6.68(d,J=9.2Hz,1H),6.
99(d,J=8.6Hz,2H),7.79(d,J
=8.6Hz,2H). 【0455】実施例110 (2S,3S)−2−アセ
トキシ−3−{(S)−4−メチル−2−(2−ナフチ
ルスルホニルアミノ)バレリルアミノ}テトラヒドロフ
ラン(表−2の化合物番号780)の製造 融点:158−159℃ IR(KBr,cm-1):3337,3275,172
3,1676,1543. NMR(CDCl3 ,δ):0.48(d,J=6.1
Hz,3H),0.76(d,J=6.2Hz,3
H),1.33−1.75(m,4H),1.97
(m,1H),2.15(s,3H),3.68(m,
1H),3.87(m,1H),4.05(m,1
H),4.42(m,1H),5.19(d,J=7.
1Hz,1H),6.12(d,J=4.6Hz,1
H),6.53(d,J=8.7Hz,1H),7.5
8−7.71(m,2H),7.82(dd,J=8.
7Hz,1.9Hz,1H),7.87−8.03
(m,3H),8.44(s,1H). 【0456】実施例111 (2S,3S)−2−アセ
トキシ−3−{(S)−4−メチル−2−(3−ピリジ
ルスルホニルアミノ)バレリルアミノ}テトラヒドロフ
ラン(表−2の化合物番号782)の製造 融点:160−161℃ IR(KBr,cm-1):3410,3075,175
3,1657,1535,1342,1172. NMR(CDCl3 ,δ):0.68(d,J=5.9
Hz,3H),0.85(d,J=5.9Hz,3
H),1.40−1.62(m,3H),1.80
(m,1H),2.14(s,3H),2.22(m,
1H),3.73(m,1H),3.96(ddd,J
=9.1Hz,8.9Hz,8.9Hz,1H),4.
03(ddd,J=9.1Hz,9.1Hz,3.0H
z,1H),4.45(m,1H),5.46(m,1
H),6.13(d,J=4.6Hz,1H),6.3
2(d,J=8.6Hz,1H),7.48(m,1
H),8.16(ddd,J=8.2Hz,1.9H
z,1.9Hz,1H),8.83(dd,J=4.9
Hz,1.5Hz,1H),9.07(d,J=2.3
Hz,1H). 【0457】実施例112 (2S,3S)−2−アセ
トキシ−3−{(S)−2−〔N−アセチル−N−(4
−メチルフェニルスルホニル)アミノ〕−4−メチルバ
レリルアミノ}テトラヒドロフラン(表−2の化合物番
号1065)の製造 融点:154℃ IR(KBr,cm-1):3387,1746,167
4,1522. NMR(CDCl3 ,δ):0.84(d,J=6.3
Hz,3H),0.93(d,J=6.3Hz,3
H),1.58(m,2H),1.84(m,1H),
2.09(m,1H),2.12(s,3H),2.3
3(s,3H),2.38(m,1H),2.47
(s,3H),3.96(m,1H),4.14(m,
1H),4.55(m,1H),4.78(t,J=
6.8Hz,1H),6.14(d,J=4.6Hz,
1H),6.50(d,J=8.3Hz,1H),7.
39(d,J=8.1Hz,2H),7.91(d,J
=8.1Hz,2H). 【0458】実施例113 (2S,3S)−2−アセ
トキシ−3−{(S)−2−〔N−アセチル−N−(4
−メトキシフェニルスルホニル)アミノ〕−4−メチル
バレリルアミノ}テトラヒドロフラン(表−2の化合物
番号1066)の製造 融点:64−66℃ IR(KBr,cm-1):3397,1748,159
5,1530. NMR(CDCl3 ,δ):0.85(d,J=6.2
Hz,3H),0.94(d,J=6.3Hz,3
H),1.59(m,2H),1.85(m,1H),
2.08(m,1H),2.12(s,3H),2.3
2(s,1H),2.37(m,1H),3.90
(s,3H),3.96(m,1H),4.15(m,
1H),4.56(m,1H),4.79(t,J=
6.8Hz,1H),6.15(d,J=4.7Hz,
1H),6.51(d,J=8.4Hz,1H),7.
04(d,J=9.0Hz,2H),7.97(d,J
=9.0Hz,2H). 【0459】実施例114 (2S,3S)−2−アセ
トキシ−3−((S)−2−ベンジロキシカルボニルア
ミノ−4−メチルバレリルアミノ)−2−テトラヒドロ
フラン(表−2の化合物番号983)の製造 IR(KBr,cm-1):3310,1693,165
3,1537. NMR(CDCl3 ,δ):0.90−0.93(m,
6H),1.43−1.77(m,7H),2.11
(s,3H),3.65−3.74(m,2H),4.
08−4.17(m,2H),5.09(s,2H),
5.30(d,J=8.1Hz,1H),5.96
(d,J=2.7Hz,1H),6.17(s,1
H),7.34(m,5H). 【0460】実施例115 (2S,3S)−2−アセ
トキシ−3−{(S)−2−(2−フルオロベンゾイル
アミノ)−4−メチルバレリルアミノ}−2−テトラヒ
ドロピラン(表−2の化合物番号1000)の製造 IR(KBr,cm-1):3298,2947,163
3,1545. NMR(CDCl3 ,δ):0.91−0.98 (m,
6H),1.65−1.77 (m,7H),2.13
(s,3H),3.64−3.77 (m,2H),3.
90 (m,1H),4.20 (m,1H),4.60
(s,1H),6.00 (d,J=3.3Hz,1
H),6.42(s,1H),7.13(m,1H),
7.26 (m,1H),7.48 (m,1H),8.0
2 (m,1H). 【0461】実施例116 (2S,3S)−2−アセ
トキシ−3−{(S)−4−メチル−2−(2,4,6
−トリメチルフェニルスルホニルアミノ)バレリルアミ
ノ}−2−テトラヒドロピラン(表−2の化合物番号1
023)の製造 IR(KBr,cm-1):3418,1658,160
6,1523. NMR(CDCl3 ,δ):0.57(d,J=6.3
Hz,3H),0.79(d,J=6.3Hz,3
H),1.32−1.78(m,7H),2.16
(s,3H),2.29 (s,3H),2.60 (s,
6H),3.49(m,1H),3.61−3.78
(m,2H),4.08 (m,1H),5.08 (d,
J=7.2Hz,1H),5.94 (d,J=3.0H
z,1H),6.33 (d,J=8.7Hz,1H),
6.95 (s,2H). 【0462】実施例117 (2S,3S)−3−
{(S)−2−(4−tert−ブチルフェニルスルホ
ニルアミノ)−4−メチルバレリルアミノ}−2−ピバ
ロイルオキシテトラヒドロフラン(表−2の化合物番号
1397)の製造 融点:166−167℃ IR(KBr,cm-1):3360,1728,168
2,1665,1547. NMR(CDCl3 ,δ):0.55 (d,J=6.0
Hz,3H),0.78 (d,J=6.0Hz,3
H),1.25 (s,9H),1.32 (s,9H),
1.38−1.82(m,4H),2.25 (m,1
H),3.60 (m,1H),3.95 (m,1H),
4.12 (ddd,J=9.0Hz,9.0Hz,3.
0Hz,1H),4.46(m,1H),5.05
(d,J=7.1Hz,1H),6.10(d,J=
4.5Hz,1H),6.41(d,J=8.3Hz,
1H),7.52 (d,J=8.6Hz,2H),7.
78 (d,J=8.6Hz,2H). 【0463】実施例118 (3S)−2−メトキシ−
3−((S)−4−メチル−2−フェニルスルホニルア
ミノバレリルアミノ)テトラヒドロフラン(表−2の化
合物番号741)の製造 実施例88で得られた(2S,3S)−2−アセトキシ
−3−((S)−4−メチル−2−フェニルスルホニル
アミノバレリルアミノ)テトラヒドロフラン43mgを
メタノール40mlに溶かし、4規定の塩化水素含有酢
酸エチル1mlを加えた。室温で一晩撹拌した後、飽和
重曹水7mlを加え、溶媒を留去した。残渣に飽和重曹
水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾過
してから濾液を濃縮し、得られた粗生成物にヘキサンお
よびジエチルエーテルを加えて撹拌した後、濾過すると
目的物29mgが得られた。 収率:65% 融点:84−90℃ IR(KBr,cm-1):3268,1647,161
8. NMR(CDCl3 ,δ):0.71 (d,J=6.6
Hz,2.1H),0.80(d,J=6.6Hz,
0.9H),0.84(d,J=6.6Hz,2.1
H),0.88(d,J=6.6Hz,0.9H),
1.42−1.49 (m,3H),1.61 (m,1
H),2.08 (m,0.3H),2.27 (m,0.
7H),3.30 (s,2.1H),3.37 (s,
0.9H),3.63 (m,1H),3.69 (m,
0.3H),3.81−4.11 (m,1.7H),
4.13 (m,1H),4.66 (s,0.7H),
4.71 (d,J=4.8Hz,0.3H),4.66
(d,J=7.8Hz,0.7H),5.23(d,J
=8.4Hz,0.3H),5.96(d,J=7.8
Hz,0.7H),6.17(d,J=8.7Hz,
0.3H),7.47−7.62 (m,3H),7.8
6 (d,J=7.5Hz,2H). 【0464】試験例1 システインプロテアーゼ阻害活
性の測定 カテプシンB(シグマ社、C−6286)の阻害活性
は、文献(Biochemical Journal,
201巻、189ページ、1982年)記載の方法に準
じて測定した。その結果を表−5に示す。m−カルパイ
ンは、ラットの脳より文献(Journal of B
iological Chemistry,259巻、
3210ページ、1984年)記載の方法により精製
し、その阻害活性は、文献(Journal of B
iological Chemistry,259巻、
12489ページ、1984年)記載の方法に準じて測
定した。その結果を表−6に示す。表−5および表−6
より、本発明の化合物は、パパイン、カテプシンB、カ
テプシンL、カルパイン等のシステインプロテアーゼに
対して、強い阻害活性を示すことがわかる。 【0465】 【表296】 【0466】 【表297】【0467】 【表298】【0468】試験例2 血液中での活性本体の生成 実施例88で得られた(2S,3S)−2−アセトキシ
−3−((S)−4−メチル−2−フェニルスルホニル
アミノバレリルアミノ)テトラヒドロフランをアセトニ
トリルに溶かし、最終濃度が100μMになるようにラ
ットの血清に添加した。37℃で5分間インキュベーシ
ョンした後、アセトニトリルを加え、遠心分離して得ら
れた溶液部分をHPLCで測定した。その結果を図1に
示す。また、対比のため、実施例1で得られた(3S)
−3−((S)−4−メチル−2−フェニルスルホニル
アミノバレリルアミノ)−2−テトラヒドロフラノール
および実施例88で得られた(2S,3S)−2−アセ
トキシ−3−((S)−4−メチル−2−フェニルスル
ホニルアミノバレリルアミノ)テトラヒドロフランをア
セトニトリルに溶かしたものをHPLCで測定した。そ
の結果を図2に示す。図1および図2より、加えた(2
S,3S)−2−アセトキシ−3−((S)−4−メチ
ル−2−フェニルスルホニルアミノバレリルアミノ)テ
トラヒドロフランの97%が加水分解され、活 性本体
である(3S)−3−((S)−4−メチル−2−フェ
ニルスル ホニルアミノバレリルアミノ)−2−テトラ
ヒドロフラノール(実施例 1の化合物)に変換されて
いることが判明した。ヒトおよびイヌの血清 でも同様
の操作を行ない、活性本体が生成することを確認した。 【0469】HPLCの条件は以下の通り。 カラム Nucleosil 1005 18 4.6×250mm (ナーゲル社製) カラム温度 50℃ 移動相 CH3 CN:H2 O:PIC A Low UV (Waters社製 22:78:1 流 速 1ml/min 検出波長 UV222nm この結果より、本発明の含酸素複素環誘導体は、生体内
ですみやかに 活性本体であるラクトール誘導体に変換
されることがわかる。 【0470】試験例3 急性毒性試験 SD雌雄ラットに本発明の化合物を0.5%CMC−N
a水溶液に懸 濁させたものを強制経口投与し、7日間
症状観察を行った。実施例88、96、106の化合物
のLD50値は、いずれも>200 0mg/kgであっ
た。 【0471】試験例4 製剤例 (1)錠剤 下記の成分を常法に従って混合し、慣用の装置により打
錠した。 実施例88の化合物 30mg 結晶セルロース 60mg コーンスターチ 100mg 乳 糖 200mg ステアリン酸マグネシウム 4mg 【0472】(2)軟カプセル剤 下記の成分を常法に従って混合し、軟カプセルに充填し
た。 実施例88の化合物 30mg オリーブ油 300mg レシチン 20mg 【0473】(3)注射用製剤 下記の成分を常法に従って混合し、1mlのアンプルを
調整した。 実施例25の化合物 3mg 塩化ナトリウム 4mg 注射用蒸留水 1ml 【0474】 【発明の効果】本発明の含酸素複素環誘導体は、パパイ
ン、カテプシンB、カテプシンH、カテプシンL、カル
パイン、インターロイキン1β変換酵素等のシステイン
プロテアーゼに対して強い阻害作用を示し、また経口吸
収性、組織移行性、細胞膜透過性にもすぐれていること
から、筋ジストロフィー、筋萎縮症、心筋梗塞、脳卒
中、アルツハイマー病、頭部外傷等の意識障害や運動障
害、多発性硬化症、末梢神経のニューロパシー、白内
障、炎症、アレルギー、劇症肝炎、骨粗鬆症、高カルシ
ウム血症、乳癌、前立腺癌、前立腺肥大等の治療薬とし
て、あるいは癌の増殖抑制、転移予防薬、血小板の凝集
阻害薬として用いることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例88の化合物をラットの血清に5分間イ
ンキュベートした後のHPLCチャート。 【図2】血清がない場合の、実施例1の化合物と実施例
88の化合物を混合して溶解したサンプルのHPLCチ
ャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/36 ACB A61K 31/36 ACB 31/38 ADU 31/38 ADU 31/40 31/40 31/415 31/415 31/42 31/42 31/425 31/425 31/44 31/44 31/47 31/47 38/55 C07D 307/22 C07D 307/22 309/14 309/14 405/12 207 405/12 207 213 213 215 215 231 231 233 233 407/12 307 407/12 307 309 309 409/12 307 409/12 307 309 309 413/12 307 413/12 307 309 309 417/12 307 417/12 307 309 309 C07K 5/062 C07K 5/062 5/065 5/065 A61K 37/64 (31)優先権主張番号 特願平7−272432 (32)優先日 平7(1995)10月20日 (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 稲越 直人 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 直原 哲夫 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 藤村 義幸 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 丹羽 卓朗 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 吉井 成彦 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 田畑 礼子 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 斎藤 健一 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 有友 啓一 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 〜C8 のシクロアルキルオキシ基、フルオレニル基、C
    1 〜C5 のアルコキシ基、置換基を有していてもよいC
    6 〜C14のアリール基、置換基を有していてもよいC6
    〜C14のアリールオキシ基、置換基を有していてもよい
    6 〜C14のアリールチオ基、置換基を有していてもよ
    いC6 〜C14のアリールスルホニル基および置換基を有
    していてもよい複素環残基からなる群より選ばれる1以
    上の置換基を有していてもよいC1 〜C20のアルキル
    基;C3 〜C8 のシクロアルキル基;置換基を有してい
    てもよいC6 〜C14のアリール基;置換基を有していて
    もよいC6 〜C14のアリール基で置換されていてもよい
    2 〜C5 のアルケニル基;または置換基を有していて
    もよい複素環残基を表す)を表し、R2 、R4 およびR
    6 はそれぞれ独立して水素原子、C1 〜C5 のアルキル
    基またはC2 〜C6 のアルカノイル基を表し、R3 およ
    びR5 はそれぞれ独立して水素原子;置換基を有してい
    てもよいC6 〜C14のアリール基、水酸基、C1 〜C5
    のアルコキシ基、C1 〜C5 のアルキルチオ基およびC
    7 〜C12のアラルキルオキシ基からなる群より選ばれる
    1以上の置換基を有していてもよいC1 〜C20のアルキ
    ル基;または置換基を有していてもよいC6 〜C14のア
    リール基を表し、R7 は水素原子、 たは置換基を有していてもよいC6 〜C12のアリール基
    を表す)を表し、AはC1 〜C3 のアルキル基を有して
    いてもよいC1 〜C3 のアルキレン基を表し、nは0ま
    たは1を表す)で表される含酸素複素環誘導体、その
    塩、その溶媒和物またはその水和物。 ルオレニル基、置換基を有していてもよいC6 〜C14
    アリール基、置換基を有していてもよいC6 〜C14のア
    リールオキシ基、置換基を有していてもよいC6〜C14
    のアリールチオ基、置換基を有していてもよいC6 〜C
    14のアリールスルホニル基および置換基を有していても
    よい複素環残基からなる群より選ばれる1以上の置換基
    を有していてもよいC1 〜C20のアルキル基;C3 〜C
    8 のシクロアルキル基;置換基を有していてもよいC6
    〜C14のアリール基;置換基を有していてもよいC6
    14のアリール基で置換されていてもよいC2 〜C5
    アルケニル基;または置換基を有していてもよい複素環
    残基を表す)であり、R3 およびR5 がそれぞれ独立し
    て水素原子;または置換基を有していてもよいC6 〜C
    14のアリール基およびC1 〜C5 のアルコキシ基からな
    る群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよいC
    1 〜C20のアルキル基である請求項1記載の化合物。 【請求項3】 R2 、R4 およびR6 がそれぞれ独立し
    て水素原子またはC1 〜C5 のアルキル基である請求項
    2記載の化合物。 【請求項4】 nが0である請求項3記載の化合物。14のアリール基、置換基を有していてもよいC6 〜C
    14のアリールオキシ基、置換基を有していてもよいC6
    〜C14のアリールチオ基および置換基を有していてもよ
    いC6 〜C14のアリールスルホニル基からなる群より選
    ばれる1以上の置換基を有していてもよいC1 〜C20
    アルキル基;置換基を有していてもよいC6 〜C14のア
    リール基;置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリ
    ール基で置換されていてもよいC2 〜C5 のアルケニル
    基;または置換基を有していてもよい複素環残基を表
    す)であり、R2 、R4 およびR6 が水素原子であり、
    3 およびR5 がそれぞれ独立してC1 〜C20のアルキ
    ル基であり、R7 が水素原子ま 3 のアルキレン基であり、nが0である請求項1記載の
    化合物。 【請求項6】 R7 が水素原子である請求項5記載の化
    合物。 す)である請求項5記載の化合物。 14のアリール基で置換されていてもよいC1 〜C20
    アルキル基または置換基を有していてもよいC6 〜C14
    のアリール基を表す)であり、R2 、R4 およびR6
    水素原子であり、R3 およびR5 がそれぞれ独立してC
    1 〜C20のアルキ 、AがC1 〜C3 のアルキレン基であり、nが0である
    請求項1記載の化合物。 基、フルオレニル基、置換基を有していてもよいC6
    14のアリール基および置換基を有していてもよい複素
    環残基からなる群より選ばれる1以上の置換基を有して
    いてもよいC1 〜C20のアルキル基;C3 〜C8 のシク
    ロアルキル基;または置換基を有していてもよいC6
    14のアリール基を表す)であり、R2 、R4 およびR
    6 が水素原子であり、R3 およびR5 がそれぞれ独立し
    て水素原子;または置換基を有していてもよいC6 〜C
    14のアリール基およびC1 〜C5 のアルコキシ基からな
    る群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよいC
    1 のアルキル基を表す)であり、AがC1 〜C3 のアルキ
    レン基であり、nが0である請求項1記載の化合物。 【請求項10】 R7 が水素原子である請求項9記載の
    化合物。 )である請求項9記載の化合物。 基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基からなる
    群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよいC1
    〜C20のアルキル基;またはC3 〜C8 のシクロアルキ
    ル基を表す)であり、R2 、R4 およびR6 が水素原子
    であり、R3 およ 9 はC1 〜C10のアルキル基を表す)であり、AがC
    1 〜C3 のアルキレン基であり、nが0である請求項1
    記載の化合物。 6 〜C14のアリール基を表す)であり、R2 、R4
    よびR6 が水素原子であり、R3 およびR5 がそれぞれ
    独立してC1 〜C20のアルキル基であり、R7 ていてもよいC6 〜C12のアリール基を表す)であり、
    AがC1 〜C3 のアルキレン基であり、nが0である請
    求項1記載の化合物。 【請求項14】 R7 が水素原子である請求項13記載
    の化合物。 〜C14のアリール基または置換基を有していてもよい複
    素環残基を表す)であり、R2 、R4 およびR6 が水素
    原子であり、R3 およびR5 がそれぞれ独立してC1
    20のアルキル基であり、R7 が水素原子、C1 〜C5
    のアルキル基また 6 〜C12のアリール基を表す)であり、AがC1 〜C
    3 のアルキル基を有していてもよいC1 〜C3 のアルキ
    レン基であり、nが0である請求項1記載の化合物。 【請求項16】 R7 が水素原子である請求項15記載
    の化合物。 【請求項17】 R7 がC1 〜C5 のアルキル基である
    請求項15記載の化合物。 〜C14のアリール基を表す)であり、R7 がC1 〜C5
    のアルキル基である請求項15記載の化合物。 )である請求項15記載の化合物。 〜C12のアリール基を表す)である請求項15記載の化
    合物。いてもよいC6 〜C12のアリール基を表す)である請求
    項15記載の化合物。 (1)C1 〜C3 のアルキル基、ハロゲン原子およびC
    1 〜C3 のアルコキシ基からなる群より選ばれる1以上
    の置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基;
    3 〜C8 のシクロアルキル基;またはC1 〜C3 のア
    ルキル基から選ばれる1以上の置換基を有していてもよ
    い複素環残基により置換されていてもよいC1 〜C6
    アルキル基 (2)C3 〜C8 のシクロアルキル基
    (3)C1〜C3 のアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ
    基、フルオレニル基およびC1 〜C3 のアルコキシ基か
    らなる群より選ばれる1以上の置換基を有していてもよ
    いC6 〜C14のアリール基 (4)C1 〜C3 のアルキ
    ル基およびハロゲン原子からなる群より選ばれる1以上
    の置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基に
    より置換されていてもよいC2 〜C5 のアルケニル基、
    または (5)C1 〜C3 のアルキル基およびハロゲン
    原子からなる群より選ばれる1以上の置換基を有してい
    てもよい複素環残基であり、R2 、R4 およびR6 が水
    素原子であり、R3 がC1 〜C6 のアルキル基であり、
    5 がC6 〜C14のアリール基で置換されていてもよい
    1 〜C6 のアルキル基であり、R7 が水素原子または 物。 (1)C1 〜C3 のアルキル基、ハロゲン原子およびC
    1 〜C3 のアルコキシ基からなる群より選ばれる1以上
    の置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基;
    3 〜C8 のシクロアルキル基;ピリジル基;C1 〜C
    3 のアルキル基から選ばれる1以上の置換基を有してい
    てもよいイミダゾール基;フリル基;テトラヒドロフリ
    ル基;またはテトラヒドロピラニル基により置換されて
    いてもよいC1 〜C6 のアルキル基 (2)C3 〜C8
    のシクロアルキル基 (3)C1〜C3 のアルキル基、
    ハロゲン原子、ニトロ基、フルオレニル基およびC1
    3 のアルコキシ基からなる群より選ばれる1以上の置
    換基を有していてもよいC6 〜C14のアリール基
    (4)C1 〜C3 のアルキル基により置換されていても
    よいC6 〜C14のアリール基により置換されたC2 〜C
    5 のアルケニル基 (5)ピリジル基 (6)C1 〜C
    3 のアルキル基から選ばれる1以上の置換基を有してい
    てもよいイミダゾール基 (7)クロマニル基 (8)
    フリル基 (9)テトラヒドロフリル基または(10)
    テトラヒドロピラニル基を表す)であり、R2 、R4
    よびR6 が水素原子であり、R3 がC1 〜C6 のアルキ
    ル基であり、R5 がC6 〜C14のアリール基で置換され
    ていてもよいC1 〜C6 のアルキル 表す)である請求項1記載の化合物。 【請求項24】 AがC1 〜C3 のアルキル基を有して
    いてもよいエチレン基であり、nが0である請求項23
    記載の化合物。1 〜C3 のアルキル基で置換されていてもよいC6
    14のアリール基で置換されていてもよいC1 〜C3
    アルキル基;またはC1 〜C3 のアルキル基から選ばれ
    る1以上の置換基を有していてもよいC6 〜C14のアリ
    ール基を表す)であり、R2 、R4 およびR6 が水素原
    子であり、R3 およびR5 がC1 〜C6 キル基を表す)である請求項1記載の化合物。 【請求項26】 nが0である請求項25記載の化合
    物。 1 〜C3 のアルキル基で置換されていてもよいフェニ
    ル基で置換されたC1 〜C3 のアルキル基;またはC1
    〜C3 のアルキル基から選ばれる1以上の置換基を有し
    ていてもよいフェニル基を表す)であり、R4 およびR
    6 が水素原子であ 9 はC1 〜C6 のアルキル基を表す)であり、Aがメ
    チル基を有していてもよいエチレン基であり、nが0で
    ある請求項1記載の化合物。 【請求項28】 R1 が 【化2】 であり、R4 およびR6 が水素原子であり、R5 がC1
    〜C6 のアルキル基であ であり、Aがメチル基を有していてもよいエチレン基で
    あり、nが0である請求項1記載の化合物。 【請求項29】 請求項1記載の化合物および薬学的に
    許容される担体を含有してなる医薬組成物。 【請求項30】 請求項1記載の化合物および薬学的に
    許容される担体を含有してなるシステインプロテアーゼ
    の異常昂進に起因する疾患のための医薬組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003078415A1 (fr) * 2002-03-15 2003-09-25 Senju Pharmaceutical Co., Ltd. Derive de l'hemiacetal cyclique et son utilisation
JP2010529991A (ja) * 2007-06-13 2010-09-02 ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニー 凝固因子阻害剤としてのジペプチド類似体

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