JPH09168773A - 廃棄物処理システム及び廃棄物処理方法 - Google Patents

廃棄物処理システム及び廃棄物処理方法

Info

Publication number
JPH09168773A
JPH09168773A JP7349378A JP34937895A JPH09168773A JP H09168773 A JPH09168773 A JP H09168773A JP 7349378 A JP7349378 A JP 7349378A JP 34937895 A JP34937895 A JP 34937895A JP H09168773 A JPH09168773 A JP H09168773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste
heater
heating element
vaporized
substances
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7349378A
Other languages
English (en)
Inventor
Taizo Kawamura
泰三 川村
Yoshitaka Uchibori
義隆 内堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Seta Giken KK
Original Assignee
Omron Corp
Seta Giken KK
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Seta Giken KK, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP7349378A priority Critical patent/JPH09168773A/ja
Publication of JPH09168773A publication Critical patent/JPH09168773A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機物を含む廃棄物の完全処理が可能であ
り、制御しやすいい廃棄物処理システムを提供する。 【解決手段】 有機物を含む廃棄物を粉砕する粉砕機1
01と、粉砕された前記廃棄物を異臭を含む気化物とそ
の他の固形物とに分けるための加熱器103と、前記気
体物が通過する通路に電磁誘導で加熱される発熱体を配
設し、この発熱体の表面部分の全部又は一部を触媒で形
成し、前記気化物に含まれる異臭成分を触媒作用と加熱
作用で分解するための触媒加熱器104と、を備えてな
る廃棄物処理システムであり、廃棄物を粉砕機101で
粉砕し、加熱器103で異臭を含む気化物とその他の固
形物とに分け、特に異臭を含む気化物は電磁誘導加熱に
よる触媒加熱器104で効率よく処理するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機物を含み、そ
のままでは異臭を発する廃棄物を処理するための廃棄物
処理システム及び廃棄物処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】食堂あるいは食品工場等においては、残
飯等の有機物を含む廃棄物が大量に発生する。このよう
な廃棄物は回収から焼却に至るまでに異臭を放ち、公害
の原因になっている。そのため、このような廃棄物が発
生する場所で、無害化して処理するための廃棄物処理シ
ステムが求められるようになった。このニーズに答える
廃棄物処理システムの従来例としては、微生物を使った
ものや、焼却炉を使ったものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、微生物
を使ったものは大量処理に不向きであり、システム制御
が難しいという問題点があり、焼却炉を使ったものは、
焼却段階において異臭を発生するという問題点がある。
【0004】そこで本発明は、有機物を含む廃棄物の完
全処理が可能であり、制御しやすいい廃棄物処理システ
ム及び廃棄物処理方法を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、有機物
を含む廃棄物を粉砕する粉砕機と、粉砕された前記廃棄
物を異臭を含む気化物とその他の固形物とに分けるため
の加熱器と、前記気体物が通過する通路に電磁誘導で加
熱される発熱体を配設し、この発熱体の表面部分の全部
又は一部を触媒で形成し、前記気化物に含まれる異臭成
分を触媒作用と加熱作用で分解するための触媒加熱器
と、を備えてなる廃棄物処理システムである。廃棄物は
粉砕機で処理しやすい大きさに粉砕され、加熱器で異臭
を含む気化物とその他の固形物とに分けられ、特に異臭
を含む気化物は電磁誘導加熱による触媒加熱器で効率よ
く分解処理される。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1の粉砕器
に、オゾンなどの酸化剤注入器を接続し、粉砕途中の廃
棄物を酸化するようにしたものである。粉砕途中で異臭
成分の相当部分が酸化される。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
おける加熱器からの前記固形物に対する焼却手段が付設
されものである。加熱器からの固形物はそのまま焼却さ
れ、灰分となる。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかにおける触媒加熱器に、異臭成分が分解された
気化物を部分的に抜き出す逃がし弁を設け、この分解さ
れた気化物が前記触媒加熱器を循環するようにしたもの
である。異臭成分を含む気化物が繰り返し処理され、新
たに加わった気化物に相当する量の分解処理済み気化物
が逃がし弁から抜き出される。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1記載のシ
ステムに対応する方法であって、有機物を含む廃棄物を
粉砕する工程と、粉砕された前記廃棄物を加熱して異臭
を含む気化物とその他の固形物とに分ける工程と、前記
気体物が通過する通路に電磁誘導で加熱される発熱体を
配設し、この発熱体の表面部分の全部又は一部を触媒で
形成した触媒加熱器を用い、前記気化物に含まれる異臭
成分を触媒作用と加熱作用で分解する工程と、を含んで
なる廃棄物処理方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明の廃棄物処理シス
テムの機器構成図である。
【0011】図1において、101は廃棄物粉砕機であ
り、102は酸化剤注入器であり、103は廃棄物加熱
器であり、104は触媒加熱器であり、105は逃がし
弁であり、106は焼却手段としての焼却炉である。逃
がし弁105からの気化物は凝縮させて排水路等に流す
ことができ、焼却炉106からの灰分は産業廃棄物とし
て埋立処分することができる。なお、廃棄物粉砕機10
1の作動は、廃棄物を粉砕する工程に相当し、廃棄物加
熱器103の作動は、気化物と固形物との分離工程に相
当し、触媒加熱器104の作動は、気化物の分解工程に
相当する。
【0012】粉砕機101は、大型ジューサーの如きも
のであり、回転羽根等で有機物を含む廃棄物を所定粒径
まで粉砕しどろどろ又はどろどろに近い状態にする。こ
の粉砕機は異臭が外部に漏れでないように密閉構造にし
ておくことが望ましい。
【0013】この粉砕機101に、酸化剤注入器102
を接続し、粉砕された廃棄物内の異臭成分を予め酸化処
理しておくことが望ましい。注入器102で注入される
酸化剤として好適なものはオゾンである。市販のオゾン
発生器を粉砕機101に接続し、粉砕機101の容器の
底部からオゾンを吹き込み、オゾンとともに廃棄物を粉
砕混合すると、異臭成分の相当部分を酸化処理できる。
その結果、後述する触媒加熱器で処理すべき異臭成分が
少なくなる。
【0014】加熱器103は、異臭成分を含む気化物と
その他の固形物とに分離するに用いられ、その一例を図
2及び図3により説明する。図2は加熱器103の構造
を示す斜視図であり、図3は加熱器103の伝熱部の断
面図である。この加熱器103は、伝熱部202、容器
203、放出部204、ワイパー206とを主要部分と
してなっている。
【0015】容器203は例えば箱型であり、容器20
3の側面の上側にダクト形状の排出部205が接続さ
れ、容器203の上面の中央に粉砕された廃棄物211
を容器203内に導くためのパイプ222が接続されて
いる。このパイプ222は容器203内で垂直に下がる
部分222aを有し、垂下部分222aの先端に廃棄物
211を分散して放出するための放出部204が取り付
けられている。
【0016】容器203の下側の底には円形の伝熱部2
02が設置されている。この伝熱部202は、図3に示
されるように、非磁性材料の支持台209の上に磁性材
料の板を置いて水平面210を形成したものである。水
平面210の形状は放出部204からの廃棄物211が
円形に放出されるのに合わせて円形になっており、周囲
にこぼれ防止の堰を設けてもよい。
【0017】水平面210を形成する板を支持する支持
台209の内側に、所定数巻回した渦巻き状の誘導コイ
ル207が配設され、誘導コイル207には高周波電流
発生器220が接続され、伝熱部202の全体が電磁誘
導加熱装置として構成されている。この電磁誘導加熱装
置の構成によって、水平面210の全体が略均一に発熱
する。水平面210を構成する水平板の材質には耐蝕性
もあって強磁性体であるフェライト系の鉄鋼材料、例え
ば炭素鋼や珪素鋼等が用いられる。また支持台209に
は絶縁性のある非磁性のセラミックス等が用いられる。
前記水平面210を形成する板と誘導コイル207との
間隙には非磁性で断熱性のあるセラミックス等の絶縁体
221を配設する。なお、水平面210の加熱手段とし
て電磁誘導加熱装置に限らず、シーズヒータを埋め込ん
でもよい。
【0018】高周波電流発生器220を作動させると、
誘導コイル207から磁力線が発生し、電磁誘導により
水平面を形成する水平板210に渦電流が流れる。この
時発生するジュ−ル熱により、水平面210は瞬間に加
熱される。廃棄物211はパイプ222を通じて、容器
203の上側中央に導かれる。パイプ222の垂下部2
22aの先端に設置された放出部204より伝熱部20
2の水平面210へ廃棄物211を均等に分散して放出
する。水平面210に形成された廃棄物211に電磁誘
導加熱による熱が伝達され、異臭を含む気化物とその他
の固形物に分離される。水平面210よりの気化物21
3は排出部205に導かれ、次に述べる触媒加熱器へと
排出される。
【0019】伝熱部202の水平面210に残る固形物
の除去手段としてワイパ−206が配設されている。図
示されない駆動装置でこのワイパ−206を往復駆動さ
せ、水平面210の表面に残る固形物を除去する。この
固形物は次に述べる焼却炉へと運ばれる。
【0020】つぎに、排出部205からの異臭を含む気
化物を処理する触媒加熱器104の具体的構成を説明す
る。触媒加熱器104は、図4に詳細に図示されるよう
に、流体通路を形成する非金属パイプ11内に、発熱体
12を収納し、パイプ11の外周にワーキングコイル1
3を巻き付けたものである。
【0021】パイプ11の両端には、管51,52、短
管53,54、フランジ55,56とが順に接続されて
いる。この短管53,54との間に、FRP、フッ素樹
脂、セラミック等の非磁性材料のパイプ11が連結され
ている。コイル13はリッツ線を撚り合わせたものであ
り、パイプ11の外周に巻回されるか、又はパイプ11
の肉厚内に巻回して埋設される。なお、4は交流電源2
0を高周波電源に変換するインバータの如き高周波電流
発生器であり、30は発熱体12の支持部材であり、3
5は壁流防止用のストッパ部材である。
【0022】図5はパイプ11内に組み込まれる発熱体
12の構造を示している。ジグザグの山型に折り曲げら
れた第1金属板22と平たい第2金属板21とを交互に
積層し、全体として円筒状の積層体となった発熱体12
に形成したものである。この第1金属板22や第2金属
板21の材質としては、強磁性体であって耐蝕性も兼ね
備えたSUS447J1の如きマルテンサイト系ステン
レスが用いられる。そして、第1金属板22の山(又は
谷)は中心軸24に対して角度αだけ傾くように配設さ
れ、第2金属板21を挟んで隣り合う第1金属板22の
山(又は谷)は交差するように配設されている。そし
て、隣り合う第1金属板22における山(又は谷)の交
差点において、第1金属板22と第2金属板21がスポ
ット溶接で溶着され、電気的に導通可能になっている。
【0023】手前側の第2金属板21と第1金属板22
との間には、角度αだけ傾いた第1小流路27が形成さ
れ、次の第2金属板21と第1金属板22との間には、
角度−αだけ傾いた第2小流路28が形成される。この
第1小流路27と第2小流路28は角度2×αで交差し
ている。また、第1金属板22や第2金属板21の表面
には、流体の乱流を生じさせるための第3小流路として
の孔26が設けられている。さらに、第1金属板22や
第2金属板21の表面は平滑ではなく、梨地加工又はエ
ンボス加工によって微小な凹凸が施されている。この凹
凸は山(又は谷)の高さに比較して無視できる程度に小
さい。
【0024】さらに第2金属板21と第1金属板22の
表面には、蒸着により白金等の触媒金属29が付着して
おり、発熱体12は触媒反応器としても作動するように
なっている。なお、触媒金属29の付着方法には種々の
ものがあり、爆着や溶接によるものであってもよい。更
に、金属板21、22の全体を触媒金属で形成すること
もできる。
【0025】コイル13に高周波電流を流して積層体の
発熱体12に高周波磁界を作用させると、電磁誘導によ
り第1金属板22と第2金属板21の全体に渦電流が生
じ、積層体12が発熱する。このときの温度分布は、第
1金属板22と第2金属板21の長手方向に延びた目玉
型となり、周辺部より中心部の方が発熱し、中央部を流
れようとする流体の加熱に有利になっている。
【0026】また、発熱体12内には交差する第1小流
路27と第2小流路28が形成され、周辺と中央との拡
散が行われ、加えて第3小通路を形成する孔26の存在
によって、第1小流路27と第2小流路28間の厚み方
向の拡散も行われる。したがって、これらの小流路2
7、28によって発熱体12の全体にわたる流体のマク
ロ的な分散、放散、揮散が生じる。加えて、表面の微小
な凹凸によってミクロ的な拡散、放散、揮散も生じる。
その結果、発熱体12を通過する流体は略均一な流れに
なって、第1金属板22及び第2金属板21と流体との
均一な接触機会が得られる。
【0027】この第1金属板22及び第2金属板21の
表面には触媒金属29が付着しているため、パイプ11
の下側から入る気化物14は発熱体12内の流体通路を
通過することで加熱と触媒反応が同時に行われ、処理後
の気化物15となって排出される。発熱体12の加熱面
積即ち触媒反応面積が大きいため、気化物14の加熱と
同時に生じる触媒反応が促進される。
【0028】なお、図6により他の発熱体の構造を説明
する。図6(a)は縦断面図、図6(b)は横断面図を
示し、図4と同じ作動をする部分には同じ符号を付して
その説明を省略する。図5のように確実な分散・混合作
用が必要ではなく、構造簡単なものが求められる場合、
図6のように、強磁性材料製のパイプ17aを多数本積
層して(束ねて)発熱体17を構成し、パイプ17a自
体を触媒金属にするか、パイプ17aの内外の表面に触
媒金属を蒸着等で付着させたものである。このパイプ1
7a相互間には電気的に接続可能なように両端や途中に
おいてスポット溶接等が施されている。また、パイプの
積層に代わり、板材を格子状に積層し電気的に接続し、
触媒金属を表面に付着したものであってもよい。このよ
うな積層体の場合、流体が流れる小流路はパイプ11の
軸方向に限定された規則的なものになっている。そのた
め、発熱体17の前後に分散器30,31を設けること
が望ましい。この分散器30,31は図5同様の構造を
有するものを網材で形成したものであり、この分散器3
0を経た流体は略均一流となって発熱体17に流れ込
み、発熱体17からの流体は分散器31を経て略均一流
となって流れ出る。
【0029】図1に戻り、触媒加熱器104で処理され
た気化物は、循環路104aを経て再び触媒加熱器10
4に戻される。加熱器103からの気化物は循環路10
4aからの気化物と混合されて希釈される。希釈された
気化物が触媒加熱器104で分解処理される。触媒加熱
器104の加熱により気化物が過剰に加熱され、密閉状
態であると内部の圧力が高くなる。そこで、循環路10
4aに逃がし弁105が設けられている。この逃がし弁
105は逆U字型に曲げられたオリフィセス内蔵の配管
であってもよく、低圧のリリーフ弁であってもよい。加
熱器103から導入される気化物に相当する量の気化物
がこの逃がし弁105から蒸気又は熱水となって放出さ
れるが、異臭成分は分解されているので、そのまま排水
口に流すことができる。なお、逃がし弁から排出される
気化物に対する熱交換器を設け、熱回収することもでき
る。
【0030】一方、加熱器103からの固形物は焼却手
段としての焼却炉106に運ばれ、焼却される。焼却炉
106には種々のものがあり、乾燥状態の固形物の状態
に応じて適切なものが選定される。焼却炉106で生じ
る灰分は埋め立て用等の一般廃棄物として処理可能であ
る。
【0031】なお、加熱器103として、誘導加熱によ
る伝熱板を用いるものを説明したが、これに限らず鍋の
ような加熱器であってもよい。ただし、触媒加熱器10
4は効率的な処理のために、電磁誘導加熱によるものを
用いる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明では、有機物を含み異臭を放つ廃棄物を
粉砕する途中で酸化処理し、異臭を含む気化物とその他
の固形物に分離し、異臭を含む気化物を触媒加熱器で処
理するため、有機物を含み異臭を放つ廃棄物の完全処理
が可能であり、粉砕機、加熱器及び触媒加熱器と各機器
が役割分担しているため、全体として制御しやすくな
る。
【0033】請求項2記載の発明は、請求項1の効果に
加えて、粉砕機における酸化処理で異臭成分を少なくす
るので、触媒加熱器が処理しなければならない負荷を少
なくし、システム全体の効率を向上させるという効果を
奏する。
【0034】請求項3記載の発明は、請求項1又は2の
効果に加えて、廃棄物から分離された固形物を連続的に
焼却処分できるという効果を奏する。
【0035】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかの効果に加えて、異臭成分を含む気化物の処理
を完全に行うことができるという効果を奏する。
【0036】請求項5記載の発明は、有機物を含み異臭
を放つ廃棄物を粉砕する途中で酸化処理し、異臭を含む
気化物とその他の固形物に分離し、異臭を含む気化物を
触媒加熱器で処理するため、有機物を含み異臭を放つ廃
棄物の完全処理が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄物処理システムの機器構成図であ
る。
【図2】本システムに用いられる加熱器の全体斜視図で
ある。
【図3】加熱器の伝熱部の断面図である。
【図4】本システムに用いられる触媒加熱器の断面図で
ある。
【図5】触媒加熱器の発熱体を示す図である。
【図6】触媒加熱器の他の発熱体を示す図である。
【符号の説明】
4 インバータ 11 パイプ(通路) 12,17 発熱体 13 コイル 101 廃棄物粉砕機 102 酸化剤注入器 103 廃棄物加熱器 104 触媒加熱器 105 逃がし弁 106 焼却炉(焼却手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機物を含む廃棄物を粉砕する粉砕機
    と、 粉砕された前記廃棄物を異臭を含む気化物とその他の固
    形物とに分けるための加熱器と、 前記気体物が通過する通路に電磁誘導で加熱される発熱
    体を配設し、この発熱体の表面部分の全部又は一部を触
    媒で形成し、前記気化物に含まれる異臭成分を触媒作用
    と加熱作用で分解するための触媒加熱器と、 を備えてなる廃棄物処理システム。
  2. 【請求項2】 前記粉砕器にオゾンなどの酸化剤注入器
    を接続し、粉砕途中の廃棄物を酸化するようにした請求
    項1記載の廃棄物処理システム。
  3. 【請求項3】 前記加熱器からの前記固形物に対する焼
    却手段が付設された請求項1又は2記載の廃棄物処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記触媒加熱器に異臭成分が分解された
    気化物を部分的に抜き出す逃がし弁が設けられ、この分
    解された気化物が前記触媒加熱器を循環するようにした
    請求項1乃至3のいずれかに記載の廃棄物処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 有機物を含む廃棄物を粉砕する工程と、 粉砕された前記廃棄物を加熱して異臭を含む気化物とそ
    の他の固形物とに分ける工程と、 前記気体物が通過する通路に電磁誘導で加熱される発熱
    体を配設し、この発熱体の表面部分の全部又は一部を触
    媒で形成した触媒加熱器を用い、前記気化物に含まれる
    異臭成分を触媒作用と加熱作用で分解する工程と、 を含んでなる廃棄物処理方法。
JP7349378A 1995-12-19 1995-12-19 廃棄物処理システム及び廃棄物処理方法 Pending JPH09168773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7349378A JPH09168773A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 廃棄物処理システム及び廃棄物処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7349378A JPH09168773A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 廃棄物処理システム及び廃棄物処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09168773A true JPH09168773A (ja) 1997-06-30

Family

ID=18403357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7349378A Pending JPH09168773A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 廃棄物処理システム及び廃棄物処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09168773A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074822A1 (fr) * 1999-06-07 2000-12-14 Nkk Corporation Procede et appareil permettant de decomposer du gaz d'hydrocarbure halogene
JP2001267051A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Nippon Kinzoku Co Ltd 電磁誘導加熱用発熱体
WO2006064616A1 (ja) * 2004-12-16 2006-06-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 生ごみ処理装置
JP2009233657A (ja) * 2008-03-07 2009-10-15 Hitachi Zosen Corp Pcb汚染電気機器の無害化装置及び方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074822A1 (fr) * 1999-06-07 2000-12-14 Nkk Corporation Procede et appareil permettant de decomposer du gaz d'hydrocarbure halogene
US6815573B2 (en) 1999-06-07 2004-11-09 Nkk Corporation Method of decomposing halogenated hydrocarbon gas
JP2001267051A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Nippon Kinzoku Co Ltd 電磁誘導加熱用発熱体
WO2006064616A1 (ja) * 2004-12-16 2006-06-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 生ごみ処理装置
JP2009233657A (ja) * 2008-03-07 2009-10-15 Hitachi Zosen Corp Pcb汚染電気機器の無害化装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7380348B2 (en) Material dewatering apparatus
EP3307332B1 (en) Plasma reactor assembly for disinfecting a fluid
MY133387A (en) A method for transformation of polyolefin wastes into hydrocarbons and a plant for performing the method
US4050900A (en) Incineration apparatus
EP0512353B1 (en) Method and unit for the thermal destruction of pollutant wastes
JPH09168773A (ja) 廃棄物処理システム及び廃棄物処理方法
CN206355830U (zh) 一种复合式废气净化设备
JP2000065312A (ja) 高温水蒸気発生装置、高温水蒸気を用いた処理装置及び有機系塩素含有物の脱塩素方法
KR102105208B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리장치
KR101824609B1 (ko) 유기성폐기물 반응장치 및 이를 구비한 유기성폐기물 소멸화 처리시스템
JP2008126163A (ja) 破砕機及びディスポーザーと電磁波誘導加熱及び逆浸透膜、光触媒を装備した生ごみ処理機ならびに有機廃棄物の乾燥及び炭化装置
CN212076638U (zh) 污水处理装置及污水处理系统
EP1961495A1 (en) Refuse treatment apparatus
JP2004130235A (ja) 廃棄物の減容装置および減容方法
JP6814343B2 (ja) 有機廃棄物の熱処理のための装置
JPS56127109A (en) Combined method and apparatus for treating solid waste and sewage
JP3083394B2 (ja) 生ごみ処理装置
KR200158821Y1 (ko) 음식물쓰레기 처리장치
KR20050079929A (ko) 포화 증기 감압 탱크를 구비한 폐기물 감량장치 및감량방법
JP4015882B2 (ja) 生物汚泥の処理装置
CN216384229U (zh) 一种固体废物燃烧废气处理装置
CN218510905U (zh) 节能环保型垃圾发电装置
WO2011066633A1 (en) System and devices for the treatment of liquid effluents with submerged plasma
JPH11152479A (ja) 廃プラスチック処理装置
KR200333503Y1 (ko) 악취 제거용 음식물 쓰레기 처리 장치