JPH09168457A - 展示ケースにおける照明カバーの保持具 - Google Patents

展示ケースにおける照明カバーの保持具

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JPH09168457A
JPH09168457A JP33002895A JP33002895A JPH09168457A JP H09168457 A JPH09168457 A JP H09168457A JP 33002895 A JP33002895 A JP 33002895A JP 33002895 A JP33002895 A JP 33002895A JP H09168457 A JPH09168457 A JP H09168457A
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JP
Japan
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holder
housing
cover
lighting cover
illumination cover
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Withdrawn
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JP33002895A
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Gen Murata
玄 村田
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展示ケースにおける照明カバーをはね上げた
状態で簡単に係止しておくことができるようにすること
により、照明器具の交換作業を容易にする。 【解決手段】 上蓋8を上方に開いた状態で、筐体1の
側板4、6の上端部に、保持具20、28の嵌合部21
〜24、29を嵌合し、かつそのときの保持具20、2
8の支承片25、30に、はね上げた照明カバー15の
側縁部を載置するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、博物館等において
使用される、展示ケースにおいて、その内部に設けた照
明器具の照明カバーをはね上げ状態で保持しておくため
の照明カバーの保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】博物館等において使用されている展示ケ
ースの従来例としては、筐体の上部に、側板と背板とに
より囲まれ、上方及び前方が開口する有底の展示部を設
けて、この展示部に展示品を載置するとともに、開閉自
在な透明蓋の後端を筐体に枢着して、展示部を閉塞しう
るようにしたものがある。このような展示ケースでは、
背板の前面に直接または適宜の取り付けブラケットを介
して背板から前方へ所定距離だけ離間した位置に、上下
に回動自在で、かつアクリル材からなる透光性の照明カ
バーを設け、この照明カバーと背板との間に形成された
収容部に照明器具を配設し、展示部に載置された展示品
を照明できるようにすることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の装置では、寿命
を終えた照明器具の蛍光灯等を新しいものと交換するに
は、透明蓋を開いて、展示部を開放した後、照明カバー
を上方にはね上げ、手で照明カバーをその位置で保持
し、その状態で蛍光灯等の交換を行わなければならない
ので、蛍光灯等の交換を両手で行うことができず、交換
作業が困難なものになっていた。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上述のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、照明カバーをはね上
げた状態で簡単に保持することができ、照明器具の交換
作業を容易とした、構造が簡単な展示ケースにおける照
明カバーの保持具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 筐体の上面開口部に上蓋が開閉自在に装着され、
かつ筐体内の背板の前面に、照明器具の前面を覆う透光
性の照明カバーが、水平軸を中心として上方にはね上げ
可能として装着された展示ケースにおいて、前記照明カ
バーを上方にはね上げた状態で係止しておくための保持
具であって、前記筐体の側板の上端部に跨嵌しうる嵌合
部と、該嵌合部より筐体の内方に向かって延出し、はね
上げられた照明カバーの側端部を支承する支承片とを有
するものとする。
【0006】(2) 上記(1)項において、筐体の側板の
上端部に、前後方向を向く溝が形成された展示ケースに
おける照明カバーの保持具であって、嵌合部に、前記溝
に嵌合しうる下向きの膨出部を設ける。
【0007】(3) 上記(1)項において、嵌合部の正面
形を、ほぼ下向きコ字状とする。
【0008】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、少なくとも側板と接する嵌合部の内面に、緩衝材を
設ける。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を添付図
面を参照しながら説明する。
【0010】(1)は、下部に4つの引き出し(2)を備
え、上部に、両側部及び後部を側板(4)(6)と、背板
(7)とにより囲まれるとともに、上方及び前方が開口す
る有底の展示部(3)が設けられた筐体である。
【0011】左右の側板(4)(6)は、その上面がともに
前下方に傾斜しており、左側の側板(4)の上面には、前
後方向を向く所定深さの有底溝(5)が設けてある。
【0012】筐体(1)の上面後端部には、透明板(9)の
周囲をほぼ方形の枠材(10)により囲んだ上蓋(8)の後端
部が、蝶番(11)をもって枢着されている。
【0013】枠材(10)は、上蓋(8)を閉じた際に、側板
(4)(6)の上面と対向する傾斜部(10a)と、傾斜部(10a)
の前端から垂下し、側板(4)(6)の前面と密接しうる垂
下部(10b)(10b)と、両垂下部(10b)(10b)の下端同士を連
結する左右方向を向く水平部(10c)とを備えており、上
蓋(8)を閉じると、枠材(10)の下面が、側板(4)(6)の
上面に設けられた弾性体からなる緩衝材(4a)(6a)に密接
し、垂下部(10b)に設けた緩衝材(図示略)が側板(4)
(6)の前面と密接して、展示部(3)を密封することがで
きる。
【0014】溝(5)内の前下部にはエアダンパー(12)の
下端が枢着され、エアダンパー(12)より延出するピスト
ンロッド(13)の上端は、枠材(10)の下面に枢着されてお
り、開放した上蓋(8)を、その位置で保持しうるように
なっている。
【0015】背板(7)の上端部から前方へわずかに延出
する上板(14)の前縁には、矩形のアクリル材からなる照
明カバー(15)の上端部が、蝶番(16)をもって上下に回動
自在として枢着されており、この照明カバー(15)と背板
(7)との間に形成された収容部(17)には蛍光灯等を有す
る照明器具(図示略)が配設され、展示部(3)内を照明す
るようになっている。
【0016】収容部(17)の前端位置には、正面視矩形を
なす枠体(18)が、その下部をわずかに後退するような傾
斜状態として筐体(1)内に固定されており、照明カバー
(15)を下方に回動して、枠体(18)に当接させた後、照明
カバー(15)の下端部を止めねじ(19)をもって、枠体(18)
に固定しうるようになっている。
【0017】(20)及び(28)は、上方にはね上げた照明カ
バー(15)を、その位置で保持するための保持具であり、
収容部(17)内の蛍光灯を交換する際に使用され、常時
は、引き出し(2)等に収容されている。
【0018】両保持具(20)(28)は、それぞれ別形状とな
っている。左側の保持具(20)は、図2にその詳細を示す
ように、下向きに膨出するU字形の膨出部(21)と、その
上端から左右水平に延出する水平片(22)(23)と、図2の
右方の水平片(23)の端部から垂下する垂下片(24)と、垂
下片(24)の下端から右方、すなわち筐体(1)の内方に向
かってほぼ水平に延出する支承片(25)とからなり、下面
のほぼ全周及び垂下片(24)の右側面と支承片(25)の上面
とにかけて、緩衝材(26)(27)が貼着されている。この保
持具(20)においては、膨出部(21)と両水平片(22)(23)と
垂下片(24)とにより、側板(4)の上端部に嵌合する嵌合
部が形成されている。
【0019】右側の保持具(28)は、図3にその詳細を示
すように、下向きコ字形の嵌合部(29)と、その下端から
図3の左方、すなわち筐体(1)の内方に向かってほぼ水
平に延出する支承片(30)とからなり、下面の全周及び支
承片(30)の上面と嵌合部(29)の左側面とにかけて、緩衝
材(31)(32)が貼着してある。
【0020】支承片(25)を筐体(1)の内方に向けて、膨
出部(21)を側板(4)の有底溝(5)に嵌合し、水平片(22)
(23)を側板(4)の上面に載置することにより、保持具(2
0)は側板(4)の上端部に装着される。
【0021】また、支承片(30)を筐体(1)の内方に向け
て、嵌合部(29)を側板(6)の上端部に嵌合すれば、保持
具(28)を側板(6)の上端部に装着できる。
【0022】尚、保持具(20)(28)を装着すると、緩衝材
(26)(31)は、緩衝作用の他に、保持具(20)(28)のすべり
止め作用を奏するので、側板(4)(6)の上面が前下方に
傾斜していても、保持具(20)(28)が前下方に滑ることは
ない。
【0023】蛍光灯を交換するには、照明カバー(15)を
上方にはね上げてから、保持具(20)(28)を側板(4)(6)
に装着し、照明カバー(15)の側縁部を支承片(25)(30)に
載置すればよい。このようにすれば、両手を使って蛍光
灯の交換作業が行えるので、作業を円滑に行うことがで
きる。
【0024】尚、照明カバー(15)の左右長が短い場合
は、両保持具(20)(28)の一方を省略して、他方の保持具
のみで照明カバー(15)を保持することもできる。
【0025】また、保持具(20)に代えて、保持具(28)と
同一のものを左側の側板(4)に装着して、蛍光灯の交換
作業を行うこともある。
【0026】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 筐体に装着した保持具の支承片に、はね上げた照
明カバーの側縁部を載置することにより、両手を使って
蛍光灯の交換作業ができ、作業が容易となる(請求項
1)。
【0027】(b) 請求項2記載の発明によれば、溝を
利用して、保持具を確実に装着できる。
【0028】(c) 請求項3記載の発明によれば、保持
具を、より簡単な構造とすることができる。
【0029】(d) 請求項4記載の発明によれば、保持
具を側板に装着すると、緩衝材が、緩衝作用の他に、保
持具のすべり止め作用を奏するので、側板の上面が傾斜
していても、保持具が滑り落ちるのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の外観斜視図である。
【図2】同じく左方の保持具を装着した状態の縦断正面
図である。
【図3】同じく右方の保持具を装着した状態の縦断正面
図である。
【符号の説明】
(1)筐体 (2)引き出し (3)展示部 (4)側板 (4a)緩衝材 (5)溝 (6)側板 (6a)緩衝材 (7)背板 (8)上蓋 (9)透明板 (10)枠材 (10a)傾斜部 (10b)垂下部 (10c)水平部 (11)蝶番 (12)エアダンパー (13)ピストンロッド (14)上板 (15)照明カバー (16)蝶番 (17)収容部 (18)枠体 (19)止めねじ (20)保持具 (21)膨出部 (22)(23)水平片 (24)垂下片 (25)支承片 (26)(27)緩衝材 (28)保持具 (29)嵌合部 (30)支承片 (31)(32)緩衝材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の上面開口部に上蓋が開閉自在に装
    着され、かつ筐体内の背板の前面に、照明器具の前面を
    覆う透光性の照明カバーが、水平軸を中心として上方に
    はね上げ可能として装着された展示ケースにおいて、前
    記照明カバーを上方にはね上げた状態で係止しておくた
    めの保持具であって、 前記筐体の側板の上端部に跨嵌しうる嵌合部と、該嵌合
    部より筐体の内方に向かって延出し、はね上げられた照
    明カバーの側端部を支承する支承片とを有することを特
    徴とする展示ケースにおける照明カバーの保持具。
  2. 【請求項2】 筐体の側板の上端部に、前後方向を向く
    溝が形成された展示ケースにおける照明カバーの保持具
    であって、嵌合部に、前記溝に嵌合しうる下向きの膨出
    部を設けた請求項1記載の展示ケースにおける照明カバ
    ーの保持具。
  3. 【請求項3】 嵌合部の正面形を、ほぼ下向きコ字状と
    した請求項1記載の展示ケースにおける照明カバーの保
    持具。
  4. 【請求項4】 少なくとも側板と接する嵌合部の内面
    に、緩衝材を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の展
    示ケースにおける照明カバーの保持具。
JP33002895A 1995-12-19 1995-12-19 展示ケースにおける照明カバーの保持具 Withdrawn JPH09168457A (ja)

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JP33002895A JPH09168457A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 展示ケースにおける照明カバーの保持具

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100347152B1 (ko) * 2000-05-19 2002-08-03 주식회사 시공테크 책상형 문화재 전시용 밀폐 진열장
KR100485694B1 (ko) * 2003-05-17 2005-04-28 주식회사 시공테크 문화재 전시용 조감형 밀폐 진열장
KR100783076B1 (ko) * 2006-04-14 2007-12-11 민경열 진열장 조명장치

Cited By (3)

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KR100347152B1 (ko) * 2000-05-19 2002-08-03 주식회사 시공테크 책상형 문화재 전시용 밀폐 진열장
KR100485694B1 (ko) * 2003-05-17 2005-04-28 주식회사 시공테크 문화재 전시용 조감형 밀폐 진열장
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Effective date: 20030304