JPH09168193A - スピーカボックス保持装置 - Google Patents

スピーカボックス保持装置

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JPH09168193A
JPH09168193A JP32873295A JP32873295A JPH09168193A JP H09168193 A JPH09168193 A JP H09168193A JP 32873295 A JP32873295 A JP 32873295A JP 32873295 A JP32873295 A JP 32873295A JP H09168193 A JPH09168193 A JP H09168193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker box
semi
circular
semicircular
projection
Prior art date
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Pending
Application number
JP32873295A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuji Nakano
悦二 中野
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH09168193A publication Critical patent/JPH09168193A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカボックスに対する保持強度を充分に
大きいものにするとともに、スピーカボックスの脱着操
作を簡便に行えるようにする。 【解決手段】 音響機器本体部10の側面10aに中心
軸穴部11とこの中心軸穴部11を中心とする半円状保
持部12と中心軸穴部11に向かうテーパー状案内溝1
3を設ける。半円状保持部12は断面L形で半円状溝1
2aを有しまた係止部12bを有する。スピーカボック
ス20に係脱操作レバー23を設け、その一部の軸突起
部23aを貫通孔22から外側へ貫通させ、引張りスプ
リング25によって突出方向に付勢し、前記中心軸穴部
11に嵌合するように構成する。スピーカボックス20
の側面20aに前記半円状溝12aに係脱するL形の半
円状リブ21aをもった半円状被保持部21を設ける。
半円状リブ21aの外周には前記係止部12bに係止す
る弾性突起21bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意のオーディオ
システムにおいて、音響機器本体部に対してスピーカボ
ックスを着脱自在に保持させるためのスピーカボックス
保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のスピーカボックス保持装置
を示す斜視図である。図4において、31はキャビネッ
ト、32はキャビネット31内に内装されたスピーカボ
ックス、33はキャビネット31の下端部に貫通形成さ
れた丸孔、34は丸孔33を中心とする部分円周となる
ようにキャビネット31の上端側に貫通形成された長
孔、35は丸孔33に回転自在に挿入されてスピーカボ
ックス32の側面にねじ込まれたネジ付きピン、36は
長孔34に摺動自在に挿入されてスピーカボックス32
の側面にねじ込まれたネジ付きピンである。
【0003】両ネジ付きピン35,36を緩めた状態
で、下側のネジ付きピン35を支点にしてスピーカボッ
クス32に回動力を与えると、上側のネジ付きピン36
がキャビネット31の長孔34内を摺動するのでスピー
カボックス32が支点まわりに回動する。両ネジ付きピ
ン35,36を締め付けることにより、スピーカボック
ス32を所要の角度においてキャビネット31に固定す
る。両ネジ付きピン35,36を緩めてスピーカボック
ス32から取り外すことにより、スピーカボックス32
をキャビネット31から離脱する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスピーカボ
ックス保持装置の構造は、スピーカボックス32をキャ
ビネット31に対してネジ付きピン35,36という上
下2点のみで固定するものであるから、その固定2点に
応力が集中することになるため、強度計算を慎重に行っ
ておく必要がある。キャビネット31がプラスチック製
である場合には、強度不足の問題が起きやすい。また、
スピーカボックス32をキャビネット31から離脱する
際には2つのネジ付きピン35,36を取り外せるまで
回し緩めしなければならず、逆に装着する際にも両ネジ
付きピン35,36をねじ込みの最初から最後まで回し
締めしなければならないというわずらわしさがある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、スピーカボックスに対する保持強度
を充分に大きいものにすることを目的としており、さら
に、スピーカボックスの脱着操作を簡便に行えるように
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
スピーカボックス保持装置は、音響機器本体部の側面に
は、中心軸穴部と、この中心軸穴部を中心とする半円状
保持部とが設けられ、一方、スピーカボックスの側面に
は、前記中心軸穴部に対して嵌合する側に付勢された軸
突起部と、前記半円状保持部に対して側方から係合する
半円状被保持部とが設けられていることを特徴としてい
る。中心軸穴部に軸突起部を嵌合した上で半円状保持部
に対して半円状被保持部を係合させるから、スピーカボ
ックスに対する保持強度が充分に大きいものとなり、ま
た、スピーカボックスの脱着操作を簡便に行える。
【0007】本発明に係る請求項2のスピーカボックス
保持装置は、上記請求項1において、半円状被保持部の
外周面に弾性突起が形成されている一方、半円状保持部
には前記弾性突起を係止する係止部が形成されているこ
とを特徴としている。スピーカボックスに対する保持強
度がさらに大きくなる。
【0008】本発明に係る請求項3のスピーカボックス
保持装置は、上記請求項2において、弾性突起または係
止部を周方向で複数形成し、半円状保持部に対する半円
状被保持部の回動により係止箇所を変更可能に構成した
ことを特徴としている。スピーカボックスを複数の角度
において安定的にロックできるとともに、スピーカボッ
クスの角度変更を容易に行える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスピーカボッ
クス保持装置の実施の形態について、図面に基づいて詳
細に説明する。
【0010】図1は実施の形態に係るスピーカボックス
保持装置として音響機器本体部側の構造とスピーカボッ
クス側の構造とを示した離脱状態の斜視図、図2はその
離脱状態の正面図、図3は離脱状態を下から見た水平断
面図である。
【0011】これらの図において、10はカセットテー
プレコーダやコンパクトディスクプレーヤなどを備えた
音響機器本体部、20は音響機器本体部10の側面に対
する着脱自在なスピーカボックスである。音響機器本体
部10の側面10aのほぼ中央部には中心軸穴部11が
形成されているとともに、その中心軸穴部11を中心と
する半円周上に断面がL形(図3参照)の半円状保持部
12が上部から前部そして下部にかけて一体的に形成さ
れている。半円状保持部12の内側は後ろ側に開口する
半円状溝12aとなっている。また、半円状保持部12
の外周壁部の複数箇所には半円状溝12aへ貫通する係
止部12bが形成されている。音響機器本体部10の側
面10aには後縁部から中心軸穴部11側に向けて深さ
が次第に浅くなるテーパー状案内溝13が水平に形成さ
れている。
【0012】一方、スピーカボックス20の側面20a
には音響機器本体部10側の半円状保持部12に対して
前後方向のスライドにより係合・離脱する断面がL形
(図3参照)の半円状被保持部21が一体的に形成され
ている。21aは半円状被保持部21の前側に突出する
遊端側に相当して前記の半円状溝12aに対して係合・
離脱する半円状リブであり、この半円状リブ21aの外
周面上において前記の複数の係止部12bに対応する箇
所にバネ性を有する弾性突起21bが一体的に形成され
ている。弾性突起21bにバネ性をもたせるために、そ
の内側において半円状リブ21aに切欠き21cを形成
してある。半円状被保持部21の中心相当箇所において
スピーカボックス20に貫通孔22が形成されている。
スピーカボックス20の内部においてほぼL形の係脱操
作レバー23が支軸24を介して回動自在に枢支されて
いる。係脱操作レバー23のL形に折れ曲がった軸突起
部23aは前記の貫通孔22から外部へ突出し、音響機
器本体部10のテーパー状案内溝13に係合するように
なっている。軸突起部23aの先端はテーパー状案内溝
13の傾斜角に合わせて傾斜している。係脱操作レバー
23の操作部23bはスピーカボックス20の後方に延
出している。25は係脱操作レバー23とスピーカボッ
クス20内のスプリング掛け26との間に張設されて軸
突起部23aを突出側に付勢する引張りスプリングであ
る。
【0013】次に、上記のように構成されたスピーカボ
ックス保持装置の動作を説明する。
【0014】図2、図3に示すように(図3は下からみ
た断面図)、音響機器本体部10の後方にスピーカボッ
クス20を位置させ、音響機器本体部10の側面10a
に対してスピーカボックス20の側面20aを平行に沿
わせるとともに、係脱操作レバー23の軸突起部23a
をテーパー状案内溝13の高さに合わせる。その状態か
ら音響機器本体部10に対してスピーカボックス20を
接近させていくと、スピーカボックス20側の係脱操作
レバー23の軸突起部23aが音響機器本体部10側の
テーパー状案内溝13に係合し、案内されていく。テー
パー状案内溝13による案内につれて引張りスプリング
25の付勢力に抗して軸突起部23aは少しずつ内側に
移動する。軸突起部23aがテーパー状案内溝13との
係合状態から離れる少し前にスピーカボックス20側の
半円状被保持部21のL形の半円状リブ21aが音響機
器本体部10側の半円状保持部12の半円状溝12aに
対して係合し始める。スピーカボックス20をさらに前
方に移動させると、係脱操作レバー23の軸突起部23
aが音響機器本体部10側の中心軸穴部11と一致し、
引張りスプリング25の付勢力によって軸突起部23a
が中心軸穴部11に対して弾性的に嵌合して枢支状態に
なるとともに、半円状リブ21aが半円状溝12aに対
して安定的かつ強固に係合する。このとき各弾性突起2
1bは対応する貫通孔の係止部12bに弾性的に係止さ
れる。これによって、スピーカボックス20は音響機器
本体部10の側面10aに取り付けられたことになり、
その保持強度は充分に大きく、保持状態は安定してい
る。係止部12bに対する弾性突起21bの係合によ
り、スピーカボックス20の不測の回動はロックされ
る。
【0015】スピーカボックス20を手で持って回動さ
せると、スピーカボックス20は中心軸穴部11に対す
る軸突起部23aの係合部を回動中心として回動する。
このとき、弾性突起21bは係止部12bから弾性的に
離脱し、また、半円状リブ21aが半円状溝12aに案
内される状態でスピーカボックス20が、軸突起部23
aと中心軸穴部11との嵌合による枢支部を回動中心と
して回動し、弾性突起21bが次の係止部12bに係合
すると、スピーカボックス20はある角度に傾いた状態
でロックされる。なお、弾性突起21bまたは係止部1
2bの数を増やすことにより、スピーカボックス20を
固定しておく角度を2段階以上にすることも可能であ
る。スピーカボックスの角度を変えるのに、従来例のよ
うにネジ付きピンを一旦緩め、回動したのち再び締め付
けるのに比べ、操作性が良い。
【0016】スピーカボックス20を音響機器本体部1
0から離脱するに際しては、後方に延出している係脱操
作レバー23の操作部23bを引張りスプリング25の
付勢力に抗して矢印のように押すことにより係脱操作レ
バー23を支軸24まわりに回動させて、軸突起部23
aを中心軸穴部11から抜き出し、この状態でスピーカ
ボックス20の全体を後方へずらすと、半円状溝12a
から半円状リブ21aが離脱し、軸突起部23aはテー
パー状案内溝13に案内され、スピーカボックス20は
音響機器本体部10から離脱されるに至る。なお、スピ
ーカボックス20の離脱は、スピーカボックス20が水
平姿勢にある状態から行うのが好ましいが、傾斜姿勢か
らでも行うことができる。
【0017】以上のように、スピーカボックス20の脱
着操作も簡便に行える。
【0018】なお、上記実施の形態では、中心軸穴部1
1は有底の凹部であったが、これに代えて貫通孔でもよ
い。また、上記実施の形態では、半円状保持部12に弾
性突起21bが係合する係止部12bを貫通孔として形
成したが、これは凹部であってもよく、また、係止部1
2bを省略し、弾性突起21bが半円状溝12aの底面
に弾性的に圧接して摩擦により回動を阻止するようにし
てもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る請求項1のスピーカボック
ス保持装置によれば、音響機器本体部の中心軸穴部にス
ピーカボックスの軸突起部を弾性嵌合した上で、音響機
器本体部の半円状保持部に対してスピーカボックスの半
円状被保持部を係合させるから、仮に音響機器本体部が
プラスチック製であっても、スピーカボックスに対する
保持強度を充分に大きいものとでき、また、スピーカボ
ックスの脱着操作は従来例のようなネジ付きピンのねじ
込みや緩め外しが不要であって簡便に行うことができ
る。
【0020】本発明に係る請求項2のスピーカボックス
保持装置によれば、前記の半円状被保持部の外周面の弾
性突起を前記の半円状保持部の係止部に弾性的に係止さ
せるので、スピーカボックスに対する保持強度をさらに
大きくできる。
【0021】本発明に係る請求項3のスピーカボックス
保持装置によれば、半円状保持部に対する半円状被保持
部の回動により係止部に対する弾性突起の係止箇所を複
数に変更可能であるので、スピーカボックスを複数の角
度において安定的にロックできるとともに、スピーカボ
ックスの角度変更を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスピーカボックス保
持装置として音響機器本体部側の構造とスピーカボック
ス側の構造とを示した離脱状態の斜視図である。
【図2】実施の形態のスピーカボックス保持装置の離脱
状態の正面図である。
【図3】実施の形態のスピーカボックス保持装置の離脱
状態を下から見た水平断面図である。
【図4】従来例のスピーカボックス保持装置の構造を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10……音響機器本体部 10a…音響機器本体部の側面 11……中心軸穴部 12……半円状保持部 12a…半円状溝 12b…係止部 13……テーパー状案内溝 20……スピーカボックス 20a…スピーカボックスの側面 21……半円状被保持部 21a…半円状リブ 21b…弾性突起 21c…切欠き 22……貫通孔 23……係脱操作レバー 23a…軸突起部 23b…操作部 24……支軸 25……引張りスプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響機器本体部の側面には、中心軸穴部
    と、この中心軸穴部を中心とする半円状保持部とが設け
    られ、一方、スピーカボックスの側面には、前記中心軸
    穴部に対して嵌合する側に付勢された軸突起部と、前記
    半円状保持部に対して側方から係合する半円状被保持部
    とが設けられていることを特徴とするスピーカボックス
    保持装置。
  2. 【請求項2】 半円状被保持部の外周面に弾性突起が形
    成されている一方、半円状保持部には前記弾性突起を係
    止する係止部が形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のスピーカボックス保持装置。
  3. 【請求項3】 弾性突起または係止部を周方向で複数形
    成し、半円状保持部に対する半円状被保持部の回動によ
    り係止箇所を変更可能に構成したことを特徴とする請求
    項2に記載のスピーカボックス保持装置。
JP32873295A 1995-12-18 1995-12-18 スピーカボックス保持装置 Pending JPH09168193A (ja)

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