JPH09167553A - バッテリセルを短絡させる熱作動短絡スイッチ - Google Patents

バッテリセルを短絡させる熱作動短絡スイッチ

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JPH09167553A
JPH09167553A JP8204449A JP20444996A JPH09167553A JP H09167553 A JPH09167553 A JP H09167553A JP 8204449 A JP8204449 A JP 8204449A JP 20444996 A JP20444996 A JP 20444996A JP H09167553 A JPH09167553 A JP H09167553A
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JP
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short
contact element
contact
circuit switch
thermally actuated
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JP8204449A
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Gascoyne Peter
ピーター・フレチェビル・ガスコイン
Dudley Geoffrey John
ジェフリー・ジョン・ダドリー
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Original Assignee
Agence Spatiale Europeenne
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    • H01H37/74Switches in which only the opening movement or only the closing movement of a contact is effected by heating or cooling
    • H01H37/76Contact member actuated by melting of fusible material, actuated due to burning of combustible material or due to explosion of explosive material
    • H01H37/767Normally open
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バッテリの信頼性の高い作動を保証する熱作動
短絡スイッチを得る。 【解決手段】 本発明に係る熱作動短絡スイッチは、バ
ッテリセルに並列に接続され、ダイオードの電極とは別
個に設けられる第一接点要素(10,20)と第二接点
要素(2)と、それら第一,第二接点要素を短絡させる
熱作動手段(45)とを備えている。第一,第二接点要
素は、互いに対向する可動接点6および固定接点3を備
えている。熱作動手段は、形状記憶機能を有するU字形
のメタルワイヤ45であり、Uの字の両腕の先端に相当
する端部が接続端子部41,42に固定され、Uの字の
中央部に相当する他端部47が、揺動レバー30の半環
状溝38に係合させられている。メタルワイヤ45は、
電流が流れて発熱し、変態点を超えると収縮して揺動レ
バー30を回動させる。その結果、スロット34と突出
部26との係合により、可動接点6が固定接点3に押し
付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリセルに並
列に接続され、ダイオードの電極とは別個に設けられた
第一接点要素および第二接点要素と、それら第一,第二
接点要素を短絡させる熱作動手段とを備え、作動させら
れていない第一状態と、作動させられて前記第一接点要
素と第二接点要素との間に短絡を発生させる第二状態と
をとる熱作動短絡スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来においても、熱作動短絡スイッチを
バッテリセルと並列に接続することは種々行われてい
た。例えば、バッテリセルの故障により回路が開状態に
なると、その作動しないセルに直列に接続された他のバ
ッテリセルの電流が流れ続けることを、バイパスダイオ
ードにより可能とすることが一般的に行われていた。上
記ダイオードに電流が流れることによりダイオードの温
度が上昇する。第一のタイプのスイッチは、この温度上
昇を利用してダイオードのアノードとカソードとの間に
直接短絡を発生させるものである。
【0003】例えば、欧州特許EP−0,173,69
0号(ヒューズ エアクラフト カンパニ,Hughes Air
craft Company )は、半田成形物をウィック効果により
作動させ、バイパスダイオードの電極を短絡させるか、
あるいは、ダイオードに押圧された電極を機械的に変形
させて、ダイオードの周囲の他の電極と短絡させるかの
方法を提案している。また、米国特許US−3,21
3,345号(マロリー,Mallory )は、短絡位置にお
いてダイオードのパッケージの外縁に向かって弾性的に
付勢され、ダイオードを流れる大電流によって溶融させ
られる半田によってダイオードに半田付けされ、所望の
短絡を発生させる電極を備えたバイパスダイオードを提
案している。最後に、独国特許DE−1,613,96
8号(ブラウン ボフェリ,BrownBoveri)は、2つの
アンチパラレルダイオードを含む装置を提案している。
この装置は、バイパス電流によって合金が溶融させられ
ることにより短絡が発生させられるものであるが、その
短絡は、ダイオードの底部のキャビティにおいて発生
し、周囲に短絡を発生させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
従来例には、ダイオードの電極の特定の形状に依存する
という欠点があった。つまり、欧州特許EP−0,17
3,690号においては、ダイオードの外側を構成する
リング上で短絡が行われるが、このことは、信頼性が高
く、抵抗が低く、正規電流が大きい接点を得ることが困
難であることを意味する。米国特許US−3,213,
345号は非常に小さな接点を提供するに過ぎない。ダ
イオードに半田付けされた弾性力を有する電極は、非常
に大きなサイズにはなり得ないからである。最後に、独
国特許DE−1,613,968号において提案された
解決手段は、ダイオードの周囲をシールすることを可能
にするために、形状、特にダイオードの形状に密接に依
存する。また、溶融した合金の流れが重力により生じる
ため、ダイオードが鉛直姿勢に保たれなければならない
ことも暗示している。この解決手段は、特に、人工衛星
上での使用には適さない。
【0005】欧州特許出願EP−0,226,360号
(パワープレックス テクノロジーズ,Powerplex Tech
nologies)には、上述の第一のタイプと同様のスイッチ
であって、ツェナーダイオードをバッテリセルと並列に
配置して使用するものが記載されている。バッテリセル
が故障した場合には、ダイオードのパッケージが破壊さ
れることがない限り、バッテリの電流はツェナーダイオ
ードを溶解させてそこを通って流れる。この短絡は、十
分に理解されていないメカニズムを使用して行われるた
め、実際上、接触抵抗値の制御、特にそれの再現性の制
御が困難である。以上のことから、バイパスダイオード
の電極間に直接短絡を発生させることにより、第一のタ
イプの短絡スイッチを構成することは、一見魅力的であ
るが、実行する上で非常にシビアな欠点および/あるい
は制限に遭遇することになる。
【0006】第二のタイプのスイッチはバッテリセルに
直接短絡を生じさせるものである。PCT出願WO 8
8/00400号(ヒューズ エアクラフト カンパ
ニ,Hughes Aircraft Company )は、セルの電解液に溶
解する電極の使用を提案している。この解決手段は、所
望の短絡が電極にニッケルがデポジットされることによ
って生じさせられるために、実施が困難である。その
上、短絡による接触抵抗と大電流の許容可能性とが保証
されない。
【0007】第三のタイプのスイッチは、バイパスダイ
オードの接点を直接短絡させることなく短絡回路を形成
するものである。このスイッチは、オプションとしてバ
イパスダイオードの電極に接続することも可能であり、
多数の先行文献に記載されている。米国特許US−5,
025,119号(ヒューズ エアクラフト,Hughes A
ircraft )には、電磁コイルに制御されて自身で半田付
け可能な(self-solderable )弾性ブレード接点を備え
た短絡スイッチが記載されている。このことは、センサ
によりバッテリセルの非作動が検出され、電磁コイルが
作動させられることを暗示している。すなわち、この装
置の作動は外部の回路の信頼性に依存しており、人工衛
星に搭載されるシステムに使用する場合、非常に長い期
間(例えば、5年以上、可能ならば15年間)作動する
必要があるため、品質の点で問題がある。
【0008】欧州特許出願EP−0,372,823号
(ヒューズ エアクラフト,HughesAircraft )には、
バッテリセルのバイパスダイオードと並列に接続され、
サーマルスイッチにより制御される短絡装置が記載され
ている。このサーマルスイッチは、それ自身が、故障し
たセルに直列に接続されている他のバッテリセルの電流
の全てを流し得るメイン接点を作動させるために、リレ
ーを使用する。上述の場合と同様、採用可能か否かが幾
つかの電子部品の信頼性に依存している。米国特許US
−4,061,955号(NASA)には、リレーと接続さ
れた破損検出半導体装置を含む短絡回路が記載されてい
る。上述のように、この技術は、破損を検出する電子回
路を備えることに伴う信頼性の問題を有している。
【0009】最後に、米国特許US−4,252,86
9号(ダウ ケミカル,Dow Chemical)には、2つの電
極、つまり、中央の電極とその周辺に同心に配設された
電極とを短絡させる装置が記載されている。バッテリセ
ルが作動しなくなり、電流の通過により熱が発生する
と、導電性液を内包するアンプルが破壊されて、導電性
液が上記2つの電極間に短絡を生じさせる。この装置は
重力下でのみ作動可能であり、人工衛星上の無重力状態
においては使用できない。
【0010】
【課題を解決するための手段,作用および発明の効果】
本発明によれば、バッテリセルに並列に接続されるべく
構成され、ダイオードの電極とは別個に設けられた第一
接点要素と第二接点要素とを備える上記第三のタイプの
新規な熱作動短絡スイッチが得られる。付属の電子部
品,電子回路を含まず、信頼性の高い作動を行うことが
でき、小さい抵抗値で大電流を流すことができる短絡接
点を実現することができるのであり、本発明の熱作動短
絡スイッチは人工衛星での使用にも適している。第一
に、無重力状態で作動可能であり、第二に、宇宙飛行計
画に対応する長い期間、例えば5〜15年間、信頼性の
高い作動を保証することができるからである。
【0011】そのために、本発明に係る短絡スイッチに
おいては、第一接点要素と第二接点要素とが互いに向か
い合う第一部分と第二部分とを備え、熱作動手段がスイ
ッチの第一状態において少なくとも第一接点要素に機械
的に連携させられる。このように第一接点要素と第二接
点要素とが互いに向かい合うように配置されることによ
り、良好な接触領域を得ることができ、高性能の接点を
実現することができる。熱作動手段が機械的に第一接点
要素に連携させられることにより、付属のエレクトロニ
クスとは独立の熱作動手段を加熱することによって所望
の短絡を生じさせることができる。本発明に係る装置
は、単純な機械的および/または物理的現象を利用する
ものなのであり、長期間の宇宙飛行計画においても高い
信頼性を保証することができる。
【0012】本発明の一態様においては、上記熱作動手
段が、第一接点要素を保持する保持要素と、形状記憶機
能を有する形状記憶金属要素とを含むものとされ、保持
要素が、形状記憶金属要素の作動により当該スイッチの
第一状態に対応する第一位置と当該スイッチの第二状態
に対応する第二位置との間を移動可能とされる。望まし
い形態においては、第一接点要素が固定の第一端と移動
する第二端とを有する可撓性接点要素とされる。そし
て、形状記憶金属要素が、長手形状を有し、固定の第一
端と、第二端とを備えたものとされ、その第二端が、少
なくとも当該スイッチの第一状態において上記第二端を
保持する揺動部分を有する揺動体に係合させられる。上
記形状記憶金属要素は揺動体に巻き掛けられたU字形ワ
イヤとされることが望ましい。この場合には、第一の固
定端においてワイヤの両端にアクセス可能となるため、
加熱が容易になる。第一接点要素の第二端が揺動体の揺
動部分に係合させられることが望ましい。望ましい形態
においては、この揺動体が、スイッチの第二状態におい
て、第一および第二接点要素を接触させる向きに付勢す
るスプリングを備えたものとされる。
【0013】本発明の別の態様においては、第一接点要
素が、シリンダ部と、そのシリンダ部の内壁面に接触す
る変形可能導電性材料とを含み、その変形可能導電性材
料が、第一接点要素の第一部分を構成し、シリンダ部
が、第二接点要素から隔たった位置において、前記熱作
動手段を構成する熱膨張物質で満たされた部分を含み、
その熱膨張物質の熱の作用に基づく膨張が上記変形可能
導電性材料を変形させることにより、スイッチを、第一
接点要素と第二接点要素とが接触する第二状態とする。
変形可能導電性材料は、例えばインジウムにより形成さ
れる。熱膨張物質はワックスとされることが望ましい。
また、熱膨張物質と変形可能導電性材料との間にガスケ
ットが設けられることが望ましい。シリンダ部を導電性
材料で形成することも可能である。第二接点要素が変形
可能導電性材料に向かって長手方向に延びる突出部を含
み、第一接点要素が、突出部の周囲を隙間を隔てて囲む
シリンダ部を有する要素を含み、変形可能導電性材料が
シリンダ部内に押し出されることにより前記第二状態の
短絡が発生させられるようにすることができる。変形可
能導電性材料に対向するシリンダ部の端部に、変形可能
導電性材料側ほど大径であり、変形可能導電性材料の押
出しを容易にするフレア部を形成することが望ましい。
【0014】本発明のさらに別の態様においては、第一
接点要素が、前記熱作動手段を構成する金属材料を収容
したハウジングを含み、第一および第二接点要素の第一
および第二部分がキャビティにより隔てられており、そ
のキャビティの高さが、第一接点要素に収容された金属
材料によりそのキャビティ内に形成され得る液体ドーム
の高さより低くされる。これにより、第一接点要素に収
容された金属材料が第二接点要素と毛管現象により接続
され、良好な抵抗値での短絡が発生させられる。ハウジ
ングを、環状リングと、その環状リング内に形成された
平らな前面とを含むものとし、そのハウジングを第二接
点要素に対向させることが望ましい。本態様の望ましい
実施形態においては、ハウジングの少なくとも表面が、
金属材料が液状である状態において、その金属材料によ
って濡らされない材料で形成される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴や利点は、添付
の図面を参照した以下の説明により一層明瞭になるであ
ろう。人工衛星等の宇宙ビークルにおいては現在、ニッ
ケルカドミウムバッテリに代えてニッケル水素バッテリ
が使用されている。ニッケル水素バッテリは、寿命がよ
り長く、エネルギ密度がより大きい(約200kJ/kg
)。バッテリ1つ当たりの1個のセルの公称電圧は
1.24Vであり、このことは、宇宙ビークル1機を駆
動するのに必要な公称電圧28Vを得るために、20〜
30個のセルが直列に接続されることを意味する。各セ
ル内には40バール程度の圧力で水素が封入されてい
る。この水素の漏れがセルの故障の最も大きな原因であ
り、結果としてセルの回路が開状態になる。したがっ
て、1個のみあるいは複数個のセルが作動しなくなった
場合に全バッテリが作動しなくなることを回避するため
に、各セルに短絡スイッチを設けることが一般に行われ
ている。
【0016】短絡スイッチは、非常に僅かなエネルギ浪
費で大電流を流すことができなければならない。つま
り、非常に小さな接触抵抗が保証されなければならな
い。さらに、全作動期間中、例えば5年間から15年
間、開状態を維持する能力があり、また、同様に5年間
から15年間の全作動期間中閉状態を維持する能力もな
ければならない。つまり、信頼性,容積および大電流が
流れる際の熱浪費が重要なファクタとなるのである。
【0017】上述のように、短絡スイッチが作動させら
れる必要がないか、あるいはいかなる方法による検査も
行われない長期間内での信頼性の問題によって、補助回
路の使用が排斥される。補助回路自体が予期せぬ故障に
見舞われる可能性があるからである。本発明が、宇宙ビ
ークルが遭遇する無重力状態あるいは適当である場合に
は非常に小さい重力下においてもそれらの状態に左右さ
れない、機械的および/または物理的に単純な現象を利
用する短絡スイッチを追求する理由はここにある。
【0018】一般的な人工衛星の構成の一例を以下に挙
げる。 1)2個のニッケル水素バッテリが搭載される静止通信
衛星。したがって、一方のバッテリが一時的に非接続状
態になることが許容される。 2)ニッケル水素バッテリが1個のみ搭載される静止通
信衛星。この場合、非常に短い間だけ断状態となること
のみが許容される。 3)1回の周回時間が90分である低軌道地上監視衛
星。周回毎に35分間食軌道上にあり、4個のニッケル
水素バッテリが搭載される。バッテリは食軌道上にある
間(35分間)電力を供給し、それ以外の軌道上にある
間(55分間)再充電される。 このシステムの軌道上での寿命は、低軌道上においては
5年、静止軌道上では15年である。上記各寿命はそれ
ぞれ、41,000と5,500との充放電サイクルに
対応する。
【0019】バッテリは太陽電池のパネルにより充電さ
れる。太陽電池は、一定数のセルが直列に接続されたも
ので、それらの特性曲線の定電流域で作動させられる。
太陽電池パネルのエネルギが高い時にはバッテリ充電レ
ギュレータがそのパネルの使用を可能にし、それによっ
てバッテリの再充電が可能となる。例えば静止衛星の場
合、150Ahの容量のバッテリが使用され、12.4
Aの電流で10時間充電され、94Aの公称電流で72
分間の放電が行われる。また、低軌道衛星の場合、容量
75Ahのバッテリの使用が可能であり、35Aの充電
電流で60分間充電され、50Aの公称電流で30分間
の放電が行われる。
【0020】バッテリセルをバイパスするために通常採
用される手段は、セルに並列にかつ正方向をバッテリの
充電方向として接続された3個の直列接続ダイオードお
よび/またはセルに並列にかつ正方向を放電方向として
接続された1個のダイオードを使用するものである。本
明細書の前文に記載された従来装置は、セルが故障した
場合、上記ダイオード回路の使用により電流が維持され
る応答時間の経過後、セルの周囲に本物の短絡を生じさ
せるものである。
【0021】本発明によれば、直線的な移動により真正
面の直接接触が行われる幾何学的な配置によって低抵抗
接点を実現することができ、接触抵抗が小さくなって、
少ない熱浪費で大きな電流の流れを可能にする短絡スイ
ッチが得られる。さらに、本発明においては、熱作動手
段が接点要素の1つに機械的に連携させられ、電子トリ
ガーシステムのように外部の要素を必要とするトリガー
システムをなくすことができる。
【0022】図1は本発明の一実施形態を示すものであ
り、メタルワイヤ45は形状記憶機能を有している。形
状記憶機能を有する金属は、温度が設定温度を超えて上
昇した場合に状態を変えるのに適している。この金属
は、最終状態では初期状態におけるより寸法が小さくな
るのであるが、特にメタルワイヤの場合には直線的に収
縮することになる。
【0023】図1に示す装置において、基板1には支持
板2,5がねじ4,7によりそれぞれ固定されている。
支持板2は半球状の固定接点3を備え、支持板5は、本
実施形態においては、支持板2と同様に半球状の接点部
分(可動接点)6を有する可動ブレード10を保持して
いる。可動接点6は接点部分(固定接点)3に対向する
位置に設けられている。さらに具体的には、可動接点要
素は、重ね合わされた2つの弾性ブレード10,20を
備えており、弾性ブレード10,20の各端部8,18
が支持板5の突出部に固定されている。また、各ブレー
ド10,20には、U字形に曲げられたU字形部9,1
9がそれぞれ形成されている。接点部分(可動接点)6
と支持板5に設けられた接続端子部とは銅ストリップ2
5により電気的に接続されている。銅ストリップ25
は、例えば0.1mm幅の12枚の銅ストリップから成
り、接点部分(可動接点)6と接続端子部との間に可撓
性を有する電流路を形成する。U字形部9,19によ
り、銅ストリップ25に張力を及ぼすことなくブレード
10,20を移動させることができる。
【0024】支持板40は長手形状を成し、本実施形態
においては、可撓ブレード(弾性ブレード)10,20
の近くにおいて可撓ブレード(弾性ブレード)10,2
0に平行に延びている。支持板40には、その後端部4
3に2つの接続端子部41,42が設けられ、メタルワ
イヤ45を加熱するために電流が供給される。メタルワ
イヤ45は、側面形状がほぼU字形を成し、Uの字の両
腕部44が互いに平行に延びる状態で絶縁材料製のガイ
ド46により案内されている。Uの字の中央部47は揺
動レバー30の腕部の一端部32に係合させられてい
る。揺動レバー30は基板1の平面に直角に設けられた
支持軸31の軸線まわりに回動可能である。揺動レバー
30はほぼL字形を成す平板状の部材であり、その一方
のアームの端部32に形成された半環状溝38に、メタ
ルワイヤ45のU字形の中央部47が係合させられてい
る。メタルワイヤ45の反対側の端部は、例えば、ねじ
によって接続端子部41,42に固定されている。揺動
レバー30の他方のアーム33の先端部には切欠35が
形成され、スロット34を経てアーム33の先端に向か
って開口している。スロット34は、可動ブレード(弾
性ブレード)10,20の可動端に設けられた突出部2
6を保持している。突出部26は、本実施形態において
は可動ブレード(弾性ブレード)20に固定である。基
板1にはさらに、ねじ38´により支持板37が固定さ
れており、揺動レバー30の支持軸31まわりの回動に
対するストッパとして機能する。
【0025】本装置は、2つの安定した状態をとる。接
続端子部41,42に電圧あるいは電流が供給されるこ
とによって形状記憶ワイヤ(メタルワイヤ)45が加熱
されない限り、本装置は図1に示す状態に維持される。
バッテリセルが故障した場合には、バイパス電流が形状
記憶ワイヤ(メタルワイヤ)45に流れる。例えば、ワ
イヤ45がバッテリセルの放電方向を正方向とするバイ
パスダイオードに直列に接続されていれば、セルが故障
した場合にワイヤ45が加熱され、変態点を超えるとワ
イヤ45が収縮し、揺動レバー30が反時計回りに回動
させられて、第二状態に切り換えられる。ブレード1
0,20により構成される可動接点要素が、揺動レバー
30の腕部33のスロット34に係合している突出部2
6において駆動されることにより、矢印Fの方向に移動
させられる。さらに、一端が突出部26に受けられてい
るスプリング36により発生させられる力が、可動ブレ
ード(弾性ブレード)10,20を固定接点3に向かっ
て矢印Fの向きに押し、その結果、可動接点6が固定接
点3に押し付けられる。それに対して、図1に示す位置
関係においては、スプリング36の弾性力は、ほぼ可動
ブレード(弾性ブレード)10,20の長手方向に作用
する。
【0026】図1に示す第一状態において、スプリング
36は、可動ブレード10の突出部26を例えば2Nの
力で押しているため、ブレード10が振動あるいは加速
によって図示の第一位置から移動させられることはな
い。本装置の作動時には、揺動レバー30が第一位置か
ら第二位置へ回動させられる。揺動レバー30がそれの
死点である平衡位置を通過すると直ちに、スプリング3
6が、揺動レバー30,ブレード10等の組立体を、接
点6,3を閉じさせる作動位置に向かって付勢する状態
となる。
【0027】図2に本発明の別の実施形態を示す。本短
絡スイッチは、導電性材料から成る第一スリーブ50を
備え、その第一スリーブ50の後端部には有底接続孔4
9を有する円柱部51が形成されている。また、先端部
には円筒部52が形成されている。円筒部52には、ワ
ックスプラグ54、オプションで設けられる弾性ガスケ
ット55、インジウム等の押出し可能な材料から成るプ
ラグ59、接点部材60および絶縁スリーブ80等が設
けられている。接点部材60は外径が円筒部52の内径
と実質的に等しくされており、かつ、シール部材61
と、概して円筒状の中心孔62とを備えている。絶縁ス
リーブ80は、円筒部52の後端部に嵌合され、面81
において円筒部52に、面87において接点部材60に
それぞれ当接している。
【0028】接点部材70の後端部は、有底接続孔79
を有する円柱部71とされ、中央フランジ部72が面8
4において絶縁スリーブ80に当接している。接点部材
70の先端部には、円柱状のフィンガ73が形成され、
中心孔62に嵌入させられている。フィンガ73は、円
錐端75を先端に有する截頭円錐部74を備えている。
熱膨張係数の大きいワックスプラグ54が加熱されるこ
とにより、押出し可能な材料(プラグ)59がフィンガ
73の先端に向かって移動させられて、2つの接点が短
絡させられる。接点部材60の中心孔62は、フレア部
63においてインジウムプラグ59側ほど大径のテーパ
孔となっており、プラグ59の中心孔62への押出しの
容易化が図られている。さらに、フィンガ73の基端部
の周囲に膨張キャビティ86が形成されて、インジウム
プラグ59のさらなる膨張が許容されるようになってい
る。
【0029】1個あるいは複数個のダイオードがバッテ
リセルをバイパスさせる際に発生する熱によってワック
ス54が加熱されて温度が上昇すれば、弾性ガスケット
55が移動させられて、プラグ59のインジウムがフレ
ア部63内に押し出される。フレア部63は、フィンガ
73の円錐端75と共に前短絡部を構成する。ワックス
54の膨張がさらに続けば、インジウム(プラグ)59
はフィンガ73の基端に向かうにつれて徐々に狭められ
つつ中心孔62を通過し、最終的に膨張キャビティ86
へ膨出する。このような構成により、接触抵抗の低い広
い接触部を得ることができるため、本発明において意図
される程度の大電流を流すことが可能となる。
【0030】上記ワックス54としては、D-45764 マー
ル(MARL,ドイツ)所在のヒュルスアーゲー(HULS AG
)によりWESTOWAX DW 91/846の品番で販売されている
膨張ワックスを使用することが望ましい。弾性ガスケッ
ト55は山形紋状を成し、2つの円錐面57,58もし
くは截頭円錐面が形成され、円錐面58がフィンガ73
に対向している。
【0031】図3に本発明のさらに別の実施形態を示
す。2つの電極100,110がスリーブ90内で対向
している。電極100は接続端子部101を、電極11
0は接続端子部111をそれぞれ備えている。電極10
0は、円柱部102と、環状溝103と、前円柱部10
4とを備えている。前円柱部104は絶縁ワッシャ10
8に当接しており、絶縁ワッシャ108は電極100の
前円柱部104と電極110の(前)円柱部115とを
分離している。円柱部115は、環状凹部117により
囲まれた平らな前面118を備えている。低融点合金体
120は、例えばインジウムとすずとの共晶合金(共融
合金)により形成され、環状空間(環状凹部)117内
に配設されている。低融点合金体120にはまた、前壁
部121と前面130とが形成され、前壁部121が前
面118を覆っている。低融点合金体120の一部12
2が環状空間(環状凹部)117内に配設され、低融点
合金体120が溶融した場合に液状の低融点合金により
濡らされない材料、例えばポリテトラフルオロエチレン
(PTFE polytetrafluoroethylene)から成るリング11
6により覆われている。
【0032】前円柱部104の前面107と合金120
の前面130との間に形成される空間は、前面118か
ら前面107までの高さが、前面118上において環状
空間(環状凹部)117内に収容された低融点合金体1
20により空間内に形成され得る液体ドームの高さより
低くなるように決定されている。したがって、低融点合
金体120がそれの融点を超えて加熱され、溶融する
と、毛管現象(capillary forces)によって形成される
液体ドームが、前円柱部104と前部114との各端面
の間、つまり、2つの接点間に高品質の短絡を発生させ
る。本発明において意図される程度の低い抵抗で、大電
流を流すことが可能な短絡を得ることができるのであ
る。
【0033】図2および図3に示す本発明の各実施形態
は熱源を必要とする。バッテリの放電時に故障が発生し
た場合には、一時的バイパスダイオードにより発生させ
られる熱を利用することが可能である。バッテリの充電
時に故障が発生しそうな場合、あるいは一時的バイパス
ダイオードがシステム中に組み込まれていない場合に
は、問題のバッテリセルと並列に存在する抵抗を使用す
ることも可能である。図2の実施形態においては、その
抵抗をワックス54内に設けることも可能である。以
上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、この他
にも、特許請求の範囲を逸脱することなく、当業者の知
識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で本発明を
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である熱作動短絡スイッチ
を示す平面図である。
【図2】本発明の別の実施形態である熱作動短絡スイッ
チを示す正面断面図である。
【図3】本発明のさらに別の実施形態である熱作動短絡
スイッチを一部断面にして示す正面図である。
【符号の説明】
3 固定接点 6 可動接点 8 端部 10,20 弾性ブレード 26 突出部 30 揺動レバー 34 スロット 36 スプリング 44 腕部 45 メタルワイヤ 50 第一スリーブ 52 円筒部 54 ワックスプラグ 55 弾性ガスケット 59 プラグ 60 接点部材 62 中心孔 63 フレア部 73 フィンガ 75 円錐端 104 前円柱部 107 前面 115 円柱部 116 リング 117 環状凹部 118 前面 120 低融点合金体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー・ジョン・ダドリー オランダ国 2159 エル・エヌ・デ・カー フ マレイケラーン(番地なし)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリセルに並列に接続され、ダイオ
    ードの電極とは別個に設けられた第一接点要素および第
    二接点要素と、それら第一,第二接点要素を短絡させる
    熱作動手段とを備え、作動させられていない第一状態
    と、作動させられて前記第一接点要素と第二接点要素と
    の間に短絡を発生させる第二状態とをとる熱作動短絡ス
    イッチであって、 前記第一接点要素と前記第二接点要素とが互いに向かい
    合う第一部分および第二部分(6,59,118;3,
    75,107)を備え、前記熱作動手段(45,54,
    120)が当該スイッチの第一状態において少なくとも
    前記第一接点要素に機械的に連携させられていることを
    特徴とする熱作動短絡スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記熱作動手段が、前記第一接点要素
    (10,20)を保持する保持要素(30)と、形状記
    憶機能を有する形状記憶金属要素(45)とを含み、保
    持要素(30)が、形状記憶金属要素(45)の作動に
    より、当該スイッチの第一状態に対応する第一位置と、
    当該スイッチの第二状態に対応する第二位置との間を移
    動可能であることを特徴とする請求項1に記載の熱作動
    短絡スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記第一接点要素が、固定の第一端
    (8,18)と移動する第二端(6,26)とを備えた
    可撓性接点要素(10,20)を含み、前記形状記憶金
    属要素(45)が、長手形状を有し、固定の第一端(4
    1,42)と、第二端(47)とを備え、その第二端
    が、少なくとも当該スイッチの第一状態において前記第
    二端(6,26)を保持する揺動部分(34)を有する
    揺動体(30)に係合させられたことを特徴とする請求
    項2に記載の熱作動短絡スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記形状記憶金属要素(45)が前記揺
    動体(30)に巻き掛けられたU字形ワイヤ(44,4
    7)であることを特徴とする請求項3に記載の熱作動短
    絡スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記第一接点要素の前記第二端(26)
    が前記揺動体(30)の揺動部分(34)に係合させら
    れたこと特徴とする請求項3または4に記載の熱作動短
    絡スイッチ。
  6. 【請求項6】 前記揺動体(30)が、当該スイッチの
    第二状態において、前記第一および第二接点要素(6,
    3)を接触させる向きに付勢するスプリング(36)を
    備えたことを特徴とする請求項5に記載の熱作動短絡ス
    イッチ。
  7. 【請求項7】 前記第一接点要素(50)が、シリンダ
    部(52)と、そのシリンダ部(52)の内壁面に接触
    する変形可能導電性材料(59)とを含み、その変形可
    能導電性材料(59)が、前記第一接点要素の前記第一
    部分を構成し、前記シリンダ部が、前記第二接点要素
    (73)から隔たった位置において、前記熱作動手段を
    構成する熱膨張物質(54)で満たされた部分を含み、
    その熱膨張物質(54)の熱の作用に基づく膨張が前記
    変形可能導電性材料(59)を変形させることにより、
    当該スイッチを、前記第一接点要素(50,59)と前
    記第二接点要素(73)とが接触する前記第二状態とす
    ることを特徴とする請求項1に記載の熱作動短絡スイッ
    チ。
  8. 【請求項8】 前記熱膨張物質(54)と前記変形可能
    導電性材料(59)との間に設けられたガスケット(5
    5)を含むことを特徴とする請求項7に記載の熱作動短
    絡スイッチ。
  9. 【請求項9】 前記変形可能導電性材料(59)がイン
    ジウムから成ることを特徴とする請求項7または8に記
    載の熱作動短絡スイッチ。
  10. 【請求項10】 前記熱膨張物質がワックスであること
    を特徴とする請求項7ないし9のいずれか1つに記載の
    熱作動短絡スイッチ。
  11. 【請求項11】 前記シリンダ部(52)が導電性材料
    から成ることを特徴とする請求項7ないし10のいずれ
    か1つに記載の熱作動短絡スイッチ。
  12. 【請求項12】 前記第二接点要素が前記変形可能導電
    性材料(59)に向かって長手方向に延びる突出部(7
    3)を含み、前記第一接点要素が、前記突出部の周囲を
    隙間を隔てて囲むシリンダ部(62)を有する要素(6
    0)を含み、前記変形可能導電性材料(59)が前記シ
    リンダ部(62)内に押し出されることにより前記第二
    状態の短絡が発生させられることを特徴とする請求項7
    ないし11のいずれか1つに記載の熱作動短絡スイッ
    チ。
  13. 【請求項13】 前記シリンダ部(62)の、前記変形
    可能導電性材料(59)に対向する端部に、変形可能導
    電性材料(59)側ほど大径であり、変形可能導電性材
    料(59)の押出しを容易にするフレア部(63)が形
    成されたことを特徴とする請求項12に記載の熱作動短
    絡スイッチ。
  14. 【請求項14】 前記第一接点要素が、前記熱作動手段
    を構成する金属材料(120)を収容したハウジング
    (117)を含み、前記第一および第二接点要素の前記
    第一および第二部分(115;104)がキャビティに
    より隔てられており、そのキャビティの高さが、前記第
    一接点要素(115)に収容された前記金属材料により
    そのキャビティ内に形成され得る液体ドームの高さより
    低いことを特徴とする請求項1に記載の熱作動短絡スイ
    ッチ。
  15. 【請求項15】 前記ハウジングが、環状リング(11
    7)と、その環状リング(117)内に形成された平ら
    な前面(118)とを含み、そのハウジングが第二接点
    要素(104)に対向していることを特徴とする請求項
    14に記載の熱作動短絡スイッチ。
  16. 【請求項16】 前記ハウジング(117)の少なくと
    も表面が、前記金属材料(120)が液状である状態に
    おいて、その金属材料によって濡らされない材料(11
    6)から成っていることを特徴とする請求項14または
    15に記載の熱作動短絡スイッチ。
JP8204449A 1995-08-03 1996-08-02 バッテリセルを短絡させる熱作動短絡スイッチ Pending JPH09167553A (ja)

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