JPH09166470A - オイルレベルゲージ - Google Patents

オイルレベルゲージ

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Publication number
JPH09166470A
JPH09166470A JP34730095A JP34730095A JPH09166470A JP H09166470 A JPH09166470 A JP H09166470A JP 34730095 A JP34730095 A JP 34730095A JP 34730095 A JP34730095 A JP 34730095A JP H09166470 A JPH09166470 A JP H09166470A
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JP
Japan
Prior art keywords
oil
level gauge
outer cylinder
stopper
main body
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Application number
JP34730095A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Hijikata
裕之 土方
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Showa Aircraft Industry Co Ltd
Original Assignee
Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1に、オイルの測定,チェックが手間取ら
ず、動作が簡単容易化され、第2に、手が汚れることも
なく、第3に、ゴミ等がオイルパン内に持ち込まれるこ
とがなく、第4に、細かい各種操作も不要で、この面か
らもオイルの測定,チェックが簡単容易化される、オイ
ルレベルゲージを提案する。 【解決手段】 このオイルレベルゲージ4は、ゲージ部
12付のレベルゲージ本体5を、オイル拭きシール14
付の外筒6に挿入すると共に、両者間に、レベルゲージ
本体5を基端15側へ付勢可能な付勢手段7を介装し、
ストッパ9とストッパ穴8を設け、かつ、外筒6にオイ
ルパンA側に嵌合,保持させるホルダー10を固設して
なる。そしてレベルゲージ本体5は、スライド移動可能
で、外筒6の先端13に対し出没可能であり、ストッパ
9とストッパ穴8の係止により使用状態にロックされ、
係止解除により付勢手段7にて非使用状態とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オイルレベルゲー
ジに関する。すなわち、車輌等のオイルパン内のオイル
を、測定,チェックする際に用いられる、オイルレベル
ゲージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、この種従来例のオイルレベルゲ
ージの説明に供する、正断面説明図である。同図にも示
したように、従来のオイルレベルゲージ1は、直線状を
なす一体物よりなるものが代表的であり、先端側(図面
上では下端側)にゲージ部2を備えると共に、基端側
(図面上では上端側)にホルダー3を備えていた。そし
て、オイルパンA内のオイルBを測定,チェックする際
は、まず、図示のように、ゲージ部2がオイルBに漬
かり、ホルダー3がオイルパンA側の差込口Cに嵌合,
保持された状態から、オイルレベルゲージ1を、一旦オ
イルパンAの外部へと引き抜く。それから、オイルレ
ベルゲージ1の先端側のゲージ部2に付着したオイルB
を、ウエスその他の布を用いて、手で拭き取る。しかる
後、オイルレベルゲージ1を差込口Cからオイルパン
Aへと差し込み、再び図示のように、ゲージ部2がオイ
ルBに漬かり、ホルダー3が差込口Cに嵌合,保持され
た状態とする。それから、オイルレベルゲージ1を再
度、オイルパンAから外部へと引き抜いて、そのゲージ
部2へのオイルBの付着状態を点検することにより、オ
イルBの測定,チェックが実施されていた。なお、こ
のような測定,チェックが終了した後、オイルレベルゲ
ージ1は、差込口CからオイルパンAへと差し込まれて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。すなわ
ち、この種従来例では上述したように、オイルBの測
定,チェックを実施する際、まず前記のように、オイ
ルレベルゲージ1を一旦引き抜いて、前記のように、
ゲージ部2のオイルBをウエス等を用い手で拭き取った
後、前記のように、再びオイルレベルゲージ1をオイ
ルパンAに差し込む等、前記,,の準備動作を要
していた。そして、このような前記,,の準備動
作の後に、前記のように、オイルレベルゲージ1を再
度引き抜いて、オイルBの測定,チェックを実施してい
た。
【0004】そこで第1に、このように前記,,
,の動作を辿ることを要していたので、オイルBの
測定,チェックに手間がかかり、煩わしく面倒であると
いう問題が指摘されていた。第2に、前記の動作で、
ゲージ部2のオイルBをウエス等で拭き取るので、その
際、手がオイルBで汚れるという問題も指摘されてい
た。第3に、更にこのように前記の動作で、ウエス等
を使用しつつオイルBが拭き取られたオイルレベルゲー
ジ1を、前記の動作で、再びオイルパンAに差し込む
ので、ウエスのゴミ等が、ゲージ部2に付着してオイル
パンA内に持ち込まれてしまい、例えば車輌のエンジン
内にゴミ等が入ることがある、という問題も指摘されて
いた。第4に、なおこれらの問題を解決すべく、従来、
オイルレベルゲージ1の改良も各種試みられていたが、
いずれも、構成部材間の位置合わせ操作,スライド操
作,出没操作等、手作業による細かい特殊な操作を要
し、この面から依然として手間がかかり、煩わしく面倒
であるという問題が指摘されていた。
【0005】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の課題を解決すべくなされたものであって、ゲージ
部付のレベルゲージ本体をオイル拭きシール付の外筒に
挿入すると共に、両者間に、付勢手段を介装しストッパ
とストッパ穴を設けてなり、レベルゲージ本体を、外筒
に対し使用状態と非使用状態とで出没可能としたことに
より、第1に、動作が簡単容易化され、第2に、手が汚
れることがなく、第3に、ゴミ等がオイルパン内に持ち
込まれることもなく、第4に、細かい各種操作も不要
な、オイルレベルゲージを提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。すなわ
ち、このオイルレベルゲージは、オイルパン内のオイル
を測定,チェックする際に用いられる。そして、次のレ
ベルゲージ本体,外筒,付勢手段,ストッパ穴,ストッ
パ,ホルダー等を有してなる。すなわち、直線状をなし
先端にゲージ部を備えたレベルゲージ本体と、該レベル
ゲージ本体が同軸に挿入され先端にオイル拭きシールを
備えた外筒と、該レベルゲージ本体と該外筒間に介装さ
れ該レベルゲージ本体を基端側へと付勢可能な付勢手段
と、該外筒に付設されたストッパ穴と、該レベルゲージ
本体に付設され該ストッパ穴に係止可能なストッパと、
該外筒のストッパ穴より先端寄りの外側に固設され、前
記オイルパン側の差込口に嵌合,保持せしめられるホル
ダーと、を有してなる。
【0007】そして該レベルゲージ本体は、基端が常時
該外筒の基端外に突出する長さを備えると共に、該外筒
内をスライド移動可能であり、先端の該ゲージ部が、該
外筒の先端のオイル拭きシールから突出した使用状態
と、該オイル拭きシールより内部へと収納された非使用
状態とに、出没可能である。もって該レベルゲージ本体
は、該ストッパと該ストッパ穴とが該付勢手段の付勢力
に抗し係止されることにより、該使用状態にロックさ
れ、又、該ストッパと該ストッパ穴との係止が解除され
ることにより、該付勢手段の付勢力にて該非使用状態と
されること、を特徴とする。
【0008】さてそこで、このオイルレベルゲージは、
常時は、ホルダーがオイルパン側の差込口に嵌合,保持
せしめられると共に、付勢手段にてレベルゲージ本体が
非使用状態とされ、ゲージ部は外筒内に収納されてい
る。次に測定,チェック時には、まず、レベルゲージ
本体を付勢手段の付勢力に抗し先端側へスライド移動さ
せて、ストッパとストッパ穴を係止させる。もって、
レベルゲージ本体が、非使用状態から使用状態となって
ロックされ、ゲージ部が、外筒から突出してオイルパン
内のオイルに漬けられる。しかる後、ホルダーのオイ
ルパン側への嵌合,保持を解きつつ、オイルレベルゲー
ジを全体的にオイルパンから引き抜く。そして、レベ
ルゲージ本体のゲージ部を読み取り,点検することによ
り、付着したオイルの測定,チェックが実施される。
【0009】なお、測定,チェックが終了すると、オ
イルレベルゲージを再びオイルパンに差し込み、ホルダ
ーがオイルパン側の差込口に嵌合,保持される。それか
ら、ストッパとストッパ穴の係止を解くことにより、
付勢手段の付勢力にてレベルゲージ本体が基端側へとス
ライド移動する。もって、レベルゲージ本体が使用状
態から非使用状態となり、ゲージ部が外筒に収納され
る。そこで、ゲージ部に付着していたオイルは、オイ
ル拭きシールにて拭き取られると共に、オイルパン内へ
と落下する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図面に示すその発
明の実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図1,図
2,図3は、この発明の実施の形態の説明に供し、図1
は使用状態の正断面図、図2は非使用状態の正断面図、
図3の(1)図は使用状態の斜視図、図3の(2)図は
外筒等の斜視図、図3の(3)図はレベルゲージ本体の
斜視図である。
【0011】このオイルレベルゲージ4は、オイルパン
A内のオイルBを、測定,チェックする際に用いられ
る。すなわち、例えば自動車のような車輌等のオイルパ
ンA内に収納されたオイルBについて、その量や汚れ等
を測定,チェックする際に、使用される。そしてオイル
レベルゲージ4は、常時は、オイルパンAに差し込まれ
ており、測定,点検時に限り、オイルパンAから引き抜
かれる。なお測定,点検は、車輌等の停車時において、
走行時の振動等によるオイルBの波打ち状態が収まり、
オイルBの高さが一定となった状態で実施される。
【0012】そして、このオイルレベルゲージ4は、次
のレベルゲージ本体5,外筒6,付勢手段7,ストッパ
穴8,ストッパ9,ホルダー10、等を有してなる。す
なわち、直線状をなし先端11にゲージ部12を備えた
レベルゲージ本体5と、レベルゲージ本体5が同軸に挿
入され先端13にオイル拭きシール14を備えた外筒6
と、レベルゲージ本体5と外筒6間に介装されレベルゲ
ージ本体5を基端15側へと付勢可能な付勢手段7と、
外筒6に付設されたストッパ穴8と、レベルゲージ本体
5に付設されストッパ穴8に係止可能なストッパ9と、
外筒6のストッパ穴8より先端13寄りの外側に固設さ
れ、オイルパンA側の差込口Cに嵌合,保持せしめられ
るホルダー10と、を有してなる。
【0013】これらについて、更に詳述する。まずレベ
ルゲージ本体5は、直線状をなし、先端11側(図面上
では下端側)にゲージ部12が設けられ、基端15側
(図面上では上端側)に取手16が設けられている。外
筒6は、レベルゲージ本体5より短い筒状をなし、基端
17側(図面上では上端側)からレベルゲージ本体5が
同軸に挿入され、先端13側(図面上では下端側)の内
面に、オイル拭きシール14が設けられている。又、付
勢手段7としてはスプリングが用いられ、このスプリン
グよりなる付勢手段7は、レベルゲージ本体5の中間よ
りも先端11側寄りに付設されたリブ18と、外筒6の
先端13のオイル拭きシール14の上端付近との間に、
介装されている。そして付勢手段7は、外筒6に対しレ
ベルゲージ本体5を、基端15側へと付勢可能となって
いる。ストッパ穴8は、外筒6の基端17側寄りに穿設
され、ストッパ9は、レベルゲージ本体5の中間より基
端15側寄りに突設されており、外側のストッパ穴8に
対し係止可能となっている。ホルダー10は、外筒6の
ストッパ穴8より先端13側寄りの位置で、外側に外嵌
固定され、もって、オイルパンA側に設けられた差込口
Cに対し、嵌入されて嵌合,保持せしめられる。
【0014】そしてレベルゲージ本体5は、その基端1
5そして取手16が、常時外筒6の基端17外に突出す
る長さを備えると共に、外筒6内を上下にスライド移動
可能となっている。もってレベルゲージ本体5は、先端
11のゲージ部12が、外筒6の先端13のオイル拭き
シール14から下方に突出した使用状態(図1および図
3の(1)図を参照)と、先端11のゲージ部12が、
外筒6の先端13のオイル拭きシール14より内部へと
収納された非使用状態(図2を参照)とに、出没可能と
なっている。
【0015】そしてレベルゲージ本体5は、そのストッ
パ9と外筒6のストッパ穴8とが、付勢手段7の上方へ
の付勢力に抗し係止されることにより、使用状態にロッ
クされる。つまりレベルゲージ本体5は、付勢手段7の
付勢力に抗し手で押し下げ、そのストッパ9を外筒6の
ストッパ穴8に係止させることにより、使用状態にロッ
クされる。又、レベルゲージ本体5は、そのストッパ9
と外筒6のストッパ穴8との係止が解除されることによ
り、付勢手段7の付勢力にて非使用状態とされる。つま
りレベルゲージ本体5は、ストッパ9を横から手で押圧
してストッパ穴8との係止を解除させることにより、付
勢手段7の付勢力にて非使用状態とされる。
【0016】なお、このような動作を可能とすべく、外
筒6の内径とレベルゲージ本体5の外径が設定されてい
る。つまり、ストッパ9のストッパ穴8への係止および
係止解除が可能なように、外筒6とレベルゲージ本体5
間が、若干の間隔が形成された遊挿関係となるべく、外
筒6の内径とレベルゲージ本体5の径が設定されてい
る。又、付勢手段7の付勢力は、レベルゲージ本体5の
不使用状態において、レベルゲージ本体5に設けられた
ストッパ9を、外筒6の基端17から上位に露出せしめ
る程度に設定される。
【0017】更に、ストッパ9とストッパ穴8とが、左
右方向に位置ずれすることなく係止可能なように、つま
り、レベルゲージ本体5が外筒6内を上下にスライド移
動するだけで、ストッパ9とストッパ穴8とが係止され
るように、例えば次の構成が採用される。すなわち、レ
ベルゲージ本体5については、基端15からリブ18ま
での上部は、断面円形とし、リブ18から先端11のゲ
ージ部12までの下部は、断面略扁平状や矩形状とす
る。これに対応して外筒6については、基端17から先
端13付近までの略全体は、断面リング形とし、先端1
3の内フランジ部とオイル拭きシール14からなる下端
部を、断面略扁平状や矩形状の筒形とする。そして、こ
のようなレベルゲージ本体5の上部と外筒6の略全体に
関しては、遊挿関係とすると共に、レベルゲージ本体5
の下部と外筒6の下端部とに関しては、密嵌挿関係とし
ておく。これにより、外筒6内でレベルゲージ本体5
が、軸を中心に左右方向に回動することが阻止され、も
って、ストッパ9とストッパ穴8とは、常時対応可能そ
して係止可能な位置関係に維持されている。なお、この
ような位置関係に維持する方式は、勿論上述した構成に
限定されることなく、例えば、ガイド突起やガイド溝を
利用することも可能である。
【0018】本発明は、以上説明したように構成されて
いる。そこで以下のようになる。このように、このオイ
ルレベルゲージ4は、ゲージ部12付のレベルゲージ本
体5をオイル拭きシール14付の外筒6に挿入すると共
に、両者間に、レベルゲージ本体5を基端15側へ付勢
可能な付勢手段7を介装し、ストッパ9と対応するスト
ッパ穴8を設け、かつ、外筒6の外側にオイルパンA側
に嵌合,保持させるホルダー10を固設してなる。そし
てレベルゲージ本体5は、外筒6内でスライド移動可能
で、先端11のゲージ部12が、外筒6の先端13のオ
イル拭きシール14に対し出没可能となっており、スト
ッパ9とストッパ穴8間の係止により、使用状態にロッ
クされ(図1および図3の(1)図を参照)、ストッパ
9とストッパ穴8間の係止解除により、付勢手段7の付
勢力にて非使用状態とされる(図2を参照)。
【0019】そして、このオイルレベルゲージ4は、ま
ず、常時の非測定,チェック時にあっては、ホルダー1
0がオイルパンA側の差込口Cに嵌合,保持せしめられ
ると共に、付勢手段7の付勢力にて、レベルゲージ本体
5が非使用状態(図2を参照)とされ、先端11のゲー
ジ部12は、外筒6の先端13のオイル拭きシール14
内部に収納されている。
【0020】次に、このオイルレベルゲージ4による測
定,チェック時にあっては、まず、ホルダー10をオ
イルパンA側の差込口Cに嵌合,保持せしめたまま、レ
ベルゲージ本体5を付勢手段7の付勢力に抗し、外筒6
内で先端11側へスライド移動させて、レベルゲージ本
体5側のストッパ9と外筒6側のストッパ穴8とを係止
させる。もって、レベルゲージ本体5は、非使用状態
(図2を参照)から使用状態(図1および図3の(1)
図を参照)となってロックされ、レベルゲージ本体5の
先端11のゲージ部12が、外筒6の先端13のオイル
拭きシール14から突出して、オイルパンA内のオイル
Bに漬けられる。しかる後、ホルダー10のオイルパ
ンA側の差込口Cへの嵌合,保持を解きつつ、オイルレ
ベルゲージ4を、全体的にオイルパンAから外部へ引き
抜く。そして、このように引き抜かれたオイルレベル
ゲージ4のレベルゲージ本体5のゲージ部12を、読み
取り,点検することにより、ゲージ部12に付着したオ
イルBの測定,チェックが実施される。
【0021】なお、このような測定,チェックが終了
すると、オイルレベルゲージ4を、再び元の通り、オイ
ルパンAへと差込口Cを介して差し込み、ホルダー10
がオイルパンA側の差込口Cに嵌合,保持される。それ
から、レベルゲージ本体5側のストッパ9と外筒6側
のストッパ穴8との係止を解くことにより、付勢手段7
の付勢力にて、レベルゲージ本体5が外筒6内で基端1
5側へとスライド移動する。もって、レベルゲージ本
体5が使用状態(図1および図3の(1)図を参照)か
ら非使用状態(図2を参照)となり、オイルパンA内の
オイルBに漬けられていたレベルゲージ本体5の先端1
1のゲージ部12が、外筒6の先端13のオイル拭きシ
ール14より内部に収納される。そこで、ゲージ部1
2に付着していたオイルBは、オイル拭きシール14に
て拭き取られると共に、オイルパンA内へと落下するの
で、オイルBの量が変化することもない。そして、こ
のオイルレベルゲージ4は、再び測定,チェックに使用
されるまで、常時このような非使用状態(図2を参照)
とされ、レベルゲージ本体5のゲージ部12は、オイル
パンA内のオイルBに漬けられることなく、オイルBが
拭き取られた状態となっている。
【0022】さてそこで、このオイルレベルゲージ4に
あっては、次の第1,第2,第3,第4のようになる。
まず第1に、このオイルレベルゲージ4によると、上述
したように、レベルゲージ本体5のゲージ部12を、外
筒6から突出した使用状態にロックさせた後、オイルパ
ンAから引き抜くことにより、特に面倒な準備動作を要
することなく、簡単容易な動作により、オイルBの測
定,チェックができる。
【0023】第2に、もってこのオイルレベルゲージ4
によると、オイルBの測定,チェックに際し、ゲージ部
12のオイルBをウエス等で拭き取る準備動作を要する
こともなく、手を汚すことなく、オイルBの測定,チェ
ックが可能となる。第3に、同様にこのオイルレベルゲ
ージ4によると、ゲージ部12のオイルBをウエス等で
拭き取って、再びオイルパンAに差し込む準備動作を要
しないので、オイルBの測定,チェックに際し、ウエス
のゴミ等がゲージ部12に付着して、オイルパンA内に
持ち込まれることもない。
【0024】第4に、更にこのオイルレベルゲージ4に
よると、外筒6のストッパ穴8に対し、レベルゲージ本
体5のストッパ9を係止又は係止解除する操作を行い、
レベルゲージ本体5を使用状態と非使用状態間で出没さ
せるだけで、他に特殊な操作を要することもなく、簡単
容易な操作により、オイルBの測定,チェックが可能と
なる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係るオイルレベルゲージは、以
上説明したように、ゲージ部付のレベルゲージ本体を、
オイル拭きシール付の外筒に挿入すると共に、両者間に
付勢手段を介装しストッパとストッパ穴を設けてなり、
レベルゲージ本体を、外筒に対し使用状態と非使用状態
とで出没可能としたことにより、次の効果を発揮する。
【0026】第1に、動作が簡単容易化される。すなわ
ち、このオイルレベルゲージによると、レベルゲージ本
体を使用状態にロックした後、オイルパンから引き抜く
ことにより、オイルの測定,チェックが実施される。そ
して、オイルの測定,チェックを実施しない常時は、レ
ベルゲージ本体は非使用状態で外筒に収納されており、
そのゲージ部にオイルが付着していないので、前述した
この種従来例のように、一旦引き抜いてゲージ部のオイ
ルをウエス等で拭き取ってから再度差し込む、という準
備動作を要することなく、オイルの測定,チェックが、
手間取らず極めて簡単容易化される。
【0027】第2に、手が汚れることもなくなる。すな
わち、このオイルレベルゲージを用いると、上述した第
1の点で述べたところと同様、前述したこの種従来例の
ように、ゲージ部のオイルをウエス等で拭き取る準備動
作を要しないので、手がオイルで汚れる慮もない。
【0028】第3に、ゴミ等がオイルパン内に持ち込ま
れることもない。すなわち、このオイルレベルゲージを
用いると、上述した第1の点で述べたところと同様、ゲ
ージ部をウエス等で拭き取って差し込む準備動作を要し
ないので、前述したこの種従来例のように、ウエスのゴ
ミ等が、ゲージ部に付着してオイルパン内に持ち込まれ
てしまうこともなく、例えば車輌のエンジン内にゴミ等
が入ることも防止される。
【0029】第4に、細かい各種操作も不要である。す
なわち、このオイルレベルゲージによると、ストッパ穴
にストッパを係止又は係止解除する操作にて、レベルゲ
ージ本体を外筒から出没させるだけで、他に特殊な操作
を要することもない。つまり、前述したこの種従来の改
良例のように、構成部材間の位置合わせ操作,スライド
操作,出没操作等、手作業による細かい特殊な操作を要
するようなこともなく、操作がほぼ自動化されており、
この面からも、オイルの測定,チェックが手間取らず簡
単容易化される。このように、この種従来例に存した課
題がすべて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕
著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオイルレベルゲージについて、そ
の発明の実施の形態の説明に供する、使用状態の正断面
図である。
【図2】同発明の実施の形態の説明に供する、非使用状
態の正断面図である。
【図3】同発明の実施の形態の説明に供する斜視図であ
り、(1)図は、オイルレベルゲージを示し、(2)図
は、その外筒等を示し、(3)図はレベルゲージ本体を
示す。
【図4】この種従来例のオイルレベルゲージの説明に供
する、正断面説明図である。
【符号の説明】
1 オイルレベルゲージ(従来例のもの) 2 ゲージ部(従来例のもの) 3 ホルダー(従来例のもの) 4 オイルレベルゲージ(本発明のもの) 5 レベルゲージ本体 6 外筒 7 付勢手段 8 ストッパ穴 9 ストッパ 10 ホルダー(本発明のもの) 11 先端 12 ゲージ部(本発明のもの) 13 先端 14 オイル拭きシール 15 基端 16 取手 17 基端 18 リブ A オイルパン B オイル C 差込口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルパン内のオイルを測定,チェック
    する際に用いられるオイルレベルゲージであって、 直線状をなし先端にゲージ部を備えたレベルゲージ本体
    と、該レベルゲージ本体が同軸に挿入され先端にオイル
    拭きシールを備えた外筒と、該レベルゲージ本体と該外
    筒間に介装され該レベルゲージ本体を基端側へと付勢可
    能な付勢手段と、該外筒に付設されたストッパ穴と、該
    レベルゲージ本体に付設され該ストッパ穴に係止可能な
    ストッパと、該外筒のストッパ穴より先端寄りの外側に
    固設され、前記オイルパン側の差込口に嵌合,保持せし
    められるホルダーと、を有してなり、 該レベルゲージ本体は、基端が常時該外筒の基端外に突
    出する長さを備えると共に、該外筒内をスライド移動可
    能であり、先端のゲージ部が、該外筒の先端のオイル拭
    きシールから突出した使用状態と、該オイル拭きシール
    より内部へと収納された非使用状態とに出没可能であ
    り、 該レベルゲージ本体は、該ストッパと該ストッパ穴とが
    該付勢手段の付勢力に抗し係止されることにより、該使
    用状態にロックされ、又、該ストッパと該ストッパ穴と
    の係止が解除されることにより、該付勢手段の付勢力に
    て該非使用状態とされること、を特徴とするオイルレベ
    ルゲージ。
JP34730095A 1995-12-14 1995-12-14 オイルレベルゲージ Pending JPH09166470A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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