JPH09165095A - 瓶または缶、容器、密封キャップ、冷無菌充填を行うための方法および充填密封装置 - Google Patents

瓶または缶、容器、密封キャップ、冷無菌充填を行うための方法および充填密封装置

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JPH09165095A
JPH09165095A JP8320548A JP32054896A JPH09165095A JP H09165095 A JPH09165095 A JP H09165095A JP 8320548 A JP8320548 A JP 8320548A JP 32054896 A JP32054896 A JP 32054896A JP H09165095 A JPH09165095 A JP H09165095A
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JP
Japan
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filling
sealing
seal member
container
mechanical seal
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JP8320548A
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Geiss Helmut
ヘルムート ガイス
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Max Ketsutonaa & Co KG GmbH
Max Kettner GmbH
Original Assignee
Max Ketsutonaa & Co KG GmbH
Max Kettner GmbH
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Publication date
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    • B65B55/02Sterilising, e.g. of complete packages
    • B65B55/04Sterilising wrappers or receptacles prior to, or during, packaging
    • B65B55/10Sterilising wrappers or receptacles prior to, or during, packaging by liquids or gases
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
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    • B67C3/02Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填密封装置において飲料を容器に冷無菌充
填することを可能にする。 【解決手段】 充填密封装置において飲料が冷無菌充填
される、消費者用の小容器としての瓶または缶であっ
て、該消費者によって操作される手動シール部材5と、
充填および機械的密封を行うための追加的な機械的シー
ル部材6,7と、を有する瓶または缶を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器、容器密封用
キャップ、ならびに飲料を冷無菌充填するための方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】消費者向けの瓶や缶等の小さな容器に飲
料を充填する際に、大きな問題となるのは、容器を密封
して出荷するまでの間、いかにして飲料が最小限の細菌
量しか含まないように搬送するかである。本明細書にお
いて「細菌」と言う語は、飲料に悪影響を与える、バク
テリア等の全ての微生物を指す。ビールやソフトドリン
ク等の飲料がアルコールおよび/またはCO2を含有す
る場合は、これらの添加物の殺菌効果により、上記問題
は軽減される。上記問題が特に深刻となるのは、フルー
ツジュース、牛乳、アイスティー、低アルコール成分の
ビール、およびワイン等の、非アルコール飲料ならびに
低CO2成分および/またはCO2成分を全く有さない飲
料を充填する際である。多くの場合においてこれら飲料
は、特に糖分等の栄養パーセンテージが高いために、細
菌による危機に曝されている。更に、消費者向けの小さ
い容器に入れられた飲料は、消費期限が長いものしか市
場に出しにくい。従ってこの場合、完全な無菌充填のみ
が有効である。
【0003】現在までのところ、無菌充填は概して、上
記タイプの容器に熱充填(hot-filling)を行うためにの
み、採用されている。この方法においては、飲料を殺菌
可能な温度において充填するため、充填プロセスにおけ
る無菌性(sterility)の問題はさほど重要ではない。こ
の方法の欠点は、熱による味への影響があることおよ
び、加熱および冷却に相当なコストがかかる点である。
また、味覚的な理由により一定の加熱時間を守る必要が
あるが、これは、例えばシステムが故障した際などには
非常に守られにくい。
【0004】冷無菌充填、すなわちあらかじめ滅菌され
た冷たい飲料を、無菌条件下において充填することが、
好ましい。この場合、例えば加熱による滅菌処理(steri
lization)を、専用の装置中において理想的に行うこと
ができるため、充填中の失敗は、飲料に悪影響を与えな
い。
【0005】冷無菌充填のためには、無菌状態の飲料を
無菌条件下で無菌状態の容器に充填し、無菌条件下でこ
れを密封することが必要である。現在のところ、これ
は、上記種類の容器に関する従来技術では不可能である
ことがわかっており、ボール紙容器(cardbox containe
r)に牛乳およびフルーツジュースを充填する場合にのみ
成功している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】充填装置に達する以前
に、あるいは充填の直前の処理ステーションにおいて上
記種類の容器を滅菌することが可能な方法が、知られて
いる。すなわち過熱蒸気または熱蒸気などで熱的に、あ
るいはH22等の食品および飲料加工に危険性のない(n
on-hazardous)殺菌性ガスを用いる方法である。無菌条
件下での充填は、従来技術によっても達成し得る。しか
し、その後に引き続く容器の密閉あるいは密封工程は常
に、容器を充填装置から下流の密封装置まで搬送(conve
y)することを、要求する。密封装置では、密封キャップ
が瓶にねじはめられるか、王冠すなわち瓶キャップが押
しはめられるか、缶の場合であれば蓋をフランジ(flang
e)あるいはクリンプ(crimp)することによって閉じられ
る。この搬送の最中では、無菌条件は全く維持されない
か、維持できるとしても機械全体を無菌カプセル化する
など許容し難いほどの費用がかかるかのどちらかであ
る。
【0007】容器を同じ一つの処理ステーションにおい
てまず充填し次に密封する充填密封装置が従来技術で公
知である。しかし、密封キャップを無菌状態で導入する
こと、および密封キャップのねじはめおよび瓶キャップ
(王冠)の押しはめの技術的な困難さ等の技術的課題
は、現実には解決されていない。
【0008】本発明の目的は、飲料の冷無菌充填を容認
可能程度の技術的複雑さおよびコストで実現する、容
器、密封キャップ、ならびに上記のタイプの方法および
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一局面によれ
ば、充填密封装置において飲料が冷無菌充填される、消
費者用の小容器としての瓶または缶であって、該消費者
によって操作される手動シール部材と、充填および機械
的密封を行うための追加的な機械的シール部材と、を有
する、瓶または缶が提供される。
【0010】前記機械的シール部材は、内在的な弾性力
によってあるいはバネによる付勢によって弾性的に閉
じ、前記装置のマンドレルまたは充填チューブによっ
て、内側に開くように操作され得る一つ以上のチェック
フラップを有していてもよい。
【0011】前記機械的シール部材は、しぼり、熔接、
熱可塑的変形または接着によって前記装置により密封さ
れ得る開口部を有していてもよい。
【0012】前記開口部は、前記機械的シール部材から
外側に向かって突出するチューブ部内に位置していても
よい。
【0013】前記機械的シール部材は、外側に向かって
突出するように前記開口部の縁部に隣接して取り付けら
れ、該開口部の該縁部に向かって折り曲げられた後に溶
接または接着により前記装置によって密封され得る蓋を
有していてもよい。
【0014】前記機械的シール部材は、容器内部を規定
する壁部と一体的に形成されていてもよい。
【0015】前記機械的シール部材は、容器内部を規定
する壁部の開口部中に、ぴったりと形成されることによ
り挿入され、あるいはねじはめられることにより挿入さ
れ、あるいは溶接または接着により取り付けられること
により挿入されてもよい。
【0016】前記機械的シール部材は前記容器の底部に
設けられていてもよい。
【0017】前記底部が前記機械的シール部材の領域に
おいて凹状に形成されていてもよい。
【0018】前記瓶において、前記機械的シール部材
は、前記瓶の開口部に設けられており、閉状態において
前記手動シール部材の密封キャップによって覆われても
よい。
【0019】前記瓶において、瓶の開口部を、密封キャ
ップのカバー壁によって覆う閉状態の手動シール部材を
有しており、前記機械的シール部材が該カバー壁中に形
成されていてもよい。
【0020】本発明の別の局面によれば、充填密封装置
において飲料が冷無菌充填される、消費者用の瓶の手動
シール部材のための密封キャップであって、該密封キャ
ップは該瓶の開口部上にわたって伸びるカバー壁を有し
ており、上記いずれかの構成を有する機械的シール部材
が該カバー壁に設けられている、密封キャップが提供さ
れる。
【0021】本発明の更なる局面によれば、上記いずれ
かの構成を有する容器に、充填密封装置を用いて冷無菌
充填を行うための方法であって、連続的な工程により、
出荷可能なように前記手動シール部材によって密封され
かつ前記機械的シール部材が設けられた該容器を内部的
に滅菌し、該機械的シール部材を介して該容器に充填を
行った後に、該装置の同じ処理位置において、該機械的
シール部材を密封する、冷無菌充填を行うための方法が
提供される。
【0022】前記機械的シール部材が設けられた該容器
を内部的に滅菌し、該機械的シール部材を介して該容器
に充填を行った後に、該容器は、前記手動シール部材を
取り付け密封するために再密封装置に搬送されてもよ
い。
【0023】熱蒸気または過熱蒸気あるいは熱ガスまた
は過熱ガスによって滅菌された前記容器が、前記機械的
シール部材が開いた状態で前記充填密封装置に搬送され
てもよい。
【0024】本発明の更なる局面によれば、上記方法を
行うための充填密封装置であって、該装置は、前記機械
的シール部材に対して充填結合状態にされることができ
る充填手段を有する少なくとも一つの処理位置を有し、
該機械的シール部材は、該機械的シール部材が自己密封
型の場合には該充填装置を引き抜くことによって密封さ
れ、あるいは、充填処理後に該機械的シール部材と結合
状態にされ、しぼり、熔接、熱可塑的変形または接着に
よって該機械的シール部材を閉じるための密封手段を有
している、充填密封装置が提供される。
【0025】前記処理位置は、前記機械的シール部材の
開口部および/またはその周囲を、充填前に滅菌するた
めの滅菌手段を有していてもよい。
【0026】本発明の端緒は、従来技術において単一の
処理ステーションにて冷無菌充填の直後に密封処理を行
うことが成功しなかった理由は、瓶に対してはスクリュ
ーキャップまたは王冠等、また缶に対しては開封シール
部(tear-open seal)を有する缶蓋等の、消費者によって
使用されることを意図した通常の手動シール部材(manua
l seal)を用いようとした点にあるという認識にある。
これらのシール部材を密封することは多大な運動量が必
要としまた複雑でもあるため、充填密封装置の充填処理
ステーションにおいて大きな技術的困難が生じる。従っ
て、本発明は、扱いが楽なため消費者にとって必要な通
常の手動シール部材に加えて、機械を用いて簡便な方法
で密封可能な機械的シール部材(機械内での一時目的の
みに用いられるシール部材であることが多い)を別に備
えている。これにより、現在まで解決され得なかった飲
料の冷無菌充填という課題が解決され得る。例として、
まず容器を例えば手動シール部材により密封し、予め滅
菌された状態(presterilized condition)で充填密封装
置に搬送して機械的シール部材によって密封する。次
に、無菌条件下のままで、機械的シール部材を続いて同
じ処理ステーションにおいて密封することができる。こ
れは、消費者の習慣に関わりなく、この目的のために特
化したシール部材を用いることにより簡単に行うことが
できる。
【0027】本発明の一実施態様によれば、前記機械的
シール部材は、例えばチェック弁等の自己閉鎖型に構成
されることによって、充填中に開きその後自動的に閉じ
る。
【0028】本発明の一実施態様によれば、前記機械的
シール部材は、単純な機械的手段によって密封され得る
開口部を有していてもよい。更に、チューブ部を設ける
ことによって、機械を用いたクリンピング等により特に
簡単に閉じることができる。
【0029】本発明の一実施態様によれば、前記機械的
シール部材は、密封時に非常に平らな形状を有してお
り、容器の外観および操作性を損なうことがない。機械
的シール部材を熱可塑的に溶接可能なプラスチック材で
構成することにより、機械を用いて、例えば加熱スタン
プまたはプランジャを用いた熱密封等により、密封処理
を非常に簡単に行い得る。
【0030】本発明の一実施態様によれば、前記機械的
シール部材は、容器内部を規定する壁部と一体的に形成
される。例えば、密封キャップのプラスチックまたは金
属シート材料と一体的に、あるいはプラスチック製瓶の
壁部、または缶の金属シート壁部と一体的に、形成され
得る。従って、容器の製造中に前記機械的シール部材を
容器に形成することが可能になる。プラスチックおよび
金属シート材料のいずれを用いるかに応じて、機械的シ
ール部材は、熱可塑的溶接、金属溶接、フランジングま
たはクリンピング等の手段によって適切に密封され得
る。機械的シール部材は、また、例えば熱密封プラスチ
ック材を用いること等により接着によって密封すること
も可能である。この場合、シール部材は、例えば瓶の他
の部分と同様にガラスを用いて形成することも可能であ
る。
【0031】本発明の一実施態様によれば、前記機械的
シール部材は、プラスチック材等からなる独立した部材
として形成し、容器の開口部に密封的に取り付けられ
る。従って、容器の材料(ガラス等であってもよい)に
関係なく、機械的シール部材を密封目的に適した材料で
構成し得る。
【0032】前記機械的シール部材は、容器の様々な位
置に設けることができる。本発明の一実施態様によれ
ば、前記容器の底部に設けることが好ましく、その場合
底部を凹状に形成することが特に好ましい。この位置に
設けた機械的シール部材は邪魔にならず、またその場合
の充填も例えば容器を逆さまに保持すること等によって
問題なく行い得る。
【0033】本発明の一実施態様によれば、前記機械的
シール部材は、前記瓶の開口部に例えば挿入されること
により設けられる。続いて、例えばスクリューキャップ
の形態を有する手動シール部材を、充填手段の下流に接
続された密封手段において取り付けることができる。既
に機械的シール部材によって無菌状態で密封されている
ため、容器を密封手段に搬送する際における無菌性の問
題はない。手動シール部材を開けた後に消費者は機械的
シール部材を除去することができる。この目的のため
に、機械的シール部材を例えば切り取りタブ(tear-off
tab)等の適切な形態に構成してもよい。
【0034】本発明の機械的シール部材を永久的に変形
することによって密封すると、再使用には不適であり、
リサイクル可能な容器の場合の次回の充填処理以前に交
換されなければならないが、一実施態様において、機械
的シール部材を手動シール部材の密封キャップ中に設け
ることにより、機械的シール部材は密封キャップととも
に容易に交換可能になるため、この作業は簡素化され
る。またこの場合、機械的シール部材は、充填手段が通
常瓶に係合する位置、すなわち瓶の開口部上部に位置し
ている。従って、充填手段は大部分において従来の構造
で構成され得る。密封キャップがスクリューキャップで
ある場合、今日ではプラスチックでこれを形成すること
が普通であるため、容易に機械的シール部材と一体的に
形成することが可能である。機械的シール部材を熱可塑
性材料で形成した場合、熱可塑的変形または接着により
非常に容易に密封し得る。
【0035】本発明の方法の一実施態様によれば、熱蒸
気または過熱蒸気あるいは熱ガスまたは過熱ガスによっ
て滅菌された前記容器が、前記機械的シール部材が開い
た状態で充填密封装置に搬送されるため、蒸気またはガ
スが開状態にある機械的シール部材を通って逃げること
が可能であり、従ってこれらの滅菌媒体による飲料の損
傷を効果的に避けることができる。
【0036】上記方法を実施するための本発明の充填密
封装置の一実施態様によれば、機械的シール部材の周縁
部およびその外側を再滅菌するための滅菌手段を設ける
ことにより、充填手段を確実に無菌状態で容器に係合す
ることができる。
【0037】以下、作用を説明する。
【0038】本発明の、充填密封装置において飲料が冷
無菌充填される、消費者用の容器は、消費者によって操
作され得る手動シール部材と、充填および機械的密封を
行うための追加的な機械的シール部材とを有している。
これにより、飲料を冷無菌充填することが可能となる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体的な実施例
を、図面を参照して説明する。
【0040】図1は、シートメタルからなる本発明の飲
料缶1の軸上断面図を示している。飲料缶1は、円柱状
の側壁2および凹型のアーチを有する底部3を有してい
る。側壁2の上縁部は蓋4によって、フランジまたはク
リンプにより密封される。蓋4には、消費者によって操
作され得る開封タブを有する、通常の手動シール部材5
が設けられている。
【0041】飲料缶1の上記基本構造は従来の飲料缶と
同様である。更に、手動シール部材5に加えて、下記に
説明する設計の機械的シール部材6が、蓋4に設けられ
ている。あるいは、機械的シール部材7が底部3に設け
られている。機械的シール部材6または7は、例えば側
壁2等の他の位置に設けられてもよいが、図示の設置位
置6または7が好ましい。なぜなら、特に可搬性および
積み易さの面において、缶1の使用の邪魔にならないた
めである。
【0042】図2は、プラスチック材料またはガラスか
らなる飲料瓶8を示す。円柱状の側壁9、ネックカラー
(neck collar)11を有するネック10、および凹型の
アーチを有する底部12を備えている。やはり、機械的
シール部材13が好ましくは底部12に設けられてい
る。また、側壁9とネック10との間の移行部にも取り
付け位置14が存在するが、ここに設けた場合には邪魔
になりやすい。また非対称となるため、突起(lug)15
または切り欠きを好ましくは底部12の端部に設けるこ
とにより、充填密封装置下において瓶8に対して通常行
われる回転方向付けを可能にし、結果、充填密封装置が
正確に非対称に設けられた機械的シール部材14を打
ち、充填および密封を行うことができる。
【0043】上記構造の瓶の、通常のねじはめ式手動シ
ール部材の密封キャップ16上に、更なる取り付け位置
17が存在するが、これについては別に後述する。
【0044】図1および図2の6、7、13、14また
は17における機械的シール部材は、以下説明するよう
に様々に設計し得る。
【0045】図3および図4は、熱可塑材からなる機械
的シール部材18を示す。機械的シール部材18は、上
記容器1または8の壁部19または密封キャップ16の
カバー壁の開口部に挿入され、円周溝20によって瓶を
密封可能なように保持される。機械的シール部材18
は、連続的な開口部21および、その片側に外側に向か
って取り付けられた蓋22を有する。
【0046】図3に示す開位置にあるとき、蓋22は図
中上方向に向かって突出している。充填密封装置の充填
チューブ23(空気戻り流チューブ24を有する)が開
口部21に完全に挿入されることにより、容器を充填す
ることができる。充填チューブ23は矢印の方向に引き
抜かれる。次に、加熱されたスタンプ25が蓋22を下
方にプレスし、図4に示すように蓋22を開口部21の
外側縁部に熱可塑的に溶接する。
【0047】図5は、機械的シール部材18のように容
器または密封キャップの壁部19に挿入され、円周溝で
密封する機械的シール部材26を示す。内在的な弾性(i
ntrinsic resilience)を有する弾性部材からなり、28
において例えば一体的に固定されたフラップ29が、容
器の開口部27の内側に設けられている。フラップ29
は、例えば図3に示す充填チューブ23を挿入すること
により、点線で示した位置まで開くことが可能であり、
また非充填状態(unloaded condition)において、特に容
器内に内圧が存在する場合、実線で示した閉位置におい
て開口部27を閉じる。これは、自己閉鎖型チェック弁
である。
【0048】図6に示す機械的シール部材30は更なる
自己閉鎖型チェック弁を有しており、この自己閉鎖型チ
ェック弁は、連続的な開口部31内に、内側かつ下側に
向かって突出しており互いを密封する2つ以上の密封フ
ラップ32を有している。これらフラップ32は、外側
縁部において開口部31の壁部に取り付けられている。
【0049】図3から図5の実施態様とは対照的に、図
6の実施態様においては、機械的シール部材30は、外
部ねじ山34によって、壁部19のねじ山接合部材33
内にねじはめられる。
【0050】図7および図8は、更なる変形例として、
機械的シール部材18および26のように壁部19中に
挿入され得る機械的シール部材35を示す。機械的シー
ル部材35内において、開口部36がチューブ部37を
通って延びている。チューブ部37は機械的シール部材
35から外側に向かって突出している。
【0051】充填密封装置に設けられた鋏みジョー(cla
mping jaw)38を、矢印方向に圧搾することによって、
チューブ部37を図8に示す形状にしぼることができ
る。チューブ部37が熱可塑性材からなっている場合に
は、鋏みジョー38を加熱することにより隙間のない溶
接が可能になる。
【0052】チューブ部37が金属からなっている場合
は、高圧下において図8に示す形状にしぼることが可能
である。また、冷溶接(cold welding)および/または適
切な電流を鋏みジョー38に印加することによる電気溶
接により、完全に隙間のない溶接を行い得る。
【0053】図3、図5、図6および図7に各々示す機
械的シール部材の異なる実施態様は全て、壁部19に対
して様々な方法で接合することができる。例えば、図
3、図5および図7に示すように挿入するか、図6に示
すようにねじはめするか、図9に示すように壁部19と
一体に設計するか、あるいは図示しない任意の方法で溶
接または接着することによって壁部19に接合すること
が可能である。
【0054】図9は、容器または密封キャップの壁部1
9と一体的に形成される接続チューブ40を有する、機
械的シール部材39の更なる実施態様を示す。壁部19
の材料に応じて、図7および図8で説明したタイプの密
封方法により、接続チューブ40を図8に示す形状にし
ぼることができる。
【0055】図10は、機械的シール部材41が瓶の開
口部に挿入される、更なる実施態様を示す。図10は瓶
のネック部42のみを示している。開口部43を有する
機械的シール部材41は、瓶の開口部を通ってネック4
2内に挿入され、フランジ43aによってその縁部に固
定される。機械的シール部材41は、図5の実施態様の
ように内在的な弾性を有する弾性フラップ44によっ
て、開口部43の下端において閉じられる。このフラッ
プ44は、図面左側において機械的シール部材41に一
体的に接合されている。
【0056】上部においてネック42は外部ねじ山を有
しており、この外部ねじ山に、内部ねじ山を有する従来
の手動シール部材の従来の密封キャップ45がねじはめ
される。
【0057】図11は、王冠を有する瓶のネック46を
示している。機械的シール部材47が開口部に挿入さ
れ、図10の機械的シール部材41と同様に、ネック4
6の開口部にはめられ、フランジ48によってその縁部
に位置される。その内部において機械的シール部材47
は、底壁部49上にチューブ部50を支持している。チ
ューブ部50は図7および図8で説明した方法で密封さ
れる。王冠51は、機械的シール部材47を覆うような
形で瓶に置かれ、圧着される。
【0058】図10および図11の実施態様において、
スクリューキャップ45を外した後または王冠51を外
した後に、機械的シール部材47を除去しなければなら
ない。この目的のために、機械的シール部材47に、手
で引っ張り出すことを可能にするような切り取りタブ等
の補助部材(不図示)を設けてもよい。また、例えば図
10の密封キャップ45の場合には、シール部材が瓶開
口部にねじはめられた際にフランジ43a下部と係合
し、シール部材をねじ外した際に自動的にフランジ43
aを瓶の開口部の外に引っ張り出すような、フックまた
は適切なエッジを有する把持部材(gripping device)
を、内側上部に設けることが可能である。同様に、図1
1の実施態様において、王冠51と適切に係合すること
によって、王冠51が開けられた際に機械的シール部材
47が除去されるようにすることも可能である。
【0059】機械的シール部材およびその充填および密
封中の取り扱い方について、更なる変形例が可能である
(不図示)。例えば、図7および図9の機械的シール部
材35および39は、開口部を通して接続チューブ37
および/または40の上端に適切な接着剤を滴下するこ
とにより、容易に開口部が密封され得る。この接着剤と
しては例えば、熱可塑性材を熱い状態で添加してもよ
く、この場合機械的シール部材の設計が簡素化され得
る。従ってこの種のシール部材においては、例えば図7
の機械的シール部材35中の上向きに突出しているチュ
ーブ部37は、省略することが可能である。図9の機械
的シール部材39の場合、機械的シール部材は、壁部1
9に設けられた単なる孔であってもよい。
【0060】機械的シール部材は、図5の機械的シール
部材26であれば閉じた状態で、また図7の機械的シー
ル部材35であれば開いた状態で、充填密封装置に送ら
れる。閉じた状態で充填密封装置に送られる図5の機械
的シール部材26は、弾性フラップ29によって密封さ
れているが、容易にこれを開くことができる。しかし、
フラップ29または図10の構成を有するフラップ44
はいずれも、堅く閉じた状態で設計しておき、適切に切
り出されたあるいは研削されたチップ形状を有する充填
チューブ等によって、充填時に切るあるいは突き刺すこ
とによってのみ、開き得るようにしてもよい。その場
合、引き続き隙間のないように密封するには、上述の、
適切な接着剤を使用するあるいは切開部を適切な加熱ス
タンプで再度融合する等の方法が、用いられ得る。この
変形例はまた、図3の実施例においても可能である。
【0061】図12に、充填密封装置の加工ヘッド52
が、図2に示す瓶8の頭部に位置した状態で充填位置に
ある、概略図を示す。密封キャップ16を用いた実施態
様において、そのカバー壁53に図9の機械的シール部
材39および接続チューブ40が設けられている。
【0062】充填処理を開始する前に、図示した加工ヘ
ッド52の外で、密封キャップ16は瓶8のネック10
に堅くねじはめされ、通常の密封リング54により縁部
において密封されている。
【0063】図中の構成において、瓶8は、フォーク5
5がネックカラー11の下に係合することによって密封
ヘッド52下に運ばれる。処理ヘッド52は、その筐体
56が瓶上に位置するように設置される。本実施態様に
おいて、この設置により、ネックカラー11上の縁部シ
ール57により、瓶は密封される。その結果、筐体56
の内部は瓶8の内部に気密に接続され、例えば炭酸等で
加圧した飲料が瓶8内に充填され得る。他の実施態様と
して、縁部シール57を上方から、接続チューブ40を
包囲するように、密封キャップ16のカバー壁53上に
設置してもよい。
【0064】瓶8の内部は、過熱蒸気または熱蒸気、あ
るいはH22等の適切なガスを用いて予め滅菌されてい
る。しかし、高度に無菌な充填条件を達成するため、開
口領域すなわちチューブ部40の上縁部を再滅菌し、好
ましくは筐体56内部全体を滅菌することが望まれる。
これは、蒸気チューブ58を接続チューブ40の開口部
分に向けた状態で熱蒸気または過熱蒸気を吹き込むこと
によって、達成することができる。次に、充填チューブ
59(本実施態様においては空気戻り流チューブ60を
中央に有している)が、接続チューブ40を通って瓶の
ネック内に導入される。飲料は、充填チューブ59を介
して瓶内に充填され、ガスは空気戻り流チューブ60を
通って逃げることができる。
【0065】続いて、充填チューブ59は空気戻り流チ
ューブ60とともに、上方向に引き出される。そして図
7で既に説明した鋏みジョー38が、本実施態様におい
ては下向きに突出しているアーム61によって、作動開
始する。鋏みジョー38は、矢印方向に互いに押し付け
られ、接続チューブ40を図8に示す形状に変形し、圧
搾そして場合によっては更に溶接することにより、隙間
なく密封する。
【0066】接続チューブ40をしぼり、図4のスタン
プ25を用いて熱効果を利用し、密封キャップ16のカ
バー壁53が堅く密封されるように、溶接してもよい。
【0067】容器8は、予め滅菌された状態で、また通
常の方法により図12の加工ヘッド52に送られ得る。
密封装置上に図12の加工ヘッド52を複数、よく見ら
れる回転木馬のような構成で設けてもよい。予滅菌は、
熱蒸気または過熱蒸気または、H22等を吹き込むこと
によって、達成することができる。蒸気あるいはガス
は、滅菌装置から加工ヘッド52までの移動の途中で、
まだ開いたままの機械的シール部材39を通って逃げる
ことができる。いったん充填密封処理が終われば、瓶は
出荷段階にある(更に必要に応じてラベリングを行って
もよい)。
【0068】図10および図11の線形を有する機械的
シール部材を用いた場合、充填装置では充填のみが行わ
れる。充填され、機械的シール部材41または47によ
って密封された瓶は、更に密封装置に搬送され、手動シ
ール部材であるスクリューキャップ45または王冠51
が固定される。
【0069】図4および図8の実施態様における機械的
シール部材は、完全に隙間なく密封され、後処置を必要
としない。しかし、図8の実施態様においては、チュー
ブ部37を更に変形して平らにするために、図4の加熱
スタンプ25を用いて後処置を行ってもよい。このこと
により、より美的である平らな最終形状が得られ、容器
の可搬性および積み易さが向上する。
【0070】図5および図6の実施態様の機械的シール
部材においては、充填直後の密封は一時的な性質のもの
であり、短期間容器の内容物を無菌に保つことができる
が、長期間の保存には適さない。チェック弁29または
32によって密封されているこれらのシール部は外部か
ら自由に到達可能なため、例えば子供が遊んでいる最中
に、尖った物体をチェック弁に押し付けること等によっ
て損傷を受けたり、シール部の隙間を通して細菌が長期
間の間には繁殖する可能性がある。従ってこれらの実施
態様においては、機械的シール部材を再密封することが
望ましい。
【0071】この目的のために、充填処理および機械的
シール部材が自己密封を行った後、容器を再密封装置に
搬送して、密封膜を外部的に機械的シール部材26また
は30の縁部上から接着または溶接することが可能であ
る。例えば熱蒸気または過熱蒸気等を吹き込むことによ
って、機械的シール部材の内部、すなわち開口部27ま
たは31内の空間は、フラップ39または32の外側に
おいて効果的に滅菌され得る。
【0072】
【発明の効果】本発明の、充填密封装置において飲料が
冷無菌充填される、消費者用の容器は、消費者によって
操作され得る手動シール部材と、充填および機械的密封
を行うための追加的な機械的シール部材とを有してい
る。これにより、飲料を冷無菌充填することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】飲料缶の概略断面図であり、機械的シール部材
の取り付け可能位置を2箇所示している。
【図2】プラスチック材料からなる飲料缶の概略断面図
であり、機械的シール部材の取り付け可能位置を3箇所
示している。
【図3】機械的シール部材の一実施態様であり、充填チ
ューブが挿入された状態を示す図。
【図4】密封用の器具を用いて密封された状態にある、
図3の機械的シール部材を示す図。
【図5】図3の機械的シール部材の更なる実施態様を示
す図。
【図6】図3の機械的シール部材の更なる実施態様を示
す図。
【図7】図3の機械的シール部材の更なる実施態様を示
す図。
【図8】図7の機械的シール部材が密封された状態を示
す図。
【図9】機械的シール部材の更なる実施態様を示す、図
3と同様な断面図である。
【図10】機械的シール部材が開口部に挿入されて手動
シール部材がねじはめられた、スクリューキャップ瓶の
頭部の断面を示す図。
【図11】機械的シール部材が開口部に挿入されて王冠
が密封された、王冠瓶の頭部の断面を示す図。
【図12】機械的シール部材および密封キャップがねじ
はめられ、充填密封装置と係合した状態にある、プラス
チック飲料瓶の頭部を示す図。
【符号の説明】
1 飲料缶 2 側壁 3 底部 4 蓋 5 手動シール部材 6、7、13、14、17 機械的シール部材(取り付
け位置) 8 飲料瓶 9 側壁 10 ネック 11 ネックカラー 12 底部 15 突起 16 密封キャップ 23 充填チューブ 29、44 フラップ 32 密封フラップ 38 鋏みジョー 46 ネック 51 王冠 52 加工ヘッド
フロントページの続き (71)出願人 596172956 Ottobrunner Strasse 1, 81737 Munchen, Ge rmany

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填密封装置において飲料が冷無菌充填
    される、消費者用の小容器としての瓶または缶であっ
    て、 該消費者によって操作される手動シール部材と、 充填および機械的密封を行うための追加的な機械的シー
    ル部材と、を有する、瓶または缶。
  2. 【請求項2】 前記機械的シール部材は、 内在的な弾性力によってあるいはバネによる付勢によっ
    て弾性的に閉じ、前記装置のマンドレルまたは充填チュ
    ーブによって、内側に開くように操作され得る一つ以上
    のチェックフラップを有している、請求項1に記載の容
    器。
  3. 【請求項3】 前記機械的シール部材は、しぼり、熔
    接、熱可塑的変形または接着によって前記装置により密
    封され得る開口部を有している、請求項1に記載の容
    器。
  4. 【請求項4】 前記開口部は、前記機械的シール部材か
    ら外側に向かって突出するチューブ部内に位置してい
    る、請求項3に記載の容器。
  5. 【請求項5】 前記機械的シール部材は、外側に向かっ
    て突出するように前記開口部の縁部に隣接して取り付け
    られ、該開口部の該縁部に向かって折り曲げられた後に
    溶接または接着により前記装置によって密封され得る蓋
    を有している、請求項3に記載の容器。
  6. 【請求項6】 前記機械的シール部材は、容器内部を規
    定する壁部と一体的に形成されている、請求項1に記載
    の容器。
  7. 【請求項7】 前記機械的シール部材は、容器内部を規
    定する壁部の開口部中に、ぴったりと形成されることに
    より挿入され、あるいはねじはめられることにより挿入
    され、あるいは溶接または接着により取り付けられるこ
    とにより挿入される、請求項1に記載の容器。
  8. 【請求項8】 前記機械的シール部材は前記容器の底部
    に設けられている、請求項1に記載の容器。
  9. 【請求項9】 前記底部が前記機械的シール部材の領域
    において凹状に形成されている、請求項8に記載の容
    器。
  10. 【請求項10】 前記機械的シール部材は、前記瓶の開
    口部に設けられており、閉状態において前記手動シール
    部材の密封キャップによって覆われる、請求項1に記載
    の瓶。
  11. 【請求項11】 前記瓶の開口部を、密封キャップのカ
    バー壁によって覆う閉状態の手動シール部材を有してお
    り、前記機械的シール部材が該カバー壁中に形成されて
    いる、請求項1に記載の瓶。
  12. 【請求項12】 充填密封装置において飲料が冷無菌充
    填される、消費者用の瓶の手動シール部材のための密封
    キャップであって、該密封キャップは該瓶の開口部上に
    わたって伸びるカバー壁を有しており、請求項1から7
    のいずれかに記載の機械的シール部材が該カバー壁に設
    けられている、密封キャップ。
  13. 【請求項13】 請求項1から9および11のいずれか
    に記載の容器に、充填密封装置を用いて冷無菌充填を行
    うための方法であって、連続的な工程により、出荷可能
    なように前記手動シール部材によって密封されかつ前記
    機械的シール部材が設けられた該容器を内部的に滅菌
    し、該機械的シール部材を介して該容器に充填を行った
    後に、該装置の同じ処理位置において、該機械的シール
    部材を密封する、冷無菌充填を行うための方法。
  14. 【請求項14】 容器に冷無菌充填を行うための請求項
    13に記載の方法であって、前記機械的シール部材が設
    けられた該容器を内部的に滅菌し、該機械的シール部材
    を介して該容器に充填を行った後に、該容器は、前記手
    動シール部材を取り付け密封するために再密封装置に搬
    送される、冷無菌充填を行うための方法。
  15. 【請求項15】 熱蒸気または過熱蒸気あるいは熱ガス
    または過熱ガスによって滅菌された前記容器が、前記機
    械的シール部材が開いた状態で前記充填密封装置に搬送
    される、請求項13または14に記載の冷無菌充填を行
    うための方法。
  16. 【請求項16】 請求項13から15のいずれかに記載
    の方法を行うための、充填密封装置であって、該装置
    は、前記機械的シール部材に対して充填結合状態にされ
    ることができる充填手段を有する少なくとも一つの処理
    位置を有し、該機械的シール部材は、該機械的シール部
    材が自己密封型の場合には該充填装置を引き抜くことに
    よって密封され、あるいは、充填処理後に該機械的シー
    ル部材と結合状態にされ、しぼり、熔接、熱可塑的変形
    または接着によって該機械的シール部材を閉じるための
    密封手段を有している、充填密封装置。
  17. 【請求項17】 前記処理位置は、前記機械的シール部
    材の開口部および/またはその周囲を、充填前に滅菌す
    るための滅菌手段を有している、請求項16に記載の充
    填密封装置。
JP8320548A 1995-11-30 1996-11-29 瓶または缶、容器、密封キャップ、冷無菌充填を行うための方法および充填密封装置 Withdrawn JPH09165095A (ja)

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