JPH09164476A - マグネシウムまたはマグネシウム合金の分配装置 - Google Patents
マグネシウムまたはマグネシウム合金の分配装置Info
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- JPH09164476A JPH09164476A JP8296540A JP29654096A JPH09164476A JP H09164476 A JPH09164476 A JP H09164476A JP 8296540 A JP8296540 A JP 8296540A JP 29654096 A JP29654096 A JP 29654096A JP H09164476 A JPH09164476 A JP H09164476A
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- Japan
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- tube
- magnesium
- casting
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- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D35/00—Equipment for conveying molten metal into beds or moulds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
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- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/30—Accessories for supplying molten metal, e.g. in rations
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- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D21/00—Casting non-ferrous metals or metallic compounds so far as their metallurgical properties are of importance for the casting procedure; Selection of compositions therefor
- B22D21/002—Castings of light metals
- B22D21/007—Castings of light metals with low melting point, e.g. Al 659 degrees C, Mg 650 degrees C
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶融マグネシウムおよびマグネシウム合金の
ための安全且つ制御し易い分配システムを得ること。信
頼性よく稼働することができ、且つ正確な鋳造温度で高
品質の金属を運搬することのできるシステムを提供する
こと。 【解決手段】 中央溶融炉2から、一つ以上の鋳造機3
を備えた鋳造場所に、マグネシウムまたはマグネシウム
合金を分配するための装置であって、チューブ状炉1が
中央溶融炉2から鋳造場所に向かって伸びており、チュ
ーブ状炉1には、出口6が設けられ、出口6には輸送チ
ューブ7が取り付けられ、且つ鋳造機3のそれぞれに一
つ以上の滞留炉4が設置され、輸送チューブ7によって
滞留炉4に金属が供給されることを特徴とする装置。
ための安全且つ制御し易い分配システムを得ること。信
頼性よく稼働することができ、且つ正確な鋳造温度で高
品質の金属を運搬することのできるシステムを提供する
こと。 【解決手段】 中央溶融炉2から、一つ以上の鋳造機3
を備えた鋳造場所に、マグネシウムまたはマグネシウム
合金を分配するための装置であって、チューブ状炉1が
中央溶融炉2から鋳造場所に向かって伸びており、チュ
ーブ状炉1には、出口6が設けられ、出口6には輸送チ
ューブ7が取り付けられ、且つ鋳造機3のそれぞれに一
つ以上の滞留炉4が設置され、輸送チューブ7によって
滞留炉4に金属が供給されることを特徴とする装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中央溶融炉から複
数の鋳造機に溶融マグネシウムまたはマグネシウム合金
を分配するためのシステムに関するものである。このシ
ステムは典型的には高圧ダイカスト機である。
数の鋳造機に溶融マグネシウムまたはマグネシウム合金
を分配するためのシステムに関するものである。このシ
ステムは典型的には高圧ダイカスト機である。
【0002】
【従来の技術】鋳造工程におけるマグネシウム合金の溶
融の際には、一般的に鋳造機ごとに個別の溶融炉が使用
されている。このことは複数の溶融炉への費用がかかる
ために不利となっている。また鋳造機ごとにインゴット
ペレットを運搬するためのスペースやシステムを必要と
する。この運搬はほとんどがトラックにより行われてい
る。さらに、各鋳造ステーションで一つだけの炉を用い
ることは、鋳造機に運ばれる液体金属にかなりの温度の
変化が生じることにより品質の変動をもたらす。各鋳造
機で二つの炉を用いることにより、この不利はある程度
補われる。この場合、一つの炉は溶融炉であり、他方は
温度を安定させる滞留炉である。続いて液体金属は、サ
イフォンチューブの使用により溶融炉から滞留炉に運ば
れる。しかしながら炉を二つ使用することはコスト高で
あり、いまだ各鋳造機にインゴットペレットを輸送する
必要がある。
融の際には、一般的に鋳造機ごとに個別の溶融炉が使用
されている。このことは複数の溶融炉への費用がかかる
ために不利となっている。また鋳造機ごとにインゴット
ペレットを運搬するためのスペースやシステムを必要と
する。この運搬はほとんどがトラックにより行われてい
る。さらに、各鋳造ステーションで一つだけの炉を用い
ることは、鋳造機に運ばれる液体金属にかなりの温度の
変化が生じることにより品質の変動をもたらす。各鋳造
機で二つの炉を用いることにより、この不利はある程度
補われる。この場合、一つの炉は溶融炉であり、他方は
温度を安定させる滞留炉である。続いて液体金属は、サ
イフォンチューブの使用により溶融炉から滞留炉に運ば
れる。しかしながら炉を二つ使用することはコスト高で
あり、いまだ各鋳造機にインゴットペレットを輸送する
必要がある。
【0003】この問題点の一つの解決法は、米国特許第
4,635,706号明細書により知られる。この特許
は、溶融金属の取り扱い方法を記載している。この技術
は、高い溶融温度の金属を溶融状態でるつぼから鋳造機
に輸送するのにとくに有用である。この技術に必要な装
置は、鋳造ステーションに溶融金属を運ぶためのポンプ
および加熱導管である。必要に応じて、2種類以上の溶
融金属源を互いに接続して金属の連続供給をダイカスト
機に行うこともできる。しかしながら、このシステム
は、電磁ポンプの使用が基本であり、システムを複雑に
し、且つ故障等の問題がある。前記特許は複数の鋳造機
への分配をどのようにして行うべきかという問題を何ら
解決していない。計量装置に輸送チューブを直接取り付
けることは、計量システムの選択の幅を減じている。ま
た輸送チューブは、炉の中の溶融物の高さよりも上方に
おかれる。このことは、マグネシウムが流れ出たときの
安全性に問題がある。
4,635,706号明細書により知られる。この特許
は、溶融金属の取り扱い方法を記載している。この技術
は、高い溶融温度の金属を溶融状態でるつぼから鋳造機
に輸送するのにとくに有用である。この技術に必要な装
置は、鋳造ステーションに溶融金属を運ぶためのポンプ
および加熱導管である。必要に応じて、2種類以上の溶
融金属源を互いに接続して金属の連続供給をダイカスト
機に行うこともできる。しかしながら、このシステム
は、電磁ポンプの使用が基本であり、システムを複雑に
し、且つ故障等の問題がある。前記特許は複数の鋳造機
への分配をどのようにして行うべきかという問題を何ら
解決していない。計量装置に輸送チューブを直接取り付
けることは、計量システムの選択の幅を減じている。ま
た輸送チューブは、炉の中の溶融物の高さよりも上方に
おかれる。このことは、マグネシウムが流れ出たときの
安全性に問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、溶融
マグネシウムおよびマグネシウム合金のための安全且つ
制御し易い分配システムを得ることである。他の目的は
信頼性よく稼働することができ、且つ正確な鋳造温度で
高品質の金属を運搬することのできるシステムを提供す
ることである。
マグネシウムおよびマグネシウム合金のための安全且つ
制御し易い分配システムを得ることである。他の目的は
信頼性よく稼働することができ、且つ正確な鋳造温度で
高品質の金属を運搬することのできるシステムを提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的および他の目的
は、下記のプロセスおよび装置により達成され、本発明
は特許請求の範囲により特徴付けられまた定義される。
は、下記のプロセスおよび装置により達成され、本発明
は特許請求の範囲により特徴付けられまた定義される。
【0006】本発明は、中央溶融炉から複数の鋳造機の
ある鋳造現場に溶融マグネシウムまたはマグネシウム合
金を分配するための装置に関するものである。チューブ
状炉が中央溶融炉から配置され、鋳造場所に導かれてい
る。中央溶融炉により鋳造機に金属を均一な温度でもっ
て提供することが保証される。チューブ状炉には、上部
に出口が設けられ、輸送チューブが取り付けられてい
る。輸送チューブは、各鋳造機ごとに配置された一つ以
上の滞留炉に金属を供給するためのものである。このチ
ューブ状炉は、滞留炉中の金属の高さよりも僅かに下部
に設置されるのがよい。溶融マグネシウムまたはマグネ
シウム合金は、中央溶融炉からチューブ状炉に運ばれ、
さらに重力の作用により輸送チューブを通じて一つ以上
の滞留炉に移動する。
ある鋳造現場に溶融マグネシウムまたはマグネシウム合
金を分配するための装置に関するものである。チューブ
状炉が中央溶融炉から配置され、鋳造場所に導かれてい
る。中央溶融炉により鋳造機に金属を均一な温度でもっ
て提供することが保証される。チューブ状炉には、上部
に出口が設けられ、輸送チューブが取り付けられてい
る。輸送チューブは、各鋳造機ごとに配置された一つ以
上の滞留炉に金属を供給するためのものである。このチ
ューブ状炉は、滞留炉中の金属の高さよりも僅かに下部
に設置されるのがよい。溶融マグネシウムまたはマグネ
シウム合金は、中央溶融炉からチューブ状炉に運ばれ、
さらに重力の作用により輸送チューブを通じて一つ以上
の滞留炉に移動する。
【0007】チューブ状炉および輸送チューブには、加
熱手段およびその外側の断熱領域が設けられている。輸
送チューブには、非常時の稼働停止のための空気導入口
が設置されている。スチールカバーがチューブ状炉を囲
んでいる。また二つ以上のチューブ状炉をスチールカバ
ー中に設置することも可能である。
熱手段およびその外側の断熱領域が設けられている。輸
送チューブには、非常時の稼働停止のための空気導入口
が設置されている。スチールカバーがチューブ状炉を囲
んでいる。また二つ以上のチューブ状炉をスチールカバ
ー中に設置することも可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施態様を図面を参照
しながらさらに説明する。図1は、分配システムの概略
平面図である。図2は、チューブ状炉および輸送チュー
ブの断面図である。
しながらさらに説明する。図1は、分配システムの概略
平面図である。図2は、チューブ状炉および輸送チュー
ブの断面図である。
【0009】本発明は、溶融マグネシウムがスチール材
料を攻撃しないので、電熱巻線によりスチール材料を加
熱することができるという有利さがある。
料を攻撃しないので、電熱巻線によりスチール材料を加
熱することができるという有利さがある。
【0010】図1に示されるように、この分配システム
は、中央溶融炉2から複数の鋳造機3を備えた鋳造場所
に向かってチューブ状炉1が伸びており、液体金属が鋳
造機3に供給される。このチューブ状炉の長さおよび形
状は、鋳造機の数や鋳造場所の形態により適宜選択され
る。各鋳造機には、溶融マグネシウムを供給するための
計量装置(図示せず)を有する滞留炉4が設けられてい
る。中央溶融炉2は、壁部5により鋳造機と分離された
場所におくことができる。図1において、二つの中央溶
融炉が示され、これらはチューブ状炉に連結されてい
る。
は、中央溶融炉2から複数の鋳造機3を備えた鋳造場所
に向かってチューブ状炉1が伸びており、液体金属が鋳
造機3に供給される。このチューブ状炉の長さおよび形
状は、鋳造機の数や鋳造場所の形態により適宜選択され
る。各鋳造機には、溶融マグネシウムを供給するための
計量装置(図示せず)を有する滞留炉4が設けられてい
る。中央溶融炉2は、壁部5により鋳造機と分離された
場所におくことができる。図1において、二つの中央溶
融炉が示され、これらはチューブ状炉に連結されてい
る。
【0011】チューブ状炉は、滞留炉の金属の高さより
もやや下部に配置され、一定間隔でその上部に出口6が
設けられている。各出口6で、輸送チューブ7が取り付
けられ、これにより重力の作用によりチューブ状炉から
滞留炉に金属を移動することができる。同様に金属は、
中央溶融炉からチューブ状炉に重力の作用により輸送チ
ューブを通じて移動する。
もやや下部に配置され、一定間隔でその上部に出口6が
設けられている。各出口6で、輸送チューブ7が取り付
けられ、これにより重力の作用によりチューブ状炉から
滞留炉に金属を移動することができる。同様に金属は、
中央溶融炉からチューブ状炉に重力の作用により輸送チ
ューブを通じて移動する。
【0012】上記のような配置により、溶融合金の中央
溶融炉から各鋳造機への分配は、重力の作用が多数の滞
留炉でもすべて同じ金属の高さを提供するので、完全に
自動的に行われる。さらに、機械的疲労により損傷し易
いバルブの使用も避けられる。金属はシステムにおいて
同じ割合で消費されるように溶融される必要がある。こ
のことは溶融炉中の溶融金属の高さを検知する装置を設
け、炉への金属供給を制御することにより対応可能であ
る。
溶融炉から各鋳造機への分配は、重力の作用が多数の滞
留炉でもすべて同じ金属の高さを提供するので、完全に
自動的に行われる。さらに、機械的疲労により損傷し易
いバルブの使用も避けられる。金属はシステムにおいて
同じ割合で消費されるように溶融される必要がある。こ
のことは溶融炉中の溶融金属の高さを検知する装置を設
け、炉への金属供給を制御することにより対応可能であ
る。
【0013】チューブ状炉1および輸送チューブ7を図
2にさらに詳細に示す。安全性の理由のために、チュー
ブ状炉は断熱スチールカバー8の内部におかれ、これに
よりチューブ状炉から溶融金属があふれ出ても、チュー
ブ状炉および輸送チューブ内の金属の全量が保持され
る。また、各輸送チューブは、その上部に空気入口9が
設けられ、緊急時には、輸送チューブ内を空にし、輸送
チューブおよび溶融/滞留炉間の金属の移動を阻止し、
稼働を停止することができる。
2にさらに詳細に示す。安全性の理由のために、チュー
ブ状炉は断熱スチールカバー8の内部におかれ、これに
よりチューブ状炉から溶融金属があふれ出ても、チュー
ブ状炉および輸送チューブ内の金属の全量が保持され
る。また、各輸送チューブは、その上部に空気入口9が
設けられ、緊急時には、輸送チューブ内を空にし、輸送
チューブおよび溶融/滞留炉間の金属の移動を阻止し、
稼働を停止することができる。
【0014】チューブ状炉1および輸送チューブ7は、
内側のスチールチューブ10を有し、これは加熱手段1
1がその外部を囲んでいる。中央に熱電対(図示せず)
が温度制御のために設置されている。このシステムに
は、薄いステンレススチールフォイルが設けられ、加熱
手段を所望の位置に設置し、均一な加熱に寄与してい
る。内部のパイプが12により断熱され、外側のマント
ル13を有する。
内側のスチールチューブ10を有し、これは加熱手段1
1がその外部を囲んでいる。中央に熱電対(図示せず)
が温度制御のために設置されている。このシステムに
は、薄いステンレススチールフォイルが設けられ、加熱
手段を所望の位置に設置し、均一な加熱に寄与してい
る。内部のパイプが12により断熱され、外側のマント
ル13を有する。
【0015】この構造において、上記の溶融および滞留
炉とは別の重要な見地の一つは、溶融合金の表面が雰囲
気と接触しないことである。仮に表面が雰囲気と接触す
るような構造であるならば、金属の酸化に対する保護手
段が必要であり、また酸化物の形成による溶融物の汚染
等が生じ好ましくない。
炉とは別の重要な見地の一つは、溶融合金の表面が雰囲
気と接触しないことである。仮に表面が雰囲気と接触す
るような構造であるならば、金属の酸化に対する保護手
段が必要であり、また酸化物の形成による溶融物の汚染
等が生じ好ましくない。
【0016】例として、システムは6つの鋳造機を備
え、ここにそれぞれ500kg/時の割合で溶融金属を供
給することができる。溶融金属の全体流量は、3000
kg/時になろう。この量を50mを超えて供給するため
に、150mmの内部直径を有するチューブ状炉が必要で
あるが、各輸送チューブは、3mの距離を超えて500k
g/時の量を輸送するために38mmの内側直径を必要と
する。これらの寸法は、溶融炉および滞留炉間の金属の
高さの相違を避けるために十分なものである。
え、ここにそれぞれ500kg/時の割合で溶融金属を供
給することができる。溶融金属の全体流量は、3000
kg/時になろう。この量を50mを超えて供給するため
に、150mmの内部直径を有するチューブ状炉が必要で
あるが、各輸送チューブは、3mの距離を超えて500k
g/時の量を輸送するために38mmの内側直径を必要と
する。これらの寸法は、溶融炉および滞留炉間の金属の
高さの相違を避けるために十分なものである。
【0017】原料の金属を溶融および滞留炉で溶融した
後、チューブ状炉を加熱し、そこに液体金属を各炉で同
じ高さとなるように満たすことにより、この分配システ
ムが稼働する。もしチューブ状炉が固体金属を含んでい
た場合でも、最終的にこれは溶融する。あらかじめ固体
金属で満たした輸送チューブを設置し加熱することもで
きる。輸送チューブ中の金属が溶融してすぐに、滞留炉
への金属の移動が開始される。もし何らかの理由によ
り、ネットワーク中の鋳造機の一つ以上をシステムから
除去する必要がある場合は、ネットワークに鋳造機を連
結している輸送チューブ中の金属を固化および/または
システムから除去することができる。長期間、システム
を稼働させない場合、例えば週末には、分配システム全
体の金属を固化することができる。
後、チューブ状炉を加熱し、そこに液体金属を各炉で同
じ高さとなるように満たすことにより、この分配システ
ムが稼働する。もしチューブ状炉が固体金属を含んでい
た場合でも、最終的にこれは溶融する。あらかじめ固体
金属で満たした輸送チューブを設置し加熱することもで
きる。輸送チューブ中の金属が溶融してすぐに、滞留炉
への金属の移動が開始される。もし何らかの理由によ
り、ネットワーク中の鋳造機の一つ以上をシステムから
除去する必要がある場合は、ネットワークに鋳造機を連
結している輸送チューブ中の金属を固化および/または
システムから除去することができる。長期間、システム
を稼働させない場合、例えば週末には、分配システム全
体の金属を固化することができる。
【0018】バックアップシステムとして、二つ以上の
炉をカバーボックスに並列して配置することができる。
これによればネットワークに異なる合金を鋳造すること
ができる。同じ理由のために、幾つかの溶融炉をシステ
ムに用いることができ、チューブ状炉のいずれかに連結
することもできる。このシステムはまた屑金属の再生の
ための精錬炉を含み、これはネットワークに直接連結す
ることができる。
炉をカバーボックスに並列して配置することができる。
これによればネットワークに異なる合金を鋳造すること
ができる。同じ理由のために、幾つかの溶融炉をシステ
ムに用いることができ、チューブ状炉のいずれかに連結
することもできる。このシステムはまた屑金属の再生の
ための精錬炉を含み、これはネットワークに直接連結す
ることができる。
【0019】本発明におけるシステムは、他の金属、例
えば亜鉛の鋳造にも好適である。
えば亜鉛の鋳造にも好適である。
【図1】分配システムの概略図である。
【図2】チューブ状炉および輸送チューブの断面図であ
る。
る。
1 チューブ状炉 2 中央溶融炉 3 鋳造機 4 滞留炉 6 出口 7 輸送チューブ 8 スチールカバー 9 空気入口 10 スチールチューブ 11 加熱手段 12 断熱材 13 マントル
フロントページの続き (71)出願人 591237869 0240 OSLO,NORWAY
Claims (9)
- 【請求項1】 中央溶融炉(2)から、一つ以上の鋳造
機(3)を備えた鋳造場所に、マグネシウムまたはマグ
ネシウム合金を分配するための装置であって、チューブ
状炉(1)が前記中央溶融炉(2)から前記鋳造場所に
向かって伸びており、前記チューブ状炉(1)には、出
口(6)が設けられ、前記出口(6)には輸送チューブ
(7)が取り付けられ、且つ前記鋳造機(3)のそれぞ
れに一つ以上の滞留炉(4)が設置され、前記輸送チュ
ーブ(7)によって前記滞留炉(4)に金属が供給され
ることを特徴とするマグネシウムまたはマグネシウム合
金の分配装置。 - 【請求項2】 出口(6)がチューブ状炉(1)の上部
に配置される請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 チューブ状炉(1)が滞留炉(4)の金
属高よりも下部におかれる請求項1に記載の装置。 - 【請求項4】 チューブ状炉(1)および輸送チューブ
(7)に、外側に断熱材(12)を備えた加熱手段(1
1)が設けられている請求項1に記載の装置。 - 【請求項5】 輸送チューブ(7)が空気入口(9)を
有する請求項1に記載の装置。 - 【請求項6】 チューブ状炉(1)が、スチールカバー
(8)の内部におかれる請求項1に記載の装置。 - 【請求項7】 二つ以上のチューブ状炉が、スチールカ
バー(8)の内部におかれる溶融マグネシウムまたはマ
グネシウム合金の分配装置。 - 【請求項8】 中央溶融炉から、一つ以上の鋳造機を備
えた鋳造場所に、溶融したマグネシウムまたはマグネシ
ウム合金を分配するための方法であって、溶融したマグ
ネシウムまたはマグネシウム合金が、中央溶融炉(2)
からチューブ状炉(1)に運搬され、さらに重力の作用
により輸送チューブ(7)を通じて一つ以上の滞留炉
(4)に運ばれることを特徴とする溶融したマグネシウ
ムまたはマグネシウム合金の分配方法。 - 【請求項9】 輸送チューブ(7)が空気入口からの空
気の導入により空になり得る請求項8に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NO954727 | 1995-11-22 | ||
NO954727A NO302406B1 (no) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | Fremgangsmåte og anordning for distribusjon av magnesium eller magnesiumlegeringer fra en sentral smelteenhet inn i et stöperi med en eller flere stöpemaskiner |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09164476A true JPH09164476A (ja) | 1997-06-24 |
JP2999967B2 JP2999967B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=19898783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8296540A Expired - Lifetime JP2999967B2 (ja) | 1995-11-22 | 1996-11-08 | マグネシウムまたはマグネシウム合金の分配装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5762680A (ja) |
EP (1) | EP0775541A1 (ja) |
JP (1) | JP2999967B2 (ja) |
KR (1) | KR970025788A (ja) |
AU (1) | AU696587B2 (ja) |
CA (1) | CA2186317A1 (ja) |
IL (1) | IL119641A (ja) |
NO (1) | NO302406B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19832192B4 (de) * | 1998-07-17 | 2010-11-04 | Audi Ag | Gussanlage sowie Verfahren zur Zuführung von Metallschmelze zu einer Füllkammer einer Gussanlage |
US6902696B2 (en) * | 2002-04-25 | 2005-06-07 | Alcoa Inc. | Overflow transfer furnace and control system for reduced oxide production in a casting furnace |
CN108465790B (zh) * | 2018-04-03 | 2020-05-22 | 东北大学 | 用于制备镁合金大规格长扁锭的连续供液装置及使用方法 |
KR102177524B1 (ko) * | 2018-09-28 | 2020-11-11 | 주식회사 포스코 | 마그네슘 용탕 이송용 히터 구조물 및 그 제조방법 |
CN113111540B (zh) * | 2021-05-06 | 2022-07-12 | 浙江大学 | 面向铝压铸的熔化、配送和保温参数集成的节能优化方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6146367A (ja) * | 1984-08-09 | 1986-03-06 | Fuso Light Alloys Co Ltd | 溶融金属の配湯装置 |
US4635706A (en) * | 1985-06-06 | 1987-01-13 | The Dow Chemical Company | Molten metal handling system |
JPH06146367A (ja) * | 1992-11-16 | 1994-05-27 | M I C:Kk | 凍結防止型洗浄弁 |
-
1995
- 1995-11-22 NO NO954727A patent/NO302406B1/no not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-09-10 EP EP96114424A patent/EP0775541A1/en not_active Withdrawn
- 1996-09-13 AU AU65592/96A patent/AU696587B2/en not_active Ceased
- 1996-09-24 CA CA002186317A patent/CA2186317A1/en not_active Abandoned
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