JPH09162932A - 光信号伝送装置 - Google Patents

光信号伝送装置

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Publication number
JPH09162932A
JPH09162932A JP7318680A JP31868095A JPH09162932A JP H09162932 A JPH09162932 A JP H09162932A JP 7318680 A JP7318680 A JP 7318680A JP 31868095 A JP31868095 A JP 31868095A JP H09162932 A JPH09162932 A JP H09162932A
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JP
Japan
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signal
pseudo
optical
circuit
level
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Application number
JP7318680A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Maeda
哲郎 前田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定期間以上同一の値の連続する2値信号で
あっても適切に伝送することのできる光信号伝送装置を
提供する。 【解決手段】 レベル信号検出回路24は、送信信号2
1が一定期間以上同一の値の連続するレベル信号の状態
であるか否かを検出する。レベル信号の状態であること
を検出したとき変調回路25は、その一定期間を周期と
したパルス信号である疑似信号を送信信号に代えてスク
ランブル回路26に送出する。受信装置12の変調検出
回路34は、ディスクランブル回路33でディスクラン
ブルされた後の信号が疑似信号のパターンであるか否か
を検出し、疑似信号のパターンのときレベル信号に復調
する。これにより同一の値が一定以上連続する信号であ
ってもスクランブルをかけることができる。また受信側
では受信感度の良好なAC結合の増幅器を用いることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号を送受信す
る光信号伝送装置に係わり、特に2値情報を光信号によ
って伝送する光信号伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光信号伝送装置における送信側の装置で
は、送信すべき2値情報を表わした“0”または“1”
の2つの信号レベルを取る電気信号に応じて光信号の強
度を変調している。受信側の装置では、到来した光信号
をフォトダイオードなどの光受信素子で受光して電流信
号に変換する。光受信素子の出力する電流信号は、プリ
・アンプを通して差動信号に変換される。プリ・アンプ
の出力する差動信号の信号レベルは微小であるので、メ
イン・アンプによってTTLなどのロジック回路の信号
レベルまで増幅される。
【0003】プリ・アンプとメイン・アンプの間をDC
結合すると、プリ・アンプの差動出力間のDCオフセッ
トのため微小な差動信号を適切に増幅するだけの受信感
度をメイン・アンプ側で得ることができず、受信特性が
劣化してしまう。そこで、受信感度の低下を防ぐために
プリ・アンプの出力とメイン・アンプの間をAC結合す
る場合が多い。
【0004】また、光信号として伝送される信号の
“1”と“0”の割合を平均化するために、送信側の装
置では2値情報を表わした電気信号にスクランブルをか
けてから光信号の強度変調を行う光信号伝送装置があ
る。受信側の装置では、受信した信号をディスクランブ
ルし、送信側の装置でスクランブルされた信号を元の状
態に復調する。通常は、送受信装置間で予め取り決めた
生成多項式に従ってスクランブルおよびディスクランブ
ルが行われる。
【0005】特開平4−162852号公報には、伝送
すべき信号にスクランブルをかけから光信号の送受信を
行う光信号伝送装置が開示されている。この装置では、
2つの波長の光信号を波長多重することで、スクランブ
ルされた後の光信号と、スクランブルに使用したパター
ンを表わした光信号の双方を送信装置側から受信装置側
に伝送している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】光受信素子の出力する
電流信号をAC結合によって増幅回路に入力する場合に
は、信号のDC成分が除去されるので、DCオフセット
による受信特性の劣化を回避することができる。しかし
ながらAC結合では、“1”または“0”が一定時間以
上連続する場合には、DC成分が除去されるので増幅回
路において信号の発振が発生することがある。このた
め、伝送される信号が“1”または“0”のある程度以
上連続する、いわゆるレベル信号の場合には、正常な受
信動作を行うことができないという問題がある。また、
一定以上“0”の連続する信号は、生成多項式に従って
スクランブルをかけることができないという問題があ
る。
【0007】そこで本発明の目的は、一定期間以上同一
の値の連続する2値信号であっても適切に伝送すること
のできる光信号伝送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、2つの値をとりうる送信信号が所定時間よりも長い
間一方の値の連続するレベル信号の状態であるかどうか
を検出するレベル信号検出手段と、このレベル信号検出
手段によって送信信号がレベル信号の状態であることが
検出されているとき予め定められたパターンに従ってそ
の値が2つの値の双方に変化する疑似信号を出力する疑
似信号出力手段と、送信信号がレベル信号の状態である
ことが検出されているときこの疑似信号生成手段の出力
する疑似信号を選択し、送信信号がレベル信号の状態で
ないことが検出されているとき送信信号を選択する選択
手段と、この選択手段によって選択された信号に応じた
光信号を送信する光送信手段とを有する光送信装置と、
この光送信装置によって送信された光信号を受信する光
信号受信手段と、この光信号受信手段の出力信号が疑似
信号のパターンで変化するか否かを検出する疑似信号検
出手段と、この疑似信号検出手段によって疑似信号のパ
ターンで変化することが検出されているとき光信号受信
手段の出力信号を一方の値の連続するレベル信号に変換
するレベル信号復調手段とを有する光受信装置とを光信
号伝送装置に具備させている。
【0009】すなわち請求項1記載の発明では、送信信
号が所定時間以上連続して一方の値をとるレベル信号の
状態であるか否かを検出し、レベル信号の状態のときは
送信信号に代えて所定のパターンでその値が2つの値の
双方に変化する疑似信号を送信する。受信側は、送信側
から送られてきた信号が疑似信号のパターンで変化する
か否かを検出し、疑似信号であることが検出されている
間これを一方の値の連続するレベル信号に復調する。
【0010】請求項2記載の発明では、2つの値を取り
うる送信信号が所定時間よりも長い間一方の値の連続す
るレベル信号の状態であるかどうかを検出するレベル信
号検出手段と、このレベル信号検出手段によって送信信
号がレベル信号の状態であることが検出されているとき
予め定められたパターンに従ってその値が2つの値の双
方に変化する疑似信号を出力する疑似信号出力手段と、
送信信号がレベル信号の状態であることが検出されてい
るときこの疑似信号生成手段の出力する疑似信号を選択
し、送信信号がレベル信号の状態でないことが検出され
ているとき送信信号を選択する選択手段と、この選択手
段によって選択された信号にスクランブルをかけるスク
ランブル手段と、このスクランブル手段によってスクラ
ンブルされた後の信号に応じた光信号を送信する光送信
手段とを有する光送信装置と、この光送信装置によって
送信された光信号を受信する光信号受信手段と、この光
信号受信手段の出力信号をスクランブル手段でスクラン
ブルされる前の状態に復調するディスクランブル手段
と、このディスクランブル手段によって復調された信号
が疑似信号のパターンで変化するか否かを検出する疑似
信号検出手段と、この疑似信号検出手段によって疑似信
号のパターンで変化することが検出されているときディ
スクランブル手段で復調された信号を一方の値の連続す
るレベル信号に変換するレベル信号復調手段とを有する
光受信装置とを光信号伝送装置に具備させている。
【0011】すなわち請求項2記載の発明では、送信信
号がレベル信号の状態のときは疑似信号に変換した後に
スクランブルをかけて送信する。受信側は、送信側から
送られてきた信号をディスクランブルした後、これが疑
似信号のパターンで変化するときはディスクランブルさ
れた後の信号をレベル信号の状態に復調する。これによ
り、レベル信号の状態になることのある送信信号にスク
ランブルをかけて伝送することができる。
【0012】請求項3記載の発明では、光信号受信手段
は、光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、変
換後の電気信号を増幅する交流結合された増幅器を具備
している。
【0013】すなわち請求項3記載の発明では、受信側
で光信号を電気信号に変換した後、これをAC結合され
た増幅器によって増幅する。電気信号をレベル信号の状
態に復調する前に増幅したので、AC結合の増幅器を用
いることができDCオフセットによる受信感度の低下を
防ぐことができる。
【0014】請求項4記載の発明では、疑似信号出力手
段は、レベル信号検出手段によって送信信号がレベル信
号の状態にあることが検出された時点から所定時間と等
しい周期でパルスを生成するパルス生成手段であり、疑
似信号検出手段は1つのパルスを検出してから次のパル
スが検出されるまでの時間を計測するパルス間隔計測手
段と、このパルス間隔計測手段によって計測された時間
を基に疑似信号か否かを判別する疑似信号判別手段とを
具備している。
【0015】すなわち請求項4記載の発明では、送信側
は所定時間を周期としたパルス信号を疑似信号とし、受
信側では次のパルスまでの時間を測定することで疑似信
号か否かの判別を行う。これにより疑似信号の生成およ
びその検出を容易に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
【0017】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における光信号伝
送装置の構成の概要を表わしたものである。この光信号
伝送装置11は、複数の光信号を並列に伝送する、いわ
ゆる光並列伝送を行うものである。光信号伝送装置11
は、複数の光信号を並列に送信する送信装置12と、複
数の光信号を伝送する光ケーブル13と、並列に送られ
てきた光信号を受信する受信装置14とから構成されて
いる。
【0018】送信装置12は、送信信号211 〜21N
をそれぞれ変調する第1〜第N(Nは2以上の整数)の
変調モジュール221 〜22N と、これら第1〜第Nの
変調モジュール221 〜22N の出力する各電気信号に
応じて変調されたN本の光信号を並列に送出する光並列
送信モジュール23を備えている。送信信号は、“1”
または“0”の値のいずれかを任意に取り得る2値信号
で、伝送レートを定める所定のクロック信号に同期して
いる。
【0019】第1の変調モジュール221 は、送信信号
211 の値が一定クロック数以上の間に渡って連続して
“0”になったことを検出するレベル信号検出回路24
を備えている。このように一定クロック数分の時間以上
連続して“0”あるいは“1”の値をとる信号をレベル
信号と呼ぶことにする。変調回路25は、送信信号22
1 がレベル信号の状態であることが検出されたとき、送
信信号221 を“0”と“1”の値の混在する所定のパ
ターンの疑似信号に変調する回路である。スクランブル
回路26は、変調回路25の出力信号を所定のスクラン
ブル生成多項式に従ってスクランブルする回路である。
第2〜第Nの変調モジュール222 〜22N の構成は、
第1の変調モジュール221 と同一でありそれらの説明
を省略する。
【0020】受信装置14は、光ケーブル13を通じて
並列に送られてきた複数の光信号を受信し、これらをそ
れぞれ電気信号に変換する光並列受信モジュール31
と、光並列受信モジュール31の出力する複数の電気信
号を復調する第1〜第Nの復調モジュール321 〜32
N を備えている。光並列受信モジュール31は、並列に
送られてくる光信号にそれぞれ対応して設けられたフォ
トダイードを用いた図示しない複数の光受信素子と、そ
の出力を増幅するAC結合された図示しない増幅器を備
えている。
【0021】第1の復調モジュール321 は、光並列受
信モジュールから出力される各電気信号を送信側でスク
ランブルのかけられる前の状態に復調するディスクラン
ブル回路33を備えている。ディスクランブル回路33
の出力信号は、変調検出回路34および復調回路35に
入力されている。変調検出回路34は、ディスクランブ
ルされた後の信号の変化のパターンが送信側の変調回路
24によって変調された後の疑似信号のパターンと一致
するかどうかを検出する回路である。復調回路35は、
疑似信号のパターンと一致することが検出されたとき、
ディスクランブル回路33の出力信号を送信側の変調回
路24で変調される前のレベル信号の状態に復調する回
路である。第2〜第Nの復調モジュール322 〜32N
の構成は第1の復調モジュール321 と同一であるので
その説明は省略する。
【0022】このように、送信信号がレベル信号のとき
は、送信信号を疑似信号に変調し、これをさらにスクラ
ンブル変調して送信する。このように2段階変調をかけ
ることによって、同一の値の連続するレベル信号であっ
ても、これにスクランブルをかけて送信できる。また、
受信側では、第1段階の復調としてディスクランブル
し、これが疑似信号と同一のパターンのとき第2段階の
復調として疑似信号をレベル信号に戻している。また、
疑似信号をレベル信号に復調する前にAC結合の増幅器
で増幅している。疑似信号は同一の値が所定時間以上連
続しないようになっているので、AC結合でDC成分が
カットされても、発振が起こらず適切に増幅することが
できる。
【0023】図2は、送信装置の変調回路における各種
信号の波形を表わしたものである。クロック信号(同図
a)は、送信信号の変化する周期を表わしたものであ
り、1クロックごとに送信信号の値は“1”あるいは
“0”に変化することができる。送信信号(同図b)は
一定以上“0”の値の連続するレベル信号の状態になる
ことがある。こような場合、変調回路24は、クロック
信号の8周期(41)を周期としたパルス信号である疑
似信号(同図c)を出力するようになっている。
【0024】図3は、図1に示した変調モジュールの構
成の概要を表わしたものである。変調モジュールは、送
信信号の値が一定クロック数以上連続して“0”になっ
ていることを検出するレベル信号検出回路51を備えて
いる。レベル信号検出回路51は、8クロック分以上連
続して送信信号の値が“0”であることを検出したと
き、送信信号がレベル信号の状態であることを示すレベ
ル状態検出信号52を出力する。
【0025】レベル信号検出回路52は、クロック信号
を8クロック分計数したときにレベル状態検出信号52
を出力するカウンタであり、送信信号が“1”の状態の
ときリセットされるようになっている。したがって、8
クロック以内に送信信号が“1”になれば、レベル状態
検出信号52は出力されないが、8クロック以上“0”
が連続するとレベル状態検出信号52が出力される。レ
ベル状態検出信号52は、図2(c)に示したパターン
の疑似信号を生成する変調回路53に入力されている。
変調回路53は、レベル状態検出信号52が入力された
時点から図2(c)に示したパターンの疑似信号を出力
する。
【0026】変調回路53の出力信号および変調回路5
3に入力される前の送信信号はともにこれらを択一的に
選択するセレクタ54に入力されている。セレクタ54
は、レベル状態検出信号52が出力されている間は、変
調回路53の出力信号を選択し、それ以外のときは送信
信号を選択するようになっている。セレクタ54の出力
信号はスクランブル回路55に入力されている。
【0027】図4は、図1に示した復調モージュルの構
成の概要を表わしたものである。復調モジュールは、ス
クランブルされる前の状態に復調するディスクランブル
回路61と、ディスクランブル回路61の出力信号の変
化のパターンが送信側の変調回路で生成される図2
(c)に示した疑似信号のパターンと一致したことを検
出する変調信号検出回路62を備えている。復調停止検
出回路63は、疑似信号と一致するパターンの終了を検
出する回路である。復調回路64は、ディスクランブル
回路61の出力信号が疑似信号と同一のパターンのとき
これをレベル信号の状態に戻す回路である。セレクタ6
5は、復調回路64の出力信号とディスクランブル回路
61の出力のいずれか一方を択一的に選択する回路であ
る。
【0028】切替信号生成回路66は、セレクタ65を
切り替える切替信号を出力する回路である。変調信号検
出回路62によって疑似信号のパターンが検出されてか
ら復調停止検出回路63で疑似信号のパターンの終了が
検出されるまでの間、復調回路64の出力信号が選択さ
れる。これ以外の期間はディスクランブル回路61の出
力信号が選択される。
【0029】図5は、変調回路の回路構成の概要を表わ
したものである。変調回路は、送信信号の入力されたド
ライバ回路71と、クロック信号の入力されたドライバ
回路72と、クロック信号をカウントするカウンタ73
を備えている。カウンタ73のキャリー信号とドライバ
回路71の出力信号は論理和回路74に入力されてい
る。カウンタ回路73は、“0”〜“7”までを繰り返
し計数するようになっている。また送信信号がレベル信
号の状態になっていることを表わしたレベル状態検出信
号52が入力されていない間はリセットされ計数動作は
行われない。リセットされているときは“7”が計数値
としてロードされるようになっている。
【0030】したがって、リセットが解除された直後に
カウンタ73はキャリー信号を“1”にする。レベル状
態検出信号52が入力されいる間は、送信信号はレベル
信号の状態でその値は“0”である。したがって、論理
和回路74で送信信号とカウンタ73の出力するキャリ
ー信号とのオア論理をとれば図2(c)に示した疑似信
号が得られる。
【0031】図6は、復調回路の回路構成の概要を表わ
したものである。復調回路は、ディスクランブル回路の
出力信号81をそのデータ入力とする第1のフリップフ
ロップ回路82を備えている。第1のフリップフロップ
回路82の非反転出力83およびディスクランブル回路
の出力信号81はこれらのアンド論理をとるアンド回路
84に入力されている。アンド回路84の出力は第2の
フリップフロップ回路85のデータとして入力されてい
る。第2のフリップフロップ回路85の出力はドライバ
回路86に入力されている。また、送信信号と同期した
クロック信号はドライバ回路87を介して第1および第
2のフリップフロップ回路82、85のクロックとして
入力されている。
【0032】第1のフリップフロップ回路82によって
1クロック分だけディスクランブル回路の出力信号81
を遅延させたものと、遅延させない出力信号81のアン
ド論理をとることで、図2(c)に示した独立して存在
する1つのパルスを除去している。したがって、図6に
示した回路を経ることによって図2(c)に示した信号
は図2(b)に示した信号に復調される。
【0033】図7は、スクランブル回路の回路構成を表
わしたものである。スクランブルされるデータは第1の
Dフリップフロップ回路911 のデータとして入力され
ている。第1のDフリップフロップ回路回路911 の反
転出力は、第1のイクスクルーシブオア回路92を介し
て第2のDフリップフロップ回路912 のデータとして
入力されている。第2〜第8のDフリップフロップ回路
912 〜918 は、前段の非反転出力が次段のデータと
して入力されて直列接続されている。第5のDフリップ
フロップ回路915 と第8のDフリップフロップ回路9
8 の非反転出力は共に第2のイクスクルーシブオア回
路93に入力されている。第2のイクスクルーシブオア
回路93の出力は第1のイクスクルーシブオア回路92
に入力されている。
【0034】第1〜第8のDフリップフロップ回路91
1 〜918 には、同一のクロック信号94が入力さてい
る。また各Dフリップフロップ回路回路911 〜918
はプリセット信号95が入力されたとき非反転出力が
“1”になるように初期化される。第2のDフリップフ
ロップ回路912 の非反転出力は、スクランブル回路の
出力信号になっている。
【0035】図8は、ディスクランブル回路の回路構成
を表わしたものである。ディスクランブルすべき信号
は、第1のDフリップフロップ回路1011 のデータと
して入力される。第1のDフリップフロップ回路101
1 〜第8のDフリップフロップ回路1018 は、前段の
非反転出力が次段のデータとして入力され直列接続され
ている。第5のDフリップフロップ回路1015 と第8
のDフリップフロップ回路1018 の非反転出力は共に
第1のイクスクルーシブオア回路102に入力されてい
る。第1のイクルクルーシブオア回路102の出力と第
1のDフリップフロップ回路1011 の非反転出力は第
2のイクスクルーシブオア回路103に入力されてい
る。
【0036】第2のイクスクルーシブオア回路103の
出力は第9のDフリップフロップ回路1019 のデータ
として入力されている。第1〜第9のDフリップフロッ
プ回路1011 〜1019 には、同一のクロック信号1
04が入力されている。また、各Dフリップフロップ回
路1011 〜1019 は、プリセット信号105にっよ
って初期化される。第9のDフリップフロップ回路10
9 の反転出力はディスクランブル回路の出力信号にな
っている。
【0037】図9は、変調回路でレベル信号が疑似信号
に変調される際の各種信号波形の一例を表わしたもので
ある。変調回路25に入力される送信信号(同図a)
は、時刻T11までは、その値が“1”と“0”に変化し
ている。時刻T11から時刻T13までの間は、“0”の状
態が継続している。レベル信号検出回路24は、時刻T
11からクロックの計数を開始する。時刻T11〜時刻T12
の間に8クロック分計数すると、レベル信号検出回路2
4はレベル状態検出信号(同図b)を時刻T12以降
“1”に変化させる。時刻T13には再び送信信号が
“1”の状態になったことが検出され、レベル状態検出
信号は“0”に戻る。
【0038】レベル状態検出信号が“1”になっている
時刻T12〜時刻T13までの期間は、変調回路で生成され
た疑似信号がオアされるので、変調回路25の出力信号
(同図(c)は、時刻T12以後、8クロック毎に1つの
パルスを有する図2(c)に示した波形の信号になる。
このようにして、送信信号の値が連続して8クロック以
上“0”が連続している間は、8クロック毎に1つのパ
ルスを有する疑似信号が送信信号に重畳される。
【0039】図10は、復調回路で疑似信号がレベル信
号に復調される際の各種信号波形の一例を表わしたもの
である。ディスクランブル回路の出力信号(同図a)
は、時刻T21から時刻T22までの8クロックの期間に渡
って“0”が連続し、その後1つのパルスが到来してい
る。以後、8クロックに1回の割合でパルスの到来する
図2(c)に示した疑似信号のパターンになっている。
従って時刻T22以後8クロック毎に1回到来するパルス
が復調回路によって除去され“0”の連続するレベル信
号の状態に復調される。時刻T23に出力されたパルス
は、前回のパルスとの間隔が8クロックよりも短い。こ
のため、時刻T23に到来したパルスにより疑似信号の期
間の終了が検知される。
【0040】復調モジュール32の出力信号(図7b)
は、時刻T22から時刻23までの間、復調回路によりパル
スが除去され“0”の連続するレベル信号の状態に復調
される。このように、8クロックごとに1つのパルスが
到来する間は、疑似信号であると認識され、レベル信号
の状態に復調される。また、8クロック以内に次のパル
スが到来することで疑似信号の期間の終了が認識され、
ディスクランブル回路の出力信号がそのまま復調モジュ
ールの出力信号に選択される。
【0041】以上説明した実施例では、複数の光信号を
並列に送信する光信号伝送装置について説明したが、1
つの光信号のみ送受信するものであってもよい。また、
8クロック分“0”が連続したときにレベル信号である
ことを検出したが、“0”および“1”のいずれかの状
態が連続するときレベル信号であることを検出するよう
にしてもよい。この場合、“1”が連続していることを
表わす疑似信号は、たとえば図2(c)に示した波形の
論理を反転したものにすることができる。また、レベル
信号と判別するクロック数は8クロックに限られない。
また、疑似信号は、受信側でAC結合による増幅の可能
な時間内にその値の変化する波形である必要がある。ま
た、スクランブル回路でスクランブルできなくなる連続
クロック数よりも短い期間にその値の変化する波形であ
る必要がある。
【0042】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明によれ
ば、送信信号が所定時間以上一方の値の連続するレベル
信号の状態のときこれに代えて疑似信号を送信し、受信
側では疑似信号のパターンを検出したときレベル信号の
状態に復調している。これにより、送信信号がレベル信
号の状態になることがあっても、適切に光伝送すること
ができる。
【0043】また請求項2記載の発明によれば、レベル
信号の状態のときこれを疑似信号に置き換えたので、送
信信号がレベル信号の状態であってもスクランブルをか
けて送信することができる。
【0044】さらに請求項3記載の発明によれば、受信
側で光信号を電気信号に変換した後の電気信号に含まれ
る疑似信号をレベル信号の状態に復調する前に増幅した
ので、AC結合の増幅器を用いることができる。これに
よりDC結合の増幅器を用いる場合に比べて受信感度を
向上させることができる。
【0045】また請求項4記載の発明によれば、送信側
は所定時間を周期としたパルス信号を疑似信号とし、受
信側ではパルス間の時間を測定することで疑似信号か否
かの判別を行う。これにより疑似信号の生成およびその
検出を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光伝送装置の構成の
概要を表わしたブロック図である。
【図2】送信装置の変調回路における各種信号の波形を
表わした波形図である。
【図3】変調モジュールの回路構成の概要を表わしたブ
ロック図である。
【図4】復調モジュールの回路構成の概要を表わしたブ
ロック図である。
【図5】変調回路の回路構成の概要を表わしたブロック
図である。
【図6】復調回路の回路構成の概要を表わしたブロック
図である。
【図7】スクランブル回路の回路構成を表わした回路図
である。
【図8】ディスクランブル回路の回路構成を表わした回
路図である。
【図9】変調回路でレベル信号が疑似信号に変調される
際の各種信号波形の一例を表わした波形図である。
【図10】復調回路で疑似信号がレベル信号に復調され
る際の各種信号波形の一例を表わした波形図である。
【符号の説明】
12 送信装置 13 光ケーブル 14 受信装置 21 送信信号 22 変調モジュール 23 光並列送信モジュール 24、51 レベル信号検出回路 25、53 変調回路 26、55 スクランブル回路 31 光並列受信モジュール 32 復調モジュール 33 ディスクランブル回路 34 変調検出回路 35、64 復調回路 54、65 セレクタ 62 変調信号検出回路 63 復調停止検出回路 66 切替信号生成回路 73 カウンタ 74 オア回路 82、85、91、101 フリップフロップ回路 84 アンド回路 92、93、102、103 イクスクルーシブオア回
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/142 10/04 10/06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの値をとりうる送信信号が所定時間
    よりも長い間一方の値の連続するレベル信号の状態であ
    るかどうかを検出するレベル信号検出手段と、このレベ
    ル信号検出手段によって前記送信信号が前記レベル信号
    の状態であることが検出されているとき予め定められた
    パターンに従ってその値が前記2つの値の双方に変化す
    る疑似信号を出力する疑似信号出力手段と、前記送信信
    号が前記レベル信号の状態であることが検出されている
    ときこの疑似信号生成手段の出力する疑似信号を選択
    し、送信信号がレベル信号の状態でないことが検出され
    ているとき送信信号を選択する選択手段と、この選択手
    段によって選択された信号に応じた光信号を送信する光
    送信手段とを有する光送信装置と、 この光送信装置によって送信された光信号を受信する光
    信号受信手段と、この光信号受信手段の出力信号が前記
    疑似信号のパターンで変化するか否かを検出する疑似信
    号検出手段と、この疑似信号検出手段によって前記疑似
    信号のパターンで変化することが検出されているとき光
    信号受信手段の出力信号を前記一方の値の連続するレベ
    ル信号に変換するレベル信号復調手段とを有する光受信
    装置とを具備することを特徴とする光信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 2つの値を取りうる送信信号が所定時間
    よりも長い間一方の値の連続するレベル信号の状態であ
    るかどうかを検出するレベル信号検出手段と、このレベ
    ル信号検出手段によって前記送信信号が前記レベル信号
    の状態であることが検出されているとき予め定められた
    パターンに従ってその値が前記2つの値の双方に変化す
    る疑似信号を出力する疑似信号出力手段と、前記送信信
    号が前記レベル信号の状態であることが検出されている
    ときこの疑似信号生成手段の出力する疑似信号を選択
    し、送信信号がレベル信号の状態でないことが検出され
    ているとき送信信号を選択する選択手段と、この選択手
    段によって選択された信号にスクランブルをかけるスク
    ランブル手段と、このスクランブル手段によってスクラ
    ンブルされた後の信号に応じた光信号を送信する光送信
    手段とを有する光送信装置と、 この光送信装置によって送信された光信号を受信する光
    信号受信手段と、この光信号受信手段の出力信号を前記
    スクランブル手段でスクランブルされる前の状態に復調
    するディスクランブル手段と、このディスクランブル手
    段によって復調された信号が前記疑似信号のパターンで
    変化するか否かを検出する疑似信号検出手段と、この疑
    似信号検出手段によって疑似信号のパターンで変化する
    ことが検出されているとき前記ディスクランブル手段で
    復調された信号を前記一方の値の連続するレベル信号に
    変換するレベル信号復調手段とを有する光受信装置とを
    具備することを特徴とする光信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記光信号受信手段は、光信号を電気信
    号に変換する光電気変換手段と、変換後の電気信号を増
    幅する交流結合された増幅器を具備することを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の光信号伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記疑似信号出力手段は、前記レベル信
    号検出手段によって送信信号がレベル信号の状態にある
    ことが検出された時点から前記所定時間と等しい周期で
    パルスを生成するパルス生成手段であり、前記疑似信号
    検出手段は1つのパルスを検出してから次のパルスが検
    出されるまでの時間を計測するパルス間隔計測手段と、
    このパルス間隔計測手段によって計測された時間を基に
    疑似信号か否かを判別する疑似信号判別手段とを具備す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光信
    号伝送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7333518B2 (en) 2000-06-19 2008-02-19 Sharp Kabushiki Kaisha Transmission method and transmission system as well as communications device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7333518B2 (en) 2000-06-19 2008-02-19 Sharp Kabushiki Kaisha Transmission method and transmission system as well as communications device

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