JPH09161987A - メタルハライドランプ用調光点灯装置 - Google Patents
メタルハライドランプ用調光点灯装置Info
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- JPH09161987A JPH09161987A JP33777795A JP33777795A JPH09161987A JP H09161987 A JPH09161987 A JP H09161987A JP 33777795 A JP33777795 A JP 33777795A JP 33777795 A JP33777795 A JP 33777795A JP H09161987 A JPH09161987 A JP H09161987A
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- Japan
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- lamp
- color temperature
- metal halide
- lighting device
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- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ランプの相関色温度及び演色評価
数の変化が少なく、ちらつきのない安定した調光が可能
な比較的色温度が低いメタルハライドランプ用調光点灯
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 発光管の両端に電極を封着し内部にD
y,Nd,Csのハロゲン化物及び水銀を封入し、該発
光管を外管内に支持してなるランプにおいて、前記発光
管の表面あるいは外管又は発光管と外管との間の石英製
中空管が配設されている場合はその中空管の、いずれか
に色温度変化フィルターをコーティングしてランプ色温
度を5000K以下に規定してなり、矩形波あるいは直
流による入力電力を制御可能なランプ電力供給手段によ
り点灯するように構成する。
数の変化が少なく、ちらつきのない安定した調光が可能
な比較的色温度が低いメタルハライドランプ用調光点灯
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 発光管の両端に電極を封着し内部にD
y,Nd,Csのハロゲン化物及び水銀を封入し、該発
光管を外管内に支持してなるランプにおいて、前記発光
管の表面あるいは外管又は発光管と外管との間の石英製
中空管が配設されている場合はその中空管の、いずれか
に色温度変化フィルターをコーティングしてランプ色温
度を5000K以下に規定してなり、矩形波あるいは直
流による入力電力を制御可能なランプ電力供給手段によ
り点灯するように構成する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、相関色温度が5
000K以下の高演色形メタルハライドランプの調光点
灯装置に関する。
000K以下の高演色形メタルハライドランプの調光点
灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メタルハライドランプは、発光効率が高
く、演色性も良好でかつ長寿命であることから、様々な
用途に利用されており、最近では店舗等の屋内商業施設
の照明としても利用されるようになってきている。更
に、このような屋内照明用光源として使用される場合
は、より高演色性のランプが求められている。
く、演色性も良好でかつ長寿命であることから、様々な
用途に利用されており、最近では店舗等の屋内商業施設
の照明としても利用されるようになってきている。更
に、このような屋内照明用光源として使用される場合
は、より高演色性のランプが求められている。
【0003】このような要求を満足するための発光管内
添加物として、Dy,Tl,Csのハロゲン化物の組み
合わせが挙げられる。このDy−Tl−Cs系のメタル
ハライドランブでは、可視域全体に亘ってディスプロシ
ウム(Dy)の連続発光が得られ、その結果、ランプの
相関色温度が5000K前後で平均演色評価数Raが9
0以上というランプが得られる。
添加物として、Dy,Tl,Csのハロゲン化物の組み
合わせが挙げられる。このDy−Tl−Cs系のメタル
ハライドランブでは、可視域全体に亘ってディスプロシ
ウム(Dy)の連続発光が得られ、その結果、ランプの
相関色温度が5000K前後で平均演色評価数Raが9
0以上というランプが得られる。
【0004】また、近年、省エネルギーの観点から、一
日の時間帯により照明による明るさを制限するというよ
うな照明制御が行われている。そのため、上記のような
メタルハライドランプを用いた照明装置においては、ラ
ンプの間引き点灯などにより対応している。しかし、ラ
ンプの間引き点灯を行なう場合、被照射面の明るさにむ
らが生じ、その結果、十分な照明制御が困難となる。
日の時間帯により照明による明るさを制限するというよ
うな照明制御が行われている。そのため、上記のような
メタルハライドランプを用いた照明装置においては、ラ
ンプの間引き点灯などにより対応している。しかし、ラ
ンプの間引き点灯を行なう場合、被照射面の明るさにむ
らが生じ、その結果、十分な照明制御が困難となる。
【0005】一方、この省エネルギーに対応するため、
ランプの調光点灯が検討されている。しかし、タリウム
(Tl)のように蒸気圧が比較的高く、発光スペクトル
が鋭い輝線となる金属を含むメタルハライドランブで
は、ランプへの供給電力を下げていくと、タリウムの輝
線スペクトルの発光の割合が強くなり、ランプの発光色
は緑色を帯び、演色性が低下する。すなわち、一般的な
ランプ電力の制御として、供給ランプ電力を100%か
ら50%の間で変化させていった場合、ランプの相関色
温度は4500Kから6500Kとおよそ2000Kも
変化し、演色評価数Raは95から63へと低下してし
まう。
ランプの調光点灯が検討されている。しかし、タリウム
(Tl)のように蒸気圧が比較的高く、発光スペクトル
が鋭い輝線となる金属を含むメタルハライドランブで
は、ランプへの供給電力を下げていくと、タリウムの輝
線スペクトルの発光の割合が強くなり、ランプの発光色
は緑色を帯び、演色性が低下する。すなわち、一般的な
ランプ電力の制御として、供給ランプ電力を100%か
ら50%の間で変化させていった場合、ランプの相関色
温度は4500Kから6500Kとおよそ2000Kも
変化し、演色評価数Raは95から63へと低下してし
まう。
【0006】そのため、輝線スペクトルを含まず、連続
スペクトルの発光金属のみを含み、かつ演色性の高いラ
ンプとして、例えばDy−Nd−Cs系のメタルハライ
ドランプが検討されている。
スペクトルの発光金属のみを含み、かつ演色性の高いラ
ンプとして、例えばDy−Nd−Cs系のメタルハライ
ドランプが検討されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このD
y−Nd−Cs系のメタルハライドランブは主発光物質
であるディスブロシウム(Dy)及びネオジム(Nd)
は蒸気圧が非常に低いため、標準の正弦波の電流を供給
してランプ供給電力を下げていくと、ちらつきが非常に
大きくなったり、また再点弧電圧が高くなりランプが立
ち消えるという問題がある。又、屋内照明用として用い
られるランプは、通常ランプの相関色温度が5000K
以下の比較的色温度が低いランプが一般的であり、Dy
−Nd−Cs系ランプのように色温度の高いランプは、
特殊な用途として使用される場合が多い。
y−Nd−Cs系のメタルハライドランブは主発光物質
であるディスブロシウム(Dy)及びネオジム(Nd)
は蒸気圧が非常に低いため、標準の正弦波の電流を供給
してランプ供給電力を下げていくと、ちらつきが非常に
大きくなったり、また再点弧電圧が高くなりランプが立
ち消えるという問題がある。又、屋内照明用として用い
られるランプは、通常ランプの相関色温度が5000K
以下の比較的色温度が低いランプが一般的であり、Dy
−Nd−Cs系ランプのように色温度の高いランプは、
特殊な用途として使用される場合が多い。
【0008】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたもので、ランプの相関色温度及び演色評価数の変
化が少なく、ちらつきのない安定した調光が可能な比較
的色温度が低いメタルハライドランプの調光点灯装置を
提供することを目的とする。
されたもので、ランプの相関色温度及び演色評価数の変
化が少なく、ちらつきのない安定した調光が可能な比較
的色温度が低いメタルハライドランプの調光点灯装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、発光管の両端に電極を封着し内部に発光
物質として少なくともDy,Nd,Csのハロゲン化物
及び水銀を封入し、該発光管をランプ外管内に支持して
なり、前記発光管の表面あるいはランプ外管又は発光管
とランプ外管との間に中空管が配設されている場合はそ
の中空管の、いずれか一つあるいはそれぞれにランプ色
温度変換フィルターをコーティングしてランプの相関色
温度を5000K以下に規定してなるメタルハライドラ
ンプを、矩形波あるいは直流によるランプ入力電力を制
御可能なランプ電力供給手段により点灯するように構成
するものである。
め、本発明は、発光管の両端に電極を封着し内部に発光
物質として少なくともDy,Nd,Csのハロゲン化物
及び水銀を封入し、該発光管をランプ外管内に支持して
なり、前記発光管の表面あるいはランプ外管又は発光管
とランプ外管との間に中空管が配設されている場合はそ
の中空管の、いずれか一つあるいはそれぞれにランプ色
温度変換フィルターをコーティングしてランプの相関色
温度を5000K以下に規定してなるメタルハライドラ
ンプを、矩形波あるいは直流によるランプ入力電力を制
御可能なランプ電力供給手段により点灯するように構成
するものである。
【0010】
【作用】これは、Dy−Nd−Cs系のメタルハライド
ランプでは、可視領域の発光はディスブロシウム及びネ
オジムの連続スペクトル及び水銀の輝線スペクトルから
なるが、相関色温度が5000Kを超えるランプでは水
銀スペクトルのランプ色温度に与える影響は小さいた
め、ランプの発光色に影響を与える物質はディスブロシ
ウムとネオジムとなる。この2種類の希土類金属は比較
的蒸気圧等の性質が近似しているため、ランプ入力電力
の変化による発光管の温度変化に対しても、それらの特
性が同じように変化し、その結果、ランプ入力電力が変
化しても発光バランスの変化が小さく、ランプの相関色
温度の変化も小さくかつ演色評価数の変化も小さく抑え
られる。
ランプでは、可視領域の発光はディスブロシウム及びネ
オジムの連続スペクトル及び水銀の輝線スペクトルから
なるが、相関色温度が5000Kを超えるランプでは水
銀スペクトルのランプ色温度に与える影響は小さいた
め、ランプの発光色に影響を与える物質はディスブロシ
ウムとネオジムとなる。この2種類の希土類金属は比較
的蒸気圧等の性質が近似しているため、ランプ入力電力
の変化による発光管の温度変化に対しても、それらの特
性が同じように変化し、その結果、ランプ入力電力が変
化しても発光バランスの変化が小さく、ランプの相関色
温度の変化も小さくかつ演色評価数の変化も小さく抑え
られる。
【0011】又、蒸気圧の低い金属が主発光物質となる
場合、正弦波のような電流の休止期間のある入力電流の
ときは、入力電流が小さくなるほど休止期間による温度
変化によって発光の差が大きくなり、ちらつきが大きく
なるが、矩形波あるいは直流を入力電流とした場合、電
流の切り替え時間が非常に短いかあるいはなくなるの
で、ランプの温度がー定に保たれ、ちらつきの発生は阻
止され、更に、再点弧電圧も抑えられるため、小さい供
給電流としたときの立ち消え現象も回避できる。
場合、正弦波のような電流の休止期間のある入力電流の
ときは、入力電流が小さくなるほど休止期間による温度
変化によって発光の差が大きくなり、ちらつきが大きく
なるが、矩形波あるいは直流を入力電流とした場合、電
流の切り替え時間が非常に短いかあるいはなくなるの
で、ランプの温度がー定に保たれ、ちらつきの発生は阻
止され、更に、再点弧電圧も抑えられるため、小さい供
給電流としたときの立ち消え現象も回避できる。
【0012】そして、これらのランプの発光管の表面あ
るいはランプ外管又はランプ外管と発光管との間に中空
管を配設している場合はその中空管、のいずれかの表面
に色温度変換フィルターをコーティングすることによ
り、5000K以下という比較的色温度が低いランプが
実現が可能となる。従って、上記のように構成した本発
明においては、相関色温度及び演色評価数を維持しなが
ら色温度が比較的低く安定した調光が可能なメタルハラ
イドランプ用調光点灯装置を実現することができる。
るいはランプ外管又はランプ外管と発光管との間に中空
管を配設している場合はその中空管、のいずれかの表面
に色温度変換フィルターをコーティングすることによ
り、5000K以下という比較的色温度が低いランプが
実現が可能となる。従って、上記のように構成した本発
明においては、相関色温度及び演色評価数を維持しなが
ら色温度が比較的低く安定した調光が可能なメタルハラ
イドランプ用調光点灯装置を実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき説明する。図1は本発明に係るメタルハライドラン
プ用調光点灯装置に用いるメタルハライドランプの構成
例を示す図である。図において、1は石英ガラス製の内
容積が0.6ccの発光管で、管内にはヨウ化ディスプ
ロシウム、ヨウ化ネオジム、ヨウ化セシウムを4:2:
3の比率としたものを1.5mg、水銀を6mg、アル
ゴンガスを13,300パスカル封入しており、70W
で点灯した場合、管壁負荷が20W/cm2 となる。発
光管の外側に設けられた石英製の中空管2の表面には、
図2に示す様な分光透過率を持つチタニア及びシリカの
2層膜で形成される色温度変換フィルターがコーティン
グされている。そして、このランプの色温度は4800
K、演色評価数Raが93となるものである。又、該中
空管2の上下端部外周は、ステンレス製の支柱3に溶接
されたC型保持体4a,4bにより支持されている。更
に、上記発光管1及び中空管2は、硬質ガラス製の外管
5内に組み込まれてメタルハライドランプ11を構成し
ている。なお、外管5内は真空に保たれ、Zr−Alゲ
ッター6とバリウムゲッター7が配設されている。
づき説明する。図1は本発明に係るメタルハライドラン
プ用調光点灯装置に用いるメタルハライドランプの構成
例を示す図である。図において、1は石英ガラス製の内
容積が0.6ccの発光管で、管内にはヨウ化ディスプ
ロシウム、ヨウ化ネオジム、ヨウ化セシウムを4:2:
3の比率としたものを1.5mg、水銀を6mg、アル
ゴンガスを13,300パスカル封入しており、70W
で点灯した場合、管壁負荷が20W/cm2 となる。発
光管の外側に設けられた石英製の中空管2の表面には、
図2に示す様な分光透過率を持つチタニア及びシリカの
2層膜で形成される色温度変換フィルターがコーティン
グされている。そして、このランプの色温度は4800
K、演色評価数Raが93となるものである。又、該中
空管2の上下端部外周は、ステンレス製の支柱3に溶接
されたC型保持体4a,4bにより支持されている。更
に、上記発光管1及び中空管2は、硬質ガラス製の外管
5内に組み込まれてメタルハライドランプ11を構成し
ている。なお、外管5内は真空に保たれ、Zr−Alゲ
ッター6とバリウムゲッター7が配設されている。
【0014】図3はこのように構成したDy−Nd−C
s系のメタルハライドランプ11を用いた本発明に係る
メタルハライドランプ用調光点灯装置を示す回路構成図
である。図3において、21は直流電源、22は降圧形
チョッバ回路で、スイッチングトランジスタ23と直流
リアクトルLと平滑コンデンサCとフリーホイールダイ
オードDとからなり、スイッチングトランジスタ23は
ランプ電力制御回路24からの制御信号により駆動され
るようになっている。25は分圧抵抗素子からなるラン
プ入力電圧検出素子、26は直列抵抗素子からなるラン
プ入力電流検出素子である。なお、図3において、メタ
ルハライドランプ11の始動器は図示を省略している。
s系のメタルハライドランプ11を用いた本発明に係る
メタルハライドランプ用調光点灯装置を示す回路構成図
である。図3において、21は直流電源、22は降圧形
チョッバ回路で、スイッチングトランジスタ23と直流
リアクトルLと平滑コンデンサCとフリーホイールダイ
オードDとからなり、スイッチングトランジスタ23は
ランプ電力制御回路24からの制御信号により駆動され
るようになっている。25は分圧抵抗素子からなるラン
プ入力電圧検出素子、26は直列抵抗素子からなるラン
プ入力電流検出素子である。なお、図3において、メタ
ルハライドランプ11の始動器は図示を省略している。
【0015】このように構成したメタルハライドランプ
用調光点灯装置において、直流電源31から直流出力は
降圧形チョッパ回路22に入力され、該降圧形チョッパ
回路22で制御された直流電力がメタルハライドランプ
11に印加され点灯する。この際、ランプ電力制御回路
24にはランプ入力電圧検出素子25及び入力電流検出
素子26で検出された各検出信号が入力され、ランプ電
力が所望値になるように、降圧形チョッパ回路22のス
イッチングトランジスタ23の制御信号を設定する。こ
れにより、所望値に調光された直流点灯が行われる。
用調光点灯装置において、直流電源31から直流出力は
降圧形チョッパ回路22に入力され、該降圧形チョッパ
回路22で制御された直流電力がメタルハライドランプ
11に印加され点灯する。この際、ランプ電力制御回路
24にはランプ入力電圧検出素子25及び入力電流検出
素子26で検出された各検出信号が入力され、ランプ電
力が所望値になるように、降圧形チョッパ回路22のス
イッチングトランジスタ23の制御信号を設定する。こ
れにより、所望値に調光された直流点灯が行われる。
【0016】次に、このように構成したメタルハライド
ランプ用調光点灯装置の動作特性を確認するために行っ
た特性試験について説明する。まず、本発明に係るメタ
ルハライドランプ用調光点灯装置と対比するために用い
た供給電流が正弦波となる銅鉄式安定器を用いて構成し
たメタルハライドランプ用調光点灯装置を図4に基づい
て説明する。図4において、31は交流電源、32は摺
動電圧調整器、33はイグナイタを内蔵した銅鉄式のチ
ョークコイルである。このように構成された正弦波交流
調光点灯装置においては、電源電圧を摺動電圧調整器3
2で調整することにより、チョークコイル33で制限さ
れるランプ電流を変化させ、ランプを任意の電力で調光
点灯できるようになっている。
ランプ用調光点灯装置の動作特性を確認するために行っ
た特性試験について説明する。まず、本発明に係るメタ
ルハライドランプ用調光点灯装置と対比するために用い
た供給電流が正弦波となる銅鉄式安定器を用いて構成し
たメタルハライドランプ用調光点灯装置を図4に基づい
て説明する。図4において、31は交流電源、32は摺
動電圧調整器、33はイグナイタを内蔵した銅鉄式のチ
ョークコイルである。このように構成された正弦波交流
調光点灯装置においては、電源電圧を摺動電圧調整器3
2で調整することにより、チョークコイル33で制限さ
れるランプ電流を変化させ、ランプを任意の電力で調光
点灯できるようになっている。
【0017】次に、上記のように構成した本発明に係る
直流を入力電流とするメタルハライドランプ用調光点灯
装置と、正弦波電流を供給するメタルハライドランプ用
調光点灯装置に対して行った特性試験について説明す
る。まず、上記70Wにおいて色温度が4800Kのメ
タルハライドランプを、25Wから80Wという供給電
力で調光点灯を行った際のちらつきの発生の測定を行っ
た。このちらつきの測定は、ランプから放出された光の
出力波形を照度計を介してオシロスコープで取り込み、
最大及び最小ピーク値の差を最大ピーク値で割った比率
で、ちらつきを表した。一般的には、商用電源50Hz
地域では、この値が6%以上になると、ちらつきを感じ
るといわれている。
直流を入力電流とするメタルハライドランプ用調光点灯
装置と、正弦波電流を供給するメタルハライドランプ用
調光点灯装置に対して行った特性試験について説明す
る。まず、上記70Wにおいて色温度が4800Kのメ
タルハライドランプを、25Wから80Wという供給電
力で調光点灯を行った際のちらつきの発生の測定を行っ
た。このちらつきの測定は、ランプから放出された光の
出力波形を照度計を介してオシロスコープで取り込み、
最大及び最小ピーク値の差を最大ピーク値で割った比率
で、ちらつきを表した。一般的には、商用電源50Hz
地域では、この値が6%以上になると、ちらつきを感じ
るといわれている。
【0018】上記測定結果を図5に示す。図5におい
て、実線(測定点は〇印)は直流式電子安定器を用いた
本発明によるメタルハラィドランプ用調光点灯装置の測
定結果を示し、点線(測定点は*印)は正弦波交流式安
定器を用いた比較用のメタルハライドランプ用調光点灯
装置の測定結果を示している。この測定結果からわかる
ように、正弦波交流による点灯では、ランプ電力を下げ
ることによりちらつきが大きくなり、入力電力が50W
以下では点灯を持続させることはできなくなることがわ
かる。一方、直流による調光点灯方式では、全くちらつ
きは発生せず、25Wから80Wまで調光点灯させるこ
とができる。
て、実線(測定点は〇印)は直流式電子安定器を用いた
本発明によるメタルハラィドランプ用調光点灯装置の測
定結果を示し、点線(測定点は*印)は正弦波交流式安
定器を用いた比較用のメタルハライドランプ用調光点灯
装置の測定結果を示している。この測定結果からわかる
ように、正弦波交流による点灯では、ランプ電力を下げ
ることによりちらつきが大きくなり、入力電力が50W
以下では点灯を持続させることはできなくなることがわ
かる。一方、直流による調光点灯方式では、全くちらつ
きは発生せず、25Wから80Wまで調光点灯させるこ
とができる。
【0019】又、このように調光点灯させた場合のラン
プの相関色温度及び演色性の変化を測定したところ、そ
れぞれ図6及び図7に示すような結果が得られた。すな
わち、50W〜80Wのランプ電力の範囲では正弦波交
流による調光点灯と直流による調光点灯とは、ほぼ同様
の特性を示すが、正弦波交流による調光点灯では点灯が
持続できない35W(70Wに対して50%の調光)の
ランプ電力とした場合の直流点灯における色温度の変化
は、約1000Kと小さく、演色性は90以上に保持さ
れており、調光システムとして問題のない結果が得られ
る。
プの相関色温度及び演色性の変化を測定したところ、そ
れぞれ図6及び図7に示すような結果が得られた。すな
わち、50W〜80Wのランプ電力の範囲では正弦波交
流による調光点灯と直流による調光点灯とは、ほぼ同様
の特性を示すが、正弦波交流による調光点灯では点灯が
持続できない35W(70Wに対して50%の調光)の
ランプ電力とした場合の直流点灯における色温度の変化
は、約1000Kと小さく、演色性は90以上に保持さ
れており、調光システムとして問題のない結果が得られ
る。
【0020】しかし、更に入力電力を下げて行った場合
には、ランプの相関色温度は急激に高くなり、また演色
評価数も急激に低下するので、定格70Wに対して50
%程度の供給電力の制御までが、適当なランプ調光範囲
であることが分かる。なお、図8はランプの発光効率の
測定結果を示す図である。
には、ランプの相関色温度は急激に高くなり、また演色
評価数も急激に低下するので、定格70Wに対して50
%程度の供給電力の制御までが、適当なランプ調光範囲
であることが分かる。なお、図8はランプの発光効率の
測定結果を示す図である。
【0021】次に、図1に示した構成の70Wで点灯す
る場合管壁負荷が20W/cm2となるランプAの他
に、70Wで点灯した場合管壁負荷が24W/cm2と
なり、色温度変換フィルターを用いずランプ自体の相関
色温度が4800KとなるランプB、及びランプAにお
いて、色温度変換フィルターを用いない以外はランプA
と全く同じ構成で相関色温度が6000Kというランプ
Cを作成し、この3種のランプA,B,Cを、本発明に
係る供給電流が矩形波となる図9に示す調光点灯装置を
用いて点灯させた際の測定結果について説明する。まず
図9に示した調光点灯装置について説明する。図9にお
いて、図3に示した直流調光点灯装置と同一の構成部材
については同一の符号を付し、その説明は省略する。こ
の矩形波方式の調光点灯装置は図3に示した直流調光点
灯装置における降圧形チョッパ回路22の出力を、4つ
のスイッチングトランジスタからなるフルブリッジ形低
周波インバータ41に供給し、該低周波インバータ41
の出力端にメタルハライドランプ11を接続するように
なっている。なお、フルブリッジ形低周波インバータ4
1の各スイッチングトランジスタはドライブ回路42か
らの駆動信号により駆動され、メタルハライドランプ1
1には矩形波交流電圧が印加され、降圧形チョッパ回路
22でランプ電力が制御されて矩形波点灯が行われるよ
うになっている。
る場合管壁負荷が20W/cm2となるランプAの他
に、70Wで点灯した場合管壁負荷が24W/cm2と
なり、色温度変換フィルターを用いずランプ自体の相関
色温度が4800KとなるランプB、及びランプAにお
いて、色温度変換フィルターを用いない以外はランプA
と全く同じ構成で相関色温度が6000Kというランプ
Cを作成し、この3種のランプA,B,Cを、本発明に
係る供給電流が矩形波となる図9に示す調光点灯装置を
用いて点灯させた際の測定結果について説明する。まず
図9に示した調光点灯装置について説明する。図9にお
いて、図3に示した直流調光点灯装置と同一の構成部材
については同一の符号を付し、その説明は省略する。こ
の矩形波方式の調光点灯装置は図3に示した直流調光点
灯装置における降圧形チョッパ回路22の出力を、4つ
のスイッチングトランジスタからなるフルブリッジ形低
周波インバータ41に供給し、該低周波インバータ41
の出力端にメタルハライドランプ11を接続するように
なっている。なお、フルブリッジ形低周波インバータ4
1の各スイッチングトランジスタはドライブ回路42か
らの駆動信号により駆動され、メタルハライドランプ1
1には矩形波交流電圧が印加され、降圧形チョッパ回路
22でランプ電力が制御されて矩形波点灯が行われるよ
うになっている。
【0022】上記ランプA,B,Cを図9に示した調光
点灯装置を用いて、供給電力を25Wから80Wの間に
制御して点灯させ、ランプの相関色温度、演色評価数及
び発光効率を測定した結果を図10〜図12に示す。な
お、図10〜図12において、ランプAの測定結果は実
線、ランプBの測定結果は点線、ランプCの測定結果は
一点鎖線で示している。これらの図からわかるように、
ランプA及びCにおいては、図3に示した直流点灯方式
の調光点灯装置を用いた場合と同様な特性が得られる
が、発光管管壁負荷を高めたランプBでは、ランプ入力
電力による相関色温度の変化が大きく、供給電力が35
Wと70Wの点灯時の色温度の差がランプA,Cが10
00Kに対して、ランプBは約1700Kとなってい
る。又、演色評価数については、ランプBの方がランプ
A,Cに比べて若干高い値が得られる。更に、発光効率
については、3種ともにほぼ同等の結果となっている。
点灯装置を用いて、供給電力を25Wから80Wの間に
制御して点灯させ、ランプの相関色温度、演色評価数及
び発光効率を測定した結果を図10〜図12に示す。な
お、図10〜図12において、ランプAの測定結果は実
線、ランプBの測定結果は点線、ランプCの測定結果は
一点鎖線で示している。これらの図からわかるように、
ランプA及びCにおいては、図3に示した直流点灯方式
の調光点灯装置を用いた場合と同様な特性が得られる
が、発光管管壁負荷を高めたランプBでは、ランプ入力
電力による相関色温度の変化が大きく、供給電力が35
Wと70Wの点灯時の色温度の差がランプA,Cが10
00Kに対して、ランプBは約1700Kとなってい
る。又、演色評価数については、ランプBの方がランプ
A,Cに比べて若干高い値が得られる。更に、発光効率
については、3種ともにほぼ同等の結果となっている。
【0023】また、これらのランプA,B,Cを供給電
力70Wとして、ランプ電圧、光束維持率及び相関色温
度について、1000時間から6000時間点灯のライ
フテストを行った結果を、図13〜図15に示す。これ
らの結果からわかるように、ランプA及びCでは比較的
前記諸特性が安定しているが、ランプBでは諸特性の変
化が大きく、特にランプ光束が大きく減少し、かつ相関
色温度も1000K以上低下している。
力70Wとして、ランプ電圧、光束維持率及び相関色温
度について、1000時間から6000時間点灯のライ
フテストを行った結果を、図13〜図15に示す。これ
らの結果からわかるように、ランプA及びCでは比較的
前記諸特性が安定しているが、ランプBでは諸特性の変
化が大きく、特にランプ光束が大きく減少し、かつ相関
色温度も1000K以上低下している。
【0024】更に、電力150Wクラスのメタルハライ
ドランプにおいて、150W入力時の発光管管壁負荷を
15W/cm2及び19W/cm2とし、負荷の小さい前
者のランプにおいて、ランプ外管内に設けた中空管に前
記70Wと同様の色温度変換フィルターをコーティング
し、150W入力時のランプ相関色温度が4800Kと
なるランプを作成し、前記と同様のランプ諸特性の測定
試験を行ったところ、ほぼ前記と同様の測定結果が得ら
れた。
ドランプにおいて、150W入力時の発光管管壁負荷を
15W/cm2及び19W/cm2とし、負荷の小さい前
者のランプにおいて、ランプ外管内に設けた中空管に前
記70Wと同様の色温度変換フィルターをコーティング
し、150W入力時のランプ相関色温度が4800Kと
なるランプを作成し、前記と同様のランプ諸特性の測定
試験を行ったところ、ほぼ前記と同様の測定結果が得ら
れた。
【0025】以上のように、Dy−Nd−Cs系のメタ
ルハライドランプにおいて、ランプ外管、発光管の表面
あるいはランプ外管と発光管との間の中空管のいずれか
1つに、色温度変換用のフィルターをコーティングして
ランプの色温度を5000K以下と比較的低色温度化
し、矩形波あるいは直流により調光点灯することによ
り、ランプのちらつきがなく、かつ相関色温度の変化が
小さい高演色形メタルハライドランプ用調光点灯装置が
実現できる。
ルハライドランプにおいて、ランプ外管、発光管の表面
あるいはランプ外管と発光管との間の中空管のいずれか
1つに、色温度変換用のフィルターをコーティングして
ランプの色温度を5000K以下と比較的低色温度化
し、矩形波あるいは直流により調光点灯することによ
り、ランプのちらつきがなく、かつ相関色温度の変化が
小さい高演色形メタルハライドランプ用調光点灯装置が
実現できる。
【0026】この理由は、次のように考えられる。すな
わち、Dy−Nd−Cs系のメタルハライドランプで
は、可視領域の発光はディスプロシウム及びネオジムの
連続スペクトル及び水銀からなる。このうち水銀スペク
トルは輝線スペクトルであるが、この種ランプは比較的
発光管管壁負荷が高いため、水銀の封入量は他のメタル
ハライドランプ、例えばSc−Na系のメタルハライド
ランブに比べて2/3から1/2と少なく、水銀スペク
トルのランプ色温度に与える影響は小さい。このため、
ランプ発光色に影響を与える物質はディスブロシウム及
びネオジムとなる。この2種の希士類金属は、比較的蒸
気圧等の性質が近似しているため、入力電力の変化など
による発光管の温度変化に対し、それらの特性が同じよ
うに変化し、その結果、ランプ入力電力が変化しても発
光バランスの変化が小さい。そのため、ランプの相関色
温度の変化も小さく抑えられ、演色評価数の変化も小さ
くなるものと考えられる。
わち、Dy−Nd−Cs系のメタルハライドランプで
は、可視領域の発光はディスプロシウム及びネオジムの
連続スペクトル及び水銀からなる。このうち水銀スペク
トルは輝線スペクトルであるが、この種ランプは比較的
発光管管壁負荷が高いため、水銀の封入量は他のメタル
ハライドランプ、例えばSc−Na系のメタルハライド
ランブに比べて2/3から1/2と少なく、水銀スペク
トルのランプ色温度に与える影響は小さい。このため、
ランプ発光色に影響を与える物質はディスブロシウム及
びネオジムとなる。この2種の希士類金属は、比較的蒸
気圧等の性質が近似しているため、入力電力の変化など
による発光管の温度変化に対し、それらの特性が同じよ
うに変化し、その結果、ランプ入力電力が変化しても発
光バランスの変化が小さい。そのため、ランプの相関色
温度の変化も小さく抑えられ、演色評価数の変化も小さ
くなるものと考えられる。
【0027】一方、この種のメタルハライドランプを発
光管自体で5000K未満の低色温度とするためには、
ディスプロシウム及びネオジムの原子発光の他に、これ
らのハロゲン化物の分子発光が必要となるため、発光管
の温度を更に高めていく必要がある。しかし、発光管管
壁負荷を高めたり、保温膜を厚く広く塗布するなどの方
法により発光管内の温度を高め、ランプ相関色温度を下
げていくと、発光管管壁と封入金属ハロゲン化物との反
応が活発となり、発光管の失透が起こり、かつ発光金属
のバランスが変化し、更に失透により発光管内の保温状
態も変化していくため、点灯中のランプ特性の変化が大
きくなる。(図13〜図15参照)また、点灯初期にお
いても、上記分子発光は温度依存性が高く、更に可視領
域でも長波長側にあるため、5000K未満といった比
較的色温度が低い範囲では、入力電力に対するランプの
相関色温度の変化は大きくなる。
光管自体で5000K未満の低色温度とするためには、
ディスプロシウム及びネオジムの原子発光の他に、これ
らのハロゲン化物の分子発光が必要となるため、発光管
の温度を更に高めていく必要がある。しかし、発光管管
壁負荷を高めたり、保温膜を厚く広く塗布するなどの方
法により発光管内の温度を高め、ランプ相関色温度を下
げていくと、発光管管壁と封入金属ハロゲン化物との反
応が活発となり、発光管の失透が起こり、かつ発光金属
のバランスが変化し、更に失透により発光管内の保温状
態も変化していくため、点灯中のランプ特性の変化が大
きくなる。(図13〜図15参照)また、点灯初期にお
いても、上記分子発光は温度依存性が高く、更に可視領
域でも長波長側にあるため、5000K未満といった比
較的色温度が低い範囲では、入力電力に対するランプの
相関色温度の変化は大きくなる。
【0028】これに対して、ランプ自身の相関色温度が
5000K以上のランプに、色温度変換フィルターを設
け、ランプを低色温度化した場合、上記過負荷点灯のラ
ンプに比べ、ランプの劣化は小さく抑えられる。又、フ
ィルターによるランプの発光効率の低下が比較的小さい
のは、フィルターが反射した光のエネルギーにより発光
管の温度が高められ、それにより発光効率が高められる
ためと考えられる。一方、この反射エネルギーにより、
フィルターの有無による若干のランプ特性の経時的変化
に差が見られるが、フィルターなしに比べフィルターを
用いたランプの方が諸特性の劣化は早いが、その差は上
記の発光管過負荷によるランプの低色温度化に比べて遥
かに小さく、実用上全く問題のないレベルである。
5000K以上のランプに、色温度変換フィルターを設
け、ランプを低色温度化した場合、上記過負荷点灯のラ
ンプに比べ、ランプの劣化は小さく抑えられる。又、フ
ィルターによるランプの発光効率の低下が比較的小さい
のは、フィルターが反射した光のエネルギーにより発光
管の温度が高められ、それにより発光効率が高められる
ためと考えられる。一方、この反射エネルギーにより、
フィルターの有無による若干のランプ特性の経時的変化
に差が見られるが、フィルターなしに比べフィルターを
用いたランプの方が諸特性の劣化は早いが、その差は上
記の発光管過負荷によるランプの低色温度化に比べて遥
かに小さく、実用上全く問題のないレベルである。
【0029】また、上記のように蒸気圧の低いディスブ
ロシウム及びネオジムが主発光物質となるため、正弦波
交流のような電流の休止期間のある入力電流を用いて点
灯する場合、入力電流が小さくなるほどその休止期間か
らの温度変化による発光の差が大きくなるため、ちらつ
きが大きくなる。これに対して、矩形波あるいは直流の
ように電流の切り替え時間がないか非常に短い入力電流
では、発光管内の温度が一定に保たれるため、ちらつき
は起こらない。またランプの再点弧電圧も抑えられるた
め、小さい供給電流とした場合の立ち消え現象も回避で
きる。
ロシウム及びネオジムが主発光物質となるため、正弦波
交流のような電流の休止期間のある入力電流を用いて点
灯する場合、入力電流が小さくなるほどその休止期間か
らの温度変化による発光の差が大きくなるため、ちらつ
きが大きくなる。これに対して、矩形波あるいは直流の
ように電流の切り替え時間がないか非常に短い入力電流
では、発光管内の温度が一定に保たれるため、ちらつき
は起こらない。またランプの再点弧電圧も抑えられるた
め、小さい供給電流とした場合の立ち消え現象も回避で
きる。
【0030】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明によればランプの相関色温度及び演色評価数の変
化が少なく、ちらつきのない安定した調光が可能な色温
度が5000K以下という比較的色温度が低いメタルハ
ライドランプ用調光点灯装置が得られる。
本発明によればランプの相関色温度及び演色評価数の変
化が少なく、ちらつきのない安定した調光が可能な色温
度が5000K以下という比較的色温度が低いメタルハ
ライドランプ用調光点灯装置が得られる。
【図1】本発明に係るメタルハライドランプ用調光点灯
装置に用いるメタルハライドランプの構成例を示す図で
ある。
装置に用いるメタルハライドランプの構成例を示す図で
ある。
【図2】本発明に係るメタルハライドランプに用いる色
温度変換フィルターの分光透過率を示す図である。
温度変換フィルターの分光透過率を示す図である。
【図3】本発明に係るメタルハライドランプ用調光点灯
装置のー実施例を示す回路構成図である。
装置のー実施例を示す回路構成図である。
【図4】図3に示した実施例に対比するための正弦波交
流電流によるメタルハライドランプ用調光点灯装置を示
す回路構成図である。
流電流によるメタルハライドランプ用調光点灯装置を示
す回路構成図である。
【図5】図3及び図4に示すメタルハライドランプ用調
光点灯装置におけるちらつきの測定試験結果を示す図で
ある。
光点灯装置におけるちらつきの測定試験結果を示す図で
ある。
【図6】図3及び図4に示すメタルハライドランプ用調
光点灯装置における相関色温度の測定試験結果を示す図
である。
光点灯装置における相関色温度の測定試験結果を示す図
である。
【図7】図3及び図4に示すメタルハライドランプ用調
光点灯装置における演色評価数の測定試験結果を示す図
である。
光点灯装置における演色評価数の測定試験結果を示す図
である。
【図8】図3及び図4に示すメタルハライドランプ用調
光点灯装置におけるランプの発光効率の測定試験結果を
示す図である。
光点灯装置におけるランプの発光効率の測定試験結果を
示す図である。
【図9】本発明に係るメタルハライドランプ用調光点灯
装置の他の実施例を示す回路構成図である。
装置の他の実施例を示す回路構成図である。
【図10】図9に示す実施例における相関色温度の測定
試験結果を示す図である。
試験結果を示す図である。
【図11】図9に示す実施例における演色評価数の測定
試験結果を示す図である。
試験結果を示す図である。
【図12】図9に示す実施例におけるランプの発光効率
の測定試験結果を示す図である。
の測定試験結果を示す図である。
【図13】図9に示す実施例における点灯時間経過に伴
うランプ電圧の変化を示す図である。
うランプ電圧の変化を示す図である。
【図14】図9に示す実施例における点灯時間経過に伴
う光束維持率の変化を示す図である。
う光束維持率の変化を示す図である。
【図15】図9に示す実施例における点灯時間経過に伴
う相関色温度の変化を示す図である。
う相関色温度の変化を示す図である。
1 発光管 2 中空管 3 支柱 4a,4b C型保持体 5 外管 6 Zr−Alゲッター 7 バリウムゲッター 11 メタルハライドランプ 21 直流電源 22 降圧形チョッパ回路 23 スイッチングトランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 発光管の両端に電極を封着し内部に発光
物質として少なくともDy,Nd,Csのハロゲン化物
及び水銀を封入し、該発光管をランプ外管内に支持して
なるメタルハライドランプにおいて、前記発光管の表面
あるいはランプ外管又は発光管とランプ外管との間に中
空管が配設されている場合はその中空管の、いずれか一
つあるいはそれぞれにランプ色温度変換フィルターをコ
ーティングしてランプの相関色温度を5000K以下に
規定してなるランプを、矩形波あるいは直流によるラン
プ入力電力を制御可能なランプ電力供給手段により点灯
するように構成したことを特徴とするメタルハライドラ
ンプ用調光点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33777795A JPH09161987A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | メタルハライドランプ用調光点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33777795A JPH09161987A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | メタルハライドランプ用調光点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09161987A true JPH09161987A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18311872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33777795A Pending JPH09161987A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | メタルハライドランプ用調光点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09161987A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003109543A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Japan Storage Battery Co Ltd | ランプ装置及びランプ |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP33777795A patent/JPH09161987A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003109543A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Japan Storage Battery Co Ltd | ランプ装置及びランプ |
JP4691864B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2011-06-01 | 株式会社Gsユアサ | ランプ装置及びランプ |
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