JPH09161620A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH09161620A
JPH09161620A JP32145795A JP32145795A JPH09161620A JP H09161620 A JPH09161620 A JP H09161620A JP 32145795 A JP32145795 A JP 32145795A JP 32145795 A JP32145795 A JP 32145795A JP H09161620 A JPH09161620 A JP H09161620A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】誤操作防止が確実であり、かつ部品加工や組立
作業が簡単になって低減が図れる。 【解決手段】1はスイッチ本体、1aはスイッチ切替え
用軸、1bは固定金具、2はベース枠である。3はハン
ドルで、一方の端部で軸1aに固定され、中間位置にロ
ックピン5を備える。9はベース枠2に固定された正面
パネルで、ハンドル3の三つの切替え位置に対応して
「切」,「自動」,「入」の表示マークが付けられる。
4は誤操作防止レバーで、ほぼL字に折り曲げられたバ
ネ板状部材で、一方の端部が折り返されて、押圧力が加
えられるべき操作部4aとなり、他方の端部でベース枠
2にネジ固定されるとともに、中間箇所にハンドル3の
陰になって見えない阻止具4a(後述の図2参照)が設
けられる。ロックピン5の先端部が嵌入されるべき
「切」に対応する穴2aが、破線表示の「自動」に対応
する穴2bとともに、ベース枠2にあけられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハンドル操作に
よって、並設された第1,第2,第3の各位置にそれぞ
れ切り替えられるスイッチ装置であって、とくに電柱設
置形の配電自動化用の子局制御装置(以下、子局とい
う)に属するとともに、第1位置に対応する「切」位置
から第2位置に対応する「自動」位置に切り替えると
き、誤って第3位置に対応する「入」位置に達すること
のないように、誤操作防止レバーを設けてハンドルを
「自動」位置でいったん機械的に阻止させ、しかも必要
に応じ誤操作防止レバーを介して阻止を解除して「入」
位置への切替えを可能にした誤操作防止機能付きのスイ
ッチ装置に関する。ここで、「入」位置は、停電などの
緊急時に、子局側のオペレータによって切り替えられる
緊急操作位置で、この「入」位置に切り替えるに当たっ
ては、オペレータの安全を保証するため、事前に所定の
配電系統に係る状況確認をすることが必要になる。
【0002】
【従来の技術】配電系統の電力供給の信頼性向上や系統
運用の効率化のために、各地区の電柱に設置されるスイ
ッチ装置(開閉器)を中央から遠隔制御するシステム、
いわゆる配電自動化システムが構築されている。この配
電自動化システムは、中央営業所の親局制御装置(以
下、親局という)と各地区の電柱に設置される子局から
なる。この子局は、中核部がマイクロプロセッサを搭載
した電子回路で、他にスイッチ装置や制御用トランス、
電源スイッチ、通信端子箱などを含み、スイッチ装置
を含む子局自身の状態や系統の状態などを監視してこれ
を親局に通知する、親局の指令に基づき子局自身を遠
隔監視・制御する、停電などの事故発生時に故障区間
を検出する、等の各種機能をもつ。
【0003】子局のスイッチ装置をオン・オフするの
は、現地作業の安全保証のため、スイッチ装置のハンド
ル操作を最優先とし、以下、親局による遠隔制御、子局
の故障区間検出に基づく自身のリレー動作の順にしてあ
る。ここで、スイッチ装置は、ハンドル操作によって
「切」,「自動」,「入」の3位置に切り替えられるよ
うにしてあり、「切」から「自動」に切り替えることで
自動配電状態にする。この「切」から「自動」に切り替
えるとき、誤って「入」位置に達すると、そのとき配電
系統に所定の条件整備がなされてない場合には、オペレ
ータに危険が及ぶ恐れがある。したがって、この切替え
のときには、事前に所定の条件整備がなされていること
を確認するか、または誤って「入」位置に切り替わらな
いように一種の安全装置を付けることが必要になる。後
者の対策として従来、子局のスイッチ装置に誤操作防止
機構を設けて、ハンドルを「自動」位置でいったん機械
的に阻止させる方法がとられている。しかも、この誤操
作防止機構は、必要に応じてハンドルの「自動」位置で
の阻止を解除して「入」位置への切替えを可能にしなけ
ればならない。元来、この「入」位置は、停電などの緊
急時に、たとえば停電区間を最小限にする目的で、子局
側のオペレータによって切り替えられる緊急操作位置で
ある。もちろん、緊急操作位置として、緊急時の状況に
よっては、オペレータによって「切」位置に戻されるこ
ともある。いずれにしても、「入」位置に切り替えると
きには、事前に配電系統の状況確認をする必要があり、
これを無視して状況未確認のまま無造作に切り替える
と、オペレータに危険が及ぶ恐れがある。したがって、
誤操作防止機構には、ハンドルを「切」から「自動」に
切り替えるとき、誤って「入」に入ることを防止する意
味と、また「入」に切り替えるとき、予め状況確認をせ
よとの注意喚起をする意味がある。
【0004】従来例(子局に属するスイッチ装置)につ
いて、図7と図8を参照しながら説明する。図7は従来
例の分解斜視図、図8はその要部に関し、(a) は側断面
図、(b) は正面図(下方から見た図)である。図7にお
いて、従来のスイッチ装置を含む子局は、ここでは図示
してないが、円筒状保護カバー10の密閉底10a の上側内
部に格納され、スイッチ装置の軸(スイッチ切替え用)
11が下方に突出する。この軸11に、切替え用のハンドル
14を固定するが、その固定方法については詳しく後述す
る。軸11には、下端面にネジ穴11a が、外周面に長穴11
b が貫通してあけられる。ハンドル14は、右側の角棒状
レバー部分と左側の扇形部分からなり、その境界箇所の
上側に円筒状ボス14c があり、これには符号を付けてな
い中心穴が貫通し、この穴に軸11が遊合する。ボス14c
の周壁にネジ穴をあけ、中心穴を横断的に貫通する形で
小ネジ17をねじ込むことができる。また、ハンドル14の
扇形部分には、中心穴の回りに円弧状ガイド穴14a を貫
通してあけ、これに連接させて円弧状のガイド溝14b を
扇形部分上面側に彫り込む。一方、密閉底10a の下面に
台12を固着し、これに丸棒状ストッパ13を立設する。
【0005】軸11とハンドル14の組立について、図7と
ともに図8(a) を補助的に参照しながら説明する。ハン
ドル14を、そのボス14c の中心穴を介して軸11に遊合可
能に嵌め込み、ボス14c に小ネジ17をねじ込んで、その
先端部がボス14c の中心穴と軸11の長穴11b とを共通に
貫通するようにする。それから、軸11のネジ穴11a に圧
縮バネ15を挿入し、その上端面で小ネジ17の先端部外周
を押圧させるように、小ネジ16を軸11のネジ穴11a にね
じ込む。そのとき同時に、ハンドル14の扇形部分のガイ
ド穴14a にストッパ13を貫通させる。このようにして軸
11にハンドル14を装着した状態は、図8(a) の実線表示
のようになる。この状態で、ハンドル14は、軸11に対し
て実線表示の位置から一点鎖線表示の位置まで、圧縮バ
ネ15の力に抗して引き下げることができ、ストッパ13が
ないものとすると、小ネジ17を介して軸11に回転を伝達
することができる。
【0006】従来例の動作について、図8(a),(b) を参
照しながら説明する。図8(a) の実線表示は切替え位置
が「切」か「自動」のときを、一点鎖線表示は「入」の
ときを、図8(b) は「自動」のときを示す。ハンドル14
を「切」から、図8(b) のように、図で反時計方向に回
転させて「自動」にしたとき、ガイド穴14a の端( 図の
上端) に接するハンドル14の内面にストッパ13が当接し
て、それ以上ハンドル14を「入」の方に回転するのが機
械的に阻止される。つまり、ハンドル14に対する誤操作
防止機能が働いたことになる。さて、次にハンドル14を
「入」に切り替えるには、図8(a) の一点鎖線表示のよ
うに下方に引いて、相対的にストッパ13をガイド穴14a
から部分的に抜き、ガイド溝14b に沿って案内可能な位
置にした後に、図8(b) で反時計方向に回転させる。な
お、ここでは「自動」から「入」に切り替えるとき、
「入」位置でハンドル14から手を離すと自動的に「自
動」位置に復帰する、いわゆる手動操作自動復帰形にな
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例には、次のよう
な欠点がある。一つには、誤操作防止が有効に働かない
恐れがあることである。つまり、オペレータはハンドル
14を下から見上げる姿勢で掴むから、ハンドル14を下方
に引きやすくなって、「自動」位置で阻止されないで
「入」位置に切り替わる危険がある。二つには、構成部
品の加工が面倒でコスト増をまねくことである。つま
り、ハンドル14に関しては、その形状が複雑、ガイド穴
14a やガイド溝14b の加工が面倒であり、軸11に関して
は、長穴11a の加工が面倒である。三つには、部品点数
が多く、しかも組立が面倒でコスト増をまねくことであ
る。
【0008】この発明が解決しようとする課題は、従来
の技術がもつ以上の問題点を解消して、誤操作防止が確
実であるとともに、部品加工や組立作業が簡単でコスト
低減が図れるスイッチ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、ハンドル操
作によって、並設された第1,第2,第3の各位置にそ
れぞれ切り替えられるスイッチ装置であって、一方の端
部でスイッチ本体枠に固定され、他方の端部が操作部と
なり、中間箇所にハンドル用の阻止具が設けられた、操
作部に押圧力が加えられてハンドルから離れる方向に変
形可能な誤操作防止レバーと;ハンドルに設けられ、こ
のハンドルの第1位置から第2位置までの切替え操作で
は阻止具と当接せず、第2位置から第3位置に達する前
に阻止具と当接してハンドルを阻止させる当接具と;を
備える、という構成である。
【0010】ここで、阻止具が当接具と当接してハンド
ルを阻止させる位置が、第2位置であったり、またハン
ドルが、それ自体を第1,第2の各位置でそれぞれスイ
ッチ本体枠に対して施錠可能なロック用具を備えたり、
または内部が中空な殻構造をなし、ロック用具が、ハン
ドルを貫通して直進可能であるとともに、ハンドル内部
に設けられた押圧バネを介して直進経路上の2位置でそ
れぞれ仮止めされ、第1,第2の各位置に対応してスイ
ッチ本体枠にあけられた穴に先端部が嵌入可能なピンで
ある、という構成にするのが好ましい。
【0011】また、この発明は、電柱設置形の配電自動
化用子局制御装置に属すると共に、切替えの第1,第
2,第3の各位置は、それぞれ「切」,「自動」,
「入」の各位置に対応する、という構成にするのが好ま
しい。したがって、この発明では、ハンドルは、第1位
置から第2位置までは、ハンドル側の当接具と誤操作防
止レバー側の阻止具が当接しないから自由に操作される
が、第2位置から第3位置に達する前に、たとえば第2
位置で当接具と阻止具が当接して、その位置で機械的に
阻止される。しかも、必要に応じて操作部に押圧力を加
えて、誤操作防止レバーをハンドルから離れる方向に変
形させることによって阻止具を変位させる。この変位に
よって、阻止具と当接具の当接を外して阻止を解除さ
せ、ハンドルを第3位置に切り替えることができる。
【0012】また、この発明では、ハンドルは、たとえ
ばピンの形式をとるロック用具を介して、切替えの第
1,第2の各位置でそれぞれスイッチ本体枠に対して施
錠することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、ス
イッチ装置の実施例を以下に図を参照しながら説明す
る。図1は第1実施例の斜視図で、下方から見上げたと
きを示す。図1において、1はスイッチ本体、1aはス
イッチ切替え用の直結された軸、1bはスイッチ本体1
の前面に取り付けられる固定金具、2はベース枠で固定
金具に取り付けられる。3は角棒状のハンドルで、一方
の端部で軸1aに固定され、中間位置にロックピン5を
備える。このロックピン5については後述する。9は正
面パネルで、ベース枠2にカシメられる。この正面パネ
ル9には、スイッチ本体1(したがって、ハンドル3)
の三つの切替え位置に対応して「切」,「自動」,
「入」の表示マークが付けられている。4は誤操作防止
レバーで、ほぼL字に折り曲げられたバネ板状部材で、
一方の端部が折り返されて、押圧力が加えられるべき操
作部4aとなり、他方の端部でベース枠2にネジ固定さ
れるとともに、中間箇所にハンドル3の陰になって見え
ない阻止具4a(後述の図2参照)が設けられる。ま
た、ロックピン5の先端部が嵌入されるべき穴2aが、
これと組をなす破線表示の穴2bとともに、ベース枠2
にあけられる。この各穴2a,2bはそれぞれ「切」,
「自動」の各位置に対応する。
【0014】図1で十分に説明できなかった構成につい
て、図2〜図4を参照しながら補足的に説明する。図2
は第1実施例の側断面図、図3は同じくその正面図(下
方から見た図)、図4は図2におけるA−A断面図であ
る。図2において、誤操作防止レバー4の折り曲げられ
たた水平部分に、小ネジの形をとる阻止具4aが設けら
れ、その先端部がハンドル3の上側にある、ここでは図
示してない当接面(図4の符号3a参照)と当接可能に
位置する。図4において、ハンドル3と阻止具4aの三
つの相対位置関係U,V,Wが示される。つまり、阻止
具4aがハンドル3に対してUの位置関係をとるとき
は、「切」位置から「自動」位置に近接したときであ
り、Vの位置関係をとるときは、ハンドル3が「自動」
に向かって(図4で左方向に)操作され、阻止具4aの
先端部がハンドル3の当接面3aと当接して阻止される
直前(「自動」位置の直前)の状態にある。ここで、ハ
ンドル3は当接面3aから左側部分が切欠きになって、
阻止具4aの先端部が通過することができる。次に、図
2において、誤操作防止レバー4が操作部4aで押圧さ
れて湾曲変形し(破線参照)、阻止具4aの先端部が図
4で上方に移動して当接面3aから外れ、ハンドル3が
「入」に向かって(図4で左方向に)操作される。少し
操作された状態が、図4に示したWの位置関係である。
なお、図4でハンドル3の当接面3aから右側部分を斜
面3bにしてある理由は、ハンドル3が「入」に切り替
わった後に「自動」に自動復帰するときに、阻止具4a
の先端部が斜面3bに沿って滑って頂点まで上がり、頂
点で当接面3aに沿って落ちるようにして、自動復帰の
邪魔をしないためである。
【0015】図2戻って、ロックピン5に関する構造に
ついて述べる。ハンドル3を上下方向に貫通して直進可
能にロックピン5を設け、その外周面に2個のV溝を彫
り込む。ハンドル3の内部にL字形バネ板6を設け、こ
のバネ板6の垂直部分にV形折り曲げ部をつくる。この
V形折り曲げ部は各V溝に押圧力を加えながら嵌まっ
て、その各V溝の位置でロックピン5を仮止めすること
ができる。ロックピン5が、図2のように下側のV溝位
置でバネ板6によって仮止めされたときには、先端部が
ベース枠2の穴2bに嵌入して、ハンドル3は「自動」
位置で施錠される(図3参照)。また、ロックピン5
が、図の上側のV溝位置でバネ板6によって仮止めされ
たときには、先端部がベース枠2の穴2bから抜かれ
て、ハンドル3は解錠(アンロック)される。同様にし
て、ハンドル3は「切」位置でも施錠・解錠される(図
3参照)。元来、スイッチ本体1は「切」,「自動」,
「入」の各位置で保持する機能をもつが、加えてロック
ピン5を設けることで、各位置での保持がより確実にな
る。
【0016】次に第2実施例について、図5の側断面図
を参照しながら説明する。第2実施例が第1実施例と異
なる点は、誤操作防止レバーの構造にある。すなわち、
誤操作防止レバーの変形構造が、第1実施例ではバネ板
形式であったのに対し、第2実施例ではヒンジ形式にす
る。第1実施例における誤操作防止レバー4に対応する
ものが、誤操作防止レバー7と支え部8である。支え部
8をベース枠2に固定し、誤操作防止レバー7と支え部
8とをピン8aを介して連結する。誤操作防止レバー7
に、第1実施例と同じように阻止具7a(小ネジ)を設
け、当接・阻止動作を確実にするため重り7cを付設す
る。この第2実施例の動作は第1実施例と同じであるか
ら、ここでの説明は省略する。
【0017】終わりに、図6の第1,第2の各実施例の
電柱設置時の斜視図を参照しながら説明する。図6にお
いて、電柱21の適当箇所にこれと直交させて、正方形
で中空な断面をもつ設置梁20を設け、この下面側に保
護カバー10に格納された、第1,第2の各実施例をそ
れぞれ含む子局が設置される。保護カバー10の密閉底
10aから下方に突出する各実施例の切替え用の軸1a
にハンドル3が固定される。保護カバー10の下端部の
外周の一部が切り欠かれ、この切欠きの範囲でハンドル
3が切り替え操作される。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、次のような優れた効
果が期待できる。 (1) この発明が電柱設置形の配電自動化用子局制御装置
に適用された場合、第1位置に対応する「切」位置か
ら、第2位置に対応する「自動」位置に切り替えると
き、誤って第3位置に対応する「入」位置に達すること
のないように、誤操作防止レバーを介してハンドルを
「入」位置の前、たとえば「自動」位置で機械的に阻止
させ、「入」位置に誤って入ったことによる子局側オペ
レータの安全面に係る障害発生の恐れを未然に防止でき
る。また、停電などの緊急時に、オペレータが配電系統
に係る十分な状況確認をした後、誤操作防止レバーをハ
ンドルから離れる方向に変形させることによって阻止具
を変位させ、「自動」位置にあるハンドルを阻止解除し
て「入」位置に切り替えることによって、停電区間を最
小限にする等の緊急処置を講じることができる。しか
も、誤操作防止は、ハンドルとは別な誤操作防止レバー
の押圧操作によるから、従来例と異なってハンドルが誤
って操作される恐れがなく確実である。 (2) ハンドルは内部が中空な殻構造であるから、軽量化
でき操作性の向上を支援するとともに、ピンの形式をと
るロック用具を介して、第1,第2の各位置でそれぞれ
スイッチ本体枠に対して施錠することができるから、各
位置での確実な保持が保証されてスイッチ装置の信頼性
向上を図ることができる。さらに、仮止め用押圧バネが
ハンドル内部に設けられるから、構造的にコンパクトに
なる。 (3) 従来例と比べて構成部品の点数が少なく、かつ部品
加工と組立作業が容易であるから、コスト低減が図られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1実施例の斜視図
【図2】第1実施例の側断面図
【図3】第1実施例の正面図
【図4】図2におけるA−A断面図
【図5】この発明に係る第2実施例の側断面図
【図6】第1,第2の各実施例の電柱設置時の斜視図
【図7】従来例の分解斜視図
【図8】従来例の要部に関し、(a) は側断面図、(b) は
正面図
【符号の説明】
1 スイッチ本体 1a 軸(スイッチ切替え用) 1b 固定金具 2 ベース枠 2a,2b 穴 3 ハンドル 3a 当接面 3b 斜面 4 誤操作防止レバー 4a 阻止具(小ネジ) 4b 操作部 5 ロックピン 6 板バネ 7 誤操作防止レバー 7a 阻止具(小ネジ) 7b 操作部 7c 重り 8 支え部 8a ピン 9 正面パネル 10 カバー 10a 密閉底 20 設置梁 21 電柱

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドル操作によって、並設された第1,
    第2,第3の各位置にそれぞれ切り替えられるスイッチ
    装置であって、一方の端部でスイッチ本体枠に固定さ
    れ、他方の端部が操作部となり、中間箇所にハンドル用
    の阻止具が設けられた、操作部に押圧力が加えられてハ
    ンドルから離れる方向に変形可能な誤操作防止レバー
    と;ハンドルに設けられ、このハンドルの第1位置から
    第2位置までの切替え操作では阻止具と当接せず、第2
    位置から第3位置に達する前に阻止具と当接してハンド
    ルを阻止させる当接具と;を備えることを特徴とするス
    イッチ装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の装置において、阻止具が
    当接具と当接してハンドルを阻止させる位置は、第2位
    置であることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の装置において、
    ハンドルは、それ自体を第1,第2の各位置でそれぞれ
    スイッチ本体枠に対して施錠可能なロック用具を備える
    ことを特徴とするスイッチ装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の装置において、ハンドル
    は、内部が中空な殻構造をなし、ロック用具は、ハンド
    ルを貫通して直進可能であるとともに、ハンドル内部に
    設けられた押圧バネを介して直進経路上の2位置でそれ
    ぞれ仮止めされ、第1,第2の各位置に対応してスイッ
    チ本体枠にあけられた穴に先端部が嵌入可能なピンであ
    ることを特徴とするスイッチ装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかの項に記載の
    装置において、電柱設置形の配電自動化用子局制御装置
    に属するとともに、第1,第2,第3の各位置は、それ
    ぞれ「切」,「自動」,「入」の各位置に対応すること
    を特徴とするスイッチ装置。
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