JPH09158230A - マンホ―ル蓋受枠のステップ用カバ― - Google Patents

マンホ―ル蓋受枠のステップ用カバ―

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JPH09158230A
JPH09158230A JP7335666A JP33566695A JPH09158230A JP H09158230 A JPH09158230 A JP H09158230A JP 7335666 A JP7335666 A JP 7335666A JP 33566695 A JP33566695 A JP 33566695A JP H09158230 A JPH09158230 A JP H09158230A
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foot
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manhole
synthetic resin
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Eizo Takahashi
英三 高橋
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Miyama Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステップの表面を合成樹脂製のカバ―で覆う
ことにより、滑べり難く暖かで使用し易いマンホ―ル蓋
受枠のステップ用カバ―を提供する。 【解決手段】 マンホ―ル蓋を保持する受枠にステップ
2を設けたものにおいて、前記ステップの少なくとも足
踏部の上面と側面とが合成樹脂製のカバ―5で覆われ、
該カバ―の裾端部が前記足踏部の下面に弾着されたマン
ホ―ル蓋受枠のステップ用カバ―。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンホ―ル蓋を保
持する受枠に設けたステップを保護するカバ―に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】マンホ―ル蓋を保持する受枠には、該マ
ンホ―ル蓋を開放して作業者がマンホ―ル内に入出する
際にその入出を容易にするためにステップ(足掛具)を
取付けていることが普通にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ステッ
プは通常受枠同様に鉄製であって、冬期等には滑べり易
いと共に手で触った際に冷たくて使用し難い、という問
題がある。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ステップの表面を合成樹脂製のカバ―で覆うこ
とにより、滑べり難く暖かで使用し易いマンホ―ル蓋受
枠のステップ用カバ―を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるマンホ―ル蓋受枠のステップ用カバ
―は、ステップの少なくとも足踏部の上面と側面とを合
成樹脂製のカバ―で覆い、該カバ―の裾端部を前記足踏
部の下面に弾着させたことを特徴とするものである。
【0006】また、ステップの少なくとも足踏部の上面
と側面とを合成樹脂製のカバ―で覆い、該カバ―の裾端
部に形成した凹凸係止部に対して足踏部の下面を覆う合
成樹脂製の覆板から突出した係止部材を係止したことを
特徴とするものである。
【0007】また、足踏部の上面と側面とを覆う合成樹
脂製のカバ―と足踏部の下面を覆う合成樹脂製のカバ―
とをヒンジにより連結し、前記上面と側面とを覆うカバ
―の裾端部に前記下面を覆うカバ―を重合させて両カバ
―により前記ステップの少なくとも足踏部の全周を覆う
ようにしたことを特徴とするものである。
【0008】また、少なくとも足踏部の上面を覆う合成
樹脂製のカバ―の両端部に反射板を貼着したことを特徴
とするものである。
【0009】更に、足踏部の上面を覆う合成樹脂製のカ
バ―に滑止用の凹凸部を足踏部の軸線方向に複数配列
し、該凹凸部の両端部に反射板を配置したことを特徴と
するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図5は本発明の一実施
例(第1実施例)に関するものであり、図1はマンホ―
ル蓋受枠の平面図、図2はステップにカバ―を取付けた
平面図、図3はカバ―の平面図、図4は図3のA―A断
面図、図5は図3のB―B断面図である。
【0011】図において、1はマンホ―ル蓋(図示せ
ず)を保持する受枠であり、該受枠1の内周には、対向
した位置にステップ2,2が取付けられており、各ステ
ップ2の足踏部3の両端部には貫通孔4,4…が穿設さ
れている。
【0012】5は合成樹脂製のカバ―であり、該カバ―
5は断面略逆U字状に形成されており、その上面6には
軸線方向に沿って滑止用の凹凸部7が形成され、該凹凸
部7の両端近傍の貫通孔4の外周には反射板8が貼着さ
れている。また、該カバ―5の側面9,9の一方(内
側)は波形に形成されて握り部10を形成し、両側面9
の裾端部11はそれぞれ内側に鈎状に折曲されている。
【0013】以上のような構成からなるマンホ―ル蓋受
枠のステップ用カバ―5であるので、該カバ―5をステ
ップ2の足踏部3に上方から被せるようにすると、裾端
部11は足踏部3の側面に沿って弾性的に拡径され、該
裾端部11が足踏部3の下面に到達すると、裾端部11
は元の状態に縮径されて足踏部3の下面に係止される。
これによって前記ステップ2の少なくとも足踏部3の上
面と側面とは合成樹脂製のカバ―5の上面6と側面9と
で確実に覆われることになる。
【0014】そして、この状態では、ステップ2の足踏
部3の上面と側面が合成樹脂製のカバ―5で覆われてい
るので、作業者がマンホ―ル内に入出する際に足がカバ
―5を介して足踏部3を踏んでも滑べることがなく、ま
た作業者がカバ―5を介して足踏部3を握っても冷たく
感ずることも滑べることもない。
【0015】図6,図7は他の実施例(第2実施例)で
あり、図6はカバ―の平面図、図7はステップとカバ―
の組立を明確にする説明図である。そして前記第1実施
例と同一の部品については同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0016】この実施例では、合成樹脂製のカバ―5の
ステップ2に対する係止手段および反射板8の構成にお
いて前記第1実施例と相違するところがある。すなわ
ち、カバ―5の側面9の裾端部11にはそれぞれその内
側に凹凸係止部12が形成されており、またこの凹凸係
止部12に係止される係止部材13を突出させた合成樹
脂製の覆板14が足踏部3の下面を覆うように構成され
ている。また、反射板8は、滑止用の凹凸部7の両端部
に配置されている。
【0017】この実施例の場合、カバ―5をステップ2
の足踏部3に上方から被せてその裾端部11が足踏部3
の側面の下端に位置した状態で、足踏部3の下面側に覆
板14を配置すると、覆板14から突出した係止部材1
3が前記裾端部11に形成された凹凸係止部12に係止
されて、ステップ2の少なくとも足踏部3の上面と側面
と下面とは合成樹脂製のカバ―5の上面6と側面9と合
成樹脂製の覆板14で確実に覆われることになる。そし
て、この場合にも作業者がマンホ―ル内に入出する際に
足がカバ―5を介して足踏部3を踏んでも滑べることが
なく、また作業者がカバ―5を介して足踏部3を握って
も冷たく感ずることも滑べることもない。
【0018】図8,図9は更に他の実施例(第3実施
例)であり、図8はカバ―の平面図、図9はその側面図
である。そして前記第1実施例と同一の部品については
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0019】この実施例では、合成樹脂製のカバ―5の
構成において前記第1実施例と相違するところがある。
すなわち、カバ―5はステップの足踏部の上面と側面を
覆うカバ―5’と足踏部の下面を覆うカバ―5”とから
なり、両カバ―5’,5”はその両端がヒンジ15,1
5により連結されている。また、両カバ―5’,5”に
より足踏部の全周を覆うには、ヒンジ15の箇所を折り
曲げてカバ―5’の裾端部11にカバ―5”の側面16
を重合させるとよい。そして、この場合にも作業者がマ
ンホ―ル内に入出する際に足がカバ―5を介して足踏部
3を踏んでも滑べることがなく、また作業者がカバ―5
を介して足踏部3を握っても冷たく感ずることも滑べる
こともない。
【0020】なお、前記第1,第3実施例における反射
板8の設置位置を第2実施例と同様にすることも、また
第2実施例における反射板8の設置位置を第1,第3実
施例と同様にすることも可能であり、また、カバ―5は
ステップ2の両側部にまで配置してもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、マンホ―ル蓋受枠のス
テップはその表面が合成樹脂製のカバ―で覆われること
になるので、作業者がマンホ―ル内に入出する際に足が
カバ―を介して足踏部を踏んでも滑べることがなく、ま
た作業者がカバ―を介して足踏部を握っても冷たく感ず
ることも滑べることもなく、安全で使用し易いステップ
用のカバ―となる。
【0022】請求項2においては、カバ―の取付けがよ
り確実になる。また請求項3においては、足踏部が確実
に覆われかつカバ―の取り扱いが容易であり、請求項
4,5においては、足踏部の位置が反射板により明確に
なってより安全なステップ用のカバ―となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はマンホ―ル蓋受枠の平面図である。
【図2】図2はステップにカバ―を取付けた平面図であ
る。
【図3】図3はカバ―の平面図である。
【図4】図4は図3のA―A断面図である。
【図5】図5は図3のB―B断面図である。
【図6】図6は本発明に係る他の実施例のカバ―の平面
図である。
【図7】図7はステップとカバ―の組立を明確にする説
明図である。
【図8】図8は本発明に係る更に他の実施例のカバ―の
平面図である。
【図9】図9はその側面図である。
【符号の説明】
1 受枠 2 ステップ 3 足踏部 5 カバ― 7 滑止用の凹凸部 8 反射板 11 裾端部 12 凹凸係止部 13 係止部材 14 覆板 15 ヒンジ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンホ―ル蓋を保持する受枠にステップを
    設けたものにおいて、前記ステップの少なくとも足踏部
    の上面と側面とを合成樹脂製のカバ―で覆い、該カバ―
    の裾端部を前記足踏部の下面に弾着させたことを特徴と
    するマンホ―ル蓋受枠のステップ用カバ―。
  2. 【請求項2】マンホ―ル蓋を保持する受枠にステップを
    設けたものにおいて、前記ステップの少なくとも足踏部
    の上面と側面とを合成樹脂製のカバ―で覆い、該カバ―
    の裾端部に形成した凹凸係止部に対して足踏部の下面を
    覆う合成樹脂製の覆板から突出した係止部材を係止した
    ことを特徴とするマンホ―ル蓋受枠のステップ用カバ
    ―。
  3. 【請求項3】マンホ―ル蓋を保持する受枠にステップを
    設けたものにおいて、足踏部の上面と側面とを覆う合成
    樹脂製のカバ―と足踏部の下面を覆う合成樹脂製のカバ
    ―とをヒンジにより連結し、前記上面と側面とを覆うカ
    バ―の裾端部に前記下面を覆うカバ―を重合させて両カ
    バ―により前記ステップの少なくとも足踏部の全周を覆
    うようにしたことを特徴とするマンホ―ル蓋受枠のステ
    ップ用カバ―。
  4. 【請求項4】少なくとも足踏部の上面を覆う合成樹脂製
    のカバ―の両端部に反射板を貼着したことを特徴とする
    請求項1又は2又は3に記載のマンホ―ル蓋受枠のステ
    ップ用カバ―。
  5. 【請求項5】足踏部の上面を覆う合成樹脂製のカバ―に
    滑止用の凹凸部を足踏部の軸線方向に複数配列し、該凹
    凸部の両端部に反射板を配置したことを特徴とする請求
    項1又は2又は3に記載のマンホ―ル蓋受枠のステップ
    用カバ―。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5234143U (ja) * 1975-09-02 1977-03-10
JPH02122844U (ja) * 1989-03-13 1990-10-09
JP3072951U (ja) * 2000-05-02 2000-11-07 清輝 楊 携帯電話のハンズフリー装置

Patent Citations (3)

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