JPH09158028A - クッションカーペットおよびその製造方法 - Google Patents

クッションカーペットおよびその製造方法

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JPH09158028A
JPH09158028A JP7325546A JP32554695A JPH09158028A JP H09158028 A JPH09158028 A JP H09158028A JP 7325546 A JP7325546 A JP 7325546A JP 32554695 A JP32554695 A JP 32554695A JP H09158028 A JPH09158028 A JP H09158028A
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melting point
fiber
fibers
cushion
pile
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JP7325546A
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Inventor
Masumi Fujimoto
倍已 藤本
Jinroku Miyamoto
仁六 宮本
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】基布にパイル繊維が植設、目止めされ、基
布の裏面にクッション材が貼り合わされてなるクッショ
ンカーペットにおいて、クッション材が低融点繊維Aお
よび防虫繊維Bを含む2種以上の繊維で構成され、パイ
ル繊維、基布繊維およびクッション材を構成する繊維の
うち最も低い融点を有する低融点繊維Aが前記クッショ
ン材中で20〜60重量%であることを特徴とするクッ
ションカーペットおよびその製造方法。 【効果】本発明によれば、防虫性のあるクッション材を
使用することにより、ダニなどの害虫が忌避し、また
は、害虫の増殖を抑制する効果があって、かつその効果
がドライクリーニングなどの洗濯に対して耐久性を有す
るカーペットとすると同時に、使用済みのカーペットを
容易にリサイクルできるクッションカーペットを提供す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クッションカーペ
ットに関する。さらに詳しくはリサイクルの容易な防虫
性のあるクッションカーペットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カーペット商品においてもダニな
どの害虫が忌避し、または、害虫の増殖を抑制する効果
があり、かつその効果がドライクリーニングなどの洗濯
に対して耐久性を有する防虫カーペットが必要とされて
いる。
【0003】一方、地球の環境保護と資源の効率的利用
の2つのニーズから、産業廃棄物や一般家庭廃棄物の処
理、再利用の問題は益々その重要性が高まってきてお
り、多くの分野、多くの人々が関心を示している。しか
し、カーペットの分野ではこれまでほとんどの使用済み
カーペットを埋め立て処分しており、実用的なカーペッ
トへのリサイクル技術はいまだ開発段階にある。
【0004】一般的にカーペットはその用途に適した品
質を得るために、タフト刺基布にタフティングしたパイ
ル糸、カードウエッブを積層しニドルパンチしたもの、
織編物などの表繊維とその裏面側の刺基布、目止め層、
裏打ち層から構成されている。表繊維はカーペットの基
本性能を決めるもので、家庭用、オフィス用、ホテル・
劇場用、自動車のマット用、店舗用などそれぞれの商品
要求機能と価額の両面から天然繊維、合成繊維など各種
の繊維が選択され使用されている。タフト刺基布は天然
のジュートとポリエステルスパンボンドが一般的で、ポ
リエステルスパンボンドが主流である。カーペット裏面
側の目止め層、裏打ち層は家庭用、オフィス用、自動車
用など使用される場所および形態によってそれぞれ要求
機能が異なり、層ずれのしない塩化ビニールやネオプレ
ンゴムを採用する場合と、形態固定しやすいポリエチレ
ンを採用するなど商品によって細かく仕様が別れてい
る。このように多種多様の素材および構成からなっいる
ことがカーペットのリサイクルの実用化を困難にしてい
る。従来提案されているリサイクル技術を大別すると次
の3つになる。
【0005】第1はサーマルリサイクルである。カーペ
ットを適当な形態に切断し、燃焼させ、自家発電や各種
の熱エネルギーとして再利用する方法である。しかし、
この方法は資源の再利用の観点からは好ましくない。
【0006】第2はマテリアルリサイクルである。この
方法は次のケミカルリサイクルと異なり、物理的、機械
的にペレット化する。この再生ペレットを再利用する場
合、2つのケースに分けられる。1つは多種の素材が混
合していることを是として新規素材として商品開発する
ケースで、花壇や盆栽用の鉢、歩道の装飾用杭などがあ
る。もう1つは、特開平5−211935号公報、特開
平6−123052号公報のように100%同一素材で
構成して、回収、ペレット化、溶融して再利用するケー
スである。
【0007】第3はケミカルリサイクルである。リサイ
クルの基本概念に最も合致しているのは、商品を回収
し、分解して元の素原料に戻すケミカルリサイクルであ
る。しかし、カーペットは商品が多用途にわたってお
り、その素材構成が多種多様であるため、経済的な解重
合システムの開発にはしばらく時間が必要である。この
課題を解決するための手段が特開平5−117441号
公報に記載されている。解重合の効率を向上するための
補助手段として、カーペットを小片化し、セパレーター
でパイル素材であるナイロン6を含む小片とそれ以外の
小片に分離し、ナイロン6を含む小片を解重合システム
へ供給して素原料のε−カプロラクタムを回収する方法
である。しかし、カーペットを小片化し機械的手段で、
例えばサイクロンによる比重差などで分離しても、ナイ
ロン6を含む小片の中にはいまだにタフト刺基布のポリ
エステルスパンボンドや目止め層・裏打ち層の塩化ビニ
ール、ネオプレンゴム、ポリエチレンなどを含有してお
り、解重合の精製の困難さはなんら解決されていない。
【0008】さらに、洗濯耐久性の高い防虫性と易リサ
イクル性を兼ね備えたカーペットは開示されていなかっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、防虫性があ
り、透湿性があって快適な使用感があり、しかもリサイ
クル容易なクッションカーペットおよびその製造方法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のクッションカー
ペットは、前記の課題を解決するために、以下の構成を
有する。
【0011】すなわち、基布にパイル繊維が植設、目止
めされ、基布の裏面にクッション材が貼り合わされてな
るクッションカーペットにおいて、クッション材が低融
点繊維Aおよび防虫繊維Bを含む2種以上の繊維で構成
され、パイル繊維、基布繊維およびクッション材を構成
する繊維のうち最も低い融点を有する低融点繊維Aが前
記クッション材中で20〜60重量%であることを特徴
とするクッションカーペットである。
【0012】また、本発明のクッションカーペットの製
造方法は以下の構成を有する。
【0013】すなわち、クッション材に低融点繊維Aお
よび防虫繊維Bを含む2種以上の繊維を使用して積層ウ
ェッブを形成し、低融点繊維Aの融点以上、低融点繊維
A以外の繊維のうち融点が最も低い融点の繊維の融点未
満の温度で熱処理してクッション材とし、さらに基布に
パイル繊維を植設した後、クッション材を該基布の裏面
に重ねて、低融点繊維Aの融点以上、低融点繊維A以外
の繊維のうち融点が最も低い融点の繊維の融点未満の温
度で熱処理してパイル繊維の目止めおよびクッション材
と基布を貼り合わせることを特徴とするクッションカー
ペットの製造方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
のクッションカーペットを詳細に説明する。図1は本発
明のクッションカーペットの一例を示す概略図である。
図1中の1はパイル繊維、2は基布、3は目止め材、4
は防虫繊維Bを含む繊維クッション材を示す。
【0015】本発明のクッション材に用いる防虫繊維B
はピレスロイド系化合物を付与したものが好ましく、そ
のピレスロイド系化合物とは、フェノトリン(d−シス
菊酸の3−フェノキシベンジルエステルとの2:8混合
物)、合成ピレトリン、アレクトリン、フラルトリン、
バルトリン、ジメトリンおよび天然ピレトリンなどを用
いることができる。これらのピレスロイド系化合物の中
でも、150℃以上の高温処理を施しても、揮発性が低
く、また、後述するアミノシリコンとの相溶性が良く、
ダニ忌避効果、ダニ増殖抑制効果の洗濯による低下が低
く、安全性に優れるなどの観点から、次の一般式に示す
フェノトリンが好ましい。
【0016】
【化1】 なお、本発明において、ピレスロイド系化合物の共力剤
として、一般に知られているピペロニルブトキサイド、
ピペロニルサイクロネン、プロピルアイソーム、スルホ
キサイド(イソサフロールのオクチルスルホキシド)、
サフロキサン、トロピタル、セゾキサン、サイネピリン
類などを併用することにより、防ダニ効果をより高める
ことが可能であり好ましい。
【0017】本発明の防虫繊維B中のピレスロイド系化
合物付着量は、ダニ忌避効果やダニ増殖抑制効果の観点
から、0.01重量%以上1重量%以下が好ましく、
0.02重量%以上0.5重量%以下がより好ましい。
【0018】本発明ではこれらピレスロイド系化合物等
の特殊な薬剤によって加工された繊維は表のパイル繊維
に使用せず、裏面のクッション材に使用して人体との接
触を極力少なくしようとするのが好ましい。
【0019】次に、本発明に用いるアミノシリコンと
は、シリコンポリマーの分子中にアミノ基を有するもの
で、アミノ基以外にエポキシ基などの他の置換基を有し
ていてもかまわない。
【0020】なお、洗濯耐久性およびダニ忌避効果の観
点から、アミノシリコンのアミノ当量は4.5×102
〜6.5×103 グラム当量/モルとするのが好まし
い。
【0021】アミノ当量が4.5×102 グラム当量/
モル未満の場合には、ピレスロイド系化合物ならびに防
錆剤との相溶性が良く、洗濯耐久性は良好であるが、ダ
ニ忌避効果が低いことがある。これはシリコンポリマー
によって強固にピレスロイド系化合物が被覆されるため
と考えられる。一方、アミノ当量が6.5×103 グラ
ム当量/モルを越える場合は、初期のダニ忌避効果は優
れているが、ドライクリーニング等の洗濯により忌避性
能が低下することがある。
【0022】本発明の防虫繊維Bを使用してクッション
材を製造する場合、混綿機や開繊機、梳綿機、製綿成形
機等の機械を錆させることがあり、防錆剤を繊維に付与
することが好ましい。本発明において防錆剤としては、
前記一般式で示されるアミノ系の化合物を用いることが
できる。
【0023】かかるアミノ系化合物の具体例としては、
次の化合物を用いることができる。
【化2】 (ここで、XはNaまたはKなどのアルカリ金属を示
す。)
【化3】 (ここで、R1 はC4 〜C18のアルキル基、R2 はC2
〜C4 のアルキレン基、XはNaまたはKなどのアルカ
リ金属を示す。) なお、かかる一般式で示される防錆剤に、さらにオクチ
ルホスフェートカリ塩などのアルキルホスフェート系化
合物や、亜硫酸ナトリウム等を併用すると、該一般式で
示される化合物の防錆効果はさらに向上するので好まし
い。
【0024】本発明において、防虫効果および防虫効果
の洗濯耐久性の観点から、ピレスロイド系化合物に対す
るアミノシリコンの重量比は1:1〜1:20とするの
が好ましい。ピレスロイド系化合物に対するアミノシリ
コンの重量比が1:1に満たないと、防ダニの洗濯耐久
性が著しく低下することがある。一方、重量比が1:2
0を越えると、防虫効果が低く、本発明の目的を達成し
得なくなることがある。これは、ピレスロイド系化合物
がアミノシリコン被膜で覆われてしまい、ピレスロイド
系化合物が表面に現れにくくなるためと思われる。
【0025】本発明において、ピレスロイド系化合物に
対する防錆剤の重量比は1:0.5〜1:10とするの
が好ましい。ピレスロイド系化合物に対する防錆剤の重
量比が1:0.5に満たないと、防錆効果が低く、一
方、重量比が1:10を越えると、防虫効果が低下する
とともに、防虫効果の洗濯耐久性が低下してくる。これ
は、一般に防錆剤の無機性が強いため、アミノシリコン
の造膜性に悪影響を及ぼしたり、ポリエステル繊維との
親和性が低下することによるものと考えられる。本発明
の防虫繊維Bの製造方法としては、例えば、前記したピ
レスロイド系化合物、アミノシリコンおよび防錆剤を非
イオン系界面活性剤もしくはアニオン系界面活性剤また
はこれらの併用物で乳化分散した水エマルジョン組成物
とし、繊維に対し目標付与量になるように混合したもの
をスプレー方式、浸漬・遠心脱水方式で付与した後、必
要に応じ80〜120℃で予備乾燥後、150〜200
℃で熱処理することによって製造することができる。
【0026】さらに、防虫繊維Bの断面形状は丸形の中
空以外に、多角、楕円などの異形断面中空でもよい。
【0027】防虫繊維Bはクッション材のクッション性
を高めるために、紡糸時に非対称冷却などによって得ら
れる強い3次元捲縮であって、繊度が0.5〜30デニ
ール、繊維長が10〜100mmの短繊維が好ましく用
いられる。
【0028】防虫繊維Bはクッション材に対し、少なく
とも40重量%以上使用することが好ましい。40重量
%未満では防虫効果が低くなることがある。防虫効果の
目安としては、後述するダニ忌避率で表わすと忌避率4
0%以上が好ましい。40%未満では十分な防虫性が得
られにくい。
【0029】次に、本発明に用いる低融点繊維Aについ
て説明する。低融点繊維Aはその融点がパイル繊維、基
布繊維およびクッション材を構成する繊維A以外の繊維
のうち最も低い融点を有する繊維より低いものとする。
熱融着の際の低融点繊維以外の繊維の損傷を防止する観
点から、パイル繊維、基布繊維およびクッション材を構
成する繊維A以外の繊維のうち最も低い融点の繊維の融
点より低融点繊維Aの融点は50℃以上低いのが好まし
い。
【0030】また、接着の効果や熱劣化を防止する観点
から低融点繊維の融点は80〜170℃の範囲に含まれ
るのが好ましく、80〜150℃の範囲に含まれるのは
より好ましい。
【0031】さらに、低融点繊維Aは表面側に低融点の
ポリマR1、中側にポリマR2が複合され、ポリマR1
の融点がポリマR2の融点に比べて50℃以上低く、R
1/R2で表される重量比が40/60〜90/10の
範囲である複合繊維であることが好ましい。R1の重量
比が40%未満になると、クッション材繊維間の熱接着
性が十分に得られなくなったり、基布とクッション材の
接着および基布にパイルを固定することが困難になる。
一方、R1の重量比は100重量%であっても差支えな
いが、カーペット使用時に低融点繊維Aが切断し、粉体
となって埃発生の原因になることもあり、90重量%以
下にするのがより好ましい。
【0032】ポリエステル系の低融点ポリマR1として
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
プロピレン共重合体、エチレンブテン共重合体、エチレ
ン酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィンあるいはオレ
フィン共重合体、ポリヘキサメチレンテレフタレート、
ポリヘキサメチレンブチレンテレフタレート、ポリヘキ
サメチレンテレフタレートイソフタレート等のポリエス
テルあるいは共重合ポリエステル等の熱可塑性ポリマー
から選ばれる、少なくとも一種類のポリマーを用いるこ
とができる。この場合、ポリマR2は特に限定されない
が、例えば、テレフタル酸、2,6−ナフタレンジカル
ボン酸あるいはそれらのエステルを主たるジカルボン酸
成分とし、エチレングリコールもしくはテトラメチレン
グリコールを主たるグリコール成分とするポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、あるい
はポリエチレン2,6−ナフタレートなどのポリエステ
ルを用いることができる。
【0033】ポリアミド系の低融点ポリマR1として
は、例えば、ポリエステル系と同様にナイロン6にナイ
ロン10やナイロン66のような他のナイロンポリマを
共重合することによって容易に得られる。
【0034】低融点繊維Aには、この他必要に応じてR
1、R2以外の酸化チタン、カーボンブラック等の顔料
のほか抗酸化剤、着色防止剤、耐光剤、帯電防止材など
が添加されていても勿論よい。このような繊維Aは通常
の複合紡糸法によって製造することができる。
【0035】低融点繊維Aとしては、熱接着性、ソフト
感付与、弾力性の観点から繊度が0.5〜30デニー
ル、繊維長が10〜100mmの短繊維が好ましく用い
られる。
【0036】本発明のクッション材中の低融点繊維Aは
20〜60重量%とするものである。繊維Aが20重量
%に満たないと、繊維A同士の熱接着点が少なくなって
形態安定性が悪くなると同時に、基布との熱接着が不十
分になる問題がある。また、繊維Aが60重量%を越え
ると、クッション材のソフト感や弾力性が低下すると同
時に、防虫繊維の割合が少なくなって防虫効果が低下す
る問題がある。
【0037】本発明のクッションカーペットはリサイク
ルが容易であることも好ましい。前記したように一般的
なカーペットはその用途に適した品質を得るためにカー
ペットとしての基本性能を決める表繊維の他に、その裏
側面に表繊維と異なる素材が種々使用されている。これ
ら種々の素材から構成されたカーペットのリサイクルは
容易ではないが、本発明はカーペットの用途に適した品
質を保持しながら、リサイクル容易なクッションカーペ
ットを得るのも好ましい。クッシヨンカーペットではこ
のクッション部が一般に発泡ポリウレタン等のクッショ
ン材としてカーペット基布の裏面に貼り合わせられてい
る。しかし、これら発泡ポリウレタンはパイル繊維や基
布の繊維成分と化学組成が異なるため、回収して再利用
する場合大きな障害となる。
【0038】このため本発明では、パイル繊維、基布、
目止め材およびクッシヨン材にいずれも同一系のポリマ
を使用し、かつクッシヨン材に含まれる低融点繊維でパ
イルを基布に固定すると共に、基布にクッシヨン材を固
定することにより、リサイクル容易なクッションカーペ
ットとするのも好ましい。
【0039】本発明のクッションカーペットはマテリア
ルリサイクル、ケミカルリサイクルおよびサーマルリサ
イクルのいずれも可能である。また、使用する繊維とし
てポリアミド、ポリエステル、ポリアクリル等の合成繊
維いずれでも可能であるが、パイル、基布、目止め材お
よびクッション材のいずれもポリエステルで構成する
と、回収品を溶融ペレット化して再利用するマテリアル
リサイクルが容易なため好ましい。さらに好ましくは、
パイル、基布、目止め材およびクッション材のいずれも
ナイロン6で構成し、回収商品を分解して元の素原料に
戻すのが望ましい。ナイロン6で統一すると特公昭42
−18476号公報、特願平6−127468号公報等
に記載されている方法で解重合、精製し、ε−カプロラ
クタムとして回収して、再びナイロン6の素原料として
再利用することが容易である。
【0040】さらに、クッション材4を本発明のごとく
繊維クッションにすれば、透湿性や透水性が高くて、例
えば、畳や木質の床材を腐食しにくい効果もある。
【0041】次に、本発明のクッションカーペットの製
造方法について説明する。本発明の製造方法では、例え
ば、一般の方法で基布に基布と同一素材のパイル繊維を
タフティングによって植設することができる。
【0042】一方、クッション材としては、例えば、前
記基布やパイルと同一素材の低融点繊維Aと防虫繊維
B、場合によってはその他の繊維を加えて通常の紡績工
程で使用する給綿機、混綿機、開繊機、梳綿機によって
十分に混綿、開繊してウエッブ状とし、製綿成型機で積
層ウエッブとした後、低融点繊維Aの融点以上、低融点
繊維A以外の繊維のうち融点が最も低い融点の繊維の融
点以下の温度で熱処理してシート状の繊維クッション材
とするものである。
【0043】このシート状の繊維クッション材を前記の
基布にパイル繊維が植設されたカーペットの基布裏面に
重ねて、クッション材を構成する低融点繊維Aの融点以
上、パイル、基布およびクッション材の低融点繊維以外
の繊維のうち融点が最も低い繊維の融点未満の温度で熱
処理して、基布とクッション材の接着およびパイルを基
布に固定する。熱処理の温度は低融点繊維Aの融点以上
の温度であって、かつパイル、基布、およびクッション
材の低融点繊維以外の繊維の品質を損なわない温度で処
理するのが好ましく、パイル、基布およびクッション材
の低融点繊維以外の繊維のうち融点が最も低い繊維の融
点より10℃以上低い温度であることがより好ましい。
【0044】また、パイル繊維を基布に目止めする方法
としては、前記クッション材の低融点繊維Aで溶融接着
することもできるが、タフト後のカーペットにあらかじ
め低融点繊維に使用する共重合ポリマの微粉末を塗布し
ておき、熱処理して接着目止めしたり、基布とクッショ
ン材の熱処理接着時に低融点ポリマ微粉末による接着目
止めをするのがより好ましい。
【0045】
【実施例】次に本発明を実施例、比較例によりさらに詳
細に説明する。本発明に記載した諸特性の測定法は次の
通りである。
【0046】[ダニ忌避率]直径200mm、高さ30
mmのシャーレにダニ繁殖中の粉末飼料<日本クレア株
式会社製 CF−2>を出来るだけ均一に拡げ、この上
に1gの繊維クッション材を開繊して8×8cmのほぼ
正方形に拡げ、これとは別に防虫加工されていない前記
繊維クッション材と同種のポリマ繊維の綿1gを前記と
同様に8×8cmのほぼ正方形に拡げ、それぞれ左右対
称に1枚ずつ置いた。この綿上の中央の高さ1.4cm
のところに、ダニの全く入っていない粉末飼料(水分1
5%)1gを入れた直径2.8cmの容器を置き、室温
25±2℃、湿度70〜80%RHの範囲に調節したふ
卵器に入れ40時間放置した後、容器の中の飼料中に侵
入したダニ数を食塩水浮遊法で数え、次式でダニ忌避率
を求めた。
【0047】 ダニ忌避率(%)={(A−B)/A}×100 ここで、Aは防虫加工されていない繊維クッション材と
同種のポリマ繊維の綿のダニ数、Bは繊維クッション材
の開繊綿のダニ数。忌避率はドライ洗濯なしの場合の値
をL−Oで示し、パークレン液で40℃、10分間洗浄
し、脱溶剤処理する工程を3回繰り返した場合の値をL
−3で示す。
【0048】[パイルの目止め性、基布とクッション材
の接着性、クッション材の弾力性]目視および触感によ
って、優(◎)から不可(×)まで7段階に評価した。
【0049】[実施例1〜3および比較例1〜2]通常
のポリエステルチップを用いて溶融紡糸・延伸・巻縮加
工して融点255℃、繊度1300デニール、フィラメ
ント数260本の3葉形断面で、巻縮伸長率19%の巻
縮糸を得た。得られた巻縮糸を2本引き揃え50T/m
の撚を入れてソフト巻きチーズにして高圧チーズ染色法
で白を含む5色に染色した。得られたチーズ染め糸を用
いて、通常市販ポリエステルスパンボンドを基布とし
て、パイル長=15mm、ステッチ=12.5コ/in
のカットパイルカーペットとした。
【0050】一方、繊維クッション材として、まず、低
融点繊維AのR2は融点が255℃の通常ポリエチレン
テレフタレート、R1としてイソフタル酸40モル%共
重合した融点が110℃のポリエチレンテレフタレート
系ポリエステルを用いて、紡糸温度285℃、紡糸口金
孔数24孔、引取り速度1350m/分、吐出量18.
11g/分、R1/R2で表される重量比が60/40
のR2を芯部とし、R1を鞘部とした同心円状の低融点
繊維Aの未延伸糸を紡糸した。この未延伸糸を延伸後の
トウデニールが10万デニールとなるべく合糸して、延
伸倍率3倍、延伸浴温度80℃で延伸し、クリンパで機
械捲縮を付与した。さらに、70℃の熱セッターで乾燥
した後、仕上げ油剤を付与して、カット長51mmに切
断して、繊度約4デニール、表面層の融点が約110℃
の低融点繊維Aを得た。次に、融点が255℃の通常ポ
リエチレンテレフタレートをペレット状態とし、紡糸温
度280℃、紡糸口金孔数24孔、引取り速度1350
m/分、中空率29%の中空断面構造とし、紡糸口金の
出口で非対称冷却した未延伸糸を紡糸した。さらに、こ
の未延伸糸を延伸後のトウデニールが10万デニールと
なるべく合糸して、延伸倍率3倍、延伸浴温度80℃で
延伸し、クリンパで機械捲縮を付与した。さらにピレス
ロイド系化合物としてフェノトリンをノニルフェノール
のエチレンオキサイド9モル添加物で乳化し、ピレスロ
イド系化合物が0.1重量%になるように、また、バイ
ンダーとして、アミノ当量が3.5×103 グラム当量
/モルであるアミノシリコーン(TKシリコーンAS6
5、高松油脂株式会社製)を固形分換算で0.5重量%
になるように、さらに防錆剤としてエチレンジアミン4
酢酸の2ナトリウム塩を固形分換算で0.15重量%に
なるように調整した水エマルジョン組成物をスプレーで
付与し、カット長38mmに切断して175℃の熱処理
をして繊度6デニール、捲縮数7.5山/25mm、捲
縮度26.4%の防虫繊維Aを得た。この繊維Aのフェ
ノトリン付着量は0.15重量%、アミノシリコーン付
着量は0.5重量%、防錆剤付着量は0.15重量%で
あった。この綿100%の防錆性は、塩酸でメッキ、油
分を落とした鉄の針金を、前記綿の中にくるみ25℃、
75%RHの恒温恒湿槽で72時間放置後でもほとんど
錆が発生せず良好で、ダニ忌避率は洗濯前99.7%、
パークレン液で40℃、10分間洗浄する工程を3回繰
り返した後94.2%であった。前記低融点繊維Aおよ
び防虫繊維Bを混綿し、ローラカードでさらに混綿・開
繊してウエッブ状とし、製綿成型機で積層ウエッブとし
た後、連続して乾熱150℃の雰囲気中を通過させなが
ら低融点繊維A相互の交差点および低融点繊維Aと防虫
繊維Bの交差点の一部を接着させてシート状の繊維クッ
ション材とした。
【0051】上記混綿の際、実施例1は低融点繊維Aを
20重量%・防虫繊維Bを80重量%で混綿、実施例2
は低融点繊維Aを40重量%・防虫繊維Bを60重量%
で混綿、実施例3は低融点繊維Aを60重量%・防虫繊
維Bを40重量%で混綿、比較例1は低融点繊維Aを1
9重量%・防虫繊維Bを81重量%で混綿、比較例2は
低融点繊維Aを62重量%・防虫繊維Bを38重量%で
混綿した。
【0052】さらに、カーペットの基布の裏面に前記実
施例1〜3および比較例1〜2のシート状の繊維クッシ
ョン材を重ねて、連続して乾熱150℃の雰囲気中を通
過させながらR1ポリマの微粉末およびクッション材を
構成する低融点繊維Aで基布とクッション材の接着およ
びパイルの基布への固定をしてポリエステル100%の
クッションカーペットを得た。
【0053】表1に、得られたクッションカーペットの
性質を示す。
【0054】
【表1】 実施例1、2および3は防虫繊維を80〜40重量%、
低融点繊維を20〜60重量%混綿したもので、ダニ忌
避率は洗濯前81.6〜41.6%、パークレン液で4
0℃、10分間洗浄する工程を3回繰り返した後におい
ても79.2〜40.5%で良好であった。また、パイ
ルの目止め性、基布とクッション材の接着性およびクッ
ション材の弾力性もともに良好なものであった。
【0055】これに対し、比較例1は防虫繊維を82重
量%含み、ダニ忌避率およびクッションの材弾力性は良
好であるが、低融点繊維の混綿が19重量%と低く、パ
イルの目止め性および基布とクッション材の接着性が劣
るものであった。また比較例2は防虫繊維が38重量%
と少なく、低融点繊維が62重量%と多いため、目止め
性および基布とクッション材の接着性は良好であるがダ
ニ忌避率やクッション材の弾力性が劣るものであった。
【0056】これら実施例1〜3のカットパイルカーペ
ット製品のみを6ケ月使用後回収し、実施例1〜3のカ
ーペット製品別々に反毛機にかけて解繊し、この解繊繊
維を溶融チップ化し、再度溶融紡糸・延伸して延伸・巻
縮加工して繊度1300デニール、フィラメント数26
0本の3葉形断面巻縮糸を得た。得られた巻縮糸は実施
例1〜3いずれも灰色の着色巻縮糸であるが再利用可能
な糸であった。
【0057】[実施例4]通常のナイロン6チップを特
公昭55−9086号公報記載の方法で紡糸・延伸・巻
縮加工して融点215℃、繊度2600デニール、フィ
ラメント数160本の田型中空(中空率14%)で、巻
縮伸長率25%の巻縮糸を得た。これとは別に通常のナ
イロン6チップを紡糸・延伸・巻縮加工して融点215
℃、繊度2.5デニール、64mmのステープルとし、
通常の紡績、製織、加工してナイロン6繊維織物の基布
とした。このナイロン6繊維織物を基布として、前記ナ
イロン6巻縮糸をパイル長=4.5mm、ステッチ=1
2.5コ/in、ループパイルをタフトし、染色してカ
ーペットとした。
【0058】一方、繊維クッション材として、まず、低
融点繊維AのR1としてナイロン6にナイロン66を共
重合した融点が95℃の共重合ナイロンを用いて紡糸・
延伸して、繊度約4デニール、カット長64mmの低融
点ポリマ100重量%の低融点繊維Aを得た。この低融
点繊維Aと実施例1で使用した防虫繊維Bおよび通常の
溶融紡糸、延伸して得られた融点215℃、繊度13デ
ニール、カット長64mmのナイロン6ステープル(そ
の他の繊維C)をA/B/Cの重量比が30/60/1
0となるように混綿し、ローラカードでさらに混綿・開
繊してウエッブ状とし、製綿成型機で積層ウエッブとし
た後、連続して乾熱140℃の雰囲気中を通過させなが
ら低融点繊維A相互の交差点および低融点繊維Aと防虫
繊維Bの交差点の一部を接着させてシート状の繊維クッ
ション材とした。
【0059】さらに、カーペットの基布の裏面に、前記
融点95℃のR1ポリマの微粉末を塗布しながらシート
状の繊維クッション材を重ねて、連続して乾熱145℃
の雰囲気中を通過させながらR1ポリマの微粉末および
クッション材を構成する低融点繊維Aで基布とクッショ
ン材の接着およびパイルの基布への固定をして一部クッ
ション材に防虫ポリエステル繊維を含むクッションカー
ペットを得た。
【0060】得られたクッションカーペットの性質を表
1に併せて示す。
【0061】防虫繊維を60重量%、低融点繊維を30
重量%混綿したもので、ダニ忌避率は洗濯前62.4
%、パークレン液で40℃、10分間洗浄する工程を3
回繰り返した後においても60.2%で良好であった。
また、パイルの目止め性、基布とクッション材の接着性
およびクッション材の弾力性ともに良好なものであっ
た。この実施例4のカーペットを6ケ月間使用後回収
し、150℃の熱を加えながらパイルおよび基布とクッ
ション材部に分離して、パイルおよび基布のみを反毛機
にかけて解繊した。解繊した繊維を特公昭42−184
76号公報に記載の方法で解重合・精製してε−カプロ
ラクタムに回収した。
【0062】
【発明の効果】本発明のクッションカーペトおよびその
製造方法によれば、防虫性のあるクッション材を使用す
ることにより、ダニなどの害虫が忌避し、または、害虫
の増殖を抑制する効果があって、かつその効果がドライ
クリーニングなどの洗濯に対して耐久性を有するカーペ
ットとすると同時に、使用済みのカーペットを容易にリ
サイクルできるクッションカーペットを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクッションカーペットの一例をモデル
的に示す概略図である。
【符号の説明】
1:パイル 2:基布 3:目止め材 4:防虫繊維を含むクッション材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基布にパイル繊維が植設、目止めされ、基
    布の裏面にクッション材が貼り合わされてなるクッショ
    ンカーペットにおいて、クッション材が低融点繊維Aお
    よび防虫繊維Bを含む2種以上の繊維で構成され、パイ
    ル繊維、基布繊維およびクッション材を構成する繊維の
    うち最も低い融点を有する低融点繊維Aが前記クッショ
    ン材中で20〜60重量%であることを特徴とするクッ
    ションカーペット。
  2. 【請求項2】パイル繊維、基布繊維およびクッション材
    を構成する繊維のうち、低融点繊維A以外の繊維の融点
    より低融点繊維Aの融点が50℃以上低いことを特徴と
    する請求項1に記載のクッションカーペット。
  3. 【請求項3】低融点繊維Aが芯鞘構造を有する複合繊維
    であって、該複合繊維の鞘成分を構成するポリマR1の
    融点が芯成分を構成するポリマR2の融点に比べて50
    ℃以上低く、かつ、R1/R2で表わされる重量比が4
    0/60〜90/10の範囲であることを特徴とする請
    求項1または2に記載のクッションカーペット。
  4. 【請求項4】防虫繊維Bの使用率が40重量%以上であ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のク
    ッションカーペット。
  5. 【請求項5】防虫繊維Bにはピレスロイド系化合物、ア
    ミノ当量が4.5×102 〜6.5×103 グラム当量
    /モルのアミノシリコンおよび防錆剤が付着し、ピレス
    ロイド系化合物に対するアミノシリコンの重量比が1:
    1〜1:20であり、ピレスロイド系化合物に対する防
    錆剤の重量比が1:0.5〜1:10であって、防虫繊
    維Bのピレスロイド系化合物の付着量が0.01〜1重
    量%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載のクッションカーペット。
  6. 【請求項6】パイル、基布、目止め材およびクッション
    材がいずれも同一系のポリマで構成されていることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のクッションカ
    ーペット。
  7. 【請求項7】パイル、基布、目止め材およびクッション
    材がいずれもポリエステルで構成されていることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載のクッションカー
    ペット。
  8. 【請求項8】クッション材に低融点繊維Aおよび防虫繊
    維Bを含む2種以上の繊維を使用して積層ウェッブを形
    成し、低融点繊維Aの融点以上、低融点繊維A以外の繊
    維のうち融点が最も低い融点の繊維の融点未満の温度で
    熱処理してクッション材とし、さらに基布にパイル繊維
    を植設した後、クッション材を該基布の裏面に重ねて、
    低融点繊維Aの融点以上、低融点繊維A以外の繊維のう
    ち融点が最も低い融点の繊維の融点未満の温度で熱処理
    してパイル繊維の目止めおよびクッション材と基布を貼
    り合わせることを特徴とするクッションカーペットの製
    造方法。
  9. 【請求項9】パイル、基布、目止め材およびクッション
    材にいずれも同一系のポリマを使用することを特徴とす
    る請求項8に記載のクッションカーペットの製造方法。
JP7325546A 1995-12-14 1995-12-14 クッションカーペットおよびその製造方法 Pending JPH09158028A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006525444A (ja) * 2003-05-05 2006-11-09 ノース・キャロライナ・ステイト・ユニヴァーシティ 拡張された特性を伴う3次元の深いモールド構造

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