JPH09157647A - ポゾラン反応方法、ポゾラン反応生成物およびポゾラン反応を利用した土壌改良方法 - Google Patents

ポゾラン反応方法、ポゾラン反応生成物およびポゾラン反応を利用した土壌改良方法

Info

Publication number
JPH09157647A
JPH09157647A JP34678195A JP34678195A JPH09157647A JP H09157647 A JPH09157647 A JP H09157647A JP 34678195 A JP34678195 A JP 34678195A JP 34678195 A JP34678195 A JP 34678195A JP H09157647 A JPH09157647 A JP H09157647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
component
water
pozzolanic reaction
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP34678195A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Shiragami
光章 白神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ekuseno Yamamizu Kk
Original Assignee
Ekuseno Yamamizu Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ekuseno Yamamizu Kk filed Critical Ekuseno Yamamizu Kk
Priority to JP34678195A priority Critical patent/JPH09157647A/ja
Publication of JPH09157647A publication Critical patent/JPH09157647A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B30/00Compositions for artificial stone, not containing binders
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/0045Polymers chosen for their physico-chemical characteristics
    • C04B2103/0053Water-soluble polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/0068Ingredients with a function or property not provided for elsewhere in C04B2103/00
    • C04B2103/0094Agents for altering or buffering the pH; Ingredients characterised by their pH
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00474Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00732Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 for soil stabilisation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】緩和されたpH条件下に行うことが出来る新規
なポゾラン反応方法およびポゾラン反応を利用した土壌
改良方法であって接触水(雨水)が強アルカリになるこ
とによって惹起される二次公害の問題が軽減された上記
の改良方法を提供する。 【解決手段】(1)Si成分、Al成分、Ca成分を含
む原料物質を養生固化してポゾラン反応を行うに当た
り、反応系内にpH調整剤として酸性塩を存在させるポ
ゾラン反応方法、(2)含水土壌に水溶性高分子物質を
添加混合し、次いで、得られた団粒物に成分調整剤とし
て石灰成分を添加被覆した後に養生固化してポゾラン反
応を行う土壌改良方法において、ポゾラン反応系内にp
H調整剤として酸性塩を存在させる土壌改良方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポゾラン反応方
法、ポゾラン反応生成物およびポゾラン反応を利用した
土壌改良方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポゾラン反応(pozzolanic
reaction)は、Si成分、Al成分、Ca成分
を含む原料物質を養生固化する反応であり、土壌工学な
どの分野で周知の反応である。また、それ自体に水硬性
は殆どないが水の存在下に水酸化カルシウムと常温で徐
々に反応して水不溶性の化合物を生成して硬化する微粉
末状シリカ質材料は、周知の通り、ポゾラン(pozz
olan)と呼ばれる。
【0003】近時、上記のポゾラン反応は、建設および
土木工事などに伴って発生する建設残土を資源として再
利用するための土壌改良方法に利用されつつある(例え
ば、特開平4−345685号公報、特開平5−593
63号公報、特開平5−156251号公報など)。
【0004】上記のポゾラン反応を利用した土壌改良方
法は、基本的には、含水土壌に水溶性高分子物質を添加
混合し、次いで、得られた団粒物に成分調整剤として石
灰成分を添加被覆した後に養生固化してポゾラン反応を
行う方法である。石灰成分を添加被覆した含水土壌の団
粒物は、Si成分、Al成分、Ca成分を含むポゾラン
反応の原料物質であり、ポゾラン反応による養生固化
は、石灰成分を添加被覆した含水土壌の団粒物の表面で
行われる。
【0005】ポゾラン反応後の団粒土壌は、強度の向上
が図られ、砂の様な流動性が付与され、水中で膨潤しな
い程度に固化されているため、例えば、建設および土木
工事などの埋め戻し復旧の土壌として好適に使用され
る。また、ポゾラン反応後の団粒土壌は、内部がポーラ
スであると言う性状を有するため、上記の埋め戻し復旧
用途以外に、その透水性および保水性を利用した植生土
壌などとしての用途が期待される。
【0006】しかしながら、ポゾラン反応は、当該反応
を利用した上記の土壌改良方法からも明らかな通り、強
塩基性の石灰成分などを原料として強アルカリ条件下に
行われるため、ポゾラン反応生成物は強塩基性であり、
接触水のpHは12以上の強アルカリを呈する。それが
ため、ポゾラン反応生成物の用途にはpH上の制限があ
り、また、ポゾラン反応後の団粒土壌を埋め戻し復旧用
途に使用する際には接触水(雨水)のpHが強アルカリ
性を呈して二次公害を惹起すると言う問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みなされたものであり、その目的は、緩和されたpH
条件下に行うことが出来る新規なポゾラン反応方法、p
H調整されたポゾラン反応生成物およびポゾラン反応を
利用した土壌改良方法であって接触水(雨水)が強アル
カリになることによって惹起される二次公害の問題が軽
減された上記の改良方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、ある特定のpH
調整剤を使用するならば、ポゾラン反応方法は全く問題
なく進行し、その結果、pH調整されたポゾラン反応生
成物を得ることが出来るとの知見を得た。本発明は、斯
かる知見に基づき達成されたものであり、各発明の要旨
は、次の通りである。
【0009】本発明の第1の要旨は、Si成分、Al成
分、Ca成分を含む原料物質を養生固化してポゾラン反
応を行うに当たり、反応系内にpH調整剤として酸性塩
を存在させることを特徴とするポゾラン反応方法に存す
る。
【0010】本発明の第2の要旨は、酸性塩の存在下、
Si成分、Al成分、Ca成分を含む原料物質を養生固
化して成ることを特徴とするポゾラン反応生成物に存す
る。
【0011】本発明の第3の要旨は、含水土壌に水溶性
高分子物質を添加混合し、次いで、得られた団粒物に成
分調整剤として石灰成分を添加被覆した後に養生固化し
てポゾラン反応を行う土壌改良方法において、ポゾラン
反応系内にpH調整剤として酸性塩を存在させることを
特徴とする、ポゾラン反応を利用した土壌改良方法に存
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の第1の要旨に係るポゾラン反応方法は、本発明
の第3の要旨に係るポゾラン反応を利用した土壌改良方
法に利用され、本発明の第2の要旨に係るポゾラン反応
生成物の一例は、本発明の第3の要旨に係るポゾラン反
応を利用した土壌に相当する。従って、以下の説明にお
いては、重複的説明を避けるため、ポゾラン反応を利用
した土壌改良方法の説明によってポゾラン反応方法およ
びポゾラン反応生成物の説明に替えることとする。
【0013】本発明の土壌改良方法において、対象とな
る含水土壌は、通常、含水比が20%以上の土壌であ
る。特に、本発明の土壌改良方法が期待できるのは、含
水比が30〜180、特には60〜150程度の高含水
量の土壌であり、具体的には、宅地造成工事、上下水道
工事、道路工事などの一般の建設および土木工事などに
伴って発生する建設残土である。なお、上記の含水比と
は、100℃の炉乾燥によって失われる土中水の質量
の、土の乾燥質量に対する比を百分率で表した値であ
り、具体的には、JIS A 1203(含水比試験方
法)によって測定される値である。
【0014】土質には、ローム層、砂礫、土砂などがあ
り、建設残土は、通常、これらの混合物であり、そし
て、発生現場により、コンクリート片なども含む。建設
残土の含水比は、発生現場に大きく依存し、関東ローム
層から発生する建設残土は、通常、90〜150前後の
含水比を示し且つ粘着性が大きい。従って、斯かる建設
残土は、本発明のポゾラン反応を利用した土壌改良方法
の効果が大きく、ポゾラン反応後の団粒土壌は、強度の
向上が図られ、砂の様な流動性が付与され、水中で膨潤
しない程度に固化され、建設および土木工事などの埋め
戻し復旧の土壌として好適に使用される。
【0015】先ず、本発明の土壌改良方法においては、
含水土壌に水溶性高分子物質を添加混合して団粒物を調
製する。水溶性高分子物質としては、通常、1000m
lの水に常温(25℃)で1g以上溶解する重合体が使
用される。
【0016】水溶性高分子物質の例としては、ポリアク
リルアミド、ポリアクリルアミドの部分鹸化物、アクリ
ルアミドと他のモノマーとの共重合体などのアミドを有
する水溶性高分子物質、ポリアクリル酸、ポリアクリル
酸塩、アクリル酸−アクリル酸塩共重合体、メタクリル
酸エステル−アクリル酸塩共重合体、カルボキシメチル
セルロース等のカルボキシル基またはその塩を有する水
溶性高分子物質、その他、ポバール、澱粉などが挙げら
れる。
【0017】本発明で使用する水溶性高分子物質の種類
は、特に制限されないが、ポゾラン反応の祭の加水分解
によるアンミニア臭の発生が全くないと言う観点から、
カルボキシル基またはその塩を有する水溶性高分子物質
が好適であり、特に、団粒効果などの観点から、ポリ
(メタ)アクリル酸の部分アルカリ中和塩が好適であ
る。ポリ(メタ)アクリル酸の部分アルカリ中和塩と
は、骨格がポリアクリル酸またはポリメタクリル酸の線
状高分子であり、官能基であるカルボキシル基の一部ま
たは全部がナトリウム又はカリウム等の塩となった水溶
性高分子物質である。
【0018】本発明で使用するポリ(メタ)アクリル酸
の部分アルカリ中和塩は、如何なる製法によるものであ
ってもよいが、分子量が通常300万以上、好ましくは
500万以上のものが使用される。そして、その部分中
和度は、分子量にも依存するが、通常10モル%以上、
好ましくは30〜90モル%以上とされる。
【0019】本発明で使用する水溶性高分子物質は、含
水土壌中の水分に溶解してその団粒効果を発揮し、その
溶解速度が速いほどに団粒効果の発現も速い。従って、
斯かる観点から、水溶性高分子物質は、平均粒径が0.
5mm以下の粉粒体の形態で使用するのが好ましい。
【0020】含水土壌の団粒物の調製は、含水土壌に通
常0.01〜1重量%、好ましくは0.03〜0.5重
量%の水溶性高分子物質の粉粒体を添加し、数十秒から
数分間攪拌混合することによって行われる。攪拌混合機
としては、粉砕機能を備えた連続または回分式の二軸パ
ドルミキサー、皿型混合機などが好適に使用される。
【0021】次いで、本発明の土壌改良方法は、得られ
た団粒物に成分調整剤として石灰成分を添加被覆した後
に養生固化してポゾラン反応を行う。石灰成分の団粒物
への被覆は、含水土壌の団粒物の表面において、ポゾラ
ン反応を行うための原料成分(Si成分、Al成分、C
a成分)の調整の意義を有する。
【0022】従って、Si成分、Al成分、Ca成分を
含む原料物質を養生固化してポゾラン反応を行う本発明
の第1の要旨に係るポゾラン反応方法は、本発明の土壌
改良方法においては、原料成分の調整後に利用される。
そして、本発明の土壌改良方法の様に、含水土壌の団粒
物の表面においてポゾラン反応を行う必要がない場合
は、ポゾラン反応に必要なSi成分、Al成分、Ca成
分の均一混合を行ってもよい。
【0023】本発明の最大の特徴は、ポゾラン反応を行
うに当たり、反応系内にpH調整剤として酸性塩を存在
させる点に存する。そして、含水土壌の団粒物の表面に
おいてポゾラン反応を行う本発明の土壌改良方法の場
合、酸性塩は、含水土壌の団粒物の表面に石灰成分と共
に添加被覆される。
【0024】ポゾラン反応を行うための原料成分調整の
ために使用されるカルシアム成分は、通常CaO(生石
灰)又はCa(OH)2 (消石灰)として、好ましは生
石灰として供給される。生石灰としては、市販品の他、
食品工業や家庭から発生した魚貝の骨殻、発電所などの
海水を使用した冷却管に付着した貝殻などを焼成粉砕品
を使用することが出来る。
【0025】Si成分、Al成分、Ca成分の各割合
は、特に制限されず、ポゾラン反応をは、これらの成分
の最低量見合いの略量論量に従って進行すると判断され
る。そして、含水土壌の組成によってはSi成分および
Al成分を追加することが出来る。Si成分は、例え
ば、骨材、フライアッシュ等、Al成分は、フライアッ
シュ、セメント等によって供給することが出来る。
【0026】上記の骨材の具体例としては、コンクリー
ト破砕物、砂、砂利、砕石などが挙げられる。また、天
然の骨材としては、深成岩、安山岩、玄武岩、砂岩など
が挙げられる。これらの骨剤は、通常、比重が2.0〜
3.0g/cm3 であり、JIS A 1104の標準
試験による単位容積重量が1500〜2000kg/c
3 である。
【0027】上記のフライアッシュの具体例としては、
微粉炭燃焼ポイラーの煙道ガスから採取されるフライア
ッシュの他、石炭火力発電所から発生する石炭灰が挙げ
られる。フライアッシュの組成は、その種類に依存する
が、上記の石炭灰の場合、通常、50〜70重量%のS
iO2 と10〜40重量%のAl2 3 を含有し、その
他の成分として、Fe2 3 、CaO、MgO等を含有
している。また、セメントの組成は、その種類にも依存
するが、ポルトランドセルントの組成は、通常、SiO
2 20〜24重量%、Al2 3 5〜7重量%、Fe2
3 2〜4重量%、CaO63〜66重量%である。
【0028】本発明の土壌改良方法において、石灰成分
は、CaOとして、通常0.2〜20重量%、好ましく
は0.5〜10重量%、骨材、フライアッシュ、セメン
トは、それぞれ、通常0.5〜50重量%、好ましくは
1〜30重量%の割合で含水土壌の団粒物に添加され
る。その他、本発明においては、石膏なども成分調整に
使用することが出来る。
【0029】本発明の土壌改良方法において、特に、成
分調整剤として次の石灰成分を使用するのが好ましい。
【0030】
【表2】 SiO2 :0.5〜20重量% Al2 3 :0.5〜15重量% Fe2 3 :0.5〜5重量% CaO :40〜95重量% MgO :0.1〜10重量% SO 3 :0〜15重量%
【0031】上記の成分調整剤は、前述した成分調整剤
原料を使用し、且つ、一般の建設および土木工事などに
伴って発生する建設残土に対して最も効果的にポゾラン
反応を行うために調整されたものである。そして、成分
調整剤は、粒径が小さい程、比表面積が大きく、土壌粒
子間に容易に進入し、硬化速度および硬化強度が大き
く、単位添加量当たりのポゾラン反応による固化効果が
向上する。
【0032】従って、斯かる観点から、成分調整剤は、
平均粒径が通常1mm以下、好ましくは0.5mm以
下、更に好ましくは0.05〜0.2mm程度とするの
がよい。そして、成分調整剤は、含水土壌の団粒物に対
し、通常1〜25重量%、好ましくは1〜10重量%の
割合で添加され、ポゾラン反応を円滑に進行する。
【0033】本発明においてpH調整剤として使用され
る酸性塩としては、硫酸アルミニウム(硫酸バンド)、
硝酸アルミ、塩化アルミ、炭酸水素ナトリウム、リン酸
水素ナトリウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウ、
塩化アンモニウム等が挙げられるが、これらの中では、
分解ガスの発生がなく且つ酸性度の高い硫酸アルミニウ
ムが好適に使用される。
【0034】硫酸アルミニウムは、それを主成分とする
限り、不純物を含有していても差し支えない。そして、
粉末状、水を媒体とする溶液または懸濁液として使用さ
れる。ポゾラン反応による養生固化は、前述の通り、塩
基性の高い石灰成分などを原料としてアルカリ条件下に
行われる。例えば、成分調整剤によって含水土壌の団粒
物の表面の成分調整を行った場合、水分のpHは12〜
13以上となる。
【0035】しかしながら、本発明に従って、ポゾラン
反応系内にpH調整剤として硫酸アルミニウム等の酸性
塩を存在させることにより、上記のpHを10以下に低
減することが出来る。特に、本発明においては、ポゾラ
ン反応生成物(改良土壌)のpHが8.5以下となる様
に酸性塩の使用量を選択するのが好ましい。
【0036】酸性塩は、成分調整剤と混合して含水土壌
の団粒物表面に被覆添加してもよく、また、両者を別々
に添加被覆してもよく、そして、この場合の順序は任意
に選択することが出来る。硫酸アルミニウムの使用量
は、目的とするpH、すなわち、ポゾラン反応生成物で
ある改良土壌の所望するpHに依存するが、ポゾラン反
応の原料物質、本発明の土壌改良方法においては、成分
調整剤に対し、通常1〜40重量%、好ましくは1〜1
0重量%とされる。酸性塩の使用量が余りにも多い場合
は、ポゾラン反応が十分に進行せず、養生固化が良好に
達成されない。
【0037】そして、上記の成分調整剤および/または
酸性塩による団粒物表面の被覆処理においては、団粒物
の破砕が起こらない様にするため、解砕効果が小さく且
つ被覆効果の大きい混合機、例えば、回転混合機、団粒
物の転がりを助長するシュート型混合機などが好適に使
用される。
【0038】ポゾラン反応における養生固化は、必要に
応じ、前記の処理を終えた含水土壌の団粒物を篩分けし
て粒度調整を行った後に実施される。養生固化は、室温
で十分に進行するため、常温における数時間ないしは数
日間の養生期間により、含水土壌の団粒物は、強度の向
上が図られ、砂の様な流動性が付与され、水中で膨潤し
ない程度に固化される。そして、養生期間は、ポゾラン
反応における発熱を利用することにより、また、適当な
加熱手段によって短縮することが出来るが、これらの場
合は、反応完了前において反応原料物質である含水土壌
の団粒物から完全に水分が除去されない様にする必要が
ある。
【0039】本発明の土壌改良方法は、固定プラント方
式、仮設プラント方式、車搭載設備方式など、種々の規
模による各種の態様で行うことが出来る他、浅層混合方
式によっても行うことが出来る。固定プラント方式は、
発生土壌の区域内で処理する場合、仮設プラント方式
は、比較的規模の大きい工事現場から発生する土壌を当
該現場ないしはその近傍の場所で処理する場合、車搭載
設備方式は、規模が小さいか又は短期の施工現場や埋設
管敷設現場などの移動を要する現場で処理する場合にそ
れぞれ好適である。また、浅層混合方式は、自走式の浅
層混合処理機によりステップワイズに処理することが必
要な、広範囲の表土の改良に好適である。
【0040】本発明のポゾラン反応を利用した土壌改良
方法による改良土壌(ポゾラン反応生成物)は、従来公
知の方法による場合に比し、pHが低く、団粒物の粒子
としての強度が高く、多孔質であり、雨水との接触によ
って濁水を生じることがないため、土木用途のみなら
ず、植生土壌としても好適である。従って、本発明の土
壌改良方法は、農地の改良手段として、また、農耕地や
裸地の雨水による浸食に起因する濁水発生防止手段(具
体的には例えば沖縄県の赤水発生防止手段)としても好
適である。
【0041】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。なお、以下の諸例にお
いて採用した評価方法および材料物質は、次の通りであ
る。
【0042】(1)CBR値:JIS A 1211
(CBR試験法)に準拠して測定した。
【0043】(2)pH値:試料30gを100mlの
水に入れて3分間攪拌後について測定した。
【0044】(3)団粒物の平均粒径:重量基準の平均
粒径として算出した。
【0045】(4)団粒化:篩試験により次の2段階で
評価した。
【表3】 ×:団粒化不良で未団粒物が存在する。 〇:団粒化良好であるが団粒物の平均粒径±3mm以内
の範囲に存在する団粒物の割合が90重量%以上であ
る。
【0046】(5)透水性:底部に目開き0.5mmの
金網を張った10Lの容器に約6Lの試料を入れた後に
上から約5Lの水を注ぎ、水切れが良好で且つ浸出水が
澄明な場合は透水性良好(〇)とし、水切れが不良また
は浸出水が濁っている場合は透水性不良(×とした。
【0047】(6)転圧性:30cm2層転圧締固め
後、土研式貫入試験機により、10cmの貫入に要する
打撃回数を測定し、打撃回数16回未満を不良(×)、
16回以上を良好(〇)とした。
【0048】(7)押潰強度:3〜4mmの粒径を有す
る団粒20個につき木屋式硬度計を使用して1粒当たり
の平均強度(kg/粒)を測定した。
【0049】(8)突き固めによる土壌の締め固め試験
(土研式30cm2層転圧法)における透水係数:JI
S A 1218(定水位法)に準拠して測定した。
【0050】水溶性高分子物質としては、ポリアクリル
酸ナトリウム(分子量:約800万、中和度:90モル
%、平均粒径:0.4mm:PACAと略記)、アクリ
ルアミド/アクリル酸ナトリウム共重合体(モル比:8
0/20、分子量:約1000万、平均粒径:0.4m
m、PAAMと略記)、pH調整剤としての酸性塩とし
ては、固形硫酸バンド(Al2 3 :14.8重量%、
Al2 (SO4 3 :49.6重量%)を使用し、成分
調整剤としては、以下の表3に示す無機組成物を使用し
た。表3中の数字は重量%を表し、成分調整剤Dは生石
灰、成分調整剤Eはセメントである。
【0051】
【表4】
【0052】実施例1 含水比110の関東ローム層(採取場所:東京都多摩
市)を試験土壌として改良試験を行った。先ず、試験土
壌50Kgをパン型セメントミキサーに入れ、攪拌下に
水溶性高分子物質50gを添加し、60秒間経過後に成
分調整剤Aを1.5kg添加し、更に、30秒経過後に
pH調整剤(硫酸アルミニウム)525gを振りかけて
30秒後に攪拌を停止し、得られた団粒物をポリ袋に採
取し、密封状態で3日間室温下に放置して養生を行っ
た。得られた改良土壌の評価結果を表5に示す。
【0053】実施例2〜6及び比較例1〜2 実施例1において、ポゾラン反応条件の条件を表5及び
表6に示す通りに変更した以外は、実施例1と同様に土
壌の改良試験を行い、得られた改良土壌の評価結果を表
4及び表5に示す。また、実施例2で得られた改良土壌
と比較例1の未処理土壌について、突き固めによる土壌
の締め固め試験(JIS A 1210)を行い、試験
前後の平均粒径および透水係数を求め、その結果を表7
に示す。
【0054】
【表5】 ──────────────────────────────────── 実施例 1 2 3 4 <ホ゜ソ゛ラン反応条件> 試験土壌 関東ローム 層 関東ローム 層 関東ローム 層 関東ローム 層 含水比 110 110 110 110 水溶性高分子物質 PACA PACA PACA PACA 成分調整剤 A B C D pH調整剤 硫酸アルミ 硫酸アルミ 硫酸アルミ 硫酸アルミ 養生期間 3 1 1 1 <改良土壌の評価> CBR(%) 15 10 9 9 pH 8.4 8.0 7.9 9.8 団粒化 〇 〇 〇 〇 平均粒径 3.6 3.6 3.6 3.6 透水性 〇 〇 〇 〇 転圧性 〇 〇 〇 〇 押潰強度(Kg/ 粒) 0.8 0.9 0.9 0.8 臭気(アンモニア臭) 無 無 無 無 ────────────────────────────────────
【0055】
【表6】 ──────────────────────────────────── 実施例 比較例 5 6 1 2 <ホ゜ソ゛ラン反応条件> 試験土壌 関東ローム 層 関東ローム 層 関東ローム 層 関東ローム 層 含水比 110 110 110 110 水溶性高分子物質 PACA PAAM − PACA 成分調整剤 E A − A pH調整剤 硫酸アルミ 硫酸アルミ − 無 養生期間 1 1 − 1 <改良土壌の評価> CBR(%) 8 10 1> 9 pH 9.2 8.0 7.6 12 < 団粒化 〇 〇 − 〇 平均粒径 3.6 3.6 − 3.6 透水性 〇 〇 × 〇 転圧性 〇 〇 × 〇 押潰強度(Kg/ 粒) 1.0 0.9 0.3 0.8 臭気(アンモニア臭) 無 有 無 無 ────────────────────────────────────
【0056】
【表7】
【0057】実施例7〜8及び比較例3〜4 水溶性高分子物質の添加設備を備えた容量2m3 の二軸
パドルミキサー(滞留時間60秒)と成分調整剤および
pH調整剤の添加設備を備えた転動型コーティング装置
(滞留時間30秒)と篩分機(目開き13mm)とから
成る固定プラントを使用して含水土壌の改良試験を行っ
た。
【0058】先ず、表8に示す試験土壌を15トン/時
間の割合で二軸パドルミキサーに供給し、これに対し
て、水溶性高分子物質(PACA)を0.1重量%、成
分調整剤Aを3重量%、pH調整剤(硫酸アルミニウ
ム)を成分調整剤Aに対して35重量%相当量を添加し
た。次いで、篩分機から排出される団粒物を回収して2
日間室温下に放置して養生を行った。得られた改良土壌
の評価結果を表8に示す。但し、比較例3〜4は、未処
理品である。
【0059】
【表8】 ──────────────────────────────────── 実施例 比較例 7 8 3 4 <ホ゜ソ゛ラン反応条件> 試験土壌 関東ローム 層 黒土 砂礫 山砂 含水比 110 110 110 110 水溶性高分子物質 PACA PACA 無 無 成分調整剤 A A 無 無 pH調整剤 硫酸アルミ 硫酸アルミ 無 無 養生期間 2 2 無 無 <改良土壌の評価> CBR(%) 15 10 57.8 13.4 pH 8.4 8.0 6.4 6.2 団粒化 〇 〇 − − 平均粒径 3.3 3.6 1.9 1.2 透水性 〇 〇 × × 転圧性 〇 〇 〇 〇 押潰強度(Kg/ 粒) 0.9 0.8 − − 臭気(アンモニア臭) 無 無 − − ────────────────────────────────────
【0060】実施例9〜10及び比較例5〜6 浅層攪拌による表土の改良を行った。すなわち、先ず、
表9に示す表土上に水溶性高分子物質(PACA)を面
積当たり0.5kg散布し、表層より30cmの深さま
で耕運機で攪拌混合した。次いで、成分調整剤D(石灰
石)を1m2 当たり13kg散布した後、pH調整剤
(硫酸アルミニウム)を4.6kg散布して上記と同様
に攪拌混合した後に表面を均した。
【0061】そして、2日後に土壌物性としてpH及び
土壌粒径(重量基準の平均粒径)を測定した後、100
mm/時間の割合で散水し、表面流の有無、流出水の状
態、5分後の脱水状況を観察評価し、これらの結果を表
9に示す。なお、5分後の脱水状況は、表面水が引き且
つ土壌粒径が保持されている場合を良好、水溜まりを生
じ且つ土壌粒径が崩れた場合を不良とした。なお、比較
例5及び6においては、水溶性高分子物質および成分調
整剤の散布を行わなかった。
【0062】
【表9】 ──────────────────────────────────── 実施例 比較例 11 12 5 6 <ホ゜ソ゛ラン反応条件> 試験土壌 関東ローム 層 島尻マージ 関東ローム 層 島尻マージ 含水比 110 89 110 89 水溶性高分子物質 PACA PACA 無 無 成分調整剤 D D 無 無 pH調整剤 硫酸アルミ 硫酸アルミ 無 無 養生期間 2 2 − − <改良土壌の評価> 土壌pH 8.4 7.9 12.3 5.4 土壌粒径 3.5 3.6 3.4 0.5> 表面流 無 無 有 有 流出水の状況 清澄 清澄 濁水 濁水 5分後の脱水状況 良好 良好 不良 不良 ────────────────────────────────────
【0063】応用例1〜2(植生試験) 上記実施例11及び12で得られた処理土壌に肥料
(N、P2 3 、K2 O)を10kg/aの割合で均一
に配合して植生土壌を調製し、その一部をポットに採取
し、コマツナおよびヤマハギの各種子を各々10粒播種
して発芽率および生育状況を観察した。また、対照区と
して、上記の比較例5及び6で得られた土壌についても
上記と同様の植生試験を行った。結果を表10に示す。
【0064】
【表10】 ──────────────────────────────────── 応用例 対照区 1 2 1 2 使用土壌 実施例11 実施例12 比較例5 比較例6 コマツナ 発芽率 100 100 70 90 生育状況 良好 良好 不良 不良 コマツナ 発芽率 80 90 50 80 生育状況 良好 良好 脆弱 一部枯死 ────────────────────────────────────
【0065】応用例3(サンドコンパクションパイル工
法) 沖積土低地のパックドレン工法による軟弱地盤の改良に
際し、中詰砂として実施例7で得られた改良土壌を使用
し、その効果を川砂と比較した。結果を表11に示す。
同表から明らかな様に、本発明のポゾラン反応生成物
(改良土壌)は、川砂と遜色のない性能を示す。
【0066】
【表11】
【0067】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、緩和され
たpH条件下に行うことが出来る新規なポゾラン反応方
法、pH調整されたポゾラン反応生成物およびポゾラン
反応を利用した土壌改良方法であって接触水(雨水)が
強アルカリになることによって惹起される二次公害の問
題が軽減された上記の改良方法が提供される。そして、
本発明の土壌改良方法は、建設残土の改良のみならず、
農地の改良、濁水や赤水の発生原因となる表土の改良に
も適用することが出来、また、本発明のポゾラン反応生
成物(例えば改良土壌)は、土木建築用山砂の代替品、
盛土、園芸用の土壌として利用することが出来るのみな
らず、土壌や農地の改質にも利用することが出来る。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Si成分、Al成分、Ca成分を含む原
    料物質を養生固化してポゾラン反応を行うに当たり、反
    応系内にpH調整剤として酸性塩を存在させることを特
    徴とするポゾラン反応方法。
  2. 【請求項2】 酸性塩の存在下、Si成分、Al成分、
    Ca成分を含む原料物質を養生固化して成ることを特徴
    とするポゾラン反応生成物。
  3. 【請求項3】 含水土壌に水溶性高分子物質を添加混合
    し、次いで、得られた団粒物に成分調整剤として石灰成
    分を添加被覆した後に養生固化してポゾラン反応を行う
    土壌改良方法において、ポゾラン反応系内にpH調整剤
    として酸性塩を存在させることを特徴とする、ポゾラン
    反応を利用した土壌改良方法。
  4. 【請求項4】 含水土壌の含水比が30〜180%であ
    る請求項3に記載の土壌改良方法。
  5. 【請求項5】 水溶性高分子物質がポリ(メタ)アクリ
    ル酸の部分中和塩である請求項3に記載の土壌改良方
    法。
  6. 【請求項6】 成分調整剤として次の石灰成分を使用す
    る請求項3に記載の土壌改良方法。 【表1】 SiO2 :0.5〜20重量% Al2 3 :0.5〜15重量% Fe2 3 :0.5〜5重量% CaO :40〜95重量% MgO :0.1〜10重量% SO 3 :0〜15重量%
  7. 【請求項7】 酸性塩として硫酸アルミニウムを使用す
    る請求項3に記載の土壌改良方法。
  8. 【請求項8】 改良土壌のpHが10以下である請求項
    3に記載の土壌改良方法。
JP34678195A 1995-12-13 1995-12-13 ポゾラン反応方法、ポゾラン反応生成物およびポゾラン反応を利用した土壌改良方法 Withdrawn JPH09157647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34678195A JPH09157647A (ja) 1995-12-13 1995-12-13 ポゾラン反応方法、ポゾラン反応生成物およびポゾラン反応を利用した土壌改良方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34678195A JPH09157647A (ja) 1995-12-13 1995-12-13 ポゾラン反応方法、ポゾラン反応生成物およびポゾラン反応を利用した土壌改良方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09157647A true JPH09157647A (ja) 1997-06-17

Family

ID=18385774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34678195A Withdrawn JPH09157647A (ja) 1995-12-13 1995-12-13 ポゾラン反応方法、ポゾラン反応生成物およびポゾラン反応を利用した土壌改良方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09157647A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005272546A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Kawai Sekkai Kogyo Kk 土壌中性固化材及び土壌中性固化改良法
JP2018100409A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 太平洋セメント株式会社 土壌造粒用添加材
JP2019137763A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 太平洋セメント株式会社 土壌造粒用添加材
JP2021134320A (ja) * 2020-02-28 2021-09-13 宇部マテリアルズ株式会社 中性固化材及び土の処理方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005272546A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Kawai Sekkai Kogyo Kk 土壌中性固化材及び土壌中性固化改良法
JP4663999B2 (ja) * 2004-03-24 2011-04-06 河合石灰工業株式会社 土壌中性固化材及び土壌中性固化改良法
JP2018100409A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 太平洋セメント株式会社 土壌造粒用添加材
JP2019137763A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 太平洋セメント株式会社 土壌造粒用添加材
JP2021134320A (ja) * 2020-02-28 2021-09-13 宇部マテリアルズ株式会社 中性固化材及び土の処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102703086A (zh) 一种无机类土壤固化剂及其制备方法
JP7067943B2 (ja) 土壌造粒用添加材
JP7073088B2 (ja) 土壌改質方法
JPH08506139A (ja) 防水性ゲルを形成しうる粘土含有混合物及びブレンド、ならびにその混合物及びブレンドの使用
JP2002001397A (ja) 泥状物質を固化・中性化する改良材、及び、泥状物質の固化・中性化方法
JP2935408B2 (ja) 緑化・土壌安定化用無機質材料、それを用いた厚層基材種子吹付け工法または土壌安定化方法
US6406538B1 (en) Compositions for treating soils, method of preparation and use thereof
CN103936375B (zh) 一种用于盐渍淤泥土壤硬化的固化剂及其应用
CN105731964A (zh) 一种城市污泥处理固化剂及其制备方法
CN107445428A (zh) 一种用于生态修复的环保型水下不分散淤泥固化剂
JPH09157647A (ja) ポゾラン反応方法、ポゾラン反応生成物およびポゾラン反応を利用した土壌改良方法
JP3549129B2 (ja) 残土改良剤および残土の改良方法
KR101105343B1 (ko) 투수성 식생블럭
JP2005013973A (ja) 汚泥の固化処理材、それを用いる汚泥の処理方法及び汚泥固化物の再利用方法
JP3803076B2 (ja) 土壌安定用混和材料およびそれを用いた土壌安定化工法
JP3525084B2 (ja) 高含水土の土質改良方法及び土質改良材
JP3623718B2 (ja) 緑化用軽量ポーラスコンクリート材
JP3243804B2 (ja) 含水土壌の改良剤
JP2503771B2 (ja) 火山灰質粘性土用固化材
JP3438499B2 (ja) 流動化埋戻用固化材およびそれを用いた流動化処理土
KR100365047B1 (ko) 수화학 광물을 이용한 환경복원 및 지반보강용 무기질재료
JP2897476B2 (ja) 含水土壌の改良剤
JP2586106B2 (ja) 粒状土壌改良材及びその製造法
JP3243811B2 (ja) 含水土壌の改良剤
JP4092373B2 (ja) スラッジの処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030304