JPH09157141A - 酸化染毛剤 - Google Patents
酸化染毛剤Info
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- JPH09157141A JPH09157141A JP27732596A JP27732596A JPH09157141A JP H09157141 A JPH09157141 A JP H09157141A JP 27732596 A JP27732596 A JP 27732596A JP 27732596 A JP27732596 A JP 27732596A JP H09157141 A JPH09157141 A JP H09157141A
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- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
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- A61Q5/10—Preparations for permanently dyeing the hair
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
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- A61K8/41—Amines
- A61K8/411—Aromatic amines, i.e. where the amino group is directly linked to the aromatic nucleus
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- Animal Behavior & Ethology (AREA)
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- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 日光や後加工の影響で変色し難く、染色堅牢
度に優れた染色を可能とする毛髪の酸化染色剤を提供す
る。 【解決手段】 顕色成分とカップリング成分を組み合わ
せて含有する毛髪の酸化染色剤において、顕色成分とし
て2−(2、5−ジアミノフェニル)エタノールおよび
4−アミノ−2−アミノメチル−フェノールを組み合わ
せて含有する。
度に優れた染色を可能とする毛髪の酸化染色剤を提供す
る。 【解決手段】 顕色成分とカップリング成分を組み合わ
せて含有する毛髪の酸化染色剤において、顕色成分とし
て2−(2、5−ジアミノフェニル)エタノールおよび
4−アミノ−2−アミノメチル−フェノールを組み合わ
せて含有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップリング成分
との組み合わせにおいて顕色成分として2−(2、5−
ジアミノフェニル)エタノールおよび4−アミノ−2−
アミノメチル−フェノールを含有することを特徴とする
毛髪の酸化染色剤に関する。
との組み合わせにおいて顕色成分として2−(2、5−
ジアミノフェニル)エタノールおよび4−アミノ−2−
アミノメチル−フェノールを含有することを特徴とする
毛髪の酸化染色剤に関する。
【0002】
【従来の技術】毛髪の染色分野において、酸化染料は重
要な位置を占めている。この場合染色は適当な酸化剤の
存在下顕色成分とカップリング成分の反応によって行わ
れる。顕色成分としては、主に2、5−ジアミノトルエ
ン、2、5−ジアミノ−フェニルエチル−アルコール、
p−アミノフェノールおよび1、4−ジアミノベンゼン
が用いられている。優先的に用いられているカップリン
グ成分として、レゾルシン、4−クロルレゾルシン、1
−ナフトール、m−アミノフェノールおよびm−フェニ
レンジアミンの誘導体が挙げられる。人間の毛髪の染色
に適用するためには、酸化染料に対して特殊な条件が多
数課せられる。すなわち毛髪用酸化染料は毒物学上およ
ぶ皮膚科学上問題がなく、所望の濃度に染色することが
できるものでなければならない。さらに得られる毛髪染
色物が日光、パーマネントウエーブ加工、酸および摩擦
に対して良好な堅牢度を有することが要件である。いず
れにしても毛髪染色物は日光、摩擦および化学薬剤の作
用によって変化することなく、少なくとも4ないし6週
間は安定でなければならない。さらに毛髪用酸化染料に
対しては、顕色成分とカップリング成分を適当に組み合
わせることによって、さまざまな色合いを幅広く発現で
きることが要求される。
要な位置を占めている。この場合染色は適当な酸化剤の
存在下顕色成分とカップリング成分の反応によって行わ
れる。顕色成分としては、主に2、5−ジアミノトルエ
ン、2、5−ジアミノ−フェニルエチル−アルコール、
p−アミノフェノールおよび1、4−ジアミノベンゼン
が用いられている。優先的に用いられているカップリン
グ成分として、レゾルシン、4−クロルレゾルシン、1
−ナフトール、m−アミノフェノールおよびm−フェニ
レンジアミンの誘導体が挙げられる。人間の毛髪の染色
に適用するためには、酸化染料に対して特殊な条件が多
数課せられる。すなわち毛髪用酸化染料は毒物学上およ
ぶ皮膚科学上問題がなく、所望の濃度に染色することが
できるものでなければならない。さらに得られる毛髪染
色物が日光、パーマネントウエーブ加工、酸および摩擦
に対して良好な堅牢度を有することが要件である。いず
れにしても毛髪染色物は日光、摩擦および化学薬剤の作
用によって変化することなく、少なくとも4ないし6週
間は安定でなければならない。さらに毛髪用酸化染料に
対しては、顕色成分とカップリング成分を適当に組み合
わせることによって、さまざまな色合いを幅広く発現で
きることが要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在用いられいる顕色
成分とカップリング成分の組み合せのほとんどが、上に
挙げた条件を広範に満たしてはいるが、ある点で、ある
いは他の点でなお難点を示している。特に後からの作用
によって、たとえば日光の影響で、あるいはパーマネン
トウエーブ加工の適用によって、得られた色が変色する
ために、染色結果が満足できないという難点が認められ
る。
成分とカップリング成分の組み合せのほとんどが、上に
挙げた条件を広範に満たしてはいるが、ある点で、ある
いは他の点でなお難点を示している。特に後からの作用
によって、たとえば日光の影響で、あるいはパーマネン
トウエーブ加工の適用によって、得られた色が変色する
ために、染色結果が満足できないという難点が認められ
る。
【0004】顕色成分として4−アミノ−2−アミノメ
チル−フェノールを使用することによって、強烈な赤系
統の色を発現することができる。さらに、これに対して
他の顕色成分、たとえば2、5−ジアミノトルエンを加
えることによって、自然な色合いを表すこともできる。
しかしこの場合に上に挙げた難点が認められる。そこ
で、上に挙げた条件を満足させると共に、染色堅牢度に
関して非常に良好な結果を示すことのできる染料の組合
せを開発することが課題となっていた。
チル−フェノールを使用することによって、強烈な赤系
統の色を発現することができる。さらに、これに対して
他の顕色成分、たとえば2、5−ジアミノトルエンを加
えることによって、自然な色合いを表すこともできる。
しかしこの場合に上に挙げた難点が認められる。そこ
で、上に挙げた条件を満足させると共に、染色堅牢度に
関して非常に良好な結果を示すことのできる染料の組合
せを開発することが課題となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そしてここに驚くべきこ
とに、顕色成分とカップリング成分を組み合わせて含有
する毛髪の酸化染色用処理剤において、顕色成分として
2−(2、5−ジアミノフェニル)エタノールと4−ア
ミノ−2−アミノメチル−フェノールとから成る混合物
を使用することによって、上記の課題が非常に良好に解
決され得ることが見い出された。
とに、顕色成分とカップリング成分を組み合わせて含有
する毛髪の酸化染色用処理剤において、顕色成分として
2−(2、5−ジアミノフェニル)エタノールと4−ア
ミノ−2−アミノメチル−フェノールとから成る混合物
を使用することによって、上記の課題が非常に良好に解
決され得ることが見い出された。
【0006】本発明による染毛剤は、顕色成分として2
−(2、5−ジアミノフェニル)エタノールおよび4−
アミノ−2−アミノメチル−フェノールだけを含有する
ことが好ましいが、特定の色合いを得るために他の顕色
成分と混合して使用することも可能である。本発明によ
る染毛剤中には、上に挙げた顕色成分が、毛髪の染色に
対して充分な量、通常それぞれ約0.01ないし5.0
重量パーセント、好ましくは0.1ないし3.5重量パ
ーセント含有されている。
−(2、5−ジアミノフェニル)エタノールおよび4−
アミノ−2−アミノメチル−フェノールだけを含有する
ことが好ましいが、特定の色合いを得るために他の顕色
成分と混合して使用することも可能である。本発明によ
る染毛剤中には、上に挙げた顕色成分が、毛髪の染色に
対して充分な量、通常それぞれ約0.01ないし5.0
重量パーセント、好ましくは0.1ないし3.5重量パ
ーセント含有されている。
【0007】本発明による染毛剤に対するカップリング
成分として、特にレゾルシン、4−クロルレゾルシン、
4、6−ジクロルレゾルシン、2−メチルレゾルシン、
2、4−ジアミノ−5−フルオルトルエン、2−アミノ
−4−(2’−ヒドロキシエチルアミノ)アニソール、
m−フェニレンジアミン、5−アミノ−2−メチルフェ
ノール、2、4−ジアミノフェノキシエタノール、1−
ナフトール、m−アミノフェノール、3−アミノ−4−
クロル−6−メチルフェノール、3−アミノ−2−クロ
ル−6−メチルフェノール、3−アミノ−4−フルオロ
−6−メチルフェノール、3−アミノ−4−メトキシ−
6−メチルフェノール、3−アミノ−2−メチルフェノ
ール、4−アミノ−2−ヒドロキシ−フェノキシエタノ
ール、4−ヒドロキシ−1、2−メチレンジオキシベン
ゼン、4−(2’−ヒドロキシエチルアミノ)−1、2
−メチレンジオキシベンゼン、2、4−ジアミノ−5−
エトキシトルエン、4−ヒドロキシインドールおよび
3、5−ジアミノ−2、6−ジメトキシピリジンが有用
である。この場合にカップリングン成分はそれぞれ毛髪
の染色に対して充分な量、通常は0.01ないし3.0
重量パーセント、好ましくは0.1ないし2.5重量パ
ーセント用いられる。
成分として、特にレゾルシン、4−クロルレゾルシン、
4、6−ジクロルレゾルシン、2−メチルレゾルシン、
2、4−ジアミノ−5−フルオルトルエン、2−アミノ
−4−(2’−ヒドロキシエチルアミノ)アニソール、
m−フェニレンジアミン、5−アミノ−2−メチルフェ
ノール、2、4−ジアミノフェノキシエタノール、1−
ナフトール、m−アミノフェノール、3−アミノ−4−
クロル−6−メチルフェノール、3−アミノ−2−クロ
ル−6−メチルフェノール、3−アミノ−4−フルオロ
−6−メチルフェノール、3−アミノ−4−メトキシ−
6−メチルフェノール、3−アミノ−2−メチルフェノ
ール、4−アミノ−2−ヒドロキシ−フェノキシエタノ
ール、4−ヒドロキシ−1、2−メチレンジオキシベン
ゼン、4−(2’−ヒドロキシエチルアミノ)−1、2
−メチレンジオキシベンゼン、2、4−ジアミノ−5−
エトキシトルエン、4−ヒドロキシインドールおよび
3、5−ジアミノ−2、6−ジメトキシピリジンが有用
である。この場合にカップリングン成分はそれぞれ毛髪
の染色に対して充分な量、通常は0.01ないし3.0
重量パーセント、好ましくは0.1ないし2.5重量パ
ーセント用いられる。
【0008】これらの中でも特に、レゾルシン、2−メ
チルレゾルシン、5−アミノ−2−メチルフェノール、
3−アミノ−4−フルオル−6−メチルフェノール、4
−(2’−ヒドロキシエチルアミノ)−1、2−メチレ
ンジオキシベンゼン、2、4−ジアミノ−5−フルオル
−トルエン、2−アミノ−4−(2’−ヒドロキシエチ
ルアミノ)−アニソールおよび1−ナフトールを、上に
挙げた量において、用いることが好ましい。
チルレゾルシン、5−アミノ−2−メチルフェノール、
3−アミノ−4−フルオル−6−メチルフェノール、4
−(2’−ヒドロキシエチルアミノ)−1、2−メチレ
ンジオキシベンゼン、2、4−ジアミノ−5−フルオル
−トルエン、2−アミノ−4−(2’−ヒドロキシエチ
ルアミノ)−アニソールおよび1−ナフトールを、上に
挙げた量において、用いることが好ましい。
【0009】本発明による染毛剤中に含有される顕色成
分とカップリング成分の組み合せの合計量は、約0.0
2ないし8.0重量パーセント、好ましくは0.2ない
し6.0重量パーセントである。顕色成分は通常カップ
リング成分に関してほぼ等モル量使用される。しかし顕
色成分がある程度過少であっても、あるいは過多であっ
ても何等差し支えない。
分とカップリング成分の組み合せの合計量は、約0.0
2ないし8.0重量パーセント、好ましくは0.2ない
し6.0重量パーセントである。顕色成分は通常カップ
リング成分に関してほぼ等モル量使用される。しかし顕
色成分がある程度過少であっても、あるいは過多であっ
ても何等差し支えない。
【0010】本発明による染毛剤は上記の以外の着色成
分、たとえば6−アミノ−2−メチルフェノールおよび
2−アミノ−5−メチルフェノール、さらには一般的に
使用されている直接染料、たとえばベーシック・バイオ
レット14(C.I.42510)およびベーシック・
バイオレット2(C.I.42520)のようなトリフ
ェニルメタン染料、2−アミノ−4、6−ジニトロフェ
ノール、2−アミノ−5−(2’−ヒドロキシエチルア
ミノ)−ニトロベンゼン、4−(2’−ヒドロキシエチ
ルアミノ)−3−ニトロトルエンおよび1−[(2’−
ウレイドエチル)アミノ]−4−ニトロベンゼンのよう
な芳香族ニトロ染料、アシッド・ブラウン4(C.I.
14805)のようなアゾ染料、および1、4−ジアミ
ノアンスラキノンおよび1、4、5、8−テトラアミノ
アンスラキノンのような分散染料を補助的に含有するこ
とができる。この場合これらの着色成分の使用量は約
0.1ないし4.0重量パーセントである。自明のこと
であるが、顕色成分およびカップリンブ成分並びにその
他の着色成分は、それらが塩基である場合は、生理学上
問題のない酸付加塩の形態で、たとえば塩化水素塩ある
いは硫酸塩の形態で、あるいはまたそれらが芳香族OH
基を有する場合は、たとえば塩基との塩の形態で、たと
えば石炭酸アルカリの形態で、使用することもできる。
分、たとえば6−アミノ−2−メチルフェノールおよび
2−アミノ−5−メチルフェノール、さらには一般的に
使用されている直接染料、たとえばベーシック・バイオ
レット14(C.I.42510)およびベーシック・
バイオレット2(C.I.42520)のようなトリフ
ェニルメタン染料、2−アミノ−4、6−ジニトロフェ
ノール、2−アミノ−5−(2’−ヒドロキシエチルア
ミノ)−ニトロベンゼン、4−(2’−ヒドロキシエチ
ルアミノ)−3−ニトロトルエンおよび1−[(2’−
ウレイドエチル)アミノ]−4−ニトロベンゼンのよう
な芳香族ニトロ染料、アシッド・ブラウン4(C.I.
14805)のようなアゾ染料、および1、4−ジアミ
ノアンスラキノンおよび1、4、5、8−テトラアミノ
アンスラキノンのような分散染料を補助的に含有するこ
とができる。この場合これらの着色成分の使用量は約
0.1ないし4.0重量パーセントである。自明のこと
であるが、顕色成分およびカップリンブ成分並びにその
他の着色成分は、それらが塩基である場合は、生理学上
問題のない酸付加塩の形態で、たとえば塩化水素塩ある
いは硫酸塩の形態で、あるいはまたそれらが芳香族OH
基を有する場合は、たとえば塩基との塩の形態で、たと
えば石炭酸アルカリの形態で、使用することもできる。
【0011】本発明による染毛剤に対しては、さらに、
上記以外に一般的に使用されている化粧品添加剤、たと
えばアスコルビン酸、チオグチコール酸あるいは亜硫酸
ナトリウムのような酸化防止剤、香油、錯化合物形成
剤、湿潤剤、乳化剤、増粘剤および保護剤などを添加す
ることができる。
上記以外に一般的に使用されている化粧品添加剤、たと
えばアスコルビン酸、チオグチコール酸あるいは亜硫酸
ナトリウムのような酸化防止剤、香油、錯化合物形成
剤、湿潤剤、乳化剤、増粘剤および保護剤などを添加す
ることができる。
【0012】本発明による染毛剤は、たとえば溶液、特
に水溶液あるいは水−アルコール溶液の調合形態で提供
することができる。しかし特に好ましい調合形態はクリ
ーム、ゲルあるいはエマルジョンである。この場合、調
合物は、染料成分混合物とこのような調合物において一
般的に使用されている付加物によって構成される。溶
液、クリーム、ゲルあるいはエマルジョンにおける一般
的な付加物は、たとえば水、たとえばエタノール、プロ
パノールおよびイソプロパノールのような低級アルコー
ル、1、2−プロピレングリコールのようなグリコール
およびグリセリンなどの溶剤、たとえば脂肪族アルコー
ル硫酸エステル、オキシエチル化脂肪族アルコール硫酸
エステル、スルホン酸アルキル、アルキルベンゼンスル
ホネート、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキ
ルベタイン、オキシエチル化脂肪族アルコール、オキシ
エチル化ノニルフェノール、脂肪酸アルカノールアミド
およびオキシエチル化脂肪酸エステルのようなアニオン
性、カチオン性、両性あるいは非イオン性界面活性剤か
ら成る湿潤剤あるいは乳化剤、たとえば高級脂肪族アル
コール、澱粉、セルロース誘導体、ワセリン、パラフィ
ンオイルおよび脂肪酸のような増粘剤、並びにカチオン
性樹脂、ラノリン誘導体、コレステリン、パントテン酸
およびベタインのような保護剤である。
に水溶液あるいは水−アルコール溶液の調合形態で提供
することができる。しかし特に好ましい調合形態はクリ
ーム、ゲルあるいはエマルジョンである。この場合、調
合物は、染料成分混合物とこのような調合物において一
般的に使用されている付加物によって構成される。溶
液、クリーム、ゲルあるいはエマルジョンにおける一般
的な付加物は、たとえば水、たとえばエタノール、プロ
パノールおよびイソプロパノールのような低級アルコー
ル、1、2−プロピレングリコールのようなグリコール
およびグリセリンなどの溶剤、たとえば脂肪族アルコー
ル硫酸エステル、オキシエチル化脂肪族アルコール硫酸
エステル、スルホン酸アルキル、アルキルベンゼンスル
ホネート、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキ
ルベタイン、オキシエチル化脂肪族アルコール、オキシ
エチル化ノニルフェノール、脂肪酸アルカノールアミド
およびオキシエチル化脂肪酸エステルのようなアニオン
性、カチオン性、両性あるいは非イオン性界面活性剤か
ら成る湿潤剤あるいは乳化剤、たとえば高級脂肪族アル
コール、澱粉、セルロース誘導体、ワセリン、パラフィ
ンオイルおよび脂肪酸のような増粘剤、並びにカチオン
性樹脂、ラノリン誘導体、コレステリン、パントテン酸
およびベタインのような保護剤である。
【0013】上に挙げた成分は、それぞれの目的に対し
て通常使用されている量において用いられる。たとえば
湿潤剤ないしは乳化剤は約0.5ないし30重量パーセ
ントの濃度において、増粘剤は約0.1ないし25重量
パーセントの量において、保護剤は約0.1ないし5.
0重量パーセントの濃度において使用される。また、本
発明による染毛剤は、組成に応じて弱酸性、中性あるい
はアルカリ性を示す。特に6.8ないし11.5の範囲
のpH−値を示す。その中でも特にpHが8.0ないし
11.0のアルカリ性の範囲が好ましく、その調整はア
ンモニアによって行うことが好ましい。しかし他にたと
えばモノエタノールアミンおよびトリエタノールアミン
のようは有機アミン、あるいはたとえば水酸化ナトリウ
ムおよび水酸化カリウムのような無機塩基も使用するこ
とができる。
て通常使用されている量において用いられる。たとえば
湿潤剤ないしは乳化剤は約0.5ないし30重量パーセ
ントの濃度において、増粘剤は約0.1ないし25重量
パーセントの量において、保護剤は約0.1ないし5.
0重量パーセントの濃度において使用される。また、本
発明による染毛剤は、組成に応じて弱酸性、中性あるい
はアルカリ性を示す。特に6.8ないし11.5の範囲
のpH−値を示す。その中でも特にpHが8.0ないし
11.0のアルカリ性の範囲が好ましく、その調整はア
ンモニアによって行うことが好ましい。しかし他にたと
えばモノエタノールアミンおよびトリエタノールアミン
のようは有機アミン、あるいはたとえば水酸化ナトリウ
ムおよび水酸化カリウムのような無機塩基も使用するこ
とができる。
【0014】毛髪を酸化染色するに当たっては、使用直
前に上記の染毛剤を酸化剤と混合する。この混合物を、
毛髪の実質量に応じて、毛髪の染色処理に対して充分な
量、通常約60ないし200g、毛髪に塗布する。
前に上記の染毛剤を酸化剤と混合する。この混合物を、
毛髪の実質量に応じて、毛髪の染色処理に対して充分な
量、通常約60ないし200g、毛髪に塗布する。
【0015】毛髪の染色において発色作用を有する酸化
剤としては、主に過酸化水素が、たとえば6%水溶液の
形態で、あるいはその、尿素、メラミンあるいはホウ酸
ナトリウムに対する付加化合物が、たとえば3ないし1
2%水溶液の形態で、好ましくは6%水溶液の形態で、
使用される。しかし空気酸素も考慮される。酸化剤とし
て6%の過酸化水素水溶液を使用する場合、染毛剤と酸
化剤の重量比は5:1ないし1:2である。しかし好ま
しくは1:1である。特に染毛剤中における染料濃度が
高い場合、あるいは同時に強度の毛髪漂白を実施する場
合は、意図的に酸化剤が多量に使用される。
剤としては、主に過酸化水素が、たとえば6%水溶液の
形態で、あるいはその、尿素、メラミンあるいはホウ酸
ナトリウムに対する付加化合物が、たとえば3ないし1
2%水溶液の形態で、好ましくは6%水溶液の形態で、
使用される。しかし空気酸素も考慮される。酸化剤とし
て6%の過酸化水素水溶液を使用する場合、染毛剤と酸
化剤の重量比は5:1ないし1:2である。しかし好ま
しくは1:1である。特に染毛剤中における染料濃度が
高い場合、あるいは同時に強度の毛髪漂白を実施する場
合は、意図的に酸化剤が多量に使用される。
【0016】上記混合物は15ないし50℃において約
10ないし45分間、好ましくは30分間毛髪に作用さ
せる。その後水で洗い流し、毛髪を乾燥させる。必要な
場合には上記の水洗に続いてシャンプーで洗浄し、更に
場合によっては、たとえばクエン酸あるいは酒石酸のよ
うな弱有機酸ですすぎ、その後毛髪を乾燥させる。
10ないし45分間、好ましくは30分間毛髪に作用さ
せる。その後水で洗い流し、毛髪を乾燥させる。必要な
場合には上記の水洗に続いてシャンプーで洗浄し、更に
場合によっては、たとえばクエン酸あるいは酒石酸のよ
うな弱有機酸ですすぎ、その後毛髪を乾燥させる。
【0017】本顕色成分は染毛剤中において遊離の塩基
の形態で、あるいは無機酸あるいは有機酸との生理学上
問題のない水溶性塩の形態で、たとえば塩化物、硫酸
塩、燐酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、乳酸塩あるいは
クエン酸塩の形態で用いられる。
の形態で、あるいは無機酸あるいは有機酸との生理学上
問題のない水溶性塩の形態で、たとえば塩化物、硫酸
塩、燐酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、乳酸塩あるいは
クエン酸塩の形態で用いられる。
【0018】本顕色成分は水に良好に溶解し、また特に
染毛剤の構成成分として優れた貯蔵安定性を示す。顕色
成分として2−(2、5−ジアミノフェニル)エタノー
ルおよび4−アミノ−2−アミノメチルフェノールを含
有する本発明による染毛剤は、毛髪に対して、優れた堅
牢特性を備えた、特に日光、洗浄および摩擦に対して優
れた堅牢特性を備えた染色を実施することができる。そ
してこの場合に得られる染色物は還元剤で元に戻すこと
ができる。本発明による染毛剤は、着色成分の種類およ
び組成に応じて、ブロンド色から褐色、緋色、紫色を経
て青色ないし黒色に至るまで、いろんな色を幅広い色合
いで発現することができる。そしてこの場合に発現され
る色合いは非常に濃厚であるという特徴を有する。
染毛剤の構成成分として優れた貯蔵安定性を示す。顕色
成分として2−(2、5−ジアミノフェニル)エタノー
ルおよび4−アミノ−2−アミノメチルフェノールを含
有する本発明による染毛剤は、毛髪に対して、優れた堅
牢特性を備えた、特に日光、洗浄および摩擦に対して優
れた堅牢特性を備えた染色を実施することができる。そ
してこの場合に得られる染色物は還元剤で元に戻すこと
ができる。本発明による染毛剤は、着色成分の種類およ
び組成に応じて、ブロンド色から褐色、緋色、紫色を経
て青色ないし黒色に至るまで、いろんな色を幅広い色合
いで発現することができる。そしてこの場合に発現され
る色合いは非常に濃厚であるという特徴を有する。
【0019】本出願による染毛剤の非常に優れた染色性
は、化学的に損傷されていない白くなった毛髪を問題な
く良好な被覆力で染色することができることにおいても
示される。
は、化学的に損傷されていない白くなった毛髪を問題な
く良好な被覆力で染色することができることにおいても
示される。
【0020】
【発明の実施の形態】次に実施例に基づいて本発明の対
象をさらに詳しく説明する。ただし本発明はこれらの実
施例に限定されない。
象をさらに詳しく説明する。ただし本発明はこれらの実
施例に限定されない。
【0021】
【実施例】 実施例1:クリーム状染毛剤 2−(2、5−ジアミノフェニル)エタノール− 0.34g スルヘート 4−アミノ−2−アミノメチル−フェノール− 1.31g ヒドロクロライド レゾルシン 0.24g m−アミノフェノール 0.30g 2−アミノ−4−(2’−ヒドロキシエチル)− 0.24g アミノアニソール−スルヘート 5−アミノ−2−メチルフェノール 0.20g 1−[(2’−ウレイドエチル)アミノ]−4− 0.05g ニトロベンゼン セチルアルコール 15.00g ナトリウム−ラウリルアルコール−ジグリコール− 3.50g エーテル−スルヘート(28%水溶液) アンモニア(25%水溶液) 3.00g 無水亜硫酸ナトリウム 0.30g 水 75.52g 100.00g 上記の染毛剤10gを使用直前に6%の過酸化水素溶液
10mlと混合する。この混合物をブロンド色の天然毛
髪に塗布し、40℃において30分間作用させる。その
後毛髪を水で洗い、乾燥させる。これによって毛髪は紫
檀色に染色される。
10mlと混合する。この混合物をブロンド色の天然毛
髪に塗布し、40℃において30分間作用させる。その
後毛髪を水で洗い、乾燥させる。これによって毛髪は紫
檀色に染色される。
【0022】ここに表示のパーセント数は、指示のない
限り、すべて重量パーセント数を表す。
限り、すべて重量パーセント数を表す。
Claims (4)
- 【請求項1】 顕色成分とカップリング成分を組み合わ
せて含有する毛髪の酸化染色剤において、顕色成分とし
て2−(2、5−ジアミノフェニル)エタノールおよび
4−アミノ−2−アミノメチル−フェノールを組み合わ
せて含有することを特徴とする染色剤。 - 【請求項2】 顕色成分を0.01ないし5.0重量パ
ーセント含有することを特徴する、請求項1に記載の染
色剤。 - 【請求項3】 顕色成分とカップリング成分を組み合わ
せて0.02ないし8.0重量パーセント含有すること
を特徴とする、請求項1あるいは2に記載の染色剤。 - 【請求項4】 6.8ないし11.5のpH−値を有す
ることを特徴とする、請求項1ないし3いずれか1項に
記載の染色剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19545837.0 | 1995-12-08 | ||
DE1995145837 DE19545837A1 (de) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | Oxidationshaarfärbemittel |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09157141A true JPH09157141A (ja) | 1997-06-17 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27732596A Pending JPH09157141A (ja) | 1995-12-08 | 1996-09-27 | 酸化染毛剤 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0778019A1 (ja) |
JP (1) | JPH09157141A (ja) |
BR (1) | BR9605901A (ja) |
DE (1) | DE19545837A1 (ja) |
ES (1) | ES2106702T1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002226339A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-14 | Hoyu Co Ltd | 酸化染毛剤組成物 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE19643060A1 (de) * | 1996-10-18 | 1998-04-23 | Wella Ag | Mittel und Verfahren zur Färbung von keratinischen Fasern |
DE19828205C1 (de) * | 1998-06-25 | 1999-11-25 | Goldwell Gmbh | Haarfärbemittel |
DE19936442A1 (de) | 1999-08-03 | 2001-02-08 | Henkel Kgaa | Neue Entwickler-Kuppler-Kombinationen |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE2855917A1 (de) * | 1978-12-23 | 1980-07-10 | Wella Ag | Mittel und verfahren zur faerbung von haaren |
DE3543345A1 (de) * | 1985-12-07 | 1987-06-11 | Wella Ag | Oxidationshaarfaerbemittel auf der basis von 4-amino-2-aminomethyl-phenolen |
DE4314317A1 (de) * | 1993-04-30 | 1994-11-03 | Henkel Kgaa | Isatinhaltige Mittel zum Färben von keratinhaltigen Fasern |
DE4317855A1 (de) * | 1993-05-28 | 1994-12-01 | Henkel Kgaa | Ninhydrinhaltige Mittel zum Färben keratinhaltiger Fasern |
FR2715298B1 (fr) * | 1994-01-24 | 1996-02-23 | Oreal | Composition de teinture d'oxydation des fibres kératiniques comprenant un dérivé de paraphénylènediamine et le 5-amino 2-méthyl phénol, et procédé de teinture utilisant une telle composition. |
FR2729565A1 (fr) * | 1995-01-20 | 1996-07-26 | Oreal | Composition de teinture d'oxydation des fibres keratiniques et procede de teinture mettant en oeuvre cette composition |
-
1995
- 1995-12-08 DE DE1995145837 patent/DE19545837A1/de not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-09-27 JP JP27732596A patent/JPH09157141A/ja active Pending
- 1996-10-09 EP EP96116147A patent/EP0778019A1/de not_active Withdrawn
- 1996-10-09 ES ES96116147T patent/ES2106702T1/es active Pending
- 1996-12-06 BR BR9605901A patent/BR9605901A/pt active Search and Examination
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002226339A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-14 | Hoyu Co Ltd | 酸化染毛剤組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR9605901A (pt) | 1998-08-18 |
DE19545837A1 (de) | 1997-06-12 |
EP0778019A1 (de) | 1997-06-11 |
ES2106702T1 (es) | 1997-11-16 |
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