JPH09156728A - ハンガーラック - Google Patents
ハンガーラックInfo
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- JPH09156728A JPH09156728A JP34453795A JP34453795A JPH09156728A JP H09156728 A JPH09156728 A JP H09156728A JP 34453795 A JP34453795 A JP 34453795A JP 34453795 A JP34453795 A JP 34453795A JP H09156728 A JPH09156728 A JP H09156728A
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- Japan
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- rack
- rack bar
- hanger
- bar
- carrier
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 衣服等の収納物品をキャリヤに吊持した状態
で収納するハンガーラックとして、上下2段構成の収納
部を丈の長短両方の収納物品の収納に兼用できるものを
提供する。 【解決手段】 収納物品S,Lを吊持させる車輪付きキ
ャリヤの収納棚を構成するハンガーラックであって、ラ
ック基枠1に、それぞれ水平配置してキャリヤ7の車輪
30を載せるレール20を形成する上下2段のラックバー2
a,2bが各々一端側で片持ち状に取り付けられ、下段
ラックバー2bは水平姿勢と起立姿勢とに変換可能に一
端側でラック基体1に枢着され、下段ラックバー2bを
水平姿勢と垂直姿勢とに変換させる起倒動作手段5,6
を具備する。
で収納するハンガーラックとして、上下2段構成の収納
部を丈の長短両方の収納物品の収納に兼用できるものを
提供する。 【解決手段】 収納物品S,Lを吊持させる車輪付きキ
ャリヤの収納棚を構成するハンガーラックであって、ラ
ック基枠1に、それぞれ水平配置してキャリヤ7の車輪
30を載せるレール20を形成する上下2段のラックバー2
a,2bが各々一端側で片持ち状に取り付けられ、下段
ラックバー2bは水平姿勢と起立姿勢とに変換可能に一
端側でラック基体1に枢着され、下段ラックバー2bを
水平姿勢と垂直姿勢とに変換させる起倒動作手段5,6
を具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納物品を車輪付
きキャリヤに吊持させた状態で収納するハンガーラッ
ク、特に該キャリヤを載せる上下2段のラックバーを備
えたハンガーラックに関するものであり、例えば背広や
コート等の衣服類の自動収納倉庫において該衣服類を前
記キャリヤに吊持させた数十着単位で保管するの収納棚
として好適に利用される。
きキャリヤに吊持させた状態で収納するハンガーラッ
ク、特に該キャリヤを載せる上下2段のラックバーを備
えたハンガーラックに関するものであり、例えば背広や
コート等の衣服類の自動収納倉庫において該衣服類を前
記キャリヤに吊持させた数十着単位で保管するの収納棚
として好適に利用される。
【0002】
【従来技術とその課題】一般に、背広等の衣服を自動的
に出入庫する自動収納倉庫では、庫内での主搬送手段と
してトロリーコンベヤを利用し、その前後一対のトロリ
ー間に水平吊持バーを架設したキャリヤにより、該水平
吊持バーに各々ハンガー(衣紋掛け)を介して一般に十
数着〜数十着の衣服を吊り掛けて所要部位へ搬送すると
共に、このキャリヤ自体又は当該キャリヤから取り外し
た水平吊持バーを収納単位として、シャトル(クレー
ン)等を介して収納棚への保管及び取り出しを行うよう
にしている。
に出入庫する自動収納倉庫では、庫内での主搬送手段と
してトロリーコンベヤを利用し、その前後一対のトロリ
ー間に水平吊持バーを架設したキャリヤにより、該水平
吊持バーに各々ハンガー(衣紋掛け)を介して一般に十
数着〜数十着の衣服を吊り掛けて所要部位へ搬送すると
共に、このキャリヤ自体又は当該キャリヤから取り外し
た水平吊持バーを収納単位として、シャトル(クレー
ン)等を介して収納棚への保管及び取り出しを行うよう
にしている。
【0003】ところで、一般に前記収納棚は、取扱い対
象とする衣服の丈と収納庫内の空間高さとの関係から、
背広等の丈の短い衣服用の収納部を上下2段にすると共
に、コート類等の丈の長い衣服用の収納部を1段とする
ことが多い。しかしながら、このように衣服丈の長短に
よって専用の収納部を使い分ける構成では、衣服の入出
荷の状況によって、一方の収納部に大量の空きがあって
も他方の収納部が満杯になる場合が多々あり、空間効率
が悪いという問題があった。また1段の収納部を長短の
両衣服に兼用するようにしても、2段の収納部には長い
衣服を収納できないため、倉庫の利用効率を充分に高め
られないという問題があった。
象とする衣服の丈と収納庫内の空間高さとの関係から、
背広等の丈の短い衣服用の収納部を上下2段にすると共
に、コート類等の丈の長い衣服用の収納部を1段とする
ことが多い。しかしながら、このように衣服丈の長短に
よって専用の収納部を使い分ける構成では、衣服の入出
荷の状況によって、一方の収納部に大量の空きがあって
も他方の収納部が満杯になる場合が多々あり、空間効率
が悪いという問題があった。また1段の収納部を長短の
両衣服に兼用するようにしても、2段の収納部には長い
衣服を収納できないため、倉庫の利用効率を充分に高め
られないという問題があった。
【0004】本発明は、上述の状況に鑑み、衣服等の収
納物品をキャリヤに吊持した状態で収納するハンガーラ
ックとして、上下2段構成の収納部を丈の長短両方の収
納物品の収納に兼用できるものを提供し、もって自動収
納倉庫等の空間効率及び利用効率を向上させることを目
的としている。
納物品をキャリヤに吊持した状態で収納するハンガーラ
ックとして、上下2段構成の収納部を丈の長短両方の収
納物品の収納に兼用できるものを提供し、もって自動収
納倉庫等の空間効率及び利用効率を向上させることを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本第1発明は、収納物品を車輪付きキャリヤに吊持
させた状態で収納するハンガーラックであって、ラック
基枠に、それぞれ水平配置して前記キャリヤの車輪を載
せるレールを形成する上下2段のラックバーが各々一端
側で片持ち状に取り付けられ、下段ラックバーは水平姿
勢と垂直起立姿勢とに変換可能に前記一端側で前記ラッ
ク基体に枢着され、この下段ラックバーを水平姿勢と垂
直姿勢とに変換させる起倒動作手段を具備する構成を採
用したものである。しかして、この第1発明の構成で
は、上下2段のラックバーによってそれぞれ背広等の背
丈の短い収納物品を吊持したキャリヤを収納できると共
に、起倒動作手段によって下段ラックバーを垂直起立姿
勢とすれば、コート類等の背丈の長い収納物品を吊持し
たキャリヤを上段ラックバーを利用して支障なく収納で
きる。
に、本第1発明は、収納物品を車輪付きキャリヤに吊持
させた状態で収納するハンガーラックであって、ラック
基枠に、それぞれ水平配置して前記キャリヤの車輪を載
せるレールを形成する上下2段のラックバーが各々一端
側で片持ち状に取り付けられ、下段ラックバーは水平姿
勢と垂直起立姿勢とに変換可能に前記一端側で前記ラッ
ク基体に枢着され、この下段ラックバーを水平姿勢と垂
直姿勢とに変換させる起倒動作手段を具備する構成を採
用したものである。しかして、この第1発明の構成で
は、上下2段のラックバーによってそれぞれ背広等の背
丈の短い収納物品を吊持したキャリヤを収納できると共
に、起倒動作手段によって下段ラックバーを垂直起立姿
勢とすれば、コート類等の背丈の長い収納物品を吊持し
たキャリヤを上段ラックバーを利用して支障なく収納で
きる。
【0006】本第2発明では、上記第1発明のハンガー
ラックにおいて、起倒動作手段は、下段ラックバーに止
着又は捲き掛けた索条体をラック基枠側の巻取り機構を
介して巻上げ及び繰出しすることにより当該下段ラック
バーを起倒動作させるものであり、且つラック基枠に下
段ラックバーを水平姿勢で支承する受け部が固設されて
いる。従って、起倒動作手段が構成的に非常に簡素にな
る上、使用状態における該下段ラックバーを前記索条体
によって水平に支持する必要がないから、上段ラックバ
ーに収納される収納物品との干渉を避けるように該索条
体を弛緩させることができると共に、該索条体は収納物
の重量がかからず重量負荷による疲労劣化が抑えられ
る。
ラックにおいて、起倒動作手段は、下段ラックバーに止
着又は捲き掛けた索条体をラック基枠側の巻取り機構を
介して巻上げ及び繰出しすることにより当該下段ラック
バーを起倒動作させるものであり、且つラック基枠に下
段ラックバーを水平姿勢で支承する受け部が固設されて
いる。従って、起倒動作手段が構成的に非常に簡素にな
る上、使用状態における該下段ラックバーを前記索条体
によって水平に支持する必要がないから、上段ラックバ
ーに収納される収納物品との干渉を避けるように該索条
体を弛緩させることができると共に、該索条体は収納物
の重量がかからず重量負荷による疲労劣化が抑えられ
る。
【0007】本第3発明では、上記第2発明のハンガー
ラックにおいて、下段ラックバーの中間部に起倒ロッド
が上下回動自在に一端側で枢着され、該起倒ロッドの他
端側に前記索条体が止着又は捲き掛けられると共に、ラ
ック基枠又は下段ラックバーに前記起倒ロッドを略水平
状態で支承するロッド受け部が設けられている。従っ
て、下段ラックバーの水平姿勢で前記索条体を弛緩させ
ることにより、前記起倒ロッドもラック基枠側へ倒伏し
て略水平になり、これに伴って索条体はラック基枠側へ
寄った定位置で乱れることなく上方へ延出した状態とな
るから、上段ラックバーに収納される収納物品との干渉
が確実に回避されることになる。
ラックにおいて、下段ラックバーの中間部に起倒ロッド
が上下回動自在に一端側で枢着され、該起倒ロッドの他
端側に前記索条体が止着又は捲き掛けられると共に、ラ
ック基枠又は下段ラックバーに前記起倒ロッドを略水平
状態で支承するロッド受け部が設けられている。従っ
て、下段ラックバーの水平姿勢で前記索条体を弛緩させ
ることにより、前記起倒ロッドもラック基枠側へ倒伏し
て略水平になり、これに伴って索条体はラック基枠側へ
寄った定位置で乱れることなく上方へ延出した状態とな
るから、上段ラックバーに収納される収納物品との干渉
が確実に回避されることになる。
【0008】本第4発明では、上記第2発明のハンガー
ラックにおいて、ラック基枠に上下2段のラックバーが
水平方向に沿って複数列に配列されると共に、この配列
方向に沿う水平回転軸に各下段ラックバーの索条体に対
応した複数の巻胴部が形成され、前記水平回転軸の回転
駆動手段を有しているから、該回転駆動手段によって前
記水平回転軸を正逆回転させることにより、複数列の収
納部における下段ラックバーを同時に起倒動作させて使
用状態と不使用状態とに一斉に転換できる。
ラックにおいて、ラック基枠に上下2段のラックバーが
水平方向に沿って複数列に配列されると共に、この配列
方向に沿う水平回転軸に各下段ラックバーの索条体に対
応した複数の巻胴部が形成され、前記水平回転軸の回転
駆動手段を有しているから、該回転駆動手段によって前
記水平回転軸を正逆回転させることにより、複数列の収
納部における下段ラックバーを同時に起倒動作させて使
用状態と不使用状態とに一斉に転換できる。
【0009】本第5発明では、上記第1〜第4発明のい
ずれかのハンガーラックにおいて、キャリヤは、各々車
輪を備えた一対の支持体と、これら支持体間に架設連結
されて収納物品をフック部材を介して吊持させる水平吊
持バーとを具備するから、1基のキャリヤに多数の収納
物品を吊持できる上、このキャリヤをトロリーコンベヤ
等の搬送システムにより前記収納物品を所要部位へ運搬
するためのキャリヤとして好適に利用できる。
ずれかのハンガーラックにおいて、キャリヤは、各々車
輪を備えた一対の支持体と、これら支持体間に架設連結
されて収納物品をフック部材を介して吊持させる水平吊
持バーとを具備するから、1基のキャリヤに多数の収納
物品を吊持できる上、このキャリヤをトロリーコンベヤ
等の搬送システムにより前記収納物品を所要部位へ運搬
するためのキャリヤとして好適に利用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るハンガーラッ
クの一実施例について、図面を参照して具体的に説明す
る。図1及び図2において、1はラック基枠であり、左
右2本のパイプ製支柱10,10を上下の水平連結杆11a,
11aと中間の傾斜補強杆11b…とを介して連結一体化し
てなるフレーム単位1aの複数個が、支柱10…を左右方
向の一直線上に配置する形で所定間隔置きに立設されて
いる。そして、各支柱10の上部と中間部には、上下2段
のラックバー2a,2bが水平に前方へ突出する片持ち
状態で取り付けられている。また、ラック基枠1には、
フレーム単位1a…間にわたる水平パイプ12が、各支柱
10に後方へ突設したブラケット10a…を介して、上段ラ
ックバー2aの取付位置よりもやや下位の後面側に保持
されている。
クの一実施例について、図面を参照して具体的に説明す
る。図1及び図2において、1はラック基枠であり、左
右2本のパイプ製支柱10,10を上下の水平連結杆11a,
11aと中間の傾斜補強杆11b…とを介して連結一体化し
てなるフレーム単位1aの複数個が、支柱10…を左右方
向の一直線上に配置する形で所定間隔置きに立設されて
いる。そして、各支柱10の上部と中間部には、上下2段
のラックバー2a,2bが水平に前方へ突出する片持ち
状態で取り付けられている。また、ラック基枠1には、
フレーム単位1a…間にわたる水平パイプ12が、各支柱
10に後方へ突設したブラケット10a…を介して、上段ラ
ックバー2aの取付位置よりもやや下位の後面側に保持
されている。
【0011】上下段のラックバー2a,2bは共に、丸
パイプ製のレール20の下面側に、その先端寄り中間部か
ら基端にわたる縦帯板状の補強リブ21が固着されたもの
であるが、上段ラックバー2aが基端側で支柱10に固着
されているのに対し、下段ラックバー2bは基端側で支
柱10の前方へ突設されたブラケット3に枢支ピン30を介
して起伏回動自在に枢着されている。また該下段ラック
バー2bの中間位置には、補強リブ21に側方突出状に固
着した取付ピン22(図4参照)を介して起倒ロッド4が
上下回動自在に基端側で枢着されている。
パイプ製のレール20の下面側に、その先端寄り中間部か
ら基端にわたる縦帯板状の補強リブ21が固着されたもの
であるが、上段ラックバー2aが基端側で支柱10に固着
されているのに対し、下段ラックバー2bは基端側で支
柱10の前方へ突設されたブラケット3に枢支ピン30を介
して起伏回動自在に枢着されている。また該下段ラック
バー2bの中間位置には、補強リブ21に側方突出状に固
着した取付ピン22(図4参照)を介して起倒ロッド4が
上下回動自在に基端側で枢着されている。
【0012】一方、ラック基枠1に保持された水平パイ
プ12内には回転軸5が挿通配置しており、配列の端部に
位置する支柱10のブラケット10bに取り付けた可逆転モ
ーター50にて該回転軸5を正逆回転するようになってい
る。そして、この回転軸5には所定間隔を置いて各支柱
10に対応した巻胴部51…が設けてあり、各巻胴部51に一
端を止着したワイヤー6の他端が、下段ラックバー2b
の起倒ロッド4の遊端に止着されている。
プ12内には回転軸5が挿通配置しており、配列の端部に
位置する支柱10のブラケット10bに取り付けた可逆転モ
ーター50にて該回転軸5を正逆回転するようになってい
る。そして、この回転軸5には所定間隔を置いて各支柱
10に対応した巻胴部51…が設けてあり、各巻胴部51に一
端を止着したワイヤー6の他端が、下段ラックバー2b
の起倒ロッド4の遊端に止着されている。
【0013】図3及び図4に示すように、下段ラックバ
ー2bを枢着したブラケット3は、左右側壁部3a,3
bと底壁部3cとからなる上方へ開放したコ字枠状をな
し、両側壁部3a,3b間に前記枢支ピン30が貫設され
ると共に、底壁部3cの前縁が立ち上げ形成されて受け
部31を構成しており、下段ラックバー2bが該受け部31
に補強リブ21の下面で当接することによって水平姿勢で
支承されるようになされている。また、該ブラケット3
の左側壁部3aの外面側には、L字板からなるロッド受
け部32が一体形成されており、該ロッド受け部32により
倒伏した起倒ロッド4を水平状態で支承するようになさ
れている。
ー2bを枢着したブラケット3は、左右側壁部3a,3
bと底壁部3cとからなる上方へ開放したコ字枠状をな
し、両側壁部3a,3b間に前記枢支ピン30が貫設され
ると共に、底壁部3cの前縁が立ち上げ形成されて受け
部31を構成しており、下段ラックバー2bが該受け部31
に補強リブ21の下面で当接することによって水平姿勢で
支承されるようになされている。また、該ブラケット3
の左側壁部3aの外面側には、L字板からなるロッド受
け部32が一体形成されており、該ロッド受け部32により
倒伏した起倒ロッド4を水平状態で支承するようになさ
れている。
【0014】上記構成では、下段ラックバー2bが水平
姿勢にある状態で、可逆転モーター50の駆動によって回
転軸5を巻上げ方向に回転させると、巻胴部51…にワイ
ヤー6が巻き込まれ、まず倒伏していた起倒ロッド4が
図5の実線の如く持ち上がり、続いて下段ラックバー2
bが上向き回動して同図の仮想線で示す垂直起立姿勢と
なり、もって上段ラックバー2aの下方に広い空間がで
きる。
姿勢にある状態で、可逆転モーター50の駆動によって回
転軸5を巻上げ方向に回転させると、巻胴部51…にワイ
ヤー6が巻き込まれ、まず倒伏していた起倒ロッド4が
図5の実線の如く持ち上がり、続いて下段ラックバー2
bが上向き回動して同図の仮想線で示す垂直起立姿勢と
なり、もって上段ラックバー2aの下方に広い空間がで
きる。
【0015】しかして、この下段ラックバー2bの垂直
起立姿勢において、前記モーター50の逆回転駆動によっ
て回転軸5を繰出し方向に回転させると、巻胴部51…に
巻き込まれたワイヤー6が繰り出され、下段ラックバー
2bが下向き回動して図5の実線の如く水平姿勢に戻る
が、更にワイヤー6が繰り出されることにより、起倒ロ
ッド4が倒伏回動してロッド受け部32に支承される。従
って、この時点で回転軸5の回転を停止することによ
り、ワイヤー6は倒伏した起倒ロッド4の遊端つまり支
柱10に近接した位置から巻胴部51…へ急角度で伸びる状
態となり、該ワイヤー6及び起倒ロッド4は共に上下段
のラックバー2a,2b間の収納空間から外れることに
なる。なお、このような下段ラックバー2b及び起倒ロ
ッド4の起倒動作は、回転軸5が関与している収納部全
体で同時に行われる。
起立姿勢において、前記モーター50の逆回転駆動によっ
て回転軸5を繰出し方向に回転させると、巻胴部51…に
巻き込まれたワイヤー6が繰り出され、下段ラックバー
2bが下向き回動して図5の実線の如く水平姿勢に戻る
が、更にワイヤー6が繰り出されることにより、起倒ロ
ッド4が倒伏回動してロッド受け部32に支承される。従
って、この時点で回転軸5の回転を停止することによ
り、ワイヤー6は倒伏した起倒ロッド4の遊端つまり支
柱10に近接した位置から巻胴部51…へ急角度で伸びる状
態となり、該ワイヤー6及び起倒ロッド4は共に上下段
のラックバー2a,2b間の収納空間から外れることに
なる。なお、このような下段ラックバー2b及び起倒ロ
ッド4の起倒動作は、回転軸5が関与している収納部全
体で同時に行われる。
【0016】なお、図2に示す7は車輪付きキャリヤで
あり、車輪70,70を備えた一対の支持体7a,7aより
垂設される取付杆71,71の下端部間に水平吊持バー7b
を架設連結されてなり、水平吊持バー7bにて衣服を掛
けたハンガー(衣紋掛け)のフック部F(図5,図6参
照)を係嵌して吊持できるようになっている。しかし
て、このようなキャリヤ7は、トロリーコンベヤによる
搬送設備を有する自動収納倉庫にあっては、支持体7
a,7aをガイドレール上を走行するトロリーとするト
ロリーコンベヤ用キャリヤとして共用されるものであ
る。
あり、車輪70,70を備えた一対の支持体7a,7aより
垂設される取付杆71,71の下端部間に水平吊持バー7b
を架設連結されてなり、水平吊持バー7bにて衣服を掛
けたハンガー(衣紋掛け)のフック部F(図5,図6参
照)を係嵌して吊持できるようになっている。しかし
て、このようなキャリヤ7は、トロリーコンベヤによる
搬送設備を有する自動収納倉庫にあっては、支持体7
a,7aをガイドレール上を走行するトロリーとするト
ロリーコンベヤ用キャリヤとして共用されるものであ
る。
【0017】上記構成のハンガーラックにおいては、図
5に示すように、上下段のラックバー2a,2bは共
に、その各レール20にキャリヤ移載装置(図示省略)の
支持レール8を接続することにより、両レール20,8の
一方に載せたキャリヤ8を他方へ走行移動させて移載で
きる。なお、上段ラックバー2aには、その基端側に収
納したキャリヤ7の後部側の支持体7aに当接する板状
のストッパー23が設けてある。また下段ラックバー2b
では、ブラケット3の左右側壁部3a,3bの前端がキ
ャリヤ7の同支持体7aに当接するストッパーとなって
いる。更に、両ラックバー2a,2bの先端側には、収
納したキャリヤ7の前部側の支持体7aの車輪70,70間
に配置する落下防止用凸部24が設けてある。
5に示すように、上下段のラックバー2a,2bは共
に、その各レール20にキャリヤ移載装置(図示省略)の
支持レール8を接続することにより、両レール20,8の
一方に載せたキャリヤ8を他方へ走行移動させて移載で
きる。なお、上段ラックバー2aには、その基端側に収
納したキャリヤ7の後部側の支持体7aに当接する板状
のストッパー23が設けてある。また下段ラックバー2b
では、ブラケット3の左右側壁部3a,3bの前端がキ
ャリヤ7の同支持体7aに当接するストッパーとなって
いる。更に、両ラックバー2a,2bの先端側には、収
納したキャリヤ7の前部側の支持体7aの車輪70,70間
に配置する落下防止用凸部24が設けてある。
【0018】図5のように、上下段のラックバー2a,
2bを共に使用するのは、キャリヤ7が水平吊持バー7
bに背広等の背丈の短い衣服S…を吊持している場合で
あるが、この使用状態では、下段ラックバー2bを起倒
動作させるワイヤー6及び起倒ロッド4は共に退避位置
にあるため、上段ラックバー2aに収納されたキャリヤ
7の衣服S…と干渉することはない。しかして、図6に
示すように、同キャリヤ7がコート類等の背丈の長い衣
服L…を吊持している場合には、下段ラックバー2bを
垂直起立姿勢とし、上段ラックバー2aに当該キャリヤ
7を収納することができる。従って、上下2段の収納部
を背丈の短い衣服S…と背丈の長い衣服L…の両方の収
納に兼用できる。
2bを共に使用するのは、キャリヤ7が水平吊持バー7
bに背広等の背丈の短い衣服S…を吊持している場合で
あるが、この使用状態では、下段ラックバー2bを起倒
動作させるワイヤー6及び起倒ロッド4は共に退避位置
にあるため、上段ラックバー2aに収納されたキャリヤ
7の衣服S…と干渉することはない。しかして、図6に
示すように、同キャリヤ7がコート類等の背丈の長い衣
服L…を吊持している場合には、下段ラックバー2bを
垂直起立姿勢とし、上段ラックバー2aに当該キャリヤ
7を収納することができる。従って、上下2段の収納部
を背丈の短い衣服S…と背丈の長い衣服L…の両方の収
納に兼用できる。
【0019】上記実施例では収納物品を衣服としている
が、本発明のハンガーラックは、車輪付きキャリヤ8に
吊持させ得るものであれば、衣服以外の種々の収納物品
を収納対象とでき、その収納物品の上下丈に応じて上述
同様に上下段のラックバー2a,2bの使用状態と上段
ラックバー2aのみの使用状態とに使い分けることがで
きる。
が、本発明のハンガーラックは、車輪付きキャリヤ8に
吊持させ得るものであれば、衣服以外の種々の収納物品
を収納対象とでき、その収納物品の上下丈に応じて上述
同様に上下段のラックバー2a,2bの使用状態と上段
ラックバー2aのみの使用状態とに使い分けることがで
きる。
【0020】また上記実施例では下段ラックバー2bの
起伏動作手段としてワイヤー巻取り機構を用いている
が、本第1発明の構成では、このような巻取り機構に代
えてリンク機構やギヤ機構等の種々の起伏動作手段を採
用できる。また、これら起伏動作手段はモーター等にて
自動操作する構成が望ましいが、例えば前記ワイヤー6
等の索条体を回転ハンドルの手動回転等にて巻き上げ・
繰出しするような手動手段も採用可能である。
起伏動作手段としてワイヤー巻取り機構を用いている
が、本第1発明の構成では、このような巻取り機構に代
えてリンク機構やギヤ機構等の種々の起伏動作手段を採
用できる。また、これら起伏動作手段はモーター等にて
自動操作する構成が望ましいが、例えば前記ワイヤー6
等の索条体を回転ハンドルの手動回転等にて巻き上げ・
繰出しするような手動手段も採用可能である。
【0021】本第2発明の構成では、ワイヤー6又は他
の索条体を起倒ロッド4を介さずに下段ラックバー2b
に直接に取り付けてもよく、この場合には例えば索条体
の中間に錘を付ける等の適当な手段を講じることによ
り、下段ラックバー2bの水平姿勢で該索条体を弛ませ
て上段の収納空間から退避した状態にすることが可能で
ある。更に上記実施例ではワイヤー6の一端を起倒ロッ
ド4の遊端に止着した構成としているが、本第2発明で
は下段ラックバー2bに、本第3発明では起倒ロッド4
の遊端に、それぞれ小滑車、孔、リング部等による巻き
掛け部を設け、この巻き掛け部に通した索条体の一端を
ラック基枠1側の上部に止着する構成としてもよく、こ
れら構成でも索条体の巻き上げ・繰出しによって下段ラ
ックバー2bを実施例同様に起倒動作させることができ
る。また、索条体の巻き上げ・繰出し部分をラック基枠
1の下部に設け、これより延出する索条体を該ラック基
枠1の上部に設けたガイドローラーを介して下段ラック
バー2bに取り付けるようにしてもよい。
の索条体を起倒ロッド4を介さずに下段ラックバー2b
に直接に取り付けてもよく、この場合には例えば索条体
の中間に錘を付ける等の適当な手段を講じることによ
り、下段ラックバー2bの水平姿勢で該索条体を弛ませ
て上段の収納空間から退避した状態にすることが可能で
ある。更に上記実施例ではワイヤー6の一端を起倒ロッ
ド4の遊端に止着した構成としているが、本第2発明で
は下段ラックバー2bに、本第3発明では起倒ロッド4
の遊端に、それぞれ小滑車、孔、リング部等による巻き
掛け部を設け、この巻き掛け部に通した索条体の一端を
ラック基枠1側の上部に止着する構成としてもよく、こ
れら構成でも索条体の巻き上げ・繰出しによって下段ラ
ックバー2bを実施例同様に起倒動作させることができ
る。また、索条体の巻き上げ・繰出し部分をラック基枠
1の下部に設け、これより延出する索条体を該ラック基
枠1の上部に設けたガイドローラーを介して下段ラック
バー2bに取り付けるようにしてもよい。
【0022】その他、本発明では、ラック基枠1の枠組
み構成、上下段のラックバー2a,2bの形状及び構造
とラック基枠1に対する取り付け構造、キャリヤ7の構
造等、細部構成については実施例以外に種々設計変更可
能である。
み構成、上下段のラックバー2a,2bの形状及び構造
とラック基枠1に対する取り付け構造、キャリヤ7の構
造等、細部構成については実施例以外に種々設計変更可
能である。
【0023】
【発明の効果】本第1発明によれば、収納物品を車輪付
きキャリヤに吊持させた状態で収納するハンガーラック
として、上下2段のラックバーによってそれぞれ背広等
の背丈の短い収納物品を吊持したキャリヤを収納できる
と共に、下段ラックバーを垂直起立姿勢にすることによ
り、コート類等の背丈の長い収納物品を吊持したキャリ
ヤを上段ラックバーを利用して支障なく収納できるもの
が提供され、このハンガーラックの採用により、自動収
納倉庫等において上下丈の異なる収納物品の入出荷状況
に応じて収納部を2段構成と1段構成とに使い分け、も
って空間効率及び利用効率を従来に比較して大幅に高め
ることが可能となる。
きキャリヤに吊持させた状態で収納するハンガーラック
として、上下2段のラックバーによってそれぞれ背広等
の背丈の短い収納物品を吊持したキャリヤを収納できる
と共に、下段ラックバーを垂直起立姿勢にすることによ
り、コート類等の背丈の長い収納物品を吊持したキャリ
ヤを上段ラックバーを利用して支障なく収納できるもの
が提供され、このハンガーラックの採用により、自動収
納倉庫等において上下丈の異なる収納物品の入出荷状況
に応じて収納部を2段構成と1段構成とに使い分け、も
って空間効率及び利用効率を従来に比較して大幅に高め
ることが可能となる。
【0024】本第2発明によれば、上記ハンガーラック
として、下段ラックバーを起倒動作させる手段が構成的
に非常に簡素になる上、該下段ラックバーの使用形態に
おいて前記起倒動作手段に用いる索条体を上段ラックバ
ーの収納物品と干渉しないように弛緩させることができ
ると共に、該索条体が重量負荷による疲労劣化を生じに
くく長寿命となるものが提供される。
として、下段ラックバーを起倒動作させる手段が構成的
に非常に簡素になる上、該下段ラックバーの使用形態に
おいて前記起倒動作手段に用いる索条体を上段ラックバ
ーの収納物品と干渉しないように弛緩させることができ
ると共に、該索条体が重量負荷による疲労劣化を生じに
くく長寿命となるものが提供される。
【0025】本第3発明によれば、下段ラックバーを索
条体の巻き上げ・繰出しによって起倒動作させる上記ハ
ンガーラックとして、下段ラックバーの使用形態におい
て、当該下段ラックバーの起伏動作を担う索条体及び起
倒ロッドと上段ラックバーに収納される収納物品との干
渉をより確実に回避できるものが提供される。
条体の巻き上げ・繰出しによって起倒動作させる上記ハ
ンガーラックとして、下段ラックバーの使用形態におい
て、当該下段ラックバーの起伏動作を担う索条体及び起
倒ロッドと上段ラックバーに収納される収納物品との干
渉をより確実に回避できるものが提供される。
【0026】本第4発明によれば、下段ラックバーを索
条体の巻き上げ・繰出しによって起倒動作させる上記ハ
ンガーラックにおいて、複数列の収納部における下段ラ
ックバーを同時に起倒動作させて使用状態と不使用状態
とに一斉に転換できるから、自動収納倉庫等における上
下丈の異なる収納物品の入出荷状況に即応して、該上下
丈に応じた収納部を迅速に確保できる。
条体の巻き上げ・繰出しによって起倒動作させる上記ハ
ンガーラックにおいて、複数列の収納部における下段ラ
ックバーを同時に起倒動作させて使用状態と不使用状態
とに一斉に転換できるから、自動収納倉庫等における上
下丈の異なる収納物品の入出荷状況に即応して、該上下
丈に応じた収納部を迅速に確保できる。
【0027】本第5発明によれば、上記ハンガーラック
に収納するキャリヤ1基に多数の収納物品を吊持できる
上、このキャリヤをトロリーコンベヤ等の搬送システム
により前記収納物品を所要部位へ運搬するためのキャリ
ヤとして共用できるため、特に大型の自動収納倉庫対す
る高い適用性が得られる。
に収納するキャリヤ1基に多数の収納物品を吊持できる
上、このキャリヤをトロリーコンベヤ等の搬送システム
により前記収納物品を所要部位へ運搬するためのキャリ
ヤとして共用できるため、特に大型の自動収納倉庫対す
る高い適用性が得られる。
【図1】本発明の一実施例に係るハンガーラックの正面
図である。
図である。
【図2】同ハンガーラックの要部の側面図である。
【図3】同ハンガーラックにおける下段ラックバーの取
付部分の縦断側面図である。
付部分の縦断側面図である。
【図4】図1の仮想線円A内の拡大図である。
【図5】同ハンガーラックの収納部を2段構成とした収
納状態を示す側面図である。
納状態を示す側面図である。
【図6】同ハンガーラックの収納部を1段構成とした収
納状態を示す側面図である。
納状態を示す側面図である。
1 ラック基枠 2a 上段ラックバー 2b 下段ラックバー 20 レール 3 ブラケット 30 枢支ピン 31 受け部 32 ロッド受け部 4 取付ピン 5 水平回転軸 50 可逆転モーター(回転駆動手段) 51 巻胴部 6 ワイヤー(索条体) 7 車輪付きキャリヤ 7a 支持体 7b 水平吊持バー 70 車輪 8 移載装置の支持レール S 丈の短い衣服(収納物品) L 丈の長い衣服(収納物品)
Claims (5)
- 【請求項1】 収納物品を車輪付きキャリヤに吊持させ
た状態で収納するハンガーラックであって、 ラック基枠に、それぞれ水平配置して前記キャリヤの車
輪を載せるレールを形成する上下2段のラックバーが各
々一端側で片持ち状に取り付けられ、 下段ラックバーは、水平姿勢と垂直起立姿勢とに変換可
能に前記一端側で前記ラック基体に枢着され、 この下段ラックバーを水平姿勢と垂直姿勢とに変換させ
る起倒動作手段を具備することを特徴とするハンガーラ
ック。 - 【請求項2】 起倒動作手段は、下段ラックバーに止着
又は捲き掛けた索条体をラック基枠側の巻取り機構を介
して巻上げ及び繰出しすることにより当該下段ラックバ
ーを起倒動作させるものであり、且つラック基枠に下段
ラックバーを水平姿勢で支承する受け部が固設されてな
る請求項1記載のハンガーラック。 - 【請求項3】 下段ラックバーの中間部に起倒ロッドが
上下回動自在に一端側で枢着され、該起倒ロッドの他端
側に前記索条体が止着又は捲き掛けられると共に、ラッ
ク基枠又は下段ラックバーに前記起倒ロッドを略水平状
態で支承するロッド受け部が設けられてなる請求項2記
載のハンガーラック。 - 【請求項4】 ラック基枠に上下2段のラックバーが水
平方向に沿って複数列に配列されると共に、この配列方
向に沿う水平回転軸に各下段ラックバーの索条体に対応
した複数の巻胴部が形成され、前記水平回転軸の回転駆
動手段を有してなる請求項2又は3に記載のハンガーラ
ック。 - 【請求項5】 キャリヤは、各々車輪を備えた一対の支
持体と、これら支持体間に架設連結されて収納物品をフ
ック部材を介して吊持させる水平吊持バーとを具備する
ものである請求項1〜4のいずれかに記載のハンガーラ
ック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34453795A JPH09156728A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | ハンガーラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34453795A JPH09156728A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | ハンガーラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09156728A true JPH09156728A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18370048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34453795A Pending JPH09156728A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | ハンガーラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09156728A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100881062B1 (ko) * | 2008-10-02 | 2009-02-03 | 남영물류산업 주식회사 | 물류시스템의 복층 행거랙 구조 |
JP2011116510A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Tsubakimoto Chain Co | ハンガー品仕分けシステム |
CN113011800A (zh) * | 2019-12-20 | 2021-06-22 | 北京服装学院 | 一种大型群体演出活动服装智能管理系统及方法 |
-
1995
- 1995-12-04 JP JP34453795A patent/JPH09156728A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100881062B1 (ko) * | 2008-10-02 | 2009-02-03 | 남영물류산업 주식회사 | 물류시스템의 복층 행거랙 구조 |
JP2011116510A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Tsubakimoto Chain Co | ハンガー品仕分けシステム |
CN113011800A (zh) * | 2019-12-20 | 2021-06-22 | 北京服装学院 | 一种大型群体演出活动服装智能管理系统及方法 |
CN113011800B (zh) * | 2019-12-20 | 2024-03-19 | 北京服装学院 | 一种大型群体演出活动服装智能管理系统及方法 |
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