JPH09155742A - ピーニング機のブラストノズル - Google Patents

ピーニング機のブラストノズル

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JPH09155742A
JPH09155742A JP31430195A JP31430195A JPH09155742A JP H09155742 A JPH09155742 A JP H09155742A JP 31430195 A JP31430195 A JP 31430195A JP 31430195 A JP31430195 A JP 31430195A JP H09155742 A JPH09155742 A JP H09155742A
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JP
Japan
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shot
injection
nozzle body
nozzle
flow
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Application number
JP31430195A
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English (en)
Inventor
Noboru Sasaki
昇 佐々木
Ryuzo Okamoto
龍三 岡本
Hiroyuki Oshikata
廣之 押方
Hirotomo Ookouchi
裕智 大河内
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ITO KIKO KK
ITO METAL ABRASIVE
Original Assignee
ITO KIKO KK
ITO METAL ABRASIVE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショット群を1つのタンク内から2つの噴射
流路へ分配し、両噴射流路から噴射された両ショット流
による投射パターンを複合させる。 【解決手段】 ブラストノズルNのノズル本体2には、
タンク1内から送り込まれたショット群を前方へ誘導し
て分配する分配流路11と、この分配流路11によって
分配された両ショット群を通過させて被投射面16に向
けて噴射させる第1、第2噴射流路12A,12Bとを
形成する。両噴射流路12A,12Bから噴射された両
ショット流20A,20Bはこの両ショット流20A,
20Bによる各個別投射パターンを複合した複合投射パ
ターンを描いて被投射面16に投射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はワーク、例えば平
ギヤ等を、その残留圧縮圧力を良化する目的でショット
(研掃材)によってピーニング加工するピーニング機に
おいて、ショット群をピーニング加工されるワークの被
投射面に向けて噴射するブラストノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のピーニング機では、ワークに対す
るピーニング効果を均整化する目的で例えば2個のブラ
ストノズルを離間させて設置し、この両ブラストノズル
によってショット群を2方向からワークに向けて噴射し
てピーニング加工を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】2個のブラストノズル
を併用してピーニング加工を行う場合には、始めに、第
1のブラストノズルから噴射されるショット群の投射パ
ターンの領域における残留圧縮応力を予め測定して第1
のブラストノズルによる投射パターンの有効範囲を定
め、ショット群を第1のノズルから実際に噴射してワー
クの加工面に重ね合わせた測定板片に投射し、第1のブ
ラストノズルの投射パターンを確認する。次に、第2の
ブラストノズルからショット群を測定板片に向けて噴射
してこの第2のブラストノズルによる投射パターンが第
1のブラストノズルによる投射パターンに隣接するよう
に第2のブラストノズルの位置をショット群の繰返し噴
射によって調整するが、この調整作業は極めて厳密な精
度が必要で、両ブラストノズルの相対位置を設定する位
置合わせ作業が極めて煩雑となっていた。
【0004】また、ピーニング加工されたワークの残留
圧縮応力を均一にするために、噴射されるショット群の
量をタンク内で秤量しながら一定量のショット群をブラ
ストノズルに給送する必要があるため、1個のブラスト
ノズル毎に1個のタンクが必要となって設備コストが高
くなり、設備が大型化する問題点がある。
【0005】本発明は、ショット流を噴射する複数の噴
射流路間の位置合わせ作業を不要にし、ショット噴射機
構をコンパクト化してそのコストを節減することを課題
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ショ
ット群が送り込まれるノズル本体内には、断面積が前方
へ漸増するテーパ孔状の形状をそれぞれ有し、ノズル本
体の軸心の回りに回転対称状に配設されて被投射面に向
って投射されるショット群がそれぞれ通り抜ける少くと
も2つの噴射流路を形成するとともに、ノズル本体内の
後端付近の中心部には外径がショット群の流動方向へ漸
増するほぼ円錐状の形状を有する流路壁を形成して、こ
の流路壁の回りにはタンク内からノズル本体内に送り込
まれたショット群を前記各噴射流路へ向けて誘導して各
噴射流路に分配する分配流路を形成した構成を有する。
【0007】請求項1の発明では、タンク内からノズル
本体内へ送り込まれたショット群が分配流路によって各
噴射流路へ向けて誘導されて各噴射流路に分配され、各
噴射流路を通り抜けた各ショット群が被投射面に向って
噴射され、被投射面に投射された各ショット群による投
射効果が複合される。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ノズル本体にはその軸心と平行な中心をそれぞ
れ有する1対の噴射流路を形成し、この両噴射流路の中
心間の距離が、両噴射流路からそれぞれ噴射された両シ
ョット流による2つの個別投射パターンの直径の和の1
/2若しくは1/2以下となるように設定したことを特
徴とする。
【0009】請求項2の発明では、2つの噴射流路の中
心間の距離を、この両噴射流路から噴射されて被投射面
に投射された各ショット群による両個別投射パターンの
直径の和の1/2若しくは1/2以下にして両ショット
流の複合効果を高める。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1の発明において、ノズル
本体の断面形状を円形状に形成してこのノズル本体には
その軸心と平行で軸心から上方および下方に偏位した中
心をそれぞれ有する2つの噴射流路を近接して形成す
る。両噴射流路からノズル本体の軸心と平行に噴射され
た両ショット流はこの両ショット流による個別投射パタ
ーンの一部が重なり合った状態で被投射面に投射され
る。
【0011】
【実施例】次に、本発明の1実施例を図面にしたがって
説明する。ショット群を風力によってワークWの被投射
面16に投射してピーニング加工を行うピーニング機に
おいて、このピーニング機の投射室内には垂直な回転軸
を中心として回転駆動される自転テーブル6が設置さ
れ、この自転テーブル6の中心部にはピン7aを有する
自転テーブル治具7が結合され、自転テーブル治具7上
には上ワーク押え治具8およびこの上ワーク押え治具8
に結合された下ワーク押え治具9が同心状に設置されて
いる。
【0012】歯部W1と軸部W2とを有するワークWは
自転テーブル治具7のピン7aが歯部W1の中心部内に
挿入された状態で上下ワーク押え治具8,9によって垂
立状態でクランプされて自転テーブル治具7に共転可能
に結合されている。
【0013】ショット群を受入れてショット群をワーク
Wの被投射面(歯部W1の歯面)16に向けて噴射させ
るブラストノズルNは、ショット群を貯留してショット
群の量を秤量しながら一定量のショット群をブラストノ
ズルNのノズル本体2内へ送り込むタンク1の下方にワ
ークWの被投射面16に対向して設置されている。
【0014】ブラストノズルNのノズル本体2はこのノ
ズル本体2が挿通されたノズルホルダ3によって掛止さ
れてブラケット4に固定された状態で水平状に設置さ
れ、ノズル本体2の後端にはこのノズル本体2内へエア
を給送するサンドブラストホース5が接続されている。
【0015】ノズル本体2はその前部および中央部付近
を構成する第1部材2aと、前端面が第1部材2aの後
端面に当接された状態で設置されてノズル本体2の後部
を構成する第2部材2bとが分離可能に結合されて形成
されている。第1部材2aの後部でノズル本体2内の後
端付近の中心部には、外径が後方から前方へ漸増するほ
ぼ円錐状の外形を有し、第2部材2b内の中心部に挿入
された流路壁13が形成されている。
【0016】ノズル本体2の材質としてはショットの硬
さより少くとも10%以上の硬さを有する材質が推奨さ
れる。
【0017】ノズル本体2内の後端にはタンク1内から
給送されるショット群がサンドブラストホース5を通じ
て給送されるエアと合流して送り込まれる送入口10が
開口され、送入口10の前方で流路壁13の回りには、
タンク1内から送入口10へ送り込まれたショット群を
このショット群の流動幅を縮小させながら前方へ誘導し
て上方および下方へ分配する分配流路11が形成され、
この分配流路11を取囲む路壁面18は横幅が前方へ漸
減した形状で先細状に形成されている。
【0018】ノズル本体2の第1部材2a内には、分配
流路11の前方に配設されて分配流路11にそれぞれ連
通され、断面形状が円形で断面積が後方から前方へ漸増
するテーパ孔状の形状をそれぞれ有し、ノズル本体2内
の中心部に設置された隔壁19によって仕切られた状態
で並設され、被打射面16に向って投射されるショット
群を個々に通過させる第1噴射流路12Aおよび第2噴
射流路12Bが上下に隣接して縦貫状に形成されてい
る。
【0019】第1噴射流路14Aの前端および第2噴射
流路14Bの前端にはショット群を上下方向へ若干離れ
た位置から被投射面16に向けて噴射させる第1噴射口
14Aおよび第2噴射口14Bがそれぞれ円形状に開口
されている。
【0020】両噴射流路12A,12Bは、その中心a
1,a2間の距離Cが全長にわたって一定となり、両中
心a1,a2がノズル本体2の軸心a3と平行となって
この軸心a3から偏位した状態でノズル本体2の軸心a
3に沿って形成されている。
【0021】タンク1内からノズル本体2の送入口10
に送り込まれたショット群は流路壁13および路壁面1
8によって両噴射流路12A,12Bに向けて誘導され
て分配流路11を通り抜けて両噴射流路12A,12B
に分配され、両噴射流路12A,12Bを通り抜けた両
ショット群は両噴射口14A,14Bから断面積が前方
へ漸増する円錐体状の流動形態で被投射面16に向って
噴射され、噴射された第1、第2のショット流20A,
20Bは定位置で自転テーブル6とともに回転するワー
クWの歯部W1の歯面に連続的に投射されて歯部W1の
歯面がピーニング加工される。
【0022】第1、第2噴射流路12A,12Bを通り
抜けて噴射され、被投射面16に投射された第1、第2
のショット流20A,20Bが描く第1の個別投射パタ
ーン15Aおよび第2の個別投射パターン15Bはそれ
ぞれ第1噴射口14Aおよび第2噴射口14Bよりそれ
ぞれ拡大された円形状となる。
【0023】第1噴射流路12Aの第1噴射口14Aの
口径をd1とし、第1噴射流路12Aの入口部の口径を
d2とし、第2噴射流路12Bの第2噴射口14Bの口
径をe1とし、第2噴射流路12Bの入口部の口径をe
2とすると、d1/d2およびe1/e2の値が小さく
なって第1、第2噴射流路12A,12Bのテーパ角度
が小さくなるに従って第1、第2噴射流路12A,12
Bから噴射されるショット群の噴射速度が増速され、d
1/d2およびe1/e2の値が大きくなって第1、第
2噴射流路12A,12Bのテーパ角度が大きくなるに
従ってショット群による各個別投射パターン15A,1
5Bの大きさが拡大する。
【0024】また、分配流路11の長さMをC×1.0 〜
C×2.0 の範囲に設定すると、ショット群が分配流路1
1で分配されるときに発生する乱流を低減させることが
できる。
【0025】第1、第2噴射流路12A,12Bの中心
a1,a2間の距離Cの設定に際し、第1噴射流路12
Aから噴射されて被投射面16に投射された第1のショ
ット流20Aによる第1の個別投射パターン15Aの直
径をAとし、第2噴射流路12Bから噴射されて被投射
面16に投射された第2のショット流20Bによる第2
の個別投射パターン15Bの直径をBとし、両噴射流路
12A,12Bの長さをLとし、両噴射口14A,14
Bから被投射面16までの距離をSとすると、
【数1】
【数2】 となるので、両個別投射パターン15A,15Bの直径
A,Bの和(A+B)に対するCの比率を設定する定数
をxとすると、
【数3】 となり、xとしては第1の個別投射パターン15Aと第
2の個別投射パターン15Bとが若干重なり合った状態
若しくは接した状態となるようにxが0.45〜0.5となる
範囲が加工面の残留圧縮応力特性を均整化する目的に最
も適合し、x=0.5 とした場合に両個別投射パターン1
5A,15Bが接した状態となる。
【0026】例えば、d1=e1=12mm,d2=e2
=8mm,L=100mm,S=150mmとすると、A=B
=12mm,A+B=24mmとなるので、x=0.45〜0.5
とするとC=16.2〜18mmとなる。
【0027】Cの値を0.45(A+B)〜0.5 (A+B)
としてショット群を実際に両噴射流路12A,12Bか
ら噴射すると、第1噴射流路12Aを通り抜けて噴射さ
れた第1のショット流20Aと、第2噴射流路12Bを
通り抜けて噴射された第2のショット流20Bとが互い
に影響し合うため、両ショット流20A,20Bの境界
部付近のショット群が互に助勢されて横方向へ拡がり、
両ショット流20A,20Bはこの両ショット流20
A,20Bによる両個別投射パターン15A、15Bを
複合した複合投射パターン21を描いた状態で被投射面
16に投射される。
【0028】複合投射パターン21の両側部の中央部に
は図8に示すように両個別投射パターン15A,15B
間の谷部23を消滅させる1対の山部22が突出形成さ
れ、複合投射パターン21の全領域における投射幅の部
分的な差異が縮小された状態となる。
【0029】従って、xを0.45〜0.5 の範囲に設定する
と、各種のワークの被投射面をそれぞれワークに適した
投射条件でピーニング加工することができ、ピーニング
加工された加工面の品質を良化および安定化することが
できる。
【0030】ショット流を従来のブラストノズルのよう
に1つの噴射流路から噴射した場合には被投射面に投射
されたショット流による投射パターンの周縁部付近での
加工面の残留圧縮圧力は投射パターンの中央部付近での
加工面の残留圧縮応力よりその15%以上低下する。加
工面全体の残留圧縮応力を均等にするためには、投射パ
ターンの周縁部付近を除く有効投射幅(最大投射幅の約
90%)の範囲内でショット流を被投射面に投射する必
要があり、投射パターンの全領域のうちの約10%が活
用されない状態となる。
【0031】これに対し、両噴射流路12A,12Bか
ら両ショット流20A,20Bを被投射面16に投射す
ると、両ショット流20A,20Bによる複合投射パタ
ーン21の周縁部付近での加工面の残留圧縮応力を複合
投射パターン21の中央部付近での加工面の残留圧縮圧
力とほぼ同程度に上昇させて加工面全体の残留圧縮応力
特性を両ショット流20A,20Bの相乗効果によって
均整化することができ、また、複合投射パターン21の
ほぼ全領域を有効に活用することができる。
【0032】また、上記実施例によれば、ノズル本体2
に第1および第2噴射流路12A,12Bが形成されて
いるので、両噴射流路12A,12Bの相対位置を調整
する位置合わせ作業が不要となり、ノズル本体2の位置
決め作業を簡易化することができるとともに、ショット
群が1つのタンク1内から両噴射流路12A,12Bへ
分配されるので、タンクの個数を2個から1個に減らし
て設備コストを節減することができる。また、タンク1
内からノズル本体2内に送り込まれたショット群を分配
流路11によって無理なく安定に分配して各噴射流路1
2A,12Bへ定量的に導入させることができ、各噴射
流路12A,12Bに分配するショット群の量の変動を
低減させて各噴射流路12A,12Bから噴射される各
ショット流の流動状態を安定化させることができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ノズル本体に
複数の噴射流路が形成されているので、各噴射流路の相
対位置を調整する位置合わせ作業が不要となり、ノズル
本体の位置決め作業を簡易化することができ、また、シ
ョット群が1つのタンク内から各噴射流路へ分配される
ので、タンクの個数を減らして設備コストを節減するこ
とができとともに、複数のショット流を噴射するブラス
トノズルをコンパクト化してそのコストを節減すること
ができる。
【0034】また、タンク内からノズル本体内に送り込
まれたショット群を分配流路によって無理なく安定に分
配して各噴射流路へ定量的に導入させることができ、各
噴射流路に分配するショット群の量の変動を低減させて
各噴射流路から噴射される各ショット流の流動状態を安
定化させることができる。
【0035】請求項2の発明によれば、各噴射流路から
噴射された各ショット流によって得られる複合投射パタ
ーンの周縁部付近でのピーニング効果を複合投射パター
ンの中央部付近でのピーニング効果とほぼ同等に高めて
各ショット流によってピーニング加工された加工面全体
の残留圧縮応力特性を各ショット流の相乗効果によって
均整化することができ、また、複合投射パターンのほぼ
全領域を有効に活用することができるとともに、両噴射
流路から噴射された両ショット流の境界部付近のショッ
ト群が互に影響し合って助勢され、両ショット流による
個別投射パターンの境界部付近の投射幅が拡張されるの
で、各個別投射パターンが複合された複合投射パターン
の投射幅の部分的な差異を少くして各種のワークの被投
射面をそれぞれワークに適した投射条件でピーニング加
工することができ、ピーニング加工された加工面の品質
を良化および安定化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すもので、ピーニング機
の要部の側断面図である。
【図2】ブラストノズル付近の側断面図である。
【図3】ノズル本体の側断面図である。
【図4】図3のX1−X1線矢視図である。
【図5】図3のX2−X2線矢視図である。
【図6】図4のX3−X3線断面図である。
【図7】ショット流の投射状態を説明する説明図であ
る。
【図8】ショット流が描く個別投射パターンの説明図で
ある。
【図9】ショット流が描く複合投射パターンの説明図で
ある。
【符号の説明】
1 タンク 2 ノズル本体 11 分配流路 12A 第1噴射流路 12B 第2噴射流路 13 流路壁 14A 第1噴射口 14B 第2噴射口 15A,15B 個別投射パターン 16 被投射面 20A,20B ショット流 21 複合投射パターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショット群が送り込まれるノズル本体内
    には、断面積が前方へ漸増するテーパ孔状の形状をそれ
    ぞれ有し、ノズル本体の軸心の回りに回転対称状に配設
    されて被投射面に向って投射されるショット群がそれぞ
    れ通り抜ける少くとも2つの噴射流路を形成するととも
    に、ノズル本体内の後端付近の中心部には外径がショッ
    ト群の流動方向へ漸増するほぼ円錐状の形状を有する流
    路壁を形成して、この流路壁の回りにはタンク内からノ
    ズル本体内に送り込まれたショット群を前記各噴射流路
    へ向けて誘導して各噴射流路に分配する分配流路を形成
    したことを特徴とするピーニング機のブラストノズル。
  2. 【請求項2】 前記ノズル本体にはその軸心と平行な中
    心をそれぞれ有する1対の噴射流路を形成し、この両噴
    射流路の中心間の距離が、両噴射流路からそれぞれ噴射
    された各ショット流による2つの個別投射パターンの直
    径の和の1/2若しくは1/2以下となるように設定し
    たことを特徴とする請求項1記載のピーニング機のブラ
    ストノズル。
JP31430195A 1995-12-01 1995-12-01 ピーニング機のブラストノズル Pending JPH09155742A (ja)

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JP (1) JPH09155742A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014083609A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Toshiba Mach Co Ltd 湿式ブラスト用噴射ガン
JP2014083608A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Toshiba Mach Co Ltd 湿式ブラスト用噴射ガン

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014083609A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Toshiba Mach Co Ltd 湿式ブラスト用噴射ガン
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