JPH09155294A - 摩擦式選別装置 - Google Patents
摩擦式選別装置Info
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- JPH09155294A JPH09155294A JP32171895A JP32171895A JPH09155294A JP H09155294 A JPH09155294 A JP H09155294A JP 32171895 A JP32171895 A JP 32171895A JP 32171895 A JP32171895 A JP 32171895A JP H09155294 A JPH09155294 A JP H09155294A
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Abstract
に混在している異物を完全に除去する。 【解決手段】表面の摩擦係数が異なる二つのローラー1
1、12を平行に並べ、かつ、傾斜させて配置する。ホ
ッパー14を介して異物が混在している小豆をローラー
11、12上に投入すると、表面が滑らかであり、ロー
ラー11、12との間の摩擦係数が小さい小豆はローラ
ー11、12の間に巻き込まれることなく、ローラー1
1、12上を移動し、小豆用容器16内に落下する。一
方、表面に無数の凹凸があり、ローラー11、12との
間の摩擦係数が大きい異物はローラー11、12の間に
巻き込まれ、ローラー11、12の下方の異物用容器1
5に収容される。
Description
物が混在している混合物から所望の物のみを取り出す選
別装置に関し、特に、小石その他の異物と穀類とが混在
している混合物から異物のみを取り出す選別装置に関す
る。
麦その他の穀類には、収穫、乾燥、運搬等の各作業工程
において、種々の異物(土粒、石粒、茎、木片、金属
片、ガラス片、プラスチック片、布、動物の骨片など)
が混入する。これら種々の異物は1回の選別では全てを
除去できないため、通常は、取り出すべき物と除去すべ
き物との間の種々の物性の相違に基づく選別が複数回行
われる。
以下のような選別工程を経て、異物が除去される。ま
ず、大きさの大小の相違に基づく選別が行われる。例え
ば、篩による選別が行われ、小豆よりも大きい物と小豆
よりも小さい物とが排除される。ただし、小豆と同程度
の大きさの異物は小豆の中に混在したまま残る。
る。例えば、振動するスクリーン上に異物が混在してい
る小豆を置き、スクリーンの下から圧縮空気を吹き上げ
ることによって、小豆よりも重いもの(石、ガラス、金
属など)と小豆よりも軽いもの(葉、茎、木片など)を
除去することができる。ただし、小豆とほぼ同じ比重を
有する異物(土粒、レンガ、石炭、他の植物の種子、軽
石など)はこの比重選別によっても除去できず、小豆の
中に混在したまま残る。
る。この選別は、カラーセンサーを用いて、一粒ずつ行
われる。ただし、小豆と同系統の色を有する赤土、レン
ガ、石炭などはカラーセンサーには反応せず、小豆の中
に残ってしまう。あるいは、必要に応じて、金属探知機
を用いて、金属の除去が行われることもある。ただし、
金属は比重選別で除去されていることが多い。
別を行っても、全ての異物を除去することはほぼ不可能
であるため、最終的には、上記のような選別工程を経た
小豆の中になおも混在する異物を目視で取り除くことが
行われている。
100%除去することが絶対的に要求される。しかしな
がら、上記のような選別装置による選別工程を経てもな
おも小豆の中に混在する異物を全て捜し出すことは、目
視によっても、極めて困難である場合が多かった。加え
て、目視による選別は効率の点で機械選別に著しく劣っ
ていることは否定できない。
のであり、従来の選別装置では除去できなかった異物を
も完全に除去することができる選別装置を提供すること
を目的とする。
め、本発明に係る選別装置においては、取り出すべき物
と除去すべき異物との間の摩擦係数(主に動摩擦係数)
の相違に着目した。例えば、上記の小豆と異物との混合
物を例にとると、小豆の表面は比較的滑らかである一
方、異物の表面は細かな凹凸が無数に存在する。換言す
れば、表面の滑らかさを比較すると、小豆の表面の方が
異物の表面よりも滑らかである。従って、小豆の表面と
他の物A(例えば、ローラー)との間の摩擦係数は、異
物と同一物Aとの間の摩擦係数よりも常に小さいはずで
ある。
相違に基づき、取り出すべき物と除去すべき物とを選別
するものである。
軸線が平行に並べて配置され、かつ、表面の動摩擦係数
及び静止摩擦係数が同一である少なくとも一対の回転可
能なローラーを備えている。この一対のローラーの間の
間隔は取り出すべき物の最大幅よりも小さくなるように
設定されている。
式(1)及び(2)を満たすように設定される。 X1 /X2 +μA1< tanθ1 (1) 式(1)において X1 =2μB1cos2θ1 +(1−μB1 2)sin2θ1 X2 =2cosθ1 (cosθ1 −μB1 sinθ1) μA1:前記第一の物と前記ローラーとの間の動摩擦係数 μB1:前記第一の物と前記ローラーとの間の静止摩擦係
数 θ1 :前記第一の物の重心と前記ローラーの中心とを結
ぶ線分が水平線となす角度
数 θ2 :前記第二の物の重心と前記ローラーの中心とを結
ぶ線分が水平線となす角度
明する。なお、第一の物(取り出すべき物。例えば、前
述の例における小豆)と第二の物(除去すべき物。例え
ば、前述の例における異物)は何れもほぼ円形断面を有
しているものとする。
が相互に平行に並べて配置され、モーターその他の適当
な手段により互いに反対方向に回転している。すなわ
ち、ローラー1は反時計方向に、ローラー2は時計方向
にそれぞれ回転している。ローラー1の表面はローラー
2の表面と同一の材質からつくられており、ローラー1
とローラー2の動摩擦係数及び静止摩擦係数は等しい。
隔Dは第一の物3の直径よりも小さい。なお、ローラー
1とローラー2との間の間隔Dは第二の物4の直径より
も大きくても、あるいは、小さくてもよい。
1及びローラー2の双方に跨がって乗っている状態を想
定すると、第一の物3には、自重W1 、ローラー1及び
2からの反力N1 、ローラー1、2が第一の物3をロー
ラー1、2の間に巻き込もうとする力F1 が作用する。
力F1 は第一の物3と各ローラー1、2との間の動摩擦
力に等しく、第一の物3と各ローラー1、2との間の動
摩擦係数をμA1とすると、力F1 は次のように表され
る。 F1 =μA1N1
重心とを結ぶ線分が水平線となす角度をθ1 とすると、
上向きに第一の物3に作用する力R1 は次のようにな
る。 R1 =2N1sinθ1 一方、下向きに第一の物3に作用する力R2 は次のよう
になる。 R2 =W1 +2μA1N1cosθ1
第一の物3はローラー1、2の間に巻き込まれることは
なく、ローラー1、2の上に跨がって乗ったままの状態
になる。式R1 >R2 は次式(1A)のように書き換え
ることができる。 (W1 /2N1cosθ1)+μA1< tanθ1 (1A)
び角度θ1 の関数であり、重量W1及び角度θ1 が決ま
れば、後述するように、一義的に算出することができ
る。
の物4がローラー1及びローラー2の双方に跨がって乗
っている状態を想定すると、第二の物4には、自重
W2 、ローラー1及び2からの反力N2 、ローラー1、
2が第二の物4をローラー1、2の間に巻き込もうとす
る力F2 が作用する。力F2 は第二の物4と各ローラー
1、2との間の動摩擦力に等しく、第二の物4と各ロー
ラー1、2との間の動摩擦係数をμA2とすると、力F2
は次のように表される。 F2 =μA2N2
重心とを結ぶ線分が水平線となす角度をθ2 とすると、
上向きに第二の物4に作用する力T1 は次のようにな
る。 T1 =2N2sinθ2 一方、下向きに第二の物4に作用する力T2 は次のよう
になる。 T2 =W2 +2μA2N2cosθ2
第二の物4はローラー1、2の間に巻き込まれ、ローラ
ー1、2の下方に落下することになる。式T1 ≦T2 は
次式(2A)のように書き換えることができる。 (W2 /2N2cosθ2)+μA2≧ tanθ2 (2A)
び角度θ2 の関数であり、重量W2及び角度θ2 が決ま
れば、以下に述べるように、一義的に算出することがで
きる。
4と各ローラー1,2との間の静止摩擦を考えることに
より求めることができる。図3に示すように、二つの同
一半径のローラー1,2の間にまたがって、物5が乗っ
ており、釣り合いの状態にあるものとする。ローラー1
の表面の静止摩擦係数とローラー2の表面の静止摩擦係
数は異なるものとする。物5には、自重W、ローラー1
からの反力N1 、ローラー2からの反力N2 、ローラー
1との間の静止摩擦力μB1N1(μB1は物5とローラー1
との間の静止摩擦係数)、ローラー2との間の静止摩擦
力μB2N2(μB2は物5とローラー2との間の静止摩擦係
数)が作用している。
分が水平線となす角度をθ1 、物5の重心とローラー2
の中心とを結ぶ線分が水平線となす角度をθ2 とする。
図3において、鉛直方向の力の釣り合いの式は次のよう
になる。 W=N1sinθ1 +N2sinθ2 +μB1N1cosθ1 +μB2N
2cosθ2 また、水平方向の力の釣り合い式は次のようになる。 N1cosθ1 +μB2N2sinθ2 =N2cosθ2 +μB1N1sin
θ2
ように求められる。 N1 =WY1 /Y2 +Y3 (1B) N2 =WY4 /Y2 +Y3 (1C) Y1 = cosθ1 −μB1 sinθ1 Y2 =(cosθ2 −μB2 sinθ2)(sinθ1 +μB1 cosθ1) Y3 =(cosθ1 −μB1 sinθ1)(sinθ2 +μB2 cosθ2) Y4 = cosθ2 −μB2 sinθ2
μB2と置き換えた式を式(1A)及び(2A)に代入す
ることによって、式(1)及び(2)を導き出すことが
できる。
が成り立つように、ローラー1,2の表面の動摩擦係数
及び静止摩擦係数を設定すれば、第二の物4のみがロー
ラー1、2の間に巻き込まれ、ローラー1、2の下方に
落下し、第一の物3はローラー1、2上に跨がった状態
で残ることとなる。すなわち、第一の物3と第二の物4
とを選別することができる。
は、近似的には、 μA1<μA2 の場合である。従って、二種類の物が混在している混合
物から一方の物のみを取り出す場合には、動摩擦係数の
小さい方の物がローラー1、2上に残り、動摩擦係数の
大きい方の物がローラー1、2の下方に落下することに
なる。
面の動摩擦係数及び静止摩擦係数が各々同一である場合
を想定したが、ローラー1、2の表面の動摩擦係数及び
静止摩擦係数は各々異なる値であってもよい。ローラー
1、2の表面の動摩擦係数及び静止摩擦係数が各々異な
る場合の例を図2に示す。
一の物3をローラー1、2間に巻き込もうとする力、す
なわち、ローラー1、2と第一の物3との間の動摩擦力
は異なる。ローラー1と第一の物3との間の動摩擦係数
をμA3、ローラー2と第一の物3との間の動摩擦係数を
μA4とすれば、ローラー1、2と第一の物3との間の動
摩擦力F11、F12は各々次のように表される。 F11=μA3N1 F12=μA4N1
のようになる。 R1 =2N1sinθ1 一方、下向きに第一の物3に作用する力R2 は次のよう
になる。 R2 =W1 +μA3N1cosθ1 +μA4N1cosθ1
第一の物3はローラー1、2の間に巻き込まれることは
なく、ローラー1、2の上に跨がって乗ったままの状態
になる。式R1 >R2 は次式(3A)のように書き換え
ることができる。 (W1 /2N1cosθ1)+(μA3+μA4)/2< tanθ1 (3A)
4とローラー1、2との間の動摩擦係数をμA5、μA6と
すると、ローラー1、2と第二の物4との間の動摩擦力
F21、F22は次のように表される。 F21=μA5N2 F22=μA6N2
のようになる。 T1 =2N2sinθ2 一方、下向きに第二の物4に作用する力T2 は次のよう
になる。 T2 =W2 +μA5N2cosθ2 +μA6N2cosθ2
第二の物4はローラー1、2の間に巻き込まれ、ローラ
ー1、2の下方に落下することになる。式T1 ≦T2 は
次式(4A)のように書き換えることができる。 (W2 /2N2cosθ2)+(μA5+μA6)/2≧ tanθ2 (4A) 反力N1 及びN2 は式(1B)及び(1C)から求める
ことができる。このようにして求めた反力N1 及びN2
を式(3A)及び(4A)に代入することによって、式
(3)及び(4)を得ることができる。
摩擦係数及び静止摩擦係数が各々異なる場合であって
も、式(3)及び(4)の双方が成り立つように、ロー
ラー1、2の表面の動摩擦係数及び静止摩擦係数を設定
すれば、第二の物4のみがローラー1、2の間に巻き込
まれ、ローラー1、2の下方に落下し、第一の物3はロ
ーラー1、2上に跨がった状態で残ることとなる。すな
わち、第一の物3と第二の物4とを選別することができ
る。
の物3及び第二の物4はともにほぼ円形断面を有してい
る場合を想定した。例えば、第一の物3が小豆である場
合には、縦断面はほぼ円形とみなすことができるが、横
断面はほぼ楕円形である。従って、小豆が、その長手方
向がローラー1、2の長さ方向と一致するように、ロー
ラー1、2上に乗れば、図1又は図2のような状態にな
るが、その長手方向がローラー1、2の長さ方向と直交
するように、ローラー1、2上に乗れば、図4又は図5
のような状態になり、図1又は図2の場合と異なり、第
一の物3とローラー1、2との間の接触の状態が一様で
なくなる。すなわち、図1又は図2に示した例の場合と
は異なり、ローラー1、2が第一の物3に及ぼす反力は
等しくなくなる。
などを第一の物3として選定した場合における原理を示
す。図4はローラー1とローラー2の表面の動摩擦係数
及び静止摩擦係数が等しい場合の例を示す。
断面である楕円形の長軸がローラー1、2の長さ方向と
直交するように、ローラー1及びローラー2の双方に跨
がって乗っている状態を想定すると、第一の物3には、
自重W1 、ローラー1からの反力N1 、ローラー2から
の反力N2 、ローラー1、2が第一の物3をローラー
1、2の間に巻き込もうとする力F1 、F2 が作用す
る。第一の物3と各ローラー1、2との間の動摩擦係数
をμA7とすると、力F1 、F2 は次のように表される。 F1 =μA7N1 F2 =μA7N2
重心とを結ぶ線分が水平線となす角度をθ1 、θ2 とす
ると、上向きに第一の物3に作用する力R1 は次のよう
になる。 R1 =N1sinθ1 +N2sinθ2 一方、下向きに第一の物3に作用する力R2 は次のよう
になる。 R2 =W1 +μA7N1cosθ1 +μA7N2cosθ2
第一の物3はローラー1、2の間に巻き込まれることは
なく、ローラー1、2の上に跨がって乗ったままの状態
になる。式R1 >R2 は次式(5A)のように書き換え
ることができる。 W1 /(N1cosθ1 +N2cosθ2)+μA7<(N1sinθ1 +N2sinθ2)/ (N1cosθ1 +N2cosθ2) (5A)
び角度θ1 、θ2 の関数であり、重量W1 及び角度
θ1 、θ2 が決まれば、式(1B)及び(1C)から一
義的に算出することができる値である。
の物4に作用する力を解析すると、第二の物4には、自
重W2 、ローラー1からの反力N3 、ローラー2からの
反力N4 、ローラー1、2が第一の物3をローラー1、
2の間に巻き込もうとする力F3 、F4 が各々ローラー
1、2に作用する。第一の物3と各ローラー1、2との
間の動摩擦係数をμA8とすると、力F3 、F4 は次のよ
うに表される。 F3 =μA8N3 F4 =μA8N4
重心とを結ぶ線分が水平線となす角度をθ3 、θ4 とす
ると、上向きに第二の物4に作用する力T1 は次のよう
になる。 T1 =N3sinθ3 +N4sinθ4 一方、下向きに第二の物4に作用する力T2 は次のよう
になる。 T2 =W2 +μA8N3cosθ3 +μA8N4cosθ4
第二の物4はローラー1、2の間に巻き込まれ、ローラ
ー1、2の下方に落下することになる。式T1 ≦T2 は
次式(6A)のように書き換えることができる。 W1 /(N3cosθ3 +N4cosθ4)+μA8≧(N3sinθ3 +N4sinθ4)/ (N3cosθ3 +N4cosθ4) (6A)
び角度θ3 、θ4 の関数であり、重量W2 及び角度
θ3 、θ4 が決まれば、一義的に算出することができる
値である。すなわち、各反力N1 、N2 、N3 、N4 は
式(1B)及び(1C)においてμB1=μB2と置き換え
ることにより求めることができる。このようにして求め
た反力N1 、N2 、N3 、N4 を式(5A)及び(6
A)に代入することにより、式(5)及び(6)を導き
出すことができる。
が成り立つように、ローラー1,2の表面の摩擦係数を
設定すれば、第二の物4のみがローラー1、2の間に巻
き込まれ、ローラー1、2の下方に落下し、第一の物3
はローラー1、2上に跨がった状態で残ることとなる。
すなわち、第一の物3と第二の物4とを選別することが
できる。
擦係数及び静止摩擦係数が同一である場合であるが、ロ
ーラー1、2の表面の各摩擦係数が異なる場合の例を図
5に示す。
一の物3をローラー1、2間に巻き込もうとする力、す
なわち、ローラー1、2と第一の物3との間の動摩擦力
は異なる。ローラー1と第一の物3との間の動摩擦係数
をμA9、ローラー2と第一の物3との間の動摩擦係数を
μA10 とすれば、ローラー1、2と第一の物3との間の
動摩擦力F11、F12は各々次のように表される。 F11=μA9N1 F12=μA10 N1
重心とを結ぶ線分が水平線となす角度をθ1 、θ2 とす
ると、上向きに第一の物3に作用する力R1 は次のよう
になる。 R1 =N1sinθ1 +N2sinθ2 一方、下向きに第一の物3に作用する力R2 は次のよう
になる。 R2 =W1 +μA9N1cosθ1 +μA10 N2cosθ2
第一の物3はローラー1、2の間に巻き込まれることは
なく、ローラー1、2の上に跨がって乗ったままの状態
になる。式R1 >R2 は次式(7A)のように書き換え
ることができる。 W1 +μA9N1cosθ1 +μA10 N2cosθ2 <N1sinθ1 +N2sinθ2 (7A)
4とローラー1、2との間の動摩擦係数をμA11 、μ
A12 とすると、ローラー1、2と第二の物4との間の動
摩擦力F21、F22は次のように表される。 F21=μA11 N3 F22=μA12 N4
重心とを結ぶ線分が水平線となす角度をθ3 、θ4 とす
ると、上向きに第二の物4に作用する力T1 は次のよう
になる。 T1 =N3sinθ3 +N4sinθ4 一方、下向きに第二の物4に作用する力T2 は次のよう
になる。 T2 =W2 +μA11 N3cosθ3 +μA12 N4cosθ4
第二の物4はローラー1、2の間に巻き込まれ、ローラ
ー1、2の下方に落下することになる。式T1 ≦T2 は
次式(8A)のように書き換えることができる。 W2 +μA11 N3cosθ3 +μA12 N4cosθ4 ≧N3sinθ3 +N4sinθ4 (8A)
摩擦係数及び静止摩擦係数が異なる場合であっても、式
(7)及び(8)の双方が成り立つように、ローラー
1,2の表面の各摩擦係数を設定すれば、第二の物4の
みがローラー1、2の間に巻き込まれ、ローラー1、2
の下方に落下し、第一の物3はローラー1、2上に跨が
った状態で残ることとなる。すなわち、第一の物3と第
二の物4とを選別することができる。
一対のローラーの表面の動摩擦係数及び静止摩擦係数を
上述の各式が成立するように設定することにより、第一
の物と第二の物とを選別することを可能とする。
る赤土、レンガ、石炭などの異物は従来の選別装置にお
いては除去することが極めて困難か、あるいは、不可能
であった。しかしながら、小豆の表面と赤土、レンガ、
石炭などの異物の表面とでは摩擦係数が大きく相違する
ので、第一の物3として小豆を、第二の物4として赤土
その他の異物を選定すれば、本発明に係る選別装置によ
りそれらを完全に選別することが可能である。
態を図6及び図7に示す。図6は本実施形態に係る選別
装置の斜視図、図7は側面図である。以下に述べる本実
施形態に係る選別装置は、小豆から赤土、レンガ、石炭
などの異物を選別するものとする。
軸線が相互に平行に並べて配置され、モーターその他の
適当な手段により互いに反対方向に回転している。すな
わち、ローラー11は反時計方向に、ローラー12は時
計方向にそれぞれ回転している。
一角度だけ傾斜して配置されており、一端(図6の手前
側)が他端(図6の向う側)よりも下方に位置してい
る。ローラー11は鉄製であり、その表面にはローレッ
トが形成されている。ローラー12も鉄製であり、その
表面には螺旋状の凸部13が形成されている。凸部13
の高さは小豆の最大径よりもやや高い値になるように設
定されている。
摩擦係数及び静止摩擦係数は式(3)及び(4)あるい
は式(7)及び(8)を満足するように設定されてい
る。なお、本実施形態においては、ローラー11の表面
の動摩擦係数はローラー12の表面の動摩擦係数よりも
大きい。
は、ローラー11とローラー12との間から小豆が落下
しないように、小豆の最大径よりも小さくなるように設
定されている。なお、ローラー11とローラー12との
間の間隔は小豆の最大径との関係においてのみ決定さ
れ、異物の大きさとは無関係である。すなわち、異物の
最大径よりも大きくても、あるいは、小さくてもよい。
は、異物が混在している小豆をローラー11及び12上
に投入するためのホッパー14が配置されている。ホッ
パー14はローラー11及び12に向かって開口してい
る。ローラー11及び12の下方には、ローラー11及
び12により選別され、落下してきた異物を収容するた
めの異物用容器15が置かれている。
しているローラー11及び12上を滑り落ちてきた、あ
るいは、転動しながら落下してきた小豆を収容するため
の小豆用容器16が置かれている。ローラー11及び1
2と小豆用容器16との間は傾斜板17でつながれてお
り、小豆は傾斜板17上を滑り落ちて、小豆用容器16
に収容される。
下のような機能を有する。異物が混在している小豆はホ
ッパー14内に投入され、ローラー11及び12上に落
下する。ローラー11及び12は傾斜しているため、小
豆は異物とともにローラー11及び12の下端側に向か
って滑りながら、あるいは、転がりながら移動して行
く。あるいは、ローラー12に形成されている螺旋状の
凸部13が、ローラー12の回転に伴い、小豆及び異物
をローラー11及び12の下端側に向けて押し出す。
(4)あるいは式(7)及び(8)を満足するように、
その表面の各摩擦係数が設定されているため、表面の摩
擦係数が小さい物はローラー11及び12の間に巻き込
まれることなく、ローラー11及び12の上に残る。一
方、表面の摩擦係数が大きい物はローラー11及び12
の間に巻き込まれ、ローラー11及び12により破砕さ
れるか、あるいは、ローラー11及び12の下方にその
まま落下する。
土、レンガ、石炭などの異物の表面には細かい無数の凹
凸が存在しているため、小豆の表面の摩擦係数の方が異
物の表面の摩擦係数よりも極めて小さい。
び12上に投入された小豆及び異物のうち、ローラー1
1及び12との間の動摩擦係数が小さい小豆はローラー
11及び12に巻き込まれることなく、ローラー11及
び12の上にそのまま残る。一方、ローラー11及び1
2との間の動摩擦係数が大きい異物はローラー11及び
12に巻き込まれ、ローラー11及び12によって破砕
され、異物用容器15内に落下する。
の間隔Dよりも大きさが小さい異物は、ローラー11及
び12の間に巻き込まれるまでもなく、ローラー11と
12の間の隙間を通って下方の異物用容器15内に落下
する。
向かって移動し、最終的には、傾斜板17上を滑り落
ち、小豆用容器16内に落下する。このようにして、異
物が混在している小豆から異物のみを除去することがで
きる。
いローラー11として表面にローレットが形成されてい
るものを使用したが、ゴムその他の弾性体からなり、か
つ、表面に砥粒がコーティングされているローラーを用
いることも可能である。このような弾性体ローラーもロ
ーラー11と同様に高い摩擦係数を有しているので、異
物の除去には有効である。
異物をローラー間に挟み込んだときに、弾性体ローラー
がある程度収縮するので、異物は破砕されることなく、
そのまま異物用容器15に落下する。弾性体ローラーの
表面にコーティングする砥粒としては、二酸化ケイ素
(SiO2 ) や三酸化アルミ(Al2 O3 ) などを用い
ることができる。あるいは、砥粒に代えて、樹脂、布な
どを接着させてもよい。すなわち、弾性体ローラーの表
面の摩擦係数を高くするようなものであれば、どのよう
な物でも使用することができる。
び異物をローラーの下端側に送るためのローラーとして
螺旋状凸部13を有するローラー12を用いたが、ロー
ラー11及び12を傾斜させて配置させておけば、特
に、ローラー12を用いる必要はない。このように、ロ
ーラー12を用いない場合には、ローラー11を二つ用
いてもよく、または、表面に砥粒がコーティングされて
いるゴム製ローラーを二つ用いてもよい。あるいは、ロ
ーラー11と表面に砥粒がコーティングされているゴム
製ローラーを組み合わせて用いることも可能である。
数が大きい場合には、表面に砥粒がコーティングされて
いないゴム製ローラーを二つ用いることも可能である。
あるいは、このようなゴム製ローラーをローラー12と
組み合わせて用いてもよい。例えば、冷凍コーンなどは
小豆よりも表面の摩擦係数が大きいので、表面に砥粒が
コーティングされていないゴム製ローラーを用いても十
分に異物との選別が可能である。
(小豆と異物)の選別を例に取って説明したが、本発明
に係る選別装置は三種類以上の物を選別することも可能
である。この場合においては、表面の摩擦係数が所定値
以下の物のみがローラー上に残り、表面の摩擦係数が所
定値以上の物がローラー間に巻き込まれ、ローラーの下
方に落下することになる。
ローラーのみを用いた例を説明したが、用いるローラー
の組の数は一組には限定されない。複数組のローラーを
横方向に並列して用いることもできるし、あるいは、複
数組のローラーを上下方向に並べ、一のローラー対を通
過した混合物がそのローラー対の下方に位置するローラ
ー対の上に落下するように配置し、取り出すべき物と除
去すべき物との混合物が複数回にわたってローラー対に
よる選別を受けるようにすることも可能である。
は、取り出すべき物の表面の摩擦係数と除去すべき物の
表面の摩擦係数とが相違することを利用して、複数種類
の物が混在している混合物から所望の物を取り出すこと
ができる。
は、従来の選別装置では除去することが困難ないしは不
可能であった赤土、レンガ、石炭などの異物も完全に除
去することができる。
に乗っている物に作用する力の作用状態を示す概略図で
ある。
っている物に作用する力の作用状態を示す概略図であ
る。
力を示す概略図である。
に乗っている物に作用する力の作用状態を示す概略図で
ある。
っている物に作用する力の作用状態を示す概略図であ
る。
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】 断面がほぼ円形の取り出すべき複数の第
一の物と、断面がほぼ円形の除去すべき複数の第二の物
とが混在している混合物から前記第一の物と前記第二の
物とを選別する選別装置であって、 前記選別装置は、各軸線が平行に並べて配置され、か
つ、表面の摩擦係数が同一である少なくとも一対の回転
可能なローラーを備えており、 前記一対のローラーは前記第一の物の最大幅よりも小さ
い間隔で隔置されており、 前記ローラーの表面の摩擦係数は次式(1)及び(2)
を満たすように設定されていることを特徴とする選別装
置。 X1 /X2 +μA1< tanθ1 (1) 式(1)において X1 =2μB1cos2θ1 +(1−μB1 2)sin2θ1 X2 =2cosθ1 (cosθ1 −μB1 sinθ1) μA1:前記第一の物と前記ローラーとの間の動摩擦係数 μB1:前記第一の物と前記ローラーとの間の静止摩擦係
数 θ1 :前記第一の物の重心と前記ローラーの中心とを結
ぶ線分が水平線となす角度 X3 /X4 +μA2≧ tanθ2 (2) 式(2)において X3 =2μB2cos2θ2 +(1−μB2 2)sin2θ2 X4 =2cosθ2 (cosθ2 −μB2 sinθ2) μA2:前記第二の物と前記ローラーとの間の動摩擦係数 μB2:前記第二の物と前記ローラーとの間の静止摩擦係
数 θ2 :前記第二の物の重心と前記ローラーの中心とを結
ぶ線分が水平線となす角度 - 【請求項2】 断面がほぼ円形の取り出すべき複数の第
一の物と断面がほぼ円形の除去すべき複数の第二の物と
が混在している混合物から前記第一の物と前記第二の物
とを選別する選別装置であって、 前記選別装置は、各軸線が平行に並べて配置され、か
つ、表面の摩擦係数が異なる回転可能な第一のローラー
及び第二のローラーを備えており、 前記二つのローラーは前記第一の物の最大幅よりも小さ
い間隔で隔置されており、 前記第一及び第二のローラーの表面の摩擦係数は次式
(3)及び(4)を満たすように設定されていることを
特徴とする選別装置。 X5 /X6 +(μA3+μA4)/2< tanθ1 (3) 式(3)において X5 =(μB3+μB4)cos2θ1 +(1−μB3μB4)sin2
θ1 X6 = 2 cosθ1 (cosθ1 −μB4 sinθ1) μA3:前記第一の物と前記第一のローラーとの間の動摩
擦係数 μB3:前記第一の物と前記第一のローラーとの間の静止
摩擦係数 μA4:前記第一の物と前記第二のローラーとの間の動摩
擦係数 μB4:前記第一の物と前記第二のローラーとの間の静止
摩擦係数 θ1 :前記第一の物の重心と前記ローラーの中心とを結
ぶ線分が水平線となす角度 X7 /X8 +(μA5+μA6)/2≧ tanθ2 (4) 式(4)において X7 =(μB5+μB6)cos2θ2 +(1−μB5μB6)sin2
θ2 X8 = 2 cosθ2 (cosθ2 −μB5 sinθ2) μA5:前記第二の物と前記第一のローラーとの間の動摩
擦係数 μB5:前記第二の物と前記第一のローラーとの間の静止
摩擦係数 μA6:前記第二の物と前記第二のローラーとの間の動摩
擦係数 μB6:前記第二の物と前記第二のローラーとの間の静止
摩擦係数 θ2 :前記第二の物の重心と前記ローラーの中心とを結
ぶ線分が水平線となす角度 - 【請求項3】 取り出すべき複数の第一の物と除去すべ
き複数の第二の物とが混在している混合物から前記第一
の物と前記第二の物とを選別する選別装置であって、 前記選別装置は、各軸線が平行に並べて配置され、か
つ、表面の摩擦係数が同一である回転可能な第一のロー
ラー及び第二のローラーを備えており、 前記第一及び第二のローラーは前記第一の物の最大幅よ
りも小さい間隔で隔置されており、 前記第一及び第二のローラーの表面の摩擦係数は次式
(5)及び(6)を満たすように設定されていることを
特徴とする選別装置。 (X9 +X10)/(X11+X12)+μA7 < X13/(X11+X12)(5) 式(5)において X9 =(cosθ2 −μB7 sinθ2)(sinθ1 +μB7 cosθ1) X10=(cosθ1 −μB7 sinθ1)(sinθ2 +μB7 cosθ2) X11=(cosθ1 −μB7 sinθ1) cosθ1 X12=(cosθ2 −μB7 sinθ2) cosθ2 X13=(cosθ1 −μB7 sinθ1) sinθ1 +(cosθ2 −μ
B7 sinθ2) sinθ2 μA7:前記第一の物と前記第一及び第二のローラーとの
間の動摩擦係数 μB7:前記第一の物と前記第一及び第二のローラーとの
間の静止摩擦係数 θ1 :前記第一の物の重心と前記第一のローラーの中心
とを結ぶ線分が水平線となす角度 θ2 :前記第一の物の重心と前記第二のローラーの中心
とを結ぶ線分が水平線となす角度 (X14+X15)/(X16+X17)+μA8 ≧ X18/(X16+X17)(6) 式(6)において X14=(cosθ4 −μB8 sinθ4)(sinθ3 +μB8 cosθ3) X15=(cosθ3 −μB8 sinθ3)(sinθ4 +μB8 cosθ4) X16=(cosθ3 −μB8 sinθ3) cosθ3 X17=(cosθ4 −μB8 sinθ4) cosθ4 X18=(cosθ3 −μB8 sinθ3) sinθ3 +(cosθ4 −μ
B8 sinθ4) sinθ4 μA8:前記第二の物と前記第一及び第二のローラーとの
間の動摩擦係数 μB8:前記第二の物と前記第一及び第二のローラーとの
間の静止摩擦係数 θ3 :前記第二の物の重心と前記第一のローラーの中心
とを結ぶ線分が水平線となす角度 θ4 :前記第二の物の重心と前記第二のローラーの中心
とを結ぶ線分が水平線となす角度 - 【請求項4】 取り出すべき複数の第一の物と除去すべ
き複数の第二の物とが混在している混合物から前記第一
の物と前記第二の物とを選別する選別装置であって、 前記選別装置は、各軸線が平行に並べて配置され、か
つ、表面の摩擦係数が異なる回転可能な第一のローラー
及び第二のローラーを備えており、 前記第一及び第二のローラーは前記第一の物の最大幅よ
りも小さい間隔で隔置されており、 前記第一及び第二のローラーの表面の摩擦係数は次式
(7)及び(8)を満たすように設定されていることを
特徴とする選別装置。 X19+X20+X21<X22+X23 (7) 式(7)において X19=(cosθ2 −μB10sinθ2)(sinθ1 +μB9 cosθ1)
+(cosθ1 −μB9 sinθ1)(sinθ2 +μB10cosθ2) X20=μA9(cosθ1 −μB9 sinθ1) cosθ1 X21=μA10 (cosθ2 −μB10sinθ2) cosθ2 X22=(cosθ1 −μB9 sinθ1) sinθ1 X23=(cosθ2 −μB10sinθ2) sinθ2 μA9:前記第一の物と前記第一のローラーとの間の動摩
擦係数 μB9:前記第一の物と前記第一のローラーとの間の静止
動摩擦係数 μA10 前記第一の物と前記第二のローラーとの間の動摩
擦係数 μB10 前記第一の物と前記第二のローラーとの間の静止
動摩擦係数 θ1 :前記第一の物の重心と前記第一のローラーの中心
とを結ぶ線分が水平線となす角度 θ2 :前記第一の物の重心と前記第二のローラーの中心
とを結ぶ線分が水平線となす角度 X24+X25+X26≧X27+X28 (8) 式(8)において X24=(cosθ4 −μB12sinθ4)(sinθ3 +μB11cosθ3)
+(cosθ3 −μB11sinθ1)(sinθ4 +μB12cosθ4) X25=μA11 (cosθ3 −μB11sinθ3) cosθ3 X26=μA12 (cosθ4 −μB12sinθ4) cosθ4 X27=(cosθ3 −μB11sinθ3) sinθ3 X28=(cosθ4 −μB12sinθ4) sinθ4 μA11 前記第二の物と前記第一のローラーとの間の動摩
擦係数 μB11 前記第二の物と前記第一のローラーとの間の静止
動摩擦係数 μA12 前記第二の物と前記第二のローラーとの間の動摩
擦係数 μB12 前記第二の物と前記第二のローラーとの間の静止
動摩擦係数 θ3 :前記第二の物の重心と前記第一のローラーの中心
とを結ぶ線分が水平線となす角度 θ4 :前記第二の物の重心と前記第二のローラーの中心
とを結ぶ線分が水平線となす角度 - 【請求項5】 前記ローラーは一端が他端よりも下方に
位置するように同一角度だけ傾斜して配置されているこ
とを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の選
別装置。 - 【請求項6】 二つのローラーのうち少なくとも一方は
金属製であり、その表面にはローレットが刻まれている
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の
選別装置。 - 【請求項7】 二つのローラーのうち少なくとも一方は
弾性材料からなり、その表面には砥粒がコーティングさ
れていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項
に記載の選別装置。 - 【請求項8】 二つのローラーのうち一方は、表面に螺
旋状の凸部が形成されているものであることを特徴とす
る請求項1乃至4の何れか一項に記載の選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32171895A JP3519528B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 摩擦式選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32171895A JP3519528B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 摩擦式選別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09155294A true JPH09155294A (ja) | 1997-06-17 |
JP3519528B2 JP3519528B2 (ja) | 2004-04-19 |
Family
ID=18135674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32171895A Expired - Lifetime JP3519528B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 摩擦式選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3519528B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004141870A (ja) * | 2002-10-24 | 2004-05-20 | Robert Bosch Gmbh | エラーのある部品を排除する装置 |
JP2007145596A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-06-14 | Kao Corp | キャップ整列装置 |
KR101011232B1 (ko) * | 2010-04-29 | 2011-01-26 | 주식회사 대한 | 가공물의 선별장치 |
JP2011025182A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Kyowa Sangyo Kk | 廃棄材料の分別方法及び分別装置 |
JP2013039525A (ja) * | 2011-08-16 | 2013-02-28 | Kyowa Kogyo Kk | 選別装置 |
JP2013043146A (ja) * | 2011-08-25 | 2013-03-04 | Kyowa Kogyo Kk | 選別装置 |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP32171895A patent/JP3519528B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2004141870A (ja) * | 2002-10-24 | 2004-05-20 | Robert Bosch Gmbh | エラーのある部品を排除する装置 |
JP2007145596A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-06-14 | Kao Corp | キャップ整列装置 |
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KR101011232B1 (ko) * | 2010-04-29 | 2011-01-26 | 주식회사 대한 | 가공물의 선별장치 |
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