JPH09152303A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPH09152303A
JPH09152303A JP7314382A JP31438295A JPH09152303A JP H09152303 A JPH09152303 A JP H09152303A JP 7314382 A JP7314382 A JP 7314382A JP 31438295 A JP31438295 A JP 31438295A JP H09152303 A JPH09152303 A JP H09152303A
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拓治 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】+150℃の高温下において相対的に移動する
磁石の正確な位置を検出する。 【解決手段】電流路が互いに直交配置された強磁性体の
磁気抵抗素子14、15を有するセンサ部18を高温下
に配置する。この場合、一方の磁気抵抗素子15を、こ
のセンサ部18に近づく磁石の主磁界を感知する位置関
係に配置する。磁石が近づいた場合、電圧信号V2の値
が温度のみを感知する磁気抵抗素子14の電圧信号V1
の値より小さくなり、その差の電圧信号V3(V3=V
1−V2)をマイクロコンピュータ41により測定する
ことにより磁石とセンサ部18との相対位置を判別する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、シリン
ダ内を往復動するピストンの位置を検出するピストン位
置検出装置に適用して好適な位置検出装置に関し、特
に、高温下での正確な位置検出動作が可能な位置検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、常温(代表的には、+20℃)を
超え+150℃程度までの高温周囲温度下において使用
される装置、例えば、射出成型機に使用されるシリンダ
装置の位置を検出する位置検出装置としては、機械的な
スイッチを利用したもの、具体的には、リミットスイッ
チとドグとを使用する装置が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この機
械的なスイッチを利用する位置検出装置は、スイッチの
使用回数が、例えば、半導体スイッチに比較して少な
く、かつ、装置自体も大きくなるという問題があった。
もちろん、上記した+150℃程度の高温下において
は、半導体を利用したスイッチを使用することができな
い。
【0004】なお、常温下においては、例えば、ピスト
ン側に磁石を付け、シリンダ側に磁気抵抗素子を配置し
たピストン位置検出装置も実用化されているが、この位
置検出装置では、周囲温度が上昇した場合に、磁石の磁
力が低下するとともに、磁気抵抗素子にかかる磁界検出
感度が低下することから、常温時と高温時において位置
検出範囲に相当な差がでてしまう。この高温時下でも使
用できる位置検出装置は現在のところ実用化されていな
い。
【0005】この発明はこのような課題を考慮してなさ
れたものであり、簡単な構成でしかも高温下においても
磁石の位置を正確に検出することを可能とする位置検出
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、例えば、図
面に示すように、電流路が略直交するように配置された
2つの強磁性体からなる磁気抵抗素子14、15を含む
センサ部18と、磁気抵抗素子14、15のうち、一方
の磁気抵抗素子15が磁石12の主磁界Mを検知する方
向に配置され、他方の磁気抵抗素子14が主磁界Mを検
知しない方向(磁気抵抗素子15と直交する方向)に配
置され、センサ部18に電線16を通じて接続される駆
動検出回路17とを備え、駆動検出回路17は、2つの
磁気抵抗素子14、15に一定電流i1、i2を供給し
て、他方の磁気抵抗素子14に発生する電圧降下V1を
温度検出信号V1として取り込むとともに、2つの磁気
抵抗素子14、15に発生する電圧降下V1、V2の差
(V1−V2)を位置検出信号V3として取り込んで比
較手段71(図5参照)の測定入力に供給し、この比較
手段71の閾値入力に供給される閾値レベルVtを温度
検出信号V1に基づいて変化させることを特徴とする。
【0007】この場合、この発明によれば、例えば、図
6に示すように、位置検出信号V3の値(波形)が温度
Tにより変化しても、この変化に対応して閾値レベルV
tを変化させるようにしているので、主磁界Mの方向に
移動する磁石12の検出範囲を温度Tの変化と無関係に
一定の範囲とすることができる。
【0008】閾値レベルVtの変化は、温度検出信号V
1の値に応じて対応する閾値レベルVtを出力するルッ
クアップテーブルまたは演算式とすることができる。
【0009】また、この発明は、例えば、図7に示すよ
うに、電流路が略直交するように配置された2つの強磁
性体からなる磁気抵抗素子14、15を含むセンサ部1
8と、磁気抵抗素子14、15のうち、一方の磁気抵抗
素子15が磁石の主磁界を検知する方向に配置され、他
方の磁気抵抗素子14が前記主磁界を検知しない方向に
配置され、センサ部18に電線16を通じて接続される
駆動検出回路17Aとを備え、駆動検出回路17Aは、
2つの磁気抵抗素子14、15に一定電流i1、i2を
供給して、2つの磁気抵抗素子14、15に発生する電
圧降下V1、V2の差(V1−V2)を位置検出信号V
3として取り込んで可変利得増幅手段35Aの信号入力
に供給するとともに、他方の磁気抵抗素子14に発生す
る電圧降下V1を温度検出信号V1として取り込み、可
変利得増幅手段35Aの出力信号V3が温度Tに係わら
ず一定振幅の信号となるように可変利得増幅手段35A
の利得を温度検出信号V1に基づいて変化させるように
したことを特徴とする。
【0010】この場合、この発明によれば、閾値レベル
を温度に係わらず、一定レベルとすることができる。
【0011】さらに、この発明は、電流路が略直交する
ように配置された少なくとも2つの強磁性体からなる磁
気抵抗素子を含むセンサ部と、前記磁気抵抗素子のう
ち、一方の磁気抵抗素子が磁石の主磁界を検知する方向
に配置され、したがって、他方の磁気抵抗素子が前記主
磁界を検知しない方向に配置され、前記センサ部に耐熱
電線で接続され、前記磁気抵抗素子に電気を供給すると
ともに、前記2つの磁気抵抗素子の抵抗値変化を検出す
る駆動検出回路とを有し、この駆動検出回路は、前記主
磁界を検知する前記一方の磁気抵抗素子の抵抗値変化分
から前記他方の磁気抵抗素子の抵抗値変化分を温度によ
る変化分として取り除き、残りの抵抗値変化分を前記主
磁界により変化した抵抗値変化分として検出して、磁石
位置を検出することを特徴とする。
【0012】この発明によれば、センサ部には強磁性体
からなる2つの磁気抵抗素子のみを配置し、これら2つ
の磁気抵抗素子を主磁界を感知しない温度補償用と主磁
界感知用とに分け、主磁界感知用の磁気抵抗素子(一方
の磁気抵抗素子)の抵抗値変化分から温度補償用の磁気
抵抗素子(他方の磁気抵抗素子)の抵抗値変化分を取り
除くことで温度補償を行い、残余の主磁界による抵抗値
変化分を正確に検出して磁石位置を検出するようにして
いる。
【0013】例えば、高温下に配置されるセンサ部に
は、2つの磁気抵抗素子のみを配置しているので、+1
50℃程度の高温下においても磁石の位置を正確に検出
することができる。
【0014】また、直列に接続した2つの磁気抵抗素子
の共通接続点を耐熱電線を通じて駆動検出回路側で接地
し、2つの磁気抵抗素子の残りのそれぞれの端子には、
駆動検出回路から耐熱電線を通じて一定電流信号を供給
し、2つの磁気抵抗素子のそれぞれで発生する電圧降下
を駆動検出回路側で測定することで、耐熱電線によりセ
ンサ部と駆動検出回路とを離したことを原因として入り
やすくなるノイズの影響を排除することができる。
【0015】さらに、ピストンに配設された磁石をプラ
スチック磁石とし、センサ部がこのピストンが摺動する
シリンダ上に配設された場合、ピストン位置を周囲温度
が少なくとも常温(代表的には、+20℃)〜150℃
の範囲で検出することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて、図面を参照して説明する。
【0017】図1は、この発明の一実施の形態が適用さ
れたピストン位置検出装置10の全体的な構成を示して
いる。
【0018】このピストン位置検出装置10は、シリン
ダ11内を矢印方向に摺動し、かつリング状の磁石12
が配設されたピストン13と、シリンダ11上の所定位
置に配置され磁石12の主磁界を検出するとともに、周
囲温度を検出するための強磁性体からなる2つの磁気抵
抗素子14、15が配置されたセンサ部18と、このセ
ンサ部18に耐熱電線16を通じて接続される駆動検出
回路17とを備えている。耐熱電線16は、この実施の
形態において、耐熱温度仕様が0℃〜180℃のものを
用いた。
【0019】後に詳しく説明するように、駆動検出回路
17は、磁気抵抗素子14、15に電気(一定電流信
号)を供給するとともに、磁気抵抗素子14、15の温
度および磁界による抵抗値変化を検出する。なお、一点
鎖線で囲んだ領域19は、周囲温度Tが低温から高温、
この実施の形態においては、便宜上、0℃〜+150℃
にされる領域を示している。したがって、以下、温度変
化領域19ともいう。図1中、温度変化領域19以外の
領域は、駆動検出回路17が正常に作動する仕様範囲内
の温度領域、例えば、+10℃〜+35℃の、いわゆる
常温領域である。
【0020】図2は、センサ部18内の磁気抵抗素子1
4、15の配列構成を示している。図2から分かるよう
に磁気抵抗素子14、15は、セラミック回路基板24
上にNi・Co製等の強磁性体のジグザグパターン(電
流路)として形成され、それらジグザグパターンの両端
と共通接続点に電極端子21、22、23を設けた構成
にされている。この図2例において、一方の磁気抵抗素
子15(抵抗値はR2とする。)が磁石12の矢印で示
す主磁界Mを検出するように配置される。したがって、
電流路がこれと直交する方向に形成されている他方の磁
気抵抗素子14(抵抗値はR1とする。)は、結果とし
て、自動的に主磁界Mを検出しないように配置されるこ
とになる。なお、抵抗値R1と抵抗値R2の公称値は同
一の値である。
【0021】このように構成されることで、周囲温度
の、例えば、0℃〜+150℃の変化により、磁気抵抗
素子14と磁気抵抗素子15のそれぞれの抵抗値R1、
R2は同時に数10%変化し、この変化に加えて、主磁
界Mにより磁気抵抗素子15の抵抗値R2のみが数%変
化することを見いだした。なお、抵抗値R1、R2の変
化は完全な直線ではないが、周囲温度に比例して双方と
も上昇し、かつ主磁界Mの大きさに比例して抵抗値R2
のみが減少する。
【0022】セラミック回路基板24上に形成された磁
気抵抗素子14、15は、図1に示すように、セラミッ
ク回路基板24ごと高温に耐えるシリコンRTVゴム
(例えば、信越シリコーン株式会社製)25により充填
保持されてケース26内に収容され、ケース26内に収
容された状態でそのケース26がシリンダ11上の所望
の位置に取り付けられる構成になっている。
【0023】図3は、センサ部18の電気的な接続構成
と、このセンサ部18を構成する磁気抵抗素子14、1
5に、3心の耐熱電線16を通じて接続される駆動検出
回路17の詳細な構成例を示している。
【0024】図3において、駆動検出回路17は、駆動
・制御・処理・判断手段等として機能するマイクロコン
ピュータ41を有している。マイクロコンピュータ41
は、周知のように、中央処理装置(CPU)に対応する
マイクロプロセッサ(MPU)と、このマイクロプロセ
ッサに接続される入出力装置としてのAD変換回路やD
A変換回路、I/Oポート、制御プログラム・システム
プログラム・ルックアップテーブル等が書き込まれる読
み出し専用メモリ(ROM)、処理データを一時的に保
存等するランダムアクセスメモリ(RAMであり、書き
込み読み出しメモリ)、タイマ回路および割り込み処理
回路等を1チップに集積したLSIデバイスとして提供
される。
【0025】マイクロコンピュータ41を構成するDA
変換器の出力ポート(以下、DA出力ポートという。)
DA1、DA2から出力されるそれぞれ直流の一定電圧
であるアナログ電圧信号E1、E2が、電圧電流変換回
路31、32を通じて、それぞれ、直流の電流信号i
1、i2に変換されて出力される。
【0026】これら電流信号i1、i2は、耐熱電線1
6を構成する心線、電極端子21、23を通じてそれぞ
れセンサ部18を構成する磁気抵抗素子14、15に供
給される。磁気抵抗素子14、15を通過した電流信号
i1、i2は合成され、その合成電流i3が電極端子2
2、耐熱電線16を構成する残りの心線を通じて駆動検
出回路17側で接地される。
【0027】温度検出用の磁気抵抗素子14の抵抗値R
1と電流信号i1との積により磁気抵抗素子14の端子
間に発生する電圧降下を表す電圧信号V1が、バッファ
(バッファアンプ)34と減算手段としての差動アンプ
(差動増幅器)35の正入力端子に供給される。主磁界
検出用の磁気抵抗素子15の抵抗値R2と電流信号i2
との積により磁気抵抗素子15の端子間に発生する電圧
降下を表す電圧信号V2が、差動アンプ35の負入力端
子に供給される。
【0028】バッファ34の出力信号である電圧信号V
1(バッファ34の入出力信号のレベルが同一値の電圧
信号であるので、簡単のために同符号とする。)が、マ
イクロコンピュータ41を構成するAD変換器の入力ポ
ート(以下、AD入力ポートという。)AD1に供給さ
れる。差動アンプ35の差動出力信号である電圧信号V
3(V3=V1−V2)が、他のAD入力ポートAD2
に供給される。
【0029】マイクロコンピュータ41の出力ポートO
UT1は、バッファ36を介して出力端子37に接続さ
れ、出力ポートOUT2がバッファ38、抵抗器39お
よび発光ダイオード40を通じて接地されている。
【0030】次に、上記実施の形態の動作を、図4の概
略的な校正手順を示す工程図を参照しながら説明する。
なお、校正手順とは、センサ部18を実際の測定対象で
あるシリンダ装置等に取り付ける前に、センサ部18の
温度特性を含む測定系全体(図3に示すセンサ部18と
駆動検出回路17)の特性を校正するデータを得る手順
をいう。この実施の形態において、校正データは、後に
説明するように、マイクロコンピュータ41内にルック
アップテーブルとして保存するようにしている。
【0031】まず、センサ部18のみを図示しない恒温
槽内に配置する。正確に言えば、磁石12の主磁界Mが
センサ部18に全く作用しないように、そのセンサ部1
8を図示しない恒温槽内に配置し、常温状態、例えば、
+20℃とする(ステップS1)。
【0032】次に、この常温状態において、磁気抵抗素
子14の電圧信号V1が所定の電圧値となる電流信号i
1を流すための電圧信号E1をDA出力ポートDA1か
ら出力する(ステップS2)。この場合、電圧信号V1
を測定しながらDA出力ポートDA1の出力電圧信号E
1を可変すれば、電圧信号V1の値を所定の電圧値にす
ることができる。
【0033】次に、差動アンプ35の出力電圧信号V3
が、ゼロ値となるようにDA出力ポートDA2の出力電
圧信号E2を可変する。これにより、磁気抵抗素子15
に供給される電流信号i2のレベル、したがって、電圧
信号V2が決定される(ステップS3)。このとき、差
動アンプ35等、信号伝達ラインのオフセット等がゼロ
値のときには、電流信号i1と電流信号i2の値は同一
値になり、電圧信号V1のレベルと電圧信号V2のレベ
ルは等しい値になる。
【0034】この状態において、恒温槽の温度を、例え
ば、1℃ずつ、0℃〜150℃の間で可変して、各温度
毎に電圧信号V1の値を測定し記憶する(ステップS
4)。したがって、この電圧信号V1の値が周囲温度T
に対応した値となる。すなわち、電圧信号V1は、温度
検出信号であるともいえる。
【0035】なお、回路系の温度係数等の定数が磁気抵
抗素子14と磁気抵抗素子15も含めてすべて同一であ
ってかつ平衡状態になっていれば、温度を可変しても電
圧信号V3も原理的にはゼロ値となるが、実際には、ば
らつきがあるので、各温度において、この電圧信号V3
の値がゼロ値となるようなDA出力ポートDA2の出力
信号E2の値を決定しておく(同じく、ステップS
4)。
【0036】次に、センサ部18を図1に示すようにシ
リンダ11上に配設したものを恒温槽内に入れ、0℃〜
150℃の各温度において、ピストン13を矢印方向
(シリンダ11の軸方向)に一定間隔、例えば、0.1
mm(所望精度に応じた任意量)ずつ摺動させ、各摺動
位置において、電圧信号V1と電圧信号V3を測定する
(ステップS5)。
【0037】この場合、磁石12の主磁界Mの影響によ
り、磁石12が磁気抵抗素子14、15の直下位置(中
心位置という。)CT(図1参照)に位置するときに、
主磁界Mの値が最大となり、したがって、磁気抵抗素子
15の抵抗値R2が最小値となるので、電圧信号V2が
最小値となり、結局、電圧信号V3の値が最大値にな
る。
【0038】そこで、ピストン13の中心位置CTを基
準とした所望の許容動作範囲Aにおける電圧信号V3の
値を各温度、すなわち、電圧信号V1毎に測定しておく
(ステップS6)。
【0039】以上により、センサ部18を含む駆動検出
回路17の校正が終了する。
【0040】このようにして、温度に対応する各電圧信
号V1に対して電圧信号V3を測定しこれを校正データ
としてルックアップテーブルを作成し格納しておくこと
により(ステップS7)、実際の使用環境下でのある温
度、したがって、ある電圧信号V1の値において、電圧
信号V3の値が前記ルックアップテーブルに記憶されて
いる値以上の値になった場合には、ピストン13が許容
動作範囲Aから許容外動作範囲B、Cに移動したものと
同定し、出力ポートOUT1をハイレベルにすることで
出力端子37をハイレベルにしたり、出力ポートOUT
2をハイレベルにすることで表示灯である発光ダイオー
ド40を点灯させることができる。
【0041】このように上述の実施の形態(図3例)に
よれば、耐熱電線16を介して受動素子である2つの磁
気抵抗素子14、15のみをセンサ部18に配置し、こ
れらに一定の電流信号i1、i2を供給し、予め、仕様
範囲(例えば、0℃〜+150℃)内の各温度毎に磁石
12との一定の相互位置関係下において各磁気抵抗素子
14、15に発生する電圧降下に対応する電圧信号V
1、V2(電圧信号V2は、電圧信号V3を測定するこ
とで、間接的に測定されることになる。)を測定してお
くことにより、磁石12が配設されたピストン13の位
置を検知するように構成している。
【0042】この場合、差の電圧信号V3は、温度Tと
主磁界Mによる抵抗値の変動分(ΔR2とする。)を含
んだ主磁界検知用の磁気抵抗素子15の出力電圧信号V
2から、温度Tのみによる抵抗値の変動分(ΔR1とす
る。)を含んだ温度補償用の磁気抵抗素子14の出力電
圧信号V1を引き算して得るようにしている。このた
め、差の電圧信号V3の値{結局、主磁界Mのみによる
抵抗値変動分(ΔR2−ΔR1)に対応する。}から磁
石12の磁気抵抗素子14、15の配置位置を基準とす
る位置を正確に検出することができる。
【0043】また、電圧信号V1の値からルックアップ
テーブルを利用して、現在温度における磁石12の位
置、したがって、ピストン13の位置を正確に検出する
ことができる。この場合、各温度毎に、換言すれば、各
電圧信号V1の値ごとに、予めピストン13の中心位置
{センサ部18の直下(直近)位置}CTからの距離を
ルックアップテーブルあるいは数式等として格納してお
くことができることはいうまでもない。
【0044】さらに、この実施の形態によれば、信号路
が長くなって信号が引き回される耐熱電線16の心線に
電流信号i1、i2を通流するようにしている。このた
め、信号の引き回しを原因として心線に混入する雑音に
より発生する雑音信号に対して影響の少ない、言い換え
れば、雑音に強い回路構成になっている。
【0045】その上、温度変化領域19内には、磁気抵
抗素子14、15が形成されたセラミック回路基板2
4、これをモールドするシリコンRTVゴム25、これ
らを包むアルミニウム製等のケース26および耐熱電線
16のみが配置されるので、機械的に作動する構成がな
く、半導体等の能動素子もないので、寿命が半永久的で
あり、信頼性に優れている。なお、このセンサ部18
は、シリコンRTVゴム25の高温下の仕様設定値が+
170℃であるので、これにより制限されるが、磁気抵
抗素子14、15の材料であるCo、Ni等の強磁性体
のキューリ点が+200℃以上であるので、センサ部1
8を固定する材料の温度特性の向上により、当該+20
0℃程度まで動作可能なピストン位置検出装置(磁石位
置検出装置)を製作することができる。
【0046】したがって、この実施の形態の位置検出装
置(位置検出スイッチ)は、射出成型機用として使用す
ることが可能である。
【0047】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。
【0048】この実施の形態における、マイクロコンピ
ュータ41内のソフトウエアによって表される機能構成
を図5に示す。なお、この図5例においては、実際に
は、アナログ信号をマイクロコンピュータ41内のAD
変換器によりデジタル信号に変換し、このデジタル信号
で信号処理を行い、この信号処理結果をマイクロコンピ
ュータ41内のDA変換器により再びアナログ信号に戻
して出力する構成となっているが、繁雑になるので、デ
ジタル信号処理に等価なアナログ信号処理により説明す
る。
【0049】すなわち、比較器と同様に動作する比較手
段71を有し、この比較手段71の比較入力(測定入
力)端子には、AD入力ポートAD2から、位置検出信
号である電圧信号V3が供給される。比較手段71の基
準入力端子には閾値電圧(閾値レベル)Vtが閾値発生
手段72を通じて供給される。閾値発生手段72の閾値
制御端子には、AD入力ポートAD1から、温度検出信
号である電圧信号V1が供給され、この電圧信号V1に
応じて、換言すれば、センサ部18内の温度Tに応じ
て、閾値電圧Vtが増減されるように構成されている。
【0050】電圧信号V3の電圧値が閾値電圧Vtを超
えたときに、比較手段71の出力端子、すなわち、出力
ポートOUT1、OUT2は、ローレベルからハイレベ
ルに移る。これに応じて、端子37がローレベルからハ
イレベルになり、発光ダイオード40が点灯する。
【0051】この図5例においては、前記ステップS6
における測定時において、図6に、温度TがT=Taと
T=Tb(Ta<Tb)の場合の電圧信号V3の特性の
変化を例示しているように、許容動作範囲Aの両端位置
における温度TがT=Ta下の電圧値V3A(Ta)
と、より高温の温度TがT=Tb下の電圧値V3A(T
b)とを測定する。そして、閾値発生手段72におい
て、温度検出信号V1の表す温度TがT=Taのときに
は、閾値電圧Vtとして閾値電圧VtがVt=V3A
(Ta)が設定されるようにし、温度TがT=Tbのと
きは、閾値電圧Vtとして閾値電圧VtがVt=V3A
(Tb)が設定されるようにする。
【0052】このようにすれば、温度Tが変化しても、
同一の検出範囲を許容動作範囲Aとすることができる。
すなわち、温度Tが変化しても磁石12の付いたピスト
ン13の位置を正確に検出することができる。
【0053】閾値発生手段72としては、電圧信号V1
の値、すなわち温度Tに応じて変化する閾値電圧Vtが
予め書き込まれたルックアップテーブルまたは予め求め
られた演算式とすることができる。実際に、例えば、閾
値電圧Vtの値として、温度TがT=0℃のとき閾値電
圧VtがVt=2.2[V]、温度TがT=150℃の
とき閾値電圧VtがVt=1.0[V]に設定すればよ
いことを確認している。
【0054】なお、この図5、図6を参照して説明した
実施の形態においては、図3を参照して説明した最初の
実施の形態に比較して、ルックアップテーブル等の記憶
用のメモリ容量を相当に低減することができるという効
果が達成される。
【0055】図7は、この発明のさらに他の実施の形態
が適用されたピストン位置検出装置10Aの構成を示し
ている。
【0056】この実施の形態においては、図3例の差動
アンプ35を可変利得差動アンプ(可変利得差動増幅
器)35Aに代替し、この可変利得差動アンプ35Aの
利得制御端子とマイクロコンピュータ41のDA出力ポ
ートDA3とを接続している。そして、マイクロコンピ
ュータ41から可変利得差動アンプ35Aの利得制御端
子に利得制御用電圧信号E3を供給している。なお、可
変利得差動アンプ35Aは、通常、信号入力部に差動ア
ンプが配置され、この差動アンプの後段に可変利得差動
アンプが配置されるように構成されている。
【0057】この図7例においては、例えば、図5に示
した機能構成と同様の構成において、閾値電圧Vtを温
度Tに係わらず一定の電圧としている。このため、温度
Tの変化を電圧信号V1により検出したときに、図示し
ない予め定めたルックアップテーブルまたは演算式によ
り利得制御用電圧信号E3の値を変化させることによ
り、可変利得差動アンプ35Aの利得を変化させ、可変
利得差動アンプ35Aの出力信号である電圧信号(位置
検出信号)V3の振幅(レベル、波形)が温度Tの変化
により変化しないようにする。
【0058】例えば、図6に示す比較的に高温の温度T
bのときの電圧信号V3(Tb)の波形が、その温度T
bのときに、例えば、常温である温度Taのときの電圧
信号V3(Ta)の波形と同一の波形になるような利得
制御用ルックアップテーブルまたは利得制御用演算式を
マイクロコンピュータ41のメモリに格納しておけばよ
い。
【0059】図5例、図7例においても、図3例で述べ
た上述の効果とほぼ同一の効果が達成できることはいう
までもない。
【0060】なお、図示はしないが、図7例の変形例と
して、可変利得差動アンプ35Aを、もとの差動アンプ
35に戻し、電圧電流変換器31、32をそれぞれ可変
利得電圧電流変換器に代替し、この可変利得電圧電流変
換器の利得制御端子に供給される各利得制御用電圧信号
をマイクロコンピュータ41の他の2つのDA出力から
それぞれ供給するように構成する。そして、電圧信号
(温度検出信号)V1の値に応じて利得制御用電圧信号
の値を変化させ、図7例の作用と同様に、差動アンプ3
5の出力信号である電圧信号(位置検出信号)V3の振
幅(レベル、波形)が温度Tの変化により変化しないよ
うにする。この場合においても、利得制御用電圧信号の
値を変化させる手段は、予め作成したルックアップテー
ブルまたは演算式による。このようにすれば、図7例と
同様の効果が得られる。
【0061】また、この発明は上述の実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採
り得ることはもちろんである。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、位置検出信号の値(波形)が温度により変化して
も、この変化に対応して閾値レベルを変化させるように
しているので、主磁界の方向に移動する磁石の検出範囲
を温度の変化と無関係に一定の範囲とすることができる
という効果が達成される。
【0063】また、位置検出信号の値(波形)が温度に
より変化しないように、温度に依存して利得が変化する
増幅器により位置検出信号を増幅するようにしても、主
磁界の方向に移動する磁石の検出範囲を温度の変化と無
関係に一定の範囲とすることができるという効果が達成
される。
【0064】さらに、この発明によれば、センサ部には
強磁性体からなる2つの磁気抵抗素子のみを配置し、こ
れら2つの磁気抵抗素子を主磁界を感知しない温度補償
用と主磁界感知用に使い分け、主磁界感知用の磁気抵抗
素子の抵抗値変化分(これには、主磁界により変化した
抵抗値変化分と温度により変化した抵抗値変化分の両方
が含まれる。)から温度補償用の磁気抵抗素子の抵抗値
変化分を取り除くことで温度補償を行い、主磁界による
抵抗値変化分のみを正確に検出して磁石の位置を検出す
るようにしている。
【0065】このため、例えば、従来、電気的には検出
することが不可能であった+150℃程度の高温下にお
いても磁石の位置を正確に検出することができるという
効果が達成される。この場合、高温下においては、磁気
抵抗素子のみが配置されるので、リミットスイッチ等の
機械的な構成および半導体等の能動素子が不要となり、
信頼性・寿命が向上する。
【0066】また、2つの磁気抵抗素子に一定電流信号
を供給してそれぞれに発生する電圧降下を駆動検出回路
側で測定するように構成することで、耐熱電線によりセ
ンサ部と駆動検出回路とを離したことを原因として入り
やすくなるノイズの影響を排除することができるという
効果も達成される。
【0067】さらに具体的には、相対的に移動する磁石
をプラスチック磁石とし、センサ部がこのピストンが摺
動するシリンダ上に配設された場合、ピストン位置を周
囲温度が少なくとも常温(代表的には、+20℃)〜1
50℃の範囲で検出することができることを確認してい
る。
【0068】このように本発明によれば、簡単な構成で
しかも高温下においても磁石の位置を正確に検出するこ
とができるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用されたピストン
位置検出装置の構成を示すブロック図である。
【図2】セラミック回路基板上に配置された磁気抵抗素
子パターンの構成を示す平面図である。
【図3】センサ部に接続される駆動検出回路の詳細な構
成例を示す回路図である。
【図4】図1〜図3例の動作説明に供される校正手順の
工程図である。
【図5】この発明の他の実施の形態の構成に係るマイク
ロコンピュータの機能構成を示すブロック図である。
【図6】図5例の動作説明に供される波形図である。
【図7】この発明のさらに他の実施の形態が適用された
ピストン位置検出装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10、10A…ピストン位置検出装置 12…磁石 13…ピストン 14、15…磁
気抵抗素子 16…耐熱電線 17…駆動検出
回路 18…センサ部 19…温度変化
領域 21、22、23…電極端子 24…セラミッ
ク回路基板 25…シリコーンゴム 31、32…電
圧電流変換回路 34、36、38…バッファ 35…差動アン
プ 35A…可変利得差動アンプ 41…マイクロ
コンピュータ 71…比較手段 72…閾値発生
手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電流路が略直交するように配置された2つ
    の強磁性体からなる磁気抵抗素子を含むセンサ部と、 前記磁気抵抗素子のうち、一方の磁気抵抗素子が磁石の
    主磁界を検知する方向に配置され、他方の磁気抵抗素子
    が前記主磁界を検知しない方向に配置され、 前記センサ部に電線を通じて接続される駆動検出回路と
    を備え、 前記駆動検出回路は、前記2つの磁気抵抗素子に一定電
    流を供給して、前記他方の磁気抵抗素子に発生する電圧
    降下を温度検出信号として取り込むとともに、前記2つ
    の磁気抵抗素子に発生する電圧降下の差を位置検出信号
    として取り込んで比較手段の測定入力に供給し、この比
    較手段の閾値入力に供給される閾値レベルを前記温度検
    出信号に基づいて変化させることを特徴とする位置検出
    装置。
  2. 【請求項2】前記閾値レベルの変化を、予め定められた
    ルックアップテーブルに基づき行うようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の位置検出装置。
  3. 【請求項3】前記閾値レベルの変化を、予め定められた
    演算式に基づき行うようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】電流路が略直交するように配置された2つ
    の強磁性体からなる磁気抵抗素子を含むセンサ部と、 前記磁気抵抗素子のうち、一方の磁気抵抗素子が磁石の
    主磁界を検知する方向に配置され、他方の磁気抵抗素子
    が前記主磁界を検知しない方向に配置され、 前記センサ部に電線を通じて接続される駆動検出回路と
    を備え、 前記駆動検出回路は、前記2つの磁気抵抗素子に一定電
    流を供給して、前記2つの磁気抵抗素子に発生する電圧
    降下の差を位置検出信号として取り込んで可変利得増幅
    手段の信号入力に供給するとともに、前記他方の磁気抵
    抗素子に発生する電圧降下を温度検出信号として取り込
    み、前記可変利得増幅手段の出力信号が温度に係わらず
    一定振幅の信号となるように前記可変利得増幅手段の利
    得を前記温度検出信号に基づいて変化させることを特徴
    とする位置検出装置。
  5. 【請求項5】電流路が略直交するように配置された少な
    くとも2つの強磁性体からなる磁気抵抗素子を含むセン
    サ部と、 前記磁気抵抗素子のうち、一方の磁気抵抗素子が磁石の
    主磁界を検知する方向に配置され、したがって、他方の
    磁気抵抗素子が前記主磁界を検知しない方向に配置さ
    れ、 前記センサ部に耐熱電線で接続され、前記磁気抵抗素子
    に電気を供給するとともに、前記2つの磁気抵抗素子の
    抵抗値変化を検出する駆動検出回路とを有し、 この駆動検出回路は、前記主磁界を検知する前記一方の
    磁気抵抗素子の抵抗値変化分から前記他方の磁気抵抗素
    子の抵抗値変化分を温度による変化分として取り除き、
    残りの抵抗値変化分を前記主磁界により変化した抵抗値
    変化分として検出して、磁石位置を検出することを特徴
    とする位置検出装置。
  6. 【請求項6】前記耐熱電線は、複数の電線または多心電
    線であり、 前記2つの磁気抵抗素子は直列に接続され、その共通接
    続点は前記耐熱電線を通じて前記駆動検出回路側で接地
    され、 前記2つの磁気抵抗素子の残りのそれぞれの端子には、
    前記駆動検出回路から前記耐熱電線を通じて一定電流信
    号が供給され、前記2つの磁気抵抗素子のそれぞれで発
    生する電圧降下を前記駆動検出回路側で測定すること
    で、前記磁石位置を検出することを特徴とする請求項5
    記載の位置検出装置。
  7. 【請求項7】前記磁石がピストンに配設されたプラスチ
    ック磁石であり、前記センサ部がこのピストンが摺動す
    るシリンダ上に配設され、前記ピストン位置を周囲温度
    が少なくとも常温(代表的には、+20℃)〜150℃
    の範囲で検出するようにしたことを特徴とする請求項5
    または6記載の位置検出装置。
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