JPH09151674A - 木調サッシ枠 - Google Patents

木調サッシ枠

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JPH09151674A
JPH09151674A JP7336197A JP33619795A JPH09151674A JP H09151674 A JPH09151674 A JP H09151674A JP 7336197 A JP7336197 A JP 7336197A JP 33619795 A JP33619795 A JP 33619795A JP H09151674 A JPH09151674 A JP H09151674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
wooden
sash
wooden frame
sash frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP7336197A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kikuta
純一 菊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Shin Nikkei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Nikkei Co Ltd filed Critical Shin Nikkei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属製サッシ枠aの屋内側に木枠6を脱着可能
にすることにより、取扱性に優れ、また木枠6のみの交
換も可能な木調サッシ。 【解決手段】建物躯体の開口部7に設けられた金属製サ
ッシ枠aの屋内側に取付手段5を取り付け、この取付手
段5に木枠6を脱着可能に取付け、この木枠6によって
上記サッシ枠aの屋内側に面する部位を覆った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属製サッシ枠の屋
内側に木枠を脱着可能に取り付けた木調サッシ枠に関す
る。
【0002】
【従来技術】一般に、木調サッシはアルミニウム等の金
属枠部の屋内側に木枠部を結合させたもので、次のよう
な特長を有する。 (a) 屋外側に金属枠部が位置するため、隣り合うサッシ
枠の色の統一を図ることが できるほか、風雨に強く、
耐久性に優れるとともに、強度も高い。 (b) 屋内側には木枠部が位置し、金属枠が現われないた
め、意匠性に優れ、室内に 木の温かみや優しさを感じ
させる質感を付与できる。 (c) 室内側の木枠部により断熱性、防露性に優れる。
【0003】このように木調サッシは多くの長所を備
え、要望も増えているが、従来の木調サッシは屋外側の
金属枠に屋内側の木枠部を一体に固着してなり、工場で
予め枠組みしてから出荷されている。また、窓開口に装
着した後に木のみを金属枠から分離することはできな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、工場で
枠組みする構成とした木調サッシでは重くて嵩ばるの
で、搬送や現場での持ち運びが面倒であり、施工も大変
である。また、耐久性は金属枠部よりも木枠部の方が劣
るので、施工後長期間を経ると木枠部の方は腐食してし
まうが、金属枠と木枠部とは固着されているので、木枠
部のみを交換することはできなかった。
【0005】さらに、一体形成した木調サッシでは、サ
ッシのバリエーションに乏しく、商品の品揃えが少ない
ので、好みのものがなかなか選択できないという問題が
あった。
【0006】加えて、従来はサッシを断熱や防露性の高
いものに変えたいとか木調のデザインにしたいとかの希
望があっても、既設のサッシを木調サッシにする場合、
従来は既設のサッシを取り壊してサッシ自体を交換しな
ければならなかった。
【0007】本発明は上記問題点を解消し、特に金属製
サッシ枠の屋内側に木枠を脱着可能にすることにより、
取扱性に優れ、また木枠のみの交換も可能な木調サッシ
を提供することをその課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る木調サッシは、建物躯体の開口部に設
けられた金属製サッシ枠の屋内側に取付手段を設け、こ
の取付手段に木枠を脱着可能に取付け、この木枠によっ
て上記サッシ枠の屋内側に面する部位を覆ったことを特
徴とする。
【0009】なお、前記取付手段は、サッシ枠の屋内側
に代え、前記開口部の内側に取り付けてもよい。
【0010】また、前記取付手段は前記サッシ枠に一体
に形成してもよい。
【0011】さらに、前記木枠の外周面にビード材を取
り付けるように構成してもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1、図2は嵌め殺しサッシ窓を
示す。このサッシ窓はアルミニウム等の金属製の上下枠
1、2と左右両側の縦枠3とを方形に枠組みした金属製
サッシ枠a内に複層ガラス4を固定するとともに、複層
ガラス4の屋内側に取付手段5を介して木枠6を取り付
けた既存のサッシ窓で、サッシ枠aは建物躯体の開口部
7に取付縁8を介して止着固定されている。上記開口部
7の内面には額縁9が取り付けられている。
【0013】複層ガラス4は上記サッシ枠aの内側に固
定されている。この複層ガラス4は2枚のガラス10を
スペーサ11を介して平行に対向した状態で固定したも
ので、その屋外側の周縁部は上記サッシ枠aの内周面に
方形状に形成された支持縁12に当接支持され、また屋
内側の周縁部は上記サッシ枠aの係止部14に係着され
た押し縁15に支持されている。
【0014】次に、上記金属製サッシ枠aの上下及び両
側の枠部材の屋内側には取付手段5が固定されている。
この取付手段5は金属又は合成樹脂からなり、上記サッ
シ枠aの各枠部材1、2、3の内面にネジ16により固
定され、上記内面のさらに内方に突出する「ヘ」の字形
の弾性を有する係合片17が形成されている。なお、取
付手段5を上下枠1、2に固定する場合、最屋内側のア
ングル部13に固定するのが好ましい。
【0015】さらに、上記取付手段5には躯体開口部7
の内面に添って嵌合された木枠6が取り付けられてい
る。木枠6は木製の枠体でユニット化され、その外周面
の屋内側の端部は外方に膨突している。また、木枠6の
外周面の屋外側にはV字形の係合溝18が周設されてい
る。木枠6は屋内側から嵌め込んで上記係合溝18を取
付手段5の係合片17に係合させることにより取り付け
られる。上記金属製サッシ枠aの屋内側に面する部位は
木枠6によって覆われる。なお、木枠6は強制的に屋内
側に引き出すことにより上記取付手段5から取り外すこ
とができ、脱着自在である。
【0016】なお、取付手段5はそれぞれ対応するサッ
シ枠aの枠部材1、2、3と同じ長さでもよいが、枠部
材よりも短い寸法のものを上記各枠部材に沿って複数個
を配設するようにしてもよい。また、取付手段5はサッ
シ枠aでなく開口部7の内側に直接に固定してもよい。
【0017】上述のように、前記サッシは金属製のサッ
シ枠aと木枠6とが取付手段5を介して結合する構成で
あるから、サッシ枠aも木枠6も施工現場で個別に枠組
みして取り付ければよく、予め工場で組み立てておく必
要はない。したがって、持ち運びや取り扱いが容易で、
施工作業も能率的に行なうことができる。
【0018】また、木枠6は脱着することができるか
ら、木枠が腐食したとき、あるいはインテリアに合わせ
て木枠も変えたいときなど、簡単に新しい木枠に交換す
ることができる。上記金属製サッシ枠aの屋内側に面す
る部位は木枠6によって覆われるので、木調サッシとし
ての内観が損なわれることがない。
【0019】同様に、金属製のサッシ枠と木枠とが別体
であるから、既存のサッシと木枠のデザインや機能を多
様に組み合わせることができ、商品のバリエーションが
豊富になり、需要者の選択の幅を拡大することができ
る。
【0020】木枠は上述のように既存のサッシと組み合
わせて施工することができるほか、既設の金属製サッシ
に対し後付けすることもできる。この場合、上述と同様
に、既設サッシのサッシ枠の屋内側に取付手段を取り付
け、躯体開口部の屋内側から木枠を嵌入して取付手段に
係合させればよい。ただし、一般には既設のサッシには
歪みが生じたり寸法に誤差があったりするから、開口部
の内側に木枠を隙間なく嵌合するのは難しい。そこで、
好ましくは図3、図4のように、木枠6の縦横の膨突部
19の寸法を開口部7の寸法よりも小さく形成するとと
もに、膨突部19の外周面に柔軟な合成樹脂製又はゴム
製のビード材20を取り付けておくのがよい。これによ
り、木枠6の嵌合作業が容易になるとともに、開口部7
の額縁9と木枠6との間の隙間はビード材20によって
塞がれ、既設のサッシ枠と木枠との寸法誤差が吸収され
るので、内観も良好である。
【0021】以上のように、既設の金属サッシ枠aに取
付手段5を介して木枠6を後付けすることにより簡単に
木調サッシに改窓することができる。なお、上記例は縦
辷り出し窓で、サッシ枠aの内側に複層ガラス4を備え
た障子21が開閉自在に取り付けられているが、後付け
の場合は同図のように既設の複層ガラス4を金属部の屋
内側に木部22を結合した木調サッシ用の障子に変更す
るのが好ましい。
【0022】図1、図2の例の場合も木枠を後付けする
ことができる。この場合は、図5のように、サッシ枠a
に取付手段5をネジ16で固定した後、木枠6を取り付
ければよい。
【0023】なお、上記木調サッシの構成は上述の例に
限定されない。例えば金属製サッシ枠aと木枠6との取
付け態様において、図6のように、取付手段5を金属製
サッシ枠aの枠部材の内面に固定されて屋内側にコ字形
の係止溝23を開口する構成とし、これに対し木枠6に
は屋外側に突出する係止片24を有する固定部材25を
設け、この固定部材25の係止片24を上記取付手段5
の係止溝23に係止させることにより固定するようにし
てもよい。この場合も、木枠6は強制的に屋内側に引き
出すことにより第1の取付手段5から取り外すことがで
き、脱着自在である。
【0024】また、取付手段は図7に示すように予めサ
ッシ枠aに一体に形成しておいてもよい。同図におい
て、サッシ枠aの上下枠1、2と左右両側の縦枠とは建
物躯体の開口部7に取付縁8を介して止着固定されてい
るが、各枠部材の屋内側の端部には屋内側に開口するコ
字形の係止溝23´を有する取付部5´(取付手段)が
形成されている。これに対し、木枠6には屋外側に係止
片24を突出した固定部材25が設けられている。そし
て、固定部材25の係止片24を取付部5´の係止溝2
3´に差込み係止して脱着可能に取り付けられている。
この例はサッシ枠aに取付手段を予め成形しておくもの
で、後付けには適さない。
【0025】また、本発明は出窓にも適用することがで
きる。すなわち、図8は弓形出窓の断面の一部を示した
もので、縦枠27や方立28等の出窓枠の枠部材の内面
に屋内側に開口するコ字形の係止溝23を有する取付手
段5を固定し、これに対して木枠6に設けた固定部材2
5の係止片24を差込み係止して脱着自在に取り付けれ
ばよい。なお、木枠6の屋内側はさらに木質系の部材2
9、30、31等によって内観の仕上げ処理をすればよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る木調サッシ枠の縦断面図
【図2】上記サッシ枠の横断面図
【図3】取付手段の他の取付態様の説明図
【図4】上記建物開口部に木枠を嵌合させる他の例の縦
断面図
【図5】図4の例の横断面図
【図6】取付手段の他の例の説明図
【図7】取付手段のさらに他の例の説明図
【図8】出窓の木調サッシの例の要部の横断面図
【符号の説明】
a サッシ枠 5 取付手段 6 木枠

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体の開口部に設けられた金属製サ
    ッシ枠の屋内側に取付手段を設け、この取付手段に木枠
    を脱着可能に取付け、この木枠によって上記サッシ枠の
    屋内側に面する部位を覆ったことを特徴とする木調サッ
    シ枠。
  2. 【請求項2】 前記取付手段をサッシ枠の屋内側に代
    え、前記開口部の内側に取り付けた請求項1記載の木調
    サッシ枠。
  3. 【請求項3】 前記サッシ枠に取付手段を一体に形成し
    た請求項1記載の木調サッシ枠。
  4. 【請求項4】 前記木枠の外周面にビード材を取り付け
    た請求項1記載の木調サッシ枠。
JP7336197A 1995-11-30 1995-11-30 木調サッシ枠 Pending JPH09151674A (ja)

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JP7336197A JPH09151674A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 木調サッシ枠

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