JPH09151120A - パーマネントウェーブ剤 - Google Patents

パーマネントウェーブ剤

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Publication number
JPH09151120A
JPH09151120A JP31204495A JP31204495A JPH09151120A JP H09151120 A JPH09151120 A JP H09151120A JP 31204495 A JP31204495 A JP 31204495A JP 31204495 A JP31204495 A JP 31204495A JP H09151120 A JPH09151120 A JP H09151120A
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JP
Japan
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amino
mixture
permanent waving
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JP31204495A
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English (en)
Inventor
Sachiko Yusa
さち子 湯佐
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Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
Toshiba Silicone Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09151120A publication Critical patent/JPH09151120A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた保存安定性、配合安定性を有し、毛髪
に柔軟な感触と深みのある光沢を与え、カール保持性お
よびくしけずり性に優れたパーマネントウェーブ剤を提
供する。 【解決手段】 (A)アミノ官能性ポリオルガノシロキ
サンに、界面活性剤を配合して予備混合物を形成させ;
(B)これに水の一部を添加して、1次混合物を形成さ
せ;(C)これに残余の水を添加して、2次混合物を形
成させ;そして(D)これに酸を加えてpHを4〜10
にし、前記のアミノ官能性ポリオルガノシロキサンの少
なくとも一部を塩に転換させる各工程を経て得られるミ
クロエマルジョンを含有するパーマネントウェーブ剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーマネントウェ
ーブ剤に関し、特に安定性がよく、毛髪に深みの光沢
と、良好なカール保持性およびくしけずり性を与えるパ
ーマネントウェーブ剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオルガノシロキサンをパーマネント
ウェーブ剤に用いることは、従来から行われている。特
開平2−250814号公報には、ケイ素原子に結合し
たアミノアルキル基を有するポリオルガノシロキサンを
必須成分とするパーマネントウェーブ第1剤が開示さ
れ、特にこのようなポリオルガノシロキサンを、タンパ
ク質加水分解物、ポリペプチド、またはそれらの誘導体
の1種以上と併用することにより、毛髪の損傷劣化を抑
制し、良好な感触と光沢を付与しうることが開示されて
いる。しかしながら、ここに開示されているポリオルガ
ノシロキサンのエマルジョンを用いるパーマネントウェ
ーブ剤は、ウェーブ効果が落ちる傾向がある。
【0003】このようなアミノアルキル基含有ポリオル
ガノシロキサンは、乳化して他の成分との併用に供する
ことができるが、通常の乳化方法によっては、パーマネ
ントウェーブ剤に含まれる他の成分を配合したときに、
十分な安定性エマルジョンを得ることができない。ま
た、通常の乳化方法によって得たエマルジョンは、毛髪
に均一に付着しにくい。
【0004】特開昭63−130517号公報には、ポ
リジメチルシロキサンのような通常のポリジオルガノシ
ロキサンのミクロエマルジョンと、分子中にアミノ基ま
たはアンモニウム基を有する水溶性のカチオン性有機ポ
リマーとを併用した整髪料が開示されている。しかし、
上記のミクロエマルジョンとカチオン性有機ポリマーと
の併用は、パーマネントウェーブ剤に適用した場合、ポ
リジオルガノシロキサンの毛髪への吸着性が不十分であ
り、光沢度、カール保持性およびくしけずり性の耐久性
が劣るという問題がある。
【0005】さらに、特開昭63−130512号公報
には、環状ポリジメチルシロキサン低量体の乳化重合に
よって得られる、平均粒子径が0.15μm 以下のポリ
ジメチルシロキサンのミクロエマルジョンを主剤とする
化粧料が開示され、パーマネントウェーブ剤に添加し
て、毛髪に光沢を付与することが記載されている。しか
し、ベースポリマーとしてポリジメチルシロキサンを用
いていることから、毛髪への吸着性が十分でなく、毛髪
に均一に処理できないという問題がある。なお、同公報
に示されるような乳化重合によるミクロエマルジョンの
形成を、アミノ官能性ポリオルガノシロキサンに適用し
た例はない。しかし、ベースポリマーとしてポリジメチ
ルシロキサンを用いるミクロエマルジョンは、パーマネ
ントウェーブ剤に適用した場合、ポリジメチルシロキサ
ンの毛髪への吸着性が不十分であり、光沢度、カール保
持性およびくしけずり性の耐久性が劣るという問題があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
なパーマネントウェーブ剤の欠点を解消することを目的
とするものであり、優れた保存安定性と配合安定性を有
し、毛髪に対する良好な親和性を示し、カール保持性お
よびくしけずり性に優れたエマルジョン型のパーマネン
トウェーブ剤を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、アミノ官能
性ポリオルガノシロキサンのミクロエマルジョンを主成
分とするパーマネントウェーブ剤が、安定で、カール保
持性およびくしけずり性にも優れ、毛髪の保護に有効で
あることを見出して、本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち、本発明は、(A)アミノ官能性
ポリオルガノシロキサンと、界面活性剤とを混合して予
備混合物を形成させ;(B)該予備混合物に水の一部を
添加して、1次混合物を形成させ;(C)該1次混合物
に残余の水を添加して、2次混合物を形成させ;そして
(D)該2次混合物に酸を加えてpHを4〜10にし、
上記のアミノ官能性ポリオルガノシロキサンの少なくと
も一部を塩に転換させる各工程を経て得られるアミノ官
能性ポリオルガノシロキサンのミクロエマルジョンを含
有するパーマネントウェーブ剤に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】工程(A)は、アミノ官能性ポリ
オルガノシロキサン(以下、成分(1)ということがあ
る)と界面活性剤とを混合する工程である。
【0010】工程(A)において配合に供される成分
(1)は、典型的には次のシロキサン単位(a)および
(b):(a) Rab SiO(4-a-b)/2 単位;
(b) Rc SiO(4-c)/2 単位〔式中、Rはたがいに
同一でも異なっていてもよく、1〜6個の炭素原子を有
する1価の置換または非置換の炭化水素(ただし、後述
のQを除く)を表し、一部はケイ素官能性基であっても
よく;Qは一般式−R1 NZ2 (式中、R1 は鎖中にエ
ーテル結合、チオエーテル結合、エステル結合またはカ
ルボニルチオエーテル結合が存在していてもよい2価の
炭化水素基を表し;Zはたがいに同一でも異なっていて
もよく、水素原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ル基または2−アミノエチル基を表す)で示されるアミ
ノ官能基を表し;aは0〜2の数であり;bは1〜3の
数であり、ただしa+bは1〜3の数であり;cは1〜
3の数である〕で示され、ケイ素官能基が存在していて
もよいアミノ官能性ポリオルガノシロキサンである。
【0011】上記の(a)単位および(b)単位のRと
しては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、アミル、
ヘキシルのようなアルキル基;ビニル、アリルのような
アルケニル基;シクロペンチル、シクロヘキシルのよう
なシクロアルキル基;フェニル基;3−クロロプロピ
ル、4−ブロモブチル、3,3,3−トルフルオロプロ
ピル、クロロシクロヘキシル、クロロフェニル、ブロモ
フェニルのようなハロゲン化炭化水素基;および3−メ
ルカプトプロピル、6−メルカプトヘキシル、メルカプ
トフェニルのようなメルカプト化炭化水素基などが例示
される。また、一部のRが、水酸基;またはメトキシ、
エトキシ、プロポキシのようなアルコキシ基であっても
よい。これらのRとしては、1〜4個の炭素原子を有す
るアルキル基が好ましく、メチル基が最も好ましい。ま
た、微細なミクロエマルジョンが得られることから、R
の一部が上記のケイ素官能性基であることが好ましい。
【0012】(a)単位のアミノ官能基Qにおいて、そ
のケイ素原子と結合するR1 としては、メチレン、トリ
メチレン、2−メチルトリメチレン、テトラメチレン、
ヘキサメチレン、デカメチレンのようなアルキレン基;
フェニレン、ビフェニレン、ビス(フェニレン−4−イ
ル)メチレン、ナフチレンのようなアリーレン基;−
(CH2)3 OCH2 −、−(CH2)3 O(CH2)2 −、
−(CH2)3 S(CH2)2−のような鎖中にエーテル結
合またはチオエーテル結合を有する2価の炭化水素基;
−(CH2)3 C(O)OCH2 −、−(CH2)3
(O)O(CH2)2 −、−(CH2)3 C(O)S(CH
2)2 −のような鎖中にエステル結合またはカルボニルチ
オエーテル結合を有する2価の炭化水素基が例示され、
合成が容易で、安定なことから、トリメチレン基が最も
好ましい。
【0013】Zは、前述のように、水素原子のほか、メ
チル、エチル、プロピル、ブチルのようなアルキル基;
または2−アミノエチル基であり、2個のZのうち、少
なくとも1個は2−アミノエチル基であることが最も好
ましい。
【0014】すなわち、アミノ官能基Qとしては、2個
のアミノ基を有するN−(2−アミノエチル)−3−ア
ミノプロピル基が最も好ましい。
【0015】アミノ官能性ポリオルガノシロキサンのア
ミノ基含有量は、0.1〜3.0ミリ当量/gが好まし
く、0.3〜1.5ミリ当量/gがさらに好ましく、0.
6〜1.0ミリ当量/gが最も好ましい。0.1ミリ当量
/g未満では、(C)工程によって塩を形成しても、エマ
ルジョンの油相の平均粒子径が0.07μm 以上となっ
て、本発明の目的に適した安定なミクロエマルジョンが
得られない。また、3.0ミリ当量/gを越えると、毛髪
への塗りむらを生ずる。
【0016】このようなアミノ基含有量を得るために、
(a)単位と(b)単位のモル比は、1:2〜1:39
0の範囲が好ましく、1:5〜1:65がさらに好まし
く、1:15〜1:20が最も好ましい。
【0017】成分(1)は、たとえばR1 がトリメチレ
ン基の場合、ポリオルガノハイドロジェンシロキサン
に、一般式:CH2 =CHCH2 NZ2(式中、Zは前
述のとおり)で示されるアミノ基含有不飽和化合物を、
ヒドロシリル化触媒の存在下に反応させることによっ
て、合成することができる。
【0018】また、成分(1)は、たとえば3−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチ
ル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメ
トキシシランのようなアミノ基含有アルコキシシランの
存在下に、オクタメチルシクロテトラシロキサンのよう
な環状ポリジオルガノシロキサン低量体を開環重合させ
て得ることができる。
【0019】この場合、分子末端および場合によっては
分子中に、メトキシ、エトキシ、プロポキシのようなア
ルコキシ基や、それらの加水分解によって生じた水酸基
などのケイ素官能性基を有するアミノ官能性ポリオルガ
ノシロキサンが得られる。微細な油相を有するミクロエ
マルジョンを形成させるためには、このようなケイ素官
能性基を有するものが好ましい。目的によっては、これ
をヘキサメチルジシラザンのようなシリル化剤で処理し
て、トリメチルシリル基で置換して用いてもよい。
【0020】好ましいアミノ官能性ポリオルガノシロキ
サンは、次の一般式(I):
【化1】 (式中、Zは前述のとおりで、好ましくは−(CH2)2
NH2 であり;R2 はメチル基、R3 または式(II):
【化2】 で示される側鎖であり;これらの式中、R3 はメチル
基、炭素数1〜2個のアルコキシ基または水酸基であ
り;xは1〜20の数であり、yおよびzはそれぞれ0
〜800の数であり、ただし、yおよびzは、分子中の
ジメチルシロキシ基の数が20〜800になるように選
ばれる)で表される油状のポリオルガノシロキサンであ
る。xは好ましくは5〜10、最も好ましくは8であ
る。なお、上記の式(I)はシロキサン単位の数を表す
もので、ブロック共重合体を意味するものではない。
【0021】工程(A)で混合される界面活性剤として
は、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシ
エチレントリメチルノニルエーテル、ポリオキシエチレ
ントリデシルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエー
テル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオ
キシエチレンオレイルエーテルのようなポリオキシエチ
レンアルキルエーテル系界面活性剤;ポリオキシエチレ
ンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンドデシルフェ
ニルエーテルのようなポリオキシエチレンアルキルアリ
ールエーテル系界面活性剤;ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、グリセリン脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪
酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルのようなエステル系
界面活性剤などのノニオン型界面活性剤;ならびにアル
キルアンモニウム塩、アルキルベンジルアンモニウム塩
のようなカチオン性界面活性剤が例示され、1種を単独
で使用しても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらのうち、安定性が良好なミクロエマルジョンが得
られることから、少なくとも一部はノニオン型であるこ
とが好ましく、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、
ポリオキシエチレントリメチルノニルエーテルのような
ポリオキシエチレンアルキルエーテルと、ポリオキシエ
チレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテルのようなポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテルとを組み合わせて用いることが
さらに好ましい。
【0022】良好で安定なミクロエマルジョンを得るた
めに、ノニオン型界面活性剤を用いるとき、そのHLB
値の加重平均が10〜16となるように、界面活性剤の
組成比を選択することが好ましい。
【0023】工程(A)における界面活性剤の使用割合
は、成分(1)の100重量部に対して10〜60重量
部が好ましく、20〜40重量部がさらに好ましく、2
5〜35重量部が特に好ましい。10重量部未満では良
好なミクロエマルジョンが得られず、60重量部を越え
て用いると、過剰な界面活性剤が、毛髪に処理されたア
ミノ官能性ポリオルガノシロキサンの密着性を阻害する
からである。
【0024】工程(A)における、成分(1)と界面活
性剤との混合は、常温で行ってもよいが、100℃未満
の温度に加温してもよく、特に常温で固体の界面活性剤
を用いるときは、それらの融点に応じて適宜に加温し
て、界面活性剤を液状にして混合することが好ましい。
【0025】工程(B)は、工程(A)で得られた予備
混合物に最終的に得られるミクロエマルジョンに含まれ
る水の一部分を徐々に加えて、W/O型エマルジョンを
形成させ、ついで転相させてO/W型エマルジョンであ
る1次混合物を形成させる工程である。工程(B)にお
ける水の添加量は、予備混合物100重量部当たり、好
ましくは15〜50重量部、最も好ましくは15〜25
重量部である。水は、5〜50分かけて滴下してもよ
く、数回にわけてゆっくり加えてもよい。
【0026】工程(B)で形成される1次混合物は、均
質な混合物を形成するのに十分な時間、典型的には5〜
50分間攪拌される。工程(B)において、アミノ官能
性ポリオルガノシロキサンと界面活性剤の混合物、およ
びそれに添加された水は、該水の添加中、界面活性剤に
よって水相とオイル相の均質なエマルジョンが形成され
るように、典型的には5〜60分間攪拌される。工程
(B)において均質な混合物を形成するのに要する時間
は、混合装置のパラメーターに関係するが、それらは当
業者によって容易に決めることができる。
【0027】工程(C)は、工程(B)で形成された1
次混合物に、ミクロエマルジョンに含まれる水のうちの
残余分を添加して、希釈する工程である。工程(C)に
おいて、水は、工程(B)および(C)で添加される水
の合計量が、予備混合物100重量部当たり典型的には
少なくとも50重量部、好ましくは100〜2,000
重量部、最も好ましくは300〜500重量部の範囲に
なるように添加される。水を二つの個別の工程、すなわ
ち工程(B)および(C)に分けて添加することは、水
をこのような方式で添加することが、透明なミクロエマ
ルジョンを得るために必要であって、本発明にとって重
要である。
【0028】次に、工程(D)において、酸を添加し
て、系中の(1)アミノ官能性ポリオルガノシロキサン
の少なくとも一部を塩に転換することにより、透明で安
定なミクロエマルジョンを形成させる。酸はカルボン酸
でも無機酸でもよいが、カルボン酸はギ酸、酢酸、プロ
ピオン酸、酪酸のような炭素数1〜4個のものが好まし
い。また、無機酸としては、塩化水素酸、臭化水素酸、
ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸などが例示される。これらの
酸は、通常、水で希釈して添加される。
【0029】添加される酸の量は、混合物のpHが4〜
10になる量である。好ましくは、アルカリ側の、7を
越えて10以下のpH、さらに好ましくは7.1〜8.
5のpHを与える量の酸を添加して、アミノ官能性ポリ
オルガノシロキサンのアミノ基を部分的に塩に転換す
る。このことによって、透明性のよい、良好なミクロエ
マルジョンが形成される。
【0030】このような、たとえばpH8を与えるのに必
要な酸の、工程(A)で使用されるアミノ官能性ポリオ
ルガノシロキサン当たりの量は、該アミノ官能性ポリオ
ルガノシロキサンのアミノ基含有量と、酸の種類によっ
て決まる。たとえば、酸として酢酸を用いる場合、成分
(1)が0.6ミリ当量/gのアミノ含有量である場合、
所望の範囲内のpHを与えるのに十分な酸の量は、該成
分(1)100重量部当たり1.5重量部である。3ミ
リ当量/gのアミノ含有量である場合には、酸の量は成分
(1)100重量部当たり7.5重量部である。0.3
〜1.5ミリ当量/gの好ましい範囲のアミノ含有量を有
する成分(1)を用いる場合には、酸の量は該成分
(1)100重量部当たり0.75〜3.75重量部の
範囲であり、そして0.6〜1.0ミリ当量/gの、最も
好ましい範囲のアミノ含有量を有する成分(1)を用い
る場合には、酸の量は該成分(1)100重量部当たり
1.5〜2.5重量部の範囲である。
【0031】このような酸の添加は、工程(A)〜
(C)の後に行うべきである。これより前に酸を添加す
れば、不透明なミクロエマルジョンまたはゲルが生ずる
からである。
【0032】本発明の方法は、さらに工程(E)とし
て、工程(D)で形成されたミクロエマルジョンに水溶
性多価アルコールを添加する工程を含むことが好まし
い。水溶性多価アルコールとしては、グリセリン;エチ
レングリコール、プロピレングリコールのような水溶性
アルキレングリコール;ならびにポリエチレングリコー
ル、低分子量ポリプロピレングリコール、オキシエチレ
ン・オキシプロピレン共重合体のような水溶性ポリアル
キレングリコールが挙げられ、グリセリンが最も好まし
い。該水溶性多価アルコールは、エマルジョンの透明性
を改善する作用を有するものであり、この目的の達成に
有効な割合で添加される。具体的には、水溶性多価アル
コールは、工程(D)で形成されたミクロエマルジョン
100重量部当たり典型的には2〜20重量部、好まし
くは2〜12重量部、最も好ましくは4〜8重量部の範
囲である。
【0033】本発明の方法は、さらに工程(F)とし
て、工程(D)で形成され、またはさらに工程(E)を
経て形成されたミクロエマルジョンに、潜在的に有害な
微生物から保護するための殺生物剤または防腐剤の有効
量を添加する工程を含むことができる。
【0034】殺生物剤または防腐剤としては、ソルビン
酸、安息香酸、バニリン酸のようなカルボン酸;パラヒ
ドロキシ安息香酸メチル、パラヒドロキシ安息香酸エチ
ル、パラヒドロキシ安息香酸プロピル、パラヒドロキシ
安息香酸ブチルのようなパラヒドロキシ安息香酸エステ
ル;デヒドロ酢酸のような縮合エステル;塩化セチルト
リメチルアンモニウム、塩化ジドデセニルジメチルアン
モニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトリウ
ム、塩化セチルピリジウムのような第四級アンモニウム
塩;ならびに塩化−1−(3−クロロアリル)−3,
5,7−トリアザ−1−アゾニアアダマンタンのような
アダマンタン化合物が挙げられる。
【0035】工程(F)で添加される殺生物剤または防
腐剤の割合は、使用される殺生物剤または防腐剤の種類
によっても異なるが、塩化−1−(3−クロロアリル)
−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアアダマンタンを
例にとると、典型的には、工程(A)で形成される予備
混合物100重量部当たり2〜5重量部の割合で添加さ
れる。
【0036】本発明のパーマネントウェーブ剤の特徴
は、前述の工程(A)〜(D)の各工程を経て、または
さらに工程(E)および/または工程(F)を経て得ら
れるアミノ官能性ポリオルガノシロキサンのミクロエマ
ルジョンを含有することである。パーマネントウェーブ
剤は、一般に還元剤を含む第1剤と、酸化剤を含む第2
剤として別々に保存され、アミノ官能性ポリオルガノシ
ロキサンのミクロエマルジョンは、通常、第1剤に配合
されるが、第2剤に配合してもよい。また、本発明は、
コールド浴式、加熱浴式のいずれにも適用できる。
【0037】本発明のパーマネントウェーブ剤には、他
の通常用いられる成分を配合することができる。すなわ
ち、第1剤には、チオグリコール酸またはそのアルカリ
金属塩のような還元剤;アンモニア水、アルカノールア
ミンのようなアルカリ性物質;ノニオン型、カチオン型
などの界面活性剤のような浸透剤;ならびにエデト酸塩
のような安定剤を配合でき、さらに、流動パラフィン、
高級脂肪酸、高級アルコール、グリコール、色素、香料
などを配合できる。また、第2剤には、臭素酸ナトリウ
ム、臭素酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過酸化水素
のような酸化剤のほか;色素、香料などを配合すること
ができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によって、優れた保存安定性と配
合安定性を有し、毛髪に対する良好な親和性を示し、毛
髪に柔軟な感触と深みのある光沢を与え、カール保持性
およびくしけずり性に優れ、毛髪の保護に有効であるパ
ーマネントウェーブ剤が得られる。
【0039】
【実施例】以下、調製例、実施例および比較例によっ
て、本発明をさらに詳細に説明する。これらの例におい
て、特にことわらないかぎり、部は重量部を表し、%は
重量%を表す。本発明は、これらの実施例によって制限
されるものではない。
【0040】調製例1式(III):
【化3】 で示されるアミノ官能性ポリオルガノシロキサンを用い
て、本発明に用いるアミノ官能性ポリオルガノシロキサ
ンのミクロエマルジョンを調製した。
【0041】すなわち、該ポリオルガノシロキサン(II
I)200部を、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエー
テル10部およびポリオキシエチレン(40)オクチル
フェニルエーテルの70%水溶液5部を含有する界面活
性剤混合物と配合して、予備混合物を得た。ついで、水
の最初の部分5.0部を、該混合物にゆっくり添加し
た。得られた混合物を15分間攪拌して、均質で良好な
エマルジョンを得た。ついで、水の残部500部を、上
記の水の最初の部分よりも速やかに添加した。得られた
エマルジョンは、油相の平均粒子径が0.06μm で、
帯青白色の不透明な外観を有していた。
【0042】このエマルジョンに酢酸3.5部を添加し
て、系のpHを7.5に調整した。得られたエマルジョ
ンは半透明であり、かつ0.018μm の平均粒子径お
よび28%の固形物含量を有していた。このエマルジョ
ンにグリセリン(0.5%)を添加したところ、透明性
を増加した。ついで、p−ヒドロキシ安息香酸メチル
1.0部を添加して攪拌し、本発明による半透明ミクロ
エマルジョンE−1を得た。最終的に得られたミクロエ
マルジョンの油相の平均粒子径は0.018μmであっ
た。なお、日本精密光学(株)製微少濁度計を用いてミ
クロエマルジョンの光透過率を測定したところ、97%
であった。
【0043】調製例2アミノ官能性ポリオルガノシロキ
サンとして、式(IV):
【化4】 (式中、R4 は式(V):
【化5】 で示される側鎖であり、y+2zは30である)で示さ
れるポリシロキサンを用い、酢酸を2.0部添加したほ
かは調製例1と同様にして、油相の平均粒子径が0.0
15μm で、光透過率が98%の、本発明による、アミ
ノ官能性ポリオルガノシロキサンの半透明ミクロエマル
ジョンE−2を調製した。
【0044】調製例3(比較用)下記のようにして、通
常の乳化方法を用いて、アミノ官能性ポリオルガノシロ
キサンのエマルジョンを調製した。すなわち、調製例1
で用いたのと同様のアミノ官能性ポリオルガノシロキサ
ンを350部とり、これにポリオキシエチレン(9)ラ
ウリルエーテル40部およびポリオキシエチレン(4
0)オクチルフェニルエーテルの70%水溶液20部を
加えて、攪拌しながら40℃まで加熱した。攪拌を続け
ながら、この混合物に水60部をゆっくり添加した。つ
いで、これをコロイドミルに通して水400部中に投入
して乳化した。これを10分間攪拌した後、水をさらに
加えて、固形分含有量を35%として、比較のためのエ
マルジョンE−3を調製した。得られたエマルジョンは
光透過率が0.1%の白色不透明で、油相の平均粒子径
は0.5μm であった。
【0045】調製例4(比較用)下記のようにして、乳
化重合により、ポリジメチルシロキサンのエマルジョン
を調製した。すなわち、n−ドデシルベンゼンスルホン
酸2部と蒸留水150部の混合液中に、オクタメチルシ
クロテトラシロキサン100部を加え、ホモミキサーで
予備攪拌した後、加圧ホモジナイザーに300kgf/cm2
の圧力で2回通すことにより、乳化、分散させた。この
乳化物をコンデンサー、窒素導入口および攪拌機を備え
た容器に移し、攪拌混合しながら70℃で3時間加熱
し、ついで1時間かけて25℃まで冷却した後、さらに
35℃で3時間保持することにより、重合反応を進め
た。続いて、この乳化物に10%炭酸ナトリウム水溶液
を加え、pH7に中和して重合反応を停止させて、ポリジ
メチルシロキサンエマルジョンE−4を得た。得られた
エマルジョンは、不揮発分が36.5%、油相の平均粒
子径が0.275μm であった。なお、このエマルジョ
ンにイソプロピルアルコールを添加してエマルジョンを
破壊し、ポリマーを分離してIR分析と粘度測定を行っ
たところ、ポリマーは25℃における粘度が10,00
0cPの、両末端がシラノール基で封鎖されたポリジメチ
ルシロキサンであった。
【0046】実施例1、2、比較例1〜3調製例1で調
製した本発明によるミクロエマルジョンE−1を用いた
実施例1、E−2を用いた実施例2、調製例3、4で調
製した比較のためのエマルジョンE−3およびE−4を
用いた比較例1、2、およびシリコーンを用いない比較
例3の、それぞれコールドパーマネントウェーブ剤の第
1剤を、表1に示す組成によって調製した。
【0047】これらの第1剤について、温度5℃に12
時間、50℃に12時間の温度サイクルによる安定性試
験を継続して行い、60日後の状態を観察した。その結
果は、表1に示すように、比較例1の第1剤は半透明に
なり、比較例2の第1剤は乳白色不透明になったのに対
し、実施例1、2の第1剤はいずれも透明性を保ってい
た。
【0048】安定性試験を終えたそれぞれの第1剤に、
5%臭素酸カリウム水溶液を第2剤として添加して、表
1に示すコールドパーマネントウェーブ剤を調製した。
このようにして得られたパーマネントウェーブ剤500
mlに、長さ20cm、重さ12gの毛髪束を巻きつけた直
径25mm、幅70mmのカーラーを、25℃で10分間浸
漬した。ついで、カーラーから外した毛髪束を、1%ラ
ウリル硫酸ナトリウム水溶液中で10分間浸漬洗浄し、
40℃の温水で十分にすすぎ、50℃の熱風循環式オー
ブンで1時間乾燥させた。この毛髪束について、くしけ
ずり性を調査した。なお、くしけずり性については、表
2に示すレイティングによって評価を行った。
【0049】一方、同様にパーマネントウェーブ剤に浸
漬して洗浄し、すすいだ毛髪束を、室温で24時間放置
して乾燥した後、光沢度を肉眼で評価した。
【0050】さらに、この毛髪束について、カール保持
性を評価した。すなわち、毛髪束のウェーブ長を測定し
た後、セロファンテープで巻き、30℃、相対湿度90
%に設定された環境試験機内に24時間吊下げた後のウ
ェーブ長を測定して、その変化率によってカール保持性
を評価した。これらの結果をまとめて表1に示す。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)アミノ官能性ポリオルガノシロキ
    サンと、界面活性剤とを混合して予備混合物を形成さ
    せ;(B)該予備混合物に水の一部を添加して、1次混
    合物を形成させ;(C)該1次混合物に残余の水を添加
    して、2次混合物を形成させ;そして(D)該2次混合
    物に酸を加えてpHを4〜10にし、上記のアミノ官能
    性ポリオルガノシロキサンの少なくとも一部を塩に転換
    させる、各工程を経て得られるアミノ官能性ポリオルガ
    ノシロキサンのミクロエマルジョンを含有するパーマネ
    ントウェーブ剤。
  2. 【請求項2】 アミノ官能性ポリオルガノシロキサンの
    アミノ基含有量が、0.1〜3ミリ当量/gである、請求
    項1記載のパーマネントウェーブ剤。
  3. 【請求項3】 ミクロエマルジョンの油相の平均粒子径
    が、0.005〜0.05μm である、請求項1記載の
    パーマネントウェーブ剤。
  4. 【請求項4】 アミノ官能性ポリオルガノシロキサン
    が、ケイ素官能性基を有する、請求項1記載のパーマネ
    ントウェーブ剤。
  5. 【請求項5】 (D)におけるpHが7を越えて10以
    下であり、アミノ官能性ポリオルガノシロキサンが部分
    的に塩を形成している、請求項1記載のパーマネントウ
    ェーブ剤。
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