JPH09149074A - インタネットワーク装置 - Google Patents

インタネットワーク装置

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JPH09149074A
JPH09149074A JP7304084A JP30408495A JPH09149074A JP H09149074 A JPH09149074 A JP H09149074A JP 7304084 A JP7304084 A JP 7304084A JP 30408495 A JP30408495 A JP 30408495A JP H09149074 A JPH09149074 A JP H09149074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
reservation management
buffer memory
lan
management table
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Pending
Application number
JP7304084A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Tsuchiya
一暁 土屋
Ken Watabe
謙 渡部
Naoya Ikeda
尚哉 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バッファメモリ31の空き容量不足のため中継
できないパケットのうち、エンド−エンドで再送が行な
われるパケットについて、再送時の中継を効率良く行な
う。 【解決手段】廃棄しても通信のエンド−エンドで再送が
行なわれるプロトコルのパケットについて、パケットを
識別することが可能な情報を検索キーにして予約管理テ
ーブル48,49をヒット判定し、ヒット判定結果と、
バッファメモリ31の空き容量の状況にしたがって、パ
ケットを受信するか廃棄するかLANコントローラ4
3,44に指示する予約管理コントローラ43,44
と、パケットを廃棄したときの検索キーを、予約管理コ
ントローラ43,44の指示にしたがって保持しておく
予約管理テーブル48,49を有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相互に接続するネ
ットワークの間でパケットの中継を行なうインタネット
ワーク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、相互に接続するネットワークの間
でパケットの中継を行なうインタネットワーク装置にお
いて、中継するパケットを一時的に記憶しておくバッフ
ァメモリの空き容量不足が発生しているとき、インタネ
ットワーク装置に送られてくるパケットのトラヒックを
制御する方法として、特開平3−85041号公報に記
載されている方法がその一例として挙げられる。
【0003】従来技術の方法では、中継するパケットを
一時的に記憶しておくバッファメモリの空き容量不足が
発生しているとき、CSMA/CD(Carrier Sense Mu
ltiple Access with Collision Detection)方式のLA
N(Local Area Network)を通してインタネットワーク
装置にパケットが送られてくると、インタネットワーク
装置はCSMA/CD方式のLANにジャムを送出して
受信中のパケットと衝突させることによって、パケット
送信中の装置にCSMA/CDプロトコルにしたがった
リトライ送信を行なわせ、インタネットワーク装置に送
られてくるパケットのトラヒックを制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題について説明するため、従来技術についてさら
に詳しく説明する。はじめに、インタネットワーク装置
について説明する。複数のネットワークを相互に接続す
るインタネットワーク装置としては、OSI(Open Sys
tems Interconnection)参照モデルにおけるレイヤ3、
すなわちネットワークレイヤのレベルで接続するルータ
と呼ばれるインタネットワーク装置、OSI参照モデル
におけるレイヤ2、すなわち、データリンクレイヤのレ
ベルで接続するブリッジと呼ばれるインタネットワーク
装置、前述のルータとブリッジの機能を合わせ持つブル
ータと呼ばれるインタネットワーク装置が知られてい
る。
【0005】ルータは、相互に接続するネットワークの
間で、ネットワークレイヤのプロトコルにしたがってパ
ケットの中継処理を行う装置である。ルータは、ユーザ
の設定、あるいはルーティングプロトコルにしたがって
経路情報を隣接するルータと交換し、ルーティングテー
ブルと呼ぶ経路テーブルを作成する。そして、パケット
を受信すると、ネットワークレイヤの宛先アドレスに対
応する最適な送出経路をルーティングテーブルから選択
して、パケットを中継する。このネットワークレイヤの
プロトコルにしたがって行われるパケットの中継処理を
ルーティングと呼ぶ。ネットワークレイヤのプロトコル
には幾つかの種類があり、その代表としてIP(Intern
et Protocol)が良く知られている。同様に、ルーティ
ングプロトコルにも幾つかの種類があり、TCP/IP
では、その代表としてRIP(Routing Information Pr
otocol)が良く知られている。
【0006】ブリッジは、相互に接続するネットワーク
の間で、データリンクレイヤ、特にその下位サブレイヤ
であるMAC(Media Access Control)サブレイヤのプ
ロトコルにしたがってパケットの中継処理を行う装置で
ある。ブリッジは、ユーザの設定、あるいは受信パケッ
ト中の発信MACアドレスを学習することによって、接
続するネットワーク内に所在する装置のMACアドレス
を管理する。そして、パケットを受信すると、受信パケ
ット中の宛先MACアドレスを調べて、他のネットワー
クにパケットを中継するか否か判断する。このMACサ
ブレイヤのプロトコルにしたがって行われるパケットの
中継処理をブリッジングと呼ぶ。
【0007】ブルータは、前述のルータとブリッジの機
能を合わせ持つインタネットワーク装置で、当該装置が
サポートしているネットワークレイヤのプロトコルの受
信パケットについてはルーティングを行い、当該装置が
サポートしていないネットワークレイヤのプロトコルの
受信パケットについてはブリッジングを行う。
【0008】さらに前述のインタネットワーク装置につ
いて、図2,図3を用いて説明する。
【0009】図2は、前述のインタネットワーク装置を
用い、複数のネットワークを相互に接続して構成する通
信ネットワークシステムを模式的に示す図である。この
図では、ネットワークレイヤのプロトコルとしてIPを
サポートするルータ1によって、CSMA/CD方式の
LAN2〜3を接続している。LAN2には、端末4,
5が接続している。LAN3には、端末6,7が接続し
ている。
【0010】図3はCSMA/CD方式のLANにおけ
るパケット8(ネットワークレイヤのプロトコル=I
P)のフォーマットを示す図である。
【0011】図2に示す通信ネットワークシステムにお
いて、LAN3内の端末6がLAN2内の端末5へ、図
3に示すIPのパケット8を送る場合について説明す
る。先ず端末6は、「宛先IPアドレス=端末5のIP
アドレス」、「宛先MACアドレス=ルータ1のMAC
アドレス」に設定し、パケット8をLAN3に送出す
る。このパケット8は、「宛先MACアドレス=ルータ
1のMACアドレス」に設定されているので、ルータ1
が受信する。ルータ1では、「宛先IPアドレス=端末
5のIPアドレス」に設定されているので、「宛先MA
Cアドレス=端末5へパケット8を届けるため次の宛先
となる装置のMACアドレス」に再設定し、パケット8
をLAN2〜3の何れかに送出する。ここでは、「宛先
MACアドレス=端末5のMACアドレス」に再設定
し、パケット8をLAN2に送出する。このパケット8
は、「宛先MACアドレス=端末5のMACアドレス」
に設定されているので、端末5が受信する。このように
してパケット8はLAN3内の端末6からLAN2内の
端末5へ送られる。
【0012】ここで、端末6からルータ1にパケット8
を送るときの端末6およびルータ1の動作について、図
4ないし図7を用いて詳しく説明する。
【0013】図4は端末6の構成の一例を示す図であ
る。端末6はLAN制御手段42と制御手段60とパケ
ット格納手段70と外部入出力手段80を、高速バス5
1で接続して構成する。LAN制御手段42は、LAN
コントローラ45で構成する。LANコントローラ45
はLAN3との間のパケット8の送受信を制御する。制
御手段60はプロセッサ61とプログラムメモリ62で
構成する。プロセッサ61は、プログラムメモリ62に
格納されているプログラムおよびデータにしたがってL
AN制御手段42とパケット格納手段70と外部入出力
手段80を制御し、データ処理を行なう。プログラムメ
モリ62は、プロセッサ61が使用するプログラムおよ
びデータを保持する。パケット格納手段70は、バッフ
ァメモリ71で構成する。バッファメモリ71は、LA
N3との間で送受信するパケット8を一時的に記憶す
る。外部入出力手段80は、外部入出力コントローラ8
1で構成する。外部入出力コントローラ81は、キーボ
ード82やディスプレイ83等の外部入出力装置との間
の入出力を制御する。
【0014】図5は端末6からLAN3に送り出すパケ
ット8を一時的に記憶しておくため割り当てられている
バッファメモリ71の領域(送信スタートアドレス10
0から送信エンドアドレス103がポイントする範囲の
領域)の管理の一例を示している。図中の送信リードア
ドレス101はLANコントローラ45が次にLAN3
に送り出すパケット8を格納しているバッファメモリ7
1のアドレス、送信ライトアドレス102はLAN3に
送り出すパケット8を次にプロセッサ61が書き込むバ
ッファメモリ71のアドレスである。送信リードアドレ
ス101と送信ライトアドレス102は、送信スタート
アドレス100と送信エンドアドレス103の間でラッ
プアラウンドする。送信パケットカウンタ104は、L
ANコントローラ45がLAN3に送り出すパケット8
を格納しているバッファメモリ71の領域(送信リード
アドレス101から送信ライトアドレス102がポイン
トする範囲)のサイズを示す。
【0015】図6は従来のルータ1の構成の一例を示す
図である。ルータ1は、中継制御手段20とパケット格
納手段30とLAN制御手段40,41を、ルータバス
50で接続して構成する。中継制御手段20は、プロセ
ッサ21とプログラムメモリ22とルーティングテーブ
ル23とARPテーブル24で構成する。プロセッサ2
1は、プログラムメモリ22とルーティングテーブル2
3とARPテーブル24に格納されているプログラムお
よびデータにしたがってパケット格納手段30とLAN
制御手段40,41を制御し、パケット8の中継処理を
行なう。プログラムメモリ22は、プロセッサ21が使
用するプログラムおよびデータを保持する。ルーティン
グテーブル23は、ユーザの設定あるいはルーティング
プロトコル(例えば、前述のRIP)にしたがって経路
情報を他のルータと交換して作成したルーティング情報
を保持する。ARPテーブル24は、ユーザの設定ある
いはアドレス解決プロトコル(例えば、前述のARP)
にしたがってアドレス情報を隣接する装置と交換して作
成したARP情報を保持する。パケット格納手段30
は、バッファメモリ31で構成する。バッファメモリ3
1は、LAN2,3との間で送受信するパケット8を一
時的に記憶する。LAN制御手段40は、LANコント
ローラ43とジャムコントローラ52で構成する。LA
Nコントローラ43は、LAN2との間のパケット8の
送受信を制御する。ジャムコントローラ52は、LAN
コントローラ43にジャムの送出を指示する。LAN制
御手段41は、LANコントローラ44とジャムコント
ローラ53で構成する。LANコントローラ44は、L
AN3との間のパケット8の送受信を制御する。ジャム
コントローラ53は、LANコントローラ44にジャム
の送出を指示する。
【0016】図7はLAN3からルータ1に送られてく
るパケット8を一時的に記憶しておくため割り当てられ
ているバッファメモリ31の領域(受信スタートアドレ
ス110から受信エンドアドレス113がポイントする
範囲の領域)の管理の一例を示している。図中の受信ラ
イトアドレス111はLANコントローラ44が次にL
AN3から受信したパケット8を格納するバッファメモ
リ31のアドレス、受信リードアドレス112はプロセ
ッサ21が次に中継処理するパケット8を格納している
バッファメモリ31のアドレスである。受信ライトアド
レス111と受信リードアドレス112は、受信スター
トアドレス110と受信エンドアドレス113の間でラ
ップアラウンドする。受信バッファカウンタ114は、
LANコントローラ44がLAN3から受信したパケッ
ト8を格納できるバッファメモリ31の領域(受信ライ
トアドレス111から受信リードアドレス112がポイ
ントする範囲)のサイズを示す。
【0017】端末6はルータ1にパケット8を送ると
き、プロセッサ61が送信ライトアドレス102のポイ
ントする位置のバッファメモリ71にパケット8を書き
込み、送信ライトアドレス102および送信パケットカ
ウンタ105を更新して、パケット8の送信をLANコ
ントローラ45に指示する。次にLANコントローラ4
5が送信リードアドレス101のポイントする位置のバ
ッファメモリ71からパケット8を読み出してLAN3
に送出し、送信リードアドレス101および送信パケッ
トカウンタ104を更新して、パケット8の送信終了を
プロセッサ61に報告する。ルータ1はLAN3を通し
て端末6からパケット8が送られてくると、LANコン
トローラ44が受信ライトアドレス112のポイントす
る位置のバッファメモリ31にパケット8を格納し、受
信ライトアドレス112および受信バッファカウンタ1
14を更新して、パケット8の受信をプロセッサ21に
通知する。次にプロセッサ21が受信リードアドレス1
11のポイントする位置のバッファメモリ31からパケ
ット8を読み出して中継処理を行ない、受信リードアド
レス111および受信バッファカウンタ114を更新し
て、中継処理終了をLANコントローラ44に通知す
る。このようにして端末6からルータ1にパケット8は
送られる。
【0018】ところでルータ1では、プロセッサ21で
中継処理してLAN2に送出するパケット8の量よりL
AN3から受信するパケット8の量が多いと、バッファ
メモリ31内にパケット8が滞留することになる。そし
てバッファメモリ31内に滞留するパケット8が増え、
バッファメモリ31の空き容量不足が発生すると、新た
なパケット8をLAN3から受信できなくなる。このよ
うに、中継するパケット8を一時的に記憶しておくバッ
ファメモリ31の空き容量不足が発生し、ルータ1で新
たなパケット8の受信ができない状態を輻輳と呼ぶ。
【0019】従来のトラヒック制御の方法では、図2に
示す通信ネットワークシステムで、ルータ1で輻輳が発
生しているとき、LAN3を通して端末6からルータ1
にパケット8が送られてくると、ルータ1ではジャムコ
ントローラ53がLANコントローラ44に指示してジ
ャムをLAN3に送出してパケット8と衝突させ、衝突
を検出した端末6にCSMA/CDプロトコルにしたが
ったリトライ送信を行なわせることによって、ルータ1
に送られてくるパケット8のトラヒックを制御してい
る。
【0020】しかし、前述した従来のトラヒック制御の
方法では、以下の点が問題となる。図2に示す通信ネッ
トワークシステムで、LAN3内の端末6がルータ1経
由でLAN2内の端末5と通信すると同時に、LAN3
内の端末7とも通信しているとき、ルータ1で輻輳が発
生すると、このルータ1の輻輳が解消するまでの間、端
末6からLAN3を通してルータ1に端末5宛のパケッ
ト8を送っても、ルータ1によってジャムがLAN3に
送出され衝突が発生し、端末6はCSMA/CDプロト
コルにしたがったリトライ送信を繰り返すことになる。
端末6は、このリトライ送信が終了するまで、後続のパ
ケット8があっても送信できないので、端末6から端末
7へのパケット8の送信も待たされ、ルータ1と関係な
く通信できるはずの端末6と端末7の間の通信に、遅延
時間の増大という悪影響を及ぼすことになる。さらに、
この遅延時間が大きい場合は、端末6と端末7の間の通
信が不能となる。
【0021】本発明の目的は、相互に接続するネットワ
ーク(LAN2,3)の間でパケット8の中継を行なう
インタネットワーク装置(ルータ1)において、中継す
るパケット8を一時的に記憶しておくバッファメモリ3
1の空き容量不足が発生しているため、インタネットワ
ーク装置(ルータ1)に送られてきても中継できないパ
ケット8のうち、通信のエンド−エンドで再送が行なわ
れるプロトコルのパケット8について、パケット8の再
送時の中継を効率良く行なうのに好適なトラヒック制御
の方法および装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
手段について、図1および表1を用いて説明する。
【0023】
【表1】
【0024】本発明は課題を達成するために、相互に接
続するネットワーク(LAN2〜3)の間でパケット8
の中継を行なうインタネットワーク装置(ルータ1)に
おいて、図1に示すように以下の手段を設置することに
より問題の解決を図る。
【0025】(1)予約管理コントローラ46,47 LAN2,3を通してパケット8が送られてくると、パ
ケット8の先頭nバイトをLANコントローラ43,4
4から抜き出して、IPヘッダのトランスポートタイプ
のフィールドを参照し、通信のエンド−エンドで再送が
行なわれないプロトコル、例えば、UDP(User Datag
ram Protocol)の場合は、バッファメモリ31の空き容
量不足が発生していなければLANコントローラ43,
44に受信を指示し、空き容量不足が発生していればL
ANコントローラ43,44に廃棄を指示し、通信のエ
ンド−エンドで再送が行なわれるプロトコル、例えばT
CP(Transmission Control Protocol)の場合は、抜
き出したパケット8の先頭nバイトの中からパケット8
を識別することが可能な部分を検索キーにして予約管理
テーブル48,49の検索/ヒット判定を行ない、その
結果にしたがって表1に示す処理を行なう。表中の予約
バッファカウンタは、相互に接続するLAN2〜3の間
でパケット8の中継を行なうルータ1で、中継するパケ
ット8を一時的に記憶しておくバッファメモリ31の空
き容量不足が発生しているため、ルータ1に送られてき
ても中継できない(廃棄する)パケット8のうち、通信
のエンド−エンドで再送が行なわれるパケット8の再送
時の格納用に予約しておくバッファメモリ31の空き領
域のサイズを示す変数であり、初期値は0である。
【0026】(2)予約管理テーブル48,49 予約管理コントローラ46,47から指示されたデータ
を保持する。
【0027】本発明の作用について、図1および表1を
用いて説明する。
【0028】予約管理コントローラ46,47は、LA
N2〜3を通してパケット8が送られてくると、パケッ
ト8の先頭nバイトをLANコントローラ43〜44か
ら抜き出して、IPヘッダのトランスポートタイプのフ
ィールドを参照し、通信のエンド−エンドで再送が行な
われないプロトコル、例えば、UDPの場合は、バッフ
ァメモリ31の空き容量不足が発生していなければLA
Nコントローラ43〜44に受信を指示し、空き容量不
足が発生していればLANコントローラ43〜44に廃
棄を指示し、通信のエンド−エンドで再送が行なわれる
プロトコル、例えば、TCPの場合は、抜き出したパケ
ット8の先頭nバイトの中からパケット8を識別するこ
とが可能な部分を検索キーにして予約管理テーブル4
8,49の検索/ヒット判定を行ない、その結果にした
がって表1に示す処理を行なう。この結果、相互に接続
するLAN2,3の間でパケット8の中継を行なうルー
タ1で、中継するパケット8を一時的に記憶しておくバ
ッファメモリ31の空き容量不足が発生しているため、
ルータ1に送られてきても中継できない(廃棄する)パ
ケット8のうち、通信のエンド−エンドで再送が行なわ
れるパケット8について、その後できたバッファメモリ
31の空き領域をパケット8の再送時の格納用に予約す
ることによって、パケット8の再送時の中継を効率良く
行なうことが可能になる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明を示す一実施例について、
図面を用いて説明する。なお、本発明のインタネットワ
ーク装置としては、ルータ,ブリッジ,ブルータ等が考
えられるが、以下その代表的な装置であるルータを用い
て説明する。
【0030】ルータ1の構成の一例を図1に示す。ルー
タ1は、中継制御手段20とパケット格納手段30とL
AN制御手段40,41を、ルータバス50で接続して
構成する。中継制御手段20は、プロセッサ21とプロ
グラムメモリ22とルーティングテーブル23とARP
テーブル24で構成する。プロセッサ21は、プログラ
ムメモリ22とルーティングテーブル23とARPテー
ブル24に格納されているプログラムおよびデータにし
たがってパケット格納手段30とLAN制御手段40,
41を制御し、パケット8の中継処理を行なう。プログ
ラムメモリ22は、プロセッサ21が使用するプログラ
ムおよびデータを保持する。ルーティングテーブル23
は、ユーザの設定あるいはルーティングプロトコル(例
えば、前述のRIP)にしたがって経路情報を他のルー
タと交換して作成したルーティング情報を保持する。A
RPテーブル24は、ユーザの設定あるいはアドレス解
決プロトコル(例えば、前述のARP)にしたがってア
ドレス情報を隣接する装置と交換して作成したARP情
報を保持する。パケット格納手段30は、バッファメモ
リ31で構成する。バッファメモリ31は、LAN2,
3との間で送受信するパケット8を一時的に記憶する。
LAN制御手段40,41は、LANコントローラ4
3,44と予約管理コントローラ46,47と予約管理
テーブル48,49で構成する。LANコントローラ4
3〜44は、LAN2,3との間のパケット8の送受信
を制御する。予約管理コントローラ46,47は、LA
N2〜3を通してパケット8が送られてくると、パケッ
ト8の先頭nバイトをLANコントローラ43,44か
ら抜き出して、IPヘッダのトランスポートタイプのフ
ィールドを参照し、通信のエンド−エンドで再送が行な
われないプロトコル、例えば、UDPの場合は、バッフ
ァメモリ31の空き容量不足が発生していなければLA
Nコントローラ43,44に受信を指示し、空き容量不
足が発生していればLANコントローラ43,44に廃
棄を指示し、通信のエンド−エンドで再送が行なわれる
プロトコル、例えば、TCPの場合は、抜き出したパケ
ット8の先頭nバイトの中からパケット8を識別するこ
とが可能な部分を検索キーにして予約管理テーブル4
8,49の検索/ヒット判定を行ない、その結果にした
がって表1に示す処理を行なう。予約管理テーブル4
8,49は、予約管理コントローラ46,47から指示
されたデータを保持する。本発明の目的は、各LAN制
御手段40,41に配置する予約管理コントローラ4
6,47と予約管理テーブル48,49で実現する。
【0031】さて本装置の動作について、図面を用いて
詳細に説明する。先ず図2に示す通信ネットワークシス
テムで、LAN3内の端末6がLAN2内の端末5へ、
図3に示すIPのパケット8を送る場合について説明す
る。先ず端末6は、「宛先IPアドレス=端末5のIP
アドレス」、「宛先MACアドレス=ルータ1のMAC
アドレス」に設定し、パケット8をLAN3に送出す
る。このパケット8は、「宛先MACアドレス=ルータ
1のMACアドレス」に設定されているので、ルータ1
が受信する。ルータ1では、「宛先IPアドレス=端末
5のIPアドレス」に設定されているので、「宛先MA
Cアドレス=端末5へパケット8を届けるため次の宛先
となる装置のMACアドレス」に再設定し、パケット8
をLAN2〜3の何れかに送出する。ここでは、「宛先
MACアドレス=端末5のMACアドレス」に再設定
し、パケット8をLAN2に送出する。このパケット8
は、「宛先MACアドレス=端末5のMACアドレス」
に設定されているので、端末5が受信する。このように
してパケット8はLAN3内の端末6からLAN2内の
端末5へ送られる。
【0032】ここで、端末6からルータ1にパケット8
を送るときの端末6およびルータ1の動作について、図
1,図4,図5および図7を用いて詳しく説明する。端
末6はルータ1にパケット8を送るとき、プロセッサ6
1が送信ライトアドレス102のポイントする位置のバ
ッファメモリ71にパケット8を書き込み、送信ライト
アドレス102および送信パケットカウンタ105を更
新して、パケット8の送信をLANコントローラ45に
指示する。次にLANコントローラ45が送信リードア
ドレス101のポイントする位置のバッファメモリ71
からパケット8を読み出してLAN3に送出し、送信リ
ードアドレス101および送信パケットカウンタ104
を更新して、パケット8の送信終了をプロセッサ61に
報告する。ルータ1はLAN3を通して端末6からパケ
ット8が送られてくると、LANコントローラ44が受
信ライトアドレス112のポイントする位置のバッファ
メモリ31にパケット8を格納し、受信ライトアドレス
112および受信バッファカウンタ114を更新して、
パケット8の受信をプロセッサ21に通知する。次にプ
ロセッサ21が受信リードアドレス111のポイントす
る位置のバッファメモリ31からパケット8を読み出し
て中継処理を行ない、受信リードアドレス111および
受信バッファカウンタ114を更新して、中継処理終了
をLANコントローラ44に通知する。このようにして
端末6からルータ1にパケット8は送られる。
【0033】このときルータ1では、さらに以下に示す
処理を行なう。図1,図8,図9および表1を用いて説
明する。
【0034】図8はCSMA/CD方式のLANにおけ
るパケット8(ネットワークレイヤのプロトコル=I
P、トランスポートレイヤのプロトコル=TCP)のフ
ォーマットを示す図である。
【0035】図9は、図8に示すパケット8を識別する
ことが可能な部分を抜き出して作成した検索キーの一例
を示す図である。
【0036】予約管理コントローラ47は、LAN3を
通してパケット8が送られてくると、パケット8の先頭
nバイト(nはMACヘッダ〜TCPヘッダを格納でき
る大きさ)をLANコントローラ44から抜き出して、
IPヘッダのトランスポートタイプのフィールドを参照
し、通信のエンド−エンドで再送が行なわれないプロト
コル、例えば、UDP(IPヘッダのトランスポートタ
イプのフィールド=17)の場合は、バッファメモリ3
1の空き容量不足が発生していなければ(受信バッファ
カウンタ114≧MACパケット長)、LANコントロ
ーラ44に受信を指示し、空き容量不足が発生していれ
ば(受信バッファカウンタ114<MACパケット
長)、LANコントローラ44に廃棄を指示し、通信の
エンド−エンドで再送が行なわれるプロトコル、例え
ば、TCP(IPヘッダのトランスポートタイプのフィ
ールド=6)の場合は、抜き出したパケット8の先頭n
バイトの中からパケット8を識別することが可能な部分
を検索キーにして予約管理テーブル49の検索/ヒット
判定を行ない、その結果にしたがって表1に示す処理を
行なう。例えば予約管理コントローラ47は、バッファ
メモリ31の空き容量不足が発生している状態(受信バ
ッファカウンタ114<MACパケット長)で、図8に
示すTCPのパケット8がLAN3を通して送られてく
ると、パケット8の先頭nバイトをLANコントローラ
44から抜き出して、IPヘッダのトランスポートタイ
プのフィールドを参照し、通信のエンド−エンドで再送
が行なわれるTCP(IPヘッダのトランスポートタイ
プのフィールド=6)のパケット8であると判断する
と、抜き出したパケット8の先頭nバイトの中からパケ
ット8を識別することが可能な部分、例えば、図9に示
すデータを検索キーにして予約管理テーブル49の検索
/ヒット判定を行ない、その結果にしたがって表1に示
す処理を行なう。ここではミスヒットしたとすると、予
約管理コントローラ47は、パケット8の廃棄(バッフ
ァメモリ31への格納中止)をLANコントローラ44
に指示した後、ミスヒットした検索キーを予約管理テー
ブル49に新規登録、予約バッファカウンタにMACパ
ケット長を加算する。次に予約管理コントローラ47
は、バッファメモリ31の空き容量不足が解消されつつ
ある状態(予約バッファカウンタ≧受信バッファカウン
タ114≧MACパケット長)で、図8に示すTCPの
パケット8がLAN3を通して送られてくると、パケッ
ト8の先頭nバイトをLANコントローラ44から抜き
出して、IPヘッダのトランスポートタイプのフィール
ドを参照し、通信のエンド−エンドで再送が行なわれる
TCP(IPヘッダのトランスポートタイプのフィール
ド=6)のパケット8であると判断すると、抜き出した
パケット8の先頭nバイトの中からパケット8を識別す
ることが可能な部分、例えば、図9に示すデータを検索
キーにして予約管理テーブル49の検索/ヒット判定を
行ない、その結果にしたがって表1に示す処理を行な
う。ここではヒットしたとすると(検索キーと一致する
エントリが予約管理テーブル49に登録されていた、す
なわちこのパケット8がさきほど廃棄したパケット8に
対する通信のエンド−エンドの再送によるものである場
合)、予約管理コントローラ47は、パケット8の受信
(バッファメモリ31への格納)をLANコントローラ
44に指示した後、ヒットしたエントリを予約管理テー
ブル49から削除、予約バッファカウンタからMACパ
ケット長を減算する。
【0037】この結果、相互に接続するLAN2〜3の
間でパケット8の中継を行なうルータ1で、中継するパ
ケット8を一時的に記憶しておくバッファメモリ31の
空き容量不足が発生しているため、ルータ1に送られて
きても中継できない(廃棄する)パケット8のうち、通
信のエンド−エンドで再送が行なわれるパケット8につ
いて、その後できたバッファメモリ31の空き領域をパ
ケット8の再送時の格納用に予約することによって、パ
ケット8の再送時の中継を効率良く行なうことが可能に
なる。
【0038】次に、実施例で説明した方法とは別の方法
について説明する。
【0039】実施例では、予約管理コントローラ47
は、LAN3を通してパケット8が送られてくると、パ
ケット8の先頭nバイト(nはMACヘッダ〜TCPヘ
ッダを格納できる大きさ)をLANコントローラ44か
ら抜き出して、IPヘッダのトランスポートタイプのフ
ィールドを参照し、通信のエンド−エンドで再送が行な
われないプロトコル、例えば、UDP(IPヘッダのト
ランスポートタイプのフィールド=17)の場合は、バ
ッファメモリ31の空き容量不足が発生していなければ
(受信バッファカウンタ114≧MACパケット長)、
LANコントローラ44に受信を指示し、空き容量不足
が発生していれば(受信バッファカウンタ114<MA
Cパケット長)、LANコントローラ44に廃棄を指示
し、通信のエンド−エンドで再送が行なわれるプロトコ
ル、例えば、TCP(IPヘッダのトランスポートタイ
プのフィールド=6)の場合は、抜き出したパケット8
の先頭nバイトの中からパケット8を識別することが可
能な部分を検索キーにして予約管理テーブル49の検索
/ヒット判定を行ない、その結果にしたがって表1に示
す処理を行なう。
【0040】しかし実施例で説明した方法とは別の方法
として、通信のエンド−エンドで再送が行なわれないプ
ロトコル、例えばUDP(IPヘッダのトランスポート
タイプのフィールド=17)の場合は、バッファメモリ
31の空き容量不足が発生していなければ(受信バッフ
ァカウンタ114≧MACパケット長)、LANコント
ローラ44に受信を指示し、空き容量不足が発生してい
れば(受信バッファカウンタ114<MACパケット
長)、LANコントローラ44に廃棄を指示するのでは
なく、バッファメモリ31の空き容量不足が発生してい
れば(受信バッファカウンタ114<MACパケット
長)、LANコントローラ44に廃棄を指示し、空き容
量不足が解消されつつあるが完全には解消されていなけ
れば(予約バッファカウンタ≧受信バッファカウンタ1
14≧MACパケット長)、LANコントローラ44に
廃棄を指示し、空き容量不足が完全に解消されていれば
(受信バッファカウンタ114>予約バッファカウン
タ)、LANコントローラ44に受信を指示し、バッフ
ァメモリ31の空き容量不足が完全に解消された状態に
戻るまで、通信のエンド−エンドで再送が行なわれない
プロトコルのパケット8を廃棄する方法も考えられる。
【0041】また実施例では、予約管理テーブル48,
49に一度登録されたエントリは、予約管理テーブル4
8,49の検索/ヒット判定結果にしたがって行なわれ
る表1の処理で削除されるまで、存続する。しかし実施
例で説明した方法とは別の方法として、一定時間内に検
索ヒットしないエントリについては、タイマエージング
によって削除する方法も考えられる。
【0042】また実施例では、ネットワークとしてCS
MA/CD方式のLANを用いて説明を行なっている。
しかし実施例で説明した方法とは別の方法として、他の
方式のネットワーク、例えばToken Ring方式
のLANやISDN(Integrated Services Digital Ne
twork)等の広域網でも同様である。
【0043】また実施例では、ネットワークレイヤのプ
ロトコルとしてIPを用いて説明を行なっている。しか
し実施例で説明した方法とは別の方法として、他のプロ
トコル、例えばIPX(Internetwork Packet eXchang
e)でも同様である。
【0044】また実施例では、インタネットワーク装置
としてルータを用いて説明を行なっている。しかし実施
例で説明した方法とは別の方法として、他のインタネッ
トワーク装置、例えばブリッジやブルータでも同様であ
る。
【0045】相互に接続するLAN2,3の間でパケッ
ト8の中継を行なうルータ1で、予約管理コントローラ
46,47は、LAN2〜3を通してパケット8が送ら
れてくると、パケット8の先頭nバイト(nはMACヘ
ッダ〜TCPヘッダを格納できる大きさ)をLANコン
トローラ43,44から抜き出して、IPヘッダのトラ
ンスポートタイプのフィールドを参照し、通信のエンド
−エンドで再送が行なわれないプロトコル、例えば、U
DP(IPヘッダのトランスポートタイプのフィールド
=17)の場合は、バッファメモリ31の空き容量不足
が発生していなければ(受信バッファカウンタ114≧
MACパケット長)、LANコントローラ44に受信を
指示し、空き容量不足が発生していれば(受信バッファ
カウンタ114<MACパケット長)、LANコントロ
ーラ44に廃棄を指示し、通信のエンド−エンドで再送
が行なわれるプロトコル、例えば、TCP(IPヘッダ
のトランスポートタイプのフィールド=6)の場合は、
抜き出したパケット8の先頭nバイトの中からパケット
8を識別することが可能な部分を検索キーにして予約管
理テーブル48,49の検索/ヒット判定を行ない、そ
の結果にしたがって表1に示す処理を行なうことによっ
て、中継するパケット8を一時的に記憶しておくバッフ
ァメモリ31の空き容量不足が発生しているため、ルー
タ1に送られてきても中継できない(廃棄する)パケッ
ト8のうち、通信のエンド−エンドで再送が行なわれる
パケット8について、その後できたバッファメモリ31
の空き領域をパケット8の再送時の格納用に予約し、パ
ケット8の再送時の中継を効率良く行なうことが可能に
なる。
【0046】さらに図2に示す通信ネットワークシステ
ムで、LAN3内の端末6がルータ1経由でLAN2内
の端末5と通信すると同時に、LAN3内の端末7とも
通信しているとき、ルータ1で輻輳が発生したとして
も、端末6から端末7へのパケット8の送信が待たされ
ることはなく、端末6と端末7の間の通信はルータ1と
関係なく行なうことが可能になる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、インタネットワーク装
置(ルータ1)に送られてきても中継できないパケット
8のうち、通信のエンド−エンドで再送が行なわれるプ
ロトコルのパケット8について、パケット8の再送時の
中継を効率良く行なうのに好適なトラヒック制御の方法
および装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実現手段を内蔵するルータの構成の一
例を示すブロック図。
【図2】通信ネットワークシステムの一例を模式的に示
す説明図。
【図3】パケットの構成の一例を示す説明図。
【図4】端末の構成の一例を示すブロック図。
【図5】端末内のバッファメモリの管理方法の一例を示
す説明図。
【図6】従来のルータの構成の一例を示すブロック図。
【図7】ルータ内のバッファメモリの管理方法の一例を
示す説明図。
【図8】パケットの構成の一例を示す説明図。
【図9】予約管理テーブルの検索キーの構成の一例を示
す説明図。
【符号の説明】
1…ルータ、2,3…LAN、20…中継制御手段、2
1…プロセッサ、22…プログラムメモリ、23…ルー
ティングテーブル、24…ARPテーブル、30…パケ
ット格納手段、31…バッファメモリ、40,41…L
AN制御手段、43…LANコントローラ、47…予約
管理コントローラ、48,49…予約管理テーブル、5
0…ルータバス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/56

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に接続するネットワークの間でパケッ
    トの中継を行なうインタネットワーク装置において、前
    記パケットを識別する情報を保持しておくことができる
    予約管理テーブルと、前記パケットを一時的に格納して
    おくバッファメモリの空き容量と前記予約管理テーブル
    のヒット判定結果にしたがって、前記パケットを受信す
    るか廃棄するを決定し、廃棄した前記パケットのうち、
    通信のエンド−エンドで再送が行なわれるプロトコルの
    パケットのサイズを予約バッファカウンタにカウントし
    て管理する予約管理コントローラを備え、前記予約管理
    コントローラは、前記パケットが送られてくると、前記
    パケットを識別する情報を検索キーにして前記予約管理
    テーブルをヒット判定し、 バッファメモリの空き容量が前記パケットのサイズ以上
    かつ予約バッファカウンタ以下のとき、検索ヒットする
    と前記パケットを受信し、検索ミスヒットすると前記パ
    ケットを廃棄し、 前記バッファメモリの空き容量と前記予約管理テーブル
    のヒット判定結果にしたがって、前記パケットを受信あ
    るいは廃棄することを特徴とするインタネットワーク装
    置。
  2. 【請求項2】相互に接続するネットワークの間でパケッ
    トの中継を行なうインタネットワーク装置において、前
    記パケットを識別する情報を保持しておくことができる
    予約管理テーブルと、前記パケットを一時的に格納して
    おくバッファメモリの空き容量と前記予約管理テーブル
    のヒット判定結果にしたがって、前記パケットを受信す
    るか廃棄するかを決定し、さらに廃棄したパケットのう
    ち、通信のエンド−エンドで再送が行なわれるプロトコ
    ルのパケットのサイズを予約バッファカウンタにカウン
    トして管理する予約管理コントローラを備え、前記予約
    管理コントローラは、廃棄すると通信のエンド−エンド
    で再送が行なわれるプロトコルのパケットが送られて来
    た場合、前記パケットを識別する情報を検索キーにして
    前記予約管理テーブルをヒット判定し、前記バッファメ
    モリの空き容量が前記パケットのサイズより小さいと
    き、検索ヒットすると前記パケットを廃棄し、検索ミス
    ヒットすると前記パケットを廃棄した後、ミスヒットし
    た検索キーを前記予約管理テーブルに新規登録、予約バ
    ッファカウンタに前記パケットのサイズを加算し、前記
    バッファメモリの空き容量が前記パケットのサイズ以上
    かつ予約バッファカウンタ以下のとき、検索ヒットする
    と前記パケットを受信した後、ヒットしたエントリを前
    記予約管理テーブルから削除、前記予約バッファカウン
    タから前記パケットのサイズを減算し、検索ミスヒット
    すると前記パケットを廃棄した後、ミスヒットした検索
    キーを前記予約管理テーブルに新規登録、予約バッファ
    カウンタに前記パケットのサイズを加算し、前記バッフ
    ァメモリの空き容量が前記予約バッファカウンタのサイ
    ズより大きいとき、検索ヒットすると前記パケットを受
    信した後、ヒットしたエントリを前記予約管理テーブル
    から削除、前記予約バッファカウンタから前記パケット
    のサイズを減算し、検索ミスヒットすると前記パケット
    を受信し、前記バッファメモリの空き容量と前記予約管
    理テーブルのヒット判定結果にしたがって、前記パケッ
    トを受信あるいは廃棄することを特徴とするインタネッ
    トワーク装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記予約管理テーブル
    は、一定時間内に予約管理コントローラによって検索さ
    れないエントリについては、タイマエージングによって
    削除するインタネットワーク装置。
JP7304084A 1995-11-22 1995-11-22 インタネットワーク装置 Pending JPH09149074A (ja)

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JP7304084A JPH09149074A (ja) 1995-11-22 1995-11-22 インタネットワーク装置

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JP7304084A JPH09149074A (ja) 1995-11-22 1995-11-22 インタネットワーク装置

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JP7304084A Pending JPH09149074A (ja) 1995-11-22 1995-11-22 インタネットワーク装置

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