JPH09146260A - ウェーハ支持台表面上の粒子検知方法 - Google Patents

ウェーハ支持台表面上の粒子検知方法

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JPH09146260A
JPH09146260A JP23496296A JP23496296A JPH09146260A JP H09146260 A JPH09146260 A JP H09146260A JP 23496296 A JP23496296 A JP 23496296A JP 23496296 A JP23496296 A JP 23496296A JP H09146260 A JPH09146260 A JP H09146260A
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wafer
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JP23496296A
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Kyoichi Suwa
恭一 諏訪
Ee Aiyaa Aran
エー アイヤー アラン
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Original Assignee
Nikon Corp
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  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の技法では、支持台表面に付着した極微小
な汚染粒子を検知することが困難であった。 【構成】粒子を検知するモアレ技法であって、ウェーハ
が第1の位置を占めるべき表面上の第1の位置に該ウェ
ーハを位置決めすることと、該ウェーハ上に第1のパタ
ーンを生成することと、該ウェーハを移動させること
と、該ウェーハを移動させてからは、第2のパターンを
該ウェーハ上に生成して、該第2のパターンを前記第1
のパターンと相互作用させることによってモアレパター
ンを生成し、該モアレパターンを検査して、該第1のパ
ターン生成中に該支持台表面上の粒子によって生じた該
ウェーハの物理的歪みに起因するモアレパターンの視覚
的歪みを識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本開示は半導体微小リソグラ
フィに関し、かつより詳しくは結像機器上の汚染粒子を
検知する検査技法に関する。
【0002】
【従来技術】フォトマイクロリソグラフィの第1の目的
はできるだけ微細に精密な像を形成することである。極
めて微細なラインアンドスペースを有する高解像度の結
像によって微小サイズのチップ上に複雑な集積回路を製
作することが可能になっている。微細な精密さを要する
ときは、望ましからぬいかなる変動や歪みも受入れるこ
とはできない。
【0003】半導体チップの製作に際して、ウェーハは
平坦な支持台表面、あるいはステージ上に位置決めさ
れ、マスクの像を該ウェーハに投影して化学的処理によ
り永続的な像を現出、生成する。もしも微小粒子がウェ
ーハ下の支持台表面上に付着すると、ウェーハが歪み、
それが原因で得られる像も歪むことになる。粒子は通常
ウェーハの局所領域を上向きに湾曲させ、ウェーハの上
面をやや伸張させる。この伸張した領域に投影された像
は、その後ウェーハが支持台表面から取り外されると収
縮して元の緩和状態に復帰する。またそのような湾曲部
には局所的に焦点外れの像が生じる可能性もある。
【0004】このような歪みを生じさせるような粒子は
極めて微小なために従来の手法では容易に検出すること
ができない。それゆえ、支持台表面を清浄する必要かど
うか知るために時折検査を実施する必要がある。
【0005】汚染粒子を検知する現行の技法としては、
基準格子をテストウェーハ上に印写して、該ウェーハを
処理して永続的な格子像を生成し、その結果得られる像
を検査する方法がある。この検査は一様な照明で行わ
れ、回折効果によりライン幅またはスペース幅に或る程
度の変動を検知することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この技
法では、或る種の極微の微小リソグラフィの適用では受
入れ難い歪みを生じさせるようなより微小な粒子を検知
するには効果が限定されていた。本発明は上記問題を考
慮してなされたものであって、支持台上に付着した汚染
粒子が極微小であっても確実に検知することができる方
法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の粒子検知方法は、ウェーハが第1の位置を
占めるべき表面上の第1の位置に該ウェーハを位置決め
することと、該ウェーハ上に第1のパターンを生成する
ことと、該ウェーハを移動させることとを含む。さら
に、該ウェーハを移動させてからは、第2のパターンを
該ウェーハ上に生成して、該第2のパターンを前記第1
のパターンと相互作用させることによってモアレパター
ンを生成する。該モアレパターンを検査して該第1のパ
ターン生成中に該支持台表面上の粒子によって生成した
該ウェーハの物理的歪みに起因するモアレパターン内の
視覚的歪みを識別する。これらパターン群は線刻した平
行線であってもよく、かつ該第2のパターンを検査中に
移動して該モアレパターンを偏移させ歪みを広い領域に
亘って現出させることもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】第1図は精密像を半導体ウェーハ
12の表面に写真リソグラフィで結像するステッパ10
を示す。該ステッパは光源16と投影レンズ20とを含
む投影器14を含む。光透過性および非光透過性部の像
を担持する脱着自在なレチクルないしマスク22は投影
器内に位置決めされている。
【0009】ステージないしウェーハ支持台24はレン
ズ20に面した平坦なウェーハ支持表面26を有し、ウ
ェーハ支持台24をレンズ下方に位置させることにより
該表面上のウェーハ12に該レンズで結像することがで
きる。ウェーハ支持台24は表面26の平面内のX軸お
よびY軸上を自在に移動できる。かくして該ウェーハは
いわゆるステッピングを行い、レンズ20がマスクの縮
小像の焦点を合わせながら、多数の集積回路の像が単一
ウェーハ上に転写される。ウェーハ支持台24は表面2
6を介して、真空ポンプ(不図示)と連結した小孔(不
図示)のアレイを含み、ウェーハ全域をその表面に対し
て確実に引きつけて正確な焦点合わせを可能としてい
る。
【0010】第2図に拡大して示したとおり、汚染粒子
30がウェーハ12と支持台表面26との間に挟まれる
ことがあるかもしれない。ウェーハは一般に堅いもので
あるけれども、該粒子のためにやはり或る程度撓みを生
じる傾向がある。こうして隆起部32は粒子の上方に発
生するが、それはその周辺領域が重力と吸引力との少な
くとも一方によって支持台表面に引き付けられるためで
ある。点状の粒子によって生じる典型的なウェーハの隆
起はふたつの領域、すなわち中心の凸形領域34とそれ
を取り囲む環状の凹形裾野領域36とを有する。その中
心領域は正の曲率を有するのでウェーハの上面40は伸
張して凸形を呈する。また、環状のの裾野部は負の曲率
を有するためその上面は裾野状に圧縮されている。細長
い繊維ないし針状の破片が表面を汚染すると、横断面図
は第2図と同じようになるが、隆起部の方は部分的に凸
形円筒断面になるはずで、長い方の縁はそれぞれ凸形円
筒断面によって区画される。
【0011】粒子30を挟み込んだまま像が投影され、
ウェーハ上に形成された後、ウェーハを支持台24から
取り外すと、このウェーハ上に形成された像が変化す
る。粒子に生じた変形は半導体材料の弾性限界内に在る
ので、ウェーハがステージから取り外した後に平坦な状
態に復帰するのである。このような事態が起こると、中
心領域34内の像の縮尺は、伸張した表面が本来の状態
に復帰するにつれて小さくなってしまう。それとは反対
に裾野領域36内の像の縮尺は、圧縮された表面が解放
されるにしたがって大きくなってしまう。ウェーハが
(焦点ずれは別として)粒子上で撓んでいたときには像
がその本来の大きさを保っていたのに、さらに処理して
利用するためにウェーハを取り外すと、像の縮尺が局所
的に歪んでしまうのである。
【0012】ウェーハ支持台表面が清浄な環境に維持し
てあり、かつたびたび清拭して大部分の粒子を除去して
あっても、或る程度の粒子が検知されずに残留する可能
性が在る。検査工程を随時課して、例えば先行して処理
されたウェーハの微小断片の脱落に起因するような粒子
の支持台表面への付着の有無を確かめる。検査工程をた
びたび実行することにより汚染粒子の発生直後に粒子の
存在を指示して欠陥品の生産量を最小限に減らす。さも
なければ、この検査は、作業シフト交替時や多数のウェ
ーハの一括処理分のキャリアーがステッパから次の工程
のため取り外されたときなど、より長期の間隔で行われ
ることになる。後者のやり方は、汚染粒子が稀にしか起
きない場合には妥当である。また、作業シフトの最後の
検査で、ある作業シフト中に汚染粒子が存在したことが
わかったときでも、その粒子の場所を調べることができ
る。ついで当該シフトでの全製品を廃棄する代りに、歪
みの影響を被った集積回路だけを欠陥品として標識し、
各ウェーハ上の残存品は影響されてないものとして維持
される。
【0013】好ましい検査工程としては、支持台表面に
正規の態様で載せたテストウェーハにテストパターンを
転写し、該テストウェーハを汚染の無い表面へ移し、照
明し、該転写済ウェーハに同様な検査パターンを転写ま
たは重ね合わせ、テストパターンと検査パターンとを視
覚的に干渉させてモアレパターンを発生させることが必
要である。
【0014】第3図に示すように、テストパターン42
は、それぞれが半ピッチないし中心間々隔に等しい幅を
有する複数のラインを平行に配列したものである。かく
して線幅はスペース幅に等しくなる。好ましい実施例で
は、ウェーハ上の線幅は0.5〜1.0μmの範囲に在
ることが望ましい。それは縮小レンズによりマスクの像
が1/4に縮小されるので、そのマスクはほぼ2〜4μ
mの線幅を有することになる。これらの範囲より外の広
い数値範囲でも或る程度の応用には適しており、本発明
の原理から外れるものではない。該テストパターンはウ
ェーハ全域を被覆してもよく、さもなければウェーハ上
の単一の集積回路チップの面積を有する一区画だけを被
覆するのでもよいが、前者の場合にはテストパターン像
はステッピングして隣接し合う区画のマトリックスの形
で実質的にウェーハ全域を被覆する。
【0015】第4図には、テストウェーハの一部分を示
し、そのテストウェーハは細長い粒子の上で結像され、
ついでウェーハ支持台から平坦で歪みの無い場所に移さ
れ、図示したように歪んだテストパターン42’が発生
している。この歪みの例では汚染粒子により歪み域44
が生じている。この歪み域は、粒子のほぼ真上に位置
し、前述の凸形領域34と等価な中央域部分46を有す
る。その外側の一対の裾野域部分50は前述の凹形領域
36と等価である。略述のために、パターンの歪み部分
を長方形に示したが、多くの場合それは円形である。例
示したのはどんなタイプの粒子で生じた歪みにも役に立
つモデルである。
【0016】第5図では、この歪んだテストパターンを
検査パターン52と重ね合わせて、広幅の平行ストライ
プないし縞54として現れるモアレパターンを生成して
いる。この検査パターンはテストパターン42と同じ線
幅とピッチとを有し、ウェーハ全域を検査するため実質
的にテストパターン全域を覆っている。モアレパターン
を生成するため、検査パターンはテストパターンに対し
て角度θだけ僅かに傾けられいる。このθは0度以上の
範囲であって鋭角となることが望ましい。小角θで傾け
ると、モアレ縞はパターンのピッチを(ラジアン単位
の)θで除算したのに等しい距離56だけ離隔する。こ
の縞の間隔は鮮明に見るのに便利なほぼ5〜15mmの
範囲が好ましいが、その他の広い範囲でも他の応用に使
える場合があるはずである。
【0017】モアレ縞は歪み域44を通過する際著しく
歪み、凸凹状やジグザグ状を呈する。この縞の起伏は、
歪み44が容易には視認できない程度であっても、振幅
60を有する近似的に単一の完全な正弦波形ないし鋸歯
状波形として現出し、その波形は充分容易に視認できる
ものである。歪み域中の任意の線のずれ量はdとして表
わせるはずである。この量は本例では中央域部分46と
周辺域部分50との間の境界で最大となるはずである。
モアレ縞の起伏の振幅60はθで除算した最大ずれdと
して算出できる。
【0018】好ましい実施例では、テストパターンの間
隔と検査パターンの間隔とは同一であって、ずれ角θは
ゼロでない小さい値である。別の実施例では、両パター
ンのピッチは互いに異なり、ずれ角は0であって、モア
レ縞はパターン線に直角でなく平行に発生する。テスト
パターンの反転像である検査パターンを完全に整合させ
ても、歪みを現出することができる。歪んでいない転写
線ないし像はすべてそっくり検査パターンによって現出
されるが、他方いかなるずれも転写線間に現出する間隔
として視認されるはずである。
【0019】前述の技法を静的な方面で捉えると、検査
パターンはテストパターンに関して固定されている方が
よい。この態様は、テストパターンがウェーハを支持台
表面上で偏移させた後、印写させることによるか、また
はウェーハを180+θ度だけ回転することによるかし
て達せられる。歪みの原因粒子は未だ支持台表面上に残
存しているはずであるが、ウェーハの粒子の影響を受け
た部分は、別の表面のおそらく平坦な部分に移動してい
るはずである。こうすると検査パターンが粒子によって
歪まされた場所で第2のモアレパターンが生成される筈
である。両パターンを結像した後でウェーハを処理して
検査すればよい。
【0020】この静的技法では、角度θを小さくして広
幅のモアレ縞と振幅を拡大した大きな起伏とを発生させ
ることより極めて小さい歪みを検知できるようにする
か、角度θを大きく取って縞間隔を狭くすることにより
局所的な小さい歪みがもしもモアレ縞の間の間隙に整合
しているとすると見落してしまうかもしれない危険を減
少させるようにするかのどちらに重点を置くか考慮しな
ければならない。このとちらかを決める行為で限定され
る危険を防止するためには動的技法を用いるとよい。
【0021】この動的技法では、極めて小さい角度θを
用いて高い検知感度を得ており、しかも検査中に検査パ
ターン52を試験パターン42’に関して移動すること
によって隠れた歪みの発生を防止することができる。検
査パターンの移動でモアレ縞の移動が生じ、そのモアレ
縞はウェーハ全域を掃引していかなる場所の歪みも現出
させる。パターン線のピッチに等しい距離だけパターン
線と直角な方向に検査パターン52を移動させることに
よって、モアレパターンはその縞の方向と直角に縞のピ
ッチと等しい量だけ偏移する。こうして僅かに移動させ
てやるだけでウェーハ全域を走査することができる。こ
の移動を一定速度でゆっくりと行えば鮮明な歪みが得る
ことができる。パターンの偏移の仕方は、静止したパタ
ーンの上方を望ましくは0.5〜1.0ヘルツの範囲の
周期で通過するように動かせばよい。
【0022】検査パターンの移動は幾つかの方法中のい
ずれでも構わない。線刻した硝子格子を結像したウェー
ハに直接重ね合わせて、格子とウェーハとのどちらかを
移動させるようにしてもよい。さもなければウェーハを
検査パターンの投影像で照明し、検査パターンを移動す
るか、または検査パターンを静止しておいてその間ウェ
ーハを移動するようにしてもよい。
【0023】第6図には検査パターン発生器62を示
し、本器でテストパターンと同一ピッチを有する照明さ
れた平行線からなるパターン列64を生成する。このパ
ターン列は充分広幅でウェーハ全域を被覆するのが望ま
しく、あるいは、2、3の縞を注視するのに充分なだけ
の大きさのウェーハの比較的小さい部分を被覆するだけ
でもよい。さもなければ、このパターン列を比較的狭い
縞状とし、このパターン列をウェーハ上でラスタ化した
ビデオ画像のように急速に繰り返し走査して、ウェーハ
12全域を被覆する平行線からなる広域パターンの刻印
を創出することもできる。
【0024】レーザダイオード66で光源を提供し、ビ
ームスプリッタと反射鏡との組立体70に向けビームを
送光する。その組立体70はビームを2本の平行ビーム
成分72と74とに分割する。これらビーム成分は反射
鏡組立体76の互いに異なる面に向けられる。反射鏡組
立体76は、2つのビーム成分をウェーハと平行な同一
線上を互いに逆向きに操作自在な可動反射鏡80、82
にそれぞれ転向する。各反射鏡80、82は各ビーム成
分をウェーハのパターン列64に向け、ビーム成分の光
学的干渉で所望のピッチを有する干渉線が生成される。
ビーム成分は異なる位置と方向とからウェーハに向けら
れ第2のパターンの干渉線を生じる。操作自在な反射鏡
80、82をビーム成分のウェーハと平行な分路に沿っ
て移動させることによって、パターン列の位置をウェー
ハを横切るように掃引することができる。
【0025】動的に検査パターンを移動させるために、
第2のビーム成分74の光路中に設けられた光透過性の
光学的楔84を動かすことによって、第2のビーム成分
74の位相をシフトさせる。これによりビーム成分7
2、74間に位相差の変化が生じる。ビームが通過する
厚さが変化するように楔84を動かすことにより、ビー
ム成分74の光路長あるいは位相が次第にビーム成分7
4の光路長あるいは位相に対して変化する。この楔は充
分大きくてウェーハを検査する時間中連続して移動でき
るほどでなければならない。この楔を前後に往復運動さ
せることにより、検査パターンとモアレ縞とが同様に明
瞭な往復運動をするようになる。
【0026】連続的な位相のシフトは周波数のシフトと
も見做すことができ、これはビームが通過する移動硝子
楔の厚さの増加(あるいは減少)はビームが進行すべき
距離の増加(あるいは減少)と等価だからである。こう
して、連続的な位相変化はドップラーシフトを生じ、楔
が動いている間に周波数を効果的に変化させる。
【0027】第7図には、第6図の装置の変形を示し、
楔84を代替手段で置換してビーム成分74の周波数を
シフトさせる。1/4波長板86が反射鏡76と82と
の間のビーム分路74に置かれ、回転式の1/2波長板
88が反射鏡82の後方の分路中に置かれ、1/4波長
板90が1/2波長板の後方に位置する。1/2波長板
88はそれを通過するビームの分路と整合する軸上で回
転する。回転速度は所望する周波数シフトの1/2に等
しい周波数に設定してあり、それはモアレ縞の移動の周
期に対応する。
【0028】前記発明は望ましい実施例を用いて説明し
たけれども、本発明をそれで限定する意図はない。
【0029】
【本発明の効果】以上、本発明によれば、ウェーハ支持
台表面に付着した汚染粒子が極微細であっても確実に検
知するできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例により作動可能なステ
ッパの単純化した側面図である。
【図2】第1図のステッパの一部の拡大断面図である。
【図3】本発明の好ましい実施例による第1の検査パタ
ーンの拡大平面図である。
【図4】本発明の好ましい実施例による歪んだ検査パタ
ーンの拡大平面図である。
【図5】本発明の好ましい実施例によるモアレパターン
の拡大平面図である。
【図6】本発明の別の第1実施例の模式図である。
【図7】本発明の別の第2実施例の模式図である。
【符号の説明】
10 ステッパ 12 半導体ウェーハ 14 投影器の組立体 16 光源 20 投影レンズ 22 脱着自在なレチクルないしマスク 24 ステージないしウェーハ支持要素 26 平坦なウェーハ支持台表面 30 汚染粒子 32 隆起部 34 凸形隆起領域 36 凹形裾野領域 40 ウェーハの上部 42 試験パターン 42’ 歪んだ試験パターン 44 歪み域 50 周辺域部 52 検査パターン 62 検査パターン発生器 66 レーザダイオード 70 ビームスプリッタと反射鏡との組立体 72 ビーム成分 74 ビーム成分 76 反射鏡組立体 80 可動反射鏡 82 可動反射鏡 88 回転式2分の1波長板 90 4分の1波長板

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェーハ支持台表面上の粒子を検知する方
    法であって、 ウェーハを前記支持台表面上の第1の場所に位置決めす
    るステップと、 該第1の位置に在る前記ウェーハを用い、前記ウェーハ
    上に第1のパターンを生成するステップと、 前記ウェーハを移動させるステップと、 前記ウェーハを移動させた後で、前記ウェーハ上に第2
    のパターンを生成して、該第2のパターンを前記第1の
    パターンと相互作用させることによって、モアレパター
    ンを生成するステップと、 前記モアレパターンを検査して、前記第1のパターンを
    生成するときに前記支持台表面上の粒子によって生じた
    前記ウェーハの物理的な歪みに起因する前記モアレパタ
    ーンの視覚的な歪みを識別するステップとを含むことを
    特徴とする粒子検知方法。
  2. 【請求項2】前記第1の位置に前記ウェーハを位置決め
    するステップにおいて前記支持台表面上の粒子を被覆す
    る前記ウェーハの第1の部分に撓みが生じ、 前記ウェーハを移動させるステップは、前記ウェーハの
    前記第1の部分を前記粒子から引き離し前記第1の部分
    が前記第2のパターンの生成中は撓まないように前記ウ
    ェーハを移動することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】前記第2のパターンを生成するステップ
    は、前記第1のパターンを元の該第1のパターンから或
    る角度だけ傾けて再生成することを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記傾角が0.10度以下であることを特
    徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記第2のパターンを生成するステップ
    は、平行線からなるパターン列を生成するステップを含
    むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記第2のパターンを生成するステップ
    は、線刻した格子を前記ウェーハに重ね合わせるステッ
    プを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記第2のパターンを生成するステップ
    は、該第2のパターンを印刻したマスクを介して光線を
    投影するステップを含むことを特徴とする請求項5に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】前記第2のパターンを生成するステップ
    が、光学特性の互いに異なる2つの光線を投影して、平
    行線からなる干渉パターンを生成することを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記第2のパターンを生成するステップに
    おいて、1つのレーザビームを2つの光線成分に分割
    し、一方の光線成分の周波数を他方の成分に関してシフ
    トすることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記第2のパターンを生成するステップ
    において、1つのレーザビームを2つの光線成分に分割
    し、一方の光線成分の位相を他方の成分に関してシフト
    することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記第1のパターンを写真リソグラフィ
    で生成することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記モアレパターンを検査するステップ
    は、前記検査中に前記第2のパターンを前記第1のパタ
    ーンに関して移動させることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】前記第2のパターンを移動させるステッ
    プは、前記ウェーハを横切るように線刻格子を移動させ
    ることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記第2のパターンが平行線からなるパ
    ターン列を含み、かつ前記第2のパターンを移動させる
    ステップは、該第2のパターンを該平行線から或る角度
    傾けた方向に移動させることを特徴とする請求項12に
    記載の方法。
  15. 【請求項15】前記第2のパターンを移動させるステッ
    プは、該第2のパターンを該平行線と直角な方向に移動
    させるステップを含むことを特徴とする請求項15に記
    載の方法。
  16. 【請求項16】前記第2のパターンを移動させるステッ
    プは、2本のビームの光線を前記ウェーハに投影するス
    テップと、該ビーム中の一方の光学特性を変化させて移
    動する干渉パターンを生成することを特徴とする請求項
    12に記載の方法。
  17. 【請求項17】ウェーハ支持台表面上の粒子を検知する
    方法であって、 ウェーハを前記支持台表面上の第1の場所に位置決めす
    るステップと、 前記第1の位置に在る前記ウェーハを用い、該ウェーハ
    上に互いに平行な複数の線刻の第1のパターンを生成す
    るステップと、 前記ウェーハを前記支持台表面から移動させるステップ
    と、 前記ウェーハを移動させた後で、互いに平行な複数の線
    刻の第2のパターンを前記ウェーハ上に生成して、該第
    2のパターンを該第1のパターンと相互作用させること
    によってモアレパターンを生成するステップと、 前記第2のパターンを該第1のパターンに関して移動さ
    せ、該モアレパターンを偏移させるステップと、 前記第2のパターンを移動させながら前記モアレパター
    ンを検査して、前記第1のパターン生成時に該支持台表
    面上の粒子によって生じた、該ウェーハの物理的歪みに
    起因するモアレパターン内の視覚的歪みを識別するステ
    ップとを含むことを特徴とする粒子検知方法。
  18. 【請求項18】前記第1のパターンを生成するステップ
    は、前記ウェーハに像を印写することを特徴とする請求
    項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記第2のパターンを生成するステップ
    は、線刻した透明格子を前記ウェーハに重ね合わせるス
    テップを含むことを特徴とする請求項17に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】前記第2のパターンを移動させるステッ
    プは、前記ウェーハ上方で該格子を摺動するステップを
    含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  21. 【請求項21】前記第2のパターンを生成するステップ
    は、光線をマスクを介して該ウェーハに投影するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  22. 【請求項22】前記第2のパターンを生成するステップ
    は、互いに異なる2波長の光線を該ウェーハに投影する
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  23. 【請求項23】前記第2のパターンを生成するステップ
    は、光ビームを第1の成分と第2の成分とに分割し、該
    ビーム成分の一方の振動数をシフトさせ、該ビーム成分
    双方を該ウェーハに投影することを特徴とする請求項1
    7に記載の方法。
  24. 【請求項24】該ビーム成分の一方を回転する分数波長
    板を介して通過させることを特徴とする請求項23の前
    記方法。
  25. 【請求項25】該ビーム成分の一方を移動プリズムを介
    して通過させることを特徴とする請求項23に記載の方
    法。
  26. 【請求項26】前記第2のパターンが該第1のパターン
    と同一ピッチを有することを特徴とする請求項17に記
    載の方法。
  27. 【請求項27】前記第2のパターンが該第1のパターン
    に対し鋭角をもって傾くことを特徴とする請求項17に
    記載の方法。
  28. 【請求項28】前記第2のパターンを生成するステップ
    は、互いに異なる2波長の光線を該ウェーハに投影する
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
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