JPH09143532A - 固気吹込製錬用ランス - Google Patents

固気吹込製錬用ランス

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JPH09143532A
JPH09143532A JP31136095A JP31136095A JPH09143532A JP H09143532 A JPH09143532 A JP H09143532A JP 31136095 A JP31136095 A JP 31136095A JP 31136095 A JP31136095 A JP 31136095A JP H09143532 A JPH09143532 A JP H09143532A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランスパイプの孔明き現象が発生しにくく、
その寿命を延ばす。 【解決手段】 吹錬用圧力気体の導入管6を備えたラン
スヘッド5には、下端部にランスパイプ9が連結された
固気輸送管7の上端部が通じている。内管19はは、製
錬炉12に固体製錬原料21を供給する。ランスヘッド
5の内周面の、導入管6の導入口とほぼ同位置に、導入
口6から導入される酸素富化空気Xに螺旋運動を与える
ための整流板部材20aが設けられている。ランスヘッ
ド5内に導入された酸素富化空気は、整流板部材20a
により螺旋流に整流されて固気輸送管7内に入って(符
号W参照)、さらにランスパイプ9内に入る。前記螺旋
流Wは、内管19の下端より噴出される固体製錬原料2
1と合流して、下方へ流れる。固体製錬原料21は、ラ
ンスパイプ9の内周面に沿って流れて当たるので、ラン
スパイプ9の局部的な摩耗を阻止して、その孔明きの発
生頻度を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冶金工程に用いる
固気吹込製錬用ランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】冶金工程における吹錬(ランシング)
は、通常、固気吹込製錬用ランスにより冶金炉専用のラ
ンス孔から行われる。図5は従来の固気吹込製錬用ラン
スの概略構成図である。符号104は、ランス孔105
を備えた冶金炉としての製錬炉104を示し、この製錬
炉104内の溶体106に、後述する固気吹込製錬用ラ
ンスにより、吹錬用圧力気体とともに固体製錬原料(例
えば銅精鉱、副原料および若干の空気等)吹き込むもの
である。
【0003】固気吹込製錬用ランスの構造としては、吹
錬用圧力気体の導入管103を備えたランスヘッド10
1と、ランスヘッド101の下端に接続された固気輸送
管100aとこの固気輸送管100aの下端に一端を着
脱可能に連結されかつ他端を冶金炉104のランス孔1
05に挿入されたランスパイプ100bとからなる外管
100と、外管100内に挿入されて、製錬炉104に
固体製錬原料を供給するための内管102とを備えてい
る。内管102の下端はランスパイプ100bの下端よ
り上方に位置している。
【0004】上記構成の固気吹込製錬用ランスにおいて
は、導入管103よりランスヘッド101内に吹錬用圧
力気体(酸素富化空気)が吹き込まれ(矢印X参照)、
一方、内管102の上端より固体製錬原料が供給される
(矢印Y参照)。そして、内管102の下端より噴出さ
れた固体製錬原料107は、外管100内の吹錬用圧力
気体とともに、矢印Zで示すように下方へ流れて、溶体
106に吹き込まれるのである。
【0005】なお、この例の固気吹込製錬用ランスは、
消耗型ランスと呼ばれ、吹錬に際しては、製錬炉104
内の溶体飛沫109がランス孔105とランスパイプ1
00bに付着し、これがスカル(固形物)に成長して両
者が固着してしまうことが多い。このためランスパイプ
100bの下端からの消耗に応じた下降、および溶体1
06の製錬反応を調節するためにランスパイプ100b
のランス高さ(ランスパイプ100bの下端と溶体10
6の湯面との距離)を調節できるようになっている(特
公昭53−41601号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
固気吹込製錬用ランスにおいては、図5に示したよう
に、内管102の下端より噴出する固体製錬原料107
が、吹錬用圧力気体と合流するが、この吹錬用圧力気体
は整流せずに偏流している場合が多いので、固体製錬原
料107がランスパイプ100bの内周面に局部的に衝
突し、この部分のランスパイプ100bの摩耗が促進さ
れて、ランスパイプ100bに孔100cが明いてしま
うという問題点がある。なお、この孔明き現象は、1ヶ
月に数回発生していた。そして、この孔100cから噴
出した粉塵108により環境の悪化を阻止するために、
ランスパイプ100bは孔100cの明いた部分から下
を切断して、製錬炉104内に落とし、新たなランスパ
イプを継ぎ足す必要がある。このため、ランスパイプ1
00bの消費量が多くて寿命が短くなるばかりか、ラン
スパイプ100bの切断および継ぎ足し作業に数名の作
業員を要し、人件費が嵩むという問題点がある。
【0007】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、ランスパイプの孔明き現象
が発生しにくく、もって、粉塵による環境悪化を阻止す
るとともに、ランスパイプの寿命を延ばして、その補修
作業に要する人件費を低減させることのできる固気吹込
製錬用ランスを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、吹錬用圧力気体の導入口を備えたランスヘ
ッドと、前記ランスヘッドの下端部に一端を接続され、
かつ他端を冶金炉のランス孔に挿入された外管と、前記
外管に挿入されて、冶金炉に固体製錬原料を供給するた
めの内管と、を備えた固気吹込製錬用ランスにおいて、
前記ランスヘッドの内周面の、前記導入口と同位置ある
いは下方位置に、前記導入口から導入される吹錬用圧力
気体に螺旋運動を与えるための整流部材が設けられてい
ることを特徴とするものである。
【0009】また、他の本発明は、前記ランスヘッドに
整流部材を設ける代わりに、前記外管の内周面の、前記
内管の下端と同位置あるいは上方位置に、前記外管内に
導入される吹錬用圧力気体に螺旋運動を与えるための整
流部材が設けられているものである。さらに、前記外管
は、前記ランスヘッドに上端を接続された固気輸送管
と、この固気輸送管の下端に一端を着脱可能に連結され
かつ他端を前記冶金炉のランス孔に挿入されたランスパ
イプとからなる。
【0010】以下、本発明の作用について説明する。請
求項1に記載の発明では、導入口よりランスヘッド内に
導入された吹錬用圧力気体(酸素富化空気)は、整流部
材により螺旋流に整流されて外管内に入って、内管の下
端より噴出される固体製錬原料と合流して、固体製錬原
料は酸素富化空気の螺旋流にのって、下方へ流れ、冶金
炉内に入る。このように、内管より出た固体製錬原料
は、螺旋流に整流された酸素富化空気にのって流れるの
で、固体製錬原料は外管の内周面に局部的に衝突するこ
とはなく、外管の内周面に沿って均一に流れて当たるこ
とになり、外管の局部的な摩耗を阻止することができ
る。請求項2の記載の発明のように、外管の内周面に整
流部材を設けてもよく、この場合、ランスヘッドから外
管内に入る酸素富化空気の流れは、整流部材により螺旋
状になり、上記と同様な作用が得られる。請求項3に記
載の発明のように、本発明を消耗型の製錬用ランスにも
適用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態例につい
て、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実
施例はあくまでも本発明の一例であって、本発明はその
特許請求の範囲を逸脱しない範囲内において、設計変更
等の変形例を含むものである。図1は本発明の固気吹込
製錬用ランスの一実施形態例と製錬炉を示す構成図、図
2は図1のA−A線断面図、図3は、図2において、説
明の便宜上、複数の整流板部材の配置を一直線上に展開
した状態を示す図である。
【0012】先ず、図1に示すように、上下方向に延び
るガイドレール3には、ランスヘッド基台1が案内部材
4a,4bを介して上下移動自在に支持されている。こ
のランスヘッド基台1は、適宜の吊り昇降手段2に吊下
げられて昇降せしめられる。前記ランスヘッド基台1の
上端部にはブラケット5aを介してランスヘッド(ラン
スヘッダー)5が設けられている。このランスヘッド5
には、空気または酸素あるいは空気と酸素の混合物(吹
錬用圧力気体、酸素富化空気)の高圧供給源(図示せ
ず)に連結される導入管6を備えられている。なお、ラ
ンスヘッド5の内周面には、後述する複数の整流板部材
(フィン)20a,20b,20c,20d(図2参
照)が設けられている。ランスヘッド5には、その底部
22を貫通する固気輸送管7が接続され、この固気輸送
管7は、酸素富化空気を下方へ送給するものであり、ベ
アリング16等によりランスヘッド5に回転自在に支持
され、固気輸送管7とランスヘッド5の底部22との接
続部を密閉するために、シール部材17aが設けられて
いる。このシール部材17aは、前記底部22に固定さ
れたシール支持部材18により押圧されている。
【0013】前記固気輸送管7の下端のフランジ7aに
は、ランスパイプ9の上端のフランジ9aがねじにより
着脱可能に連結されている。このランスパイプ9の下端
部は、製錬炉12のランス孔13を貫通して製錬炉12
内に位置している。前記固気輸送管7およびランスパイ
プ9により外管40が構成されている。なお、固気輸送
管7は後述する支持板8に、ベアリング14を介してそ
の軸線回りに回転自在に支持されている。前記外管40
内には、ランスヘッド5を貫通する内管19が挿入され
ており、この内管19は矢印Yで示すように、固体製錬
原料(銅精鉱、副原料および若干の空気等)21を下方
へ向けて送給するものである。内管19とランスヘッド
5の上部との接続部を密閉するために、シール部材17
bが設けられている。なお、内管19の下端は、ランス
パイプ9の下端より上方へ位置している。
【0014】符号8は、前記ランスヘッド基台1の下端
部に水平方向に延びるように一体的に固定された支持板
を示しており、この支持板8の先端部にはモーター11
が固定されている。このモーター11の回転軸(出力
軸)11aには歯車10aが同軸に固定されており、こ
の歯車10aには、前記固気輸送管7に同軸に固定され
た歯車10bが噛み合っている。このような構成によ
り、モーター11の回転軸11aの回転力を、前記2つ
の歯車10a,10bを介して固気輸送管7に伝動し
て、外管40全体をその軸線回りに回転させることがで
きる。
【0015】次に、本実施形態例の特徴部について説明
する。図1乃至図3に示すように、ランスヘッド5の内
周面の、導入管6の導入口と上下方向においてほぼ同一
位置には、複数(本例では4つ)の整流板部材(フィ
ン)20a,20b,20c,20dが放射状に固定さ
れている。各整流板部材20a〜20dは、同一水平面
上に設けられており、酸素富化空気を下方へ案内するた
めにそれぞれ傾斜している。そして、図2中、酸素富化
空気Xが各整流板部材20a〜20dに鋭角θで当たる
ようになっている。また、図2中、酸素富化空気の流れ
方向を反時計回り方向とするために、各整流板部材20
a,20b,20c,20dのうち、前記導入口側の1
つの整流板部材20aは、他の整流板部材20b,20
c,20dと比べて若干長くなっているが、これに限ら
ない。
【0016】図2および図3により詳述すると、導入管
6より導入された酸素富化空気(矢印X参照)は、先
ず、長尺な整流板部材20aに当たって、整流されてそ
の大部分が矢印Wで示すように、螺旋流となって下方へ
送給される。整流板部材20aの上端及び下端を超えた
酸素富化空気は、矢印X1で示すように、次の整流板部
材20bに当たって整流される。以下、矢印X2,X3
示すように同様な作用となる。このように、導入管6よ
りランスヘッド内5に導入された酸素富化空気は、整流
板部材20a,20b,20c,20dにより螺旋流W
に整流されて外管40内に入って、内管19の下端より
噴出される固体製錬原料21と合流する。これにより、
固体製錬原料21は酸素富化空気の螺旋流Wにのって、
下方へ流れ、製錬炉12内に入る。このように、内管1
9より出た固体製錬原料21は、螺旋流に整流された酸
素富化空気Wにのって流れるので、ランスパイプ9の内
周面に局部的に衝突することはなく、ランスパイプ9の
内周面に沿って均一に流れて当たることになり、ランス
パイプ9の局部的な摩耗を阻止できる。結果的に、ラン
スパイプ9の孔明き現象をほぼ完全に防止できる。な
お、本例では、8ヶ月間という長期間の製錬において
も、孔明き現象は発生しなかった。
【0017】なお、導入管6よりランスヘッド5内に供
給される酸素富化空気を螺旋流とするためには、整流板
部材を設ける位置を、本例のように、導入管6の導入口
と同一高さ位置か、あるいはそれより下方位置とする必
要がある。上記実施形態例では、整流板部材を4つ設け
たが、個数や傾斜角度には限定はない。また、複数の整
流板部材の代わりに、後述する他の実施形態例のよう
な、整流部材を螺旋状に設けてもよい。
【0018】なお、製錬の進行に伴い、ランスパイプ9
は、その下端方向部が吹錬によって摩耗するので、これ
に応じて、吊り昇降手段2により固気吹込製錬用ランス
を下降させて、ランスパイプ9の下端面と溶体15の湯
面との距離を一定にする。また、ランスパイプ9が、ラ
ンスヘッド5の下降下限位置まで摩耗したときには、固
気輸送管7からランスパイプ9を外し、新たなランスパ
イプを、引上げられたランスヘッド5の固気輸送管7
に、ねじにより接続する。また、製錬中において、モー
ター11によりランスパイプ9を連続的または間欠的に
回転させるとともに、ランスパイプ9を連続的または間
欠的に降下せしめて、吹錬を進行させることにより、溶
体飛沫(スプラッシュ)15aがランスパイプ9とラン
ス孔13に付着したとしても、ランスパイプ9の昇降力
あるいは回転力で付着飛沫のスカル化成長は効果的に破
壊される。
【0019】図4は本発明の固気吹込製錬用ランスの他
の実施形態例および製錬炉を示す図である。本例では、
図1および図2に示したようなランスヘッドの内周面に
整流板部材を設ける代わりに、固気輸送管7の上端部内
周面に、連続する整流部材(フィン)30を螺旋状に設
けたものであり、その他の構成は、図1および図2に示
したものと同一なので、同一符号を付して、その説明は
省略する。なお、整流部材30をランスパイプ9の上端
部内周面に設けてもよい。本例では、ランスヘッド5か
ら固気輸送管7内に入る酸素富化空気の流れは整流部材
30により螺旋状になり(符号W参照)、上記と同様な
作用が得られる。なお、本例では、整流部材を設ける位
置は、内管の下端より噴出される固体製錬原料を酸素富
化空気の螺旋流に巻き込むために、内管の下端と同一高
さ位置あるいは上方位置とする必要がある。
【0020】なお、上記各実施形態例では、消耗型の製
錬用ランスパイプに本発明を適用したものを示したが、
これに限らない。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりに構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。請
求項1に記載の発明は、導入口よりランスヘッド内に導
入された吹錬用圧力気体は、整流部材により螺旋流に整
流されて外管内に入って、内管の下端より噴出される固
体製錬原料と合流し、固体製錬原料は吹錬用圧力気体の
螺旋流にのって、下方へ流れ、冶金炉内に入る。このよ
うに、内管より出た固体製錬原料は、螺旋流に整流され
た吹錬用圧力気体にのって流れるので、固体製錬原料は
外管の内周面に局部的に衝突することはなく、外管の内
周面に沿って均一に流れて当たることになり、外管の局
部的な摩耗を阻止できる。これにより、外管の孔明き現
象はほとんど発生せず、粉塵による環境悪化を阻止する
ことができる。また、整流部材をランスヘッドに設ける
形態とすることにより、整流部材の取付や交換作業を容
易に行える。請求項2に記載の発明は、外管の内周面に
整流部材を設けても、上記と同様な螺旋流による効果が
得られる。請求項3に記載の発明のように、本発明を消
耗型の製錬用ランスに適用することにより、ランスパイ
プの寿命を延ばして、その補修作業(切断および継ぎ足
し作業)に要する人件費を大幅に低減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固気吹込製錬用ランスの一実施形態例
と製錬炉を示す構成図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2において、説明の便宜状、複数の整流板部
材の配置を一直線上に展開した状態を示す図である。
【図4】本発明の固気吹込製錬用ランスの他の実施形態
例と製錬炉を示す構成図である。
【図5】従来の固気吹込製錬用ランスと製錬炉を示す概
略図である。
【符号の説明】
1 ランス基台 2 吊り昇降手段 3 ガイドレール 4a,4b 案内部材 5 ランスヘッド(ラン
スヘッダー) 5a ブラケット 6 導入管 7 固気輸送管 7a フランジ 8 支持板 9 ランスパイプ 9a フランジ 10a,10b 歯車 11 モーター 11a 回転軸(出力軸) 12 製錬炉(冶金炉) 13 ランス孔 14,16 ベアリング 15 溶体 15a 溶体飛沫(スプラッ
シュ) 17a,17b シール部材 18 シール支持部材 19 内管 20a,20b,20c,20d 整流板部材(フィ
ン) 21 固体製錬原料 22 底部 30 整流部材 40 外管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹錬用圧力気体の導入口を備えたランス
    ヘッドと、 前記ランスヘッドの下端部に一端を接続され、かつ他端
    を冶金炉のランス孔に挿入された外管と、 前記外管に挿入されて、冶金炉に固体製錬原料を供給す
    るための内管と、を備えた固気吹込製錬用ランスにおい
    て、 前記ランスヘッドの内周面の、前記導入口と同位置ある
    いは下方位置に、前記導入口から導入される吹錬用圧力
    気体に螺旋運動を与えるための整流部材が設けられてい
    ることを特徴とする固気吹込製錬用ランス。
  2. 【請求項2】 前記ランスヘッドに整流部材を設ける代
    わりに、前記外管の内周面の、前記内管の下端と同位置
    あるいは上方位置に、前記外管内に導入される吹錬用圧
    力気体に螺旋運動を与えるための整流部材が設けられて
    いる請求項1に記載の固気吹込製錬用ランス。
  3. 【請求項3】 前記外管は、前記ランスヘッドに上端を
    接続された固気輸送管と、この固気輸送管の下端に一端
    を着脱可能に連結されかつ他端を前記冶金炉のランス孔
    に挿入されたランスパイプとからなる請求項1または請
    求項2に記載の固気吹込製錬用ランス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012141360A1 (ko) * 2011-04-11 2012-10-18 주식회사 포스코건설 전로 고온공기 분사장치
JP2014522954A (ja) * 2011-06-30 2014-09-08 オウトテック オサケイティオ ユルキネン 上部浸漬注入ランス
CN115584401A (zh) * 2022-10-09 2023-01-10 盛屯矿业集团股份有限公司 一种用红土镍矿生产高镍锍和镍铁合金的工艺及设备

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