JPH09142714A - 折り丁自動充填集積装置 - Google Patents

折り丁自動充填集積装置

Info

Publication number
JPH09142714A
JPH09142714A JP32383095A JP32383095A JPH09142714A JP H09142714 A JPH09142714 A JP H09142714A JP 32383095 A JP32383095 A JP 32383095A JP 32383095 A JP32383095 A JP 32383095A JP H09142714 A JPH09142714 A JP H09142714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signature
magazine
signatures
stacking
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32383095A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoaki Nishida
豊明 西田
Shigeyuki Maeno
重行 前野
Suehiro Matsumura
季宏 松村
Ichiro Asada
一郎 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mishima Kosan Co Ltd
Original Assignee
Mishima Kosan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mishima Kosan Co Ltd filed Critical Mishima Kosan Co Ltd
Priority to JP32383095A priority Critical patent/JPH09142714A/ja
Publication of JPH09142714A publication Critical patent/JPH09142714A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pile Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 結束や搬送による折り丁の傷みを無くして、
折り丁の予備部数の印刷を無くし、折り丁を製本丁合い
機に自動的にかつタイムリーに搬送・供給するための製
本用マガジン物流システムに好適に用いることができる
折り丁自動充填集積装置を提供する。 【解決手段】 折り丁11を平積み集積して充填するマ
ガジン12と、マガジン搬送手段38と、空マガジン1
2を一時的にマガジン搬送手段38の折り丁充填集積部
50に位置決め固定するマガジン位置決め固定手段52
と、折り丁11を空マガジン12内に供給する折り丁供
給手段13と、マガジン12に集積される折り丁11の
最上部の高さを検知する折り丁高さ検知手段54と、マ
ガジン12内を昇降する折り丁受取昇降体55と、折り
丁高さ検知手段54からの検知出力に基づいて折り丁受
取昇降体55を漸次下降し、マガジン12内の折り丁1
1の最上部の高さを一定に保つ折り丁受取昇降手段56
とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動化された製本
物流システム等において好適に用いることができる折り
丁自動充填集積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大量の定期刊行物が発行されてお
り、そのような定期刊行物は、多数の折り丁を綴じ合わ
せて作られている。この折り丁を1部ずつ製本ラインの
鞍に供給する装置を丁合い機といい、1台の製本ライン
は多数の丁合い機で成り立っている。一つの丁合い機の
フィーダーボックス内に収納できる折り丁は一定の量に
限られており、製本ラインでは折り丁の消費量に合わせ
て、作業者が折り丁をフィーダーボックスに供給する。
これを丁合い載せ作業という。製本工程において迅速な
製本作業を進めるために、1つの製本ラインには多数の
作業者を必要とする。一般に、折り丁は、印刷工場で印
刷して折り込まれた後、スタッカー・バンドラーなどで
一定量の折り丁束として結束バンドや紐で結束され、搬
送用パレット上に山積みされ、その後、フォークリフト
などで搬送され、製本工場の丁合い機の近傍に台分けし
て置かれる。通常の定期刊行物の場合、1台の丁合い機
に対し数個のパレットの折り丁束を消費する。作業者は
パレット上の折り丁束を取り上げて結束バンドを切り、
当て紙を取り、搬送途中或いは結束バンドで変形したり
傷ついたりして製本に使用できない折り丁を除去し、束
をさばいた後に、折り丁束を丁合い機のフィーダーボッ
クスに供給する。コスト削減のためには、一人の作業者
が複数の丁合い機を掛け持ちして、できるだけ多数の折
り丁をタイミング良く供給することが好ましいが、一定
時間内に製本ラインの丁合い機に供給できる折り丁の量
は、人間の肉体的限界から限られている。一方、製本ラ
インで消費される単位時間当たりの折り丁の消費量は、
製本ラインの運転速度によりおよそ一定している。従っ
て、作業者の数はそれらのバランスの上で決められてい
る。また、製本ラインにおいては、丁合い機の折り丁供
給不良などによって、たびたびチョコ停と呼ばれるライ
ン全体の停止状態が発生する。ラインの停止状態では折
り丁は消費されることがないため、作業者の側に供給能
力があっても丁合い機に供給することはできない。
【0003】従来においても、作業者の数を減らし、製
本作業の効率を上げるために、予め検品を終えた折り丁
束をコンベア上に一定量ストックして丁合い機に自動的
に供給する方法が、例えば、実公昭64−4754号公
報や、実開平4−19528号公報や、特開平3−13
3841号公報や、特開平5−338891号公報に開
示されている。また、検品済みの折り丁をマガジンに詰
めて自動的に供給する方法が特開平4−298456号
公報に開示されている。これらは、いずれも、前もっ
て、できるだけ多くの折り丁の供給準備を済ませてスト
ックしておき、製本ラインのチョコ停による直接的な作
業ロスを抑え、かつ丁合い載せに必要な作業者をできる
だけ少なく抑えようとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印刷工
場から製本工場に持ち込まれる折り丁は、結束すること
により損傷したり、また搬送時に傷んでしまい、丁合い
機が止まったり、故障したりする原因となる。従って、
予め数%の余分な予備折り丁を用意しなければならない
上に、丁合い機供給前の傷んだ折り丁や、切り違えによ
って向きの異なる折り丁の混入を防止するための検品作
業を欠かすことができない。また、チョコ停によって、
作業者の側に供給能力があっても、丁合い機のフィーダ
ーボックス内には一定量以上の折り丁は供給できないの
で、製本ライン全体の作業者が実質的には遊休状態に陥
る。このようなトラブルは、一日のうちに何回も発生す
ることもあるので、多数の製本ラインを有する大規模な
製本工場では、余分な大勢の遊休作業者を抱えることに
なる。
【0005】また、折り丁が入っているマガジンをロボ
ットなどで供給したり、一定量をストックする折り丁自
動供給装置を使ったとしても、消費分の折り丁はいずれ
作業者が台分けされたパレットの上に山積みされた折り
丁束から検品しながらマガジンやコンベアに供給しなけ
ればならない。従って、チョコ停で折り丁の消費が遅れ
たことにより、製本工場全体では間接的に遊休状態の作
業者が生じていることに変わりない。さらには、近年、
製本の省力化、高速化のために製本作業の自動化が求め
られている。製本作業の高速化に加えて、大発行部数の
定期刊行物には、多様化する消費者ニーズに対応する融
通性が求められている。特に、定期刊行物に、その販売
地域や販売対象者によって異なる特別な記事を、製本ラ
インの運転速度を実質的に落とすことなく挿入するた
め、特定の丁合い機に供給する折り丁が臨機応変に取り
替えられる融通性が求められる。これらの要望に応える
ためには、必要な折り丁をタイムリーに管理・供給でき
るものでなければならない。しかし、従来の技術である
単なる折り丁の自動供給装置や、マガジンで不足分の折
り丁を自動供給装置に供給するだけのものでは、これら
の融通性や自動化の要望に応えることができない。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑み、結束や搬送
による折り丁の傷みを無くして、折り丁の予備部数の印
刷を無くし、製本ラインのチョコ停による作業者の丁合
い載せ作業の遊休状態を無くし、無人に近い自動化され
た製本ラインで、融通性の高い製本工程を組むことので
きるように、折り丁を製本丁合い機に自動的にかつタイ
ムリーに搬送・供給するための製本用マガジン物流シス
テムにおいて、好適に用いることができる折り丁自動充
填集積装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の折り丁自動充填集積装置は、上部の開口から底板
上に折り丁を平積み集積して収納可能なマガジンと、前
記折り丁収納前の空マガジンを折り丁充填集積部に載置
するとともに、前記折り丁収納後の充填マガジンを次の
工程に搬送するマガジン搬送手段と、前記空マガジンを
一時的に前記マガジン搬送手段の前記折り丁充填集積部
に位置決め固定するマガジン位置決め固定手段と、前記
折り丁を一部ずつ又は刺身状に折り機から取り出し、前
記空マガジン内に上方から供給する折り丁供給手段と、
前記マガジンに平積み集積される前記折り丁の最上部の
高さを検知する折り丁高さ検知手段と、前記マガジン内
を昇降する折り丁受取昇降体を具備し、前記折り丁高さ
検知手段からの検知出力に基づいて前記折り丁受取昇降
体を漸次下降し、前記マガジン内に平積み集積される前
記折り丁の最上部の高さを一定に保つ折り丁受取昇降手
段とを具備する。
【0008】請求項2記載の折り丁自動充填集積装置
は、請求項1記載の折り丁自動充填集積装置において、
前記マガジンの上方に、内部に上下端開口の折り丁通過
経路を有する折り丁ガイド手段を配置し、かつ、該折り
丁ガイド手段に、前記折り丁通過経路を開閉するゲート
手段を設け、前記マガジンの充填後の空マガジンとの交
換時に前記ゲート手段で前記折り丁通過経路を一時的に
閉鎖し、前記折り丁供給手段から供給される前記折り丁
を一時的にゲート手段上に平積み集積可能としている。
請求項3記載の折り丁自動充填集積装置は、請求項2記
載の折り丁自動充填集積装置において、前記ゲート手段
を昇降可能に構成し、前記マガジンに平積み供給される
前記折り丁の最上部の位置を検出する前記折り丁高さ検
知手段の検知出力に基づいて前記ゲート手段を漸次下降
し、該ゲート手段上に平積み集積される前記折り丁の最
上部の高さを一定に保つようにしている。請求項4記載
の折り丁自動充填集積装置は、請求項1〜3のいずれか
1項に記載の折り丁自動充填集積装置において、前記マ
ガジンに情報カードを付設すると共に、該情報カード
に、情報入出力装置によって、前記マガジンに収納する
前記折り丁の種類、紙質、ページ数及び部数や、本来マ
ガジンが搬送されるべき製本ラインにおける丁合い機の
番号などの情報を書込み、該マガジンが指定される丁合
い機に確実に搬送されるようにしている。
【0009】
【作用】請求項1〜4記載の折り丁自動充填集積装置に
おいては、まず、マガジン搬送手段の折り丁充填集積部
に折り丁収納前の空マガジンを載置するとともに、マガ
ジン位置決め固定手段によって、マガジンをこの折り丁
充填集積部に位置決め固定する。折り丁供給手段によっ
て、折り機から排出された折り丁を1部ずつ又は刺身状
に折り機から取り出し、空マガジン内に上方から供給し
て、マガジンの上部の開口から底部に折り丁を平積み集
積して充填する。この際、折り丁高さ検知手段が、マガ
ジン内に平積み集積される折り丁の最上部の高さを検知
し、その検知出力に基づいて折り丁受取昇降手段を駆動
し、折り丁受取昇降手段の折り丁受取昇降体を漸次下降
させるので、マガジン内に平積み集積される前記折り丁
の最上部の高さを一定に保つことができる。その後、一
定量の折り丁がマガジン内に充填集積された場合は、充
填マガジンをマガジン搬送手段によって丁合い機等に移
送するとともに、空のマガジンをマガジン搬送手段の折
り丁充填集積部に移送し、マガジン位置決め固定手段に
よって折り丁充填集積部に位置決め固定する。請求項2
記載の折り丁自動充填集積装置においては、マガジンの
上方に配置した折り丁ガイド手段の折り丁通過経路を通
して、折り丁をマガジン内に充填集積するようにしてい
る。また、マガジンの充填後の空マガジンとの交換時に
は、ゲート手段で折り丁通過経路を一時的に閉鎖し、折
り丁供給手段から供給される折り丁を一時的にゲート手
段上に平積み集積する。
【0010】請求項3記載の折り丁自動充填集積装置に
おいては、前記ゲート手段を、マガジンに平積み供給さ
れる折り丁の最上部の位置を検出する折り丁高さ検知手
段の検知出力に基づいて漸次下降し、ゲート手段上に平
積み集積される折り丁の最上部の高さを一定に保つ。請
求項4記載の折り丁自動充填集積装置においては、マガ
ジンに付設した情報カードに、情報入出力装置によっ
て、マガジンに収納する前記折り丁の種類、紙質、ペー
ジ数及び部数や、本来マガジンが搬送されるべき製本ラ
インにおける丁合い機の番号などの情報を書込む。書き
込まれた情報は、以後の工程において情報入出力装置に
よって読み込まれ、マガジンは指定された丁合い機に搬
送される。
【0011】
【発明の効果】請求項1〜4記載の折り丁自動充填集積
装置においては、輪転機で刷本が印刷され、その後、折
り機で折られて製作される折り丁は、切り違え(駒返
し)や、結束されることなく、直接空のマガジン内に充
填されるので、結束バンドによる変形や損傷、及び、搬
送時の接触などによる損傷の心配が無くなる。従って、
製本現場では、折り丁を検品することなく、直接丁合い
機に自動供給することができるので、従来必要としてき
た丁合い載せ作業者や、丁合い機の折り丁自動供給装置
に折り丁を供給するための作業者を不要とすることがで
き、省人化を図ることができる。また、不足分の折り丁
をマガジンなどに充填集積する従来方式と異なり、予め
全製本部数の折り丁をマガジンに充填集積して立体自動
倉庫などのマガジン保管手段に保管することができ、製
本に必要な折り丁を自動的にかつタイムリーに丁合い機
に供給できるので、チョコ停による丁合い載せ作業者の
遊休という問題も発生しない。折り丁は結束されること
なくマガジンに充填集積された状態で搬送されるので、
折り丁の損失を考慮する必要がなくなる。従って、折り
丁は製本部数に必要な分だけ用意すればよいので、予備
折り丁を印刷する無駄がない。従来、丁合い機に折り丁
束を載せるまでに発生していた、不良折り丁、結束バン
ド、当て紙、包装フィルムなどを不要とすることがで
き、大量のゴミの発生を防止することができる。折り丁
高さ検知手段と折り丁受取昇降手段の協働によって、マ
ガジン内に平積み集積される折り丁の最上部の高さを一
定に保つことができるので、マガジン内に折り丁を整然
と充填することができる。
【0012】請求項2記載の折り丁自動充填集積装置に
おいては、マガジンの上方に配置した折り丁ガイド手段
の折り丁通過経路を通して、折り丁をマガジン内に充填
集積するとともに、マガジンの充填後の空マガジンとの
交換時には、ゲート手段で折り丁通過経路を一時的に閉
鎖し、折り丁供給手段から供給される折り丁を一時的に
ゲート手段上に平積み集積するようにしているので、充
填マガジンと空マガジンとの交換作業を一方で行いなが
ら、折り丁を折り丁供給手段からゲート手段上に供給で
き、折り丁の連続供給が可能となる。
【0013】請求項3記載の折り丁自動充填集積装置に
おいては、折り丁高さ検知手段の検知出力に基づいてゲ
ート手段を漸次下降させるようにしているので、ゲート
手段上に平積み集積される折り丁の最上部の高さを一定
に保つことができるので、折り丁ガイド手段の折り丁通
過経路内に折り丁を整然と充填でき、その後、ゲート手
段を開けることによって、マガジン内に折り丁を整然と
充填することができる。請求項4記載の折り丁自動充填
集積装置においては、マガジンに付設した情報カード
に、情報入出力装置によって、マガジンに収納する前記
折り丁の種類、紙質、ページ数及び部数や、本来マガジ
ンが搬送されるべき製本ラインにおける丁合い機の番号
などの情報を書込むようにしているので、この書き込ま
れた情報を、以後の工程において情報入出力装置によっ
て読み込み、コンピュータ等で処理することによって、
マガジンを確実に指定された丁合い機に搬送することが
でき、省力化や自動化だけでなく、製本ラインのチョコ
停を飛躍的に減少させて生産効率を上げ、製本の品質を
向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。なお、図1は本発明の一実施の形態
に係る折り丁自動充填集積装置を一部とする製本用マガ
ジン物流システムの全体構成説明図、図2は同折り丁自
動充填集積装置の全体構成説明図、図3及び図4は同折
り丁の集積部数を計測する折り丁部数カウンターの動作
説明図、図5は図4の矢視I−I図、図6は同折り丁供
給案内筒の説明図、図7〜9は同マガジンに付設する情
報カード及び情報入出力装置の説明図、図10は同折り
丁自動充填集積装置の動作説明図である。
【0015】まず、本発明の一実施の形態に係る折り丁
自動充填集積装置13の構成を説明するに先立って、こ
の折り丁自動充填集積装置13を好適に用いることがで
きる製本用マガジン物流システムAについて、図1を参
照して簡単に説明する。図示するように、製本用マガジ
ン物流システムAは、印刷工場内の印刷機Bの一部をな
す折り機10から折り丁11を多数の空のマガジン12
内に順次充填集積する折り丁自動充填集積装置13と、
折り丁11を充填集積したマガジン12を折り丁自動充
填集積装置13から丁合い機15まで搬送する第1、第
2折り丁充填マガジン搬送コンベア16、17及び並列
状態に配置した複数のストッカコンベア18と、各スト
ッカコンベア18の終端でマガジン12から折り丁11
を取り出すとともに、各折り丁11を製本ラインCの一
部をなす各丁合い機15のフィーダーボックスへ供給す
る折り丁自動供給装置20と、折り丁11を取り出した
後の空のマガジン12を折り丁自動充填集積装置13に
搬送する第1及び第2空マガジン回収コンベア21、2
2とによってマガジン循環搬送路Dを形成することによ
って構成されている。さらに、製本用マガジン物流シス
テムAは、マガジン循環搬送路Dに、折り丁11を充填
集積したマガジン12と、空のマガジン12とを一時的
に保管する立体自動倉庫23を設けている。
【0016】折り丁自動充填集積装置13と第1折り丁
充填マガジン搬送コンベア16との間には、充填集積マ
ガジンパレタイザー28が設置されており、この充填集
積マガジンパレタイザー28は、折り丁11を、後述す
る折り丁自動充填集積装置13のマガジン搬送コンベア
38から第1折り丁充填マガジン搬送コンベア16上を
搬送されるパレット14上に移載することができる。第
1折り丁充填マガジン搬送コンベア16の終端と第2折
り丁充填マガジン搬送コンベア17の始端との間には、
充填集積済みデパレタイザー30が設置されており、こ
の充填集積済みデパレタイザー30は、第1折り丁充填
マガジン搬送コンベア16の終端まで搬送されてきた折
り丁11を充填集積したマガジン12を、パレット14
から1個ずつ取り出して、第2折り丁充填マガジン搬送
コンベア17の始端に移載することができる。第2折り
丁充填マガジン搬送コンベア17と、この第2折り丁充
填マガジン搬送コンベア17と直交する方向に配置した
複数のストッカコンベア18との間には、図示しない
が、それぞれストッパーとプッシャーの組み合わせから
なるマガジン移載機構が設置されており、このマガジン
移載機構によって、第2折り丁充填マガジン搬送コンベ
ア17の終端から各ストッカコンベア18の始端に、折
り丁11を充填集積したマガジン12を移載することが
できる。
【0017】製本ラインCは、図1においては、前述し
た丁合い機15と、バインダー31と、表紙くるみ機3
2と、断裁機33と、結束機34と、出来本パレタイザ
ー35aと、フィルム包装機35とからなる。第1空マ
ガジン回収コンベア21の終端と第2空マガジン回収コ
ンベア22の始端との間には、回収マガジンパレタイザ
ー36が設置されており、この回収マガジンパレタイザ
ー36は、第1空マガジン回収コンベア21の終端まで
搬送されてきた空のマガジン12を、一個ずつパレット
14に載せることによって、第2空マガジン回収コンベ
ア22の始端に移載することができる。
【0018】第2空マガジン回収コンベア22の終端側
には、空マガジンデパレタイザー39が設けられてお
り、この空マガジンデパレタイザー39は、空のマガジ
ン12を、第2空マガジン回収コンベア22上のパレッ
ト14からストッカコンベア37に移載することができ
る。また、充填集積済みデパレタイザー30と回収マガ
ジンパレタイザー36との間には空パレット回収コンベ
ア43が設置されており、空のパレット14を第1折り
丁充填マガジン搬送コンベア16の終端から第2空マガ
ジン回収コンベア22の始端に移送することができる。
【0019】次に、図1に示す製本用マガジン物流シス
テムAを用いた製本作業を簡単に説明する。折り機10
から排出された折り丁11を、折り丁自動充填集積装置
13によってマガジン12内に充填し、充填した折り丁
11に関する種類や、ページ数や部数などの情報をマガ
ジン12の外面に付設した情報カード40(図8参照)
に情報入出力装置41によって記録する。その後、折り
丁11を充填したマガジン12を、マガジン搬送コンベ
ア38から充填集積マガジンパレタイザー28によって
第1折り丁充填マガジン搬送コンベア16に移載する。
次に、この第1折り丁充填マガジン搬送コンベア16に
よってマガジン12を立体自動倉庫23に搬送して棚に
格納し、必要に応じて、折り丁11を充填したマガジン
12を立体自動倉庫23から取り出し、第1折り丁充填
マガジン搬送コンベア16→第2折り丁充填マガジン搬
送コンベア17→ストッカコンベア18を通して折り丁
供給位置aまでマガジン12を搬送する。
【0020】図示しない情報入出力装置によって、再
度、マガジン12に付設した情報カード40を読み込
み、各丁合い機15に搬送されるべき折り丁11に相違
ないことを確認する。折り丁自動供給装置20によっ
て、折り丁供給位置aで位置決めされたマガジン12か
ら折り丁11を取り出すとともに、取り出した折り丁1
1を対応する丁合い機15のフィーダーボックスに供給
し、製本ラインCの運転を開始する。空のマガジン12
を第1空マガジン回収コンベア21と回収マガジンパレ
タイザー36を介して、第2空マガジン回収コンベア2
2の始端に搬送されてきたパレット14上に山積みし、
その後、回収したマガジン12は、パレット14と共に
立体自動倉庫23の棚に格納される。立体自動倉庫23
内において、格納された空のマガジン12は、次の折り
丁11の印刷に備えて待機し、一方、折り丁11を回収
したマガジン12は、次に必要となる製本に備えて待機
する。そして、次の印刷指令が出た場合は、回収してパ
レット14上に山積みした空のマガジン12を、次の折
り丁11の印刷に備えて、立体自動倉庫23から空マガ
ジンデパレタイザー39に搬送し、パレット14から空
のマガジン12をストッカコンベア37に移送し、再
び、折り丁自動充填集積装置13に供給する。
【0021】次に、本発明の一実施の形態に係る折り丁
自動充填集積装置13の構成について、以下、詳細に説
明する。図2〜図9に示すように、折り丁自動充填集積
装置13は、実質的に、始端側に折り丁11をマガジン
12内に収納するための折り丁充填集積部50を設ける
とともに、終端側を充填集積マガジンパレタイザー28
に連絡するマガジン搬送手段の一例であるマガジン搬送
コンベア38と、マガジン搬送コンベア38の折り丁充
填集積部50にマガジン12を位置決めするマガジン位
置決め固定手段の一例であるマガジン位置決め装置52
と、始端側を折り機10に連絡するとともに、終端側を
折り丁充填集積部50に位置決めされたマガジン12の
直上に位置させた折り丁供給手段の一例である折り丁供
給コンベア53と、マガジン12内に連続的に供給され
る折り丁11の最上面の高さ位置を常時一定に保持する
ため、折り丁高さ検知手段の一例である折り丁高さ位置
検出センサ54と協働してマガジン12内に下方から進
退する折り丁受取昇降体の一例である折り丁受取昇降ロ
ッド55を具備する折り丁受取昇降手段の一例である折
り丁受取昇降装置56とを具備する。
【0022】上記した構成において、マガジン12に
は、図2及び図8に示すように、その底板57に透孔5
8を設けており、折り丁受取昇降装置56の折り丁受取
昇降ロッド55は、マガジン搬送コンベア38の搬送ロ
ーラ51間の間隙及びこの透孔58を通って、マガジン
12内に進退し、折り丁11を支持することができる。
マガジン位置決め装置52は、図8に示すように、マガ
ジン搬送コンベア38の始端側の端部に設けたストッパ
ー59と、端部からマガジン12の幅だけ離隔した位置
において、マガジン搬送コンベア38の両側に設けたソ
レノイド駆動の一対の位置決めピン60からなる。折り
丁供給コンベア53は、図2に示すように、重合状態に
設けた上、下屈曲搬送コンベア61、62からなり、各
上、下屈曲搬送コンベア61、62は、それぞれ、第1
水平コンベア61a、62aと、第2傾斜コンベア61
b、62bと、第3水平コンベア61c、62cとを具
備する。そして、上、下屈曲搬送コンベア61、62の
間に挟持した状態で、折り丁11を、一部ずつ、又は、
刺身状態、即ち、一部分重合状態に、折り機10からマ
ガジン12に向けて供給することができる。
【0023】図2〜図5に示すように、上屈曲搬送コン
ベア61の第3水平コンベア61cの終端部は、下屈曲
搬送コンベア62の第3水平コンベア62cの終端部よ
り突出しているので、後述する折り丁供給案内筒68を
通して、折り丁11を整然とかつ連続的にマガジン12
内に供給して、充填集積することができる。折り丁受取
昇降装置56は、図2に示すように、マガジン搬送コン
ベア38の始端側の近傍の床面63に取付機枠64を立
設し、この取付機枠64の一側面に設けた垂直ガイドレ
ール65に駆動機構内蔵の昇降移動台66を上下方向に
摺動自在に取付け、かつ昇降移動台66の水平支持板6
7上に折り丁受取昇降ロッド55を立設することによっ
て構成されている。また、折り丁自動充填集積装置13
は、マガジン搬送コンベア38の始端側に形成した折り
丁充填集積部50に位置決めしたマガジン12の直上方
に折り丁ガイド手段の一例である折り丁供給案内筒68
を配置しており、折り機10から供給された折り丁11
は、折り丁供給コンベア53の終端から、この折り丁供
給案内筒68にガイドされて、マガジン12内に充填集
積されることになる。
【0024】図2〜図4に示すように、折り丁供給案内
筒68の上部側壁には光電管等からなる折り丁高さ位置
検出センサ54が取付けられており、この折り丁高さ位
置検出センサ54の検出出力に基づいて、上記した折り
丁受取昇降装置56を作動して、マガジン12内に充填
集積される折り丁11の最上面を常時一定高さに保持す
ることができる。 また、折り丁供給案内筒68の側方
にはゲート手段の一例であるゲート装置69が配置され
ている。さらに、図3〜図6に示すように、折り丁供給
案内筒68は、その上部側壁に、マガジン12内に供給
される折り丁11の数を計測する部数カウント用センサ
54aを取付けている。そして、この部数カウント用セ
ンサ54aによって、マガジン12内に供給される折り
丁11の部数を正確に計測することができる。図2に示
すように、ゲート装置69は、取付機枠64の上部枠7
0に垂直ガイドレール71を設け、この垂直ガイドレー
ル71に駆動機構を内蔵する垂直移動台72を上下方向
に昇降自在に取付け、垂直移動台72に、駆動機構内蔵
の水平ゲート73を水平方向に摺動自在に取付け、この
水平ゲート73を折り丁供給案内筒68の内部に形成し
た折り丁通過経路74内に進退可能な構成としている。
従って、マガジン12の充填集積後の空のマガジン12
との交換時には、水平ゲート73は折り丁供給コンベア
61からマガジン12内に供給される折り丁11を一時
的に平積み集積し、折り丁供給案内筒68中の折り丁通
過経路74を閉鎖することができ、折り丁供給コンベア
53による折り丁11の供給を遮断することなく連続し
て供給することができる。また、ゲート装置69は、前
記した折り丁高さ位置検出センサ54と協働して、水平
ゲート73上に平積みされる折り丁11の束の最上部の
高さを一定に保って、進退可能に折り丁11を支持する
ことができる。従って、折り丁供給コンベア53からマ
ガジン12に供給される折り丁11を、マガジン12の
交換時のみ一時的に、前進した水平ゲート73上に平積
み集積することができる。
【0025】また、折り丁自動充填集積装置13は、図
7〜図9に示すように、その折り丁充填集積部50に情
報入出力装置41を設けており、マガジン12の情報カ
ード40に、マガジン12が収納する折り丁11の種
類、性質、ページ数及び部数や、本来マガジン12が搬
送されるべき製本ラインCの丁合い機番号等の情報を書
込むことができる。なお、図7は、ストッカコンベア3
7からマガジン12が折り丁充填集積部50に送られる
状態を示しており、図8は、ストッパー59と位置決め
ピン60を作動してマガジン12を位置決め固定した状
態を示しており、図9は、折り丁充填集積後、ストッパ
ー59と位置決めピン60とを解除して、マガジン搬送
コンベア38にマガジン12を送る状態を示している。
【0026】次に、上記した構成を有する折り丁自動充
填集積装置13の作動について説明する。 1)まず、図10(a)に示すように、ゲート装置69
を駆動して水平ゲート73で折り丁供給案内筒68の折
り丁通過経路74を閉鎖すると共に、折り丁受取昇降装
置56を駆動して折り丁受取昇降ロッド55を下降し、
その先端支持面が、マガジン搬送コンベア38の搬送ロ
ーラ51のマガジン支持面より下方に位置するようにす
る。その後、折り丁充填集積済みのマガジン12をマガ
ジン搬送コンベア38上に排出し、空のマガジン12を
折り丁充填集積部50にセットし、マガジン位置決め装
置52を構成するストッパー59と位置決めピン60に
よってマガジン12を折り丁充填集積部50に固定す
る。 2)図10(a)に示すように、折り丁11は、上下屈
曲搬送コンベア61、62間に挟持された状態で、一部
ずつ、又は、刺身状に連続してマガジン12内の水平ゲ
ート73上に供給されるので、上記したマガジン12の
交換動作中にも折り丁11は水平ゲート73上に平積み
され、折り丁11が一定量を越えると、折り丁高さ位置
検出センサ54が作動し、最上部の折り丁11の高さを
一定高さに保つように、ゲート装置69を駆動して水平
ゲート73を徐々に下降させる。 3)図10(b)に示すように、マガジン12を固定し
た状態で、折り丁受取昇降装置56を駆動して、折り丁
受取昇降ロッド55を、マガジン搬送コンベア38の搬
送ローラ51間の間隙及びマガジン12の底板57に設
けた透孔58を貫通させてマガジン12内に進入させ、
折り丁受取昇降ロッド55の先端支持面で、水平ゲート
73上に一定量平積み集積した折り丁11を受け取る。
その後、ゲート装置69を駆動することによって水平ゲ
ート73を待機位置まで後退させ、折り丁供給案内筒6
8の折り丁通過経路74を開口する。
【0027】4)図10(c)に示すように、折り丁1
1は、さらに継続してマガジン12内に充填集積され、
平積みされる折り丁11が一定量を越えると折り丁高さ
位置検出センサ54が作動し、最上部の折り丁11の高
さを一定に保つように折り丁受取昇降装置56を駆動し
て折り丁受取昇降ロッド55を徐々に下降させる。 5)図10(d)に示すように、折り丁受取昇降ロッド
55が、予め定めた位置まで下降したら、ゲート装置6
9を駆動して水平ゲート73で折り丁供給案内筒68の
折り丁通過経路74を閉鎖すると共に、折り丁受取昇降
装置56を駆動して折り丁受取昇降ロッド55を下降さ
せ、その先端支持面が、マガジン搬送コンベア38の搬
送ローラ51のマガジン支持面より下方に位置するよう
にする。その後、マガジン12の情報カード40に、マ
ガジン12が収納する折り丁11の種類、性質、ページ
数及び部数や、本来マガジン12が搬送されるべき製本
ラインCの丁合い機番号等の情報を書込み、マガジン1
2が指定された丁合い機15に確実に搬送されるように
する。 6)図10(e)に示すように、マガジン位置決め装置
52を駆動して位置決めピン60のマガジン12との係
合を解除し、折り丁充填集積済みのマガジン12をマガ
ジン搬送コンベア38→充填集積マガジンパレタイザー
28→第1折り丁充填マガジン搬送コンベア16→第2
折り丁充填マガジン搬送コンベア17→ストッカコンベ
ア18を介して丁合い機15に向けて搬送する。
【0028】このように、本発明の一実施の形態に係る
折り丁自動充填集積装置13においては、印刷機Bで刷
本が印刷され、その後、折り機10で折られて製作され
る折り丁11は、切り違え(駒返し)や、結束されるこ
となく、直接空のマガジン12内に充填されるので、結
束バンドによる変形や損傷、及び、搬送時の接触などに
よる損傷の心配が無くなる。従って、製本現場では、折
り丁11を検品することなく、直接丁合い機15に自動
供給することができるので、従来必要としてきた丁合い
載せ作業者や、丁合い機15の折り丁自動供給装置20
に折り丁11を供給するための作業者を不要とすること
ができ、省人化を図ることができる。また、折り丁11
は結束されることなく、マガジン12に充填集積された
状態で搬送されるので、折り丁11の損失を考慮する必
要がなくなる。従って、折り丁11は製本部数に必要な
分だけ用意すればよいので、予備の折り丁11を印刷す
る無駄がない。また、従来、丁合い機15に折り丁束を
載せるまでに発生していた、不良折り丁、結束バンド、
当て紙、包装フィルムなどを不要とすることができ、大
量のゴミの発生を防止することができる。また、折り丁
高さ位置検出センサ54と折り丁受取昇降装置56の協
働によって、マガジン12内に平積み集積される折り丁
11の最上部の高さを一定に保つことができるので、マ
ガジン12内に折り丁11を整然と平積み状態に充填す
ることができる。
【0029】また、本実施の形態に係る折り丁自動充填
集積装置13においては、マガジン12の上方に配置し
た折り丁供給案内筒68の折り丁通過経路74を通し
て、折り丁11をマガジン12内に充填集積するととも
に、マガジン12の充填後の空マガジン12との交換時
には、ゲート装置69の水平ゲート73で折り丁通過経
路74を一時的に閉鎖し、折り丁供給コンベア53から
供給される折り丁11を一時的にゲート装置69の水平
ゲート73上に平積み集積するようにしているので、充
填マガジン12と空マガジン12との交換作業を一方で
行いながら、折り丁11を折り丁供給コンベア53から
水平ゲート73上に供給でき、折り丁11の連続供給が
可能となる。
【0030】また、本実施の形態に係る折り丁自動充填
集積装置13においては、折り丁高さ位置検出センサ5
4の検知出力に基づいてゲート装置69の水平ゲート7
3を漸次下降させるようにしているので、水平ゲート7
3上に平積み集積される折り丁11の最上部の高さを一
定に保つことができると共に、折り丁供給案内筒68の
折り丁通過経路74内に折り丁11を整然と充填でき、
その後、水平ゲート73を後退させて折り丁通過経路7
4を開けることによって、折り丁11をマガジン12内
に整然と充填することができる。さらに、本実施の形態
に係る折り丁自動充填集積装置13においては、マガジ
ン12に付設した情報カード40に、情報入出力装置4
1によって、マガジン12に収納する折り丁11の種
類、紙質、ページ数及び部数や、本来マガジン12が搬
送されるべき製本ラインCにおける丁合い機15の番号
などの情報を書込むようにしているので、この書き込ま
れた情報を、以後の工程において情報入出力装置によっ
て読み込み、コンピュータ等で処理することによって、
マガジン12を確実に指定された丁合い機15に搬送す
ることができ、省力化や自動化だけでなく、製本ライン
Cのチョコ停を飛躍的に減少させて生産効率を上げ、製
本の品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る折り丁自動充填集
積装置を一部とする製本用マガジン物流システムの全体
構成説明図である。
【図2】同折り丁自動充填集積装置の全体構成説明図で
ある。
【図3】同折り丁の集積部数を計測する折り丁部数カウ
ンターの動作説明図である。
【図4】同折り丁の集積部数を計測する折り丁部数カウ
ンターの動作説明図である。
【図5】図4の矢視I−I図である。
【図6】同折り丁供給案内筒の説明図である。
【図7】同マガジンに付設する情報カード及び情報入出
力装置の説明図である。
【図8】同マガジンに付設する情報カード及び情報入出
力装置の説明図である。
【図9】同マガジンに付設する情報カード及び情報入出
力装置の説明図である。
【図10】同折り丁自動充填集積装置の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
A 製本用マガジン物流システム B 印刷機 C 製本ライン D マガジン循
環搬送路 a 折り丁供給位置 10 折り機 11 折り丁 12 マガジン 13 折り丁自
動充填集積装置 14 パレット 15 丁合い機 16 第1折り丁充填マガジン搬送コンベア 17 第2折り丁充填マガジン搬送コンベア 18 ストッカコンベア 20 折り丁自
動供給装置 21 第1空マガジン回収コンベア 22 第2空マ
ガジン回収コンベア 23 立体自動倉庫 28 充填集積マガジンパレタイザー 30 充填集積
済みデパレタイザー 31 バインダー 32 表紙くる
み機 33 断裁機 34 結束機 35 フィルム包装機 35a 出来本
パレタイザー 36 回収マガジンパレタイザー 37 ストッカ
コンベア 38 マガジン搬送コンベア 39 空マガジ
ンデパレタイザー 40 情報カード 41 情報入出
力装置 50 折り丁充填集積部 51 搬送ロー
ラ 52 マガジン位置決め装置 53 折り丁供
給コンベア 54 折り丁高さ位置検出センサ 54a 部数カ
ウント用センサ 55 折り丁受取昇降ロッド 56 折り丁受
取昇降装置 57 底板 58 透孔 59 ストッパー 60 位置決め
ピン 61 上屈曲搬送コンベア 61a 第1水
平コンベア 61b 第2傾斜コンベア 61c 第3水
平コンベア 62 下屈曲搬送コンベア 62a 第1水
平コンベア 62b 第2傾斜コンベア 62c 第3水
平コンベア 63 床面 64 取付機枠 65 垂直ガイドレール 66 昇降移動
台 67 水平支持板 68 折り丁供
給案内筒 69 ゲート装置 70 上部枠 71 垂直ガイドレール 72 垂直移動
台 73 水平ゲート 74 折り丁通
過経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 季宏 福岡県北九州市八幡東区枝光2丁目1番15 号 三島光産株式会社内 (72)発明者 浅田 一郎 福岡県北九州市八幡東区枝光2丁目1番15 号 三島光産株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部の開口から底板上に折り丁を平積み
    集積して収納可能なマガジンと、前記折り丁収納前の空
    マガジンを折り丁充填集積部に載置するとともに、前記
    折り丁収納後の充填マガジンを次の工程に搬送するマガ
    ジン搬送手段と、前記空マガジンを一時的に前記マガジ
    ン搬送手段の前記折り丁充填集積部に位置決め固定する
    マガジン位置決め固定手段と、前記折り丁を1部ずつ又
    は刺身状に折り機から取り出し、前記空マガジン内に上
    方から供給する折り丁供給手段と、前記マガジンに平積
    み集積される前記折り丁の最上部の高さを検知する折り
    丁高さ検知手段と、前記マガジン内を昇降する折り丁受
    取昇降体を具備し、前記折り丁高さ検知手段からの検知
    出力に基づいて前記折り丁受取昇降体を漸次下降し、前
    記マガジン内に平積み集積される前記折り丁の最上部の
    高さを一定に保つ折り丁受取昇降手段とを具備すること
    を特徴とする折り丁自動充填集積装置。
  2. 【請求項2】 前記マガジンの上方に、内部に上下端開
    口の折り丁通過経路を有する折り丁ガイド手段を配置
    し、かつ、該折り丁ガイド手段に、前記折り丁通過経路
    を開閉するゲート手段を設け、前記マガジンの充填後の
    空マガジンとの交換時に前記ゲート手段で前記折り丁通
    過経路を一時的に閉鎖し、前記折り丁供給手段から供給
    される前記折り丁を一時的にゲート手段上に平積み集積
    可能としたことを特徴とする請求項1記載の折り丁自動
    充填集積装置。
  3. 【請求項3】 前記ゲート手段を昇降可能に構成し、前
    記マガジンに平積み供給される前記折り丁の最上部の位
    置を検出する前記折り丁高さ検知手段の検知出力に基づ
    いて前記ゲート手段を漸次下降し、該ゲート手段上に平
    積み集積される前記折り丁の最上部の高さを一定に保つ
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の折り丁自動
    充填集積装置。
  4. 【請求項4】 前記マガジンに情報カードを付設すると
    共に、該情報カードに、情報入出力装置によって、前記
    マガジンに収納する前記折り丁の種類、紙質、ページ数
    及び部数や、本来マガジンが搬送されるべき製本ライン
    における丁合い機の番号などの情報を書込み、該マガジ
    ンが指定される丁合い機に確実に搬送されるようにした
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    折り丁自動充填集積装置。
JP32383095A 1995-11-17 1995-11-17 折り丁自動充填集積装置 Pending JPH09142714A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32383095A JPH09142714A (ja) 1995-11-17 1995-11-17 折り丁自動充填集積装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32383095A JPH09142714A (ja) 1995-11-17 1995-11-17 折り丁自動充填集積装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09142714A true JPH09142714A (ja) 1997-06-03

Family

ID=18159077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32383095A Pending JPH09142714A (ja) 1995-11-17 1995-11-17 折り丁自動充填集積装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09142714A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110395609A (zh) * 2019-07-24 2019-11-01 海盐县鑫达印刷有限公司 平版胶印机的收纸装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110395609A (zh) * 2019-07-24 2019-11-01 海盐县鑫达印刷有限公司 平版胶印机的收纸装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7780396B2 (en) Automatic carton stacker/collator
JP5275984B2 (ja) 有価証券用紙の積層体の束及び束パックへの加工
CN1093077C (zh) 用来形成和转送有序的纸币片材叠的设备
US20090020938A1 (en) Apparatus for collating flat objects and for conveying the collated objects further
CN1053872C (zh) 将有价票据捆打成包的装置
EP1792862B1 (en) Apparatus for handling mailpieces
US20090092476A1 (en) Method and apparatus for allocating different auxiliary materials to be picked up by a palletizing robot
US7287748B2 (en) Method and apparatus for producing selectively collated print products
JPH09142714A (ja) 折り丁自動充填集積装置
EP0522890B1 (en) Method and apparatus for storing imbricated sheets upon a pallet
JPH09142613A (ja) 製本用マガジン物流システム
JP5553430B2 (ja) ブックブロック、本または同様の印刷物を製造するために印刷紙葉を供給する装置
JP7154541B2 (ja) 大束作成装置
JP2002225823A (ja) 製品の調達包装システムおよびその調達包装方法
JPH04311405A (ja) 帳票の切断集積箱詰方法及び装置
JPH09142678A (ja) 折り丁自動供給装置
WO2001052196A1 (en) Banknote handling
KR101883632B1 (ko) 책자 포장을 위한 이송장치
KR101845749B1 (ko) 제본된 단위별 책자 포장을 위한 적재이송장치
JP5363029B2 (ja) 荷物搬入方法
JPS58170579A (ja) 紙葉類の処理装置
JP3479638B2 (ja) スタッカーバンドラーの当紙供給装置
JP4217767B2 (ja) 冊子収納装置及び冊子供給装置
TW205028B (en) Three-dimensional sheet block stacking system
JP2898023B2 (ja) プリント自動化設備