JPH09141720A - 内装材の縁部に対する押出材の装着装置 - Google Patents

内装材の縁部に対する押出材の装着装置

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JPH09141720A
JPH09141720A JP30788995A JP30788995A JPH09141720A JP H09141720 A JPH09141720 A JP H09141720A JP 30788995 A JP30788995 A JP 30788995A JP 30788995 A JP30788995 A JP 30788995A JP H09141720 A JPH09141720 A JP H09141720A
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 縁部に押出材を設けた内装材の製造コストを
低下させる。 【解決手段】 コンベア装置10により支持されて移動
する内装材17の縁部17aに向けて溝部18bを有す
る断面形状の押出材18を押出し機20から押出し供給
し、押出材が縁部と鋭角に合流する合流位置P付近に設
けた押込み装置40の押込みローラ46により内装材の
縁部を半溶融状態の押出材の溝部内に嵌め込み、合流位
置またはそれより後側に設けた圧着装置50の1対の押
えローラ52,56により押出材の溝部の内面を内装材
の縁部の両面に押圧接着し、押出し機と押込み装置の間
に設けた切断装置30により半溶融状態の押出材を切断
する。内装材を縁部が折曲されたドアトリムとし、押出
材をウエザストリップとし、押込み装置にはドアトリム
の縁部付近に当接する支持ローラ42を設けて、ドアト
リムの縁部にウエザストリップを装着するのに適用する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアトリ
ム等の内装材の縁部にウエザストリップ等の押出材を装
着する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】押出材よりなるウエザストリップを縁部
に取り付けた自動車のドアトリムを製造するには、従来
は例えば図6に示すように、縁部1bにアッパーベース
2を固定したドアトリム1を用意し、このアッパーベー
ス2にウエザストリップ5を取り付けている。ドアトリ
ム1は例えば、木材の繊維にフェノール樹脂等の結着材
を混入した素材をホットプレス成形して多孔性基材1a
を成形し、その縁部1bに爪2aによりアッパーベース
2を打込み固定し、その外側に表皮材1cを接着して形
成される。押出材よりなるウエザストリップ5は内部に
挿入される板金製の芯材6を切り起こして形成した爪部
6aを突出させ、二点鎖線6Aに示すように表皮材1c
及びアッパーベース2を通した後折曲することによりア
ッパーベース2にかしめ固定される。なお、ウエザスト
リップ5の内部に挿入する芯材6の代わりに、ウエザス
トリップの基部を外側からかしめ保持する板金製のベー
スを使用することもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術に
よるウエザストリップを設けたドアトリムは、ドアトリ
ム1及びウエザストリップ5の他にアッパーベース2及
び芯材6を必要とし、またアッパーベース2及び芯材6
の取付工程を必要とするので、部品点数及び製造工程が
多くなり、製造コストが増大するという問題がある。
【0004】本発明は、押出し機から押し出し成形され
た直後で半溶融状態のウエザストリップ等の押出材をド
アトリム等の内装材に押圧接着するようにして、このよ
うな各問題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による内装材の縁
部に対する押出材の装着装置は、コンベア装置により支
持されて移動する内装材の縁部に向けて溝部を有する断
面形状の押出材を押出し機から押出し供給し、押出材が
縁部と鋭角に合流する合流位置付近に設けた押込み装置
の押込みローラにより内装材の縁部を半溶融状態の押出
材の溝部内に嵌め込み、合流位置またはそれより後側に
設けた圧着装置の1対の押えローラにより押出材の溝部
の内面を内装材の縁部の両面に押圧接着し、押出し機と
押込み装置の間に設けた切断装置により半溶融状態の押
出材を切断するようにしたものである。
【0006】本発明は、内装材を縁部が折曲されたドア
トリムとし、押出材を全長にわたりリップを形成したウ
エザストリップとし、押込み装置はドアトリムの縁部付
近に当接して同ドアトリムを支持する支持ローラを有す
るものとして、ドアトリムの縁部にウエザストリップを
装着するのに適用することができる。
【0007】またウエザストリップのリップは溝部の反
対側に複数個形成し、押込みローラはリップの間におい
てウエザストリップに当接するようにしてもよい。
【0008】またウエザストリップにはリップとほゞ直
交方向に突出してその間に溝を形成する1対の突条を形
成し、圧着装置の押えローラの一方は溝内に入り込んで
ウエザストリップに当接するようにするのがよい。
【0009】押出し機と切断装置の間に、押出し機から
押し出される半溶融状態の押出材を案内支持する案内部
材を設けるのがよい。
【0010】
【発明の実施の形態】添付図面は、自動車のドアトリム
にウエザストリップを装着するのに本発明を適用した場
合の実施の形態を示すものであり、これにより本発明の
説明をする。図1及び図2はこの実施の形態による内装
材の縁部に対する押出材の装着装置の概略を示す全体構
成図であり、主としてストラットコンベア(コンベア装
置)10、押出し機20、切断装置30、押込み装置4
0及び圧着装置50により構成されている。ストラット
コンベア10は静止して設置されたフレーム11とこれ
により支持されて移動するエンドレスに連結された多数
のストラット12よりなり、一部のストラット12上に
は取付治具13が設けられている。取付治具13はドア
トリム(板状の内装材)17の下端部を着脱可能に支持
し、これによりドアトリム17は後述するウエザストリ
ップ(押出材)18を装着すべき内装材17の上側の縁
部17aと平行な方向に移動される。主として図3〜図
5に示すように、ドアトリム17は基材17b(例えば
多孔性の木質系)をその外表面に固着した表皮材17c
(例えばポリプロピレン)により覆ったものであり、縁
部17aは一側に折曲されている。
【0011】図1及び図2示すように、ストラットコン
ベア10のフレーム11に固定された支持台15上には
先端部に取り付けた押出しダイス21からウエザストリ
ップ18を押出し成形する押出し機20が設けられてい
る。図1の平面図に示すように、押出し機20は、ウエ
ザストリップ18の押し出し方向がストラット12の進
行方向に対し多少傾斜するように配置され、これにより
ウエザストリップ18は、ストラットコンベア10のフ
レーム11に対し固定的な合流位置Pにおいてドアトリ
ム17の縁部17aと鋭角に合流される。図3〜図5に
示すように、ウエザストリップ18は、溝部18bを有
する略コ字状の本体18aと、この本体18aから溝部
18bと反対方向に突出する1対の柔軟なリップ18
c,18dと、このリップ18c,18dとほゞ直交す
る下方に突出する1対の突条18e,18eよりなる一
定断面形状で、突条18e,18eの間には幅の狭い溝
18f(インナパネル3(図6参照)等のドアの部材を
挿入支持するためのもの)が形成されている。ウエザス
トリップ18は、本体18a及び突条18e(硬質合成
樹脂:例えば硬質塩化ビニール等)とリップ18c,1
8d(軟質合成樹脂:例えば軟質塩化ビニール、エチレ
ンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、
ブタジエンゴム、ブチルゴム等)とで異なる合成樹脂を
使用しているので、2色成形用の押出し機20を使用し
ている。これらの合成樹脂は何れも熱可塑性であり、押
出し機20により押出し成形されてから圧着装置50に
よりドアトリム17の縁部17aに押圧接着されるまで
の間は、可塑性のある半溶融状態に保たれている。リッ
プ18c,18dは必要により内部を発泡させて一層の
柔軟性を与えている。
【0012】図1及び図2に示すように、フレーム11
に固定されて立ち上がる支持枠14には、合流位置P付
近に押込み装置40が設けられ、ストラット12の進行
方向においてそれより手前側には切断装置30が、後側
には圧着装置50が設けられている。また、押出し機2
0の押出しダイス21と切断装置30の間には、押出し
ダイス21から押し出された半溶融状態(温度は本体1
8a及び突条18eに塩化ビニールを使用した場合は1
50〜190℃)のウエザストリップ18を摺動可能に
支持して切断装置30に導く案内部材25が設けられて
いる。案内部材25は支柱25a及び脚板25bを介し
て支持台15上に固定されている。図示の実施の形態で
は案内部材25は単純な板状であるが、その上面にはウ
エザストリップ18の下半部に合わせた溝を形成して支
持面を広げてもよい。また案内部材25はウエザストリ
ップ18の移動を容易にするために、複数のローラによ
り構成してもよい。
【0013】切断装置30は、図1〜図3に示すよう
に、支持枠14に固定されたシリンダ支持板31に鉛直
に支持されたエアシリンダ33と、このエアシリンダ3
3のロッド33aの下端に固定されたカッタ34と、支
持枠14に固定された支持台32上に設けた受け台35
により構成されている。カッタ34は通常は実線に示す
上昇位置にあるが、エアシリンダ33を作動させれば二
点鎖線34Aに示す下降位置に瞬間的に下降して半溶融
状態のウエザストリップ18を切断し、すぐに上昇位置
に戻る。受け台35は、図示の実施の形態では単純な板
状であるが、カッタ34が移動する範囲を除き、その上
面に案内部材25と同様のウエザストリップ18の下半
部に合わせた溝を設けた形状として支持面を広げてもよ
い。
【0014】次に押込み装置40の説明をする。図1、
図2及び図4に示すように、支持枠14に固定されたロ
ーラ支持板41に取り付けた1対のブラケット44,4
8には、ドアトリム17の移動方向と平行に配置された
ピン44a,48aを介して1対の支持ロッド43,4
7が互いに接近離隔する方向に揺動可能に吊り下げ支持
されている。各支持ロッド43,47はローラ支持板4
1との間に張設したスプリング45,49により互いに
接近する向きに付勢され、自由状態ではローラ支持板4
1との間に設けたストッパ(図示省略)により、図4に
示す位置よりも多少互いに接近した位置で停止される。
各支持ロッド43,47の先端部にはローラ42,46
が同軸的に回転可能に設けられてワツシャ43a,47
a及び小ねじ43b,47bにより抜け止めされてい
る。一方の支持ロッド43に設けた支持ローラ42はド
アトリム17の縁部17a近くの表皮材17cに当接可
能であり、他方の支持ロッド47に設けた押込みローラ
46はドアトリム17の縁部17aとほゞ同じ高さで、
1対のリップ18c,18dの間において押出材18に
当接可能である。
【0015】圧着装置50は、押込み装置40よりもド
アトリム17の移動方向で後側となる位置に設けられて
いる。図1図2及び図5に示すように、支持枠14に上
下に配置して固定したブラケット54,58には、ドア
トリム17の移動方向と平行に配置されたピン54a,
58aを介して1対の支持ロッド53,57が互いに接
近離隔する方向に揺動可能に支持されている。各支持ロ
ッド53,57は支持枠14との間に張設したスプリン
グ55,59により互いに接近する向きに付勢され、自
由状態では支持枠14との間に設けたストッパ(図示省
略)により、図5に示す位置よりも多少互いに接近した
位置で停止される。各支持ロッド53,57の先端部に
はローラ52,56が同軸的に回転可能に設けられてワ
ツシャ53a,57a及び小ねじ53b,57bにより
抜け止めされている。一方の支持ロッド53に設けた下
押えローラ52は突条18eの間の溝18fに入り込ん
で下側からウエザストリップ18の本体18aに当接可
能であり、他方の支持ロッド57に設けた上押えローラ
56はウエザストリップ18の本体18aの上側ほゞ全
幅に当接可能である。
【0016】次にこの実施の形態の作動の説明をする。
取付治具13によりコンベア装置10のストラット12
に取り付けられたドアトリム17は一定の速度で送られ
てくる。押出し機20は作業者の操作によりウエザスト
リップ18の押出し及び停止を切り換えることができる
ものであり、ウエザストリップ18の押し出し速度はド
アトリム17の移動速度と実質的に同一となるように調
節してある。装着作業開始に当たっては、予め押出し機
20を作動させ、押出しダイス21から押し出された半
溶融状態のウエザストリップ18を切断装置30の受け
台35上に導き、カッタ34により切断して押出し機2
0を停止させておくものとする。
【0017】コンベア装置10により送られてきたドア
トリム17の縁部17aの先端が切断装置30より多少
手前に達したときを見計らって、作業者は押出し機20
を作動させてウエザストリップ18の押出しを開始す
る。作業者は押し出されて移動する半溶融状態のウエザ
ストリップ18を手で持って、縁部17aの先端をウエ
ザストリップ18の溝部18bの先端より多少後の部分
に嵌め込み、ウエザストリップ18の先端が押込み装置
40に達すれば押込みローラ46の外周面を1対のリッ
プ18c,18dの間において本体18aに当接させ
る。これによりウエザストリップ18は押込みローラ4
6を介してスプリング49により縁部17aに向けて押
圧され、一方ドアトリム17の縁部17aはスプリング
45により付勢されてドアトリム17の外表面に当接さ
れる支持ローラ42によりウエザストリップ18側に向
けて押圧されるので、これ以後は人手を加えなくても縁
部17aはウエザストリップ18の溝部18bに連続し
て嵌め込まれるようになる。
【0018】次いでウエザストリップ18の先端が圧着
装置50に達したときを見計らって、作業者は下押えロ
ーラ52の外周部をウエザストリップ18の本体18a
下側の突条18eの間の溝18fに入り込ませ、上押え
ローラ56の外周面を本体18aの上面に当接させる。
この時点ではまだ半溶融状態のウエザストリップ18の
本体18aは各押えローラ52,56を介してスプリン
グ55,59により上下から押圧されて、溝部18bの
内面は縁部17aの両面に押圧接着されるようになる。
この押圧接着は、多孔性の木質系基材17b側は主とし
て半溶融状態のウエザストリップ18が表面の微細な孔
に含浸されるアンカー効果によりなされ、合成樹脂の表
皮材17c側は主として溶着によりなされるが、表皮材
17cとしてポリプロピレンを使用する場合には溶着を
容易にするための表面処理をしておくことが望ましい。
この実施の形態では、下押えローラ52が溝18f内に
入り込むようにしたので、各押えローラ52,56とウ
エザストリップ18の間の幅方向における相対的位置決
め精度が向上するので、ドアトリム17に対するウエザ
ストリップ18の押圧接着の確実性が向上する。
【0019】以上のようにして縁部17aの先端側から
ウエザストリップ18が順次装着され、縁部17aの後
端が切断装置30を多少通り越した位置(図1及び図2
に示す状態よりも多少後の時点)となるのを見計らっ
て、作業者は切断装置30を作動させ、カッタ34によ
り半溶融状態のウエザストリップ18を切断すると同時
に押出し機20の作動を停止させる。しかしながらこの
後も縁部17aの後端が押込み装置40及び圧着装置5
0を通過するまでは、ウエザストリップ18の溝部18
bに対する縁部17aの嵌め込み及び縁部17aへのウ
エザストリップ18の押圧接着は引き続き行われる。半
溶融状態のウエザストリップ18の温度が低下して弾性
が回復してから、ドアトリム17は取付治具13から取
り外される。なお必要ならば、コンベア装置10上にお
いてウエザストリップ18に冷風を吹き付けて冷却して
もよい。
【0020】以上のようにしてドアトリム17の縁部1
7aに対するウエザストリップ18の装着はなされる
が、ウエザストリップ18は押出し成形と同時にドアト
リム17の縁部17aに押圧接着され、装着のために別
個の部材や工程を必要としないので、ウエザストリップ
18を装着したドアトリム17の製造コストは低下され
る。
【0021】以上に述べた実施の形態では、支持ローラ
42の支持ロッド43はローラ支持板41に揺動可能と
してスプリング45によりウエザストリップ18側に付
勢するようにしているが、この支持ロッド43はローラ
支持板41に固定して、押込みローラ46を支持する支
持ロッド47のみを支持ロッド43側に向けてスプリン
グ49により付勢するようにしてもよい。なお、支持ロ
ーラ42の代わりにドアトリム17と摺動可能な支持部
材を使用してもよい。
【0022】なお以上に述べた実施の形態では、圧着装
置50を押込み装置40の後側に設けたが、圧着装置5
0を押込み装置40に接近させ、あるいは僅かの工夫を
加えることにより押込み装置40と圧着装置50を何れ
も合流位置P付近に配置することも可能である。
【0023】また以上に述べた実施の形態では、押出し
機20からのウエザストリップ18の押出し及び停止、
切断装置30の作動並びにウエザストリップ18先端部
の縁部17aへの装着などを人手により行っているが、
本発明はこれを自動化して実施することも可能である。
このためには例えば、ドアトリム17の前後縁を検出す
るセンサの出力に応じて制御装置により押出し機20及
び切断装置30の作動を制御し、案内部材25上及び切
断装置30と押込み装置40の間にウエザストリップ1
8のための送りローラを設け、合流位置Pの直前に溝部
18bを押し開く傾斜案内面を設け、各ローラ42,4
6,52,56は制御装置により作動されるエアシリン
ダにより開閉する等の工夫をすればよい。
【0024】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、押出し
機から押し出された半溶融状態の押出材は、押込み装置
により内装材の縁部に嵌め込まれ、半溶融状態で圧着装
置により縁部の両面に押圧接着され、切断装置により切
断される。このように押出材は押出し成形と同時に内装
材に押圧接着され、内装材に装着するための部材や別途
の工程を必要としないので、縁部に押出材を装着した内
装材の製造コストを低下させることができる。
【0025】内装材を縁部が折曲されたドアトリムと
し、押出材を全長にわたりリップを形成したウエザスト
リップとし、押込み装置に支持ローラを設けたものとす
れば、ドアトリムは縁部付近が支持ローラにより支持さ
れるので、溝部内への内装材の縁部の嵌め込みは確実に
行われる。
【0026】またウエザストリップを複数個形成したも
のでは、リップの間において押込みローラをウエザスト
リップに当接するようにすることにより、溝部内への内
装材の縁部の嵌め込みは支障なく行われる。
【0027】ウエザストリップにリップとほゞ直交方向
に突出してその間に溝を形成する1対の突条を形成し
て、圧着装置の1対の押えローラの一方を溝内に入り込
んでウエザストリップに当接するようにすれば、圧着装
置とウエザストリップの間の相対的位置決め精度が向上
するので、ドアトリムに対するウエザストリップの押圧
接着の確実性が向上する。
【0028】押出し機と切断装置の間に、押出し機から
押し出される半溶融状態の押出材を案内支持する案内部
材を設ければ、装着作業中における押出材の取扱いが容
易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による内装材の縁部に対する押出材の
装着装置の一実施形態を示す全体平面図である。
【図2】 図1に示す実施形態の全体正面図である。
【図3】 図1の3−3線に沿った部分拡大断面図であ
る。
【図4】 図1の4−4線に沿った部分拡大断面図であ
る。
【図5】 図1の5−5線に沿った部分拡大断面図であ
る。
【図6】 従来技術による内装材の縁部に対する押出材
の装着構造の一例を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10…コンベア装置、17…内装材,ドアトリム、17
a…縁部、18…押出材,ウエザストリップ、18b…
溝部、18c,18d…リップ、18e…突条、18f
…溝、20…押出し機、25…案内部材、30…切断装
置、40…押込み装置、42…支持ローラ、46…押込
みローラ、50…圧着装置、52,56…押えローラ、
P…合流位置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の内装材を支持して押出材を装着す
    べき縁部と平行に移動させるコンベア装置と、前記縁部
    と鋭角に合流する合流位置に向けて前記縁部と係合する
    溝部を有する断面形状の前記押出材を半溶融状態で押出
    し供給する押出し機と、前記合流位置付近に設けられ前
    記半溶融状態の押出材に前記内装材の縁部の端面側から
    当接して前記内装材の縁部を前記溝部内に嵌め込む押込
    みローラを有する押込み装置と、前記合流位置付近また
    はそれより前記コンベア装置の移動方向後側に設けられ
    前記半溶融状態の押出材に前記内装材の縁部の厚さ方向
    両側から当接して前記溝部の内面を前記縁部の両面に押
    圧接着する1対の押えローラを有する圧着装置と、前記
    押出し機と前記押込み装置の間に設けられて前記半溶融
    状態の押出材を切断する切断装置を備えたことを特徴と
    する内装材の縁部に対する押出材の装着装置。
  2. 【請求項2】 前記内装材は折曲された前記縁部を有す
    るドアトリムであり、前記押出材は全長にわたり柔軟な
    リップを形成したウエザストリップであり、前記押込み
    装置は前記ドアトリムの縁部付近に当接して同ドアトリ
    ムを支持する支持ローラを更に有することを特徴とする
    請求項1に記載の内装材の縁部に対する押出材の装着装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ウエザストリップのリップは前記溝
    部の反対側に複数個形成され、前記押込みローラは前記
    リップの間において前記ウエザストリップに当接するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の内装材の縁部に対する
    押出材の装着装置。
  4. 【請求項4】 前記ウエザストリップには前記リップと
    ほゞ直交方向に突出してその間に溝を形成する1対の突
    条が全長にわたり形成され、前記圧着装置の1対の押え
    ローラの一方は前記溝内に入り込んで前記ウエザストリ
    ップに当接することを特徴とする請求項2または請求項
    3に記載の内装材の縁部に対する押出材の装着装置。
  5. 【請求項5】 前記押出し機と切断装置の間に、前記押
    出し機から押し出される前記半溶融状態の押出材を案内
    支持する案内部材を設けたことを特徴とする請求項1、
    請求項2、請求項3または請求項4に記載の内装材の縁
    部に対する押出材の装着装置。
JP30788995A 1995-11-27 1995-11-27 内装材の縁部に対する押出材の装着装置 Expired - Fee Related JP3666082B2 (ja)

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