JPH0914160A - スクロール型ポンプ - Google Patents
スクロール型ポンプInfo
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- JPH0914160A JPH0914160A JP7158030A JP15803095A JPH0914160A JP H0914160 A JPH0914160 A JP H0914160A JP 7158030 A JP7158030 A JP 7158030A JP 15803095 A JP15803095 A JP 15803095A JP H0914160 A JPH0914160 A JP H0914160A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/023—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where both members are moving
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従動スクロール部材３３の揺動を抑制し、安
定した回転運動が行えるスクロール型ポンプを得る。 【構成】 従動スクロール部材３３の重心３３ｅを挟む
よう第１の軸受装着部３３ｃと第２の軸受装着部３３ｄ
とをそれぞれ従動スクロール部材３３に設け、第１の軸
受装着部３３ｃには第１の軸受３５を、第２の軸受装着
部３３ｄには第２の軸受３６をそれぞれ介して、ケーシ
ング３７と一体化された支持部３７ｃにより第１、第２
の軸受３５、３６を支持する。
定した回転運動が行えるスクロール型ポンプを得る。 【構成】 従動スクロール部材３３の重心３３ｅを挟む
よう第１の軸受装着部３３ｃと第２の軸受装着部３３ｄ
とをそれぞれ従動スクロール部材３３に設け、第１の軸
受装着部３３ｃには第１の軸受３５を、第２の軸受装着
部３３ｄには第２の軸受３６をそれぞれ介して、ケーシ
ング３７と一体化された支持部３７ｃにより第１、第２
の軸受３５、３６を支持する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば冷凍用あるい
は空調用の圧縮機や産業用のポンプ・ブロワ等に利用さ
れるスクロール型ポンプに関するものである。
は空調用の圧縮機や産業用のポンプ・ブロワ等に利用さ
れるスクロール型ポンプに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は例えば特開昭６２−１９１６８５
号公報に示された従来の両回転式スクロール型ポンプを
示す側断面図、図６はその動作を示す要部の断面図であ
る。
号公報に示された従来の両回転式スクロール型ポンプを
示す側断面図、図６はその動作を示す要部の断面図であ
る。
【０００３】図５において、１は円板１ａの片側の面１
ａａに図６に示すような渦巻状の流体圧縮壁１ｂを設け
た駆動スクロール部材、２は円板２ａの片側の面２ａａ
に図６に示すような渦巻状の流体圧縮壁２ｂを設け、駆
動スクロール部材１に回転駆動される従動スクロール部
材であり、２ｃは従動スクロール部材２の重心である。
ａａに図６に示すような渦巻状の流体圧縮壁１ｂを設け
た駆動スクロール部材、２は円板２ａの片側の面２ａａ
に図６に示すような渦巻状の流体圧縮壁２ｂを設け、駆
動スクロール部材１に回転駆動される従動スクロール部
材であり、２ｃは従動スクロール部材２の重心である。
【０００４】３は流体圧縮壁１ｂと流体圧縮壁２ｂとで
図６に示すような略三日月形に形成された流体圧縮室、
４は駆動スクロール部材１の回転軸となる駆動軸、５は
従動スクロールの回転軸となり、内部を貫通して流体圧
縮室３内の流体を吐出する吐出路５ａを設けた従動軸で
ある。ここで、駆動スクロール部材１の軸中心Ｏ1と従
動スクロール部材２の軸中心Ｏ2との距離Ｌは、スクロ
ール部材のピッチをＰ、流体圧縮壁の厚さをｔとする
と、Ｌ＝Ｐ／２−ｔにしている。６は装置全体を収容す
る容器、７は円板１ａの他面１ａｂ側を支持するスラス
ト軸受、８は容器６に固着され、スラスト軸受７を支持
するとともに駆動軸４を支持する軸受９ａ，９ｂが設け
られた下部軸受支え、１０は円板２ａの他面２ａｂ側を
支持するスラスト軸受、１１はスラスト軸受１０を支持
する上部軸受支えである。
図６に示すような略三日月形に形成された流体圧縮室、
４は駆動スクロール部材１の回転軸となる駆動軸、５は
従動スクロールの回転軸となり、内部を貫通して流体圧
縮室３内の流体を吐出する吐出路５ａを設けた従動軸で
ある。ここで、駆動スクロール部材１の軸中心Ｏ1と従
動スクロール部材２の軸中心Ｏ2との距離Ｌは、スクロ
ール部材のピッチをＰ、流体圧縮壁の厚さをｔとする
と、Ｌ＝Ｐ／２−ｔにしている。６は装置全体を収容す
る容器、７は円板１ａの他面１ａｂ側を支持するスラス
ト軸受、８は容器６に固着され、スラスト軸受７を支持
するとともに駆動軸４を支持する軸受９ａ，９ｂが設け
られた下部軸受支え、１０は円板２ａの他面２ａｂ側を
支持するスラスト軸受、１１はスラスト軸受１０を支持
する上部軸受支えである。
【０００５】また、従動軸５を円板２ａの他面２ａｂ側
の２点で支持するよう上部軸受支え１１には軸受１２と
軸受１３とが設けられている。１４は容器６に固着され
た支持体でボルト１５により上部軸受支え１１を支持し
ている。
の２点で支持するよう上部軸受支え１１には軸受１２と
軸受１３とが設けられている。１４は容器６に固着され
た支持体でボルト１５により上部軸受支え１１を支持し
ている。
【０００６】１６は駆動源となる電動機で、固定子コイ
ル１７、固定子コイル１７が装着された固定子鉄心１
８、駆動軸４に固着された回転子１９から構成されてお
り、電動機保持部２０により保持されている。
ル１７、固定子コイル１７が装着された固定子鉄心１
８、駆動軸４に固着された回転子１９から構成されてお
り、電動機保持部２０により保持されている。
【０００７】次に、２１は上部軸受支え１１の上端部に
設けられた油だめ部、２２は油だめ部２１の上部にボル
ト２３により取り付けられた端板、２４は従動軸５の軸
端に取り付けられた回転メカニカルシール、２５は端板
２２に取り付けられメカニカルシール２４に接触し、圧
縮した流体の漏れを防ぐ固定メカニカルシート、２６ａ
〜２６ｅは流体圧縮壁１ｂの先端に設けられたシール用
溝（図示せず）にはめ込み圧縮した流体の漏れを防ぐシ
ール部材、２７ａ〜２７ｅは流体圧縮壁２ｂの先端に設
けられたシール用溝（図示せず）にはめ込み圧縮した流
体の漏れを防ぐシール部材である。
設けられた油だめ部、２２は油だめ部２１の上部にボル
ト２３により取り付けられた端板、２４は従動軸５の軸
端に取り付けられた回転メカニカルシール、２５は端板
２２に取り付けられメカニカルシール２４に接触し、圧
縮した流体の漏れを防ぐ固定メカニカルシート、２６ａ
〜２６ｅは流体圧縮壁１ｂの先端に設けられたシール用
溝（図示せず）にはめ込み圧縮した流体の漏れを防ぐシ
ール部材、２７ａ〜２７ｅは流体圧縮壁２ｂの先端に設
けられたシール用溝（図示せず）にはめ込み圧縮した流
体の漏れを防ぐシール部材である。
【０００８】２８は、駆動軸４により駆動される油ポン
プ、２９は油ポンプ２８からの潤滑油を油だめ部２１内
に導く給油管、３０は容器６に取り付けられ、流体を外
部から流体圧縮室３内に導入する導入路、３１は容器６
の底部にためられた潤滑油である。
プ、２９は油ポンプ２８からの潤滑油を油だめ部２１内
に導く給油管、３０は容器６に取り付けられ、流体を外
部から流体圧縮室３内に導入する導入路、３１は容器６
の底部にためられた潤滑油である。
【０００９】次に動作原理について説明する。電動機１
６を回転すると駆動スクロール部材１は軸中心Ｏ1を中
心に回転する。ところで、駆動スクロール部材１の軸中
心Ｏ1と従動スクロールの軸中心Ｏ2に距離Ｌを設けるこ
とで、図６（ａ）に示すように流体圧縮壁１ｂと流体圧
縮壁２ｂの半径方向のシール部Ｓ１〜Ｓ６が、半径方向
に直線状に形成される。また、図６（ｂ）に示すように
軸中心Ｏ2に対して左側のシール部Ａ1〜Ａ3では流体圧
縮壁２ｂの外周側が流体圧縮壁１ｂの内周側に対応して
いる。このシール部Ａ1〜Ａ3により、流体圧縮壁１ｂの
内周側は軸中心Ｏ1から見て半径が減少するように運動
するので、必然的に流体圧縮壁２ｂの外周側に接触し、
従動スクロール部材２を従動回転させるようになる。
６を回転すると駆動スクロール部材１は軸中心Ｏ1を中
心に回転する。ところで、駆動スクロール部材１の軸中
心Ｏ1と従動スクロールの軸中心Ｏ2に距離Ｌを設けるこ
とで、図６（ａ）に示すように流体圧縮壁１ｂと流体圧
縮壁２ｂの半径方向のシール部Ｓ１〜Ｓ６が、半径方向
に直線状に形成される。また、図６（ｂ）に示すように
軸中心Ｏ2に対して左側のシール部Ａ1〜Ａ3では流体圧
縮壁２ｂの外周側が流体圧縮壁１ｂの内周側に対応して
いる。このシール部Ａ1〜Ａ3により、流体圧縮壁１ｂの
内周側は軸中心Ｏ1から見て半径が減少するように運動
するので、必然的に流体圧縮壁２ｂの外周側に接触し、
従動スクロール部材２を従動回転させるようになる。
【００１０】なお、駆動スクロール部材１と従動スクロ
ール部材２とが共に圧縮運動を行っている状態では、圧
縮に伴うトルクが半分ずつ加わっており、駆動スクロー
ル部材１は電動機１６により回転されるが、従動スクロ
ール部材２は圧縮トルクのみが加わるので駆動スクロー
ル部材１とは逆方向に軸中心Ｏ2を中心として回転しよ
うとする。このときは、図６（ｂ）に示すシール部Ｂ1
〜Ｂ3で接触することになり、この部分で逆回転は阻止
され圧縮運転を続ける。
ール部材２とが共に圧縮運動を行っている状態では、圧
縮に伴うトルクが半分ずつ加わっており、駆動スクロー
ル部材１は電動機１６により回転されるが、従動スクロ
ール部材２は圧縮トルクのみが加わるので駆動スクロー
ル部材１とは逆方向に軸中心Ｏ2を中心として回転しよ
うとする。このときは、図６（ｂ）に示すシール部Ｂ1
〜Ｂ3で接触することになり、この部分で逆回転は阻止
され圧縮運転を続ける。
【００１１】更に、駆動スクロール部材１が停止などで
減速運転に入ると、従動スクロール部材２はその慣性で
早く回転しようとするが、図６（ｂ）に示すように軸中
心Ｏ1に対して右側のシール部Ｂ1〜Ｂ3で接触するた
め、駆動スクロール部材１と従動スクロール部材２は同
期して回転する。この回転は、図６の（ａ）→（ｂ）→
（ｃ）→（ｄ）→（ａ）のような動作を行う。
減速運転に入ると、従動スクロール部材２はその慣性で
早く回転しようとするが、図６（ｂ）に示すように軸中
心Ｏ1に対して右側のシール部Ｂ1〜Ｂ3で接触するた
め、駆動スクロール部材１と従動スクロール部材２は同
期して回転する。この回転は、図６の（ａ）→（ｂ）→
（ｃ）→（ｄ）→（ａ）のような動作を行う。
【００１２】一方、駆動軸４の回転により、油ポンプ２
８が動作され潤滑油３１が給油管２９を経て油だめ部２
１に送られ、回転メカニカルシール２４と固定メカニカ
ルシール２５を潤滑し、スラスト軸受７、軸受９ａ、９
ｂ、スラスト軸受１０、軸受１２、軸受１３を潤滑した
後、容器６の内底部に戻される。
８が動作され潤滑油３１が給油管２９を経て油だめ部２
１に送られ、回転メカニカルシール２４と固定メカニカ
ルシール２５を潤滑し、スラスト軸受７、軸受９ａ、９
ｂ、スラスト軸受１０、軸受１２、軸受１３を潤滑した
後、容器６の内底部に戻される。
【００１３】このようにすることにより、両スクロール
部材１、２の揺動で生じる駆動軸４、従動軸５それぞれ
の焼き付けを防止している。従って、油だめ部２１を設
けたことにより、図６（ａ）〜（ｂ）に示すような駆動
スクロール部材１と従動スクロール部材２の相対運動を
円滑に動作させることができるので流体圧縮室３は外周
側から徐々に中心側に移動し、容積が減少していく。よ
って、導入路３０から導入した流体を圧縮させる圧力を
徐々に上昇させることができ吐出路５ａから高圧の気体
として圧出できる。
部材１、２の揺動で生じる駆動軸４、従動軸５それぞれ
の焼き付けを防止している。従って、油だめ部２１を設
けたことにより、図６（ａ）〜（ｂ）に示すような駆動
スクロール部材１と従動スクロール部材２の相対運動を
円滑に動作させることができるので流体圧縮室３は外周
側から徐々に中心側に移動し、容積が減少していく。よ
って、導入路３０から導入した流体を圧縮させる圧力を
徐々に上昇させることができ吐出路５ａから高圧の気体
として圧出できる。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のス
クロール型ポンプでは、従動スクロール部材２を支持す
る軸受１２、１３は従動スクロール部材２の重心２ｃに
対して片方向だけに配されるよう構成しているので、従
動スクロール部材２を支持するバランスがとれないた
め、従動スクロール部材２には揺動が生じる。しかも、
流体の圧縮力に対応する反力としてスラスト軸受に受け
る力が生じるので駆動スクロール部材１と従動スクロー
ル部材２とのシール部Ｓ1〜Ｓ6へ超過荷重をかけること
になる。
クロール型ポンプでは、従動スクロール部材２を支持す
る軸受１２、１３は従動スクロール部材２の重心２ｃに
対して片方向だけに配されるよう構成しているので、従
動スクロール部材２を支持するバランスがとれないた
め、従動スクロール部材２には揺動が生じる。しかも、
流体の圧縮力に対応する反力としてスラスト軸受に受け
る力が生じるので駆動スクロール部材１と従動スクロー
ル部材２とのシール部Ｓ1〜Ｓ6へ超過荷重をかけること
になる。
【００１５】従って、超過荷重が加わる駆動スクロール
部材１と従動スクロール部材２とのシール部Ｓ1〜Ｓ6の
摩耗を防止するため、軸受１２、１３を潤滑する潤滑油
３１が不可欠であり、潤滑油を用いないオイルフリーで
使用した場合は、摩耗が著しくなり、従動スクロール部
材１、２の早期摩耗や騒音が生じ、最悪の場合は焼き付
き、ロックすることがある等の問題点があった。
部材１と従動スクロール部材２とのシール部Ｓ1〜Ｓ6の
摩耗を防止するため、軸受１２、１３を潤滑する潤滑油
３１が不可欠であり、潤滑油を用いないオイルフリーで
使用した場合は、摩耗が著しくなり、従動スクロール部
材１、２の早期摩耗や騒音が生じ、最悪の場合は焼き付
き、ロックすることがある等の問題点があった。
【００１６】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、従動スクロール部材の揺動が抑
制でき、従動スクロール部材の局部の摩耗を防止するこ
とができ、オイルフリーでも使用可能なスクロール型ポ
ンプを得るものである。
ためになされたもので、従動スクロール部材の揺動が抑
制でき、従動スクロール部材の局部の摩耗を防止するこ
とができ、オイルフリーでも使用可能なスクロール型ポ
ンプを得るものである。
【００１７】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスクロー
ル型ポンプにおいては、第１の円板の片側の面に渦巻状
の第１の流体圧縮壁を設けた駆動スクロール部材、第２
の円板の片側の面に上記第一の流体圧縮壁と係合する渦
巻状の第２の流体圧縮壁を設け、上記駆動スクロール部
材に回転駆動される従動スクロール部材、上記従動スク
ロール部材の重心に対し上記第２の流体圧縮壁の端部側
の所定の位置へ上記第２の円板から延設した第１の軸受
装着部、この第１の軸受装着部に装着される第１の軸
受、上記従動スクロール部材の重心を挟み、上記第１の
軸受装着部に対向する位置へ上記第２の円板から延設し
た第２の軸受装着部、この第２の軸受装着部に装着され
る第２の軸受、上記第１および第２の軸受とそれぞれ嵌
合し、筺体に固定され、上記従動スクロールの回転を支
持する支持部を備えたものである。
ル型ポンプにおいては、第１の円板の片側の面に渦巻状
の第１の流体圧縮壁を設けた駆動スクロール部材、第２
の円板の片側の面に上記第一の流体圧縮壁と係合する渦
巻状の第２の流体圧縮壁を設け、上記駆動スクロール部
材に回転駆動される従動スクロール部材、上記従動スク
ロール部材の重心に対し上記第２の流体圧縮壁の端部側
の所定の位置へ上記第２の円板から延設した第１の軸受
装着部、この第１の軸受装着部に装着される第１の軸
受、上記従動スクロール部材の重心を挟み、上記第１の
軸受装着部に対向する位置へ上記第２の円板から延設し
た第２の軸受装着部、この第２の軸受装着部に装着され
る第２の軸受、上記第１および第２の軸受とそれぞれ嵌
合し、筺体に固定され、上記従動スクロールの回転を支
持する支持部を備えたものである。
【００１８】また、この発明に係るスクロール型ポンプ
は、従動スクロール部材の重心が、第１の軸受の上端部
から第２の軸受の下端部の間であることを特徴とするも
のである。さらに、第１の軸受または第２の軸受のどち
らか一方がニードルベアリングであることを特徴とする
ものである。また、従動スクロール部材の回転を支持す
る支持部の下端に第２の軸受装着部が設けられているこ
とを特徴とするものである。さらにまた、一端が第１の
軸受に当接して支持され、他端が第２の円板の周縁部に
連結された従動スクロール支持部材を設け、この従動ス
クロール支持部材に導入される流体が通る連通孔を形成
したことを特徴とするものである。
は、従動スクロール部材の重心が、第１の軸受の上端部
から第２の軸受の下端部の間であることを特徴とするも
のである。さらに、第１の軸受または第２の軸受のどち
らか一方がニードルベアリングであることを特徴とする
ものである。また、従動スクロール部材の回転を支持す
る支持部の下端に第２の軸受装着部が設けられているこ
とを特徴とするものである。さらにまた、一端が第１の
軸受に当接して支持され、他端が第２の円板の周縁部に
連結された従動スクロール支持部材を設け、この従動ス
クロール支持部材に導入される流体が通る連通孔を形成
したことを特徴とするものである。
【００１９】
【作用】上記のように構成されたスクロール型ポンプに
おいては、従動スクロール部材の重心を挟むように第１
の軸受と第２の軸受とで従動スクロール部材を支持した
ので、従動スクロール部材の各部分の重量配分が異なっ
ていても、重心を挟むように第１、第２の軸受を設けれ
ば、第１、第２の軸受の重心に対する片寄りにより生じ
る従動スクロール部材の揺動を抑制でき、第２の円板は
支持部材に対してほぼ鉛直の安定した回転が得られ、従
動スクロール部材の揺動を抑制できる。
おいては、従動スクロール部材の重心を挟むように第１
の軸受と第２の軸受とで従動スクロール部材を支持した
ので、従動スクロール部材の各部分の重量配分が異なっ
ていても、重心を挟むように第１、第２の軸受を設けれ
ば、第１、第２の軸受の重心に対する片寄りにより生じ
る従動スクロール部材の揺動を抑制でき、第２の円板は
支持部材に対してほぼ鉛直の安定した回転が得られ、従
動スクロール部材の揺動を抑制できる。
【００２０】
実施例１．図１はこの発明の一実施例であるスクロール
型ポンプの側断面図を示し、図２は、その組立構成図を
示し、図３は要部の断面図を示している。
型ポンプの側断面図を示し、図２は、その組立構成図を
示し、図３は要部の断面図を示している。
【００２１】図１、図２において、３２は第１の円板３
２ａの片側の面３２ａａに図３に示すような渦巻状の第
１の流体圧縮壁３２ｂを設けるとともに、他面３２ａｂ
の中央部に駆動軸３９ａを配設する駆動軸配設部３２ｃ
を設けた駆動スクロール部材、３３は第２の円板３３ａ
の片側の面３３ａａに図３に示すような渦巻状の第２の
流体圧縮壁３３ｂを設け、駆動スクロール部材３２に回
転駆動される従動スクロール部材である。
２ａの片側の面３２ａａに図３に示すような渦巻状の第
１の流体圧縮壁３２ｂを設けるとともに、他面３２ａｂ
の中央部に駆動軸３９ａを配設する駆動軸配設部３２ｃ
を設けた駆動スクロール部材、３３は第２の円板３３ａ
の片側の面３３ａａに図３に示すような渦巻状の第２の
流体圧縮壁３３ｂを設け、駆動スクロール部材３２に回
転駆動される従動スクロール部材である。
【００２２】この従動スクロール部材３３には、従動ス
クロール部材の重心３３ｅに対し第２の流体圧縮壁３３
ｂの端部側の所定の位置へ第２の円板３３ａから延設し
た第１の軸受装着部３３ｃと、従動スクロール部材の重
心３３ｅを挟み第１の軸受装着部３３ｃに対向する位置
へ第２の円板３３ａから延設した第２の軸受装着部３３
ｄとが設けられており、本実施例では第１の軸受装着部
３３ｃは重心３３ｅに対して第１の円板３２ａ側に配置
し、第２の軸受装着部３３ｄは重心３３ｅに対して第２
の円板３３ａ側に配置している。
クロール部材の重心３３ｅに対し第２の流体圧縮壁３３
ｂの端部側の所定の位置へ第２の円板３３ａから延設し
た第１の軸受装着部３３ｃと、従動スクロール部材の重
心３３ｅを挟み第１の軸受装着部３３ｃに対向する位置
へ第２の円板３３ａから延設した第２の軸受装着部３３
ｄとが設けられており、本実施例では第１の軸受装着部
３３ｃは重心３３ｅに対して第１の円板３２ａ側に配置
し、第２の軸受装着部３３ｄは重心３３ｅに対して第２
の円板３３ａ側に配置している。
【００２３】３４は、第１の流体圧縮壁３２ｂと第２の
流体圧縮壁３２ｂとで図３に示すような略三日月形に形
成された流体圧縮室である。また、駆動スクロール部材
３２の回転軸中心をＯ1、従動スクロール部材３２のそ
れをＯ2、Ｏ1とＯ2との距離をＬとする。
流体圧縮壁３２ｂとで図３に示すような略三日月形に形
成された流体圧縮室である。また、駆動スクロール部材
３２の回転軸中心をＯ1、従動スクロール部材３２のそ
れをＯ2、Ｏ1とＯ2との距離をＬとする。
【００２４】次に、３７は、第２の円板３３ａの他面３
３ａｂと平行な端板３７ａと、第２の軸受装着部３３ｄ
を内部に収容する収容部３７ｂと、第１の軸受３５およ
び第２の軸受３６をそれぞれ嵌合し、従動スクロール部
材３３の回転を支持する支持部３７ｃとで構成されたケ
ーシングであり、支持部３７ｃには外周部の一部には、
流体圧縮室３４内の流体を吐出路３７ｃ内に連通される
連通孔３７ｄと圧縮された流体を外部に吐出する吐出路
３７ｅが形成されている。
３ａｂと平行な端板３７ａと、第２の軸受装着部３３ｄ
を内部に収容する収容部３７ｂと、第１の軸受３５およ
び第２の軸受３６をそれぞれ嵌合し、従動スクロール部
材３３の回転を支持する支持部３７ｃとで構成されたケ
ーシングであり、支持部３７ｃには外周部の一部には、
流体圧縮室３４内の流体を吐出路３７ｃ内に連通される
連通孔３７ｄと圧縮された流体を外部に吐出する吐出路
３７ｅが形成されている。
【００２５】更に、３８は、ケーシング３７とともに構
成された密閉空間に駆動スクロール部材３２と従動スク
ロール部材３３とを収容するハウジングであり、流体を
外部から導入する導入路３８ａが形成されている。３９
は、駆動スクロール部材３２を回転駆動させる駆動源と
なる電動機であり、駆動軸配設部３２ｃに一端３９ａａ
が配設される駆動軸３９ａと、この電動機３９をハウジ
ング３８に固着させるボルト３９ｂとを設けている。
成された密閉空間に駆動スクロール部材３２と従動スク
ロール部材３３とを収容するハウジングであり、流体を
外部から導入する導入路３８ａが形成されている。３９
は、駆動スクロール部材３２を回転駆動させる駆動源と
なる電動機であり、駆動軸配設部３２ｃに一端３９ａａ
が配設される駆動軸３９ａと、この電動機３９をハウジ
ング３８に固着させるボルト３９ｂとを設けている。
【００２６】また、４０ａは、駆動軸配設部３２ｃの外
周面に嵌合し、駆動スクロール部材３２を回転可能に支
持する軸受、４０ｂは駆動軸３９ａの他端３９ａｂ側を
支持する軸受、４１ａ〜４１ｆは流体圧縮壁３２ｂの先
端に設けられたシール用溝にはめ込んで圧縮した流体の
漏れを防ぐシール部材、４２ａ〜４２ｇは流体圧縮壁３
３ｂの先端に設けられたシール用溝にはめ込んで圧縮し
た流体の漏れを防ぐシール部材である。
周面に嵌合し、駆動スクロール部材３２を回転可能に支
持する軸受、４０ｂは駆動軸３９ａの他端３９ａｂ側を
支持する軸受、４１ａ〜４１ｆは流体圧縮壁３２ｂの先
端に設けられたシール用溝にはめ込んで圧縮した流体の
漏れを防ぐシール部材、４２ａ〜４２ｇは流体圧縮壁３
３ｂの先端に設けられたシール用溝にはめ込んで圧縮し
た流体の漏れを防ぐシール部材である。
【００２７】４３は、第２の軸受３６に取り付けられ、
流体圧縮室３４内の流体の漏れを防止する回転メカニカ
ルシール、４４はケーシング３７とハウジング３８とを
固着させるボルトである。
流体圧縮室３４内の流体の漏れを防止する回転メカニカ
ルシール、４４はケーシング３７とハウジング３８とを
固着させるボルトである。
【００２８】次に動作について説明する。駆動スクロー
ル部材３２と従動スクロール部材３３の動作原理は、従
来例と同様なのでこの説明は省略する。
ル部材３２と従動スクロール部材３３の動作原理は、従
来例と同様なのでこの説明は省略する。
【００２９】図３に示したように駆動スクロール部材３
２と従動スクロール部材３３の回転する過程は、ａ（０
°）→ｂ（９０°）→ｃ（１８０°）→ｄ（２７０°）
→ａ（３６０°）の順である。更に、流体の流れについ
て説明すると、図１において、まず導入路３８ａにより
外部から流体を導入し（３８ｂの方向）、流体圧縮室３
４の外周側から内周側に向って圧縮し、この圧縮した流
体を連通孔３７ｄにより吐出路３７ｃに送出し、外部に
吐出する（３７ｆの方向）。なお、図３には渦巻状の流
体圧縮壁が各スクロール部材に一枚のみの場合を示した
が、流体圧縮壁を２枚以上の構成としてもよい。
２と従動スクロール部材３３の回転する過程は、ａ（０
°）→ｂ（９０°）→ｃ（１８０°）→ｄ（２７０°）
→ａ（３６０°）の順である。更に、流体の流れについ
て説明すると、図１において、まず導入路３８ａにより
外部から流体を導入し（３８ｂの方向）、流体圧縮室３
４の外周側から内周側に向って圧縮し、この圧縮した流
体を連通孔３７ｄにより吐出路３７ｃに送出し、外部に
吐出する（３７ｆの方向）。なお、図３には渦巻状の流
体圧縮壁が各スクロール部材に一枚のみの場合を示した
が、流体圧縮壁を２枚以上の構成としてもよい。
【００３０】上記のように構成されたスクロール型ポン
プにおいては、従動スクロール部材３３の重心３３ｅを
挟むように第１の軸受３５と第２の軸受３６とで従動ス
クロール部材３３を支持したので、従動スクロール部材
３３の揺動を抑制できる。
プにおいては、従動スクロール部材３３の重心３３ｅを
挟むように第１の軸受３５と第２の軸受３６とで従動ス
クロール部材３３を支持したので、従動スクロール部材
３３の揺動を抑制できる。
【００３１】従って、従動スクロール３３の各部分の重
量配分が異なっていても、重心３３ｅを挟むように第
１、第２の軸受３５、３６を設ければ、第１、第２の軸
受３５、３６の重心３３ｅに対する片寄りにより生じる
従動スクロール部材３３の揺動を抑制できるので、第２
の円板３３ｂは支持部材３７ｃに対してほぼ鉛直の安定
した回転が得られる。
量配分が異なっていても、重心３３ｅを挟むように第
１、第２の軸受３５、３６を設ければ、第１、第２の軸
受３５、３６の重心３３ｅに対する片寄りにより生じる
従動スクロール部材３３の揺動を抑制できるので、第２
の円板３３ｂは支持部材３７ｃに対してほぼ鉛直の安定
した回転が得られる。
【００３２】故に、第１の流体圧縮壁３２ｂと第２の流
体圧縮壁３３ｂとの図３（ａ）に示したシール部Ｓ1〜
Ｓ5の摩耗を抑制できるので、装置の信頼性が向上す
る。
体圧縮壁３３ｂとの図３（ａ）に示したシール部Ｓ1〜
Ｓ5の摩耗を抑制できるので、装置の信頼性が向上す
る。
【００３３】更に、従動スクロール部材３３の揺動が抑
制されるため、揺動により生じる従動スクロール部材３
３の焼き付きロックも抑制されるのでオイルフリードラ
イ方式での使用も可能となる。なお、第１の軸受３５を
ニードルベアリング、第２の軸受３６をボールベアリン
グで構成すれば、特にニードルベアリングによるスペー
ス性もよくまた加工性、強度性も優れ、揺動防止が可能
なスクロール型ポンプを得ることができる。
制されるため、揺動により生じる従動スクロール部材３
３の焼き付きロックも抑制されるのでオイルフリードラ
イ方式での使用も可能となる。なお、第１の軸受３５を
ニードルベアリング、第２の軸受３６をボールベアリン
グで構成すれば、特にニードルベアリングによるスペー
ス性もよくまた加工性、強度性も優れ、揺動防止が可能
なスクロール型ポンプを得ることができる。
【００３４】実施例２．上記実施例１では第１、第２の
軸受３５、３６を従動スクロール部材３３に直接当接す
るように構成したが、図４に示すように構成しても良
い。図４に示すこの実施例においては、ハウジング３８
に支持部３７ｃの軸中心Ｏ2が同一である第１の軸受装
着部となるボス部３８ｂを設け、このボス部３８ｂ内に
第１の軸受３５を配置している。また、一端４５ｂがこ
の第１の軸受３５に当接して支持され、他端４５ｃが第
２の円板３３ａの周縁部に連結された従動スクロール支
持体４５を設けており、さらにこの従動スクロール支持
体４５には、導入路３８ａから導入される流体を流体圧
縮室３４内へ連通する連通孔４５ａを形成している。
軸受３５、３６を従動スクロール部材３３に直接当接す
るように構成したが、図４に示すように構成しても良
い。図４に示すこの実施例においては、ハウジング３８
に支持部３７ｃの軸中心Ｏ2が同一である第１の軸受装
着部となるボス部３８ｂを設け、このボス部３８ｂ内に
第１の軸受３５を配置している。また、一端４５ｂがこ
の第１の軸受３５に当接して支持され、他端４５ｃが第
２の円板３３ａの周縁部に連結された従動スクロール支
持体４５を設けており、さらにこの従動スクロール支持
体４５には、導入路３８ａから導入される流体を流体圧
縮室３４内へ連通する連通孔４５ａを形成している。
【００３５】以上のようにこの実施例２は構成され、実
施例１と同様の動作をし、同様の作用効果を得るほか
に、従動スクロール支持体４５を設けることにより、第
１の軸受３５の装着位置を、実施例１に比べて、重心３
３ｅから離れた位置に設定できるので、重心３３ｅの回
りに発生する揺動のトルクは第1の軸受３５の位置では
実施例１に比べて小さくなる。従って、小さな力で、従
動スクロール部材３３の揺動を抑制できる。また、第１
の軸受３５の径を大きくとれるため、大形で高強度の軸
受を採用できるので、従動スクロール部材３３の回転が
安定するものである。
施例１と同様の動作をし、同様の作用効果を得るほか
に、従動スクロール支持体４５を設けることにより、第
１の軸受３５の装着位置を、実施例１に比べて、重心３
３ｅから離れた位置に設定できるので、重心３３ｅの回
りに発生する揺動のトルクは第1の軸受３５の位置では
実施例１に比べて小さくなる。従って、小さな力で、従
動スクロール部材３３の揺動を抑制できる。また、第１
の軸受３５の径を大きくとれるため、大形で高強度の軸
受を採用できるので、従動スクロール部材３３の回転が
安定するものである。
【００３６】なお、この実施例２の第１の軸受３５をボ
ールベアリング、第２の軸受３６をニードルベアリング
で構成すれば、特にニードルベアリングによりスペース
性もよくまた加工性、強度性にも優れたものが得られ
る。また、この発明に係る実施例１及び実施例２のスク
ロール型ポンプにおいて、従動スクロール部材の重心に
ついては、好ましくは第１の軸受と第２の軸受との間の
略中間に存在するのがよいが、第１の軸受の上端部から
第２の軸受の下端部の間であれば揺動トルクの発生を小
さく押さえることができる。なお、上記実施例では、渦
巻状の流体圧縮壁が各スクロール部材に１枚の場合を示
したが、流体圧縮壁を２枚以上の構成としても同様な効
果を得られる。
ールベアリング、第２の軸受３６をニードルベアリング
で構成すれば、特にニードルベアリングによりスペース
性もよくまた加工性、強度性にも優れたものが得られ
る。また、この発明に係る実施例１及び実施例２のスク
ロール型ポンプにおいて、従動スクロール部材の重心に
ついては、好ましくは第１の軸受と第２の軸受との間の
略中間に存在するのがよいが、第１の軸受の上端部から
第２の軸受の下端部の間であれば揺動トルクの発生を小
さく押さえることができる。なお、上記実施例では、渦
巻状の流体圧縮壁が各スクロール部材に１枚の場合を示
したが、流体圧縮壁を２枚以上の構成としても同様な効
果を得られる。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、従動スクロール部材の重心を挟むよう第１の軸受と
第２の軸受を設けることにより、従動スクロール部材の
揺動を抑制させることができ、このため、駆動スクロー
ル部材と従動スクロール部材との摺動面の摩耗を防止で
きるという効果を奏するものである。
ば、従動スクロール部材の重心を挟むよう第１の軸受と
第２の軸受を設けることにより、従動スクロール部材の
揺動を抑制させることができ、このため、駆動スクロー
ル部材と従動スクロール部材との摺動面の摩耗を防止で
きるという効果を奏するものである。
【図１】この発明の一実施例を示すスクロール型ポンプ
の側断面図である。
の側断面図である。
【図２】この発明の一実施例を示すスクロール型ポンプ
の組立構成図である。
の組立構成図である。
【図３】この発明の一実施例の動作を示す要部の断面図
である。
である。
【図４】この発明の他の実施例を示すスクロール型ポン
プの側断面図である。
プの側断面図である。
【図５】従来のスクロール型ポンプを示す側断面図であ
る。
る。
【図６】従来のスクロール型ポンプの動作を示す要部の
断面図である。
断面図である。
１ 駆動スクロール部材、２ 従動スクロール部材、２
ｃ 重心、５ 従動軸、１２ 第１の軸受、１３ 第２
の軸受、１６ 電動機、２１ 油だめ部、３２ 駆動ス
クロール部材、３３ 従動スクロール部材、３３ｃ 第
１の軸受装着部、３３ｄ 第２の軸受装着部、３３ｅ
重心、３５ 第１の軸受、３６ 第２の軸受、３７ ケ
ーシング、３７ｃ 支持部、３８ ハウジング、３９
電動機、４５ 従動スクロール支持体
ｃ 重心、５ 従動軸、１２ 第１の軸受、１３ 第２
の軸受、１６ 電動機、２１ 油だめ部、３２ 駆動ス
クロール部材、３３ 従動スクロール部材、３３ｃ 第
１の軸受装着部、３３ｄ 第２の軸受装着部、３３ｅ
重心、３５ 第１の軸受、３６ 第２の軸受、３７ ケ
ーシング、３７ｃ 支持部、３８ ハウジング、３９
電動機、４５ 従動スクロール支持体
Claims (5)
- 【請求項１】 第１の円板の片側の面に渦巻状の第１の
流体圧縮壁を設けた駆動スクロール部材、 第２の円板の片側の面に上記第一の流体圧縮壁と係合す
る渦巻状の第２の流体圧縮壁を設け、上記駆動スクロー
ル部材に回転駆動される従動スクロール部材、 上記従動スクロール部材の重心に対し上記第２の流体圧
縮壁の端部側の所定の位置へ上記第２の円板から延設し
た第１の軸受装着部、 この第１の軸受装着部に装着される第１の軸受、 上記従動スクロール部材の重心を挟み、上記第１の軸受
装着部に対向する位置へ上記第２の円板から延設した第
２の軸受装着部、 この第２の軸受装着部に装着される第２の軸受、 上記第１および第２の軸受とそれぞれ嵌合し、筺体に固
定され、上記従動スクロールの回転を支持する支持部、 を備えたスクロール型ポンプ。 - 【請求項２】 従動スクロール部材の重心が、第１の軸
受の上端部から第２の軸受の下端部の間であることを特
徴とする請求項１に記載のスクロール型ポンプ。 - 【請求項３】 第１の軸受または第２の軸受のどちらか
一方がニードルベアリングであることを特徴とする請求
項１または２に記載のスクロール型ポンプ。 - 【請求項４】 従動スクロール部材の回転を支持する支
持部の下端に第２の軸受装着部が設けられていることを
特徴とする請求項１または２に記載のスクロール型ポン
プ。 - 【請求項５】 一端が第１の軸受に当接して支持され、
他端が第２の円板の周縁部に連結された従動スクロール
支持部材を設け、この従動スクロール支持部材に導入さ
れる流体が通る連通孔を形成したことを特徴とする請求
項１または２に記載のスクロール型ポンプ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158030A JPH0914160A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | スクロール型ポンプ |
| US08/559,643 US5632611A (en) | 1995-06-23 | 1995-11-20 | Scroll type pump |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158030A JPH0914160A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | スクロール型ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0914160A true JPH0914160A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15662745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7158030A Pending JPH0914160A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | スクロール型ポンプ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5632611A (ja) |
| JP (1) | JPH0914160A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008184945A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Suzuki Motor Corp | スクロールコンプレッサ |
| JP2011012595A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-01-20 | Nippon Soken Inc | 回転機械 |
| JP2013087646A (ja) * | 2011-10-14 | 2013-05-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール型圧縮機 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6758659B2 (en) | 2002-04-11 | 2004-07-06 | Shimao Ni | Scroll type fluid displacement apparatus with fully compliant floating scrolls |
| US20070086906A1 (en) * | 2005-10-14 | 2007-04-19 | Wayne Horley | Surface pump assembly |
| US7467933B2 (en) * | 2006-01-26 | 2008-12-23 | Scroll Laboratories, Inc. | Scroll-type fluid displacement apparatus with fully compliant floating scrolls |
| FR3014960B1 (fr) * | 2013-12-18 | 2019-04-05 | Danfoss Commercial Compressors | Compresseur a spirales |
| WO2020050826A1 (en) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | Hitachi-Johnson Controls Air Conditioning, Inc. | Radial compliance in co-rotating scroll compressors |
| US11359631B2 (en) * | 2019-11-15 | 2022-06-14 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Co-rotating scroll compressor with bearing able to roll along surface |
| US12104594B2 (en) | 2021-11-05 | 2024-10-01 | Copeland Lp | Co-rotating compressor |
| US11624366B1 (en) | 2021-11-05 | 2023-04-11 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Co-rotating scroll compressor having first and second Oldham couplings |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62191685A (ja) * | 1986-02-17 | 1987-08-22 | Mitsubishi Electric Corp | スクロ−ル圧縮機 |
| KR890004524B1 (ko) * | 1986-02-17 | 1989-11-10 | 미쓰비시 전기 주식회사 | 스크롤 압축기 |
| DE4006152A1 (de) * | 1990-02-27 | 1991-08-29 | Fraunhofer Ges Forschung | Mikrominiaturisierte pumpe |
| US5099658A (en) * | 1990-11-09 | 1992-03-31 | American Standard Inc. | Co-rotational scroll apparatus with optimized coupling |
| US5199280A (en) * | 1991-11-25 | 1993-04-06 | American Standard Inc. | Co-rotational scroll compressor supercharger device |
| US5314316A (en) * | 1992-10-22 | 1994-05-24 | Arthur D. Little, Inc. | Scroll apparatus with reduced inlet pressure drop |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP7158030A patent/JPH0914160A/ja active Pending
- 1995-11-20 US US08/559,643 patent/US5632611A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008184945A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Suzuki Motor Corp | スクロールコンプレッサ |
| JP2011012595A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-01-20 | Nippon Soken Inc | 回転機械 |
| JP2013087646A (ja) * | 2011-10-14 | 2013-05-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール型圧縮機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5632611A (en) | 1997-05-27 |
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