JPH09140588A - 液体供給装置 - Google Patents

液体供給装置

Info

Publication number
JPH09140588A
JPH09140588A JP30956995A JP30956995A JPH09140588A JP H09140588 A JPH09140588 A JP H09140588A JP 30956995 A JP30956995 A JP 30956995A JP 30956995 A JP30956995 A JP 30956995A JP H09140588 A JPH09140588 A JP H09140588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
temperature
liquid supply
supply device
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30956995A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukeyuki Fujii
祐行 藤井
Yasuyo Suemori
泰代 末森
Kenichi Shibata
賢一 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP30956995A priority Critical patent/JPH09140588A/ja
Publication of JPH09140588A publication Critical patent/JPH09140588A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電気湯沸かし器にあっては、予め設定
した温度と異なる所望の温度の液体を供給したい場合に
は、貯溜されている液体全体を加熱手段を用いて新たに
設定したい温度まで加熱し直すことになり、液槽内の液
体が所望の温度となるまで或る程度の時間を要するとい
った問題点があった。 【解決手段】 液体を貯溜する第1液槽と、上記第1液
槽に貯溜された液体の温度を略一定に保持する第1温度
制御手段と、液体を貯溜する第2液槽と、上記第2液槽
に貯溜された液体の温度を略一定に保持する第2温度制
御手段と、を具備する液体供給装置であって、上記第1
液槽内の液体を上記液体供給装置外に導出させるための
第1連通管と、該第1連通管の途中に設けられ、上記第
2液槽内の液体を上記第1連通管内の液体と混合させる
ための第2連通管と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1液槽内の液体
の温度を略一定に制御する第1加熱手段、及び第2液槽
内の液体の温度を略一定に制御する第2加熱手段を備
え、第1液槽内の液体、及び第2液槽内の液体を混合し
て、所望温度の液体を供給する液体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所望の温度の液体を供給する液体供給装
置の一種である「電気湯沸かし器」は家庭に広く普及し
ており、図2は従来の電気湯沸かし器の断面図を示して
いる。
【0003】図2において、1は鼻部1aを有する電気
湯沸かし器の本体、2は本体1の内部に設けられた上部
が開口された液槽、3は液槽2の開口部を覆う蓋体、4
は蓋体3に設けられた蒸気口で、液槽2の内部と連通さ
れている。
【0004】5aは液槽2内の液体、具体的には水の温
度を検知する第1温度検知手段、6は第1汲上手段6a
を正・逆方向に回転可能な回転駆動手段、7は鼻部1a
に設けられた導出口、8は導出口7に連通する第1連通
管、9は第1汲上手段6aから液槽2を連通させる第2
連通管、10は液槽2の底部に設けられ、液槽2内の液
体を加熱する第1加熱手段である。
【0005】上述の電気湯沸かし器において、液槽2内
に液体を入れて加熱を開始すると、第1加熱手段10が
通電されて、液槽2内の液体全体の温度が上昇し、液槽
2内に発生した蒸気は蒸気口4から電気湯沸かし器外部
へと導出される。
【0006】而して、液槽2内の液体が加熱されて第1
温度検知手段5aによる検知温度が規定温度以上になる
と、回転駆動手段6は通電されて第1汲上手段6aは逆
方向に回転駆動され、電気湯沸かし器の本体1外の空気
を導出口7から第1連通管8を介して第1汲上手段6a
へと送り込まれる。そして、送り込まれた空気は第2連
通管9を介して液槽2内に送り込まれた後、液槽2内を
通過し乍ら上昇し、この間に液体に吸蔵されている臭気
成分と置換され、臭気成分を蒸気口4から導出させて、
臭気成分を取り除いていく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来の電気
湯沸かし器にあっては、予め設定した温度と異なる所望
の温度の液体を供給したい場合には、貯溜されている液
体全体を、第1加熱手段10を用いて新たに設定したい
温度まで加熱し直すことになり、液槽2内の液体が所望
の温度となるまで或る程度の時間を要するといった問題
点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体を貯溜す
る第1液槽と、上記第1液槽に貯溜された液体の温度を
略一定に保持する第1温度制御手段と、液体を貯溜する
第2液槽と、上記第2液槽に貯溜された液体の温度を略
一定に保持する第2温度制御手段と、を具備する液体供
給装置であって、上記第1液槽内の液体を上記液体供給
装置外に導出させるための第1連通管と、該第1連通管
の途中に設けられ、上記第2液槽内の液体を上記第1連
通管内の液体と混合させるための第2連通管と、を具備
することを特徴とする。
【0009】上記液体供給装置は、上記第1連通管の途
中に設けられた第1汲上手段と、上記第2連通管の途中
に設けられた第2汲上手段を具備することを特徴とす
る。
【0010】上記第1汲上手段、及び第2汲上手段は上
記液体供給装置の使用者によって設定される温度、液体
供給量、及び上記第1液槽、或るいは第2液槽内の液体
の温度に従って送液量を決定することを特徴とする。
【0011】上記液体供給装置は、上記第1連通管の途
中に設けられた第1バルブと、上記第2連通管の途中に
設けられた第2バルブを具備することを特徴とする。
【0012】上記第1汲上手段、及び第2汲上手段は上
記液体供給装置の使用者によって設定される温度、液体
供給量、及び上記第1液槽、第2液槽内の液体の温度に
従ってバルブ開度を決定することを特徴とする。
【0013】上記液体供給装置は、供給する液体の温度
を選択する選択ボタンを設けたことを特徴とする。
【0014】上記液体供給装置は、供給する液体の温度
を選択する選択ボタンと、該選択ボタンのそれぞれに応
じた代表的な使用目的を示す表示を、上記選択ボタンの
表面、若しくは上記選択ボタンの近傍に、設けたことを
特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の液体供給装置を図1に従
って説明する。
【0016】図1は本発明の液体供給装置の概略断面図
であり、本発明の液体供給装置が従来の電気湯沸かし器
と同一機能を有する場合は同一番号を付し、その説明は
割愛する。
【0017】図1において、本発明の液体供給装置が従
来のそれと異なる点は、(1)液槽2内を第1液槽2
a、第2液槽2bに二分し、夫々の液槽内の液体の温度
が他の液槽内の液体に伝達されないように仕切板14を
設けたこと、(2)第1液槽2aの液体を導出すること
ができるように、第1連通管8aを設けたこと、(3)
第2液槽2bの液体を導出することができるように、第
2連通管8bを設けたこと、(4)第1連通管8a、及
び第2連通管8bを合流させて、導出口7に接続したこ
と、(5)第2液槽2b内の液体の温度を検知する第2
温度検知手段5bを、第2液槽2bに設けたこと、
(6)第2温度制御手段11を、第2液槽2bに設けた
こと、(7)第2連通管8bを介して第2液槽2bの液
体を導出口7に導出させるために第2連通管8bに第2
回転駆動手段13、及び第1汲上手段13aを設けたこ
と、(8)第1液槽2a内の液体の温度taとユーザが
設定した所望設定温度tsとの差分温度、及び第2液槽
2b内の液体の温度tbとユーザが設定した所望設定温
度tsとの差分温度に従って、第1汲上手段6aによる
液体の送液量Va及び第2汲上手段13aによる液体の
送液量Vbを決定する送液量算出手段を設けたこと、で
ある。
【0018】尚、第1温度制御手段10は第1液槽2a
内の液体を一定温度taに保持できるように制御してい
るものとし、また第2温度制御手段11は第2液槽2b
内の液体を一定温度tbに保持できるように制御してい
るものとする。
【0019】また、本実施の形態で取り扱う液体は
「水」としているので、比熱cは1(cal/g・℃)
とする。
【0020】更に、表1は液体の使用目的(表1でいう
「湯の用途」)と、それぞれの使用目的に応じた好適な
温度(表1でいう「好適な温度」)の関係の代表的な例
をまとめたものである。
【0021】
【表1】
【0022】使用者によって設定される液体供給の所望
温度tsに応じて、第1汲上手段6aによる液体の送液
量Va及び第2汲上手段13aによる液体の送液量V
bを、送液量算出手段によって決定するには以下の関係
式を用いるものとする。
【0023】ここで第1液槽2a内の液体の温度t
aと、第2液槽2b内の液体の温度tbは、どちらが高温
でも等価であるから、ta>tbの場合について説明す
る。
【0024】ta≧ts≧tbであるような、所望温度ts
について Va(ta−ts)=Vb(ts−tb) ・・・・・・(1) Va+Vb=Vo ・・・・・・(2) ここでVoは、導出口7から供給される液体の供給量で
ある。
【0025】表2は第1液槽2a内の液体の温度ta
95℃であり、第2液槽2b内の液体の温度tbが60
℃である場合に、第1汲上手段6aによる液体の送液量
a及び第2汲上手段13aによる液体の送液量Vbを、
使用者によって設定される液体供給の所望温度tsに応
じて、送液量算出手段によって決定した例を、送液量の
相対比率によって示したものである。
【0026】
【表2】
【0027】液体の送液量Va及び液体の送液量Vbを求
めるには、上述した関係式を用いて演算により求めるこ
とができるが、あらかじめ表2のような関係を計算また
は実験により求めた結果を格納しておき、第1温度検知
手段5aおよび第2温度検知手段5bによる検知結果と
所望温度tsとから、送液量Va、及び送液量Vbを求め
ることもできる。
【0028】尚、上述の実施の形態では液槽2内の液体
を水としているが、これには限られず、水以外の液体を
取り扱う場合には、その液体の比熱cを用いて、液体の
送液量Va、及び液体の送液量Vbを求める。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば第1液槽内の液体の温度を保持する第1温度制
御手段とは別に、液体を貯溜する第2液槽と、第2液槽
に貯溜された液体の温度を、第1液槽内の液体の温度と
は異なる温度で保持する第2温度制御手段とを具備し、
第1液槽内の液体を第2液槽内の液体と混合させて供給
するため、ユーザが設定した所望温度に液体の温度を制
御して供給することができ、短時間のうちで所望温度の
液体を供給することができる。
【0030】更に、液体の複数の使用目的に応じた好適
な温度を選択する選択ボタンと、該選択ボタンのそれぞ
れに応じた代表的な使用目的を示す表示を、上記選択ボ
タンの表面に設けたので、液体の複数の使用目的に応じ
た好適な温度を、使用者の知識の有無によらずに簡便に
行うことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における液体供給装置の概略断面図であ
る。
【図2】従来の電気湯沸かし器の断面図である。
【符号の説明】
1・・・本体 2・・・液槽 2a・・・第1液槽 2b・・・第2液槽 3・・・蓋体 4・・・蒸気口 5a・・・第1温度検知手段 5b・・・第2温度検知手段 6・・・駆動回転手段 6a・・・第1汲上手段 7・・・導出口 8a・・・第1連通管 8b・・・第2連通管 10・・・第1温度制御手段 11・・・第2温度制御手段 13・・・駆動回転手段 13a・・・第2汲上手段 14・・・仕切り板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を貯溜する第1液槽と、上記第1液
    槽に貯溜された液体の温度を略一定に保持する第1温度
    制御手段と、液体を貯溜する第2液槽と、上記第2液槽
    に貯溜された液体の温度を略一定に保持する第2温度制
    御手段と、を具備する液体供給装置であって、 上記第1液槽内の液体を上記液体供給装置外に導出させ
    るための第1連通管と、該第1連通管の途中に設けら
    れ、上記第2液槽内の液体を上記第1連通管内の液体と
    混合させるための第2連通管と、を具備することを特徴
    とする液体供給装置。
  2. 【請求項2】 上記液体供給装置は、上記第1連通管の
    途中に設けられた第1汲上手段と、上記第2連通管の途
    中に設けられた第2汲上手段を具備することを特徴とす
    る請求項1記載の液体供給装置。
  3. 【請求項3】 上記第1汲上手段、及び第2汲上手段は
    上記液体供給装置の使用者によって設定される温度、液
    体供給量、及び上記第1液槽、或るいは第2液槽内の液
    体の温度に従って送液量を決定することを特徴とする請
    求項2記載の液体供給装置。
  4. 【請求項4】 上記液体供給装置は、上記第1連通管の
    途中に設けられた第1バルブと、上記第2連通管の途中
    に設けられた第2バルブを具備することを特徴とする請
    求項1記載の液体供給装置。
  5. 【請求項5】 上記第1汲上手段、及び第2汲上手段は
    上記液体供給装置の使用者によって設定される温度、液
    体供給量、及び上記第1液槽、第2液槽内の液体の温度
    に従ってバルブ開度を決定することを特徴とする請求項
    4記載の液体供給装置。
  6. 【請求項6】 上記液体供給装置は、供給する液体の温
    度を選択する選択ボタンを設けたことを特徴とする請求
    項3又は5いずれか記載の液体供給装置。
  7. 【請求項7】 上記液体供給装置は、供給する液体の温
    度を選択する選択ボタンと、該選択ボタンのそれぞれに
    応じた代表的な使用目的を示す表示を、上記選択ボタン
    の表面、若しくは上記選択ボタンの近傍に、設けたこと
    を特徴とする請求項3又は5いずれか記載の液体供給装
    置。
JP30956995A 1995-11-28 1995-11-28 液体供給装置 Pending JPH09140588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30956995A JPH09140588A (ja) 1995-11-28 1995-11-28 液体供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30956995A JPH09140588A (ja) 1995-11-28 1995-11-28 液体供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09140588A true JPH09140588A (ja) 1997-06-03

Family

ID=17994613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30956995A Pending JPH09140588A (ja) 1995-11-28 1995-11-28 液体供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09140588A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015154229A1 (zh) * 2014-04-08 2015-10-15 史伯梅 电水壶
JP2016093351A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 象印マホービン株式会社 液体供給装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015154229A1 (zh) * 2014-04-08 2015-10-15 史伯梅 电水壶
JP2016093351A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 象印マホービン株式会社 液体供給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7523695B2 (en) System for dispensing metered volumes of heated water to the brew chamber of a single serve beverage brewer
TWI314757B (ja)
EP3562577B1 (en) Mixing system
US20110163127A1 (en) Beverage apparatus for preparing, storing, and dispensing infant formula
CN101657130A (zh) 用于产生饮料的装置和该装置的用途
JP2015503493A5 (ja)
SE420050B (sv) Anordning for att vega pulver och vetska blanda pulvret i vetskan
JPH09140588A (ja) 液体供給装置
JPWO2014061121A1 (ja) 飲料抽出装置
CN207627618U (zh) 一种医学用自动搅拌式内科喂药装置
US5425917A (en) Apparatus for attaching a labeled probe and/or antibody to macromolecules
TW201633975A (zh) 群集型炊飯系統
JP3669737B2 (ja) 多人数用重炭酸ナトリウム溶解装置
US6322261B1 (en) Photographic developer with automated mixing and replenishing
JP4798435B2 (ja) 酵素水生成装置
JPH05111431A (ja) 飲料液定量供給装置
US20220369850A1 (en) Method and Appliance for Producing Beverages, Preferably Foamed Milk or Milk Beverages
JPH0636717Y2 (ja) だし汁の定量供給装置
JP3226403B2 (ja) 液体供給機の加温構造
JPH03186151A (ja) 大能力給湯装置
JPH0554399U (ja) ディスペンサ
JP2016202715A (ja) 液体加熱装置
Date et al. Automatic Fluid Dispenser with temperature control for Biochemical Analysis
JPH05211858A (ja) 自動スープ供給装置
JP2005151861A (ja) 調理用つゆ製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040120