JPH09136396A - 印刷機 - Google Patents

印刷機

Info

Publication number
JPH09136396A
JPH09136396A JP7298664A JP29866495A JPH09136396A JP H09136396 A JPH09136396 A JP H09136396A JP 7298664 A JP7298664 A JP 7298664A JP 29866495 A JP29866495 A JP 29866495A JP H09136396 A JPH09136396 A JP H09136396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
printed
plate
plate cylinder
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7298664A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Shiromoto
剛志 白本
Hiroshi Miyaji
博 宮地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Kikai KK
Original Assignee
Sanki Kikai KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanki Kikai KK filed Critical Sanki Kikai KK
Priority to JP7298664A priority Critical patent/JPH09136396A/ja
Publication of JPH09136396A publication Critical patent/JPH09136396A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Presses (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被印刷物の切断を、印刷と同期して行い、タ
イミング調整を容易にする。 【解決手段】 複数の版胴11と、被印刷物7を版胴1
1に当接させる圧胴12と、被印刷物7を版胴回転方向
及び逆方向に送る正・逆送り手段19,20と、各版胴
11間に配設された被印刷物7の見当調整ローラ14と
を有し、版胴11の周方向領域は版装着部と非装着部に
区分され、前記版装着部が被印刷物7と対面していると
きに正送りされ、非装着部が被印刷物7に対面している
ときに逆送りされるようにした印刷機1において、被印
刷物7を所要の大きさに切断するカッターユニット21
を、版胴11等を載設した機台2上に設け、最終印刷用
版胴11とカッターユニット21の間に被印刷物7の切
断位置調整ローラ17が設けられ、カッターユニット2
1の下手側に正・逆送りユニット20を配設すると共
に、版胴径とカッタードラム径を同径とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベル等の複数色
印刷に使用する印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、連続した被印刷物に対面して印刷
すべく一方向に連続回転する複数の版胴と、被印刷物を
版胴に当接させる圧胴と、前記被印刷物を版胴回転方向
に送る正送り手段と、被印刷物を版胴回転方向とは逆に
送る逆送り手段と、各版胴間に夫々配設された被搬送物
の見当調整ローラとを有し、前記版胴の周方向領域は版
胴装着部と非装着部とに区分されており、前記正送り手
段は、前記版装着部が被印刷物に対面しているときに作
動し、前記逆送り手段は、前記非装着部が被印刷物に対
面しているときに作動するように構成されている(例え
ば特開平5−254086号公報参照)。
【0003】そして、前記正送り手段及び逆送り手段
は、正逆転送りローラからなり、その後段にダンサーロ
ール、ラベル打抜き用のカッターユニット及び巻取リー
ルが配設されている。なお、前記カッターユニットは、
印刷機の機台とは別の台枠上に設けられている。また、
前記巻取リールは、印刷物をカッターユニットで打抜い
て残った部分即ち打抜きカスを巻取るもので、一定方向
に連続回転される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、印
刷と印刷との間隔を可及的に短くして被印刷物の無駄を
無くすことができるという利点を有している。しかし、
ラベル打抜き用のカッターユニットは、連続送りされる
被印刷物を切断する(以下、「切断」とは、完全に切断
するもののみならず、ハーフ抜き、ミシン目入れ等の打
ち抜きも含む意味で使用する。)ものであるため、切断
タイミング即ち、切断位置合せが困難であった。
【0005】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、被印刷物の切断
におけるタイミング調整が容易な印刷機を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、連続した被印刷物に対面して印刷すべく一方向に
連続回転する複数の版胴と、被印刷物を版胴に当接させ
る圧胴と、前記被印刷物を前記版胴回転方向に送る正送
り手段と、前記被印刷物を前記版胴回転方向とは逆に送
る逆送り手段と、各版胴間に夫々配設された被印刷物の
見当調整ローラとを有し、前記版胴の周方向領域は版装
着部と非装着部とに区分されており、前記正送り手段
は、前記版装着部が被印刷物に対面しているときに作動
し、前記逆送り手段は、前記非装着部が被印刷物に対面
しているときに作動するように構成されている印刷機に
おいて、前記版胴等を載設した機台上に、被印刷物を所
要に大きさに切断するカッターユニットが設けられ、最
終印刷用版胴とカッターユニットの間に被印刷物の切断
位置調整ローラが、またカッターユニットの下手側に正
・逆送り手段が設けられていることを特徴としている
(請求項1)。
【0007】本発明によれば、版装着部が被印刷物と対
面しているときは、被印刷物は正送り手段により版胴回
転方向に送られるため、被印刷物に印刷されると共に、
カッターユニットにより被印刷物が所要の大きさに切断
される。また、版装着部が被印刷物と対面しなくなる
と、被印刷物の送りは停止されるが、直ちに停止するこ
とはできず、所定量だけ余分に送られる。
【0008】そこで、非装着部が被印刷物に対面してい
るときに逆送り手段を作動させて、前記余分の量だけ被
印刷物を逆方向に送り、次の印刷・切断との間隔を狭め
る。そして、次に版装着部が被印刷物に対面するとき、
正送り手段を作動させて被印刷物を版胴回転方向に送
り、印刷・切断を行う。さらに、版胴に装着される版の
回転方向長さが変わると、版の該長さに対応して、被印
刷物に接する各見当調整ローラを、被印刷物移送方向と
交差する方向に移動させることによって、各版胴と被印
刷物との接点間及び最終版胴とカッタードラム間の被印
刷物との接点間における被印刷物の長さを調整して、各
版とカッタードラムの被印刷物への印刷又は切断位置合
せを行う。
【0009】また、本発明は、前記正送り手段及び逆送
り手段が正逆転送りローラにより構成されているので、
装置が簡単になる(請求項2)。さらに、本発明は、前
記カッターユニットのカッタードラム径が前記版胴径と
同径とされているので、印刷と切断のタイミング調整が
容易である(請求項3)。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は被印刷物巻取手段を省略した
印刷機1の全体を示す概略正面図で、共通の機台2上に
印刷ユニット支持フレーム3、被印刷物送りユニットフ
レーム4が間隔を置いて立設され、該両フレーム3,4
の上部間にカッターユニットフレーム5が架設されてお
り、前記送りユニットフレーム4の外側下部に被印刷物
巻出リール6が回転自在に設けられ、該リール6に未印
刷物7(ロール紙)が巻かれている。
【0011】前記印刷ユニット支持フレーム3には、上
下方向に4つの印刷ユニット8を等間隔で配設する取付
部9が、カッターユニットフレーム5の反対側に張り出
し状に設けられ、前記印刷ユニット8が載設されてお
り、各印刷ユニット8の上側に位置して印刷インクを急
速に乾燥硬化させる紫外線乾燥装置10が配設されてい
る。
【0012】前記印刷ユニット8の各版胴11に対応し
て夫々圧胴12が平行に並設され、各圧胴12間でしか
も上側の圧胴12寄りに、ガイドローラ13が圧胴12
と平行に配設されており、上側の圧胴12とその直下の
ガイドローラ13の間に、見当調整ローラ14が位置調
整機構15を介して夫々前記フレーム3に取付けられて
いる。さらに、前記フレーム3のカッターユニットフレ
ーム5側寄りに、被印刷物7の2つのガイドローラ16
と切断位置調整ローラ17が配設され、該調整ローラ1
7は調整機構18により調整されるようになっている。
【0013】前記送りユニットフレーム4には、下側に
入側送りユニット19が、上側に出側送りユニット20
が設けられ、カッターユニットフレーム5上には、前記
版胴11の直径D1と同じ直径でしかも平行に設けたカ
ッタードラム21A,21Bを備えたカッターユニット
21が配設され、該ドラム21A,21Bは版胴11と
同期回転せられる。
【0014】前記被印刷物巻出リール6は、送りユニッ
トフレーム4に張り出し状に設けた取付フレーム22
に、版胴11と平行な軸23を介して回転自在に取付け
られている。そして、取付フレーム22には、ガイドロ
ーラ24及び繰出しピンチローラ25,26が設けら
れ、被印刷物7が一定の速度で連続的に繰り出されるよ
うになっている。
【0015】前記入側送りユニット19は、正逆送り手
段の1つで、上手側のガイドローラ27,28及びダン
サーローラ29と、正逆転送りローラ30及び駆動装置
(図示省略)と、押えローラ31とにより構成されてい
る。また出側送りユニット20は、正逆転送り手段で正
逆転送りローラ32とその駆動装置(図示省略)及び押
えローラ33とにより構成されている。そして、両正逆
転送りローラ30,32は、同期して正転送及び逆転送
を繰り返し、被印刷物7を図2に示すサイクルで間欠移
送するようになっている。
【0016】即ち、図2に示すように、印字Pの間にあ
るスタート位置S1から次のスタート位置S2を所定量
過ぎた位置まで送りF、そこで逆転送して次のスタート
位置S2まで逆送りRし、再び正転送してスタート位置
S2からさらに次のスタート位置S3を所定量過ぎた位
置まで送りF、そして、逆転送してスタート位置S3に
逆送りするといったサイクルを繰り返しながら被印刷物
7を間欠的に送り、印字のない余白部分を最小限とし損
紙が生じないようにしてある。
【0017】なお、この間欠送り動作は、当然にカッタ
ーユニット21での被印刷物7にも、前述と同じサイク
ルでかつ同期して行なわれる。また、前述のように、版
胴11とカッタードラム21A,21Bの直径が同一で
あるから、タイミング調整が容易で、印刷と同期して被
印刷物7の切断が精度良く行なわれる。前記印刷ユニッ
ト8は、図3に示しているように、ユニット支技フレー
ム3の各取付部9に交換可能に取付けられる第1及び第
2ユニットフレーム34A,34Bと、第1ユニットフ
レーム34Aに水平状に設けられ前記圧胴12との間に
被印刷物7を挟んで送り出す前記版胴11と、版胴11
の後方で上下に配設されかつ版胴11にインクを塗着す
べく当接する第1インク着ローラ35及び第2インク着
ローラ36と、第1及び第2横振りローラ37,38
と、横振りローラ37,38に当接される5本のコナシ
ローラ39と、インク呼出しローラ40(フリーローラ
ともいう)と、ファンテンローラ41と、インク溜部4
2とを備え、各ローラ35〜41は版胴11と平行にな
るように前記ユニットフレーム34Bに回転自在に取付
けられている。
【0018】前記第1、第2ユニットフレーム34A,
34Bは、前記取付部9に対して個別に水平移動し、そ
の前後位置調整自在で、しかも交換可能に取付けられて
おり、図外のねじ機構からなる位置調整手段により位置
決め調整されるようになっている。前記版胴11は、図
4に示すように、その外周面に版43が交換可能に取付
けられ、その周方向領域が版装着部45と非装着部46
に区分され、版装着部45が最大で180度、即ち周方
向半分とされ、非装着部46が残り半分とされ、図外の
駆動手段により連続回転されるようになっている。
【0019】前記インク着ローラ35,36は、前記イ
ンク溜部42に溜められた印刷用インクを版43に塗着
するもので、その外周面はゴム等の弾性材からなり、そ
の外径D2が版胴11の外径D1の半分とされ、両ロー
ラ35,36の一端部には前記外径D2と同じピッチ円
直径をもつ伝動歯車(図示省略)が同軸的に固着され、
前記版胴11の端部に同軸的に固着された版胴径D1と
同じピッチ円直径をもつ駆動歯車(図示省略)が、前記
インク着ローラ35,36の伝動歯車と噛合している。
【0020】そして、インク着ローラ35,36の伝動
歯車の歯数は、版胴11の駆動歯車の歯数の半分とさ
れ、版胴11が1回転する間にインク着ローラ35,3
6が夫々2回転するように構成されている。したがっ
て、インクの練りが良好となり、印刷された印字Pにゴ
ーストが出るのを防止することができ、鮮明で良品質の
印刷ができる。
【0021】前記第1横振りローラ37の外周面は、第
1及び第2インク着ローラ35,36の外周面に夫々イ
ンクを塗着すべく当接されており、第2インク着ローラ
36の伝動歯車から回転動力が伝達される。前記第1横
振りローラ37の上部に配されてこれに接するコナシロ
ーラ39は、ゴム製とされて横振りローラ37との摩擦
抵抗により回転せられる。
【0022】また、前記第2横振りローラ38は、第1
横振りローラ37からコナシローラ39を介して回転動
力が伝達され、第1横振りローラ38及びコナシローラ
39と同じ周速で回転される。前記インク呼出しローラ
40は、間欠的に揺動してファンテンローラ41と第2
横振りローラ38に、交互に接触して、インク溜部42
のインクをファンテンローラ41を介して第2横振りロ
ーラ38に供給するもので、所定の時間間隔で揺動され
る。そしてファンテンローラ41は、インク呼出しロー
ラ40が接触したときに回動するようになっている。
【0023】なお、前記インク着ローラ35,36と版
胴11の直径比(D2/D1)は、1/2以上(但し整
数倍)とするのが好ましい。前記正逆転送りローラ3
0,32は、版装着部45が被印刷物7と対面している
ときに、版胴11の回転方向に正転駆動され、被印刷物
7を正送りFして印刷しかつ切断を行なう。そして、版
装着部45が被印刷物7と対面しなくなると、正逆転送
りローラ30,32は、その回転が停止されるが、直ち
に停止することができず、所定量Rだけ余分に送られる
(図2参照)。
【0024】そこで、版胴11の非装着部46が非印刷
物7に対面しているときに、正逆転送りローラ30,3
2は、その駆動手段により版胴回転方向とは逆方向に逆
転駆動され、被印刷物7を前記余分の量Rだけ逆方向に
送り、次の印字Pとの間隔を狭める。そして、次に版装
着部45が被印刷物7に対面するとき、正逆転送りロー
ラ30,32が正転駆動され、被印刷物7を正送りFし
て印刷及びその切断が同期的に行なえるように制御され
る。
【0025】前記見当調整ローラ14は、各版胴8に取
付けられた版43の被印刷物7への印刷位置合わせを行
なうためのもので、版胴8に取付けられる版43の回転
方向長さが変わると、版43の該長さに対応して、被印
刷物7に接する見当調整ローラ14を、被印刷物7移送
方向と交差する方向に、位置調整機構15により移動さ
せて、各版43と被印刷物7との接点間における被印刷
物7の長さを調整することにより行なわれる。
【0026】前記見当調整ローラ14の位置調整機構1
5は、図5、図6にも示されているように、見当調整ロ
ーラ14の両端に設けられたナット部材47及びガイド
シュー48と、ナット部材47に回転自在に螺合されか
つ前記支持フレーム3に軸受49を介して取付けられた
ねじ軸50と、前記支持フレーム3の対向面に水平状に
かつ平行に設けられ前記ガイドシュー48を支持して水
平方向に案内する支持ガイドレール51と、前記両ねじ
軸50の一端に固着された伝動傘歯車52と、該各歯車
52に夫々噛合する中間傘歯車53と、該歯車53が固
着されかつ前記支持フレーム3,3間に軸架された伝動
軸54と、各伝動軸54の外端に固着された伝動傘歯車
55と、該傘歯車55に噛合する連動傘歯車56と、各
連動歯車56が固着された連動駆動軸57と、該駆動軸
57に連結された駆動モータ58とにより構成されてい
る。
【0027】したがって、各見当調整ローラ14が、1
台の駆動モータ58により版胴11及び圧胴12に対し
てこれと平行に、同期して等距離同時に水平移動するよ
うになっており、各版43の被印刷物7への印刷位置合
わせが精度良く行なわれる。前記切断位置調整ローラ1
7の位置調整機構18は、図5にも示しているように、
1セットであって、図6に示す機構15と基本的に同じ
構成で、ただ前記機構15と交差して設けた点で異なっ
ている。したがって、図6に示す機構15の構成要素と
共通する部分については、図6と同符号を付し、詳細説
明は省略する。
【0028】なお、切断位置調整ローラ17及びその位
置調整機構18は、版胴8に取付けられる版43の回転
方向長さが変わった場合に、カッタードラム21A,2
1Bの切断開始位置に、見当調整ローラ14による調整
量に対応して被印刷物7の印字Pの中間にあるスタート
位置S1,S2……を、図2に示すサイクルと同サイク
ルで位置合わせできるようにするものであり、これによ
って被印刷物7の切断を精度良く行なうことができる。
【0029】上記実施形態によれば、入側正逆転送りユ
ニット19と、カッターユニット21の下手側に出側正
逆転送りユニット20が設けられているので、被印刷物
7の正逆送りが、各印刷ユニット8及びカッターユニッ
ト21内で、同時にかつ同期して図2に示すサイクルで
精度良く行なわれ、しかも、版胴11とカッタードラム
21A,21Bの直径が同じであるから、印刷と切断の
タイミング調整を容易に行なうことができる。
【0030】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、例えば、カッターユニット21を最終
印刷ユニット8の上側に、支持フレーム3に取付部を増
設し、版胴11とカッタードラム21A,21Bの中心
間隔が、各版胴11間隔と同じになるように配設し、切
断位置調整ローラ17及び位置調整機構18も、見当調
整ローラ14及び調整機構15と同様に並設し、連動機
構を介して前記モータ58により駆動できるように構成
することが可能であり、また、入側正逆転送りユニット
19に代えてバックテンションローラ及びダンサーロー
ラ等からなる正逆送り手段を採用することができる。
【0031】さらに、本発明は、上記見当調整手段とし
て別の機構を採用でき、版胴の数を任意に増減するな
ど、適宜設計変更可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、版胴等を載設した機台
上に共にカッターユニットを設け、最終印刷用版胴とカ
ッターユニットの間に被印刷物の切断位置調整ローラを
設け、さらにカッターユニットの下手側に正逆送りユニ
ットを設けたので、印刷と切断をタイミング良く同期し
て行うことができ、版胴に取付けた版の回転方向長さが
変わったときも、容易に対応可能であり、品質向上が図
れる(請求項1)。
【0033】また、請求項2記載の発明によれば、被印
刷物の正送り手段及び逆送り手段が正逆転送りローラに
より構成されているので、装置が簡単になる。さらに、
請求項3記載の発明によれば、カッタードラム径が版胴
径と同径とされているので、カッターユニットのタイミ
ング調整が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体概略正面図であ
る。
【図2】被印刷物の間欠送りサイクル説明図である。
【図3】印刷ユニットの拡大正面図である。
【図4】版同の斜視図である。
【図5】見当調整手段及び切断位置調整手段の全体拡大
正面図である。
【図6】見当調整機構の拡大平面図である。
【符号の説明】
1 印刷機 2 機台 7 被印刷物 11 版胴 12 圧胴 14 見当調整ローラ 17 切断位置調整ローラ 19 入側送りユニット 20 出側送りユニット 21 カッターユニット 21A,21B カッタードラム 30 正逆転送りローラ 32 正逆転送りローラ 43 版 45 版装着部 46 非装着部 D1 版胴径
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 印刷機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベル等の複数色
印刷に使用する印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、連続した被印刷物に対面して印刷
すべく一方向に連続回転する複数の版胴と、被印刷物を
版胴に当接させる圧胴と、前記被印刷物を版胴回転方向
に送る正送り手段と、被印刷物を版胴回転方向とは逆に
送る逆送り手段と、各版胴間に夫々配設された被搬送物
の見当調整ローラとを有し、前記版胴の周方向領域は版
胴装着部と非装着部とに区分されており、前記正送り手
段は、前記版装着部が被印刷物に対面しているときに作
動し、前記逆送り手段は、前記非装着部が被印刷物に対
面しているときに作動するように構成されている(例え
ば特開平5−254086号公報参照)。
【0003】そして、前記正送り手段及び逆送り手段
は、正逆転送りローラからなり、その後段にダンサーロ
ール、ラベル打抜き用のカッターユニット及び巻取リー
ルが配設されている。なお、前記カッターユニットは、
印刷機の機台とは別の台枠上に設けられている。また、
前記巻取リールは、印刷物をカッターユニットで打抜い
て残った部分即ち打抜きカスを巻取るもので、一定方向
に連続回転される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、印
刷と印刷との間隔を可及的に短くして被印刷物の無駄を
無くすことができるという利点を有している。しかし、
ラベル打抜き用のカッターユニットは、連続送りされる
被印刷物を切断する(以下、「切断」とは、完全に切断
するもののみならず、ハーフ抜き、ミシン目入れ等の打
ち抜きも含む意味で使用する。)ものであるため、切断
タイミング即ち、切断位置合せが困難であった。
【0005】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、被印刷物の切断
におけるタイミング調整が容易な印刷機を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、連続した被印刷物に対面して印刷すべく一方向に
連続回転する複数の版胴と、被印刷物を版胴に当接させ
る圧胴と、前記被印刷物を前記版胴回転方向に送る正送
り手段と、前記被印刷物を前記版胴回転方向とは逆に送
る逆送り手段と、各版胴間に夫々配設された被印刷物の
見当調整ローラとを有し、前記版胴の周方向領域は版装
着部と非装着部とに区分されており、前記正送り手段
は、前記版装着部が被印刷物に対面しているときに作動
し、前記逆送り手段は、前記非装着部が被印刷物に対面
しているときに作動するように構成されている印刷機に
おいて、前記版胴等を載設した機台上に、被印刷物を所
要に大きさに切断するカッターユニットが設けられ、最
終印刷用版胴とカッターユニットの間に被印刷物の切断
位置調整ローラが、またカッターユニットの下手側に正
・逆送り手段が設けられていることを特徴としている
(請求項1)。
【0007】本発明によれば、版装着部が被印刷物と対
面しているときは、被印刷物は正送り手段により版胴回
転方向に送られるため、被印刷物に印刷されると共に、
カッターユニットにより被印刷物が所要の大きさに切断
される。また、版装着部が被印刷物と対面しなくなる
と、被印刷物の送りは停止されるが、直ちに停止するこ
とはできず、所定量だけ余分に送られる。
【0008】そこで、非装着部が被印刷物に対面してい
るときに逆送り手段を作動させて、前記余分の量だけ被
印刷物を逆方向に送り、次の印刷・切断との間隔を狭め
る。そして、次に版装着部が被印刷物に対面するとき、
正送り手段を作動させて被印刷物を版胴回転方向に送
り、印刷・切断を行う。さらに、版胴に装着される版の
回転方向長さが変わると、版の該長さに対応して、被印
刷物に接する各見当調整ローラを、被印刷物移送方向と
交差する方向に移動させることによって、各版胴と被印
刷物との接点間及び最終版胴とカッタードラム間の被印
刷物との接点間における被印刷物の長さを調整して、各
版とカッタードラムの被印刷物への印刷又は切断位置合
せを行う。
【0009】また、本発明は、前記正送り手段及び逆送
り手段が正逆転送りローラにより構成されているので、
装置が簡単になる(請求項2)。さらに、本発明は、前
記カッターユニットのカッタードラム径が前記版胴径と
同径とされているので、印刷と切断のタイミング調整が
容易である(請求項3)。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は被印刷物巻取手段を省略した
印刷機1の全体を示す概略正面図で、共通の機台2上に
印刷ユニット支持フレーム3、被印刷物送りユニットフ
レーム4が間隔を置いて立設され、該両フレーム3,4
の上部間にカッターユニットフレーム5が架設されてお
り、前記送りユニットフレーム4の外側下部に被印刷物
巻出リール6が回転自在に設けられ、該リール6に未印
刷物7(ロール紙)が巻かれている。
【0011】前記印刷ユニット支持フレーム3には、上
下方向に4つの印刷ユニット8を等間隔で配設する取付
部9が、カッターユニットフレーム5の反対側に張り出
し状に設けられ、前記印刷ユニット8が載設されてお
り、各印刷ユニット8の上側に位置して印刷インクを急
速に乾燥硬化させる紫外線乾燥装置10が配設されてい
る。
【0012】前記印刷ユニット8の各版胴11に対応し
て夫々圧胴12が平行に並設され、各圧胴12間でしか
も上側の圧胴12寄りに、ガイドローラ13が圧胴12
と平行に配設されており、上側の圧胴12とその直下の
ガイドローラ13の間に、見当調整ローラ14が位置調
整機構15を介して夫々前記フレーム3に取付けられて
いる。さらに、前記フレーム3のカッターユニットフレ
ーム5側寄りに、被印刷物7の2つのガイドローラ16
と切断位置調整ローラ17が配設され、該調整ローラ1
7は調整機構18により調整されるようになっている。
【0013】前記送りユニットフレーム4には、下側に
入側送りユニット19が、上側に出側送りユニット20
が設けられ、カッターユニットフレーム5上には、前記
版胴11の直径D1と同じ直径でしかも平行に設けたカ
ッタードラム21A,21Bを備えたカッターユニット
21が配設され、該ドラム21A,21Bは版胴11と
同期回転せられる。
【0014】前記被印刷物巻出リール6は、送りユニッ
トフレーム4に張り出し状に設けた取付フレーム22
に、版胴11と平行な軸23を介して回転自在に取付け
られている。そして、取付フレーム22には、ガイドロ
ーラ24及び繰出しピンチローラ25,26が設けら
れ、被印刷物7が一定の速度で連続的に繰り出されるよ
うになっている。
【0015】前記入側送りユニット19は、正逆送り手
段の1つで、上手側のガイドローラ27,28及びダン
サーローラ29と、正逆転送りローラ30及び駆動装置
(図示省略)と、押えローラ31とにより構成されてい
る。また出側送りユニット20は、正逆転送り手段で正
逆転送りローラ32とその駆動装置(図示省略)及び押
えローラ33とにより構成されている。そして、両正逆
転送りローラ30,32は、同期して正転送及び逆転送
を繰り返し、被印刷物7を図2に示すサイクルで間欠移
送するようになっている。
【0016】即ち、図2に示すように、印字Pの間にあ
るスタート位置S1から次のスタート位置S2を所定量
過ぎた位置まで送りF、そこで逆転送して次のスタート
位置S2まで逆送りRし、再び正転送してスタート位置
S2からさらに次のスタート位置S3を所定量過ぎた位
置まで送りF、そして、逆転送してスタート位置S3に
逆送りするといったサイクルを繰り返しながら被印刷物
7を間欠的に送り、印字のない余白部分を最小限とし損
紙が生じないようにしてある。
【0017】なお、この間欠送り動作は、当然にカッタ
ーユニット21での被印刷物7にも、前述と同じサイク
ルでかつ同期して行なわれる。また、前述のように、版
胴11とカッタードラム21A,21Bの直径が同一で
あるから、タイミング調整が容易で、印刷と同期して被
印刷物7の切断が精度良く行なわれる。前記印刷ユニッ
ト8は、図3に示しているように、ユニット支技フレー
ム3の各取付部9に交換可能に取付けられる第1及び第
2ユニットフレーム34A,34Bと、第1ユニットフ
レーム34Aに水平状に設けられ前記圧胴12との間に
被印刷物7を挟んで送り出す前記版胴11と、版胴11
の後方で上下に配設されかつ版胴11にインクを塗着す
べく当接する第1インク着ローラ35及び第2インク着
ローラ36と、第1及び第2横振りローラ37,38
と、横振りローラ37,38に当接される5本のコナシ
ローラ39と、インク呼出しローラ40(フリーローラ
ともいう)と、ファンテンローラ41と、インク溜部4
2とを備え、各ローラ35〜41は版胴11と平行にな
るように前記ユニットフレーム34Bに回転自在に取付
けられている。
【0018】前記第1、第2ユニットフレーム34A,
34Bは、前記取付部9に対して個別に水平移動し、そ
の前後位置調整自在で、しかも交換可能に取付けられて
おり、図外のねじ機構からなる位置調整手段により位置
決め調整されるようになっている。前記版胴11は、図
4に示すように、その外周面に版43が交換可能に取付
けられ、その周方向領域が版装着部45と非装着部46
に区分され、版装着部45が最大で180度、即ち周方
向半分とされ、非装着部46が残り半分とされ、図外の
駆動手段により連続回転されるようになっている。
【0019】前記インク着ローラ35,36は、前記イ
ンク溜部42に溜められた印刷用インクを版43に塗着
するもので、その外周面はゴム等の弾性材からなり、そ
の外径D2が版胴11の外径D1の半分とされ、両ロー
ラ35,36の一端部には前記外径D2と同じピッチ円
直径をもつ伝動歯車(図示省略)が同軸的に固着され、
前記版胴11の端部に同軸的に固着された版胴径D1と
同じピッチ円直径をもつ駆動歯車(図示省略)が、前記
インク着ローラ35,36の伝動歯車と噛合している。
【0020】そして、インク着ローラ35,36の伝動
歯車の歯数は、版胴11の駆動歯車の歯数の半分とさ
れ、版胴11が1回転する間にインク着ローラ35,3
6が夫々2回転するように構成されている。したがっ
て、インクの練りが良好となり、印刷された印字Pにゴ
ーストが出るのを防止することができ、鮮明で良品質の
印刷ができる。
【0021】前記第1横振りローラ37の外周面は、第
1及び第2インク着ローラ35,36の外周面に夫々イ
ンクを塗着すべく当接されており、第2インク着ローラ
36の伝動歯車から回転動力が伝達される。前記第1横
振りローラ37の上部に配されてこれに接するコナシロ
ーラ39は、ゴム製とされて横振りローラ37との摩擦
抵抗により回転せられる。
【0022】また、前記第2横振りローラ38は、第1
横振りローラ37からコナシローラ39を介して回転動
力が伝達され、第1横振りローラ38及びコナシローラ
39と同じ周速で回転される。前記インク呼出しローラ
40は、間欠的に揺動してファンテンローラ41と第2
横振りローラ38に、交互に接触して、インク溜部42
のインクをファンテンローラ41を介して第2横振りロ
ーラ38に供給するもので、所定の時間間隔で揺動され
る。そしてファンテンローラ41は、インク呼出しロー
ラ40が接触したときに回動するようになっている。
【0023】なお、前記インク着ローラ35,36と版
胴11の直径比(D2/D1)は、1/2以上(但し整
数倍)とするのが好ましい。前記正逆転送りローラ3
0,32は、版装着部45が被印刷物7と対面している
ときに、版胴11の回転方向に正転駆動され、被印刷物
7を正送りFして印刷しかつ切断を行なう。そして、版
装着部45が被印刷物7と対面しなくなると、正逆転送
りローラ30,32は、その回転が停止されるが、直ち
に停止することができず、所定量Rだけ余分に送られる
(図2参照)。
【0024】そこで、版胴11の非装着部46が非印刷
物7に対面しているときに、正逆転送りローラ30,3
2は、その駆動手段により版胴回転方向とは逆方向に逆
転駆動され、被印刷物7を前記余分の量Rだけ逆方向に
送り、次の印字Pとの間隔を狭める。そして、次に版装
着部45が被印刷物7に対面するとき、正逆転送りロー
ラ30,32が正転駆動され、被印刷物7を正送りFし
て印刷及びその切断が同期的に行なえるように制御され
る。
【0025】前記見当調整ローラ14は、各版胴8に取
付けられた版43の被印刷物7への印刷位置合わせを行
なうためのもので、版胴8に取付けられる版43の回転
方向長さが変わると、版43の該長さに対応して、被印
刷物7に接する見当調整ローラ14を、被印刷物7移送
方向と交差する方向に、位置調整機構15により移動さ
せて、各版43と被印刷物7との接点間における被印刷
物7の長さを調整することにより行なわれる。
【0026】前記見当調整ローラ14の位置調整機構1
5は、図5、図6にも示されているように、見当調整ロ
ーラ14の両端に設けられたナット部材47及びガイド
シュー48と、ナット部材47に回転自在に螺合されか
つ前記支持フレーム3に軸受49を介して取付けられた
ねじ軸50と、前記支持フレーム3の対向面に水平状に
かつ平行に設けられ前記ガイドシュー48を支持して水
平方向に案内する支持ガイドレール51と、前記両ねじ
軸50の一端に固着された伝動傘歯車52と、該各歯車
52に夫々噛合する中間傘歯車53と、該歯車53が固
着されかつ前記支持フレーム3,3間に軸架された伝動
軸54と、各伝動軸54の外端に固着された伝動傘歯車
55と、該傘歯車55に噛合する連動傘歯車56と、各
連動歯車56が固着された連動駆動軸57と、該駆動軸
57に連結された駆動モータ58とにより構成されてい
る。
【0027】したがって、各見当調整ローラ14が、1
台の駆動モータ58により版胴11及び圧胴12に対し
てこれと平行に、同期して等距離同時に水平移動するよ
うになっており、各版43の被印刷物7への印刷位置合
わせが精度良く行なわれる。前記切断位置調整ローラ1
7の位置調整機構18は、図5にも示しているように、
1セットであって、図6に示す機構15と基本的に同じ
構成で、ただ前記機構15と交差して設けた点で異なっ
ている。したがって、図6に示す機構15の構成要素と
共通する部分については、図6と同符号を付し、詳細説
明は省略する。
【0028】なお、切断位置調整ローラ17及びその位
置調整機構18は、版胴8に取付けられる版43の回転
方向長さが変わった場合に、カッタードラム21A,2
1Bの切断開始位置に、見当調整ローラ14による調整
量に対応して被印刷物7の印字Pの中間にあるスタート
位置S1,S2……を、図2に示すサイクルと同サイク
ルで位置合わせできるようにするものであり、これによ
って被印刷物7の切断を精度良く行なうことができる。
【0029】上記実施形態によれば、入側正逆転送りユ
ニット19と、カッターユニット21の下手側に出側正
逆転送りユニット20が設けられているので、被印刷物
7の正逆送りが、各印刷ユニット8及びカッターユニッ
ト21内で、同時にかつ同期して図2に示すサイクルで
精度良く行なわれ、しかも、版胴11とカッタードラム
21A,21Bの直径が同じであるから、印刷と切断の
タイミング調整を容易に行なうことができる。
【0030】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、例えば、カッターユニット21を最終
印刷ユニット8の上側に、支持フレーム3に取付部を増
設し、版胴11とカッタードラム21A,21Bの中心
間隔が、各版胴11間隔と同じになるように配設し、切
断位置調整ローラ17及び位置調整機構18も、見当調
整ローラ14及び調整機構15と同様に並設し、連動機
構を介して前記モータ58により駆動できるように構成
することが可能であり、また、入側正逆転送りユニット
19に代えてバックテンションローラ及びダンサーロー
ラ等からなる正逆送り手段を採用することができる。
【0031】さらに、本発明は、上記見当調整手段とし
て別の機構を採用でき、版胴の数を任意に増減するな
ど、適宜設計変更可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、版胴等を載設した機台
上に共にカッターユニットを設け、最終印刷用版胴とカ
ッターユニットの間に被印刷物の切断位置調整ローラを
設け、さらにカッターユニットの下手側に正逆送りユニ
ットを設けたので、印刷と切断をタイミング良く同期し
て行うことができ、版胴に取付けた版の回転方向長さが
変わったときも、容易に対応可能であり、品質向上が図
れる(請求項1)。
【0033】また、請求項2記載の発明によれば、被印
刷物の正送り手段及び逆送り手段が正逆転送りローラに
より構成されているので、装置が簡単になる。さらに、
請求項3記載の発明によれば、カッタードラム径が版胴
径と同径とされているので、カッターユニットのタイミ
ング調整が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体概略正面図であ
る。
【図2】被印刷物の間欠送りサイクル説明図である。
【図3】印刷ユニットの拡大正面図である。
【図4】版同の斜視図である。
【図5】見当調整手段及び切断位置調整手段の全体拡大
正面図である。
【図6】見当調整機構の拡大平面図である。
【符号の説明】 1 印刷機 2 機台 7 被印刷物 11 版胴 12 圧胴 14 見当調整ローラ 17 切断位置調整ローラ 19 入側送りユニット 20 出側送りユニット 21 カッターユニット 21A,21B カッタードラム 30 正逆転送りローラ 32 正逆転送りローラ 43 版 45 版装着部 46 非装着部 D1 版胴径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41F 33/14 B41F 33/14 K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続した被印刷物に対面して印刷すべく
    一方向に連続回転する複数の版胴と、被印刷物を版胴に
    当接させる圧胴と、前記被印刷物を前記版胴回転方向に
    送る正送り手段と、前記被印刷物を前記版胴回転方向と
    は逆に送る逆送り手段と、各版胴間に夫々配設された被
    印刷物の見当調整ローラとを有し、前記版胴の周方向領
    域は版装着部と非装着部とに区分されており、前記正送
    り手段は、前記版装着部が被印刷物に対面しているとき
    に作動し、前記逆送り手段は、前記非装着部が被印刷物
    に対面しているときに作動するように構成されている印
    刷機において、 前記版胴等を載設した機台上に、被印刷物を所要に大き
    さに切断するカッターユニットが設けられ、最終印刷用
    版胴とカッターユニットの間に被印刷物の切断位置調整
    ローラが、またカッターユニットの下手側に正・逆送り
    手段が設けられていることを特徴とする印刷機。
  2. 【請求項2】 前記正送り手段及び逆送り手段が正逆転
    送りローラにより構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の印刷機。
  3. 【請求項3】 前記カッターユニットのカッタードラム
    径が前記版胴径と同径とされていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の印刷機。
JP7298664A 1995-11-16 1995-11-16 印刷機 Pending JPH09136396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7298664A JPH09136396A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 印刷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7298664A JPH09136396A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 印刷機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09136396A true JPH09136396A (ja) 1997-05-27

Family

ID=17862675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7298664A Pending JPH09136396A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 印刷機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09136396A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114103422A (zh) * 2020-08-31 2022-03-01 广州互通气动机器工程有限公司 印刷结构及印刷设备
CN117141130A (zh) * 2023-08-31 2023-12-01 江苏凯瑞家纺科技有限公司 一种高效环保稳定型布料印花机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114103422A (zh) * 2020-08-31 2022-03-01 广州互通气动机器工程有限公司 印刷结构及印刷设备
CN117141130A (zh) * 2023-08-31 2023-12-01 江苏凯瑞家纺科技有限公司 一种高效环保稳定型布料印花机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0096565A2 (en) Apparatus and method for measuring rotational position
JP4235960B2 (ja) 長尺印刷物用印刷装置
JPH11342583A (ja) 完全解放ブランケット
JPH06328662A (ja) 証券印刷機
US4084501A (en) Printing machine for printing groups of symbols
JPH0272951A (ja) 多色オフセット印刷機
GB2444563A (en) Printing apparatus with independently driven printing, cutting and/or folding means
CN1087224C (zh) 卷筒纸轮转印刷机
JPH09136396A (ja) 印刷機
US2782712A (en) Sheet or web fed rotary printing press
US6035779A (en) In-line belt-type printer
US20050061171A1 (en) System of punching or printing
JPH09201938A (ja) キャリッジガイド内を移動可能な、軸受キャリッジの移送装置
JPH09136400A (ja) 印刷機
US3254596A (en) Document printing device
JP4947453B2 (ja) 交換胴型輪転機
US3406628A (en) Web feed control means in multiple numbering and imprinting press
JPS6371058A (ja) 連続シ−トの間欠送り装置
JP2002234139A (ja) 輪転印刷機
JP4318109B2 (ja) フォーム印刷機における印刷部の紙送り速度調整装置
JPH05254086A (ja) 輪転機の見当調整装置
US4815376A (en) Press for sheet fed or web printing
JP3294504B2 (ja) ロータリースクリーン印刷機
JP2754404B2 (ja) 孔版印刷装置の画像濃度調整装置
JP2002029024A (ja) 交換胴型輪転機