JPH09135926A - ゴルフクラブ - Google Patents
ゴルフクラブInfo
- Publication number
- JPH09135926A JPH09135926A JP7318464A JP31846495A JPH09135926A JP H09135926 A JPH09135926 A JP H09135926A JP 7318464 A JP7318464 A JP 7318464A JP 31846495 A JP31846495 A JP 31846495A JP H09135926 A JPH09135926 A JP H09135926A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- shaft
- hosel
- golf club
- impact
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボールインパクト時に発生する衝撃を緩和す
ることが可能であって、プレーヤーが手首、肘または肩
等を痛めにくく、またヘッドスピードを速めることが可
能であって、ボールの飛距離を延ばすことができるゴル
フクラブを提供する。 【解決手段】 ホーゼル2を設けた中空のヘッド1と、
ヘッド1の中空部1aへ突出しないようにホーゼル2に
内挿固着された非金属材質製の軸筒3と、同じくヘッド
1の中空部1aへ突出しないように軸筒3に先端部4a
を内挿固着したシャフト4と、を有し、スウィングに際
して、ヘッド1がインパクトの衝撃により一瞬戻ると同
時に前記シャフト4の先端部4aに大きな反発力が発生
し、この反発力により加速力が発生してヘッドスピード
が速められるキックバック現象が発生することにした。
ることが可能であって、プレーヤーが手首、肘または肩
等を痛めにくく、またヘッドスピードを速めることが可
能であって、ボールの飛距離を延ばすことができるゴル
フクラブを提供する。 【解決手段】 ホーゼル2を設けた中空のヘッド1と、
ヘッド1の中空部1aへ突出しないようにホーゼル2に
内挿固着された非金属材質製の軸筒3と、同じくヘッド
1の中空部1aへ突出しないように軸筒3に先端部4a
を内挿固着したシャフト4と、を有し、スウィングに際
して、ヘッド1がインパクトの衝撃により一瞬戻ると同
時に前記シャフト4の先端部4aに大きな反発力が発生
し、この反発力により加速力が発生してヘッドスピード
が速められるキックバック現象が発生することにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフクラブに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】アルミ、ステンレスまたはチタン等より
なる金属系のヘッドを備えたゴルフクラブにおいては、
従来、ヘッドに設けられたホーゼルにシャフトの先端部
を直接差し込んで、接着剤により固定している。
なる金属系のヘッドを備えたゴルフクラブにおいては、
従来、ヘッドに設けられたホーゼルにシャフトの先端部
を直接差し込んで、接着剤により固定している。
【0003】したがってこの従来技術によると、ボール
インパクト時に発生する衝撃が緩和されずに殆どそのま
まの大きさでプレーヤーへ伝達されるために、プレーヤ
ーが手首、肘または肩等を痛めることがある。またヘッ
ドに差し込まれたシャフトの先端部がヘッドに拘束され
て殆ど撓らないために、シャフト本来の性能が引き出さ
れにくい。またゴルフプレーにおいて、ボールの飛距離
を延ばすには、ボールの初速度、ボールの打出し角度お
よび適正ボールスピン量等が大きな要素になるととも
に、スウィングに際して、エネルギーを伝えるシャフト
の先端部に柔軟な動きを発生させ、反発力を増大させて
クラブのヘッドスピードを速めることが有効であるが、
上記従来技術に対しては、このような作用を期待するこ
とができない。
インパクト時に発生する衝撃が緩和されずに殆どそのま
まの大きさでプレーヤーへ伝達されるために、プレーヤ
ーが手首、肘または肩等を痛めることがある。またヘッ
ドに差し込まれたシャフトの先端部がヘッドに拘束され
て殆ど撓らないために、シャフト本来の性能が引き出さ
れにくい。またゴルフプレーにおいて、ボールの飛距離
を延ばすには、ボールの初速度、ボールの打出し角度お
よび適正ボールスピン量等が大きな要素になるととも
に、スウィングに際して、エネルギーを伝えるシャフト
の先端部に柔軟な動きを発生させ、反発力を増大させて
クラブのヘッドスピードを速めることが有効であるが、
上記従来技術に対しては、このような作用を期待するこ
とができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、ボールインパクト時に発生する衝撃を緩和すること
が可能であり、もってプレーヤーが手首、肘または肩等
を痛めにくいゴルフクラブを提供することを目的とす
る。また中空のヘッドに設けたホーゼルに差し込まれた
シャフトの先端部を撓らせることが可能であり、もって
シャフト本来の性能が引き出され易いゴルフクラブを提
供することを目的とする。またシャフトの先端部に柔軟
な動きを発生させ、反発力を増大させてクラブのヘッド
スピードを速めることが可能であり、もってボールの飛
距離を延ばすことができるゴルフクラブを提供すること
を目的とする。
み、ボールインパクト時に発生する衝撃を緩和すること
が可能であり、もってプレーヤーが手首、肘または肩等
を痛めにくいゴルフクラブを提供することを目的とす
る。また中空のヘッドに設けたホーゼルに差し込まれた
シャフトの先端部を撓らせることが可能であり、もって
シャフト本来の性能が引き出され易いゴルフクラブを提
供することを目的とする。またシャフトの先端部に柔軟
な動きを発生させ、反発力を増大させてクラブのヘッド
スピードを速めることが可能であり、もってボールの飛
距離を延ばすことができるゴルフクラブを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1によるゴルフクラブは、ホーゼル
を設けた中空のヘッドと、前記ヘッドの中空部へ突出し
ないように前記ホーゼルに内挿固着された非金属材質製
の軸筒と、同じく前記ヘッドの中空部へ突出しないよう
に前記軸筒に先端部を内挿固着したシャフトと、を有
し、スウィングに際して、前記ヘッドがインパクトの衝
撃により一瞬戻ると同時に前記シャフトの先端部に大き
な反発力が発生し、この反発力により加速力が発生して
ヘッドスピードが速められるキックバック現象が発生す
ることにした。
め、本発明の請求項1によるゴルフクラブは、ホーゼル
を設けた中空のヘッドと、前記ヘッドの中空部へ突出し
ないように前記ホーゼルに内挿固着された非金属材質製
の軸筒と、同じく前記ヘッドの中空部へ突出しないよう
に前記軸筒に先端部を内挿固着したシャフトと、を有
し、スウィングに際して、前記ヘッドがインパクトの衝
撃により一瞬戻ると同時に前記シャフトの先端部に大き
な反発力が発生し、この反発力により加速力が発生して
ヘッドスピードが速められるキックバック現象が発生す
ることにした。
【0006】また本発明の請求項2によるゴルフクラブ
は、請求項1のゴルフクラブにおいて、ホーゼルの内周
部に雌ねじを設けるとともに軸筒の外周部に前記雌ねじ
と螺合する雄ねじを設けて、前記ホーゼルに対する前記
軸筒の固定強度を向上させることにした。
は、請求項1のゴルフクラブにおいて、ホーゼルの内周
部に雌ねじを設けるとともに軸筒の外周部に前記雌ねじ
と螺合する雄ねじを設けて、前記ホーゼルに対する前記
軸筒の固定強度を向上させることにした。
【0007】
【作用】上記構成を備えた本発明の請求項1によるゴル
フクラブにおいては、中空のヘッドに設けられたホーゼ
ルとこのホーゼルに内挿固着されるシャフトの先端部と
の間に非金属材質製の軸筒が介装されているために、こ
の軸筒が備えている弾性によって、ボールインパクト時
に発生する衝撃を緩和するとともにシャフトの先端部を
撓らせることが可能であり、またスウィングに際して、
ヘッドがインパクトの衝撃により一瞬戻ると同時にシャ
フトの先端部に大きな反発力が発生し、この反発力によ
り加速力が発生してヘッドスピードが速められるキック
バック現象が発生するために、このキックバック現象に
よって、ボールの飛距離を延ばすことが可能である。ま
た非金属材質製の軸筒およびシャフトの先端部がそれぞ
れヘッドの中空部へ突出しないように短めに形成されて
いるために、ヘッドの中空部内にシャフトの先端部を固
着するための筒状の支持部を設ける必要がない。
フクラブにおいては、中空のヘッドに設けられたホーゼ
ルとこのホーゼルに内挿固着されるシャフトの先端部と
の間に非金属材質製の軸筒が介装されているために、こ
の軸筒が備えている弾性によって、ボールインパクト時
に発生する衝撃を緩和するとともにシャフトの先端部を
撓らせることが可能であり、またスウィングに際して、
ヘッドがインパクトの衝撃により一瞬戻ると同時にシャ
フトの先端部に大きな反発力が発生し、この反発力によ
り加速力が発生してヘッドスピードが速められるキック
バック現象が発生するために、このキックバック現象に
よって、ボールの飛距離を延ばすことが可能である。ま
た非金属材質製の軸筒およびシャフトの先端部がそれぞ
れヘッドの中空部へ突出しないように短めに形成されて
いるために、ヘッドの中空部内にシャフトの先端部を固
着するための筒状の支持部を設ける必要がない。
【0008】またこれに加えて、上記構成を備えた本発
明の請求項2によるゴルフクラブにおいては、ホーゼル
の内周部に雌ねじが設けられるとともに軸筒の外周部に
この雌ねじと螺合する雄ねじが設けられて、ホーゼルに
対する軸筒の固定強度が向上せしめられているために、
ホーゼルから軸筒が抜けるのを有効に防止することが可
能である。
明の請求項2によるゴルフクラブにおいては、ホーゼル
の内周部に雌ねじが設けられるとともに軸筒の外周部に
この雌ねじと螺合する雄ねじが設けられて、ホーゼルに
対する軸筒の固定強度が向上せしめられているために、
ホーゼルから軸筒が抜けるのを有効に防止することが可
能である。
【0009】
【発明の実施の形態】軸筒の材質である非金属材質に
は、金属と比較して適宜の柔らかさを備えた繊維強化プ
ラスティック(FRP)または木材が含まれ、また更な
る具体例としてグラスファイバーが含まれる。
は、金属と比較して適宜の柔らかさを備えた繊維強化プ
ラスティック(FRP)または木材が含まれ、また更な
る具体例としてグラスファイバーが含まれる。
【0010】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
明する。
【0011】図1に示すように、当該実施例に係るゴル
フクラブは、所定の長さLを備えた略円筒状のホーゼル
2を一体成形した金属系の中空のヘッド1と、このヘッ
ド1の中空部1aへ突出しないようにホーゼル2に内挿
固着された繊維強化プラスティック(FRP)または木
材等よりなる非金属材質製の軸筒(ソケットとも称す
る)3と、同じくヘッド1の中空部1aへ突出しないよ
うに軸筒3に先端部4aを内挿固着したシャフト4と、
を有しており、スウィングに際して、ヘッド1がインパ
クトの衝撃により一瞬戻ると同時にシャフト4の先端部
4aに大きな反発力が発生し、この反発力により加速力
が発生してヘッドスピードが速められるキックバック現
象が発生する構成を備えている。
フクラブは、所定の長さLを備えた略円筒状のホーゼル
2を一体成形した金属系の中空のヘッド1と、このヘッ
ド1の中空部1aへ突出しないようにホーゼル2に内挿
固着された繊維強化プラスティック(FRP)または木
材等よりなる非金属材質製の軸筒(ソケットとも称す
る)3と、同じくヘッド1の中空部1aへ突出しないよ
うに軸筒3に先端部4aを内挿固着したシャフト4と、
を有しており、スウィングに際して、ヘッド1がインパ
クトの衝撃により一瞬戻ると同時にシャフト4の先端部
4aに大きな反発力が発生し、この反発力により加速力
が発生してヘッドスピードが速められるキックバック現
象が発生する構成を備えている。
【0012】ヘッド1の中空部1aには、発泡材等の軽
量の充填材5が充填されている。繊維強化プラスティッ
ク(FRP)または木材等よりなる非金属材質によって
成形された軸筒3には、ホーゼル2の内周部に差し込ま
れて差込み後に外部から見ることができない円筒状の筒
状部3aと、この筒状部3aの上端部に一体成形され、
筒状部3aより大径であり、上方へ向けて先窄まりのテ
ーパ状の外周面3cを備え、差込み後に外部から見るこ
とができる上端大径部3bとが一体に設けられており、
前者の筒状部3aの長さがホーゼル2の長さLと略等し
く設定されている。また筒状部3aと上端大径部3bと
の境に下向きの環状の段部3dが設けられていて、差込
み時にこの段部3dがホーゼル2の上端面2aと係合す
ることによって、ホーゼル2に対する軸筒3の固定位置
(差込み深さ)が特定されるようになっている。シャフ
ト4の先端面4bは軸筒3の筒状部3aの下端面3eと
略面一に揃えられている。
量の充填材5が充填されている。繊維強化プラスティッ
ク(FRP)または木材等よりなる非金属材質によって
成形された軸筒3には、ホーゼル2の内周部に差し込ま
れて差込み後に外部から見ることができない円筒状の筒
状部3aと、この筒状部3aの上端部に一体成形され、
筒状部3aより大径であり、上方へ向けて先窄まりのテ
ーパ状の外周面3cを備え、差込み後に外部から見るこ
とができる上端大径部3bとが一体に設けられており、
前者の筒状部3aの長さがホーゼル2の長さLと略等し
く設定されている。また筒状部3aと上端大径部3bと
の境に下向きの環状の段部3dが設けられていて、差込
み時にこの段部3dがホーゼル2の上端面2aと係合す
ることによって、ホーゼル2に対する軸筒3の固定位置
(差込み深さ)が特定されるようになっている。シャフ
ト4の先端面4bは軸筒3の筒状部3aの下端面3eと
略面一に揃えられている。
【0013】ホーゼル2に対して軸筒3は接着剤によっ
て接着されているが、図2に示すように、ホーゼル2の
内周部(内周面)に雌ねじ6を設けるとともに軸筒3の
筒状部3aの外周部(外周面)に雄ねじ7を設けて、両
者6,7を互いに螺合することによって、ホーゼル2に
対する軸筒3の接着強度が高められている。
て接着されているが、図2に示すように、ホーゼル2の
内周部(内周面)に雌ねじ6を設けるとともに軸筒3の
筒状部3aの外周部(外周面)に雄ねじ7を設けて、両
者6,7を互いに螺合することによって、ホーゼル2に
対する軸筒3の接着強度が高められている。
【0014】また軸筒3に対するシャフト4の先端部4
aの固定位置(差込み深さ)を特定するには、図3、図
4または図5に示すように、ホーゼル2の下端内周部、
軸筒3の筒状部3aの下端内周部、またはその双方に突
起状またはフランジ状のストッパ部8,9を設けるのが
好適である。
aの固定位置(差込み深さ)を特定するには、図3、図
4または図5に示すように、ホーゼル2の下端内周部、
軸筒3の筒状部3aの下端内周部、またはその双方に突
起状またはフランジ状のストッパ部8,9を設けるのが
好適である。
【0015】上記構成を備えた当該実施例に係るゴルフ
クラブにおいては、中空のヘッド1に一体成形された略
円筒状のホーゼル2と、このホーゼル2に内挿固着され
るシャフト4の先端部4aとの間に、金属と比較して適
宜の柔らかさを備えた繊維強化プラスティック(FR
P)または木材等よりなる非金属材質製の軸筒3が介装
されているために、この軸筒3が備えている弾性によっ
て、ボールインパクト時に発生する衝撃を緩和すること
ができ、これによりプレーヤーへ伝達される衝撃の大き
さが従来より小さくなるために、プレーヤーが手首、肘
または肩等を痛めることが少なくなる。
クラブにおいては、中空のヘッド1に一体成形された略
円筒状のホーゼル2と、このホーゼル2に内挿固着され
るシャフト4の先端部4aとの間に、金属と比較して適
宜の柔らかさを備えた繊維強化プラスティック(FR
P)または木材等よりなる非金属材質製の軸筒3が介装
されているために、この軸筒3が備えている弾性によっ
て、ボールインパクト時に発生する衝撃を緩和すること
ができ、これによりプレーヤーへ伝達される衝撃の大き
さが従来より小さくなるために、プレーヤーが手首、肘
または肩等を痛めることが少なくなる。
【0016】また同じ理由から、中空のヘッド1に一体
成形された略円筒状のホーゼル2に差し込まれたシャフ
ト4の先端部4aを撓らせることでき、これによりシャ
フト4本来の性能を引き出し易くなるために、ボールの
飛距離を従来より延ばすことができる。
成形された略円筒状のホーゼル2に差し込まれたシャフ
ト4の先端部4aを撓らせることでき、これによりシャ
フト4本来の性能を引き出し易くなるために、ボールの
飛距離を従来より延ばすことができる。
【0017】またスウィングに際して、ヘッド1がイン
パクトの衝撃により一瞬戻ると同時にシャフト4の先端
部4aに大きな反発力が発生し、この反発力により加速
力が発生してヘッドスピードが速められるキックバック
現象が発生するために、このキックバック現象によっ
て、ボールの飛距離を従来より延ばすことができる。ま
たシャフト4の先端部4aが良く撓ると、これに伴って
ヘッド1の縦ギヤ効果の働きが大きくなるために、ボー
ルにバックスピンが掛かりにくくなり、これによっても
ボールの飛距離を従来より延ばすことができる。
パクトの衝撃により一瞬戻ると同時にシャフト4の先端
部4aに大きな反発力が発生し、この反発力により加速
力が発生してヘッドスピードが速められるキックバック
現象が発生するために、このキックバック現象によっ
て、ボールの飛距離を従来より延ばすことができる。ま
たシャフト4の先端部4aが良く撓ると、これに伴って
ヘッド1の縦ギヤ効果の働きが大きくなるために、ボー
ルにバックスピンが掛かりにくくなり、これによっても
ボールの飛距離を従来より延ばすことができる。
【0018】また上記したように、繊維強化プラスティ
ック(FRP)または木材等よりなる非金属材質製の軸
筒3およびシャフト4の先端部4aがそれぞれヘッド1
の中空部1aへ突出しないように短めに形成されている
ために、これによってヘッド1の中空部1a内にシャフ
ト4の先端部4aを固着するための筒状の支持部を設け
る必要がない。したがってこの支持部の重量分をソール
10側へ移すことができるために、この分、ヘッド1の
重心位置を下げることができる。
ック(FRP)または木材等よりなる非金属材質製の軸
筒3およびシャフト4の先端部4aがそれぞれヘッド1
の中空部1aへ突出しないように短めに形成されている
ために、これによってヘッド1の中空部1a内にシャフ
ト4の先端部4aを固着するための筒状の支持部を設け
る必要がない。したがってこの支持部の重量分をソール
10側へ移すことができるために、この分、ヘッド1の
重心位置を下げることができる。
【0019】またこれに加えて、ホーゼル2の内周部に
雌ねじ6が設けられるとともに軸筒3の筒状部3aの外
周部に雌ねじ6と螺合する雄ねじ7が設けられて、ホー
ゼル2に対する軸筒3の固定強度が向上せしめられてい
るために、ホーゼル2から軸筒3が抜けるのを有効に防
止することができ、これにより安全性を向上させること
ができる。
雌ねじ6が設けられるとともに軸筒3の筒状部3aの外
周部に雌ねじ6と螺合する雄ねじ7が設けられて、ホー
ゼル2に対する軸筒3の固定強度が向上せしめられてい
るために、ホーゼル2から軸筒3が抜けるのを有効に防
止することができ、これにより安全性を向上させること
ができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0021】すなわち、先ず、上記構成を備えた本発明
の請求項1によるゴルフクラブにおいては、中空のヘッ
ドに設けられたホーゼルとこのホーゼルに内挿固着され
るシャフトの先端部との間に、金属と比較して適宜の柔
らかさを備えた非金属材質製の軸筒が介装されているた
めに、この軸筒が備えている弾性によって、ボールイン
パクト時に発生する衝撃を緩和することができる。した
がってプレーヤーへ伝達される衝撃の大きさが従来より
小さくなるために、プレーヤーが手首、肘または肩等を
痛めることが少なくなる。
の請求項1によるゴルフクラブにおいては、中空のヘッ
ドに設けられたホーゼルとこのホーゼルに内挿固着され
るシャフトの先端部との間に、金属と比較して適宜の柔
らかさを備えた非金属材質製の軸筒が介装されているた
めに、この軸筒が備えている弾性によって、ボールイン
パクト時に発生する衝撃を緩和することができる。した
がってプレーヤーへ伝達される衝撃の大きさが従来より
小さくなるために、プレーヤーが手首、肘または肩等を
痛めることが少なくなる。
【0022】また同じ理由から、中空のヘッドに設けら
れたホーゼルに差し込まれたシャフトの先端部を撓らせ
ることでき、これによりシャフト本来の性能を引き出し
易くなるために、ボールの飛距離を延ばすことができ
る。
れたホーゼルに差し込まれたシャフトの先端部を撓らせ
ることでき、これによりシャフト本来の性能を引き出し
易くなるために、ボールの飛距離を延ばすことができ
る。
【0023】またスウィングに際して、ヘッドがインパ
クトの衝撃により一瞬戻ると同時にシャフトの先端部に
大きな反発力が発生し、この反発力により加速力が発生
してヘッドスピードが速められるキックバック現象が発
生するために、このキックバック現象によって、ボール
の飛距離を延ばすことができる。またシャフトの先端部
が良く撓ると、これに伴ってヘッドの縦ギヤ効果の働き
が大きくなるために、ボールにバックスピンが掛かりに
くくなり、これによってもボールの飛距離を延ばすこと
ができる。
クトの衝撃により一瞬戻ると同時にシャフトの先端部に
大きな反発力が発生し、この反発力により加速力が発生
してヘッドスピードが速められるキックバック現象が発
生するために、このキックバック現象によって、ボール
の飛距離を延ばすことができる。またシャフトの先端部
が良く撓ると、これに伴ってヘッドの縦ギヤ効果の働き
が大きくなるために、ボールにバックスピンが掛かりに
くくなり、これによってもボールの飛距離を延ばすこと
ができる。
【0024】また非金属材質製の軸筒およびシャフトの
先端部がそれぞれヘッドの中空部へ突出しないように短
めに形成されているために、これによってヘッドの中空
部内にシャフトの先端部を固着するための筒状の支持部
を設ける必要がない。したがってこの支持部の重量分を
ソール側へ移すことができるために、この分、ヘッドの
重心位置を下げることができる。
先端部がそれぞれヘッドの中空部へ突出しないように短
めに形成されているために、これによってヘッドの中空
部内にシャフトの先端部を固着するための筒状の支持部
を設ける必要がない。したがってこの支持部の重量分を
ソール側へ移すことができるために、この分、ヘッドの
重心位置を下げることができる。
【0025】またこれに加えて、ホーゼルの内周部に雌
ねじが設けられるとともに軸筒の筒状部の外周部に雌ね
じと螺合する雄ねじが設けられて、ホーゼルに対する軸
筒の固定強度が向上せしめられているために、ホーゼル
から軸筒が抜けるのを有効に防止することができ、これ
により安全性を向上させることができる。
ねじが設けられるとともに軸筒の筒状部の外周部に雌ね
じと螺合する雄ねじが設けられて、ホーゼルに対する軸
筒の固定強度が向上せしめられているために、ホーゼル
から軸筒が抜けるのを有効に防止することができ、これ
により安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るゴルフクラブの要部断面
図
図
【図2】同ゴルフクラブの要部分解断面図
【図3】本発明の他の実施例に係るゴルフクラブの要部
断面図
断面図
【図4】本発明の他の実施例に係るゴルフクラブの要部
断面図
断面図
【図5】本発明の他の実施例に係るゴルフクラブの要部
断面図
断面図
1 ヘッド 1a 中空部 2 ホーゼル 2a 上端面 3 軸筒 3a 筒状部 3b 上端大径部 3c 外周面 3d 段部 3e 下端面 4 シャフト 4a 先端部 4b 先端面 5 充填材 6 雌ねじ 7 雄ねじ 8,9 ストッパ部 10 ソール
Claims (2)
- 【請求項1】 ホーゼル(2)を設けた中空のヘッド
(1)と、前記ヘッド(1)の中空部(1a)へ突出し
ないように前記ホーゼル(2)に内挿固着された非金属
材質製の軸筒(3)と、同じく前記ヘッド(1)の中空
部(1a)へ突出しないように前記軸筒(3)に先端部
(4a)を内挿固着したシャフト(4)と、を有し、ス
ウィングに際して、前記ヘッド(1)がインパクトの衝
撃により一瞬戻ると同時に前記シャフト(4)の先端部
(4a)に大きな反発力が発生し、この反発力により加
速力が発生してヘッドスピードが速められるキックバッ
ク現象が発生することを特徴とするゴルフクラブ。 - 【請求項2】 請求項1のゴルフクラブにおいて、ホー
ゼル(2)の内周部に雌ねじ(6)を設けるとともに軸
筒(3)の外周部に前記雌ねじ(6)と螺合する雄ねじ
(7)を設けて、前記ホーゼル(2)に対する前記軸筒
(3)の固定強度を向上させたことを特徴とするゴルフ
クラブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7318464A JP2873561B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | ゴルフクラブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7318464A JP2873561B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | ゴルフクラブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09135926A true JPH09135926A (ja) | 1997-05-27 |
JP2873561B2 JP2873561B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=18099417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7318464A Expired - Fee Related JP2873561B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | ゴルフクラブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2873561B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004329676A (ja) * | 2003-05-09 | 2004-11-25 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴルフクラブ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07185048A (ja) * | 1993-11-18 | 1995-07-25 | Tailor Made Golf Co Inc | ゴルフクラブ |
-
1995
- 1995-11-14 JP JP7318464A patent/JP2873561B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2873561B2 (ja) | 1999-03-24 |
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