JPH09135149A - 広帯域デジタルろ波方法およびこの方法を使用したフィルタ - Google Patents

広帯域デジタルろ波方法およびこの方法を使用したフィルタ

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JPH09135149A
JPH09135149A JP8276626A JP27662696A JPH09135149A JP H09135149 A JPH09135149 A JP H09135149A JP 8276626 A JP8276626 A JP 8276626A JP 27662696 A JP27662696 A JP 27662696A JP H09135149 A JPH09135149 A JP H09135149A
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parallel
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JP8276626A
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Chantal Lesthievent
シヤンタル・ルステイバン
Patrick Oudart
パトリツク・ウダール
Claudine Flament
クロデイーヌ・フラマン
Eric Belis
エリツク・ブリ
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Thales Alenia Space France SAS
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Alcatel Thomson Espace SA
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/0248Filters characterised by a particular frequency response or filtering method
    • H03H17/0264Filter sets with mutual related characteristics
    • H03H17/0273Polyphase filters
    • H03H17/0275Polyphase filters comprising non-recursive filters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/06Non-recursive filters
    • H03H17/0621Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing
    • H03H17/0635Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing characterized by the ratio between the input-sampling and output-delivery frequencies
    • H03H17/0685Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing characterized by the ratio between the input-sampling and output-delivery frequencies the ratio being rational

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力サンプリング周波数Feよりも低い出力
サンプリング周波数Fsを有するデジタルろ波方法を提
供する。 【解決手段】 入力信号のデータx(n)が入力サンプ
リング周波数Feでサンプリングされ、フィルタのQ個
の分岐にそれぞれ連結された、Q個のFIFO型メモリ
またはシフトレジスタに分配され格納される段階と、ろ
波係数gm(p)が、係数メモリと呼ばれる少なくとも
一つの別のメモリ内に格納される段階と、Lにより補間
を行う段階と、続いてMによるデシメーションが行わ
れ、フィルタの動作周波数が出力周波数Fs=L/M
Fe、ただしLとMは整数でL/M<1、に下げられる
段階と、係数gm(p)によるデータx(n)の乗算が
周波数Fsの頻度で行われる段階とを含むことを特徴と
するデジタルろ波方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の分野は信号のデジタ
ル処理、より詳細にはデジタル符号化信号のデジタルろ
波の分野である。より詳細には本発明は、数百MHzま
での高速および/または広帯域信号ろ波技術を対象と
し、このろ波技術を使用する回路のアーキテクチャおよ
びASIC回路へのこのアーキテクチャの導入を提案す
る。
【0002】
【従来の技術】高速および/または広帯域信号のデジタ
ル処理により、例えばノイズのあるチャネルにおいて無
線伝送される多量の情報の抽出、または電気通信の応用
分野において周波数分割多重化(FDM)信号の分離
(デマルチプレックス)が可能である。本発明のデジタ
ルろ波技術は、例えば開口合成レーダ、ドップラーレー
ダなどレーダ信号の受信システムにおいても、さらには
レーダ信号の抽出にも応用される。
【0003】信号のデジタル化技術およびそのデジタル
処理により、これらを使用するシステムの柔軟性をきわ
めて高くすることができる。一方、このようなシステム
の限界は、データ処理の最大クロック周波数が入力デー
タのサンプリング周波数Feに結び付いていることであ
る。
【0004】既知のシステムにおいては、サンプリング
周波数を増加させることは可能であるが、同時に、使用
する構成部品の技術の現行水準によって決まる限度ま
で、システムの大きさ、消費電力、複雑さ、およびコス
トも増加する。この限界は、現行の技術および既知のア
ーキテクチャを使用する場合には打破することができな
いように思われる。
【0005】本発明の目的は、既知のデジタルろ波シス
テムによって課せられる現行の性能限界、特に最高処理
レートに関する限界を打破することである。
【0006】先行技術により、幾つものデジタルフィル
タアーキテクチャが知られている。既知のシステムの概
要を考察することは、本発明の原理および長所をより良
く理解する上で有効であろう。
【0007】図1はデジタルフィルタの従来の構造を示
すが、図によれば、入力信号x(n)はサンプリング周
波数Feでサンプリングされ、下式の係数h(n)を供
給するサンプリングされたインパルス応答によって特徴
付けられるフィルタ1の入力部Iに供給され、ろ波され
た信号y(n)は、同じ周波数Feでサンプリングされ
るフィルタ1の出力部Oに供給される。
【0008】
【数1】
【0009】上式中、nはクロック周期の増分を表し整
数の値をもつ。この値に、サンプリング周波数Feに反
比例するクロックサイクルの長さが乗じられる。
【0010】デジタルろ波の一応用例は、出力サンプリ
ング周波数Fsをシャノン周波数に可能な限り近い値に
減少させること、すなわちBを信号帯域とするときFs
≒Bとすることから成る。この技術は、例えばFe>B
のように、入力サンプリング帯域に比べて狭帯域の信号
(B)にろ波を適用する場合に有利である。入力信号と
出力信号の間のこのサンプリング周波数比は、より一般
的には、以下の関係式で表すことができる。
【0011】Fs=(L/M)Fe、ただしLとMは整
数でL/M<1 この種類の処理に通常使用される技術は、図2に示すよ
うに、補間操作3とそれに続くデシメーション(decima
tion)操作2とを組み合わせたものである。入力信号は
まず補間(3)され、周波数L*Feでろ波され、次い
で、出力側Oで出力サンプリング周波数Fsのレートで
ろ波済みデータy(m)を得るためMによってデシメー
ション(2)される。この方法は、特にサンプリング周
波数Feが高い場合、あるいはLの値が大きく、処理レ
ートが大きく増加するときには実施することが困難であ
る。
【0012】このシステムの既知の改善は、補間/ろ波
機能を実施するために、多相フィルタ構造を使用するこ
とによって得られ、それにより、入力サンプリング周波
数Feでろ波操作を行うことが可能である。このような
構造を図3に示す。各入力データx(n)について、多
相ネットワークのL個の分岐[p0(n)、p
1(n)、...、pl-1(n)]のそれぞれがL個の分
岐のL個の出力の一つの発生に寄与し、従って各分岐は
入力サンプリング周波数Feで動作する。補間周波数L
*Feは、L個の分岐上のろ波後のデータの出力多重化
のレベルでのみ作用する。従って各分岐は、フィルタh
(n)のLによってデシメーションされたバージョンに
対応するサブフィルタpρ(n)、ρ=0、1、
2、...、L−1である。各サブフィルタは、フィル
タh(n)のN/L個の係数の全体で構成される。
【0013】図3を参照して説明した構造の主な欠点
は、その構造では動作周波数が入力サンプリング周波数
Feであって、データの多重化が補間周波数L*Feで
動作するL個のグローバルフィルタ段またはサブフィル
タ[p0(n)、p1(n)、...、pl-1(n)]の
設置が必要とされることである。また、この構造により
多数のサンプルy(i)が計算され送出されるが、M
(2)によるデシメーションの後は出力側で保持されな
い。出力側Oで保持されたデータy(m)はクロック周
波数Fs=(L/M)Feで出力される。
【0014】図3のシステムの別の改善は、出力側で保
持されるサンプルすなわち有効サンプルy(m)のみを
計算することから成る。その場合、フィルタの動作周波
数は、出力サンプリング周波数Fs(Fs=(L/M)
Fe)となるが、これは処理のレベルで変更が必要とな
る。従って、特に従来の構造と等価な構造を得るため、
入力サンプルx(n)を再度サンプリングし、フィルタ
の係数を異なる方法で管理する必要がある。図4にこの
ようなシステムを示す。
【0015】フィルタの構造はQ個の物理段を含み、シ
フトレジスタを介して入力データx(n)を全段に分配
し、ろ波信号y(m)を出力Oで再現するためにQ段の
加算を行う。反対に、各段の入力部にもたらされる入力
データx(n)は、出力周波数Fsのレートで起動され
るスイッチs(0)、s(1)、S(Q−1)のネット
ワークを介して選択される。選択されたサンプルは、次
にフィルタの係数で乗算される。
【0016】L/Mにおける補間比を考慮に入れるた
め、フィルタの各段に対し適用される係数の値は時間と
ともに変化する。このようなアーキテクチャが動作する
ためには、フィルタh(n)の係数の数Nを補間比Lの
倍数として、すなわちN=Q*Lと選択しなければなら
ない。得られる構造は、係数が時間とともに変化するフ
ィルタ構造FIRである。時間中、フィルタの各段に適
用される係数は、
【0017】
【数2】
【0018】であり、各段に適用されるデータはそれぞ
れ、
【0019】
【数3】
【0020】、ただし
【0021】
【数4】
【0022】となる。
【0023】従って出力サンプルy(m)は、次の関係
式で与えられる。
【0024】
【数5】
【0025】、ただし
【0026】
【数6】
【0027】この関係式は、y(m)がn=Wから、す
なわち
【0028】
【数7】
【0029】から始まるQ個のサンプルx(n)のシー
ケンスの重み付きの和であることを示している。フィル
タの係数の集合gmは時間pとともに変化する。すなわ
【0030】
【数8】
【0031】上式で記号
【0032】
【数9】
【0033】はモジュロ演算を示す。
【0034】しかしながらこの方法は、デジタルサンプ
ル/ホールドを使用すること、ならびに、サンプリング
周波数FeとFsの間の非同期性およびフィルタの種々
の分岐上の周波数Feのクロック周波数に応じた入力デ
ータx(n)の循環を管理する必要があることに関わる
大きな欠点を有する。
【0035】実際、フィルタがプログラム可能である場
合、基準周波数Feの厳密な約数値であるクロックFs
を合成することは難しく、不可能なことすらある。ま
た、入力データを再サンプリングすることが必要となっ
た場合、結果として処理を誤らせる可能のあるクロック
間のずれを防止するため、FeとFsの間で位相を完全
に一致させることが重要である。
【0036】さらに、入力サンプリング周波数Feが高
い場合、フィルタの種々の分岐の間でデータを循環させ
るためには、高速技術が必要となるが、常に帯域の処理
が可能になるとは限らない。これら新しい改良では、当
然のことながら、コストが高くなりより複雑になり、パ
フォーマンスの信頼性はあらかじめ得ることはできな
い。また、フィルタのQ個の分岐の間での入力データの
循環にはQサイクルのクロックFe、言い替えれば(N
/M)サイクルのクロックFsが必要である。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、デシメーション後出力部で保持されない積を発生さ
せなくとも、またデジタルサンプル/ホールドを使用し
なくとも入力サンプリング周波数Feより低い周波数F
sで動作することができるデジタルろ波方法である。
【0038】本発明の別の目的は、入力サンプリング周
波数Feとは異なる処理周波数および出力サンプリング
周波数Fsを有し、これら周波数の比Fs/Feを任意
とすることができるデジタルろ波方法を提供することで
ある。
【0039】本発明の別の目的は、これら周波数の時間
比を任意に、したがって非同期とすることができるデジ
タルろ波方法である。
【0040】本発明の別の目的は、フィルタの種々の分
岐の間でデータの循環を行わずに、入力サンプリング周
波数Feよりも低い出力サンプリング周波数Fsを有す
るデジタルろ波方法を提供することである。本発明によ
れば、特に各入力データはフィルタの唯一つの分岐に供
給される。
【0041】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの目的
のため、 − 入力信号のデータx(n)が入力サンプリング周波
数Feでサンプリングされ、フィルタのQ個の分岐にそ
れぞれ結合された、Q個のFIFO型メモリまたはシフ
トレジスタに分配され格納される段階と、 − ろ波係数gm(p)が、係数メモリと呼ばれる少な
くとも一つの別のメモリ内に格納される段階と、 − 各分岐上でLにより補間を行う段階と、 − 係数gm(p)によるデータx(n)の乗算が周波
数Fsのレートで行われる段階と、 − 続いてMによるデシメーションが行われ、フィルタ
の動作周波数が出力周波数Fs=(L/M)Fe、ただ
しLとMは整数でL/M<1、に下げられる段階とを含
む。
【0042】本発明の重要な特徴によれば、各分岐上の
データx(n)は、複数≒Fe/Qの乗算の間存在し、
各分岐上での係数の回転は、各クロック周期毎に前記係
数メモリにおけるアドレスの増分により得られる。
【0043】一変形例によれば本発明による方法は、前
記に列記した原理に従って動作する複数のフィルタを含
み、並列なフィルタ間で同期的順序をもつ並列アーキテ
クチャで使用することができる。
【0044】別の変形例によれば、前記のいずれか一つ
による複数の並列フィルタをカスケード接続することが
できる。
【0045】本発明は、本発明による方法を実施する回
路アーキテクチャも提供する。
【0046】本発明の他の特徴および長所は、添付の図
面を用いて行ういくつかの実施例について以下の詳細な
説明を読むことにより明らかになろう。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明またはその主な変形による
いくつかの実施の非限定的な例として示した図全てにお
いて、同一の参照番号は同一の要素を示すが、わかりや
すくするため必ずしも一定の縮尺にはなっていない。
【0048】図5は、クロック周波数が変化し、分岐に
よってデータが分配され、係数が循環される、本発明に
よるフィルタの略図を示すブロック線図である。この図
は本発明による方法を理解する助けとなるであろう。
【0049】サンプリングされたデータx(n)は入力
サンプリングレートFeでフィルタの入力部Iに到達
し、データが到達するのに応じてデマルチプレクサまた
はスイッチSにより、フィルタのQ個の分岐に分配さ
れ、そこでデータはFIFO型のバッファメモリまたは
シフトレジスタMB(0)、MB(1)、...、MB
(Q−1)内に格納される。
【0050】第二の場合、各分岐に連結されたレジスタ
にメモリを必ず結合しなければならない。
【0051】ろ波係数g’(0)、g’
(1)、...、g’(Q−1)は、個別のメモリでも
充分に大きなメモリ内の単なる記憶域でもよい係数メモ
リMC(1)、MC(2)、...、MC(Q−1)内
に格納される。
【0052】乗算は(L/M)Feのクロック周波数で
行われ、このクロックの各期間毎にフィルタの係数が係
数メモリの再アドレシングにより変更される。反対に、
入力データは準安定で、クロック周期Fe/Qの間中、
フィルタの同一の分岐上に存在したままの状態を保つ。
あるデータについて必要な乗算が全て行われてしまう
と、
【0053】
【数10】
【0054】の時間後、入力データが更新される。フィ
ルタの分岐に対するこのデータの疑似安定性は、分岐毎
に一組の係数が循環されることにより補完される。
【0055】所与の時間に乗算するのにどの係数および
どのデータがアドレスされるのかを知ることができる法
則を与えることが可能である。表記N=Q・Lを使用す
る場合、すなわちフィルタh(n)の係数の数Nが補間
比Lの倍数である場合、あるデータをフィルタの唯一つ
の分岐に関連付けるということは結局、同一のデータx
(n)がN/M回作用する処理を導入することになる
(実際、これはN/Mを囲む整数の一つである)。反対
に、データx(n)に適用される各係数の値は、各クロ
ックサイクルFs毎に変化する。
【0056】同一の分岐上では、各クロックサイクルF
sに適用される係数の指数は次式を用いて計算すること
ができる。
【0057】
【数11】
【0058】ある分岐から別の分岐に移る毎に、ある所
与の時点nで適用される指数はLだけ減分される。
【0059】
【数12】
【0060】上記関係式を使用すると、同一の分岐上の
指数のシーケンスはLおよびMの値の如何にかかわらず
最終的長さを有すること、およびこの長さがN以下であ
ることが証明される。このことは、係数の指数の計算に
おいてNの値を超過する毎に新しいデータx(n)が適
用されることを意味し、そのことは、データx(n+
Q)にフィルタh(n)の新しい係数gmの部分集合が
適用されることに対応する。
【0061】本発明による方法は特に以下の二つの大き
な長所を有する。
【0062】1)− 入力サンプリングクロックFeと
出力サンプリングクロックFsとが完全に独立している 2)− フィルタの種々の分岐間でデータの循環がない 各入力データはその到達に応じてフィルタの唯一つの分
岐に適用される。フィルタの各分岐に結合されたFIF
Oメモリまたはシフトレジスタにより、フィルタを、先
行技術によるフィルタ内で存在していた入力サンプリン
グクロックFeと出力サンプリングクロックFsの間の
同期性という拘束から解放することが可能になる。入力
データx(n)の考慮および処理のためのデータの選択
は、フィルタ自身によって管理される。処理周波数およ
びフィルタの内部操作のクロックの周波数は出力周波数
Fsである。
【0063】図6は、サンプリングレートを3/5の比
率に下げ、Q=4つの分岐、かつN=12個の係数とす
る、本発明によるろ波処理の原理の例の略図を示す図で
あり、この図により、図5を参照して行った説明をより
良く理解することが可能である。同一のデータの平均使
用時間はN/M=12/5、すなわちFsの2〜3周期
である。
【0064】この図6には、本発明の方法によるデジタ
ルフィルタの動作時に実行される種々の操作の時間的関
係を示す一組のタイミングチャート例の例が示してあ
る。一番上の第一タイミングチャートに、入力サンプリ
ング周波数Feでの一連のクロックパルスが見える。各
クロックパルスで入力データx(n)がサンプリングさ
れ、フィルタのQ個の分岐のうちの一つに分配され、そ
こでデータはバッファメモリまたはシフトレジスタMB
(0)、...、MB(Q−1)に格納される。
【0065】データはFe/Qの期間、分岐上で使用可
能な状態に留まる。このことは、Q=4つの分岐に関す
る第二のタイミングチャートに示されている。第一デー
タx(0)は第一分岐上にFe/Q=Fe/4の間留ま
る。Q=4クロック期間Fe後、シフトレジスタMB
(0)により次のデータx(4)が第一分岐上で使用可
能になり、4クロック期間分その状態が保たれ、以下同
様である。他のQ−1=フィルタの三つの分岐上にはx
(0)からx(4)までのデータが分配済みであり、そ
こでは同様のタイミングチャートによりデータの連続使
用が決定される。
【0066】次のタイミングチャートは、Feに対し3
/5の比で減少した出力周波数Fsを示す。以降のタイ
ミングチャートに示すように、この出力周波数Fsにお
いて、フィルタの乗算が全て行われる。
【0067】次の4つのタイミングチャートは、ある時
点nにおいて係数h(n)と入力データx(n)とが同
時に存在することによって示してある、フィルタの4つ
の分岐B1、B2、B3、B4上の乗算の推移を示す。
例えば第一分岐B1上では、係数メモリのアドレシング
により、出力周波数Fsのクロック周波数で係数h
(0)、h(5)、h(10)、h(3)、...が連
続して供給されることがわかる。第一データx(0)
は、入力周波数Feの4クロック期間残り、これは最初
の3つの乗算、すなわちh(0)、h(5)、h(1
0)に相当する。第二データx(1)は、入力周波数F
eの4クロック期間使用可能であり、これは出力周波数
での次の2つの乗算、すなわちh(3)、h(8)に相
当する。
【0068】これらタイミングチャート上では、入力周
波数Feのレートでのフィルタの分岐上への入力データ
の分配、出力周波数Fsのレートでの係数の循環、シフ
トレジスタ内でのデータのシフト、出力周波数Fsのレ
ートでの乗算、および出力周波数Fsのレートで供給さ
れるろ波出力データy(0)、y(1)、y(2)につ
いて上記に列記した法則を視覚的に示してある。
【0069】図7は、それぞれ4つの分岐でカスケード
接続された2つのフィルタF1、F2を含む、本発明に
よる集積回路の例を示す略平面図である。図示する回路
は、CMOS技術により30000ゲートのASIC回
路上で実現され、4つずつカスケード接続および並列接
続できるよう設計されたものである。この回路を並列接
続することにより、例えば、250MHzの周波数でサ
ンプリングされる70MHz帯域信号を処理することが
できる。
【0070】左側に、第一フィルタF1の入力部Iが見
える。これはマルチプレクサMUX0、MUX1、MU
X2、MUX3の第一バンクから成り、入力データは8
ビットでサンプリングされる。バッファメモリは上流側
にありこの回路上では示されていない。回路上の各リン
クごとに符号化のビット数が示されている。MUXは8
ビットリンクにより、マルチプレクサg’(0)、g’
(1)、g’(2)、g’(3)に接続される。マルチ
プレクサ第二入力は、9ビットリンクにより係数RAM
メモリMC0、MC1、MC2、MC3に接続される。
マルチプレクサの出力側の積は11ビットで符号化され
る。三段の加算器(1ADD、2ADD、3ADD)に
より、第一フィルタの8つの段(前記ASICの4段
と、結合されたASICからの追加の4段)を合計する
ことが可能である。
【0071】従って段F1の出力は、中間計算入力Ii
1により、フィルタの別の段(図示せず、13ビット)
からのろ波の積を本段F1の積(13ビット)に加える
ことが可能な最後の加算器4ADDの上流側にある中間
計算出力部Oi1に供給される。最終出力Of1におけ
る最終結果は、9ビットに丸められた後得られる。
【0072】左側に、第二フィルタF2の入力部Iが見
える。これはマルチプレクサMUX10、MUX11の
第一バンクから成り、前段F1からの9ビット入力を有
する。MUXは9ビットリンクにより、マルチプレクサ
g’(10)、g’(11)、g’(12)、g’(1
3)に接続される。これらマルチプレクサはそれぞれの
入力部を介して、8ビットリンクにより係数RAMメモ
リMC10、MC11、MC12、MC13に接続され
る。マルチプレクサの出力側の積は10ビットで符号化
され、フィルタF1の場合と同様にして加算される(1
1ADD、12ADD、13ADD)。中間計算の符号
化は12ビットで行われる。
【0073】段F2の出力は、中間計算入力Ii2によ
り、フィルタの別の段(図示せず、12ビット)からの
ろ波の積を、本段F2の積(12ビット)に加えること
が可能な最後の加算器14ADDの上流側にある中間計
算出力部Oi2に供給される。最終出力Of2における
最終結果は、8ビットに丸められた後得られる。
【0074】この回路に示される中間入力および出力に
より、回路の並列化を簡単に行うことができる。
【0075】図8は、図5によるP個のフィルタの並列
を示す略斜視図である。並列フィルタFPの上流側にお
いて、入力サンプリング周波数Feでサンプリングされ
るデータx(n)の入力IはバッファメモリB(i)に
接続される。バッファメモリは、図8の例においては、
充分に大きく、並列フィルタFPの全ての平面の全ての
分岐を扱うことができるメモリである。データは、処理
周波数を並列フィルタFPの平面の数Pで割ること、す
なわちFs=Fe(L/PM)とすることを除き、前記
に示した例と同じ法則により、このバッファメモリB
(i)によりリンクD(0)、D(1)、...、D
(Q−1)を介して各平面のQ個の分岐のQ点の入力に
供給される。
【0076】処理すべき帯域Bにおける処理レートを最
適化するためには、フィルタの分岐数の倍数である並列
度Pを選択するのが有利であり、それにより、種々の並
列平面の間での係数の分配が簡単になる。この並列構造
は完全に同期である。
【0077】この図8において、第一平面F1は、図7
に示すフィルタに適合するフィルタの概略を示す。これ
についての説明は再度行わない。他の平面F
2、...、Fpは全て同様であるので、詳細説明は行
わない。各平面F1、F2、...、Fpは、フィルタ
の外部のマルチプレクサMUXのP個の各入力に結合さ
れた出力y(1)、y(2)、y(3)、...、y
(1+p)を供給し、フィルタは、出力周波数Fs=F
e(L/M)のレートでろ波データy(m)をその出力
部に供給する。
【0078】前図による並列なフィルタのカスケードを
示すブロック線図による略図である。第一並列フィルタ
FP1の上流側において、入力サンプリング周波数Fe
でサンプリングされるデータx(n)の入力Iはバッフ
ァメモリB(i)に接続される。バッファメモリは、図
8の例と同様、充分に大きく、並列フィルタFP1の全
ての平面の全ての分岐を扱うことができるメモリであ
る。データは、図8と同じ法則により、このバッファメ
モリB(i)によりリンクD(0)、D
(1)、...、D(Q−1)を介して各平面のQ個の
分岐のQ点の入力に供給される。処理周波数は図8の場
合と同じである。すなわちFs=Fe(L/PM)であ
る。
【0079】データy(1)、y(2)、...、y
(1+p)のp個の並列出力は、次段FP2のp個の入
力に直接接続され、以下同様である。このようにして、
合計でk個の並列フィルタFP1、FP2、...、F
Pkがカスケード接続される。連鎖の最後には、出力周
波数Fs=Fe(L/M)のレートでろ波データy
(m)を供給するために、最終フィルタFPkのp個の
出力が多重化MUXされる。
【0080】実際、研究の結果、複数の並列フィルタを
カスケード接続することにより、所与のろ波特性に必要
な係数の数を最適化することが可能であることがわかっ
ている。当然のことながら、このカスケード構造の利点
は、前述のように、フィルタの入力数を一つ前のフィル
タの出力数に適合させることにある。
【0081】最後に、同期動作の長所は維持されてい
る。フィルタの動作周波数として、第一フィルタの出力
周波数Fs=Fe(L1/M1)を保持するだけでよい。
【0082】サイクルのviol技術を使用することに
より、カスカード接続フィルタの出力周波数が設定され
る。技術により、同期処理を維持することが可能であ
る。デッドタイムを考慮することにより、フィルタの係
数のシーケンスが設定される。同様に、有効な出力サン
プルは、有効化信号により標識付けされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術による従来のデジタルフィルタの略図
を示すブロック線図である。
【図2】補間に引き続いてデシメーションを行う、先行
技術による従来のデジタルフィルタの別の例の略図を示
すブロック線図である。
【図3】フィルタの下でFeで動作するLを有し、それ
に続いて多重化およびデシメーションを行う、先行技術
による補間デジタルフィルタの別の例の略図を示すブロ
ック線図である。
【図4】Feで動作し、循環によりブロッキングサンプ
ラを使用して入力データの供給を受けるQ個の段を有
し、それに続いて多重化を行う、先行技術によるデジタ
ルフィルタの別の例の略図を示すブロック線図である。
【図5】クロック周波数が変化し、分岐によってデータ
が分配され、係数が循環される、本発明によるフィルタ
の略図を示すブロック線図である。
【図6】サンプリングレートを3/5の比率に下げ、Q
=4つの分岐、かつN=12個の係数とする、本発明に
よるろ波処理の原理の例の略図を示す図である。
【図7】それぞれ4つの分岐でカスケード接続された二
つのフィルタを含む、本発明による集積回路の例を示す
平面略図である。
【図8】図5によるP個のフィルタの並列配置を示す斜
視略図である。
【図9】図8による並列なフィルタのカスケードを示す
ブロック線図である。
【符号の説明】
Fe 入力サンプリング周波数 Fs 出力サンプリング周波数 x データ gm ろ波係数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クロデイーヌ・フラマン フランス国、31270・ビルヌーブ−トロザ ヌ、シユマン・メロー・5 (72)発明者 エリツク・ブリ フランス国、31600・トウールーズ、リ ユ・コルネイユ(テユリプ)・37

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号のデータx(n)が入力サンプ
    リング周波数Feでサンプリングされ、フィルタのQ個
    の分岐にそれぞれ結合された、Q個のFIFO型メモリ
    またはシフトレジスタに分配され格納される段階と、 ろ波係数gm(p)が、係数メモリと呼ばれる少なくと
    も一つの別のメモリに格納される段階と、 各分岐上でLにより補間を行う段階と、 係数gm(p)によるデータx(n)の乗算が出力周波
    数Fsのレートで行われる段階と、 続いてMによるデシメーションが行われ、フィルタの動
    作周波数が出力周波数Fs=(L/M)Fe、ただしL
    とMは整数でL/M<1、に下げられる段階とを含むこ
    とを特徴とするデジタルろ波方法。
  2. 【請求項2】 各分岐上のデータx(n)が、複数≒F
    e/Qの乗算の間存在し、各分岐上での係数の回転が、
    各クロック期間毎に前記係数メモリにおけるアドレスの
    置換により得られることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 前記複数の乗算がフィルタ(F1、F
    2、...、Fp)の複数p個の平面上で同時に行わ
    れ、フィルタの各平面がQ個の分岐を含み、フィルタの
    p個の前記平面が並列アーキテクチャで接続され、並列
    フィルタ間の同期的順序をもち、フィルタの動作周波数
    が出力周波数Fs=(L/pM)Feに下げられること
    を特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記乗算が複数k個の並列フィルタ(F
    P1、FP2、...、FPk)によってカスケード式
    に実行され、各並列フィルタがp個の平面を含み、一つ
    前の各並列フィルタのp個の出力が、カスケード接続の
    次の並列フィルタのp個の入力に接続されることを特徴
    とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 入力サンプリングデータx(n)を分配
    する手段と、 例えば複数のQ個のFIFO型メモリまたはシフトレジ
    スタである、前記入力データx(n)を一時的に格納す
    る手段と、 フィルタのQ個の分岐と、 ろ波係数gm(p)を格納するための、係数メモリと呼
    ばれる少なくとも一つの別のメモリと、 データx(n)に係数gm(p)を掛ける乗算手段と、 Lにより補間を行う手段と、 L、Mを整数とし、L/M<1の時、Mによるデシメー
    ションを行う手段とを備え、 前記データを前記乗算手段に供給するため、前記データ
    を一時的に格納する前記手段が、前記フィルタの前記Q
    個の分岐にそれぞれ結合され、 前記係数を前記乗算手段に供給するため、前記の少なく
    とも一つの係数メモリが前記乗算手段に接続され、 前記乗算手段が出力側にろ波データy(m)を供給する
    ことを特徴とするデジタルフィルタのアーキテクチャ。
  6. 【請求項6】 並列接続された請求項5に記載の複数の
    フィルタを含むことを特徴とするデジタルフィルタの並
    列アーキテクチャ。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の複数のフィル
    タを含むことを特徴とするデジタルフィルタのカスケー
    ド式アーキテクチャ。
  8. 【請求項8】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
    方法を実施するための、請求項5から7のいずれか一項
    に記載のアーキテクチャによるデジタルフィルタ回路。
JP8276626A 1995-10-19 1996-10-18 広帯域デジタルろ波方法およびこの方法を使用したフィルタ Pending JPH09135149A (ja)

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