JPH09135145A - 弾性表面波フィルタ - Google Patents

弾性表面波フィルタ

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JPH09135145A
JPH09135145A JP28944395A JP28944395A JPH09135145A JP H09135145 A JPH09135145 A JP H09135145A JP 28944395 A JP28944395 A JP 28944395A JP 28944395 A JP28944395 A JP 28944395A JP H09135145 A JPH09135145 A JP H09135145A
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JP
Japan
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resonator
filter
acoustic wave
surface acoustic
parallel
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JP28944395A
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Kuniyuki Matsui
邦行 松井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い帯域で整合が図れるラダー接続型弾性表
面波フィルタを提供すること。 【解決手段】 圧電基板4上にすだれ状電極トランスジ
ューサからなる1端子対共振子を複数個電気的に直列及
び並列に接続している弾性表面波フィルタにおいて、入
力端子または出力端子と、前記弾性表面波フィルタを構
成する複数の1端子対共振子の中で最も外側に位置する
共振子との間に、各共振子が有する電気容量の平均値の
75%以下の電気容量を有する1端子対共振子3を、電
気的に並列に付加接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信機器等
に高周波デバイスとして利用される弾性表面波フィルタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、通信機器には様々な高周波フィル
タが利用されている。その代表的なものとして、弾性表
面波フィルタ、同軸誘電体フィルタ、水晶フィルタ等が
あり、それぞれの特徴を活かして利用されている。特
に、最近の携帯電話、自動車電話等の移動体通信機器の
普及及び通信利用の増加に伴い、各種フィルタの小型化
及び電気的特性の改善が要求されている。高周波帯域で
利用される弾性表面波フィルタは、圧電基板(4)上にす
だれ状電極トランスジューサ(IDT)を配備した共振
子を利用する。弾性表面波フィルタの電極構造には、多
重電極型、多重モード型、ラダー接続型等があり、それ
ぞれ800MHz以上の高周波数において帯域通過型フィ
ルタを実現できる。ラダー接続型は、図5及び図6に示
すように、はしご状に、複数の1端子対共振子を直列に
接続し、且つ複数の1端子対共振子を並列に接続したも
のである。最近、該ラダー接続型電極構造が、低損失化
の点から注目されている。以下、ラダー接続型弾性表面
波フィルタについて、説明する。
【0003】1端子対共振子のインピーダンスjXは、
共振周波数fr付近において、図14のような周波数特
性を示す。インピーダンスが0となる周波数が共振周波
数frと呼ばれ、インピーダンスが無限大に発散する周
波数を反共振周波数faと呼ばれる。前記共振子が、図
15(a)のように、入力端子と出力端子の間に電気的
に直列に接続されれば、信号の通過特性は、図15
(b)のように、周波数が共振周波数frsのときに最大
となり、反共振周波数fasのときに最小となる。また、
共振子が、図16(a)のように、入力端子と出力端子
の間に電気的に並列に接続されれば、該通過特性は、図
16(b)のように、周波数が共振周波数frpのときに
最小となり、反共振周波数fapのときに最大となる。従
って、図17(a)のように、2個の前記共振子を入力
端子と出力端子の間に直列接続及び並列接続し、且つ該
直列共振子(1)の共振周波数frsと、該並列共振子(2)
の反共振周波数fapを略一致させると、前記通過特性
は、図17(b)のように、周波数frs≒fapを中心と
し、周波数frp及び周波数fasを減衰極とする帯域通過
型フィルタの特性となる。ラダー接続型フィルタは、図
6のように、前記直列共振子(1)及び並列共振子(2)を
複数個接続したものである。
【0004】帯域通過型フィルタの通過特性は、共振子
による挿入損失が小さく、且つ帯域外での減衰が大きい
ものが望ましい。しかしながら、前記各共振子(1)(2)
の接続個数が増えるにつれて、帯域外減衰量は大きくな
るが、該挿入損失は大きくなる傾向にある。現在まで
に、圧電基板(4)の材料として36度YカットX方向伝搬
のLiTaO3を用い、図5及び図6のような、直列共振子
(1)及び並列共振子(2)を各3個ずつ交互に接続した構
造のとき、図7の一点鎖線で示す通過特性曲線S21の
ように、800MHz乃至1GHz周波数帯付近におい
て、通過帯域内の挿入損失が3dB以下であり、通過帯
域外減衰量が25dB以上である低損失フィルタが得られ
ている。ここで、本願記載のグラフ(図3、図7、図
9、図11及び図13)の曲線11、22、12及び2
1においては、1は入力側(IN)を示し、2は出力側
(OUT)を示す。曲線S11は、入力側(IN)から
入射した波と、反射して入力側に戻ってくる波との関係
を電圧定在波比(VSWR:voltage standing wave ra
tio)で表した反射特性を示し、同様に、曲線S22
は、出力側(OUT)における反射特性を示す。VSW
Rとは、伝送路上に発生している定在波の大きさを電圧
で示した場合における、最大電圧と最小電圧との比であ
り、この値が1に近いほど整合状態が良いことを示す。
曲線S12は、入力側から出力側に通過した波の減衰量
を表す通過特性を示し、同様に、S21は、出力側から
入力側への通過特性を示すが、両者は一致する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ラダー接続型弾性表面
波フィルタは、前述のように、1端子対共振子の共振周
波数frと反共振周波数faの周波数差を利用した帯域通
過型フィルタであり、その通過帯域幅は、該周波数差に
依存する。さらに、周波数差は、使用する圧電基板(4)
によりほぼ決定される。そのため、ラダー接続型弾性表
面波フィルタは、通過帯域幅を広げることが困難であ
る。そこで、通過帯域内での整合状態を良くすること
で、帯域通過型フィルタとして利用できる帯域幅を広げ
る試みがなされている。機器に使用されるフィルタのV
SWRの仕様は、一般的に通過帯域内で2.0以下が必要
とされている。しかしながら、前記従来のラダー接続型
弾性表面波フィルタにおける通過帯域内のVSWRは、
図7の反射特性曲線S11及びS22のように、周波数
881.5MHzを中心とした帯域幅25MHzにおいて約2.0
以下、また、図13の反射特性曲線S11及びS22の
ように、周波数933.5MHzを中心とした帯域幅33MH
zにおいて約2.3以下である。このため、前記フィルタ
の生産時における歩留りの低下、或いは機器に使用され
るために要求される性能を満たさない等の問題点があっ
た。
【0006】
【発明の目的】本願発明者は、図5乃至図7の特性研究
の過程で、通過帯域内におけるVSWRに関して、入力
側の反射特性S11よりも出力側の反射特性S22の方
が幾分小さい現象が生じる点に注目した。図5の回路構
成における入力側と出力側の相違点を鑑みて、以下のよ
うな解決手段を考え出した。図5及び図6に示される同
じ回路構成でありながら、出力側の反射特性S22の方
が、入力側の反射特性S11よりも低い理由は、必ずし
も明らかでないが、図6では入力側の端子に最も近い共
振子(1)が直列に接続されているのに対し、出力側の端
子に最も近い共振子(2)が並列に接続されている違いが
あり、これがVSWRの改善に寄与しているものと思わ
れる。そこで、入力側の端子にも第3の共振子(3)を並
列に接続し、その電気容量を変えてVSWRを調べたと
ころ、従来にはなかった改善が得られた。本発明の目的
は、ラダー接続型弾性表面波フィルタの挿入損失、帯域
内リップル等の他の特性を大きく悪化させることなく、
通過帯域内でのVSWRの改善を図り、良好な整合状態
を実現することにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】圧電基板上にすだれ状電極
トランスジューサからなる1端子対共振子を複数個電気
的に直列及び並列に接続している弾性表面波フィルタに
おいて、入力端子または出力端子と、前記弾性表面波フ
ィルタを構成する複数の1端子対共振子の中で最も外側
に位置する共振子との間に、各共振子が有する電気容量
の平均値の75%以下の電気容量を有する1端子対共振
子を、電気的に並列に付加接続する。
【0008】
【作用及び効果】本発明のフィルタの通過帯域内におけ
るVSWRは、図3のようになり、従来のフィルタの通
過帯域内におけるVSWR(図7)よりも明らかに小さ
くなる。よって、通過帯域内での整合が容易にとれ、従
来では得られなかったフィルタ特性が実現できるととも
に、生産における歩留りを向上できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て、図面に沿って詳述する。 (実施形態1)図1乃至図4は、本発明のラダー接続型
弾性表面波フィルタの第1実施形態を示し、図5乃至図
7は、それに対応する従来のラダー接続型弾性表面波フ
ィルタを示している。これらは、中心周波数881.5MH
z、通過帯域幅25MHzのAMPS方式の受信用フィル
タである。従来の弾性表面波フィルタは、図5及び図6
のように、圧電基板(4)上に、3個の直列共振子(1)と
3個の並列共振子(2)とを入力側からそれぞれ交互に直
列接続及び並列接続することによって構成される。圧電
基板(4)の材料としては、36度YカットX方向伝搬のLi
TaO3が用いられる。直列共振子(1)及び並列共振子(2)
は、1端子対共振子と該共振子の両側に配備されたグレ
ーティング反射器(11)(21)によって構成される。直列共
振子(1)の電極指は、開口長が80μm、対数(ついす
う)が75対、且つピッチが1.093μmであり、並列共振
子(2)の電極指は、開口長が170μm、対数が40対、且
つピッチが1.139μmである。本実施形態は、図1及び
図2のように、前記従来の構成に対して、前記共振子
(2)(3)よりも入力端子に最も近い位置に、並列共振子
(3)が付加接続される。並列共振子(3)は、1端子対共
振子と該共振子の両側に配備されたグレーティング反射
器(31)によって構成され、並列共振子(3)の電極指は、
開口長が40μm、対数が100対、且つピッチが1.139μm
である。1端子対共振子の電気容量Cは、本願で利用さ
れる周波数帯(800MHz乃至1GHz)においては、 C=4.0×10-4×l×N (pF) で表される。ここで、lはIDTの開口長であり、Nは
対数である。従って、直列共振子(1)の電気容量は、2.
40pFであり、並列共振子(2)の電気容量は、2.72pF
である。さらに、付加接続した並列共振子(3)の電気容
量は、1.60pFであり、これは、直列共振子(1)及び並
列共振子(2)の電気容量の平均値の62.5%に相当する。
また、共振子(1)(2)(3)の電極の膜厚は、450nmで
ある。
【0010】従来のフィルタの通過特性及び反射特性
は、図7のように、帯域内の挿入損失が2.5dB以下、
帯域内のリップルが0.7dB、帯域内のVSWRが2.0以
下であるのに対して、本実施形態のフィルタの通過特性
及び反射特性は、図3のように、帯域内の挿入損失が2.
7dB以下、帯域内のリップルが0.8dB、帯域内のVS
WRが1.7以下である。ここで、帯域内のリップルと
は、帯域内における挿入損失の最大値と最小値の差であ
り、この値が小さいのが望ましい。本実施形態のフィル
タ特性は、従来のフィルタ特性よりも、帯域内の挿入損
失及びリップルが若干悪化しているが、帯域内のVSW
Rが良好である。AMPS方式の受信用フィルタは、通
常、通過帯域内において、挿入損失が3.0dB以下、リ
ップルが1.0dB以下、且つVSWRが2.0以下であるこ
とが要求される。従来のフィルタ特性及び本実施形態の
フィルタ特性は、通過帯域内の挿入損失及びリップルに
関しては、共に要求範囲内である。しかしながら、VS
WRに関しては、従来のフィルタでは要求範囲の最大値
であるのに対して、本実施形態のフィルタでは、要求範
囲の最大値よりも小さい。従って、AMPS方式に対応
して、受信用フィルタを製造するとき、従来のフィルタ
よりも本実施形態のフィルタを製造した方が歩留りが向
上できる。
【0011】次に、第1実施形態において、付加接続す
る並列共振子(3)の開口長を20μmから80μmまで、す
なわち電気容量に換算すると、0.8pFから3.2pFま
で、変化させたときの帯域内における挿入損失及びVS
WRの変化の様子を示したものが図4である。前記挿入
損失及びVSWRは、小さい方が望ましいが、挿入損失
は、電気容量の増加とともに増加し、特に電気容量が1.
9pF付近から急激に増加することが、図4の曲線から
わかる。また、VSWRは、電気容量が1.5pF以下で
は、電気容量の増加とともに減少するが、電気容量が1.
5pF付近から増加に転じる。前記1.9pF及び1.5pF
という電気容量の値は、付加接続する並列共振子(3)を
除く、全共振子(1)(2)の電気容量の平均値2.56pFの
それぞれ約75%及び約60%に相当する。従って、図4か
ら、本発明の目的にかなうような、付加接続する並列共
振子(3)は、電気容量の値が、前記並列共振子(3)を除
く全共振子(1)(2)の電気容量の平均値の75%以下であ
ればよいことがわかる。
【0012】(実施形態2)次に、本発明のラダー接続
型弾性表面波フィルタの第2実施形態を説明する。本実
施形態は、図8のように、並列共振子(3)を、他の共振
子(1)(2)よりも出力端子に最も近い位置に、並列に付
加接続したものである。ラダー接続型弾性表面波フィル
タにおいて、入力端子及び出力端子を入れ替えても、フ
ィルタとしての通過特性は変化しない。そこで、本実施
形態と第1実施形態との構成上の相違点は、付加接続す
る並列共振子(3)に隣接する共振子が、並列共振子(2)
であるか、または直列共振子(1)であるかの違いのみで
ある。このときの通過特性及び反射特性を示したものが
図9である。図9から、通過特性を示す帯域内の挿入損
失及びリップルは、第1実施形態(図3)と変らないこ
とがわかる。しかしながら、帯域内のVSWRが1.9以
下と、従来例(図7)よりは小さいが、第1実施形態よ
りも大きいことがわかる。従って、付加接続する並列共
振子(3)に隣接する共振子は、直列共振子(1)または並
列共振子(2)の何れでも、従来よりも通過特性を大きく
悪化させることなく反射特性を改善することができる
が、並列共振子(2)よりも直列共振子(1)の方が効果が
大きいことがわかる。
【0013】(実施形態3)次に、本発明のラダー接続
型弾性表面波フィルタの第3実施形態を説明する。図1
0及び図11は、本実施形態を示し、図12及び図13
は、それに対応する従来のラダー接続型弾性表面波フィ
ルタを示している。第1実施形態とは、各共振子(1)
(2)(3)における電極指のピッチが異なるのみである。
すなわち、電極指のピッチは、直列共振子(1)が1.011
μm、並列共振子(2)及び付加接続する並列共振子(3)
が1.055μmである。1端子対共振子の電極指のピッチ
を変えると、該共振子の共振周波数fr及び反共振周波
数faが変わることから、ラダー接続型弾性表面波フィ
ルタの中心周波数及び通過帯域幅が変化する。本実施形
態は、中心周波数933.5MHz、通過帯域幅33MHzの
ETACS方式の受信用フィルタである。従来のフィル
タの通過特性及び反射特性は、図13のように、帯域内
の挿入損失が2.7dB以下、帯域内のリップルが0.8d
B、帯域内のVSWRが2.3以下であるのに対して、本
実施形態のフィルタの通過特性及び反射特性は、図11
のように、帯域内の挿入損失が2.9dB以下、帯域内の
リップルが0.9dB、帯域内のVSWRが1.9以下であ
る。本実施形態のフィルタ特性も、第1実施形態のフィ
ルタ特性と同様、従来のフィルタ特性よりも、帯域内の
挿入損失及びリップルが若干悪化しているが、帯域内の
VSWRが良好である。ETACS方式の受信用フィル
タは、通常、通過帯域内において、挿入損失が3.5dB
以下、リップルが1.0dB以下、且つVSWRが2.0以下
であることが要求される。従って、従来のフィルタで
は、通過帯域内のVSWRの要求範囲を満たさなかった
が、本実施形態では、該要求範囲を満たしていることが
わかる。すなわち、本実施形態のフィルタは、ETAC
S方式の受信用フィルタとして使用することが可能であ
る。また、第1実施形態及び第3実施形態から、本発明
による効果は、中心周波数が高く、通過帯域幅が広いフ
ィルタの方が、より効果的であることがわかる。
【0014】なお、上記実施形態において、付加接続す
る並列共振子(3)の電極指のピッチは、並列共振子(2)
の電極指のピッチと一致させているが、これを多少変化
しても、フィルタ特性にはそれほど影響がなく、従来の
フィルタよりも、帯域内のVSWRが改善されることに
変りはなかった。
【0015】上記実施形態の説明は、本発明を説明する
ためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限
定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、
本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の
範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であるこ
とは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による弾性表面波フィルタの第1実施形
態を示す模式図である。
【図2】第1実施形態の等価回路図である。
【図3】第1実施形態の通過特性及び反射特性を示す図
である。
【図4】第1実施形態において、付加接続する共振子の
電気容量の変化による、挿入損失及びVSWRの変化を
示す図である。
【図5】第1実施形態に対応する従来の弾性表面波フィ
ルタを示す模式図である。
【図6】図5の等価回路図である。
【図7】図5の通過特性及び反射特性を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態を示す等価回路である。
【図9】第2実施形態の通過特性及び反射特性を示す図
である。
【図10】本発明の第3実施形態を示す模式図である。
【図11】第3実施形態の通過特性及び反射特性を示す
図である。
【図12】第3実施形態に対応する従来の弾性表面波フ
ィルタを示す模式図である。
【図13】図12の通過特性及び反射特性を示す図であ
る。
【図14】弾性表面波共振子のインピーダンス特性を示
す図である。
【図15】弾性表面波共振子を電気的に直列に接続した
フィルタの等価回路及び通過特性を示す図である。
【図16】弾性表面波共振子を電気的に並列に接続した
フィルタの等価回路及び通過特性を示す図である。
【図17】ラダー接続型弾性表面波フィルタの基本構成
の等価回路及び通過特性を示す図である。
【符号の説明】
(1) 直列共振子 (2) 並列共振子 (3) 付加接続する並列共振子 (4) 圧電基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板(4)上にすだれ状電極トランス
    ジューサからなる1端子対共振子を複数個電気的に直列
    及び並列に接続している弾性表面波フィルタにおいて、 入力端子または出力端子と、前記弾性表面波フィルタを
    構成する複数の1端子対共振子の中で最も外側に位置す
    る共振子との間に、各共振子が有する電気容量の平均値
    の75%以下の電気容量を有する1端子対共振子(3)
    を、電気的に並列に付加接続することを特徴とする弾性
    表面波フィルタ。
  2. 【請求項2】 並列に付加接続される1端子対共振子
    (3)に隣接する共振子は、入力端子及び出力端子に対し
    電気的に直列に接続される直列共振子(1)である、請求
    項1記載の弾性表面波フィルタ。
JP28944395A 1995-11-08 1995-11-08 弾性表面波フィルタ Pending JPH09135145A (ja)

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