JPH09134476A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH09134476A
JPH09134476A JP7294305A JP29430595A JPH09134476A JP H09134476 A JPH09134476 A JP H09134476A JP 7294305 A JP7294305 A JP 7294305A JP 29430595 A JP29430595 A JP 29430595A JP H09134476 A JPH09134476 A JP H09134476A
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cooling
internal
vending machine
valve
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Tomonori Maekawa
智律 前川
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F9/00Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
    • G07F9/10Casings or parts thereof, e.g. with means for heating or cooling
    • G07F9/105Heating or cooling means, for temperature and humidity control, for the conditioning of articles and their storage
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D17/00Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
    • F25D17/04Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
    • F25D17/06Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネ運転を採用した自動販売機において、
販売状況に即して適切な運転特性を持たせる。 【解決手段】 複数の冷却庫を備えた自動販売機におい
て、冷却庫毎の販売本数をカウントし、販売頻度の大、
中、小に応じて、通常運転、弱めの省エネ運転、強めの
省エネ運転を実施するものであり、販売頻度が大きい場
合でも十分に冷却した商品を販売でき、販売頻度が高く
ない時には、必要限の冷却能力を確保する一方、省エネ
を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機に関
し、特に適正な省エネ運転を行なえる自動販売機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機においては、商品収容
庫毎に冷却/加温の切り替えが可能になっており、冷却
庫の場合、庫内温度が上限(オン)温度を上回れば、その
冷却庫に対して冷却運転を行い、この冷却により、庫内
温度が下限(オフ)温度を下回れば、前記冷却運転を停止
するようにして、商品をほぼ一定温度に保っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この自動販売機におい
ては、一般にバルブが閉にされた冷却運転停止中も庫内
ファンを常時運転しておくことにより、庫内全体で温度
を一様にしている。その場合、冷却を停止してからの温
度上昇が早くなり、結果、冷却運転の期間が長くなり、
消費電力の増大につながる。そこで、冷却運転停止期に
あっては庫内ファンも停止させ、それにより、冷却運転
の期間を短くすることにより、消費電力を抑える省エネ
運転が知られている。しかしながら、 庫内に設置される蒸発器は下方に設置され、かつ冷気
が下部に滞留するため、庫内の下側に位置する商品(次
に販売される商品)が主に冷却され、上側に位置する商
品は十分に冷却されない傾向があり、この時、販売本数
が多いと、上側の商品が十分に冷却されないまま販売さ
れてしまうといった不具合が生じる。
【0004】又、省エネ効果を高めるために、冷却機の
休止期間が長くなるような制御を採用しているが、 庫内の熱容量の違いにより、あるいは、隣の加温庫の
影響を受けることにより、各冷却庫間で温度上昇の速度
が異なることがあり、一つの冷却庫で上限温度を上回れ
ば、他の冷却庫の温度に関係なく、全冷却庫に対し冷却
を開始する制御を行っている場合、1庫内の温度推移に
よって冷却運転が律せられるため、温度上昇が極端に早
い冷却庫があると省エネ効果が相殺される。
【0005】又、上限温度および下限温度として例えば
8℃、1℃を設定した場合、庫内温度は8℃〜1℃の範
囲で変化することになるがが、商品は熱容量が大きいた
めにほぼ規定温度(例えば4.5℃)前後に保持される。
しかし、 全冷却庫が上限温度に達した時点でモータコンプレッ
サが起動される制御では、省エネ運転の実施により、一
つの冷却庫で冷却休止期間が長引けば、庫内温度が高め
の温度で推移するようになり、そのため商品温度がその
時の庫内温度になじみ、規定温度から大きく外れてしま
う。
【0006】更には、商品を入れ替えた時や加温/冷却
を切り替えたような場合、庫内温度は比較的短時間で規
定温度に到達するが、 商品の温度は、熱容量が大きいために庫内温度には直
ちに追従せず、規定温度に到達するまでに時間がかか
る。省エネ運転中にあっはその傾向が更に大きくなり、
そのため適正温度になっていない商品が販売される。
【0007】従って本発明は、上述した〜の課題を
解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本第1発明は、冷媒を凝
縮するモータコンプレッサ、凝縮された冷媒を冷却庫内
の蒸発器に選択的に供給するバルブ、蒸発器で得られる
冷気を庫内に循環させるための庫内ファン、庫内温度を
検出する温度センサを備え、庫内温度が上限温度以上に
なればバルブを開にして冷却を行い、下限温度以下に冷
却されれば前記バルブを閉にして冷却を停止する自動販
売機において、販売本数を計数する手段を備え、販売本
数が所定数より少ない時、前記冷却停止期において、庫
内温度が所定温度より高くなった時点もしくは冷却停止
から一定時間が経過した時点で庫内ファンを停止させて
省エネ運転を行うことを特徴とする。
【0009】本第2発明は、冷媒を凝縮するモータコン
プレッサ、凝縮された冷媒を冷却庫内の蒸発器に選択的
に供給するバルブ、蒸発器で得られる冷気を庫内に循環
させるための庫内ファン、庫内温度を検出する温度セン
サを備え、庫内温度が上限温度以上になればバルブを開
にして冷却を行い、下限温度以下に冷却されれば前記バ
ルブを閉にして冷却を停止する自動販売機において、一
定のタイミングで温度センサにより検出した庫内温度に
基づき、冷却時の庫内温度低下速度を検出する温度推移
検出手段を備え、温度低下速度の早い方の冷却庫の庫内
ファンのみを冷却停止後に停止させ、その後の温度上昇
速度を緩やかにしたことを特徴とする。
【0010】本第3発明は、冷媒を凝縮するモータコン
プレッサ、凝縮された冷媒を冷却庫内の蒸発器に選択的
に供給するバルブ、蒸発器で得られる冷気を庫内に循環
させるための庫内ファン、庫内温度を検出する温度セン
サを備え、庫内温度が上限温度以上になればバルブを開
にして冷却を行い、下限温度以下に冷却されれば前記バ
ルブを閉にして冷却を停止する自動販売機において、省
エネ運転のため冷却停止時に庫内ファンを停止している
時、一つの冷却庫で上限温度近くまで温度上昇した時、
他の冷却庫の庫内ファンを運転することを特徴とする。
【0011】本第4発明は、冷媒を凝縮するモータコン
プレッサ、凝縮された冷媒を冷却庫内の蒸発器に選択的
に供給するバルブ、蒸発器で得られる冷気を庫内に循環
させるための庫内ファン、庫内温度を検出する温度セン
サを備え、庫内温度が上限温度以上になればバルブを開
にして冷却を行い、下限温度以下に冷却されれば前記バ
ルブを閉にして冷却を停止する自動販売機において、庫
内温度が上限温度を大きく上回っている時、冷却能力を
低減させた省エネ運転を解除することを特徴とする。
【0012】
【作用】第1発明によれば、販売本数が所定数よりも少
ない場合は、省エネ運転が実施されるが、販売本数が所
定数よりも多く、販売頻度が高い場合には、通常運転が
実施されるため、上方にある商品も十分に冷却され、ま
とめ買いがあった場合にも十分に冷却された商品を販売
できる。尚、請求項2にあるように、販売本数が上記所
定数よりも更に少ない場合には、庫内ファンの送風能力
を低減した“強めの省エネ運転"が実施されるため、消
費電力が更に低減される。
【0013】冷却時の温度低下速度が速い冷却庫は、冷
却停止後の温度上昇速度も速い。そこで、第2発明で
は、その冷却庫に対しては、冷却停止後に庫内ファンを
停止させ、他の冷却庫の庫内ファンを運転することによ
り、ほぼ同じタイミングで上限温度に到達するようにな
る。一つの冷却庫で上限温度を上回れば、全冷却庫に対
して冷却運転を行う制御においては、モータコンプレッ
サのオンタイミングを遅らすことができ、効果的な省エ
ネ運転を行える。
【0014】一つの冷却庫で温度が高くなっても、他の
冷却庫の庫内温度が十分に低い場合、全冷却庫が上限温
度を上回った時点でモータコンプレッサを起動する制御
においては、その起動までに時間がかかり、商品温度が
高い庫内温度になじんでしまう。そこで、第3発明で
は、一つの冷却庫で上限温度近くまで上昇すれば、他の
冷却庫の庫内ファンを運転させて、温度上昇を早め、早
期に冷却を開始するようにしている。
【0015】第4発明によれば、庫内温度が上限温度を
大きく上回っている場合には、冷却能力を低減した省エ
ネ運転を解除して、急速冷却が行える通常運転を実施す
るようにしたので、商品を大量に取り替えた時や、加温
から冷却に切り替えた時でも、短時間で商品を冷却する
ことができる。尚、請求項6にあるように、庫内温度が
適正温度であっても販売頻度が大きい時には、急速冷却
の必要から省エネ運転を解除するのが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係わる自動販売
機を示した内部機構図であり、3つの収容庫を持つ。1
は、左庫、中庫、右庫内にそれぞれ設けられた蒸発器で
あり、2は、冷媒を凝縮するモータコンプレッサであ
り、3は、凝縮された冷媒を蒸発器1に選択的に供給す
るバルブである。4は、蒸発器1で冷却された冷気を庫
内に循環させるための庫内フアンである。5は、庫内温
度を検出する温度センサであり、蒸発器1の冷気入口側
の近傍に設置される。6は、各庫を加温するためのヒー
タである。7は本自動販売機を総括制御する主制御部で
ある。8は、各庫を冷却庫または加温庫に設定するため
の冷却/加温設定部である。9は、冷却加温制御部であ
り、温度センサ5の検出温度に基づき、モータコンプレ
ッサ2、バルブ3、庫内ファン4あるいはヒータ6をオ
ンオフ制御する。10は、各種データの入力と共に省エ
ネ運転の設定を行うためのキーボード部であり、前面扉
の裏面に設けられる。11は、その前面扉に設けられた
商品選択釦である。
【0017】図2は、本第1発明における自動販売機の
1実施形態を示した制御ブロック図であり、図1と共通
の要素には共通の符号を付している。主制御部7には、
販売制御を実行するCPU7Aおよび時刻を計時する時
計部7Cを備え、CPU7A内には単位時間当たり販売
本数を各収容庫別にカウントするカウント部7Bを備え
る。
【0018】以下に本第1発明の自動販売機における制
御を図3、図4のフローチャートに基づき説明する。ま
ずステップS1にて各庫に対して冷却庫あるいは加温庫
に設定する。ここではすべてを冷却庫として設定した。
ステップS2では時計部7Cの計時時間がクリアされ
る。ステップS3では、販売の有無が判定され、販売が
あった場合は、ステップS4、ステップS5にて、その
販売が右庫、中庫あるいは左庫なのかが判定され、ステ
ップS6にて各収容庫別に販売本数がカウントされる。
ステップS7では1時間経過したかが判定され、1時間
が経過していないのであればステップS3に戻り、販売
本数のカウントが続行される。
【0019】さて、時計部7Cが1時間を計時すれば、
ステップS7からステップS8へ進み、収容庫別の販売
本数が冷却/加温制御部9へ送信され、そのデータはス
テップS11(図4)にて受信される。
【0020】最初はステップS12aにて左庫が冷却庫
であるか判定され、加温庫であればステップS17に進
むが、冷却庫なのでステップS13a、ステップS14
aに進み、左庫の販売本数が判定される。10本以上
(販売頻度が大)の時はステップS17に進み、通常運
転、つまり、冷却停止期においても左庫の庫内ファン4
が連続運転される。販売本数が7〜9本(販売頻度が中)
の時はステップS16に進み、“弱の省エネ運転”が実
施される。この省エネ運転(弱)では、冷却停止後も庫内
ファンは運転されるが、冷却停止後、所定の時間が経過
した時点、もしくは、庫内温度が所定の温度まで上昇し
た時点で庫内ファンは停止される。
【0021】販売本数が6本以下(販売頻度が小)の時は
ステップS15に進み“強の省エネ運転”が実施され
る。この省エネ運転(強)では、冷却停止後、所定の時間
が経過した時点、もしくは、庫内温度が所定の温度まで
上昇した時点で庫内ファンは停止される(省エネ運転
(弱))とともに、冷却停止後の庫内ファン運転期におい
て、間欠運転され、冷気循環能力が低減される。この間
欠運転には二つの運転パターンがある。 パターン1:オン時間6秒/オフ時間4秒 パターン2:オン時間10秒/オフ時間2秒 パターン1は、収容庫のサイズが大きく、隣の収容庫も
冷却庫である時のように、温度変化の影響を受けにくい
場合に採用され、パターン2は、隣の収容庫が加温庫で
温度変化の影響を受け易い場合に採用される。尚、庫内
ファンに直流モータ(ブラシレスモータ)を用い、電圧制
御により、回転数を変えるようにしてもよい。
【0022】このようにして左庫に対する制御が終了す
ると、ステップS12bに戻り、次に中庫に対して同じ
ような制御がなされ、その庫内ファンが通常運転、省エ
ネ運転(弱)、省エネ運転(強)のいずれかに制御され、更
に、右庫に対しても同様な制御がなされる。
【0023】このようにして全収容庫に対する制御が終
了すれば、ステップS18からステップS2(図3)に戻
ることで、上述した制御が1時間毎に繰替えされる。
【0024】ここで、販売頻度が大の場合、収容庫の上
方に蓄えられ、それ故、十分に冷却されていない商品も
短時間の内に販売されるため、上方の商品も十分に冷却
しておく必要があり、そのため省エネ運転は行わず、通
常運転(庫内全体を一様な温度にする)を行ない、上方の
商品をも冷却しておくことで、販売頻度が大きくなって
も十分に冷却された商品を販売でき、上述したの課題
を解消できる。
【0025】販売頻度が中の場合に、上方に蓄えられた
商品は、すぐには販売されないので急速に冷却する必要
はなく、主に下方の商品を冷却すれば十分であり、その
ため、弱の省エネ運転(冷却停止後もしばらくの間ファ
ンを運転)を行っており、庫内ファンを停止すること
で、庫内温度の上昇が緩やかになり、それ故、モータコ
ンプレッサ2の停止時間が長くなり、消費電力を低減で
きる。
【0026】販売頻度が小の場合に、下方に位置する商
品のみを冷却しておけば十分であり、そのため、省エネ
運転(弱)+簡潔運転を行う“強の省エネ運転”を行い、
庫内温度の上昇を更に抑え、消費電力を更に低減するこ
とができる。尚、モータコンプレッサ2は、上限温度お
よび下限温度に基づく通常のサーモ運転がなされる。
【0027】図5は、本第2発明における自動販売機の
1実施形態を示した制御ブロツク図であり、CPU7A
内に、各収容庫での冷却時の温度推移を演算する温度推
移検出部7Dと、その温度推移より、どのバルブ3が先
に閉になるかを推定する閉タイミング推定部7Eを備え
る。この自動販売機の制御を図6のフローチャートに従
って説明する。
【0028】ステップS20において、各収容庫の冷却
/加温の設定状態を判定している。収容庫が3個の場
合、かつ、(冷却:冷却:加温)または(加温:冷却:冷
却)のごとく、外側の一方が加温庫の場合に、二つの冷
却庫間で上述したの課題が生じる。ここではそのよう
な配置で設定されているとする。その場合、ステップS
21に進み、15秒間隔で二つの冷却庫の庫内温度が検
知され、ステップS22で庫内温度が15℃以下である
かが判定され、15℃以上の場合はステップS23にて
引き続き通常の冷却運転が継続されるが、15℃以下で
あれば、ステップS24に進み、冷却時の温度推移が検
出される。
【0029】ステップS25では、中庫と外側庫の二つ
の冷却庫間で、温度差が2℃以上となったことが3回以
上発生したかが判定され、それが発生した場合、つま
り、両冷却庫間で温度低下速度に大きい差がある場合、
ステップS26にて、中庫内の方が、温度低下速度が大
きかったかが判定され、大きかった場合、ステップS2
7にて、中庫のバルブが閉になり冷却が停止されたかが
判定され、停止されればステップS28にて中庫のファ
ン4のみが停止される。
【0030】一方、ステップS25の判定で両冷却庫間
で温度差が大きくなかった場合は、ステップS29に進
み、現在、両冷却庫に対して行われているサーモ運転に
おいて、いずれの冷却庫が先に下限温度になり、バルブ
3が閉にされるかが前記の温度推移から推定され、内庫
のバルブ3が先に閉じられるならば前記のステップS2
7に進み、外庫のバルブ3が先に閉じられるならば、ス
テップS31に進み、外庫の冷却で停止したかが判定さ
れ、停止されればステップS32にて外庫のファン4の
みが停止される。
【0031】冷却速度の速い方の冷却庫は、冷却停止後
の温度上昇速度も速く、それ故、その冷却庫のファンを
冷却停止後に直ちに停止すれば、その後の温度上昇が緩
やかとなり、他方の冷却庫の温度上昇速度とほぼ合致す
るようになる。これにより、冷却休止期間が長くなり、
効率的な省エネ運転を行え、上記の課題を解消でき
る。
【0032】図7は、本第3発明における自動販売機の
1実施形態を示した制御ブロック図であり、図1と共通
の要素には共通の符号を付している。この自動販売機の
制御を図8のフローチャートに基づき説明する。庫内温
度に制御(サーモ制御)であり、省エネ運転実施中で、左
庫、中庫、右庫が、(冷却:冷却:加温)、(加温:冷
却:冷却)、(冷却:加温:冷却)のいずれかに設定さ
れ、かつ、現在、省エネ運転により庫内ファンの停止中
である場合は、ステップS41、S42、S43、S4
4、S45からステップS46に進み、一方の冷却庫
(C1とする)が、7℃以上であるか判定され、冷却庫C1
が7℃以上ある場合はステップS47にて他方の冷却庫
(C2とする)の庫内ファン4が運転される。
【0033】一方、冷却庫C1が7℃以上でない時は、
ステップS46からステップS48に進み、他方の冷却
庫C2が7℃以上であるか判定され、冷却庫C2が7℃以
上でないならば、つまり、両冷却庫が7℃未満であれ
ば、庫内ファンは共に停止されたままであるが、冷却庫
2が7℃以上であれば、他方の冷却庫C1の庫内ファン
4が運転される。
【0034】このように、一方の冷却庫C1が上限温度
(8℃)に近い7℃まで上昇した時、この冷却庫C1を早
期に冷却開始すべく、他方の冷却庫C2(これは7℃未
満)の庫内ファン4を運転し、その冷却庫C2の温度を高
めれば、短時間の内に双方の冷却庫が上限温度に達し、
これにより、双方の冷却が開始されるため、前記冷却庫
1内の商品の温度が高い庫内温度になじむといったこ
とがなくなり、上記の課題を解消できる。
【0035】最後に本第4発明における自動販売機につ
いて説明する。その制御ブロック図は図2に示したもの
と同じであり、制御動作としては図9に示す。但し図9
では、制御の後半のみを示し、前半は、図3のフローチ
ャートと同じである。図3のステップS1〜ステップS
8にて、既述したように、各冷却庫別の販売本数がカウ
ントされ、そのデータが冷却/加温制御部9へ送信され
ると、図9のステップS51に進み、そのデータが受信
される。ステップS52では庫内温度が検知され、ステ
ップS53およびS54にて、庫内温度が15℃以上、
−5〜15℃あるいは、−5℃未満かが判定される。
【0036】商品を入れ替えた時や、加温から冷却に切
り替えた時のように、庫内温度が15℃以上ある時は、
ステップS58に進み、現在、省エネ運転中であれば、
解除され通常運転が実施され、庫内ファン4が冷却休止
中においても連続運転される。これにより、急速冷却が
なされ、短時間の内に商品が十分に冷却され、上記の
課題を解消できる。−5℃未満の時は商品の凍結を防止
する目的でステップS56にて通常運転がなされる。
【0037】一方、庫内温度が−5ないし15℃の場
合、ステップS55にて、いずれかの冷却庫で販売本数
が10本以上であったかが判定され、10本未満の時は
ステップS57にて省エネ運転が実施される。その省エ
ネ運転としては、図4のステップS15またはステップ
S14で示した“省エネ運転(強)”または“省エネ運転
(弱)”が実施される。
【0038】
【発明の効果】第1発明によれば、販売本数が所定数よ
りも少ない場合は、省エネ運転を実施するので、上方に
ある商品も十分に冷却され、まとめ買いがあった場合に
も十分に冷却された商品を販売でき、一方、販売頻度が
高くない場合には、省エネ運転が実施され、消費電力を
低減できる。第2発明によれば、冷却時の温度低下速度
が速く、それ故、冷却停止後の温度上昇も早い冷却庫の
ファンのみを停止させ、温度上昇速度を他の冷却庫とほ
ぼ同じようにしたので、モータコンプレッサのオンタイ
ミングを遅らすことができ、効果的な省エネ運転を行う
ことができる。第3発明では、一つの冷却庫で上限温度
近くまで上昇すれば、他の冷却庫の庫内ファンを運転さ
せて、温度上昇を早め、早期に冷却を開始するようにし
たので、商品温度が高い庫内温度になじむといったこと
をなくせる。第4発明によれば、庫内温度が上限温度を
大きく上回っている場合には、冷却能力を低減した省エ
ネ運転を解除して、急速冷却が行える通常運転を実施す
るようにしたので、商品を大量に取り替えた時や、加温
から冷却に切り替えた時でも、短時間で商品を冷却する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる自動販売機の内部機構図
【図2】 本第1発明の1実施形態を示す制御ブロック
【図3】 図2の自動販売機の制御動作を示すフローチ
ャート
【図4】 図2の自動販売機の制御動作を示すフローチ
ャート
【図5】 本第2発明の1実施形態を示す制御ブロック
【図6】 図5の自動販売機の制御動作を示すフローチ
ャート
【図7】 本第3発明の1実施形態を示す制御ブロック
【図8】 図7の自動販売機の制御動作を示すフローチ
ャート
【図9】 本第4発明の自動販売機の制御動作を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
1 蒸発器 2 モータコンプレッサ 3 バルブ 4 庫内ファン 5 温度センサ 6 ヒータ 7 主制御部 7A CPU 7B カウント部 7C 時計部 7D 温度推移検出部 7E 閉タイミング推定部 8 冷却/加温設定部 9 冷却加温制御部 10 キーボード部 11 商品選択釦

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を凝縮するモータコンプレッサ、凝
    縮された冷媒を冷却庫内の蒸発器に選択的に供給するバ
    ルブ、蒸発器で得られる冷気を庫内に循環させるための
    庫内ファン、庫内温度を検出する温度センサを備え、庫
    内温度が上限温度以上になればバルブを開にして冷却を
    行い、下限温度以下に冷却されれば前記バルブを閉にし
    て冷却を停止する自動販売機において、 販売本数を計数する手段を備え、販売本数が所定数より
    少ない時、前記冷却停止期において、庫内温度が所定温
    度より高くなった時点もしくは冷却停止から一定時間が
    経過した時点で庫内ファンを停止させて省エネ運転を行
    うことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 冷却停止から庫内温度が所定温度より
    高くなるまで、もしくは一定時間が経過するまでの期間
    において、販売本数が上記所定数より更に少ない時、庫
    内ファンの送風能力を低減して強めの省エネ運転を行う
    請求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 冷媒を凝縮するモータコンプレッサ、凝
    縮された冷媒を冷却庫内の蒸発器に選択的に供給するバ
    ルブ、蒸発器で得られる冷気を庫内に循環させるための
    庫内ファン、庫内温度を検出する温度センサを備え、庫
    内温度が上限温度以上になればバルブを開にして冷却を
    行い、下限温度以下に冷却されれば前記バルブを閉にし
    て冷却を停止する自動販売機において、 一定のタイミングで温度センサにより検出した庫内温度
    に基づき、冷却時の庫内温度低下速度を検出する温度推
    移検出手段を備え、温度低下速度の早い方の冷却庫の庫
    内ファンのみを冷却停止後に停止させ、その後の温度上
    昇速度を緩やかにしたことを特徴とする自動販売機。
  4. 【請求項4】 冷媒を凝縮するモータコンプレッサ、凝
    縮された冷媒を冷却庫内の蒸発器に選択的に供給するバ
    ルブ、蒸発器で得られる冷気を庫内に循環させるための
    庫内ファン、庫内温度を検出する温度センサを備え、庫
    内温度が上限温度以上になればバルブを開にして冷却を
    行い、下限温度以下に冷却されれば前記バルブを閉にし
    て冷却を停止する自動販売機において、 省エネ運転のため冷却停止時に庫内ファンを停止してい
    る時、一つの冷却庫で上限温度近くまで温度上昇した
    時、他の冷却庫の庫内ファンを運転することを特徴とす
    る自動販売機。
  5. 【請求項5】 冷媒を凝縮するモータコンプレッサ、凝
    縮された冷媒を冷却庫内の蒸発器に選択的に供給するバ
    ルブ、蒸発器で得られる冷気を庫内に循環させるための
    庫内ファン、庫内温度を検出する温度センサを備え、庫
    内温度が上限温度以上になればバルブを開にして冷却を
    行い、下限温度以下に冷却されれば前記バルブを閉にし
    て冷却を停止する自動販売機において、 庫内温度が上限温度を大きく上回っている時、冷却能力
    を低減させた省エネ運転を解除することを特徴とする自
    動販売機。
  6. 【請求項6】 庫内温度が適正温度であっても販売頻度
    が大きい時に省エネ運転を解除する請求項5記載の自動
    販売機。
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