JPH09134405A - 帳票読取装置 - Google Patents
帳票読取装置Info
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- JPH09134405A JPH09134405A JP7290920A JP29092095A JPH09134405A JP H09134405 A JPH09134405 A JP H09134405A JP 7290920 A JP7290920 A JP 7290920A JP 29092095 A JP29092095 A JP 29092095A JP H09134405 A JPH09134405 A JP H09134405A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 帳票読取装置に関し、帳票種別の識別方法を
多様化した装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 帳票別文字読取定義体が定義体名で格納
されている格納ファイル(40)と、帳票上の識別子を認識
するID認識部(32)と、識別子から定義体名に変換する
ID・定義体名変換部(33)と、格納ファイルから指定定
義体名の文字読取定義体を抽出する定義体抽出部(39)
と、文字読取定義体に基づき帳票の文字認識を行う文字
認識部(31)とを備える文字認識装置において、帳票上の
マークを認識するマーク認識部(34)と、マークから定義
体名に変換するマーク・定義体名変換部(35)と、キーボ
ード(36)と、該キーボードからのキーデータを認識する
キーデータ認識部(37)と、該キーデータから定義体名に
変換するキーデータ・定義体名変換部(38)とを設け、識
別子,マーク,キーデータのいずれかにより帳票種別を
認識して文字認識を行うように構成する。
多様化した装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 帳票別文字読取定義体が定義体名で格納
されている格納ファイル(40)と、帳票上の識別子を認識
するID認識部(32)と、識別子から定義体名に変換する
ID・定義体名変換部(33)と、格納ファイルから指定定
義体名の文字読取定義体を抽出する定義体抽出部(39)
と、文字読取定義体に基づき帳票の文字認識を行う文字
認識部(31)とを備える文字認識装置において、帳票上の
マークを認識するマーク認識部(34)と、マークから定義
体名に変換するマーク・定義体名変換部(35)と、キーボ
ード(36)と、該キーボードからのキーデータを認識する
キーデータ認識部(37)と、該キーデータから定義体名に
変換するキーデータ・定義体名変換部(38)とを設け、識
別子,マーク,キーデータのいずれかにより帳票種別を
認識して文字認識を行うように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票種別を識別
し、その帳票に応じた文字読取定義体を選択して文字認
識を行う帳票読取装置に関する。
し、その帳票に応じた文字読取定義体を選択して文字認
識を行う帳票読取装置に関する。
【0002】近年、金融機関等において帳票記載の取引
データを入力する場合、帳票の各項目をOCR装置を使
用して読み取り入力する方法が採用されている。この
際、取引種別が多い場合は取引種別ごとに帳票を用意
し、その帳票ごとに読み取り位置等を定義したOCR定
義体を作成しておき、挿入された帳票の種別を識別して
そのOCR定義体を本体装置から受け取って帳票の認識
処理を行っている。
データを入力する場合、帳票の各項目をOCR装置を使
用して読み取り入力する方法が採用されている。この
際、取引種別が多い場合は取引種別ごとに帳票を用意
し、その帳票ごとに読み取り位置等を定義したOCR定
義体を作成しておき、挿入された帳票の種別を識別して
そのOCR定義体を本体装置から受け取って帳票の認識
処理を行っている。
【0003】このため、帳票の種類を識別する必要があ
り、従来では、識別子IDを帳票に印刷し、このIDを
認識して帳票種類を識別しているが、IDを使用する方
法では、帳票を複数取引で共用することができず、ID
が印刷していない汎用の帳票を使用することもできな
い。
り、従来では、識別子IDを帳票に印刷し、このIDを
認識して帳票種類を識別しているが、IDを使用する方
法では、帳票を複数取引で共用することができず、ID
が印刷していない汎用の帳票を使用することもできな
い。
【0004】近年、OCR装置を使用した取引が増大し
つつあり、IDを使用する方法を含めた多様な方法で帳
票種類が識別できることが必要とされる。
つつあり、IDを使用する方法を含めた多様な方法で帳
票種類が識別できることが必要とされる。
【0005】
【従来の技術】図6は従来例の構成図である。図6は、
OCR装置1をパソコン等で構成される本体装置4に接
続して帳票読取装置を構成した例を示すもので、帳票種
別を帳票の所定位置に印刷された識別子(ID)42のイ
メージから認識し、その認識した帳票を読み取るための
OCR定義体10を本体装置4から獲得して帳票の文字認
識を行うように構成したものである。
OCR装置1をパソコン等で構成される本体装置4に接
続して帳票読取装置を構成した例を示すもので、帳票種
別を帳票の所定位置に印刷された識別子(ID)42のイ
メージから認識し、その認識した帳票を読み取るための
OCR定義体10を本体装置4から獲得して帳票の文字認
識を行うように構成したものである。
【0006】OCR装置1では、帳票(伝票)のイメ
ージを光学的に読み取り、識別子41を認識するための
帳票識別定義体9を本体装置4から受取り、この帳票
識別定義体9を参照しつつ帳票記載の識別子42の認識処
理を行って帳票の種類を識別し、帳票の種別を本体装
置4に通知してその帳票のOCR定義体9を受取り、
このOCR定義体を参照しつつ読み取った帳票の文字認
識を行う。
ージを光学的に読み取り、識別子41を認識するための
帳票識別定義体9を本体装置4から受取り、この帳票
識別定義体9を参照しつつ帳票記載の識別子42の認識処
理を行って帳票の種類を識別し、帳票の種別を本体装
置4に通知してその帳票のOCR定義体9を受取り、
このOCR定義体を参照しつつ読み取った帳票の文字認
識を行う。
【0007】図6の例では、金融取引において、顧客が
手書きした出金伝票41をOCR装置1で読み取る場合を
示したもので、OCR装置1で出金伝票41のイメージが
光学的に読み取られると、文字認識部2は本体装置4に
読取りを通知する。
手書きした出金伝票41をOCR装置1で読み取る場合を
示したもので、OCR装置1で出金伝票41のイメージが
光学的に読み取られると、文字認識部2は本体装置4に
読取りを通知する。
【0008】これにより、本体装置4の帳票識別定義体
ダウンロード部5は、ファイル装置に格納している帳票
識別定義体9をOCR装置1にダウンロードする。この
帳票識別定義体9は、帳票の種類を識別するための識別
子の印刷位置, 文字種, 桁数等を定義したもので、OC
R装置1のID認識部3は、この帳票識別定義体9基づ
いて、読み取った伝票の所定位置のイメージの認識処理
を行ない、その結果、例えば〔01〕(出金)を本体装
置4に通知する。
ダウンロード部5は、ファイル装置に格納している帳票
識別定義体9をOCR装置1にダウンロードする。この
帳票識別定義体9は、帳票の種類を識別するための識別
子の印刷位置, 文字種, 桁数等を定義したもので、OC
R装置1のID認識部3は、この帳票識別定義体9基づ
いて、読み取った伝票の所定位置のイメージの認識処理
を行ない、その結果、例えば〔01〕(出金)を本体装
置4に通知する。
【0009】本体装置4では、OCR定義体名変換部6
が通知された〔01〕に対応した定義体名に変換し、O
CR定義体ロード部7が定義体名でファイル装置に格納
されている各帳票のOCR定義体10のなかから出金伝票
41のOCR定義体を獲得し、OCR定義体ダウンロード
部8がこのOCR定義体10をOCR装置1にダウンロー
ドする。
が通知された〔01〕に対応した定義体名に変換し、O
CR定義体ロード部7が定義体名でファイル装置に格納
されている各帳票のOCR定義体10のなかから出金伝票
41のOCR定義体を獲得し、OCR定義体ダウンロード
部8がこのOCR定義体10をOCR装置1にダウンロー
ドする。
【0010】このOCR定義体10は出金伝票41の各項目
の記入位置, 文字種, 桁数等を定義したもので、文字認
識部2はこの定義体を参照しつつ出金伝票41の各項目の
文字認識を行う。
の記入位置, 文字種, 桁数等を定義したもので、文字認
識部2はこの定義体を参照しつつ出金伝票41の各項目の
文字認識を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の帳票読取装置で
は、OCR装置1が、帳票上に印刷されているIDを読
み取るための帳票識別定義体9を本体装置4から受け取
ってIDを読み取り、そのIDを本体装置4に通知して
いた。
は、OCR装置1が、帳票上に印刷されているIDを読
み取るための帳票識別定義体9を本体装置4から受け取
ってIDを読み取り、そのIDを本体装置4に通知して
いた。
【0012】このとき、帳票上にIDが印刷されていな
いとID読み取りエラーを本体装置4に通知し、それ以
降の読み取り処理をストップさせていた。このように、
帳票にIDを印刷しなけれればならず、且つ取引ごとに
異なるIDを発行する必要があるため、帳票を異なる取
引で共用することができないとか、汎用の帳票を使用す
ることができない等の課題があった。
いとID読み取りエラーを本体装置4に通知し、それ以
降の読み取り処理をストップさせていた。このように、
帳票にIDを印刷しなけれればならず、且つ取引ごとに
異なるIDを発行する必要があるため、帳票を異なる取
引で共用することができないとか、汎用の帳票を使用す
ることができない等の課題があった。
【0013】本発明は、帳票上にIDを印刷しなくても
取引の種別を判断できて帳票が共用できる、さらに汎用
の帳票が使用できる帳票読取装置を提供することを目的
としている。
取引の種別を判断できて帳票が共用できる、さらに汎用
の帳票が使用できる帳票読取装置を提供することを目的
としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、本発明
の帳票読取装置は、図1の本発明の原理図に示すよう
に、 (1) 読取り位置等を定義した文字読取定義体が定義体名
で格納されている格納ファイル40と、帳票上の帳票種別
を表す識別子を認識するID認識部32と、認識した識別
子から対応する帳票の定義体名に変換するID・定義体
名変換部33と、指定の定義体名に基づき格納ファイル40
から対応する文字読取定義体を抽出する定義体抽出部39
と、抽出された文字読取定義体に基づき帳票から読取っ
たイメージの文字認識を行う文字認識部31とを備える帳
票読取装置において、帳票上の所定位置に記入される帳
票種別を表すマークを認識するマーク認識部34と、認識
したマークから対応する定義体名に変換するマーク・定
義体名変換部35と、キーボード36と、キーボード36から
入力されたキーデータから対応する定義体名に変換する
キーデータ・定義体名変換部38とを設ける。
の帳票読取装置は、図1の本発明の原理図に示すよう
に、 (1) 読取り位置等を定義した文字読取定義体が定義体名
で格納されている格納ファイル40と、帳票上の帳票種別
を表す識別子を認識するID認識部32と、認識した識別
子から対応する帳票の定義体名に変換するID・定義体
名変換部33と、指定の定義体名に基づき格納ファイル40
から対応する文字読取定義体を抽出する定義体抽出部39
と、抽出された文字読取定義体に基づき帳票から読取っ
たイメージの文字認識を行う文字認識部31とを備える帳
票読取装置において、帳票上の所定位置に記入される帳
票種別を表すマークを認識するマーク認識部34と、認識
したマークから対応する定義体名に変換するマーク・定
義体名変換部35と、キーボード36と、キーボード36から
入力されたキーデータから対応する定義体名に変換する
キーデータ・定義体名変換部38とを設ける。
【0015】これにより、帳票記載の識別子,マークお
よび外部キー入力のいずれかにより帳票種別を識別して
定義体名に変換することができ、対応する文字読取定義
体を獲得することができる。
よび外部キー入力のいずれかにより帳票種別を識別して
定義体名に変換することができ、対応する文字読取定義
体を獲得することができる。
【0016】この結果、マーク方式を使用すれば帳票を
共用することができ、キーボード入力の方法を用いると
汎用の帳票を使用することが可能となり、何れの帳票も
取り扱うことが可能となる。 (2) 読取り位置を定義した文字読取定義体が定義体名で
格納されている格納ファイルと、帳票上に記入される帳
票種別を表す識別子を認識するID認識部と、認識した
該識別子から対応する帳票の定義体名に変換するID・
定義体名変換部と、指定された定義体名に基づき前記格
納ファイルから対応する文字読取定義体を抽出する定義
体抽出部と、抽出された文字読取定義体に基づき該帳票
から読取ったイメージの文字認識を行う文字認識部とを
備える帳票読取装置において、該帳票上の所定位置に記
入される帳票種別を表すマークを認識するマーク認識部
と、認識したマークから対応する文字読取定義体名に変
換するマーク・定義体名変換部とを設ける。
共用することができ、キーボード入力の方法を用いると
汎用の帳票を使用することが可能となり、何れの帳票も
取り扱うことが可能となる。 (2) 読取り位置を定義した文字読取定義体が定義体名で
格納されている格納ファイルと、帳票上に記入される帳
票種別を表す識別子を認識するID認識部と、認識した
該識別子から対応する帳票の定義体名に変換するID・
定義体名変換部と、指定された定義体名に基づき前記格
納ファイルから対応する文字読取定義体を抽出する定義
体抽出部と、抽出された文字読取定義体に基づき該帳票
から読取ったイメージの文字認識を行う文字認識部とを
備える帳票読取装置において、該帳票上の所定位置に記
入される帳票種別を表すマークを認識するマーク認識部
と、認識したマークから対応する文字読取定義体名に変
換するマーク・定義体名変換部とを設ける。
【0017】これにより、帳票種別を表す識別子および
マークのいずれか一方が付された帳票の識別が可能とな
り、マークによる読取りを採用すれば異なる取引で帳票
の共用が可能となる。 (3) 読取り位置を定義した文字読取定義体が定義体名で
格納されている格納ファイルと、帳票上に記入される帳
票種別を表す識別子を認識するID認識部と、認識した
該識別子から対応する帳票の定義体名に変換するID・
定義体名変換部と、指定された定義体名に基づき前記格
納ファイルから対応する文字読取定義体を抽出する定義
体抽出部と、抽出された文字読取定義体に基づき該帳票
から読取ったイメージの文字認識を行う文字認識部とを
備える帳票読取装置において、キーボード36と、キーボ
ード36から入力さたキーデータから対応する文字読取定
義体名に変換するキーデータ・定義体名変換部38とを設
ける。
マークのいずれか一方が付された帳票の識別が可能とな
り、マークによる読取りを採用すれば異なる取引で帳票
の共用が可能となる。 (3) 読取り位置を定義した文字読取定義体が定義体名で
格納されている格納ファイルと、帳票上に記入される帳
票種別を表す識別子を認識するID認識部と、認識した
該識別子から対応する帳票の定義体名に変換するID・
定義体名変換部と、指定された定義体名に基づき前記格
納ファイルから対応する文字読取定義体を抽出する定義
体抽出部と、抽出された文字読取定義体に基づき該帳票
から読取ったイメージの文字認識を行う文字認識部とを
備える帳票読取装置において、キーボード36と、キーボ
ード36から入力さたキーデータから対応する文字読取定
義体名に変換するキーデータ・定義体名変換部38とを設
ける。
【0018】これにより、識別子による認識不能の帳票
は、キー入力により識別させることができ、汎用の帳票
が使用できるようになる。
は、キー入力により識別させることができ、汎用の帳票
が使用できるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】図2は発明の一形態の構成図、図
3は変換例を表す図、図4は動作フローチャート図、図
5は帳票例を表す図である。なお、全図を通じて同一符
号は同一対象物を表す。
3は変換例を表す図、図4は動作フローチャート図、図
5は帳票例を表す図である。なお、全図を通じて同一符
号は同一対象物を表す。
【0020】図2は、帳票上の識別子, マークおよびキ
ーボードからの入力のいずれか1つの方法で帳票の種類
を識別し、対応するOCR定義体を獲得して帳票記載の
文字認識を行う装置例を示したものである。
ーボードからの入力のいずれか1つの方法で帳票の種類
を識別し、対応するOCR定義体を獲得して帳票記載の
文字認識を行う装置例を示したものである。
【0021】図2のOCR装置11において、2は文字認
識部で、帳票が読み取られたとき、本体装置22に通知し
て帳票識別定義体(マーク),帳票識別定義体(ID)
を本体装置22よりダウンロードさせてID/マーク認識
部12にID/マークを読み取らせるとともに、その後、
本体装置22よりダウンロードされたOCR定義体に基づ
き、帳票の文字認識を行う。
識部で、帳票が読み取られたとき、本体装置22に通知し
て帳票識別定義体(マーク),帳票識別定義体(ID)
を本体装置22よりダウンロードさせてID/マーク認識
部12にID/マークを読み取らせるとともに、その後、
本体装置22よりダウンロードされたOCR定義体に基づ
き、帳票の文字認識を行う。
【0022】12はOCR装置11に設けられたID/マー
ク認識部で、ダウンロードされた帳票識別定義体(I
D)9、および帳票識別定義体(マーク)19に基づき、
帳票から読み取ったイメージの認識を行ない、識別子I
Dが認識されれば、解読したIDデータを本体装置4に
通知し、マークが認識されればそのマークデータを通知
し、ID/マークともに認識されない場合は、「認識不
能」を本体装置22に通知する。
ク認識部で、ダウンロードされた帳票識別定義体(I
D)9、および帳票識別定義体(マーク)19に基づき、
帳票から読み取ったイメージの認識を行ない、識別子I
Dが認識されれば、解読したIDデータを本体装置4に
通知し、マークが認識されればそのマークデータを通知
し、ID/マークともに認識されない場合は、「認識不
能」を本体装置22に通知する。
【0023】図2の本体装置22において、19は帳票識別
定義体(マーク)で、マークが記入される帳票における
マーク読取位置,桁数等が定義されている。9は帳票識
別定義体(ID)で、IDが印刷されている帳票におけ
るID読取位置,桁数等が定義されている。
定義体(マーク)で、マークが記入される帳票における
マーク読取位置,桁数等が定義されている。9は帳票識
別定義体(ID)で、IDが印刷されている帳票におけ
るID読取位置,桁数等が定義されている。
【0024】13はインタフェース部(IF部)で、OC
R装置11との間でデータのやりとりを行う。14は識別結
果受付部で、IDデータ, マークデータ, 「識別不能」
をOCR装置11より受け取り、OCR定義体名獲得処理
部15に渡す。
R装置11との間でデータのやりとりを行う。14は識別結
果受付部で、IDデータ, マークデータ, 「識別不能」
をOCR装置11より受け取り、OCR定義体名獲得処理
部15に渡す。
【0025】15はOCR定義体名獲得処理部で、IDデ
ータを受け取った場合は、そのIDデータをID−OC
R定義体名変換部6に渡し、マークデータを受け取った
場合はマークデータ−OCR定義体名変換部17にマーク
データを渡し、「識別不能」の通知を受けた場合は、デ
ィスプレィ20経由、キーボード21からのキ入力を待ち、
受け取ったキーデータをキーデータ−OCR定義体名変
換部18に渡す。
ータを受け取った場合は、そのIDデータをID−OC
R定義体名変換部6に渡し、マークデータを受け取った
場合はマークデータ−OCR定義体名変換部17にマーク
データを渡し、「識別不能」の通知を受けた場合は、デ
ィスプレィ20経由、キーボード21からのキ入力を待ち、
受け取ったキーデータをキーデータ−OCR定義体名変
換部18に渡す。
【0026】ID−OCR定義体名変換部6は、図3
(1) に示す変換テーブルにより、通知されたIDデータ
を対応するOCR定義体名に変換する。なお、実際に
は、図3(1) の変換テーブルがID−OCR定義体名変
換部6に相当し、OCR定義体名獲得処理部15からID
データに対応したテーブルアドレスにより、OCR定義
体名が直接出力されるようになっている。マークデータ
−OCR定義体名変換部17、キーデータ−OCR定義体
名変換部18も同様であり、図3(2),(3) によりそれぞれ
マークデータ, キーデータを対応するOCR定義体名に
変換する。
(1) に示す変換テーブルにより、通知されたIDデータ
を対応するOCR定義体名に変換する。なお、実際に
は、図3(1) の変換テーブルがID−OCR定義体名変
換部6に相当し、OCR定義体名獲得処理部15からID
データに対応したテーブルアドレスにより、OCR定義
体名が直接出力されるようになっている。マークデータ
−OCR定義体名変換部17、キーデータ−OCR定義体
名変換部18も同様であり、図3(2),(3) によりそれぞれ
マークデータ, キーデータを対応するOCR定義体名に
変換する。
【0027】7はOCR定義体ロード部で、ID−OC
R定義体名変換部6、マークデータ−OCR定義体名変
換部17、キーデータ−OCR定義体名変換部18からそれ
ぞれ出力されたOCR定義体名に基づき、帳票ごとに設
けられ、ファイル装置に格納されているOCR定義体10
のうちより対応するOCR定義体10を図示省略したメモ
リにロードする。
R定義体名変換部6、マークデータ−OCR定義体名変
換部17、キーデータ−OCR定義体名変換部18からそれ
ぞれ出力されたOCR定義体名に基づき、帳票ごとに設
けられ、ファイル装置に格納されているOCR定義体10
のうちより対応するOCR定義体10を図示省略したメモ
リにロードする。
【0028】8はOCR定義体名ダウンロード部で、前
述のメモリにロードされたOCR定義体10をIF部13を
通じてOCR装置11にダウンロードする。図3は変換例
を示したもので、帳票ごとに定義体名がFMTDEF1
〜FMTDEF9のごとく発行され、例えばIDデータ
が「0101」の場合は定義体名「FMTDEF1」に
変換され、定義体名「FMTDEF1」のOCR定義体
が抽出されることを示している。なお、(2),(3) の場合
は、同じ「FMTDEF1」をマークデータ, キーデー
タでも指定できる場合を示したものである。マークの場
合は、マーク記入欄として4桁が設定され、その4桁の
いずれかの桁、例えば第1桁目にマークが付された場合
に〔1000〕のごとく変換される。キー入力の場合
は、順次、1,0,0,0のごとく入力する。
述のメモリにロードされたOCR定義体10をIF部13を
通じてOCR装置11にダウンロードする。図3は変換例
を示したもので、帳票ごとに定義体名がFMTDEF1
〜FMTDEF9のごとく発行され、例えばIDデータ
が「0101」の場合は定義体名「FMTDEF1」に
変換され、定義体名「FMTDEF1」のOCR定義体
が抽出されることを示している。なお、(2),(3) の場合
は、同じ「FMTDEF1」をマークデータ, キーデー
タでも指定できる場合を示したものである。マークの場
合は、マーク記入欄として4桁が設定され、その4桁の
いずれかの桁、例えば第1桁目にマークが付された場合
に〔1000〕のごとく変換される。キー入力の場合
は、順次、1,0,0,0のごとく入力する。
【0029】以上の構成により、本体装置22では図4に
示す動作が行われる。 (1) OCR装置11で帳票が読み取られると、本体装置22
に通知されるので、本体装置22の帳票識別定義体ダウン
ロード部5は、帳票識別定義体9,19をOCR装置11にダ
ウンロードする。
示す動作が行われる。 (1) OCR装置11で帳票が読み取られると、本体装置22
に通知されるので、本体装置22の帳票識別定義体ダウン
ロード部5は、帳票識別定義体9,19をOCR装置11にダ
ウンロードする。
【0030】OCR装置11では、ID/マーク認識部12
がダウンロードされた帳票識別定義体9,19を参照して、
ID, マークの認識を行う。 (2) 認識結果としてIDデータが識別結果受付部14が受
け付けると、OCR定義体名獲得処理部15はID−OC
R定義体名変換部6に処理依頼を行なう。 (3) マークデータが通知されると、マークデータ−OC
R定義体名変換部17に処理依頼を行う。 (4) IDデータ, マークデータの通知が無い場合は、
「認識不能」が通知され、キーデータの入力待ちとな
る。この際タイムアウトでエラーとする。
がダウンロードされた帳票識別定義体9,19を参照して、
ID, マークの認識を行う。 (2) 認識結果としてIDデータが識別結果受付部14が受
け付けると、OCR定義体名獲得処理部15はID−OC
R定義体名変換部6に処理依頼を行なう。 (3) マークデータが通知されると、マークデータ−OC
R定義体名変換部17に処理依頼を行う。 (4) IDデータ, マークデータの通知が無い場合は、
「認識不能」が通知され、キーデータの入力待ちとな
る。この際タイムアウトでエラーとする。
【0031】キーデータが入力されると、キーデータ−
OCR定義体名変換部18に処理依頼を行う。 (5) 上記(2) 〜(4) で得られた定義体名により、OCR
定義体ロード部7は、所望のOCR定義体10をファイル
装置より抽出し、このOCR定義体10をOCR定義体ダ
ウンロード部8がOCR装置11にダウンロードする。
OCR定義体名変換部18に処理依頼を行う。 (5) 上記(2) 〜(4) で得られた定義体名により、OCR
定義体ロード部7は、所望のOCR定義体10をファイル
装置より抽出し、このOCR定義体10をOCR定義体ダ
ウンロード部8がOCR装置11にダウンロードする。
【0032】以上により、OCR装置11に読み取った帳
票に応じたOCR定義体がダウンロードされ、文字認識
部2により帳票データが認識される。図5(1) は、入出
金伝票を共通化するためにマーク方式を採用した例を示
したもので、マーク記入欄25が設けられ、例えば入金欄
にマークを記入すると〔10〕と認識されて、図示細線
部分を読み取るOCR定義体がダウンロードされる。
票に応じたOCR定義体がダウンロードされ、文字認識
部2により帳票データが認識される。図5(1) は、入出
金伝票を共通化するためにマーク方式を採用した例を示
したもので、マーク記入欄25が設けられ、例えば入金欄
にマークを記入すると〔10〕と認識されて、図示細線
部分を読み取るOCR定義体がダウンロードされる。
【0033】図5(2) は、IDもマークもない汎用の帳
票を使用する場合を示したもので、この場合は、キーボ
ードから〔1000〕のごとく入力する。上記〔1
0〕,〔1000〕により、共に出金帳票の定義体名に
変換されるテーブルが必要なことは勿論である。
票を使用する場合を示したもので、この場合は、キーボ
ードから〔1000〕のごとく入力する。上記〔1
0〕,〔1000〕により、共に出金帳票の定義体名に
変換されるテーブルが必要なことは勿論である。
【0034】以上のごとく、従来のIDに、マーク,キ
ーボード入力を加えることにより、帳票の共通化,汎用
帳票の採用等が可能となり、取引種別の増大に対処でき
るようになる。
ーボード入力を加えることにより、帳票の共通化,汎用
帳票の採用等が可能となり、取引種別の増大に対処でき
るようになる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の帳票読取
装置によれば、帳票上に帳票を識別するためのIDを設
定しなくとも取引を識別するためのマーク項目を設定し
た一種類の帳票を読み取ることが可能となり、帳票を共
用化できる。または、取引を識別するためのマーク項目
を設定しなくとも、帳票をOCR装置にセットした後、
キーボードから取引を指定して、帳票の読取りを行うこ
とが可能となり、汎用の帳票が使用できるようになる。
この結果、帳票の設計作業の軽減および帳票作成費用を
削減する効果を奏する。
装置によれば、帳票上に帳票を識別するためのIDを設
定しなくとも取引を識別するためのマーク項目を設定し
た一種類の帳票を読み取ることが可能となり、帳票を共
用化できる。または、取引を識別するためのマーク項目
を設定しなくとも、帳票をOCR装置にセットした後、
キーボードから取引を指定して、帳票の読取りを行うこ
とが可能となり、汎用の帳票が使用できるようになる。
この結果、帳票の設計作業の軽減および帳票作成費用を
削減する効果を奏する。
【図1】 本発明の原理図
【図2】 発明の一形態の構成図
【図3】 変換例を表す図
【図4】 動作フローチャート図
【図5】 帳票例を表す図
【図6】 従来例の構成図
1 OCR装置 2 文字認
識部 3 ID認識部 4 本体装
置 5 帳票種別定義体ダウンロード部 6 OCR定義体名変換部,ID−OCR定義体名変換
部 7 OCR定義体ロード部 8 OCR
定義体ダウンロード部 9 帳票識別定義体(ID) 10 OCR
定義体 11 OCR装置 12 ID/
マーク認識部 13 IF部 14 識別結
果受付部 15 OCR定義体名獲得処理部 16 キーデ
ータ受付部 17 マークデータOCR定義体名変換部 18 キーデータOCR定義体名変換部 19 帳票識
別定義体(マーク) 20 ディスプレィ 21 キーボ
ード 22 本体装置 30 帳票 31 文字認
識部 32 ID認識部 33 ID・
定義体名変換部 34 マーク認識部 35 マーク
・定義体名変換部 36 キーボード 37 キーデ
ータ認識部 38 キーデータ・定義体名変換部 39 定義体
抽出部 40 格納ファイル 41 出金伝
票 42 識別子
識部 3 ID認識部 4 本体装
置 5 帳票種別定義体ダウンロード部 6 OCR定義体名変換部,ID−OCR定義体名変換
部 7 OCR定義体ロード部 8 OCR
定義体ダウンロード部 9 帳票識別定義体(ID) 10 OCR
定義体 11 OCR装置 12 ID/
マーク認識部 13 IF部 14 識別結
果受付部 15 OCR定義体名獲得処理部 16 キーデ
ータ受付部 17 マークデータOCR定義体名変換部 18 キーデータOCR定義体名変換部 19 帳票識
別定義体(マーク) 20 ディスプレィ 21 キーボ
ード 22 本体装置 30 帳票 31 文字認
識部 32 ID認識部 33 ID・
定義体名変換部 34 マーク認識部 35 マーク
・定義体名変換部 36 キーボード 37 キーデ
ータ認識部 38 キーデータ・定義体名変換部 39 定義体
抽出部 40 格納ファイル 41 出金伝
票 42 識別子
Claims (3)
- 【請求項1】 読取り位置を定義した文字読取定義体
が定義体名で格納されている格納ファイルと、帳票上の
帳票種別を表す識別子を認識するID認識部と、認識し
た該識別子から対応する帳票の定義体名に変換するID
・定義体名変換部と、指定の定義体名に基づき前記格納
ファイルから対応する文字読取定義体を抽出する定義体
抽出部と、抽出された文字読取定義体に基づき該帳票か
ら読取ったイメージの文字認識を行う文字認識部とを備
える帳票読取装置において、 該帳票上の所定位置に記入された帳票種別を表すマーク
を認識するマーク認識部と、 認識したマークから対応する定義体名に変換するマーク
・定義体名変換部と、 キーボードと、 該キーボードから入力されたキーデータから対応する定
義体名に変換するキーデータ・定義体名変換部とを設
け、帳票記載の識別子,マークおよび外部キー入力のい
ずれかにより帳票種別を識別して対応する文字読取定義
体を獲得し、文字認識を行うことを特徴とする帳票読取
装置。 - 【請求項2】 読取り位置を定義した文字読取定義体
が定義体名で格納されている格納ファイルと、帳票上に
記入される帳票種別を表す識別子を認識するID認識部
と、認識した該識別子から対応する帳票の定義体名に変
換するID・定義体名変換部と、指定された定義体名に
基づき前記格納ファイルから対応する文字読取定義体を
抽出する定義体抽出部と、抽出された文字読取定義体に
基づき該帳票から読取ったイメージの文字認識を行う文
字認識部とを備える帳票読取装置において、 該帳票上の所定位置に記入される帳票種別を表すマーク
を認識するマーク認識部と、 認識したマークから対応する文字読取定義体名に変換す
るマーク・定義体名変換部とを設け、帳票種別を表す識
別子およびマークのいずれか一方が付された帳票の文字
認識を行うように構成されてなることを特徴とする帳票
読取装置。 - 【請求項3】 読取り位置を定義した文字読取定義体
が定義体名で格納されている格納ファイルと、帳票上に
記入される帳票種別を表す識別子を認識するID認識部
と、認識した該識別子から対応する帳票の定義体名に変
換するID・定義体名変換部と、指定された定義体名に
基づき前記格納ファイルから対応する文字読取定義体を
抽出する定義体抽出部と、抽出された文字読取定義体に
基づき該帳票から読取ったイメージの文字認識を行う文
字認識部とを備える帳票読取装置において、 キーボードと、 該キーボードから入力さたキーデータから対応する文字
読取定義体名に変換するキーデータ・定義体名変換部と
を設け、該識別子による認識不能の帳票を入力されたキ
ーデータに基づき認識するように構成したことを特徴と
する帳票読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7290920A JPH09134405A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 帳票読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7290920A JPH09134405A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 帳票読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09134405A true JPH09134405A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17762227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7290920A Pending JPH09134405A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 帳票読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09134405A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000251012A (ja) * | 1999-03-01 | 2000-09-14 | Hitachi Ltd | 帳票処理方法およびシステム |
JP2008234599A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | データエントリ処理システム |
JP2019204401A (ja) * | 2018-05-25 | 2019-11-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
-
1995
- 1995-11-09 JP JP7290920A patent/JPH09134405A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000251012A (ja) * | 1999-03-01 | 2000-09-14 | Hitachi Ltd | 帳票処理方法およびシステム |
JP2008234599A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | データエントリ処理システム |
JP2019204401A (ja) * | 2018-05-25 | 2019-11-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030422 |