JPH09134387A - 訪問看護支援装置 - Google Patents

訪問看護支援装置

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JPH09134387A
JPH09134387A JP31715295A JP31715295A JPH09134387A JP H09134387 A JPH09134387 A JP H09134387A JP 31715295 A JP31715295 A JP 31715295A JP 31715295 A JP31715295 A JP 31715295A JP H09134387 A JPH09134387 A JP H09134387A
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nursing
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JP31715295A
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Susumu Inoue
進 井上
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 訪問看護業務における療養費の明細書および
請求書を手間をかけることなくミスなく作成する。 【解決手段】 この発明の訪問看護支援装置は、多数の
在宅患者の訪問看護関連情報を集中的に管理する集中管
理装置1において、ハードディスク6に記憶されている
患者基本情報、患者診断情報、訪問看護記録情報、およ
び、訪問看護利用料金情報の各情報に基き、明細・請求
書作成手段(パソコン5)が療養費の明細書および請求
書を自動的に作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高齢の在宅患者
などに対する訪問看護を支援するための訪問看護支援装
置に関し、特に、在宅患者に施した訪問看護の報酬を請
求するのに必要な書類を自動的に作成する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高齢化に伴って訪問看護を必要とする在
宅患者数の増加に対し、在宅患者への医療福祉の向上を
図る方策のひとつとして、医療法人や医師会あるいは市
町村が事業主体となって設立する訪問看護ステーション
がある。訪問看護ステーションでは、病院や医師とも連
携を取りながら、看護担当者(看護婦(士)等)が在宅
患者を定期的に一定時間(例えば2時間程度)訪問して
必要な看護を行うようにしており、既に全国的な展開が
始まっている。
【0003】現在、以下のようにして訪問看護ステーシ
ョンでの訪問看護業務が遂行さている。訪問対象の在宅
患者に対する訪問スケジュールを、予め(例えば1ヶ月
分)決定し、決定したスケジュールを常勤者と非常勤者
(パートタイマー)で構成される看護担当者(看護婦な
ど)へそれぞれ連絡する。連絡を受けた看護担当者は、
スケジュールに従って担当の在宅患者を訪問し看護を行
う。このようにして、在宅患者への訪問看護を続ける一
方、各在宅患者に施した訪問看護の報酬は月に一回纏め
て請求する。療養費の明細書および請求書を各患者ごと
に作成して、高齢者の場合だと公費負担となることが多
いため、普通は費用請求先である公的機関(市町村など
地方自治体や健康保険組合)に対して提出することにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、療養費
の明細書および請求書の作成は非常に煩雑な作業である
ために時間がかかり、患者への看護といういわば直接業
務の時間が削られることから、在宅患者に対する看護が
十分に行えない。明細書・請求書の作成には、患者基本
情報、患者診断情報、訪問看護記録情報、および、訪問
看護利用料金情報などを記載した多数の書類をその都度
手作業で調べ、整理・集計を行った上で必要事項をいち
いち記入しなければならないからである。療養費の明細
書および請求書の作成に時間がかかると、結果的に入金
が遅れることにもなる。それに、手作業であるためミス
が起こり、請求漏れなどが往々にしてある。請求漏れに
気づかないままだと、結局、訪問看護の報酬が貰えない
ことになる。
【0005】この発明は、上記の事情に鑑み、訪問看護
業務における療養費の明細書および請求書を手間をかけ
ずにミスなく作成できるように支援する訪問看護支援装
置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述の課題
を達成するため、次のような構成をとる。すなわち、こ
の発明に係る訪問看護支援装置は、多数の在宅患者の訪
問看護関連情報を集中的に管理する集中管理装置を備え
ることにより訪問看護業務の支援が行える構成となって
いる装置であって、前記集中管理装置は、患者基本情
報、患者診断情報、訪問看護記録情報、および、訪問看
護利用料金情報を前記訪問看護関連情報として記憶する
メモリ手段と、前記メモリ手段に記憶された各情報に基
づいて、療養費の明細書および請求書を自動的に作成す
る明細・請求書作成手段とを具備するというものであ
る。
【0007】
【作用】この発明の訪問看護支援装置の作用は次の通り
である。すなわち、この発明に係る訪問看護支援装置で
は、訪問看護関連情報を集中的に管理する集中管理装置
のメモリ手段に、患者基本情報、患者診断情報、訪問看
護記録情報、および、訪問看護利用料金情報の各情報が
それぞれ適時に入力されて記憶されてゆく。明細・請求
書作成手段は、メモリ手段に記憶されている上記の各情
報における必要データを引き出し、在宅患者に施した訪
問看護についての療養費の明細書および請求書を自動的
に作成する。勿論、作成された療養費の明細書および請
求書は、提出先である関係機関へ速やかに提出されるこ
とになる。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、図面を参照しながら、こ
の発明の一実施例を説明する。図1は、実施例に係る訪
問看護支援装置(以下、適宜「支援装置」と略記する)
の全体構成を示すブロック図である。図2は、支援装置
のうちの携帯式端末装置の構成を示すブロック図であ
る。実施例の訪問看護支援装置は、訪問看護ステーショ
ンに設置される集中管理装置1と、看護担当者(看護婦
(士)等)が所持することになる携帯式端末装置2とが
組み合わせられた構成となっている。ひとつの訪問看護
ステーションでは複数の看護担当者がいるから、支援装
置が実際に稼働した場合は、1つの集中管理装置1と複
数の携帯式端末装置2の組み合わせとなる。
【0009】集中管理装置1は、入力手段としてのキー
ボード3および出力手段としての(メニューなどが表示
される)TVモニタ4を具備するパソコン(パーソナル
コンピュータ)5、記憶手段としてのハードディスク
6、もうひとつの出力手段としてのプリンタ7および通
信手段用としての通信インタフェースを具備する。通信
インタフェースとしては、公衆回線を利用して遠隔通信
が行えるモデム接続用RS232C用IF(図示省
略)、遠隔通信は出来ないが高速通信が行える、光通信
や電磁誘導通信などの無接触通信IFボックス8、IC
カード10によるバッチ式通信が行えるICカードR/
W9がある。勿論、これら3つの通信インタフェースを
全て具備する必要はなく、上の3つの通信インタフェー
スのうちひとつだけを具備する構成でもよい。
【0010】集中管理装置1が管理する記憶情報ファイ
ルは、図3に示すとおりである。すなわち、ハードディ
スク6には、下記(1)〜(12)に示す情報が記憶され
ているのである。なお、ハードディスク6には、集中管
理装置1の稼働に必要なOSや制御プログラムも記憶さ
れている。 (1) 患者関連ファイル:ここには、個人別の患者基
本情報〔ID番号,氏名,生年月日,住所,地域コー
ド,健康保険事項,公費負担事項,市町村番号,家族事
項,病歴・薬歴事項,初めの自立度事項(寝たきり度,
移動,食事,痴呆性等),訪問回数事項〕が納められて
いる。図5は患者基本情報の一例を示す。
【0011】(2) 要員関連ファイル:ここには、個
人別の要員基本情報〔要員番号,氏名,住所,職種区分
(正看護婦,準看護婦,保健婦,理学療法士など),勤
務形態事項(常勤,非常勤),勤務時間情報(勤務曜
日,勤務時間帯など)〕が納められている。図6は要員
基本情報の一例を示す。
【0012】(3) 施設関連ファイル:ここには、当
該訪問看護ステーション自体の施設情報〔事業者名,ス
テーション番号,代表者名,名称,所在地,電話番号,
管理者名,開設者,併設状況,営業日時など〕が納めら
れている。
【0013】(4) 関係機関関連ファイル:ここに
は、情報提供先機関(地方自治体など)や看護費用請求
先機関(保険機関等)および医療施設などに関する情報
〔ID番号,名称,所在地など〕が納められている。
【0014】(5) 患者診断関連ファイル:ここに
は、医師の訪問看護指示書に基づく患者診断情報〔患者
氏名,主治医,主治医の所属機関,住所,主傷病名,病
状など〕が納められている。
【0015】(6) 訪問看護計画関連ファイル:ここ
には、在宅患者に対する訪問看護計画情報〔看護目標,
問題点,看護事項,リハビリテーションの計画・目標な
ど〕が納められている。
【0016】(7) スケジュールデータベース関連フ
ァイル:ここには、在宅患者に対する訪問スケジュール
管理に必要な各情報がテーブルのかたちなどで納められ
ている。
【0017】(8) 訪問スケジュール関連ファイル:
ここには、必要なファイルの情報に基づいて画定された
各看護担当者の1日ごとの訪問先在宅患者リストなどの
情報が全看護担当者につき一定期間(例えば1ヶ月)分
納められている。
【0018】(9) ケア内容候補関連ファイル:ここ
には、実施する看護内容項目の候補である看護内容項目
群が内容的な関連をもとにして区分けされたグループ
〔身体状況に関する内容,看護介護内容,リハビリ援助
内容,医療的処置の内容,介護者に対する指導内容な
ど〕別にテーブルのかたちで納められている。
【0019】(10) 最適在宅ケア関連ファイル:ここ
には、前記の看護内容項目群より各患者に施すのに適当
とされる最適在宅ケア情報が各患者別に納められてい
る。図7は、最適在宅ケア情報例を示す。
【0020】(11) 訪問看護記録関連ファイル:ここ
には、主として、実施済の訪問看護記録情報〔1ヶ月に
1回実施記録される自立度事項(寝たきり度,移動・食
事などの日常生活活動,痴呆性老人の日常生活自立
度)、毎回実施記録される訪問看護内容の状況等)な
ど〕が納められている。図8は訪問看護記録情報例を示
す。
【0021】(12)看護料金関連ファイル:ここには、
実施した訪問看護についての費用請求に必要な訪問看護
利用料金情報が納められている。
【0022】さらに、集中管理装置1は、多数の在宅患
者の訪問看護関連情報などを集中的に管理するための機
能(手段)を具備する。これらの機能は、パソコン5の
CPUおよび制御プログラムを中心として構成されるも
のである。すなわち、上記各種のファイルに格納する情
報をキーボード3等より取り込むデータ入力機能、必要
なファイルの情報を参照し日毎の訪問患者や各担当者ご
との日毎の担当患者を画定する機能、看護内容項目群の
中から各在宅患者に施すのに適当な看護内容項目の抽出
を行い各患者別に最適在宅ケア情報を画定する看護内容
画定機能、訪問看護の情報提供書を始めとする各種報告
書を作成する報告書作成機能,実施済の訪問看護につい
ての療養費の明細書(以下、適宜「明細書」と記す)お
よび請求書を作成する(この発明における特徴的構成で
ある)明細・請求書作成機能、必要な各種書類をプリン
トするプリント機能などを具備するとともに、さらに、
上記ファイル中の必要な情報を通信手段を介して携帯式
端末装置に送信する情報送信機能に加え、訪問看護記録
関連ファイルに携帯式端末装置から送信されてくる訪問
看護記録情報を受信して格納する受信格納機能を具備し
ている。
【0023】携帯式端末装置2は、図2に示すように、
タッチ式入力ペン11を用いた入力手段と液晶表示パネ
ル12を用いた出力手段と、記憶手段としての搭載メモ
リ13を具備していて、制御用CPU15に対しては、
タッチ式入力ペン11や液晶表示パネル12が液晶駆動
・入力IF14および信号バスBUSを介して接続され
ているとともに搭載メモリ13が信号バスBUSを介し
て接続されている。又、制御用CPU15には、集中管
理装置1との間での送信・受信を行うための双方向通信
手段用としての3つの通信インターフェイス、すなわち
ICカード用IF16、無接触通信用IF17、公衆回
線利用の遠隔通信用のRS232C用IF18、およ
び、外部の適当なプリンタ20や訪問看護ステーション
のプリンタ7などへの信号送出用インターフェースとし
てのプリンタ用IF19も信号バスBUSを介してCP
U15に接続されている。勿論、通信インターフェイス
は3つ全て備えている必要はなく、ひとつだけでもよ
い。上記の入力手段や出力手段は、CPU15と装置の
稼働をコントロールする制御プログラムを中心に構成さ
れている。
【0024】図1に示すように、訪問看護ステーション
のモデム(変復調装置)21と看護担当者側のモデム2
2とは公衆回線を介して集中管理装置1と携帯式端末装
置2を接続することにより、情報を相互に交換すること
が出来る。集中管理装置1の情報送信機能により、携帯
式端末装置2側へは、最新の各看護担当者の日毎の訪問
先在宅患者リスト(担当患者)の所定日数分(例えば1
月分)の他、訪問予定の最新の患者基本情報、最新の患
者診断情報、最新の訪問看護計画情報、最新の最適在宅
ケア情報、訪問看護記録情報の中の必要分(前回の訪問
看護記録情報や5回分のバイタルサイン(体温,体重,
血圧,呼吸,脈拍など)が送信されて、携帯式端末装置
2の搭載メモリ13に記憶される。搭載メモリ13に記
憶されるファイルは図4に示すとおりである。なお、無
接触通信により情報をやりとりする場合、無接触通信I
Fボックス8と無接触通信用IF17を介して双方向通
信を実行する。訪問看護ステーションに携帯式端末装置
2を持ち込む必要はあるが、通信を高速で行うことがで
きる。ICカード10により情報をやりとりする場合、
ICカードR/W9とICカード用IF16を介して双
方向通信を実行する。ICカード10自体が比較的高価
だが、携帯式端末装置2を訪問看護ステーションに持ち
込まなくても通信が行える。
【0025】携帯式端末装置2では、液晶表示パネル1
2の画面をタッチ式入力ペン11による操作により、日
毎の訪問先在宅患者リストや患者基本情報、患者診断情
報、訪問看護計画情報、前回の訪問看護記録や5回分程
度のバイタルサイン(グラフ表示される場合もある)な
ど必要な情報を検索して、液晶表示パネル12の画面の
上に随時表示することが出来る。看護担当者は、特に、
最適在宅ケア情報や前回の訪問看護記録を液晶表示パネ
ル12の画面の上に表示して確認することにより、実際
に施す看護内容(ケア内容)を正確かつ迅速に決定し、
十分な看護を患者に対して行うことができる。
【0026】そして、在宅ケアが終了すると、今回の訪
問看護記録をタッチ式入力ペン11の操作により、携帯
式端末装置2へ入力する。入力した今回の訪問看護記録
は、集中管理装置1に送信されるとともに、集中管理装
置1の受信格納機能により、訪問看護記録関連ファイル
に格納記憶される。これで、ひとりの在宅患者に対する
訪問看護業務が終了することになる。
【0027】次に、この発明の特徴である実施済の訪問
看護についての明細書・請求書作成に関係する構成につ
いて具体的に説明する。明細書・請求書の作成に関する
構成としては、患者関連ファイル、要員関連ファイル、
患者診断関連ファイル、訪問看護記録関連ファイル、訪
問スケジュール関連ファイル、および、看護料金関連フ
ァイルと明細・請求書作成手段を具備し、明細・請求書
作成手段が各ファイルに記憶されている情報の中から必
要なデータを引き出して明細書・請求書をプリンタ7で
自動的に印刷出力する構成になっているのであるが、以
下より具体的に説明する。
【0028】先ずデータベースとして、次のようなもの
が予めハードディスク6の中の対応するファイルへ入力
記憶されている。患者関連ファイルに記憶される情報で
は、ID番号や氏名などの患者属性、負担番号(公費負
担番号,市町村番号)、負担医療受給者番号(公費負担
医療,老人医療)、保険者番号、被保険者証・手帳の記
号・番号、自立度事項などがある。要員関連ファイルに
記憶される情報では、職種区分(正看護婦・士,準看護
婦・士,保健婦・士,理学療法士,作業療法士等)など
がある。患者診断関連ファイルに記憶される情報では、
主治医や主治医の所属病院と住所、主傷病名などがあ
る。訪問看護記録関連ファイルに記憶される情報では、
〔訪問日、毎月1回実施の自立度事項(寝たきり度,移
動・食 事などの日常生活活動,痴呆性老人の日常生活
自立度)、毎回実施の訪問看護内容の状況などがある。
訪問スケジュール関連ファイルに記憶される情報では、
訪問回数や訪問日などがある。そして、看護料金関連フ
ァイルに記憶される訪問看護利用料金情報には、図9に
示す保険機関の給付割合・本人負担金や訪問看護情報提
供書などの(一部を示す)基本料的料金一覧、および、
図10(a)に示す地方自治体による医療費助成事業や
図10(b)に示す公費負担医療に基づく(一部を示
す)助成料金一覧に対応する料金データなどがある。
【0029】続いて、明細・請求書作成手段による明細
書・請求書の具体的な作成過程を、図11を参照しなが
ら説明する。なお、図11は、各ファイルと作成される
明細書・請求書との対応関係をあらわしたものである。
療養費の明細書を作成する場合は、次のとおりである。
集中管理装置1のメニュー画面で明細書を選択し作成を
指示する。そうすると、明細・請求書作成手段は、患者
基本情報の保険・負担事項に関するデータに基づいて、
明細書作成対象の各患者が下記の6種類の明細区分のい
ずれに属するかをチェック(判定)する。6つの明細区
分の間では書式が相当に違うので、それぞれの明細区分
に応じた書式を予め設定しておいて、チェック結果にし
たがって適切な書式を選択するようにするのである。
【0030】明細区分 被保険者ないし被保険者であ
った者であって、訪問看護単独の該当者、訪問看護と公
費負担医療の同時該当者、公費負担医療単独の該当者の
いずれか。 明細区分 被扶養者であって、訪問看護単独の該当
者、訪問看護と公費負担医療の同時該当者のいずれか。 明細区分 老人訪問看護単独の該当者、老人訪問看護
と公費負担医療の同時該当者のいずれか。 明細区分 退職者医療,老人訪問看護および公費負担
医療以外の者、退職者医療と老人訪問看護の同時該当者
以外の公費負担医療の該当者のいずれか。 明細区分 退職者本人であって、退職者医療単独の該
当者、退職者医療と公費負担医療の同時該当者のいずれ
か。 明細区分 被扶養者であって、退職者医療単独の該当
者、退職者医療と公費負担医療の同時該当者のいずれ
か。
【0031】続いて、明細・請求書作成手段が、患者基
本情報に基づいて、患者属性や保険証番号などの必要デ
ータを抽出し(引き出し)、患者診断情報からは主治医
の属する医療機関名や主治医の名前、主傷病名などを抽
出する。さらに、訪問看護記録情報や要員基本情報から
訪問日や職種区分などの必要なデータを抽出する一方、
訪問看護利用料金情報から基本療養費、管理療養費、情
報提供療費、ターミナルケア療養費も含めた必要な料金
データを抽出し、基本療養費などについては集計も行っ
て、上記6つの明細区分に該当する書式でもってプリン
タ7より明細書を印刷出力する。なお、集計結果や中間
集計結果のうち請求書作成にも利用できるデータは適当
なメモリに一時的に記憶しておく。上記の処理では、料
金に直接関係する訪問回数をデータとしては特に抽出し
ていないが、この訪問回数は訪問日ごとにファイルされ
ている看護記録情報の1ケ月分の集計で決まってくる。
【0032】図12に明細書例を示す。図12の明細書
は明細区分に対応する書式のものである。他の患者に
ついても同様にして次々と明細書が出力される。なお、
上記の過程では、訪問日や訪問回数など請求費との関係
の強い特定データについては、訪問看護記録と訪問スケ
ジュールの各データを照合し不一致のある場合は、印刷
出力されるようになっており、請求漏れや過度の請求を
確実に防止できる構成になっている。
【0033】明細書の作成に続いて、請求書の作成を行
う。集中管理装置1のメニュー画面で請求書を選択し作
成を指示する。そうすると、明細・請求書作成手段は、
明細書作成の際に分類集計されて一時的に記憶されたデ
ータを集計して、図13に示すように、プリンタ7より
請求書を印刷出力する。
【0034】続いて、訪問看護支援装置を利用した訪問
看護業務の遂行、および、明細書・請求書の作成動作を
説明する。先ず、訪問看護業務の遂行の様子を、業務の
流れを示す図14を参照しながら説明する。 〔ステップS1〕 看護担当者が訪問看護ステーション
に出向いて、所持する携帯式端末装置2を集中管理装置
1に接続する。
【0035】〔ステップS2〕 集中管理装置1に対し
て看護担当者コードおよびパスワードの入力操作や送信
指示操作を行うことにより、看護担当者の1日ごとの訪
問先在宅患者リストの所定日数分と、各患者の基本情
報、診断情報、訪問看護計画情報、最適在宅ケア情報、
訪問看護記録情報など必要な情報が携帯巻末装置2側へ
記憶される。
【0036】〔ステップS3〕 看護担当者が訪問リス
ト中の先頭の患者宅へ出掛ける。
【0037】〔ステップS4〕 患者宅へ到着した看護
担当者は、携帯式端末装置2に送信した最適在宅ケア情
報や訪問看護記録情報など表示して検討するとともに、
実際の患者の様子を見て実施する看護内容(ケア内容)
を決定する。
【0038】〔ステップS5〕 看護担当者は、決定し
たケア内容で在宅患者に対する看護を実施する。
【0039】〔ステップS6〕 看護を実施したあと、
携帯式端末装置2に対して今回の訪問看護記録情報を入
力操作をした後、公衆回線を利用して今回の訪問看護記
録情報を集中管理装置1へ送信する(この送信は1日の
終わりに纏めて行ってもよい)。
【0040】〔ステップS7〕 その日に看護を行う予
定の人が他にまだあれば、ステップS3へ戻る。その日
に看護を行う予定の人がもうなければ、その日の訪問看
護業務は完了である。
【0041】〔ステップS8〕 携帯式端末装置2に翌
日分の訪問看護リストが未だあれば、翌日も、ステップ
S3以下のステップを繰り返す。携帯式端末装置2に翌
日分の訪問看護リストがもう無ければ、1サイクルの訪
問看護業務が終了することになる(再び、集中管理装置
1より情報の送信を受けることになる)。
【0042】続いて、明細書・請求書の作成の様子を、
作成の流れを示す図15を参照しながら説明する。 〔ステップSA〕 実際に明細書・請求書を作成する段
階では、必要な情報は原則的に訪問看護支援装置の稼働
開始の際ないし稼働中に手動ないし自動で適時に入力記
憶されており、明細書・請求書作成に必要な操作は、集
中管理装置1におけるメニュー画面で作成を指示する程
度のものである。
【0043】〔ステップSB〕 患者基本情報に基づい
て、各患者の明細区分を判定するとともに各情報から必
要なデータを引き出す。
【0044】〔ステップSC〕 訪問看護記録情報中の
特定データ(訪問日・訪問回数の集計など)と訪問スケ
ジュール情報中の対応データとの照合を行い一致・不一
致をチェックする。
【0045】〔ステップSD〕 プリンタ7より各患者
の明細書が印刷出力される。ステップSCでの不一致デ
ータがあれば印刷出力される。
【0046】〔ステップSE〕 集中管理装置1におけ
るメニュー画面で請求書を選択して作成を指示する。
【0047】〔ステップSF〕 必要なデータの集計が
なされて、プリンタ7より請求書が出力される。
【0048】〔ステップSG〕 作成された明細書・請
求書を請求先に提出する。
【0049】この発明は、上記実施例に限られるもので
はなく、例えば、以下のように変形実施することが可能
である。 (1) 上記実施例は、携帯式端末装置を具備する構成
であったが、携帯式端末装置のないものが他の実施例と
して挙げられる。この場合は、看護担当者の1日ごとの
訪問先在宅患者リストなど必要な内容は、例えば用紙に
印刷出力したもので看護担当者に提供される。
【0050】(2) 上記実施例は、明細書・請求書
は、用紙印刷の体裁で作成されたが、磁気ディスク等の
メモリに記憶という体裁での明細書・請求書作成もあり
得る。
【0051】(3) 勿論、明細書や請求書の書式は実
施例として例示したものに限らない。明細書と請求書が
一体となって1枚の用紙に印刷される書式もこの発明の
範囲に含まれるものである。
【0052】
【発明の効果】この発明の訪問看護支援装置によれば、
いくつかの必要な情報を入力しておくだけで自動的に療
養費の明細書・請求書が作成されることから、手間がか
からなくなるので、患者に対して十分な看護が行えるよ
うになる上、機械処理による作成であることから、明細
書・請求書にミスがなくなるので、請求漏れなどを生じ
ることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の訪問看護支援装置の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図2】実施例の支援装置のうちの携帯式端末装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】集中管理装置のハードディスクにおけるファイ
ル構成を示す模式図である。
【図4】携帯式端末装置の搭載メモリに記憶される情報
例を示す模式図である。
【図5】患者基本情報の一例を示す模式図である。
【図6】要員基本情報の一例を示す模式図である。
【図7】最適在宅ケア情報の一例を示す模式図である。
【図8】訪問看護記録情報の一例を示す模式図である。
【図9】訪問看護利用料金情報用の料金データ一覧の一
例を示す説明図である。
【図10】訪問看護利用料金情報用の料金データ一覧の
他の例を示す説明図である。
【図11】各ファイルの情報と明細書・請求書との対応
関係を示すブロック図である。
【図12】実施例装置の作成した明細書例を示す平面図
である。
【図13】実施例装置の作成した請求書例を示す平面図
である。
【図14】訪問看護業務の流れを示すフローチャートで
ある。
【図15】明細書・請求書作成の流れを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…集中管理装置 5…パソコン 6…ハードディスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の在宅患者の訪問看護関連情報を集
    中的に管理する集中管理装置を備えることにより訪問看
    護業務の支援が行える構成となっている装置であって、
    前記集中管理装置は、患者基本情報、患者診断情報、訪
    問看護記録情報、および、訪問看護利用料金情報を前記
    訪問看護関連情報として記憶するメモリ手段と、前記メ
    モリ手段に記憶された各情報に基づいて、療養費の明細
    書および請求書を自動的に作成する明細・請求書作成手
    段とを具備することを特徴とする訪問看護支援装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003022322A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Fujitsu Ltd 薬事のための情報仲介システム、薬事サービスシステム、薬事サービスサーバ、およびコンピュータプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003022322A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Fujitsu Ltd 薬事のための情報仲介システム、薬事サービスシステム、薬事サービスサーバ、およびコンピュータプログラム

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