JPH09133659A - 建物劣化記入装置 - Google Patents
建物劣化記入装置Info
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- JPH09133659A JPH09133659A JP7291280A JP29128095A JPH09133659A JP H09133659 A JPH09133659 A JP H09133659A JP 7291280 A JP7291280 A JP 7291280A JP 29128095 A JP29128095 A JP 29128095A JP H09133659 A JPH09133659 A JP H09133659A
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Links
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 現場で劣化状況を正確かつ簡単に記入でき、
現場での一度の記入操作で正確な劣化状況を記入した図
面を得ることができる建物劣化記入装置を得る。 【解決手段】 タッチパネル式の表示画面12と、表示
画面上に表示された建物の立面図上に壁面の剥離部を線
描き可能にするライトペン13と、被測定壁面を打撃し
た際に発生する打撃音を集音し該集音された打撃音の解
析に基づいて剥離の深さを診断する剥離診断装置15
と、建物の立面図の表示データがあらかじめ書き込まれ
たフロッピーディスク20から該立面図の表示データを
読み出して表示画面上に立面図を表示させると共に、そ
の表示画面上に上記ライトペンによって線描きされた剥
離部を上記剥離診断装置によって診断された剥離の深さ
に応じて色分けして表示させ、かつ剥離部及び剥離の深
さが表示された立面図の表示データを上記フロッピーデ
ィスクに書き込み再登録するCPU10aとを備えた。
現場での一度の記入操作で正確な劣化状況を記入した図
面を得ることができる建物劣化記入装置を得る。 【解決手段】 タッチパネル式の表示画面12と、表示
画面上に表示された建物の立面図上に壁面の剥離部を線
描き可能にするライトペン13と、被測定壁面を打撃し
た際に発生する打撃音を集音し該集音された打撃音の解
析に基づいて剥離の深さを診断する剥離診断装置15
と、建物の立面図の表示データがあらかじめ書き込まれ
たフロッピーディスク20から該立面図の表示データを
読み出して表示画面上に立面図を表示させると共に、そ
の表示画面上に上記ライトペンによって線描きされた剥
離部を上記剥離診断装置によって診断された剥離の深さ
に応じて色分けして表示させ、かつ剥離部及び剥離の深
さが表示された立面図の表示データを上記フロッピーデ
ィスクに書き込み再登録するCPU10aとを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物外壁の劣化
状況を記入するための建物劣化記入装置に関するもので
ある。
状況を記入するための建物劣化記入装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、現場で建物の劣化状況を記入する
のに、画板に図面を挟み、建物劣化状況を記入してい
た。すなわち、図5は従来の建物の劣化状況を記入する
方法の説明図である。図5において、1は画板、2は事
務所であらかじめ書いておいた診断すべき建物の東、
西、南、及び北の4枚の立面図、3は首にかけるための
紐、4はクリップを示す。
のに、画板に図面を挟み、建物劣化状況を記入してい
た。すなわち、図5は従来の建物の劣化状況を記入する
方法の説明図である。図5において、1は画板、2は事
務所であらかじめ書いておいた診断すべき建物の東、
西、南、及び北の4枚の立面図、3は首にかけるための
紐、4はクリップを示す。
【0003】建物の劣化状況を診断には、事務所でCA
D等であらかじめ書かれた4枚の立面図2を画板1のク
リップ4に挟み、首に紐3を吊るして、色鉛筆等で劣化
状況を記入するようになされている。
D等であらかじめ書かれた4枚の立面図2を画板1のク
リップ4に挟み、首に紐3を吊るして、色鉛筆等で劣化
状況を記入するようになされている。
【0004】ところで、現場での劣化状況の記入は風が
あると図面がめくれて正確に書きづらく、また、立面を
移動する度に立面図2を入れ替える必要があり、さら
に、メモ書き程度のものもあり、正式な図面にはなり得
ず、事務所に帰った後、新しい図面に現場で記入してい
た劣化状況を書き写し浄書して診断に供するようにして
いた。
あると図面がめくれて正確に書きづらく、また、立面を
移動する度に立面図2を入れ替える必要があり、さら
に、メモ書き程度のものもあり、正式な図面にはなり得
ず、事務所に帰った後、新しい図面に現場で記入してい
た劣化状況を書き写し浄書して診断に供するようにして
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方法による現場での劣化状況の記入は書きづらく、現
場で記入した劣化状況を再び事務所で正確に書き写して
浄書することは2重手間であり、また、精度的に問題が
あった。
た方法による現場での劣化状況の記入は書きづらく、現
場で記入した劣化状況を再び事務所で正確に書き写して
浄書することは2重手間であり、また、精度的に問題が
あった。
【0006】この発明は上述した従来例に係る問題点を
解消するためになされたもので、現場で劣化状況を正確
かつ簡単に記入できると共に、現場での一度の記入操作
で正確な劣化状況を記入した図面を得ることができる建
物劣化記入装置を得ることを目的とするものである。
解消するためになされたもので、現場で劣化状況を正確
かつ簡単に記入できると共に、現場での一度の記入操作
で正確な劣化状況を記入した図面を得ることができる建
物劣化記入装置を得ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る建物劣化
記入装置は、タッチパネル式の表示画面と、表示画面上
に表示された建物の立面図上に壁面の剥離部を線描き可
能にするライトペンと、被測定壁面を打撃した際に発生
する打撃音を集音し該集音された打撃音の解析に基づい
て剥離の深さを診断する剥離診断装置と、建物の立面図
の表示データがあらかじめ書き込まれた記憶手段から該
立面図の表示データを読み出して表示画面上に立面図を
表示させると共に、その表示画面上に上記ライトペンに
よって線描きされた剥離部を上記剥離診断装置によって
診断された剥離の深さに応じて色分けして表示させ、か
つ剥離部及び剥離の深さが表示された立面図の表示デー
タを上記記憶手段に書き込み再登録する制御手段とを備
えたものである。
記入装置は、タッチパネル式の表示画面と、表示画面上
に表示された建物の立面図上に壁面の剥離部を線描き可
能にするライトペンと、被測定壁面を打撃した際に発生
する打撃音を集音し該集音された打撃音の解析に基づい
て剥離の深さを診断する剥離診断装置と、建物の立面図
の表示データがあらかじめ書き込まれた記憶手段から該
立面図の表示データを読み出して表示画面上に立面図を
表示させると共に、その表示画面上に上記ライトペンに
よって線描きされた剥離部を上記剥離診断装置によって
診断された剥離の深さに応じて色分けして表示させ、か
つ剥離部及び剥離の深さが表示された立面図の表示デー
タを上記記憶手段に書き込み再登録する制御手段とを備
えたものである。
【0008】また、上記記憶手段に書き込まれている複
数の立面図を上記表示画面に順次切換表示させるための
次画面釦をさらに備えたことを特徴とするものである。
数の立面図を上記表示画面に順次切換表示させるための
次画面釦をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はこの発明に係る建物劣化記
入装置を示す外観図である。図1において、10は建物
劣化記入装置で、この建物劣化記入装置10には、あら
かじめ事務所等で診断すべき建物の東、西、南、及び北
の4枚の立面図が書き込まれたフロッピーディスク20
が挿入される差し込み口11、表面が液晶のタッチパネ
ル式でなる表示画面12、この表示画面12上に建物の
劣化状態として壁面の剥離部を線描き可能にするための
ライトペン13、及び表示画面12上に表示される立面
図を次画面の立面図に順次変えるための次画面釦14が
設けられていると共に、被測定壁面の剥離状態を診断す
るための剥離診断装置15、この剥離診断装置15によ
る診断を開始させるためのスイッチ16、及び剥離部と
剥離の深さが記入された立面図のフロッピーディスク2
0への再登録を行うための再登録釦17が設けられてい
る。
入装置を示す外観図である。図1において、10は建物
劣化記入装置で、この建物劣化記入装置10には、あら
かじめ事務所等で診断すべき建物の東、西、南、及び北
の4枚の立面図が書き込まれたフロッピーディスク20
が挿入される差し込み口11、表面が液晶のタッチパネ
ル式でなる表示画面12、この表示画面12上に建物の
劣化状態として壁面の剥離部を線描き可能にするための
ライトペン13、及び表示画面12上に表示される立面
図を次画面の立面図に順次変えるための次画面釦14が
設けられていると共に、被測定壁面の剥離状態を診断す
るための剥離診断装置15、この剥離診断装置15によ
る診断を開始させるためのスイッチ16、及び剥離部と
剥離の深さが記入された立面図のフロッピーディスク2
0への再登録を行うための再登録釦17が設けられてい
る。
【0010】上記剥離診断装置15の先端には、被測定
壁面30に当てる壁面接触部15aが設けられ、この壁
面接触部15aの測定壁面30との接触部には、図2
(a)に示すように、該壁面を打撃するための打撃球1
5bが備えられると共に、打撃球15bが被測定壁面3
0を打撃した際に発生する打撃音を集音するための集音
マイク15cが備えられており、集音マイク15cによ
って集音された打撃音は、図2(b)に示す構成でなる
内蔵する解析装置15dによって解析され、剥離の深さ
が測定され、上記表示画面12上のライトペン13によ
って線描きされた部分に剥離の深さが色分けされて表示
されるようになっている。なお、7はライトペン13の
コード、18は剥離診断装置15のコード、19は建物
劣化記入装置10を首につるす紐を示す。
壁面30に当てる壁面接触部15aが設けられ、この壁
面接触部15aの測定壁面30との接触部には、図2
(a)に示すように、該壁面を打撃するための打撃球1
5bが備えられると共に、打撃球15bが被測定壁面3
0を打撃した際に発生する打撃音を集音するための集音
マイク15cが備えられており、集音マイク15cによ
って集音された打撃音は、図2(b)に示す構成でなる
内蔵する解析装置15dによって解析され、剥離の深さ
が測定され、上記表示画面12上のライトペン13によ
って線描きされた部分に剥離の深さが色分けされて表示
されるようになっている。なお、7はライトペン13の
コード、18は剥離診断装置15のコード、19は建物
劣化記入装置10を首につるす紐を示す。
【0011】ここで、上記解析装置15dには、図2
(b)に示すように、集音マイク15cによって集音さ
れた被測定壁面30の打撃球15bによる打撃音をアナ
ログデジタル変換するA/D変換器15d1と、このA
/D変換器15d1の出力、すなわち上記打撃音の波形
をスペクトル分析する周波数分析器15d2と、この周
波数分析器15d2によりスペクトル分析されたパワー
スペクトル密度から剥離部の波形を識別認識しそのピー
ク値を被測定面30の剥離の深さに応じた値に換算する
深さ換算器15d3とを備えており、剥離部の深さの値
が出力されるようになされている。
(b)に示すように、集音マイク15cによって集音さ
れた被測定壁面30の打撃球15bによる打撃音をアナ
ログデジタル変換するA/D変換器15d1と、このA
/D変換器15d1の出力、すなわち上記打撃音の波形
をスペクトル分析する周波数分析器15d2と、この周
波数分析器15d2によりスペクトル分析されたパワー
スペクトル密度から剥離部の波形を識別認識しそのピー
ク値を被測定面30の剥離の深さに応じた値に換算する
深さ換算器15d3とを備えており、剥離部の深さの値
が出力されるようになされている。
【0012】すなわち、剥離部の波形を周波数分析する
と、例えば1000ないし2000Hzの周波数範囲で
ピーク値を得る剥離部の波形は、3000ないし400
0Hzの周波数範囲でピーク値を得るあらかじめ求めた
健全部の波形に対し、ピーク値の発生周波数にずれが生
じ、かつそのピーク値が高くなり、また、剥離部の深さ
が深くなるとそのパワースペクトル密度のピーク値が低
くなることが知られている。この発明では、このような
周波数分析に基づいて剥離部の深さを特定するものであ
る。
と、例えば1000ないし2000Hzの周波数範囲で
ピーク値を得る剥離部の波形は、3000ないし400
0Hzの周波数範囲でピーク値を得るあらかじめ求めた
健全部の波形に対し、ピーク値の発生周波数にずれが生
じ、かつそのピーク値が高くなり、また、剥離部の深さ
が深くなるとそのパワースペクトル密度のピーク値が低
くなることが知られている。この発明では、このような
周波数分析に基づいて剥離部の深さを特定するものであ
る。
【0013】また、図3は上記建物劣化記入装置10の
内部構成との接続関係を示すもので、この建物劣化記入
装置10の内部には、CPU10a、処理プログラム及
び固定データ等を記憶してなるROM10b、処理デー
タ及び入力データ等を一時記憶するためのRAM10
c、フロッピーディスク20のデータ読み取り/書き込
みを行う読取・書込装置10d、及びインターフェース
10eを備えており、上記CPU10aは、ライトペン
13によって線描きされた剥離部を表示画面12に表示
された立面図上に表示させ、剥離診断装置15によって
診断された剥離の深さを該線描き部分に色分けして表示
すると共に、剥離部分及び剥離の深さが表示された立面
図のデータを再びフロッピーディスク20に書き込んで
再登録するようになされている。
内部構成との接続関係を示すもので、この建物劣化記入
装置10の内部には、CPU10a、処理プログラム及
び固定データ等を記憶してなるROM10b、処理デー
タ及び入力データ等を一時記憶するためのRAM10
c、フロッピーディスク20のデータ読み取り/書き込
みを行う読取・書込装置10d、及びインターフェース
10eを備えており、上記CPU10aは、ライトペン
13によって線描きされた剥離部を表示画面12に表示
された立面図上に表示させ、剥離診断装置15によって
診断された剥離の深さを該線描き部分に色分けして表示
すると共に、剥離部分及び剥離の深さが表示された立面
図のデータを再びフロッピーディスク20に書き込んで
再登録するようになされている。
【0014】以下、上記構成に係る建物劣化記入装置1
0の動作を、図4に示すCPU10aによる制御フロー
チャートを参照して説明する。まず、フロッピーディス
ク20が差し込み口11に挿入されると、CPU10a
は、読取・書込装置10dを介して該フロッピーディス
ク20に書き込まれた立面図データを読み取り表示画面
12上に表示制御する(ステップS1)。この状態で、
操作者が実際の対応する建物を観察しつつ壁面の剥離を
検出した場合、表示画面12は、表面が液晶式のタッチ
パネル式でなるため、立面図が表示された表示画面12
上をライトペン13によってなぞれば、該ライトペン1
3によって表示画面12に壁面の剥離部を線描きされる
(ステップS2)。このようにして、表示画面12上で
該当する立面図の壁面に剥離部が書き込こまれる。
0の動作を、図4に示すCPU10aによる制御フロー
チャートを参照して説明する。まず、フロッピーディス
ク20が差し込み口11に挿入されると、CPU10a
は、読取・書込装置10dを介して該フロッピーディス
ク20に書き込まれた立面図データを読み取り表示画面
12上に表示制御する(ステップS1)。この状態で、
操作者が実際の対応する建物を観察しつつ壁面の剥離を
検出した場合、表示画面12は、表面が液晶式のタッチ
パネル式でなるため、立面図が表示された表示画面12
上をライトペン13によってなぞれば、該ライトペン1
3によって表示画面12に壁面の剥離部を線描きされる
(ステップS2)。このようにして、表示画面12上で
該当する立面図の壁面に剥離部が書き込こまれる。
【0015】次に、実際に壁面接触部15aを壁面の剥
離部に当てて、剥離診断装置15のスイッチ16を投入
すると、CPU10aは、インターフェース10eを介
して剥離診断装置15を動作させて、打撃球15bによ
り被測定壁面30を打撃し、そのときに発生する打撃音
を集音マイク15cにより集音させ、解析装置15dに
より、打撃音の波形をスペクトル分析し、そのパワース
ペクトル密度から剥離部の波形を識別認識しそのピーク
値を被測定壁面の剥離の深さに応じた値に換算して、剥
離部の深さが判定されて出力させる(ステップS3〜S
6)。
離部に当てて、剥離診断装置15のスイッチ16を投入
すると、CPU10aは、インターフェース10eを介
して剥離診断装置15を動作させて、打撃球15bによ
り被測定壁面30を打撃し、そのときに発生する打撃音
を集音マイク15cにより集音させ、解析装置15dに
より、打撃音の波形をスペクトル分析し、そのパワース
ペクトル密度から剥離部の波形を識別認識しそのピーク
値を被測定壁面の剥離の深さに応じた値に換算して、剥
離部の深さが判定されて出力させる(ステップS3〜S
6)。
【0016】CPU10aは、このようにして得られる
立面図内の全ての剥離部の深さの判定出力に基づいて表
示画面上にライトペン13によって線描きされた壁面の
剥離部を深さに応じて色分けして表示させる(ステップ
S7、S8)。なお、剥離診断装置15による剥離部の
深さの測定及び剥離部の色分け表示は、ライトペン13
による剥離部の線描き順序に対応して実行され、それら
の順序に基づく立面図上の剥離部及びその剥離部の深さ
の表示データはRAM10cにその都度記憶される。
立面図内の全ての剥離部の深さの判定出力に基づいて表
示画面上にライトペン13によって線描きされた壁面の
剥離部を深さに応じて色分けして表示させる(ステップ
S7、S8)。なお、剥離診断装置15による剥離部の
深さの測定及び剥離部の色分け表示は、ライトペン13
による剥離部の線描き順序に対応して実行され、それら
の順序に基づく立面図上の剥離部及びその剥離部の深さ
の表示データはRAM10cにその都度記憶される。
【0017】次に、このような状態で、再登録釦17が
押されれば、CPU10aは、表示画面12上の剥離部
及び剥離の深さが表示された立面図の表示データを上記
記憶手段に書き込み再登録する(ステップS9、S1
0)。また、その後、所定時間内に次画面釦14が押さ
れた場合には、ステップS1ないしS10を繰り返し
て、フロッピーディスク20に書き込まれている建物の
東、西、南、及び北の4枚の全ての立面図について剥離
部及びその剥離部の深さを書き込み再登録を実行する。
押されれば、CPU10aは、表示画面12上の剥離部
及び剥離の深さが表示された立面図の表示データを上記
記憶手段に書き込み再登録する(ステップS9、S1
0)。また、その後、所定時間内に次画面釦14が押さ
れた場合には、ステップS1ないしS10を繰り返し
て、フロッピーディスク20に書き込まれている建物の
東、西、南、及び北の4枚の全ての立面図について剥離
部及びその剥離部の深さを書き込み再登録を実行する。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、タッ
チパネル式の表示画面と、表示画面上に表示された建物
の立面図上に壁面の剥離部を線描き可能にするライトペ
ンと、被測定壁面を打撃した際に発生する打撃音を集音
し該集音された打撃音の解析に基づいて剥離の深さを診
断する剥離診断装置と、建物の立面図の表示データがあ
らかじめ書き込まれた記憶手段から該立面図の表示デー
タを読み出して表示画面上に立面図を表示させると共
に、その表示画面上に上記ライトペンによって線描きさ
れた剥離部を上記剥離診断装置によって診断された剥離
の深さに応じて色分けして表示させ、かつ剥離部及び剥
離の深さが表示された立面図の表示データを上記記憶手
段に書き込み再登録する制御手段とを備えたので、現場
で劣化状況を直接正確かつ簡単に記入できると共に、現
場での一度の記入操作で正確な劣化状況を記入した図面
を得ることができる。
チパネル式の表示画面と、表示画面上に表示された建物
の立面図上に壁面の剥離部を線描き可能にするライトペ
ンと、被測定壁面を打撃した際に発生する打撃音を集音
し該集音された打撃音の解析に基づいて剥離の深さを診
断する剥離診断装置と、建物の立面図の表示データがあ
らかじめ書き込まれた記憶手段から該立面図の表示デー
タを読み出して表示画面上に立面図を表示させると共
に、その表示画面上に上記ライトペンによって線描きさ
れた剥離部を上記剥離診断装置によって診断された剥離
の深さに応じて色分けして表示させ、かつ剥離部及び剥
離の深さが表示された立面図の表示データを上記記憶手
段に書き込み再登録する制御手段とを備えたので、現場
で劣化状況を直接正確かつ簡単に記入できると共に、現
場での一度の記入操作で正確な劣化状況を記入した図面
を得ることができる。
【0019】また、次画面釦により、上記記憶手段に書
き込まれている複数の立面図を上記表示画面に順次切換
表示させることにより、記憶手段に書き込まれている建
物の東、西、南、及び北の4枚の全ての立面図について
剥離部及びその剥離部の深さを書き込み再登録を実行す
ることができる。
き込まれている複数の立面図を上記表示画面に順次切換
表示させることにより、記憶手段に書き込まれている建
物の東、西、南、及び北の4枚の全ての立面図について
剥離部及びその剥離部の深さを書き込み再登録を実行す
ることができる。
【図1】 この発明の実施の形態1に係る建物劣化記入
装置を示す外観図である。
装置を示す外観図である。
【図2】 図1の剥離診断装置を説明する構成図であ
る。
る。
【図3】 図1の建物劣化記入装置の内部構成を示す接
続図である。
続図である。
【図4】 図3のCPUによる制御フローチャートであ
る。
る。
【図5】 従来の建物の劣化状況を記入する方法の説明
図である。
図である。
10 建物劣化記入装置、10a CPU、10d 読
取・書込装置、12 表示画面、13 ライトペン、1
4 次画面釦、15 剥離診断装置、15b 打撃球、
15c 集音マイク、15d 解析装置、16 スイッ
チ、17 再登録釦、20 フロッピーディスク。
取・書込装置、12 表示画面、13 ライトペン、1
4 次画面釦、15 剥離診断装置、15b 打撃球、
15c 集音マイク、15d 解析装置、16 スイッ
チ、17 再登録釦、20 フロッピーディスク。
Claims (2)
- 【請求項1】 タッチパネル式の表示画面と、表示画面
上に表示された建物の立面図上に壁面の剥離部を線描き
可能にするライトペンと、被測定壁面を打撃した際に発
生する打撃音を集音し該集音された打撃音の解析に基づ
いて剥離の深さを診断する剥離診断装置と、建物の立面
図の表示データがあらかじめ書き込まれた記憶手段から
該立面図の表示データを読み出して表示画面上に立面図
を表示させると共に、その表示画面上に上記ライトペン
によって線描きされた剥離部を上記剥離診断装置によっ
て診断された剥離の深さに応じて色分けして表示させ、
かつ剥離部及び剥離の深さが表示された立面図の表示デ
ータを上記記憶手段に書き込み再登録する制御手段とを
備えた建物劣化記入装置。 - 【請求項2】 上記記憶手段に書き込まれている複数の
立面図を上記表示画面に順次切換表示させるための次画
面釦を備えたことを特徴とする請求項1記載の建物劣化
記入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7291280A JPH09133659A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 建物劣化記入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7291280A JPH09133659A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 建物劣化記入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09133659A true JPH09133659A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17766842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7291280A Pending JPH09133659A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 建物劣化記入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09133659A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007139707A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Ricoma:Kk | 壁面調査システム |
JP2011123006A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Tokyu Construction Co Ltd | 壁面劣化診断システム及び診断方法 |
JP2014134470A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Takenaka Komuten Co Ltd | 壁面診断結果記録システム、壁面診断結果記録方法、及び壁面診断結果記録プログラム |
JP2014134471A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Takenaka Komuten Co Ltd | 壁面診断結果記録システム、壁面診断結果記録方法、及び壁面診断結果記録プログラム |
-
1995
- 1995-11-09 JP JP7291280A patent/JPH09133659A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007139707A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Ricoma:Kk | 壁面調査システム |
JP2011123006A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Tokyu Construction Co Ltd | 壁面劣化診断システム及び診断方法 |
JP2014134470A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Takenaka Komuten Co Ltd | 壁面診断結果記録システム、壁面診断結果記録方法、及び壁面診断結果記録プログラム |
JP2014134471A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Takenaka Komuten Co Ltd | 壁面診断結果記録システム、壁面診断結果記録方法、及び壁面診断結果記録プログラム |
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