JPH09132929A - 河川敷や河川床における貯水方法 - Google Patents

河川敷や河川床における貯水方法

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JPH09132929A
JPH09132929A JP7315926A JP31592695A JPH09132929A JP H09132929 A JPH09132929 A JP H09132929A JP 7315926 A JP7315926 A JP 7315926A JP 31592695 A JP31592695 A JP 31592695A JP H09132929 A JPH09132929 A JP H09132929A
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JP
Japan
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water
river
riverbed
intake pipe
water storage
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JP7315926A
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English (en)
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Etsuo Shintaku
悦雄 新宅
Mitsuo Shintaku
光男 新宅
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
    • Y02A10/11Hard structures, e.g. dams, dykes or breakwaters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水不足に対応できるようにすると共に、治水
にも役立つ河川敷や河川床における貯水方法を提供する
こと。 【解決手段】 本発明に係る河川敷や河川床における貯
水方法は、河川敷2や河川床22の地下に多数の大型貯
水槽4を埋設し、各貯水槽4間を連結管5で連結し、貯
水槽4の上部に取付けられた取水管6を河川内に臨ま
せ、河川の水を貯水槽4に貯水することを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川敷や河川床の
地下に埋設した大型貯水槽に水を貯え、貯えられた水を
水不足時など必要に応じて利用できる河川敷や河川床お
ける貯水方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】河川の水は、上水道、工業用水および農
業用干害水などの水源として広く利用されており、人間
が生活していくうえにおいても、産業が発展するにおい
ても、最も重要なものであることは多言するまでもない
ことである。
【0003】ところで、河川は雨水を主として、雪、あ
られ、ひょう等の降水を水源としているが、その水量は
それらの自然現象の降水の有無や季節変化などで豊水に
なったり、渇水になったりする変動があり、豊水期には
何ら問題はないが、渇水で水不足になると種々の弊害が
生じることになる。そのため、従来は河川の上流を堰き
止めて作られた貯水池の水資源を後の必要のために一時
的に貯水しておき、河川の水量が減ると放水して水量を
調節している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特に降雨量
の少い地方や降雨が年間の一時期に集中している地方で
は、貯水池だけの貯水量では足らなくなることがあり、
水不足の問題が生じることになる。また、それ以外の地
方でも、異常気象等で長い期間に亘って雨が降らなけれ
ば、同じように水不足がおこることになる。
【0005】本発明は前記のような問題を解決すること
を課題として開発されたもので、河川の上流の貯水池の
他に、河川敷や河川床の地下にも貯水槽を設けて、水不
足に対応できるようにすると共に、治水にも役立つ河川
敷や河川床における貯水方法を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、そ
の目的を達成する手段として、本発明では、河川敷や河
川床の地下に多数の大型貯水槽を埋設し、各貯水槽間を
連結管で連結し、貯水槽の上部に取付けられた取水管を
河川内に臨ませ、河川の水を貯水槽に貯水することを特
徴とする河川敷や河川床おける貯水方法を開発し、採用
した。
【0007】また、本発明は上記の河川敷や河川床おけ
る貯水方法において、取水管は可撓性材料で形成されて
おり、取水口に異物が混入するのを阻止するネットを張
設した取水管で取水する河川敷や河川床おける貯水方法
を開発し、採用した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
添付図面に基づいて説明する。1は上流の山間部から下
流の平野部を通って流れている河川を示しており、山間
部から平野部に行くに従って川幅が次第に広くなってい
る河川敷2のある河川である。
【0009】その河川敷2の縦方向に、下流に向って傾
斜する掘削孔3を掘削し、その掘削孔に適宜間隔毎に大
型貯水槽4を埋設して、1番貯水槽4a,2番貯水槽4
b……最終貯水槽4nまで数十個埋められている。各貯
水槽4にはそれぞれ連結管5で連結、連通されている。
【0010】貯水槽4の上部一側には取水管6が取付け
てあり、この取水管6の先端部が河川1に達している。
取水管6の取水口6aは、水流と直交する方向に開口し
ており、先端部がL字状に形成されていると共に、ゴミ
等の異物が貯水槽4に入らないようにネット7が張設さ
れており、かつ、その外側に着脱自在の蓋体8が嵌着で
きるようになっており、取水をしない時には被着して使
用するようになっている。
【0011】取水管6は可撓性材料で形成されており、
取水管6の先端部に取り付けたロープ9を引っ張れば、
取水管6の先端部を河川敷に引上げることができ、蓋体
8の着脱やネット7に付着したゴミなどを取り除けるよ
うになっている。
【0012】10は最終貯水槽4nに連結された通水管
路であり、その通水管路10にバルブ11とポンプ12
が設けられており、ポンプ12の作動により最終貯水槽
4nの水を浄水場13に送水するものである。
【0013】各貯水槽4の容量は河川敷2の地形面積に
より決定され、その形状も埋設位置の河川が真直ぐか屈
曲しているかによって種々の形状が考えられる。直線状
の所であれば方形状ものが用いられ、屈曲部において
は、その屈曲部に沿うような形状のものが用いられる。
【0014】なお、前記の実施の形態では河川敷2を有
する河川の場合で説明したが、河川敷のない比較的小さ
い河川21の場合には、図9に示すように、河床22の
地下に掘削孔23を掘削し、前記実施の形態と同様に大
型貯水層24を埋設し、取水管25を取付け、その取水
管25を河川21内に臨ませたものである。
【0015】以上のように構成した本発明の使用例を述
べると、取水管6の取水口6aに蓋体8を着けないで河
川1内に配すると、河水が取水口6aから流入して貯水
槽4に貯る。貯水槽4が満水になれば取水管6の先端部
に取り付けたロープ9を引っ張って取水口6aに蓋体8
を被せて河川1に戻せば取水しなくなる。
【0016】次に、河川の水量が少なくなって各貯水槽
4に貯水された水を浄水場13に送水する場合について
説明する。最終貯水槽4nの通水管路10に配設された
ポンプ12を作動すると、最終貯水槽4nに貯水された
水が浄水場13に送水される。最終貯水槽4nには手前
の貯水槽4から順次傾斜しているので、連結管5を通っ
て流入し、1番貯水槽4aに貯えられた水が無くなるま
で送水できるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、河川敷や
河川床の下に埋設した大型貯水槽に河水を貯めるので、
河川の上流に設けられた貯水池と相俟って、渇水時の水
不足に充分対応できると共に、各貯水槽に水を流入する
ことにより、洪水の被害を防ぐための治水としても利用
できるものである。
【0018】また、貯水槽は河川敷や河川床の地下に埋
設されており、貯水槽の水には日光が当たらないので、
動・植物性微生物の繁殖を防ぎ、水質の悪化を防ぐこと
ができる。さらに、貯水槽への取水も貯水槽からの送水
も容易に行うことができ、しかも貯水池等のように、土
地確保の問題、人家の移転に伴う補償のような困難な問
題を生じることがない。
【0019】また、請求項2記載の発明によれば、ゴミ
等の異物を貯水槽内へ混入するのを防げると共に、取水
管の先端部を河川敷に引き上げることができ、ネットに
付着したゴミを取り除くことができ、貯水槽への河川水
の流入が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】要部の拡大断面図である。
【図4】図3のB−B線平面図である。
【図5】取水管の先端部を河川敷に引き上げた状態を示
す正面図である。
【図6】取水管の取水口を示す断面図である。
【図7】貯水槽の連結状態を示す縦断側面図である。
【図8】最終貯水槽を示す縦断側面図である。
【図9】他の実施の形態を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 河川 2 河川敷 4 貯水槽 5 連結管 6 取水管 6a 取水口 8 ネット 22 河床

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河川敷や河川床の地下に多数の大型貯水
    槽を埋設し、各貯水槽間を連結管で連結し、貯水槽の上
    部に取付けられた取水管を河川内に臨ませ、河川の水を
    貯水槽に貯水することを特徴とする河川敷や河川床おけ
    る貯水方法。
  2. 【請求項2】 取水管は可撓性材料で形成されており、
    取水口に異物が混入するのを阻止するネットを張設した
    取水管で取水する請求項1に記載の河川敷や河川床おけ
    る貯水方法。
JP7315926A 1995-11-08 1995-11-08 河川敷や河川床における貯水方法 Pending JPH09132929A (ja)

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