JPH0913249A - 織機におけるドロッパー支持体 - Google Patents

織機におけるドロッパー支持体

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JPH0913249A
JPH0913249A JP18628895A JP18628895A JPH0913249A JP H0913249 A JPH0913249 A JP H0913249A JP 18628895 A JP18628895 A JP 18628895A JP 18628895 A JP18628895 A JP 18628895A JP H0913249 A JPH0913249 A JP H0913249A
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Fumio Yasuoka
文雄 安岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドロッパー支持体の機台への装着を容易にす
るとともに、ドロッパー支持体の微調整を行うためにボ
ルトを弛めることを不要にすること。 【構成】 織機の左右のフレーム間に平行に配設された
2本のガイドチューブ2にドロッパー支持体1を固定す
るための固定用スロット12と、ドロッパー列の前後に
配設される複数のガイドバー3が介挿され支持されるガ
イドバー用スロット13と、およびドロッパーピン5の
スロット51内に介挿された複数の導体のコンタクトバ
ー4が介挿され支持されるコンタクトバー用スロット1
4とが、いずれも下端から上方に形成されている織機に
おけるドロッパー支持体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織機において、ガイド
チューブへの固定用スロットとガイドバーが介挿され支
持されるガイドバー用スロットとおよび導体のコンタク
トバーが介挿され支持されるコンタクトバー用スロット
とをいずれも下端から上方に形成して、上方から落とし
こんで前記ガイドチューブに固定するドロッパー支持体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の織機におけるドロッパー支持体
(実開昭58−72186、実開昭59−16058
0)は、図9に示すように織機において、ガイドチュー
ブGへの固定用スロットFとガイドバーが介挿され支持
されるガイドバー用スロットBとおよび導体のコンタク
トバーが介挿され支持されるコンタクトバー用スロット
Cとをいずれも上端から下方に形成して、機台の下方か
ら上方に差し込んだ後、前記ガイドチューブGの側壁お
よび上部に当接するJ字状の係合爪Tを支持部Hにボル
トVによって固着するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の織機におけ
るドロッパー支持体は、図9に示すようにガイドチュー
ブGへの固定用スロットFとガイドバー用スロットBと
およびコンタクトバー用スロットCとがいずれも上端か
ら下方に形成された前記ドロッパー支持体Sを、機台の
下方から上方に差し込んだ後、前記ガイドチューブGの
側壁および上部に当接するJ字状の係合爪Tを支持部F
にボルトVによって固着するものであるため、ドロッパ
ー支持体Sの装着が大変であり、ドロッパー支持体Sの
微調整を行うためには前記ボルトVを弛める必要がある
という問題があった。また、ドロッパ支持体Sは織幅が
変更される毎にその取り付け位置を変更する必要がある
ため、装着作業の煩雑さはそれだけ停台時間が延びるこ
とになり、織機の稼働率を低下することになる。
【0004】そこで本発明者は、ドロッパー支持体を上
方から落としこんで前記ガイドチューブに固定する点に
着目して、ガイドチューブへの固定用スロットとガイド
バーが介挿され支持されるガイドバー用スロットとおよ
び導体のコンタクトバーが介挿され支持されるコンタク
トバー用スロットとをいずれもドロッパー支持体の下端
から上方に形成するという本発明の技術的思想に着眼
し、更に研究開発を重ねて、ドロッパー支持体の機台へ
の装着を容易にするとともに、ドロッパー支持体の微調
整を行うために前記ボルトを弛めることを不要にすると
いう目的を達成する本発明に到達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の織機におけるドロッパー支持体は、織機
の左右のフレーム間に平行に配設された2本のガイドチ
ューブにドロッパー支持体を固定するための固定用スロ
ットと、ドロッパー列の前後に配設される複数のガイド
バーが介挿され支持されるガイドバー用スロットと、お
よびドロッパーのスロット内に介挿された複数の導体の
コンタクトバーが介挿され支持されるコンタクトバー用
スロットとが、いずれも下端から上方に形成されている
ものである。
【0006】本発明(請求項2に記載の第2発明)の織
機におけるドロッパー支持体は、第1発明において、前
記固定用スロットは、前記ドロッパー支持体の厚さ方向
に突出した補強リブを備えた突出部によって構成されて
いるものである。
【0007】本発明(請求項3に記載の第3発明)の織
機におけるドロッパー支持体は、第2発明において、前
記固定用スロットは、その開口部に前記ガイドチューブ
を係止する係止部を形成したものである。
【0008】本発明(請求項4に記載の第4発明)の織
機におけるドロッパー支持体は、第3発明において、前
記係止部が、前記ガイドチューブの側壁に沿う突出部に
よって構成されているものである。
【0009】本発明(請求項5に記載の第5発明)の織
機におけるドロッパー支持体は、第3発明において、前
記係止部が、前記ガイドチューブの側壁に形成した孔部
に係合する突起部によって構成されているものである。
【0010】
【作用】上記構成より成る第1発明の織機におけるドロ
ッパー支持体は、前記固定用スロットと前記ガイドバー
用スロットと前記コンタクトバー用スロットとがいずれ
も下端から上方に形成された前記ドロッパー支持体を上
方から落としこむことにより、織機の左右のフレーム間
に平行に配設された2本のガイドチューブにドロッパー
支持体を固定するとともに、ドロッパー列の前後に配設
される複数のガイドバーを前記ガイドバー用スロットに
介挿して支持し、前記ドロッパーのスロット内に介挿さ
れた複数の導体のコンタクトバーを前記コンタクトバー
用スロットに介挿して支持するものである。
【0011】上記構成より成る第2発明の織機における
ドロッパー支持体は、前記固定用スロットと前記ガイド
バー用スロットと前記コンタクトバー用スロットとがい
ずれも下端から上方に形成された前記ドロッパー支持体
を上方から落としこむことにより、前記ドロッパー支持
体の厚さ方向に突出した補強リブを備えた突出部によっ
て構成されている前記固定用スロットによって、織機の
左右のフレーム間に平行に配設された2本のガイドチュ
ーブにドロッパー支持体を固定するとともに、ドロッパ
ー列の前後に配設される複数のガイドバーを前記ガイド
バー用スロットに介挿して支持し、前記ドロッパーのス
ロット内に介挿された複数の導体のコンタクトバーを前
記コンタクトバー用スロットに介挿して支持するもので
ある。
【0012】上記構成より成る第3発明の織機における
ドロッパー支持体は、前記固定用スロットと前記ガイド
バー用スロットと前記コンタクトバー用スロットとがい
ずれも下端から上方に形成された前記ドロッパー支持体
を上方から落としこむことにより、前記ドロッパー支持
体の厚さ方向に突出した補強リブを備えた突出部によっ
て構成されている前記固定用スロットの開口部に形成し
た前記係止部によって織機の左右のフレーム間に平行に
配設された2本のガイドチューブにドロッパー支持体を
係止固定するとともに、ドロッパー列の前後に配設され
る複数のガイドバーを前記ガイドバー用スロットに介挿
して支持し、前記ドロッパーのスロット内に介挿された
複数の導体のコンタクトバーを前記コンタクトバー用ス
ロットに介挿して支持するものである。
【0013】上記構成より成る第4発明の織機における
ドロッパー支持体は、前記固定用スロットと前記ガイド
バー用スロットと前記コンタクトバー用スロットとがい
ずれも下端から上方に形成された前記ドロッパー支持体
を上方から落としこむことにより、前記ドロッパー支持
体の厚さ方向に突出した補強リブを備えた突出部によっ
て構成されている前記固定用スロットの開口部に形成し
た前記ガイドチューブの側壁に沿う突出部によって構成
されている前記係止部によって、織機の左右のフレーム
間に平行に配設された2本のガイドチューブにドロッパ
ー支持体を係止固定するとともに、ドロッパー列の前後
に配設される複数のガイドバーを前記ガイドバー用スロ
ットに介挿して支持し、前記ドロッパーのスロット内に
介挿された複数の導体のコンタクトバーを前記コンタク
トバー用スロットに介挿して支持するものである。
【0014】上記構成より成る第5発明の織機における
ドロッパー支持体は、前記固定用スロットと前記ガイド
バー用スロットと前記コンタクトバー用スロットとがい
ずれも下端から上方に形成された前記ドロッパー支持体
を上方から落としこむことにより、前記ドロッパー支持
体の厚さ方向に突出した補強リブを備えた突出部によっ
て構成されている前記固定用スロットの開口部に形成し
た前記ガイドチューブの側壁に形成した孔部に係合する
突起部によって構成されている前記係止部によって織機
の左右のフレーム間に平行に配設された2本のガイドチ
ューブにドロッパー支持体を係合固定するとともに、ド
ロッパー列の前後に配設される複数のガイドバーを前記
ガイドバー用スロットに介挿して支持し、前記ドロッパ
ーのスロット内に介挿された複数の導体のコンタクトバ
ーを前記コンタクトバー用スロットに介挿して支持する
ものである。前記係止部が、
【0015】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明の織機におけ
るドロッパー支持体は、前記ドロッパー支持体を上方か
ら落としこむことにより、織機の左右のフレーム間に平
行に配設された2本のガイドチューブにドロッパー支持
体を固定することによって、複数のガイドバーおよび複
数の導体のコンタクトバーを介挿して支持するので、ド
ロッパー支持体の機台への装着を容易にするとともに、
ドロッパー支持体の微調整を行うために前記ボルトを弛
めることを不要にするという効果を奏する。
【0016】上記作用を奏する第2発明の織機における
ドロッパー支持体は、前記第1発明の効果に加え、前記
固定用スロットが、前記ドロッパー支持体の厚さ方向に
突出した補強リブを備えた突出部によって構成されてい
るので、前記ガイドチューブとの接触面積を大きくする
とともに、剛性を高めるので、前記ドロッパー支持体の
把持力を高めるという効果を奏する。
【0017】上記作用を奏する第3発明の織機における
ドロッパー支持体は、前記第2発明の効果に加え、前記
固定用スロットの開口部に形成した前記係止部によって
織機の左右のフレーム間に平行に配設された2本のガイ
ドチューブにドロッパー支持体を係止固定するので、前
記ガイドチューブへの前記ドロッパー支持体の係止固定
を確実にするという効果を奏する。
【0018】上記作用を奏する第4発明の織機における
ドロッパー支持体は、前記第3発明の効果に加え、前記
係止部を構成する前記ガイドチューブの側壁に沿う前記
突出部によって、ガイドチューブにドロッパー支持体を
固定するので、装着および取り外しが容易であるという
効果を奏する。
【0019】上記作用を奏する第5発明の織機における
ドロッパー支持体は、前記第3発明の効果に加え、前記
係止部を構成する前記突起部によって前記ガイドチュー
ブの側壁に形成した前記孔部に係合して、ガイドチュー
ブにドロッパー支持体を固定するので、前記ガイドチュ
ーブへの前記ドロッパー支持体の固定を確実にするとい
う効果を奏する。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例につき、図面を用いて説
明する。
【0021】(第1実施例)第1実施例の織機における
ドロッパー支持体は、図1ないし図5に示すように織機
の左右のフレーム間に平行に配設された2本のガイドチ
ューブ2にドロッパー支持体1を固定するための固定用
スロット12と、ドロッパー列の前後に配設される複数
のガイドバー3が介挿され支持されるガイドバー用スロ
ット13と、およびドロッパーピン5のスロット51内
に介挿された複数の導体のコンタクトバー4が介挿され
支持されるコンタクトバー用スロット14とが、いずれ
も下端から上方に形成されているものである。
【0022】2本の前記ガイドチューブ2は、図1に示
すように織機の左右のフレーム間に経糸の長手方向に複
数のドロッパー列を配設することが出来るだけの所定距
離だけ隔てて平行に織幅方向に延在して配設された略長
円形の中空円筒体部材20によって構成される。
【0023】前記コンタクトバー4は、図1に示すよう
に経糸の長手方向の前後に配設された2本の前記ガイド
チューブ2の間に織幅方向に延在して配設された6列の
ドロッパー列のドロッパーピン5のスロット51内に介
挿され織幅方向に延在して配設された6本の矩形断面の
導体40によって構成されている。
【0024】前記複数のガイドバー3は、図1に示すよ
うに前記ドロッパーピン5の過度な踊りを規制するため
に、6列の前記ドロッパー列の前後に織幅方向に延在し
て、5列配設されている。
【0025】前記ドロッパー支持体1は、図1および図
2に示すように略台形の板状部材10のミドルプレート
ガイドによって構成され、織機の左右のフレーム間に平
行に配設された2本の前記ガイドチューブ2に固定する
ための固定用スロット12が、両端下部に形成されてい
る。
【0026】前記固定用スロット12は、図1ないし図
4に示すように前記ガイドチューブ2との接触面積を大
きくするとともに、剛性を高めて把持力を高めるために
軸方向に突出した逆U字状の突出部121を形成すると
ともに、上部に垂直に三角形のリブ122および側部に
水平に2個の三角形のリブ123を形成している。
【0027】前記固定用スロット12は、図5に示すよ
うに下端開口部の内壁において、前記ガイドチューブ2
の側壁に沿う円弧状の突出部124によって構成される
前記固定用スロット12に前記ガイドチューブ2を係止
するための係止部125が形成されている。
【0028】前記ガイドバー用スロット13は、図1お
よび図2に示すように経糸の長手方向の前後に配設され
た2本の前記ガイドチューブ2の間において、6列の前
記ドロッパー列の前後に織幅方向に延在して、5列配設
されている前記ガイドバー3を介挿支持することが出来
るように、等間隔に形成された短めの矩形のスロットに
よって構成される。
【0029】前記コンタクトバー用スロット14は、図
1および図2に示すように経糸の長手方向の前後に配設
された2本の前記ガイドチューブ2の間に織幅方向に延
在して配設された6列のドロッパー列のドロッパーピン
5のスロット51内に介挿され織幅方向に延在して配設
された6本の前記コンタクトバー4を介挿支持すること
が出来るように、前記ガイドバー用スロット13の間に
等間隔に形成された6本の細長いスロットによって構成
される。
【0030】上記構成より成る第1実施例の織機におけ
るドロッパー支持体は、前記固定用スロット12と前記
ガイドバー用スロット13と前記コンタクトバー用スロ
ット14とがいずれも下端から上方に形成された前記ド
ロッパー支持体1を上方から落としこむことにより、前
記ドロッパー支持体1の厚さ方向に突出した前記補強リ
ブ122および123を備えた突出部121によって構
成されている前記固定用スロット12によって、織機の
左右のフレーム間に平行に配設された2本の前記ガイド
チューブ2にドロッパー支持体1を固定する。
【0031】しかも前記固定用スロット12の下端開口
部に形成した前記ガイドチューブ2の円弧状側壁に沿う
円弧状の前記突出部124によって構成されている前記
係止部125によって、織機の左右のフレーム間に平行
に配設された2本のガイドチューブ2に前記ドロッパー
支持体1を係止固定する。
【0032】係止固定された前記ドロッパー支持体1
は、前記ガイドバー用スロット13に介挿され、ドロッ
パー列の前後に配設される複数のガイドバー3を支持
し、前記コンタクトバー用スロット14に介挿され、前
記ドロッパーピン5の前記スロット51内に介挿された
複数の導体の前記コンタクトバー4を支持するものであ
る。
【0033】上記作用を奏する第1実施例の織機におけ
るドロッパー支持体は、前記ドロッパー支持体1を上方
から落としこむことにより、織機の左右のフレーム間に
平行に配設された2本の前記ガイドチューブ2に前記ド
ロッパー支持体1を固定することによって、複数のガイ
ドバー3および複数の導体のコンタクトバー4を介挿し
て支持するので、ドロッパー支持体の機台へのワンタッ
チの装着および取外しを可能にし、装着および取外しを
容易にするとともに、ドロッパー支持体1の微調整を行
うために従来のように前記ボルトを弛めることを不要に
するという効果を奏する。
【0034】また第1実施例の織機におけるドロッパー
支持体は、前記固定用スロット12が、前記ドロッパー
支持体1の厚さ方向に突出した補強リブ122、123
を備えた前記突出部121によって構成されているの
で、前記ガイドチューブ2との接触面積を大きくすると
ともに、剛性を高めるので、前記ドロッパー支持体1の
把持力を高めるとともに、前記ドロッパーピン5の倒れ
による機台のムダ止まりを防止するという効果を奏す
る。
【0035】さらに第1実施例の織機におけるドロッパ
ー支持体は、前記固定用スロット12の開口部に形成し
た前記係止部125によって織機の左右のフレーム間に
平行に配設された2本のガイドチューブ2に前記ドロッ
パー支持体1を係止固定するので、前記ガイドチューブ
2への前記ドロッパー支持体1の係止固定を確実にする
という効果を奏する。
【0036】また第1実施例の織機におけるドロッパー
支持体は、前記係止部125を構成する前記ガイドチュ
ーブ2の側壁に沿う円弧状の前記突出部124によっ
て、前記ガイドチューブ2に前記ドロッパー支持体1を
固定するので、装着および取り外しが容易であるという
効果を奏する。
【0037】さらに第1実施例の織機におけるドロッパ
ー支持体は、該ドロッパー支持体1が一部材によって構
成されているので、従来に比べて部品点数が少ないとと
もに、組立工数が少なく、取扱い作業性が良いという効
果を奏する。
【0038】(第2実施例)第2実施例の織機における
ドロッパー支持体は、前記第1実施例の固定用スロット
を構成する軸方向に突出形成した逆U字状の前記突出部
121を、図6に示すようにその肉厚を増やすととも
に、下端開口部に形成される係止部125としての突出
部126を前記ガイドチューブの側壁に沿って下方に廻
り込ませ略J字状に形成した点が相違点である。
【0039】上記構成より成る第2実施例の織機におけ
るドロッパー支持体は、逆U字状の前記突出部121
を、その肉厚を増やすとともに、下端開口部に形成され
る係止部125としての突出部126を前記ガイドチュ
ーブの側壁に沿って下方に廻り込ませ略J字状に形成し
たので、前記固定用スロット12の剛性を高めて前記ガ
イドチューブ2との接触面積を大きくして、前記ドロッ
パー支持体1の把持力を一層高めるという効果を奏す
る。
【0040】(第3実施例)第3実施例の織機における
ドロッパー支持体は、前記第1実施例の固定用スロット
を構成する逆U字状の前記突出部121に、図7に示す
ように前記ガイドチューブ2の側壁下部に形成した孔部
23に係合する突起127を内側壁に形成して、前記ガ
イドチューブ2に前記固定用スロット12を係合する構
成にした点が相違点である。
【0041】上記構成より成る第3実施例の織機におけ
るドロッパー支持体は、前記固定用スロットを構成する
逆U字状の前記突出部121の内側壁に形成した前記突
起127が、前記ガイドチューブ2の側壁下部に形成し
た孔部23に係合して、前記ガイドチューブ2に前記ド
ロッパー支持体1をロックするので、前記ガイドチュー
ブへの前記ドロッパー支持体の固定を一層確実にすると
いう効果を奏する。
【0042】(第4実施例)第4実施例の織機における
ドロッパー支持体は、図8に示すように前記ガイドチュ
ーブ2および固定用スロットを構成する逆U字状の前記
突出部121の各側壁下部に孔部23および128を形
成し、逆U字状のバネ部材129によって逆U字状の前
記突出部121の外側壁を挾持するとともその先端の突
起1291を前記孔部23および128に係合するよう
に構成するものである。
【0043】上記構成より成る第4実施例の織機におけ
るドロッパー支持体は、逆U字状のバネ部材129によ
って逆U字状の前記突出部121の外側壁を挾持すると
ともその先端の突起1291を前記孔部23および12
8に係合して、前記ガイドチューブへの前記ドロッパー
支持体の固定を一層確実にするとともに、上述の実施例
において前記逆U字状の前記突出部121と一体的に形
成されていたリブを不要にするという効果を奏する。
【0044】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0045】上述の第4実施例においては、一例として
装着の容易性から逆U字状のバネ部材129によって逆
U字状の前記突出部121の外側壁を挾持する例につい
て説明したが、本発明としてはそれらに限定されるもの
では無く、前記ガイドチューブへの前記ドロッパー支持
体の固定を一層確実にする観点より前記バネ部材を下方
よりU字状に装着する態様を採用することが出来るもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の織機におけるドロッパー
支持体を示す斜視図である。
【図2】本第1実施例のドロッパー支持体を示す正面図
である。
【図3】本第1実施例のドロッパー支持体を示す平面図
である。
【図4】本第1実施例のドロッパー支持体を示す側面図
である。
【図5】本第1実施例のドロッパー支持体の固定用スロ
ットを示す部分拡大正面図である。
【図6】本発明の第2実施例のドロッパー支持体の固定
用スロットを示す部分拡大正面図である。
【図7】本発明の第3実施例のドロッパー支持体の固定
用スロットを示す部分拡大正面図である。
【図8】本発明の第4実施例のドロッパー支持体の固定
用スロットを示す部分拡大正面図である。
【図9】従来の織機におけるドロッパー支持体を示す正
面図である。
【符号の説明】
1 移動体 2 移動線路 3 ブラケット 5 給電線 11 コイル 31、32 ハンガー 221 垂直突設部 222 レール部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織機の左右のフレーム間に平行に配設さ
    れた2本のガイドチューブにドロッパー支持体を固定す
    るための固定用スロットと、ドロッパー列の前後に配設
    される複数のガイドバーが介挿され支持されるガイドバ
    ー用スロットと、およびドロッパーのスロット内に介挿
    された複数の導体のコンタクトバーが介挿され支持され
    るコンタクトバー用スロットとが、いずれも下端から上
    方に形成されていることを特徴とする織機におけるドロ
    ッパー支持体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記固定用スロットは、前記ドロッパー支持体の厚さ方
    向に突出した補強リブを備えた突出部によって構成され
    ていることを特徴とする織機におけるドロッパー支持
    体。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記固定用スロットは、その開口部に前記ガイドチュー
    ブを係止する係止部を形成したことを特徴とする織機に
    おけるドロッパー支持体。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記係止部が、前記ガイドチューブの側壁に沿う突出部
    によって構成されていることを特徴とする織機における
    ドロッパー支持体。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記係止部が、前記ガイドチューブの側壁に形成した孔
    部に係合する突起部によって構成されていることを特徴
    とする織機におけるドロッパー支持体。
JP18628895A 1995-06-28 1995-06-28 織機におけるドロッパー支持体 Expired - Lifetime JP3536451B2 (ja)

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CN113802249A (zh) * 2021-09-26 2021-12-17 绍兴纺织机械集团有限公司 智能碳纤维剑杆织机上导纱针的固定装置

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