JPH09132415A - ガラス微粒子合成用トーチ - Google Patents
ガラス微粒子合成用トーチInfo
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- JPH09132415A JPH09132415A JP29141495A JP29141495A JPH09132415A JP H09132415 A JPH09132415 A JP H09132415A JP 29141495 A JP29141495 A JP 29141495A JP 29141495 A JP29141495 A JP 29141495A JP H09132415 A JPH09132415 A JP H09132415A
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- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/012—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
- C03B37/014—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
- C03B37/01413—Reactant delivery systems
- C03B37/0142—Reactant deposition burners
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2207/00—Glass deposition burners
- C03B2207/04—Multi-nested ports
- C03B2207/06—Concentric circular ports
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2207/00—Glass deposition burners
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガラス原料からガラス微粒子を効率良く生成
することができず、光ファイバ母材の製造において大量
のガラス原料ガスを必要とする。また、安定して光ファ
イバ母材を製造することができない。更に、ガラス微粒
子の収率(トーチへ供給するガラス原料に対する堆積量
の割合)が悪く、所定径の光ファイバ母材を製造するの
に多大な時間を要する。 【解決手段】 環状の燃料ガス流出口43及び助燃性ガ
ス流出口41を少なくとも一組有しその燃料ガス流出口
43内に小口径の補助助燃性ガス流出口44が複数設け
られた外周部2と、その外周部2の内側に配設され中心
位置にガラス原料流出口48を有しその外側に環状の燃
料ガス流出口47及び助燃性ガス流出口45を少なくと
も一組有しそれら流出口の先端が外周部2における各流
出口先端より退行した内周部3とを備えている。
することができず、光ファイバ母材の製造において大量
のガラス原料ガスを必要とする。また、安定して光ファ
イバ母材を製造することができない。更に、ガラス微粒
子の収率(トーチへ供給するガラス原料に対する堆積量
の割合)が悪く、所定径の光ファイバ母材を製造するの
に多大な時間を要する。 【解決手段】 環状の燃料ガス流出口43及び助燃性ガ
ス流出口41を少なくとも一組有しその燃料ガス流出口
43内に小口径の補助助燃性ガス流出口44が複数設け
られた外周部2と、その外周部2の内側に配設され中心
位置にガラス原料流出口48を有しその外側に環状の燃
料ガス流出口47及び助燃性ガス流出口45を少なくと
も一組有しそれら流出口の先端が外周部2における各流
出口先端より退行した内周部3とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ母材の
製造に用いられるガラス微粒子合成用トーチに関するも
のである。
製造に用いられるガラス微粒子合成用トーチに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ母材の製造方法としては、V
AD法(気相軸付法)、OVD法(外付け法)などが知
られている。これらの方法は、気化されたガラス原料ガ
ス、燃料ガス及び助燃性ガスを先端に各流出口を有する
トーチへ供給し、そのトーチから火炎と共に、ガラス原
料ガスを噴出させ、火炎加水分解反応によりガラス微粒
子とし、そのガラス微粒子を所定の部材へ堆積させて行
うものである。
AD法(気相軸付法)、OVD法(外付け法)などが知
られている。これらの方法は、気化されたガラス原料ガ
ス、燃料ガス及び助燃性ガスを先端に各流出口を有する
トーチへ供給し、そのトーチから火炎と共に、ガラス原
料ガスを噴出させ、火炎加水分解反応によりガラス微粒
子とし、そのガラス微粒子を所定の部材へ堆積させて行
うものである。
【0003】一方、近年、光ファイバの需要増大によ
り、光ファイバの低コスト化、製造効率化が強く要望さ
れている。そこで、実公昭60−4978号公報、特公
平4−16418号公報に記載されるように、ガラス微
粒子を生成するためのトーチに改良が施されたものが提
案されている。すなわち、実公昭60−4978号公報
には、第2図のように、ガラス原料、可燃性ガス及び助
燃性ガスをそれぞれ流出する流出口の外側に補助可燃性
ガス及び補助助燃性ガスの流出口を設けたガラス微粒子
合成トーチであって、その補助可燃性ガス及び補助助燃
性ガスの流出口から補助可燃性ガス、補助助燃性ガスに
よる補助的な火炎を噴出させてガラス微粒子堆積体の堆
積面を加熱し、その温度分布を均一とすることで、安定
して、かつ高速に光ファイバ母材を製造しようとしたも
のが記載されている。また、特公平4−16418号公
報には、第9図のように、内外多重とした環状の流出口
を複数設けたトーチであって、外側火炎部の内側に内側
火炎部を設け、その外側火炎部の先端に対し内側火炎部
の先端を退行させた構造とし、内側火炎部における火炎
長を増加させ、火炎加水分解反応を増進させることによ
り、ガラス微粒子の堆積効率の向上を図ろうとしたもの
が記載されている。
り、光ファイバの低コスト化、製造効率化が強く要望さ
れている。そこで、実公昭60−4978号公報、特公
平4−16418号公報に記載されるように、ガラス微
粒子を生成するためのトーチに改良が施されたものが提
案されている。すなわち、実公昭60−4978号公報
には、第2図のように、ガラス原料、可燃性ガス及び助
燃性ガスをそれぞれ流出する流出口の外側に補助可燃性
ガス及び補助助燃性ガスの流出口を設けたガラス微粒子
合成トーチであって、その補助可燃性ガス及び補助助燃
性ガスの流出口から補助可燃性ガス、補助助燃性ガスに
よる補助的な火炎を噴出させてガラス微粒子堆積体の堆
積面を加熱し、その温度分布を均一とすることで、安定
して、かつ高速に光ファイバ母材を製造しようとしたも
のが記載されている。また、特公平4−16418号公
報には、第9図のように、内外多重とした環状の流出口
を複数設けたトーチであって、外側火炎部の内側に内側
火炎部を設け、その外側火炎部の先端に対し内側火炎部
の先端を退行させた構造とし、内側火炎部における火炎
長を増加させ、火炎加水分解反応を増進させることによ
り、ガラス微粒子の堆積効率の向上を図ろうとしたもの
が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ファイバ母材製造におけるガラス微粒子合成用トーチ
にあっては、次のような問題点がある。まず、前者の補
助火炎を用いるものにあっては、ガラス原料からガラス
微粒子を効率良く生成することができず、ガラス微粒子
の堆積体、すなわち光ファイバ母材の製造において大量
のガラス原料ガスを必要とし、光ファイバにおける低コ
スト化の障害の一因となっている。後者の外側火炎部に
対し内側火炎部を退行させたものにあっては、光ファイ
バ母材製造時においてガラス微粒子の堆積体が成長して
大径化したとき、その表面温度の低下によるクラックの
発生を防止するためトーチからの火力を上げると、その
火炎を大きくすると火炎が広がってしまい、ガラス微粒
子の嵩密度にバラツキを生じ、安定して光ファイバ母材
を製造することができない。また、ガラス微粒子の収率
(トーチへ供給するガラス原料に対する堆積量の割合)
が悪く、所定径の光ファイバ母材を製造するのに多大な
時間を要する。
光ファイバ母材製造におけるガラス微粒子合成用トーチ
にあっては、次のような問題点がある。まず、前者の補
助火炎を用いるものにあっては、ガラス原料からガラス
微粒子を効率良く生成することができず、ガラス微粒子
の堆積体、すなわち光ファイバ母材の製造において大量
のガラス原料ガスを必要とし、光ファイバにおける低コ
スト化の障害の一因となっている。後者の外側火炎部に
対し内側火炎部を退行させたものにあっては、光ファイ
バ母材製造時においてガラス微粒子の堆積体が成長して
大径化したとき、その表面温度の低下によるクラックの
発生を防止するためトーチからの火力を上げると、その
火炎を大きくすると火炎が広がってしまい、ガラス微粒
子の嵩密度にバラツキを生じ、安定して光ファイバ母材
を製造することができない。また、ガラス微粒子の収率
(トーチへ供給するガラス原料に対する堆積量の割合)
が悪く、所定径の光ファイバ母材を製造するのに多大な
時間を要する。
【0005】そこで本発明は、以上のような問題点を解
決するためになされたものであって、短時間で、かつ、
経済的に良好な光ファイバ母材の製造が行えるガラス微
粒子合成用トーチを提供することを目的とする。
決するためになされたものであって、短時間で、かつ、
経済的に良好な光ファイバ母材の製造が行えるガラス微
粒子合成用トーチを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、所定
のガスを噴出する流出口が複数設けられたガラス微粒子
合成用トーチにおいて、環状の燃料ガス流出口を有しそ
の燃料ガス流出口内に小口径の補助助燃性ガス流出口が
複数設けられた外周部と、その外周部の内側に配設され
中心位置にガラス原料流出口を有しその外側に環状の燃
料ガス流出口及び助燃性ガス流出口を少なくとも一組有
しそれら流出口の先端が外周部における各流出口先端よ
り退行した内周部とを備えたことを特徴とする。
のガスを噴出する流出口が複数設けられたガラス微粒子
合成用トーチにおいて、環状の燃料ガス流出口を有しそ
の燃料ガス流出口内に小口径の補助助燃性ガス流出口が
複数設けられた外周部と、その外周部の内側に配設され
中心位置にガラス原料流出口を有しその外側に環状の燃
料ガス流出口及び助燃性ガス流出口を少なくとも一組有
しそれら流出口の先端が外周部における各流出口先端よ
り退行した内周部とを備えたことを特徴とする。
【0007】このような発明によれば、外周部の燃料ガ
ス流出口内に小口径の補助助燃性ガス流出口が設けられ
たことにより、助燃性ガスの助燃効果が高まるので、少
ない量の燃料ガス又は助燃性ガスで火力の強い火炎が外
周部から噴出され、ガラス微粒子の堆積面が加熱され
る。また、外周部より退行して設けられた内周部から
は、実効長の長い火炎が形成される。このため、ガラス
原料の火炎加水分解反応が促進されて反応効率が向上
し、少ない量のガラス原料で所定のガラス微粒子が生成
されると共に、所定時間内で多量のガラス微粒子の生成
が可能となる。更に、火力の強い補助助燃性ガス流出口
が外周部のみに用いられ、内周部では環状の燃料ガス流
出口及び助燃性ガス流出口としたことにより、内周部か
らの過剰な火力の火炎で外周部が熱変形することはな
い。
ス流出口内に小口径の補助助燃性ガス流出口が設けられ
たことにより、助燃性ガスの助燃効果が高まるので、少
ない量の燃料ガス又は助燃性ガスで火力の強い火炎が外
周部から噴出され、ガラス微粒子の堆積面が加熱され
る。また、外周部より退行して設けられた内周部から
は、実効長の長い火炎が形成される。このため、ガラス
原料の火炎加水分解反応が促進されて反応効率が向上
し、少ない量のガラス原料で所定のガラス微粒子が生成
されると共に、所定時間内で多量のガラス微粒子の生成
が可能となる。更に、火力の強い補助助燃性ガス流出口
が外周部のみに用いられ、内周部では環状の燃料ガス流
出口及び助燃性ガス流出口としたことにより、内周部か
らの過剰な火力の火炎で外周部が熱変形することはな
い。
【0008】また、本発明は、前述の外周部が内部に補
助助燃性ガス流出口を配した前述の環状の燃料ガス流出
口を同心状二重又はそれ以上の同心状多重に設けたこと
を特徴とする。
助助燃性ガス流出口を配した前述の環状の燃料ガス流出
口を同心状二重又はそれ以上の同心状多重に設けたこと
を特徴とする。
【0009】このような発明によれば、外周部より非常
に火力の強い火炎が噴出されるから、太径化したガラス
微粒子の堆積体が十分に加熱されて、その堆積体の表層
割れの発生が抑えられる。
に火力の強い火炎が噴出されるから、太径化したガラス
微粒子の堆積体が十分に加熱されて、その堆積体の表層
割れの発生が抑えられる。
【0010】また、本発明は、前述の補助助燃性ガス流
出口がそれぞれが円周方向へほぼ同距離隔てて配置され
たことを特徴とする。
出口がそれぞれが円周方向へほぼ同距離隔てて配置され
たことを特徴とする。
【0011】このような発明によれば、外周部から噴出
される火炎がトーチ円周方向において均一な火力とな
り、その火炎によりガラス微粒子の堆積体が均一に加熱
されることとなる。
される火炎がトーチ円周方向において均一な火力とな
り、その火炎によりガラス微粒子の堆積体が均一に加熱
されることとなる。
【0012】更に、本発明は、前述のガラス原料流出口
が独立した小口径のものが複数設けられてなることを特
徴とする。
が独立した小口径のものが複数設けられてなることを特
徴とする。
【0013】このような発明によれば、内周部の火炎と
共にガラス原料が分散してトーチ先端から噴出されるこ
ととなるから、ガラス原料の反応効率が向上する。
共にガラス原料が分散してトーチ先端から噴出されるこ
ととなるから、ガラス原料の反応効率が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
に係る実施形態の種々の例について説明する。尚、各図
において同一要素には同一符号を付して説明を省略す
る。
に係る実施形態の種々の例について説明する。尚、各図
において同一要素には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0015】図1はガラス微粒子合成用トーチの正面図
である。図2にはガラス微粒子合成用トーチの断面図で
ある。図1、図2において、トーチ1は、先端を開放し
た複数の筒体を組合せて構成され、その後端側から所定
のガスが供給されて、先端から火炎と共にガラス微粒子
を噴き出すためのガラス微粒子合成用の部材であり、軸
心位置に配された内周部3とその内周部3の外側に配さ
れた外周部2とを具備している。
である。図2にはガラス微粒子合成用トーチの断面図で
ある。図1、図2において、トーチ1は、先端を開放し
た複数の筒体を組合せて構成され、その後端側から所定
のガスが供給されて、先端から火炎と共にガラス微粒子
を噴き出すためのガラス微粒子合成用の部材であり、軸
心位置に配された内周部3とその内周部3の外側に配さ
れた外周部2とを具備している。
【0016】外周部2は、外側火炎20を噴出する部位
であって、環状の燃料ガス流出口を有し、その燃料ガス
流出口内に小口径の補助助燃性ガス流出口が複数設けら
れた構造となっている。例えば、この外周部2は、図1
のように、管径の異なる第一管体21、第二管体22、
第三管体23、第四管体24を用いて順次内部へ挿通し
て同心状の多重管体群とすると共に、第三管体23の外
周と第四管体23の内周との間に複数の小径管25を挿
通することにより、第一管体21と第二管体22との間
に形成される助燃性ガス流出口41を有し、第二管体2
2と第三管体23との間に形成されるシールガス流出口
42を有し、第三管体23と第四管体24との間に形成
される燃料ガス流出口43を有し、各小径管25内に形
成される補助助燃性ガス流出口44を有した構造となっ
ている。
であって、環状の燃料ガス流出口を有し、その燃料ガス
流出口内に小口径の補助助燃性ガス流出口が複数設けら
れた構造となっている。例えば、この外周部2は、図1
のように、管径の異なる第一管体21、第二管体22、
第三管体23、第四管体24を用いて順次内部へ挿通し
て同心状の多重管体群とすると共に、第三管体23の外
周と第四管体23の内周との間に複数の小径管25を挿
通することにより、第一管体21と第二管体22との間
に形成される助燃性ガス流出口41を有し、第二管体2
2と第三管体23との間に形成されるシールガス流出口
42を有し、第三管体23と第四管体24との間に形成
される燃料ガス流出口43を有し、各小径管25内に形
成される補助助燃性ガス流出口44を有した構造となっ
ている。
【0017】図3のように、それらの各流出口は、トー
チ1の後端側でガス供給装置からの配管と接続され、所
定のガスが供給されて、外側火炎20を噴射するように
なっている。例えば、トーチ1の後端側から助燃性ガス
流出口41及び補助助燃性ガス流出口44へ酸素、シー
ルガス流出口42へアルゴン、燃料ガス流出口43へ水
素が供給されることにより、助燃性ガスである酸素によ
り助燃されながら、燃料ガスである水素が燃焼されて外
側火炎20が外周部2より噴出されることとなる。その
際、燃料ガス流出口43内に形成された補助助燃性ガス
流出口44からの補助助燃性ガスの噴出により助燃効果
が高められ、外側火炎20は強い火力のものとなる。ま
た、前述の各小径管25は、それぞれ隣り合う同士を同
距離隔てて配設するのが好ましく、このように配設する
ことで外側火炎20がトーチ1の円周方向において均一
のものとなる。
チ1の後端側でガス供給装置からの配管と接続され、所
定のガスが供給されて、外側火炎20を噴射するように
なっている。例えば、トーチ1の後端側から助燃性ガス
流出口41及び補助助燃性ガス流出口44へ酸素、シー
ルガス流出口42へアルゴン、燃料ガス流出口43へ水
素が供給されることにより、助燃性ガスである酸素によ
り助燃されながら、燃料ガスである水素が燃焼されて外
側火炎20が外周部2より噴出されることとなる。その
際、燃料ガス流出口43内に形成された補助助燃性ガス
流出口44からの補助助燃性ガスの噴出により助燃効果
が高められ、外側火炎20は強い火力のものとなる。ま
た、前述の各小径管25は、それぞれ隣り合う同士を同
距離隔てて配設するのが好ましく、このように配設する
ことで外側火炎20がトーチ1の円周方向において均一
のものとなる。
【0018】一方、内周部3は、図1、図2に示すよう
に、その中心位置にガラス原料流出口を有し、その外側
に環状の燃料ガス流出口及び助燃性ガス流出口を少なく
とも一組有した構造であって、それらの流出口の先端が
前述の外周部2の各流出口先端より退行して、即ち、後
方へ配されて構成されている。例えば、この内周部3
は、管径の異なる第五管体35、第六管体36、第七管
体37を用い順次内部へ挿通して同心状の多重管体群と
することにより、前述の第四管体24と第五管体35と
の間に形成される助燃性ガス流出口45を有し、第五管
体35と第六管体36との間に形成されるシールガス流
出口46を有し、第六管体36と第七管体37との間に
形成される燃料ガス流出口47を有し、最内の第七管体
27内に形成されるガラス原料流出口48を有した構造
とされ、かつ、それらの各流出口先端が前述の外周部2
の各流出口先端よりトーチ1の軸方向へ所定距離L(退
行距離)だけ退行した状態となっている。
に、その中心位置にガラス原料流出口を有し、その外側
に環状の燃料ガス流出口及び助燃性ガス流出口を少なく
とも一組有した構造であって、それらの流出口の先端が
前述の外周部2の各流出口先端より退行して、即ち、後
方へ配されて構成されている。例えば、この内周部3
は、管径の異なる第五管体35、第六管体36、第七管
体37を用い順次内部へ挿通して同心状の多重管体群と
することにより、前述の第四管体24と第五管体35と
の間に形成される助燃性ガス流出口45を有し、第五管
体35と第六管体36との間に形成されるシールガス流
出口46を有し、第六管体36と第七管体37との間に
形成される燃料ガス流出口47を有し、最内の第七管体
27内に形成されるガラス原料流出口48を有した構造
とされ、かつ、それらの各流出口先端が前述の外周部2
の各流出口先端よりトーチ1の軸方向へ所定距離L(退
行距離)だけ退行した状態となっている。
【0019】それらの各流出口は、トーチ1の後端側で
ガス供給装置からの配管と接続され、所定のガスが供給
されことにより、内側火炎30と共にガラス微粒子を噴
出するようになっている。例えば、トーチ1の後端側か
ら助燃性ガス流出口45へ酸素、シールガス流出口46
へアルゴン、燃料ガス流出口47へ水素、ガラス原料流
出口48へ四塩化けい素が供給されることにより、助燃
性ガスである酸素により助燃されながら、燃料ガスであ
る水素が燃焼されて内側火炎30が内周部3より噴出さ
れることとなる。その際、内周部3の各流出口の先端は
前述の外周部2の各流出口の先端より退行しているの
で、外周部2の先端位置から内周部3の先端位置の距離
差だけ、内側火炎30の実質的な火炎長が長くとれるこ
ととなる。
ガス供給装置からの配管と接続され、所定のガスが供給
されことにより、内側火炎30と共にガラス微粒子を噴
出するようになっている。例えば、トーチ1の後端側か
ら助燃性ガス流出口45へ酸素、シールガス流出口46
へアルゴン、燃料ガス流出口47へ水素、ガラス原料流
出口48へ四塩化けい素が供給されることにより、助燃
性ガスである酸素により助燃されながら、燃料ガスであ
る水素が燃焼されて内側火炎30が内周部3より噴出さ
れることとなる。その際、内周部3の各流出口の先端は
前述の外周部2の各流出口の先端より退行しているの
で、外周部2の先端位置から内周部3の先端位置の距離
差だけ、内側火炎30の実質的な火炎長が長くとれるこ
ととなる。
【0020】尚、上述のガラス微粒子合成用トーチ1に
おいて、外周部2又は内周部3の環状の燃料ガス流出口
及び助燃性ガス流出口を複数組設けて構成してもよい。
また、上述のトーチ1における各管体は断面円形のもの
に限られるものではなく、その他の断面形状であっても
勿論よい。
おいて、外周部2又は内周部3の環状の燃料ガス流出口
及び助燃性ガス流出口を複数組設けて構成してもよい。
また、上述のトーチ1における各管体は断面円形のもの
に限られるものではなく、その他の断面形状であっても
勿論よい。
【0021】次に、ガラス微粒子合成用トーチ1を用い
た光ファイバ母材の製造方法について説明する。
た光ファイバ母材の製造方法について説明する。
【0022】図3において、軸回転(軸を中心に回転)
自在にセットされた石英ガラスなどからなる棒状の出発
部材51に対し、先端をその出発部材51の外周へ向け
てトーチ1を配設しておく。その状態において、出発部
材51を軸回転させると共に、その出発部材51とトー
チ1とを出発部材51の軸方向へ沿って相対的に往復移
動させる。例えば、出発部材51の所定の公知手段によ
り軸回転可能とし、トーチ1を出発部材51の軸方向へ
沿って往復移動可能に配設して、軸回転する出発部材5
1に対しトーチ1をその軸方向へ沿って相対的に往復移
動させればよい。また、トーチ1を出発部材51に対し
進退自在としておけば、出発部材51にガラス微粒子の
堆積体6が成長し大径化するに従って、後退させてトー
チ1先端と堆積体6との距離を一定に保つことが可能と
なる。
自在にセットされた石英ガラスなどからなる棒状の出発
部材51に対し、先端をその出発部材51の外周へ向け
てトーチ1を配設しておく。その状態において、出発部
材51を軸回転させると共に、その出発部材51とトー
チ1とを出発部材51の軸方向へ沿って相対的に往復移
動させる。例えば、出発部材51の所定の公知手段によ
り軸回転可能とし、トーチ1を出発部材51の軸方向へ
沿って往復移動可能に配設して、軸回転する出発部材5
1に対しトーチ1をその軸方向へ沿って相対的に往復移
動させればよい。また、トーチ1を出発部材51に対し
進退自在としておけば、出発部材51にガラス微粒子の
堆積体6が成長し大径化するに従って、後退させてトー
チ1先端と堆積体6との距離を一定に保つことが可能と
なる。
【0023】そして、トーチ1の後端側から図示しない
ガス供給装置等により各ガスを供給させ、トーチ1先端
の各流出口から所定のガスを噴出させる。すると、外周
部2から外側火炎20が、また、内周部3から内側火炎
30及びガラス微粒子が、それぞれ出発部材51へ向け
て噴き付けられ、その出発部材51にはガラス微粒子の
堆積体6が形成される。すなわち、内側火炎30により
加水分解反応してガラス原料ガスがガラス微粒子とさ
れ、外側火炎20が出発部材51又は堆積体6のガラス
微粒子の表面を十分に加熱して、その加熱された表面に
ガラス微粒子が付着し堆積されていく。
ガス供給装置等により各ガスを供給させ、トーチ1先端
の各流出口から所定のガスを噴出させる。すると、外周
部2から外側火炎20が、また、内周部3から内側火炎
30及びガラス微粒子が、それぞれ出発部材51へ向け
て噴き付けられ、その出発部材51にはガラス微粒子の
堆積体6が形成される。すなわち、内側火炎30により
加水分解反応してガラス原料ガスがガラス微粒子とさ
れ、外側火炎20が出発部材51又は堆積体6のガラス
微粒子の表面を十分に加熱して、その加熱された表面に
ガラス微粒子が付着し堆積されていく。
【0024】その際、図1のように、外周部2では、燃
料ガスの噴出口である燃料ガス流出口43内から複数の
補助助燃性ガス流出口44を通じて助燃性ガスが噴出さ
れて外側火炎20が形成されるので、助燃性ガスの助燃
効果が高く、外側火炎20は火力の強いものとなる。こ
のため、少量の燃料ガス又は助燃性ガスの供給で所定火
力が得られ、消費する燃料ガス又は助燃性ガスの低減化
が図れる。また、補助助燃性ガス流出口44がトーチ1
の円周方向へほぼ同距離隔てて配置されることで、外側
火炎20の火力がその各部分で均一となり、堆積体6が
均一に安定して加熱されることとなる。このため、ガラ
ス微粒子の嵩密度が均一に堆積体6が形成される。
料ガスの噴出口である燃料ガス流出口43内から複数の
補助助燃性ガス流出口44を通じて助燃性ガスが噴出さ
れて外側火炎20が形成されるので、助燃性ガスの助燃
効果が高く、外側火炎20は火力の強いものとなる。こ
のため、少量の燃料ガス又は助燃性ガスの供給で所定火
力が得られ、消費する燃料ガス又は助燃性ガスの低減化
が図れる。また、補助助燃性ガス流出口44がトーチ1
の円周方向へほぼ同距離隔てて配置されることで、外側
火炎20の火力がその各部分で均一となり、堆積体6が
均一に安定して加熱されることとなる。このため、ガラ
ス微粒子の嵩密度が均一に堆積体6が形成される。
【0025】また、内周部3はその先端が外周部2の先
端より退行しているから、図3のように、ガラス微粒子
の堆積時において、内側火炎30の実質的な火炎長D2
は、外側火炎20の火炎長D1 対し長くなり、内側火炎
30内でのガラス原料の火炎加水分解反応が促進される
こととなる。すなわち、ガラス原料流出口48から流出
したガラス原料ガスは燃料ガス流出口47から噴き出る
火炎中で加水分解されるが、その分解反応が行われる内
側火炎30の火炎長が長くなることにことにより、ガラ
ス原料ガスからガラス微粒子への反応率が高くなる。こ
のため、少量のガラス原料の供給で所定量のガラス微粒
子が生成でき、消費するガラス原料ガスの低減化が図れ
る。また、ガラス微粒子の反応率が高いことから、所定
量のガラス微粒子の生成が短時間で行え、ガラス微粒子
の堆積体6の製造の高速化も可能となる。
端より退行しているから、図3のように、ガラス微粒子
の堆積時において、内側火炎30の実質的な火炎長D2
は、外側火炎20の火炎長D1 対し長くなり、内側火炎
30内でのガラス原料の火炎加水分解反応が促進される
こととなる。すなわち、ガラス原料流出口48から流出
したガラス原料ガスは燃料ガス流出口47から噴き出る
火炎中で加水分解されるが、その分解反応が行われる内
側火炎30の火炎長が長くなることにことにより、ガラ
ス原料ガスからガラス微粒子への反応率が高くなる。こ
のため、少量のガラス原料の供給で所定量のガラス微粒
子が生成でき、消費するガラス原料ガスの低減化が図れ
る。また、ガラス微粒子の反応率が高いことから、所定
量のガラス微粒子の生成が短時間で行え、ガラス微粒子
の堆積体6の製造の高速化も可能となる。
【0026】更に、内周部3には、外周部2のような補
助助燃性ガス流出口44が設けられておらず、環状の燃
料ガス流出口47及び助燃性ガス流出口45により内側
火炎30が形成されるから、過剰に強い火力とならず、
第四管体24などが熱変形することがない。すなわち、
内周部3に補助助燃性ガス流出口44のような火力を高
める流出口を設けて内側火炎30が形成されると、火力
の大きい内側火炎30が外周部2の第四管体24などの
内部を通ってトーチ1から噴き出ることとなるから、外
周部2の管体、特に第四管体24が熱変形してしまうと
いう不具合を生ずる。このため、内側火炎30を形成す
る内周部3には、外周部2のような補助助燃性ガス流出
口44を用いず、燃料ガス流出口47と同心状とした環
状の助燃性ガス流出口45を形成するのが肝要である。
また、その場合、その助燃性ガス流出口45を外周部2
のような補助助燃性ガス流出口44とすることによる助
燃性ガス等の低減化が図れないが、内周部3における各
流出口の開口面積は、外周部2のものと比べ小さいの
で、ガス消費量に大きな差は生じない。
助助燃性ガス流出口44が設けられておらず、環状の燃
料ガス流出口47及び助燃性ガス流出口45により内側
火炎30が形成されるから、過剰に強い火力とならず、
第四管体24などが熱変形することがない。すなわち、
内周部3に補助助燃性ガス流出口44のような火力を高
める流出口を設けて内側火炎30が形成されると、火力
の大きい内側火炎30が外周部2の第四管体24などの
内部を通ってトーチ1から噴き出ることとなるから、外
周部2の管体、特に第四管体24が熱変形してしまうと
いう不具合を生ずる。このため、内側火炎30を形成す
る内周部3には、外周部2のような補助助燃性ガス流出
口44を用いず、燃料ガス流出口47と同心状とした環
状の助燃性ガス流出口45を形成するのが肝要である。
また、その場合、その助燃性ガス流出口45を外周部2
のような補助助燃性ガス流出口44とすることによる助
燃性ガス等の低減化が図れないが、内周部3における各
流出口の開口面積は、外周部2のものと比べ小さいの
で、ガス消費量に大きな差は生じない。
【0027】そして、図3のように、出発部材51への
ガラス微粒子の堆積が進み、堆積体6が大径化してくる
と、堆積体6の表面積も増大するから、トーチ1からの
火炎の火力を上げて堆積体6にクラックが発生するのを
回避する必要がある。その場合、トーチ1にあっては外
側火炎20が堆積体6の表面を温める役割を担うが、燃
料ガス流出口43への燃料ガス供給量を増加し、また各
補助助燃性ガス流出口44を増加することにより、外側
火炎20の火力を大きくしても、助燃性ガスが燃料ガス
流出口43内から局部的に偏ることなく均等に分散され
て火炎の助燃を行うので、外側火炎20は安定して形成
される。このため、外側火炎20の先方が広がってしま
うことがなく、確実に堆積体6の表面が加熱されて焼き
固められると共に、ガラス微粒子の嵩密度が不均一とな
ることがない。
ガラス微粒子の堆積が進み、堆積体6が大径化してくる
と、堆積体6の表面積も増大するから、トーチ1からの
火炎の火力を上げて堆積体6にクラックが発生するのを
回避する必要がある。その場合、トーチ1にあっては外
側火炎20が堆積体6の表面を温める役割を担うが、燃
料ガス流出口43への燃料ガス供給量を増加し、また各
補助助燃性ガス流出口44を増加することにより、外側
火炎20の火力を大きくしても、助燃性ガスが燃料ガス
流出口43内から局部的に偏ることなく均等に分散され
て火炎の助燃を行うので、外側火炎20は安定して形成
される。このため、外側火炎20の先方が広がってしま
うことがなく、確実に堆積体6の表面が加熱されて焼き
固められると共に、ガラス微粒子の嵩密度が不均一とな
ることがない。
【0028】このようにガラス微粒子の堆積を続け、堆
積体6が所定の径まで達したら、トーチ1への各ガスの
供給及びトーチ1の往復移動を停止すると共に、出発部
材51の軸回転を停止して、堆積体6(光ファイバ母
材)の製造を終了する。
積体6が所定の径まで達したら、トーチ1への各ガスの
供給及びトーチ1の往復移動を停止すると共に、出発部
材51の軸回転を停止して、堆積体6(光ファイバ母
材)の製造を終了する。
【0029】次に、上述のトーチ1を用いて堆積体6を
製造した具体的な実施例について説明する。
製造した具体的な実施例について説明する。
【0030】図3において、直径20mm、長さ120
0mmのコア及びクラッドを含む石英ガラスロッドを出
発部材51として用い、約30rpmの速度で出発部材
51を軸回転させると共に、トーチ1をその出発部材5
1の軸方向に沿って往復移動させた。その際、トーチ1
としては、図2に示されるように、最外の第一管体21
が口径45mmのものを用い、内周部3の退行距離Lは
50mmとした。尚、この退行距離Lは、トーチ1の口
径などに応じて20〜150mmの範囲で設定される。
また、ガラス原料としてSiCl4 を用いて流出口48
へ供給し、燃料ガスとしてH2 を用いて流出口43及び
流出口47へ供給し、助燃性ガスとしてO2 を用いて流
出口41、流出口44及び流出口45へ供給し、シール
ガスとしてArを用いて流出口42及び流出口46へ供
給した。すると、流出口48から噴き出すSiCl4 が
火炎加水分解されSiO2 のガラス微粒子となって出発
部材51の外周へ付着し堆積して、直径が約220mm
の堆積体6が形成された。
0mmのコア及びクラッドを含む石英ガラスロッドを出
発部材51として用い、約30rpmの速度で出発部材
51を軸回転させると共に、トーチ1をその出発部材5
1の軸方向に沿って往復移動させた。その際、トーチ1
としては、図2に示されるように、最外の第一管体21
が口径45mmのものを用い、内周部3の退行距離Lは
50mmとした。尚、この退行距離Lは、トーチ1の口
径などに応じて20〜150mmの範囲で設定される。
また、ガラス原料としてSiCl4 を用いて流出口48
へ供給し、燃料ガスとしてH2 を用いて流出口43及び
流出口47へ供給し、助燃性ガスとしてO2 を用いて流
出口41、流出口44及び流出口45へ供給し、シール
ガスとしてArを用いて流出口42及び流出口46へ供
給した。すると、流出口48から噴き出すSiCl4 が
火炎加水分解されSiO2 のガラス微粒子となって出発
部材51の外周へ付着し堆積して、直径が約220mm
の堆積体6が形成された。
【0031】一方、上述のトーチ1と同径で補助助燃性
ガス流出口44を具備せず、かつ、内周部3が退行した
多重管のみで形成した多重トーチ(従来品)により、ト
ーチ1による堆積体6と同じ状態で形成されるように堆
積体を形成した。すると、図4に示すように、トーチ1
を用いたときに比べ、多重トーチの外周部で外側火炎を
形成するために燃料ガス及び助燃性ガスが1.5倍多く
必要となった。
ガス流出口44を具備せず、かつ、内周部3が退行した
多重管のみで形成した多重トーチ(従来品)により、ト
ーチ1による堆積体6と同じ状態で形成されるように堆
積体を形成した。すると、図4に示すように、トーチ1
を用いたときに比べ、多重トーチの外周部で外側火炎を
形成するために燃料ガス及び助燃性ガスが1.5倍多く
必要となった。
【0032】次に本発明に係るその他の実施形態につい
て説明する。
て説明する。
【0033】まず、前述のトーチ1において、ガラス原
料流出口48が独立して小口径のものが複数設けられて
形成されてもよい。例えば、図5、図6に示されるよう
に、トーチ11の中心位置には、円形のシールガス流出
口49が設けられ、そのシールガス流出口49内には独
立した小口径のガラス原料流出口48が複数設けられて
おり、それぞれ独立してガラス原料ガスを噴出する構成
となっている。また、シールガス流出口49の外周側に
は、環状の燃料ガス流出口47、シールガス流出口4
6、助燃性ガス流出口45がほぼ同心状に配設され、前
述のガラス原料流出口48及びシールガス流出口49と
ともに内周部3を形成している。また、その内周部3の
外側には、環状の燃料ガス流出口43内に複数の補助助
燃性ガス流出口44を配した外周部2が形成されてい
る。尚、内周部3の先端位置が外周部2の先端位置より
退行しているのは、前述のトーチ1と同様である。
料流出口48が独立して小口径のものが複数設けられて
形成されてもよい。例えば、図5、図6に示されるよう
に、トーチ11の中心位置には、円形のシールガス流出
口49が設けられ、そのシールガス流出口49内には独
立した小口径のガラス原料流出口48が複数設けられて
おり、それぞれ独立してガラス原料ガスを噴出する構成
となっている。また、シールガス流出口49の外周側に
は、環状の燃料ガス流出口47、シールガス流出口4
6、助燃性ガス流出口45がほぼ同心状に配設され、前
述のガラス原料流出口48及びシールガス流出口49と
ともに内周部3を形成している。また、その内周部3の
外側には、環状の燃料ガス流出口43内に複数の補助助
燃性ガス流出口44を配した外周部2が形成されてい
る。尚、内周部3の先端位置が外周部2の先端位置より
退行しているのは、前述のトーチ1と同様である。
【0034】このようなトーチ11によれば、複数のガ
ラス原料流出口48からガラス原料ガスが分散されて内
側火炎30と共に噴出されるから、ガラス原料ガスの反
応効率がよく、少量のガラス原料で所定量のガラス微粒
子が得られ、光ファイバ母材の製造においてガラス原料
の低減化が図れる。このトーチ11を用いて、堆積体6
を前述のトーチ1による実施例と同条件にて実際に製造
したところ、トーチ1に比べ堆積体6が約10%大径な
ものとなり、ガラス原料の収率が向上した。
ラス原料流出口48からガラス原料ガスが分散されて内
側火炎30と共に噴出されるから、ガラス原料ガスの反
応効率がよく、少量のガラス原料で所定量のガラス微粒
子が得られ、光ファイバ母材の製造においてガラス原料
の低減化が図れる。このトーチ11を用いて、堆積体6
を前述のトーチ1による実施例と同条件にて実際に製造
したところ、トーチ1に比べ堆積体6が約10%大径な
ものとなり、ガラス原料の収率が向上した。
【0035】前述のトーチ1において、内部に小口径の
補助助燃性ガス流出口44を配した環状の燃料ガス流出
口43が二重に設けられたものであってもよい。
補助助燃性ガス流出口44を配した環状の燃料ガス流出
口43が二重に設けられたものであってもよい。
【0036】例えば、図7、図8に示されるように、ト
ーチ12の中心には、前述のトーチ1と同様にガラス原
料流出口48、燃料ガス流出口47、シールガス流出口
46、助燃性ガス流出口45を形成した内周部3が設け
られている。その内周部3の外側には、環状の第一燃料
ガス流出口43a及び第二燃料ガス流出口43bが同心
状に形成され、それぞれ第一燃料ガス流出口43a又は
第二燃料ガス流出口43b内に小口径の補助助燃性ガス
流出口44が複数形成された外周部2が形成されてい
る。また、内周部3の先端位置が外周部2の先端位置よ
り退行しているのは、前述のトーチ1と同様である。
ーチ12の中心には、前述のトーチ1と同様にガラス原
料流出口48、燃料ガス流出口47、シールガス流出口
46、助燃性ガス流出口45を形成した内周部3が設け
られている。その内周部3の外側には、環状の第一燃料
ガス流出口43a及び第二燃料ガス流出口43bが同心
状に形成され、それぞれ第一燃料ガス流出口43a又は
第二燃料ガス流出口43b内に小口径の補助助燃性ガス
流出口44が複数形成された外周部2が形成されてい
る。また、内周部3の先端位置が外周部2の先端位置よ
り退行しているのは、前述のトーチ1と同様である。
【0037】このようなトーチ12によれば、外周部2
により非常に火力の強い外側火炎20が噴出されること
となる。このため、太径化した堆積体6を十分に加熱で
きるから、太径の堆積体6における表層割れ(クラッ
ク)の発生を抑えることが可能となる。
により非常に火力の強い外側火炎20が噴出されること
となる。このため、太径化した堆積体6を十分に加熱で
きるから、太径の堆積体6における表層割れ(クラッ
ク)の発生を抑えることが可能となる。
【0038】次に、前述の各実施形態におけるトーチと
比較するための比較例について説明する。
比較するための比較例について説明する。
【0039】すなわち、内周部3及び外周部2の双方に
小口径の補助助燃性ガス流出口が設けられたトーチ13
を用いて光ファイバ母材(堆積体6)を製造した。トー
チ13は、図9、図10に示されるように、中心位置に
環状のガラス原料流出口48が形成され、その外側に環
状のシールガス流出口47、燃料ガス流出口46が形成
され、その燃料ガス流出口46内に小口径の補助助燃性
ガス流出口44cが複数形成された内周部3を具備して
いる。その内周部3の外側には、前述のトーチ11と同
様な外周部2が設けられ、内周部3の先端位置が外周部
2の先端位置より退行した構造となっている。
小口径の補助助燃性ガス流出口が設けられたトーチ13
を用いて光ファイバ母材(堆積体6)を製造した。トー
チ13は、図9、図10に示されるように、中心位置に
環状のガラス原料流出口48が形成され、その外側に環
状のシールガス流出口47、燃料ガス流出口46が形成
され、その燃料ガス流出口46内に小口径の補助助燃性
ガス流出口44cが複数形成された内周部3を具備して
いる。その内周部3の外側には、前述のトーチ11と同
様な外周部2が設けられ、内周部3の先端位置が外周部
2の先端位置より退行した構造となっている。
【0040】このようなトーチ13によれば、外周部2
から火力の強い外側火炎20が噴出されると共に、内周
部3からも火力の強い内側火炎30が噴出されることと
なる。このトーチ13を用いて、前述のトーチ1による
実施例と同条件にて堆積体6の製造を実際に行ったとこ
ろ、外側火炎20により十分にガラス微粒子の堆積体6
が加熱されるが、内側火炎30の火力が強過ぎて、外周
部2の最内の管体24が熱変形してしまい(図10中の
24aは変形部)、結局光ファイバ母材が製造できなか
った。尚、そのトーチ13を構成する管体は、前述のト
ーチ1と同様な石英製であった。このように、トーチに
おける補助助燃性ガス流出口は、外周部2に用いると共
に、内周部3に用いないことが重要となる。
から火力の強い外側火炎20が噴出されると共に、内周
部3からも火力の強い内側火炎30が噴出されることと
なる。このトーチ13を用いて、前述のトーチ1による
実施例と同条件にて堆積体6の製造を実際に行ったとこ
ろ、外側火炎20により十分にガラス微粒子の堆積体6
が加熱されるが、内側火炎30の火力が強過ぎて、外周
部2の最内の管体24が熱変形してしまい(図10中の
24aは変形部)、結局光ファイバ母材が製造できなか
った。尚、そのトーチ13を構成する管体は、前述のト
ーチ1と同様な石英製であった。このように、トーチに
おける補助助燃性ガス流出口は、外周部2に用いると共
に、内周部3に用いないことが重要となる。
【0041】更に、比較例として、前述のトーチ13に
おいて内周部3が退行していない構造としたトーチ14
を用いて光ファイバ母材の製造を試みた。すなわち、ト
ーチ14は、正面が図9に示すトーチ13と同形状で、
同様な各流出口を有するものとなっており、内周部3の
先端が外周部2の先端と同位置とされたものである。こ
のトーチ14を用いて、前述のトーチ1による実施例と
同条件にて堆積体6を製造したところ、ガラス微粒子の
堆積効率が約5%低下した。これは、ガラス微粒子が十
分に反応しないうちに堆積体6の表面に堆積したためと
推定される。また、このトーチ14を用いて、堆積体6
の表面が加熱され過ぎないように、トーチ14と堆積体
6の表面との距離を適宜調整しながら光ファイバ母材の
製造を試みたが、堆積体6の表面温度を所定温度に維持
するのに燃料ガス及び助燃性ガスの供給量が約10%増
加してしまい、光ファイバ母材を製造するのにコスト高
となった。
おいて内周部3が退行していない構造としたトーチ14
を用いて光ファイバ母材の製造を試みた。すなわち、ト
ーチ14は、正面が図9に示すトーチ13と同形状で、
同様な各流出口を有するものとなっており、内周部3の
先端が外周部2の先端と同位置とされたものである。こ
のトーチ14を用いて、前述のトーチ1による実施例と
同条件にて堆積体6を製造したところ、ガラス微粒子の
堆積効率が約5%低下した。これは、ガラス微粒子が十
分に反応しないうちに堆積体6の表面に堆積したためと
推定される。また、このトーチ14を用いて、堆積体6
の表面が加熱され過ぎないように、トーチ14と堆積体
6の表面との距離を適宜調整しながら光ファイバ母材の
製造を試みたが、堆積体6の表面温度を所定温度に維持
するのに燃料ガス及び助燃性ガスの供給量が約10%増
加してしまい、光ファイバ母材を製造するのにコスト高
となった。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。すなわち、環状の燃
料ガス流出口内に小口径の補助助燃性ガス流出口を設け
た外周部を具備することにより、その外周部から火力の
強い外側火炎が噴出され、ガラス微粒子の堆積時にその
堆積面を外側火炎で十分に加熱できる。このため、燃料
ガス又は助燃性ガスの供給量を低減しても所定火力が得
られるから、光ファイバ母材製造時における燃料ガス又
は助燃性ガスのコスト低減が図れる。また、外周部から
退行した内周部を具備することにより、実効長の長い内
側火炎が形成され、ガラス原料の反応効率が向上し、ガ
ラス微粒子の収率が向上するから、ガラス原料について
コスト低減が図れると共に、ガラス微粒子堆積体である
光ファイバ母材が短時間で製造できる。また、火力を高
める補助助燃性ガス流出口を外周部のみに用いることに
より、火炎噴出時にトーチを構成する管体が熱変形する
のを回避できる。
のような効果を得ることができる。すなわち、環状の燃
料ガス流出口内に小口径の補助助燃性ガス流出口を設け
た外周部を具備することにより、その外周部から火力の
強い外側火炎が噴出され、ガラス微粒子の堆積時にその
堆積面を外側火炎で十分に加熱できる。このため、燃料
ガス又は助燃性ガスの供給量を低減しても所定火力が得
られるから、光ファイバ母材製造時における燃料ガス又
は助燃性ガスのコスト低減が図れる。また、外周部から
退行した内周部を具備することにより、実効長の長い内
側火炎が形成され、ガラス原料の反応効率が向上し、ガ
ラス微粒子の収率が向上するから、ガラス原料について
コスト低減が図れると共に、ガラス微粒子堆積体である
光ファイバ母材が短時間で製造できる。また、火力を高
める補助助燃性ガス流出口を外周部のみに用いることに
より、火炎噴出時にトーチを構成する管体が熱変形する
のを回避できる。
【0043】また、補助助燃性ガス流出口をトーチの円
周方向へほぼ同距離隔てて配置することにより、外周部
から噴出する外側火炎が均一な火力となり、ガラス微粒
子の堆積体が均一に加熱され、表面温度の差によるクラ
ックの発生が防止できる。
周方向へほぼ同距離隔てて配置することにより、外周部
から噴出する外側火炎が均一な火力となり、ガラス微粒
子の堆積体が均一に加熱され、表面温度の差によるクラ
ックの発生が防止できる。
【0044】更に、ガラス原料流出口を複数設けること
により、内周部から内側火炎と共にガラス原料が分散さ
れて噴出されるので、ガラス原料の反応効率が向上し
て、ガラス原料のコスト低減が図れる。
により、内周部から内側火炎と共にガラス原料が分散さ
れて噴出されるので、ガラス原料の反応効率が向上し
て、ガラス原料のコスト低減が図れる。
【図1】ガラス微粒子合成用トーチの正面図である。
【図2】図1のII−IIにおけるガラス微粒子合成用トー
チの断面図である。
チの断面図である。
【図3】ガラス微粒子合成用トーチを用いた光ファイバ
母材製造工程の説明図である。
母材製造工程の説明図である。
【図4】ガラス微粒子合成用トーチを用いて光ファイバ
母材を製造した際のガス使用量を示した図表である。
母材を製造した際のガス使用量を示した図表である。
【図5】その他の実施形態に係るガラス微粒子合成用ト
ーチの正面図である。
ーチの正面図である。
【図6】図5のVI−VIにおけるガラス微粒子合成用トー
チの断面図である。
チの断面図である。
【図7】その他の実施形態に係るガラス微粒子合成用ト
ーチの正面図である。
ーチの正面図である。
【図8】図7のVIII−VIIIにおけるガラス微粒子合成用
トーチの断面図である。
トーチの断面図である。
【図9】比較例に係るガラス微粒子合成用トーチの正面
図である。
図である。
【図10】図9の X−X におけるガラス微粒子合成用ト
ーチの断面図である。
ーチの断面図である。
1…ガラス微粒子合成用トーチ、2…外周部、3…内周
部 41…助燃性ガス流出口、42…シールガス流出口、4
3…燃料ガス流出口 44…補助助燃性ガス流出口、45…助燃性ガス流出口 46…シールガス流出口、47…燃料ガス流出口、48
…ガラス原料流出口 6…堆積体(光ファイバ母材)、
部 41…助燃性ガス流出口、42…シールガス流出口、4
3…燃料ガス流出口 44…補助助燃性ガス流出口、45…助燃性ガス流出口 46…シールガス流出口、47…燃料ガス流出口、48
…ガラス原料流出口 6…堆積体(光ファイバ母材)、
Claims (4)
- 【請求項1】 所定のガスを噴出する流出口が複数設け
られたガラス微粒子合成用トーチにおいて、 環状の燃料ガス流出口を有し、その燃料ガス流出口内に
小口径の補助助燃性ガス流出口が複数設けられた外周部
と、 その外周部の内側に配設され、中心位置にガラス原料流
出口を有し、その外側に環状の燃料ガス流出口及び助燃
性ガス流出口を少なくとも一組有し、それら流出口の先
端が前記外周部における各流出口先端より退行した内周
部と、を備えたことを特徴とするガラス微粒子合成用ト
ーチ。 - 【請求項2】 前記外周部は、内部に前記補助助燃性ガ
ス流出口を配した前記環状の燃料ガス流出口が同心状二
重又はそれ以上の同心状多重に設けられたことを特徴と
する請求項1に記載のガラス微粒子合成用トーチ。 - 【請求項3】 前記補助助燃性ガス流出口は、それぞれ
が円周方向へほぼ同距離隔てて配置されたことを特徴と
する請求項1又は2に記載のガラス微粒子合成用トー
チ。 - 【請求項4】 前記ガラス原料流出口は、独立して複数
設けられてなることを特徴とする請求項1乃至3のいず
れかに記載のガラス微粒子合成用トーチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29141495A JPH09132415A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | ガラス微粒子合成用トーチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29141495A JPH09132415A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | ガラス微粒子合成用トーチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09132415A true JPH09132415A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17768584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29141495A Pending JPH09132415A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | ガラス微粒子合成用トーチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09132415A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09175826A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 多孔質ガラス母材合成用バーナ |
KR20030012750A (ko) * | 2001-08-04 | 2003-02-12 | 화이콤(주) | 광섬유 모재 제조용 버너장치 |
JP2009092254A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 無機質球状化粒子製造用バーナー及び無機質球状化粒子の製造方法及び装置 |
JP2013241288A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-05 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ガラス微粒子堆積用バーナおよびガラス微粒子堆積体の製造方法 |
-
1995
- 1995-11-09 JP JP29141495A patent/JPH09132415A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09175826A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 多孔質ガラス母材合成用バーナ |
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JP2013241288A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-05 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ガラス微粒子堆積用バーナおよびガラス微粒子堆積体の製造方法 |
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