JPH09131895A - インク容器、インクジェット記録ヘッド、インクジェットカートリッジおよびインクジェット記録装置 - Google Patents

インク容器、インクジェット記録ヘッド、インクジェットカートリッジおよびインクジェット記録装置

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JPH09131895A
JPH09131895A JP29431595A JP29431595A JPH09131895A JP H09131895 A JPH09131895 A JP H09131895A JP 29431595 A JP29431595 A JP 29431595A JP 29431595 A JP29431595 A JP 29431595A JP H09131895 A JPH09131895 A JP H09131895A
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JP
Japan
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ink
filter
ink jet
jet recording
recording head
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Application number
JP29431595A
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English (en)
Inventor
Masako Shimomura
まさ子 下村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH09131895A publication Critical patent/JPH09131895A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のステンレスフィルタと同程度の細かい
口径を有し、耐インク性に優れ、低温での熱溶着が可能
であるために良好な作業性を有し、材料面でのコストダ
ウンが容易に図れ、高温での長期保存中にインク中に発
生した菌類の増殖を抑制し得るフィルタを備えたインク
容器、インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット
カートリッジ、さらにはこれらを備えたインクジェット
記録装置を提供する。 【解決手段】 インク容器、インクジェット記録ヘッド
およびインクジェットカートリッジには、インク中の不
純物を除去するためのフィルタ6、14、700が設け
られている。フィルタは平均口径が5μ〜15μである
繊維状物質から形成されたものである。このフィルタに
は抗菌剤を含めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水溶性インクを用
いて記録を行うためのインク容器、インクジェット記録
ヘッド、インクジェットカートリッジおよびインクジェ
ット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、微細なノズルからインクを噴
射させて記録を行うインクジェットプリンタが知られて
いる。このプリンタにおいては、インクカートリッジ、
インクジェットヘッドおよびその周辺部にフィルタを設
け、このフィルタによりインク中から発生する溶存気体
や溶出物(析出物)によるノズル詰まりを防止すること
が行われている(特開昭56−60258号,特開昭5
6−144160号,特開昭59−33153号,特開
昭59−52659号,特開昭59−214657号,
特開昭60−230856号,特開平2−29837号
等)。フィルタの材料としては、口径(空隙)が数μ〜
数百μのガラス、セラミックス、ポリウレタン等の多孔
質体、または口径1μ〜5μのメンブランフィルタ、ス
テンレスフィルタなどが用いられている。
【0003】ところが、近時のインクジェットプリンタ
では、記録部であるインクジェットヘッドとインクカー
トリッジとが一体となった記録ユニットを形成している
ものが主流である。この場合、インクタンク内の負圧の
発生方式としては、ポリウレタン、メラミン樹脂、フェ
ルト等をインク吸収体としてインクタンク内に充填する
方式のものが多い。このようなインク吸収体に、洗浄の
進んでいない安価な材料を使ってコストダウンを図ろう
とすると、インク吸収体からインク中への微小な溶出物
が多くなる。インクジェットヘッドに関しても、高密度
化に伴いノズル径は益々小さくなる傾向にあり、ノズル
の目詰まりが非常に起こり易くなってきている。さら
に、インクの組成に関しては、従来の中性インクから近
年はアルカリ性インクとなっている他、非プロトン供与
性の極性溶媒の使用などによりインク接液材料に対して
著しい限定を与えている。
【0004】このような状況から、フィルタはインクカ
ートリッジにとって必須なものとなっており、フィルタ
に課せられる条件も厳しくなってきている。
【0005】近時のインクジェット方式のインクジェッ
トヘッドを有するインクカートリッジにおいては、ノズ
ル径やタンク形式にもよるが、口径5μ〜15μ程度の
ステンレスフィルタが用いられている。このステンレス
フィルタは、例えばインクタンクの一部を熱により溶か
すことで接着される。このため、インクタンクの材質に
もよるが相当の高熱が必要であった。最近では、従来に
比べて高密度化によるノズル径の縮小のため、フィルタ
の口径も一層細かくする必要が生じると共に、フィルタ
にかかる圧力を一定にするためフィルタの面積を大きく
せざるを得ず、これは近年のプリンタの小型化に伴うイ
ンクカートリッジの小型化の傾向に逆行するものとな
る。このようなことから、ステンレスフィルタをインク
カートリッジに付けることは困難になっている。
【0006】さらに、材料面でコストダウンを図るため
に、ステンレスフィルタの材料のグレードを下げると、
クロム等金属が溶出してしまう。このような溶出金属
は、特にヒータ(発熱素子)からの熱エネルギによりイ
ンクを吐出するインクジェット方式では、ヒータ上に付
着してしまうため、熱の発生効率を悪化させてしまう。
【0007】以上のようなことから、ステンレスフィル
タは作業性が悪く、コストダウンが図り難い不都合があ
る。
【0008】一方、インクを高温で長期間放置しておく
と、黴等の菌類が発生する可能性があり、それを放置す
ると、増殖したコロニーがフィルタに目詰まりを生じさ
せるおそれがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、従来のステンレスフィルタと同程度の細かい口径を
有し、耐インク性に優れ、低温での熱溶着が可能である
ために良好な作業性を有し、材料面でのコストダウンが
容易に図れるフィルタを備えたインク容器、インクジェ
ット記録ヘッドおよびインクジェットカートリッジ、さ
らにはこれらを備えたインクジェット記録装置を提供す
ることにある。
【0010】本発明の第2の目的は、高温での長期保存
中にインク中に発生した菌類の増殖を抑制し得るフィル
タを備えたインク容器、インクジェット記録ヘッドおよ
びインクジェットカートリッジ、さらにはこれらを備え
たインクジェット記録装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、インク容
器、インクジェット記録ヘッドおよびインクジェットカ
ートリッジにおいて、上述の諸要求性能を同時に満足す
るフィルタの研究を行ったところ、平均口径5μ〜15
μの繊維状物質からなるフィルタを開発するに至った。
このフィルタの場合は、ステンレスフィルタよりも熱溶
着温度が低いことからフィルタ装着における作業性が向
上しており、合わせて材料面でも安価となることをも見
出した。また、抗菌剤を含むフィルタでは、黴等の菌類
の増殖を防止することができるため、増殖により形成さ
れたコロニーによるインクジェットヘッドの不吐出を防
止することができることも見出した。
【0012】すなわち、上記第1の目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、インクを吐出するインクジ
ェットヘッドに供給すべきインクを貯留し、かつ、前記
インクジェットヘッドへのインク供給経路中に配された
フィルタを含むインク容器であって、前記フィルタは平
均口径が5μ〜15μである繊維状物質から形成された
ものであることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、インクを吐出する
吐出部と、該吐出部へのインク供給経路中に配されたフ
ィルタとを含むインクジェット記録ヘッドであって、前
記フィルタは平均口径が5μ〜15μである繊維状物質
から形成されたものであることを特徴とする。
【0014】請求項11記載の発明は、インクを吐出す
るインクジェットヘッドと、該インクジェットヘッドに
供給すべきインクを貯留するインクタンクと、該インク
タンクから前記インクジェットヘッドへのインク供給経
路中に配されたフィルタとを含むインクジェットカート
リッジであって、前記フィルタは平均口径が5μ〜15
μである繊維状物質から形成されたものであることを特
徴とする。
【0015】ここで、上記各発明において前記繊維状物
質はステンレスよりも熱溶着温度が低いことを特徴とす
る。
【0016】上記第2の目的を達成するために、上記各
発明において前記フィルタは非水溶性の抗菌剤を含むも
のであることを特徴とする。
【0017】ここで、前記抗菌剤は前記フィルタに含浸
せしめられていてもよく、添加せしめられていてもよ
い。
【0018】請求項16記載の発明は、インクジェット
記録装置であって、請求項1〜5のいずれかの項に記載
のインク容器からインクの供給を受けてインクの吐出を
行うことを特徴とする。
【0019】請求項17記載の発明は、インクジェット
記録装置であって、請求項6〜10のいずれかの項に記
載のインクジェット記録ヘッドによりインクの吐出を行
うことを特徴とする。
【0020】請求項18記載の発明は、インクジェット
記録装置であって、請求項11〜15のいずれかの項に
記載のインクジェットカートリッジによりインクの吐出
を行うことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明のインク容器、インクジェ
ット記録ヘッドまたはインクジェットカートリッジで
は、そのフィルタの平均口径が5μ〜15μである。こ
れは、フィルタの口径が5μよりも小さいと、フィルタ
自体が目詰まりし易くなる他、流体抵抗が大きくなるた
め、フィルタの面積を大きくしなければならず、近時の
インクカートリッジの小型化の要請に対応できず、逆
に、フィルタの口径が15μよりも大きいと、固形物を
通過させてしまい、インクジェットヘッドのノズル詰ま
りを生じさせてしまうからである。
【0022】また、本発明では、そのフィルタの材質と
しては、ナイロン、アクリル、ポリエステル、アセテー
ト、キュプラ、シルク、綿、麻、その他、熱溶着温度の
低い繊維状物質であって、近年の超高密度化技術等によ
り口径5μ〜15μの範囲を満たすものであれば使用可
能である。特に、フィルタの材質としては、耐インク性
に優れたナイロンが好ましい。
【0023】このようなフィルタに含浸または添加させ
る抗菌剤としては、非水溶性のものであれば、いずれも
使用可能である。
【0024】次に、上記のような構成のフィルタを備え
たインクカートリッジの一実施態様を図1を参照して説
明する。
【0025】図1(a)および(b)は、本発明のイン
クカートリッジの一実施形態を示す断面図であって、
(a)はインクカートリッジICを構成するインク容器
ITを示し、(b)は(a)のインク容器ITに装着可
能でインクカートリッジICを構成するインクジェット
記録ヘッドIJHを示すものである。
【0026】図1において符号1はインク容器の外郭を
形成する6面体のハウジングである。このハウジング1
の一壁部には、その内部を大気と連通させるための大気
連通孔2が形成され、他壁部には後述のインクジェット
記録ヘッドへのインク供給用の液路の一部を構成する断
面円形状の開口部3が形成されている。ハウジング1の
内壁部のうち開口部3を囲む部分の壁部には、その壁面
に直角に突出する円柱状の導出パイプ4が形成されてい
る。この導出パイプ4の突出側の端部には、ハウジング
1の内部に圧縮収納されたインク保持手段としての多孔
質体5に含浸されて保持されたインクを漉過するための
第1のフィルタとしてのカートリッジフィルタ6が設け
られている。このカートリッジフィルタ6は平均口径が
5μ〜15μである繊維状物質から形成されている。ま
た、このフィルタ6は、必要に応じて抗菌剤を所定量含
むものである。抗菌剤はフィルタ6に含浸または添加に
より含めることができる。
【0027】本実施形態では、導出パイプ4の内部は、
全体的にほぼ充実しており、その充実部には例外的に、
導出パイプ4の長さ方向(図1(a)において左右方
向)に沿って開口部3と多孔質体5のハウジング1の内
部とを連通する細孔7が複数形成されている。これら複
数の細孔7は、図1(a)に示すように導出パイプ4の
軸心を中心とした円筒体の周面に等間隔で分散配置され
ている。これら細孔7を除いた導出パイプ4の充実部に
よるインク供給は当然に不可能である。開口部3と導出
パイプ4と細孔7とは、インク供給手段を構成してい
る。
【0028】ここで、このインク容器ITを後述のイン
クジェット記録ヘッドIJHに装着してインクジェット
記録装置に適用した場合に、その記録装置のインク吐出
の回復機能でヘッド側までインクを供給するためには、
インク容器ITの細孔7の内容積を非常に小さく、望ま
しくは0.05cc以下にする必要がある。形成される
細孔7の数にもよるが、細孔7の直径は0.5mm〜
1.5mm程度とされる。
【0029】なお、本実施形態では、細孔7が配される
想定上の円筒体の半径が開口部3の半径よりも大きく設
定されている。また、開口部3の内周面に連続する導出
パイプ4の内周面と、細孔7とが連続的に接しているこ
とが好ましい。これは開口部3の内周面に付着するイン
クがそのような連続面を伝って細孔7を介してインク容
器ITのハウジング1内に容易に戻り得るようにするた
めである。
【0030】また、ハウジング1の外壁部には、上記開
口部3を囲む円環状に切り欠かれた段差部8が形成さ
れ、この段差部8には後述のインクジェット記録ヘッド
の挿入パイプによる開口部3への挿入に際して挿入パイ
プを密着固定するためのO−リングが配設されるように
なっている。
【0031】さらに、ハウンジング1の外壁部には、イ
ンクジェット記録ヘッドIJHとの連結に際して接合面
となる壁面から直角に突出する矢尻状の一対の係合突起
9が設けられている。係合突起9は、長尺部9aとその
長尺部9aの先端に形成された膨出部9bとから構成さ
れている。膨出部9bは、図1(a)に示すように長尺
部9aからの十分な高さを有し、かつその頂部分までは
緩やかな曲面により構成されている。また、係合突起9
のうち少なくとも係合に伴う変形に係る部分は、変形し
ても元の姿勢に容易に復元され得る材料から構成されて
いるのが望ましい。
【0032】このような構成からなるインク容器ITが
適用される後述のインクジェット記録装置では、その記
録性能を安定させるために、インクジェット記録ヘッド
IJHの吐出口に作用するインクの圧力を負に保つ必要
があるため、上記インク容器内のインクも負圧とされ
る。この場合は、多孔質体5の毛管力によりインク容器
内のインクは負圧に制御される。
【0033】ただし、本実施形態におけるインク容器I
Tは、インクジェット記録ヘッドIJHとの着脱が可能
なタイプであるから、その容器単独で取り扱われる場合
があり、その場合に開口部3を介してインクが不用意に
漏れるおそれがある。このため、その開口部3または導
出パイプ4に弁機構またはそれと同様にインク漏れを防
止できる機構を設けておくことができる。
【0034】上述のインク容器ITは、例えば図1
(b)に示す構造のインクジェット記録ヘッドIJHに
装着されてインクジェットカートリッジICを構成する
ことができる。
【0035】図1(b)において、符号10はインクジ
ェット記録ヘッドIJHのハウジングである。このハウ
ジング10の一壁部には、その壁面から直角に突出する
挿入パイプ11が形成されている。挿入パイプ11は、
上述のインク容器の開口部3に挿入されてインク容器I
Tからのインクの供給を受けるための液路である。挿入
パイプ11の基部には、ハウジング10の壁面上に上述
したO−リング12が固定されている。また、挿入パイ
プ11は、インクの吐出口13までハウジング10の内
部において通じており、インク容器ITからのインク供
給に寄与している。挿入パイプ11の内部には、吐出前
のインクを漉過してゴミ等を除去するための第2のフィ
ルタとしてのクリーニングフィルタ14が配設されてい
る。このクリーニングフィルタ14は、上述フィルタ6
と同様に平均口径が5μ〜15μである繊維状物質から
形成されている。また、このフィルタ14は、必要に応
じて抗菌剤を所定量含むものである。抗菌剤はフィルタ
14に含浸または添加により含めることができる。
【0036】また、挿入パイプ11の形成されたハウジ
ング10の一壁部には、上述のインク容器ITの係合突
起9と係合する被係合部としての被係合孔15が係合突
起9に対応する位置にそれぞれ形成されている。被係合
孔15は、係合突起9を案内する導入部15aと、この
導入部15aより奥に形成されかつ係合突起9の膨出部
9bを係合する引っ掛け部15bとから構成されてい
る。この係合は、所定の引っ張り力以下では解けない
が、その所定力以上の力で引っ張れば、係合突起9の膨
出部9bは引っ掛け部15bを乗り越えて導入部15a
に戻れるから、その係合を解くことができる。この場
合、係合ロック機構または係合解除機構を設けてもよ
い。
【0037】本実施形態のインクジェットカートリッジ
におけるフィルタ6および14は、片方あるいは双方と
も、平均口径が5μ〜15μである繊維状物質から形成
されており、従来のステンレスフィルタと同程度の細か
い口径を有し、耐インク性に優れ、低温での熱溶着が可
能であるために良好な作業性を有すると共に、材料面で
のコストダウンが容易に図れるという優れた効果を奏す
る。また、抗菌剤を含むフィルタでは、高温での長期保
存中にインク中の菌類の増殖を抑制し得ることから、フ
ィルタの目詰まりがなく、インクジェットヘッドの良好
な吐出性能を長期間に亘って維持することができる。
【0038】このような構成のインクジェットカートリ
ッジは、例えば図2に示すインクジェット記録装置に装
着可能である。
【0039】図2は、図1(a)および(b)に示した
インクジェットカートリッジの装着が可能なインクジェ
ット記録装置の一実施例の構成を示す一部を切欠いた概
略斜視図である。
【0040】図2において、809Y,809M,80
9C,809Bk(総称する時は「カートリッジ80
9」といい、各カートリッジにおいて対応する部分は同
一の数字に「Y」,「M」,「C」,「Bk」を付した
参照符号を用いる)はカートリッジである。このカート
リッジ809は、キャリッジ515上に固定されてお
り、これらは、シャフト521に沿って長手方向に往復
動可能となっている。また、キャリッジ515に対する
位置決めは、例えば記録ヘッドに設けた穴と、キャリッ
ジ515側に設けたダボ等により行うことができる。さ
らに、電気的接続は吐出部602に対する配線基板(図
示せず)に設けた接続パッドに、キャリッジ515上の
コネクタを結合させるか、カードエッジコネクタ用の接
点を形成する方法が考えられる。吐出口602Aより吐
出されたインクは、記録ヘッドと微小間隔をおいてプラ
テンローラ519に記録面を規制された記録媒体518
に到達し、記録媒体518上に画像を形成する。
【0041】インクジェット記録ヘッドIJHには、ケ
ーブル516およびこれに結合する端子を介して適宜、
図示しないデータ供給源より画像データに応じた吐出信
号が供給される。カートリッジ809は、用いるインク
色等に応じて、1ないし複数個(図2では4個)を装着
することができる。
【0042】また、図2において、517はキャリッジ
515をシャフト521に沿って走査させるためのキャ
リッジモータ、522はモータ517の駆動力をキャリ
ッジ515に伝達するワイヤである。また、520はプ
ラテンローラ519に結合して記憶媒体518を搬送さ
せるためのフィードモータである。
【0043】図2に示したインクジェット記録装置およ
びインクジェットカートリッジは、例示であって、本発
明のインク容器との着脱可能な連結手段を有するインク
ジェット記録ヘッド等であれば、いずれも適用可能であ
る。
【0044】次に、図3〜6を参照して本発明のインク
ジェットカートリッジの他の実施形態を説明する。
【0045】本実施形態のインクジェットカートリッジ
ICを構成するインクジェット記録ヘッドIJHは複数
個(本実施形態では4個)ユニット枠に接着固定されて
インクジェットヘッドユニットIJUを構成している。
【0046】図3および図4は、複数の記録ヘッド20
00を装着する記録ヘッドユニットの分解斜視図であ
り、図3においては、上記ユニットのハウジング部材の
図示が省略されている。
【0047】本例の記録ヘッドユニットは、それぞれ異
なる色のインクを吐出可能な4個の記録ヘッドを装着
し、かつこれら記録ヘッド相互の位置関係を正確に定め
ることができるものである。なお、上記4個の記録ヘッ
ドが同一色のインクを吐出してもよく、この場合、高速
記録あるいはインク滴の数に応じた階調表現が可能とな
り、また、同一色で濃度の異なるインクをそれぞれ吐出
するようにしても階調記録が可能となる。
【0048】図3において、参照符号4000はインク
ジェットヘッドを複数有するインクジェットヘッドユニ
ット枠を示す。ユニット枠4000は、コの字状の外壁
板4001と、各記録ヘッドを収納するためのヘッド保
持部4003を限界する3枚の内壁板4002を具え
る。記録ヘッド2000は、そのインク吐出口を図中下
方に向けた状態でそれぞれのヘッド保持部4003に収
納される。ユニット枠4000における各記録ヘッドの
位置決めは、各ヘッド保持部に設けられる3方向の基準
面に各記録ヘッドに設けられる基準面を突き当て、その
後、接着剤等によって固定される。この場合において、
各記録ヘッド2000においてその基準面とオリフィス
との位置関係は高精度に設定される必要がある。
【0049】なお、各記録ヘッド2000の位置決めに
ついては、上述の基準面を用いる方法ではなく、TVカ
メラ等による画像上で位置決めし、その後接着によって
固定するようにしてもよい。
【0050】このように、本実施形態によれば、4個の
記録ヘッドをユニット枠に接着固定してインクジェット
ヘッドユニットを構成し、記録ヘッドの交換はユニット
毎に行うようにするので、交換の際の装着動作によって
4個の記録ヘッド相互の位置関係がずれることがない。
また、ユニット枠に個々の記録ヘッドを収納し固定する
ようにした本例の構成によれば、当初から一体の記録ヘ
ッドで異なる色のインクを吐出するようにした記録ヘッ
ドの構成と比較して設計上の自由度がある。
【0051】なお、図3において参照符号4005はイ
ンクを吸収可能な多孔質部材であり、隣接する各記録ヘ
ッド2000のオリフィス配設面の間に配設される。こ
れにより、ブレードによってオリフィス配設面をワイピ
ングしたときにブレードに付着するインクを吸収し、隣
接オリフィス配設面に異なる色インクが再付着すること
を防止できる。
【0052】図4において、上ハウジング4506およ
び側面ハウジング4006はそれぞれユニット枠400
0に固定される。上ハウジングの固定においては、これ
に設けられた1対のピン4504(一方は不図示)がユ
ニット枠4000の外壁板4001の上端面に設けられ
た孔4011に挿入されることによって固定時の上ハウ
ジング4506の位置決めがなされ、また、上ハウジン
グの両端に形成された掛止板4505上の突起(不図
示)が、外壁板に形成された凹部4010に掛止板45
05の弾性付勢力を伴なって掛止されることにより固定
される。側面ハウジング4006のユニット枠への固定
は、ハウジング4006の一対の掛止板4008とユニ
ット枠4000の凹部4007とを用いて、上ハウジン
グ4506と同様になされる。
【0053】上ハウジング4506の外表面に相当する
部分には記録ヘッド2000側の電気接点としてのパッ
ド4502が複数設けられ、このパッド4502のそれ
ぞれは上ハウジング4506の裏面側に延在する端子4
501と接続している。それぞれの端子4501は、ハ
ウジング4506がユニット枠に固定されたとき、記録
ヘッドの基板上のそれぞれ対応する接続パッドと接触す
る。
【0054】側面ハウジング4006には、記録ヘッド
2000に設けられたインク供給部材としてのインク供
給管2200(以下、ジョイント部とも言う)を挿通さ
せるための孔4009が形成されている。組み立てた状
態ではこの孔4009からインク供給管2200が突出
した構成となり、この供給管がインクカートリッジ側に
挿入され、記録ヘッド側へインクを導くことになる。
【0055】図5は、図3および図4に示したインクジ
ェットヘッドユニットIJUと各インクカートリッジと
の接続を示す斜視図である。また、図6は、インクジェ
ットヘッドユニットとインクカートリッジが接続されて
インクジェットユニットを構成した状態を示す断面図で
ある。
【0056】図5に示されるように、各インク色に対応
したインクタンク(インクカートリッジ)6000は、
その開口部(不図示)に、それぞれ対応する記録ヘッド
のインク供給管2200を個々に挿入することによって
記録ヘッドと接続する。また、インクタンク6000を
記録ヘッドから取外す場合についても、各インク色のイ
ンクタンク毎に個々に取外すことができる。同図におい
て、2201は複数のインクジェット記録ヘッドを固定
するためのヘッド固定壁である。
【0057】以上の構成により、インクタンク6000
のインクが無くなった時点で新しいインクタンクとの交
換が可能となる。このように、使い切ったインクタンク
毎に交換ができるため、カラーのインクジェット記録装
置では無駄なインクを少なくでき、特に有効である。
【0058】図6において、インクジェットヘッドユニ
ットIJUに設けられた供給管2200は、その先端に
設けられたフィルタ700をインクタンク6000内の
吸収体6003に圧接するように挿入される。このフィ
ルタ700は、平均口径が5μ〜15μである繊維状物
質から形成されている。また、このフィルタ700は、
必要に応じて抗菌剤を所定量含むものである。抗菌剤は
フィルタ700に含浸または添加により含めることがで
きる。
【0059】インク収容部であるインク室6006には
インク6009が満たされており、このインク室600
6と隔壁6005によって隔てられる負圧発生室である
前室6004に配された負圧発生部材としての吸収体6
003の一部にもインクが満たされている。吸収体60
03はその毛管力によってインクを保持することがで
き、これにより、開口部6002からインクが漏れるこ
とを防止している。インク室6006のインク6009
はスリット6008を通過し前室6004へ供給される
が、この供給は、インクジェットヘッドユニットIJU
側へのインク供給に伴なって消費されたインク量に対応
する空気が大気連通口6013を介してインクタンク内
に侵入しインクと置換されることによって可能となる。
【0060】図7は、図3〜図6で示した記録ヘッドユ
ニットを搭載可能なインクジェット記録装置IJRAの
外観斜視図である。
【0061】図7において駆動モータ5013の正逆回
転は駆動力伝達ギア5011,5009を介してリード
スクリュー5004に伝達され、これを回転させ、また
キャリッジHCはリードスクリュー5004のら線溝5
005に係合するピン(不図示)を有する。これによっ
て、キャリッジHCは装置長手方向に往復移動される。
5002は記録ヘッドユニット内の各記録ヘッドの前面
をキャップするキャップであり、不図示の吸引手段によ
りキャップ内開口を介して記録ヘッドの吸引回復を行う
ために用いられる。キャップ5002はギア5008等
を介して伝達される駆動力により移動各記録ヘッドの吐
出口面を覆うことができる。5017はクリーニングブ
レードであり、5019はこのブレードを前後方向に移
動可能にする部材であり、本体支持板5018にこれら
が支持されている。ブレードは、この形態に限られず、
周知のクリーニングブレードが本例に適用できることは
いうまでもない。
【0062】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャリッジがホームポジションに移動したと
きにリードスクリュー5004の作用によってそれらの
対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0063】キャリッジHCに装着された記録ヘッドユ
ニットの接続パッド4502は、キャリッジHCに設け
られた接続板5030が所定軸廻りに回動することによ
り、その接続パッド5031と接続し、電気的接続がな
される。この接続はコネクタ等を用いないため、記録ヘ
ッドに不要な力が作用しない。
【0064】
【実施例】次に実施例、比較例を挙げて本発明を具体的
に説明する。
【0065】実施例1〜4、比較例1〜3のフィルタの
材料、抗菌剤、抗菌剤の処理方法を表1に示した。
【0066】これらのフィルタを用いたインクカートリ
ッジ(BC−01 キヤノン製)の作成を行い、フィル
タ装着時(熱溶着)の作業性や材料そのものの価格、抗
菌性、記録性などの項目について、プリンタ(BJ10
e キヤノン製)を用いて下記に従って評価を行い、そ
の結果を表2に示した。用いたインクは、評価を行った
プリンタ用のものである。
【0067】(フィルタの装着性) ○ ステンレスに比べ溶着温度が低く、溶着作業性は良
好であった。
【0068】× 溶着温度が高いステンレスに対する溶
着作業は困難であった。
【0069】(抗菌性) インクに大腸菌を1×104
個/mlになるように添加し、25℃で1時間振盪培養
したものをカートリッジに充填し、インクがなくなるま
で印字が行えるかどうかを調べた。
【0070】○ インクがなくなるまで印字が可能であ
った。
【0071】× インクを使いきる前に吐出しなくなっ
た。
【0072】(記録性) 抗菌剤の含浸前のフィルタを
用いてカートリッジにインクを充填し、インクがなくな
るまで印字が行えるかどうかを調べた。
【0073】○ インクがなくなるまで印字が可能であ
った。
【0074】× インクを使いきる前に吐出しなくなっ
た。
【0075】
【表1】
【0076】
【表2】
【0077】記録性の評価は抗菌剤の含浸の前後におい
て行われ、その前後において記録性の評価に変化はなか
った。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインク容
器、インクジェット記録ヘッドおよびインクジェットカ
ートリッジは、そのフィルタが、従来のステンレスフィ
ルタと同程度の細かい口径を有し、耐インク性に優れ、
低温での熱溶着が可能であるために良好な作業性を有す
ると共に、材料面でのコストダウンが容易に図れる。
【0079】また、本発明は、そのフィルタが抗菌剤を
含むものであるので、高温での長期保存中にインク中の
菌類の増殖を抑制し得ることから、フィルタの目詰まり
を防止し、インクジェットヘッドの良好な吐出性能を長
期間に亘って維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は、本発明のインクカート
リッジの一実施形態を示す断面図であって、(a)はイ
ンクカートリッジICを構成するインク容器ITを示
し、(b)は(a)のインク容器ITに装着可能でイン
クカートリッジICを構成するインクジェット記録ヘッ
ドIJHを示すものである。
【図2】図1(a)および(b)に示したインクジェッ
トカートリッジの装着が可能なインクジェット記録装置
の一実施例の構成を示す一部を切欠いた概略斜視図であ
る。
【図3】複数の記録ヘッドを装着する記録ヘッドユニッ
トの分解斜視図である。
【図4】複数の記録ヘッドを装着する記録ヘッドユニッ
トの分解斜視図である。
【図5】図3および図4に示したインクジェットヘッド
ユニットと各インクカートリッジとの接続を示す斜視図
である。
【図6】インクジェットヘッドユニットとインクカート
リッジが接続されてインクジェットユニットを構成した
状態を示す断面図である。
【図7】図3〜図6で示した記録ヘッドユニットを搭載
可能なインクジェット記録装置IJRAの外観斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 大気連通孔 3 開口部 4 導出パイプ 5 多孔質体 6 カートリッジフィルタ 7 細孔 8 段差部 9 係合突起 10 ハウジング 11 挿入パイプ 12 O−リング 13 吐出口 14 クリーニングフィルタ 15 被係合孔 700 フィルタ 2000 インクジェットヘッド 2200a インク供給管外壁 4000 インクジェットヘッドユニット枠 4001 ユニット外壁板 4002 ユニット内壁板 4003 ヘッド保持部 4005 多孔質部材 4006 側面ハウジング 4007,4010 凹部 4008,4505 掛止板 4009 孔 4011 孔 4501 端子 4502 接続パッド 4504 ピン 4506 上ハウジング 4514 コネクタ 4515 ヘッド側端子 5002 キャップ 5004 リードスクリュ 5005 ら旋溝 5008 ギア 5017 クリーニングブレード 5018 本体支持板 5019 ブレード移動部材 5030 接続板 5031 接続パッド IJU インクジェットヘッドユニット HC キャリッジ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出するインクジェットヘッド
    に供給すべきインクを貯留し、かつ、前記インクジェッ
    トヘッドへのインク供給経路中に配されたフィルタを含
    むインク容器であって、 前記フィルタは平均口径が5μ〜15μである繊維状物
    質から形成されたものであることを特徴とするインク容
    器。
  2. 【請求項2】 前記繊維状物質はステンレスよりも熱溶
    着温度が低いことを特徴とする請求項1記載のインク容
    器。
  3. 【請求項3】 前記フィルタは非水溶性の抗菌剤を含む
    ものであることを特徴とする請求項1記載のインク容
    器。
  4. 【請求項4】 前記抗菌剤は前記フィルタに含浸せしめ
    られていることを特徴とする請求項3記載のインク容
    器。
  5. 【請求項5】 前記抗菌剤は前記フィルタに添加せしめ
    られていることを特徴とする請求項3記載のインク容
    器。
  6. 【請求項6】 インクを吐出する吐出部と、該吐出部へ
    のインク供給経路中に配されたフィルタとを含むインク
    ジェット記録ヘッドであって、 前記フィルタは平均口径が5μ〜15μである繊維状物
    質から形成されたものであることを特徴とするインクジ
    ェット記録ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記繊維状物質はステンレスよりも熱溶
    着温度が低いことを特徴とする請求項6記載のインクジ
    ェット記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記フィルタは非水溶性の抗菌剤を含む
    ものであることを特徴とする請求項6記載のインクジェ
    ット記録ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記抗菌剤は前記フィルタに含浸せしめ
    られていることを特徴とする請求項8記載のインクジェ
    ット記録ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記抗菌剤は前記フィルタに添加せし
    められていることを特徴とする請求項8記載のインクジ
    ェット記録ヘッド。
  11. 【請求項11】 インクを吐出するインクジェットヘッ
    ドと、該インクジェットヘッドに供給すべきインクを貯
    留するインクタンクと、該インクタンクから前記インク
    ジェットヘッドへのインク供給経路中に配されたフィル
    タとを含むインクジェットカートリッジであって、 前記フィルタは平均口径が5μ〜15μである繊維状物
    質から形成されたものであることを特徴とするインクジ
    ェットカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記繊維状物質はステンレスよりも熱
    溶着温度が低いことを特徴とする請求項11記載のイン
    クジェットカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記フィルタは非水溶性の抗菌剤を含
    むものであることを特徴とする請求項11記載のインク
    ジェットカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記抗菌剤は前記フィルタに含浸せし
    められていることを特徴とする請求項13記載のインク
    ジェットカートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記抗菌剤は前記フィルタに添加せし
    められていることを特徴とする請求項13記載のインク
    ジェットカートリッジ。
  16. 【請求項16】 請求項1〜5のいずれかの項に記載の
    インク容器からインクの供給を受けてインクの吐出を行
    うことを特徴とするインクジェット記録装置。
  17. 【請求項17】 請求項6〜10のいずれかの項に記載
    のインクジェット記録ヘッドによりインクの吐出を行う
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  18. 【請求項18】 請求項11〜15のいずれかの項に記
    載のインクジェットカートリッジによりインクの吐出を
    行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001063098A (ja) * 1999-04-27 2001-03-13 Canon Inc 液体収納容器、該液体収納容器に用いられる弁機構および液体供給容器
EP1336496A3 (de) * 2002-02-18 2003-10-22 Pelikan Hardcopy Production AG Tintenpatrone mit Ventil
JP2010082994A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Riso Kagaku Corp インクカートリッジ
JP2020075398A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及びインクコンテナ

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