JPH09131453A - 吸い殻回収処理装置 - Google Patents

吸い殻回収処理装置

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JPH09131453A
JPH09131453A JP7317147A JP31714795A JPH09131453A JP H09131453 A JPH09131453 A JP H09131453A JP 7317147 A JP7317147 A JP 7317147A JP 31714795 A JP31714795 A JP 31714795A JP H09131453 A JPH09131453 A JP H09131453A
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JP
Japan
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smoke
butts
air
duct
exhaust
Prior art date
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Pending
Application number
JP7317147A
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English (en)
Inventor
Takashi Oshima
隆 大島
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MUUBU KK
Original Assignee
MUUBU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排煙処理を連続して行う場合に、排煙手段に
加わる負担を軽減して連続運転における安全性の維持を
図るとともに、保守点検の作業頻度を低減して装置の管
理保守にコストがかからないようにする。 【構成】 吸気ホース31により吸煙ダクト30とブロ
アモーター32を接続する吸気路中に、直流高電圧によ
って空気中のダスト分子をイオン化し吸着する電気集塵
機35を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ等の遊
戯機を複数並設した際に、遊戯機の前面部に設けられた
物置台の吸い殻投入口から投入される吸い殻を受け止
め、受け止めた吸い殻を物置台端部の吸い殻回収部まで
搬送するとともに、搬送手段の搬送路に沿って設置され
た吸煙ダクトに吸気路を介して連結された排気手段によ
って排煙処理も行うように構成された吸い殻回収処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にパチンコ等の遊戯機には、喫煙
習慣のある遊戯客が多いことを考慮して遊戯機毎に灰皿
を設置するようにしている。このように、遊戯機毎に灰
皿が設置されているが、遊戯機における設置スペースの
関係で灰皿自体の容量が小さいため、遊戯時間が長くな
る場合や、喫煙回数の多い遊戯客の場合には、すぐに吸
い殻で満杯になってしまう。このため、パチンコ店等で
は、従業員が定期的に巡回して灰皿清掃を行うようにし
ている。
【0003】しかしながら、人手によって個別に灰皿を
清掃することは、従業員にとってかなり煩雑な作業とな
る。また、清掃サービスを受けることになる遊戯客にと
っても、場合によっては遊戯に対する集中力を欠くこと
になったり、乱雑な清掃作業で灰が飛び散り不快感を覚
えることもあり、サービス清掃といいながら評判のよい
作業ではなかった。
【0004】そこで、遊戯機の前面部に設けられた物置
台の上面に所定間隔で穿設形成された吸い殻投入口から
投入される吸い殻を、物置台下部に設置された搬送手段
によって物置台端部の吸い殻回収部まで搬送して吸い殻
の廃棄処理を自動的に行えるようにするとともに、煙草
から立ち篭める紫煙も当該搬送手段の搬送路に沿って設
置された吸煙ダクトから排気するようにして衛生的な環
境の保全に配慮した煙草の吸い殻回収処理装置等が提案
されている(例えば、実開平5−91780号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の吸い殻回収処理装置では、通常、煙を排気する
ための排気手段にブロアモーターが使用されており、ブ
ロアモーター内には煙草の煙を含んだ汚れた空気がダイ
レクトに吸引されていた。このため、ブロアモーターを
連続駆動して吸煙処理を行うと、ブロアモーターのファ
ン部にニコチン、タール等が付着してこれらの臭いが残
るとともに、次第にブロアモーターの吸引力が低下する
という問題点があった。
【0006】かかる事態を放置すると、ブロアモーター
の焼損という危険性も生じるため、頻繁に保守点検を行
う必要が生じる。かかる保守点検作業は、ブロアモータ
ーが元々、島とよばれる設置台の狭いスペースに据え付
けられており、分解作業自体が容易ではない上に、複雑
な構造をしたファン部に付着したニコチン、タールの清
掃除去という作業も行わねばならず、作業者にとってか
なり困難な作業になっていた。しかしながら、安全性の
維持と確保のためには、かかる保守点検は欠かせないた
め、吸い殻回収処理装置の設置を検討している遊技ホー
ルの経営者からみれば、装置自体の導入に加えて保守上
のコストもかなり掛かることになり、導入設置を阻害す
る遠因にもなっていた。
【0007】そこで、この発明は、連続した吸煙処理を
行う際に、ブロアモーターへニコチンやタールが付着す
ることを防止してモーター自体に加わる負担を軽減し、
連続運転における安全性の確保を図り、保守点検の作業
を容易に行えるようにするとともに、その頻度を低減す
ることにより装置の管理保守に要するコストも低減する
ことができる吸い殻回収処理装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は次のように構成した。すなわち、複数並
設される遊戯機の前面部に設けられた物置台の上面に所
定間隔で穿設形成された吸い殻投入口から投入される吸
い殻を、物置台下部に設置された搬送手段によって物置
台端部の吸い殻回収部まで搬送するとともに、当該搬送
手段の搬送路に沿って設置された吸煙ダクトに吸気路を
介して連結された排気手段によって排煙処理も行うよう
にした吸い殻回収処理装置において、前記吸煙ダクトと
排気手段を連結する吸気路中に、直流高電圧によって空
気中の汚れの分子をイオン化し吸着する静電吸着手段を
設けるようにした。
【0009】また、静電吸着手段の吸煙ダクト側との連
結口に高分子材によりネット状に形成されたプレフィル
ターを装着するとともに、静電吸着手段の排気手段側と
の連結口に活性炭フィルターを装着するようにしてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施例である
吸い殻回収処理装置1を島とよばれる設置台2に設置し
た状態の全体構成を概念的に示す斜視図である。構成を
分かりやすく表現するため、遊戯機(パチンコ機)3の
図示を省略している。パチンコ玉を収納する容器等が載
置される物置台(天板)4の上面には、所定間隔で吸い
殻投入口5が穿設形成されており、吸い殻投入口にはス
リーブ6を介してドーム状の灰皿7が設けられている。
【0011】物置台4の裏面には、吸い殻搬送装置10
が設置されており、灰皿7から投入された吸い殻を受け
止め、物置台4の端部に設置された吸い殻回収ボックス
20へ吸い殻を搬送するように構成されている。吸い殻
搬送装置10は、鋼板材で断面略U字型に形成されたト
ラフ11とトラフ11の裏面側に設けた加振装置(トラ
フの裏面側のため図示できず)とからなる振動式搬送装
置として構成されている。加振装置は図示しない振動用
コイルによって可動鉄心を吸引離反して振動板を振動さ
せ、この振動を振動調整ばね13の戻りによって生じる
跳ね上げ搬送力としてトラフ11に作用させてトラフ1
1上の被搬送物を搬送する。
【0012】吸い殻回収ボックス20は、同図に示すよ
うに、上部開口に漏斗状に形成された集合ホッパ21が
設置されており、集合ホッパ21の漏斗状底部の開口直
下には、相互に圧接された状態で内向きに反回転するロ
ーラー22,23で構成された圧潰装置25が設置され
ている。ローラー23は弾性部材によってローラー24
側へ押圧した状態で支持され、ローラー24は駆動モー
ターの駆動軸に取り付けられている。
【0013】したがって、上記した吸い殻搬送装置10
によって搬送されてきた吸い殻は、トラフ11の端部か
ら吸い殻回収ボックス20へ投入される。投入された吸
い殻は、集合ホッパ21で受け止められた後、直下の圧
潰装置25のローラー23,24の圧接部に送り込ま
れ、ローラー23,24によって押し潰される。このよ
うに、灰皿7で完全に揉み消されずに搬送されてきた吸
い殻の火種は、このローラー23,24の揉み消し作用
によって空気との接触が遮断され、完全に消火される。
【0014】ローラー23,24によって押し潰された
吸い殻は、圧潰装置25の下部に取り出し自在に設置さ
れた回収容器26へ送り出され、回収容器26内に蓄積
されていき、一定量が溜まれば、回収容器26ごと外部
に取り出して廃棄される。吸い殻は、上記したように、
吸い殻搬送装置10および吸い殻回収ボックス20によ
って自動的に搬送され、完全に消火された状態で回収廃
棄されるが、実施例にかかる吸い殻回収処理装置1で
は、煙草から生じる煙の処理も行うように構成されてい
る。
【0015】すなわち、吸い殻搬送装置10の搬送路で
あるトラフ11に沿って、吸煙ダクト30が設置されて
おり、吸煙ダクト30は各灰皿7に形成された吸引口と
連通している。吸煙ダクト30の端部は、図1に示すよ
うに、島の端部側で吸気ホース31と接続されており、
この吸気ホース31の他端部に接続されたブロアモータ
ー32を駆動することにより、灰皿7内に立ち込める煙
が吸煙ダクト30と吸気ホース31からブロアモーター
32へ吸煙され、ブロアモーター32に接続された排気
ホース33からホール外へ排気されるように構成されて
いる。
【0016】但し、この実施例装置では、この吸気ホー
ス31により吸煙ダクト30とブロアモーター32を接
続する吸気路中に、直流高電圧によって空気中のダスト
分子をイオン化し吸着する静電吸着手段、いわゆる電気
集塵機35が設置されている。したがって、ブロアモー
ター32を駆動して煙草の煙を排煙する際に、この電気
集塵機35により、吸煙空気中に浮遊するニコチン、タ
ールといった有害成分の微粒子を補集することができ
る。
【0017】このように、煙による空気の汚れを取り除
いてから、ブロアモーター32内へ煙が吸煙されてホー
ル外へ排気するように構成されているので、ブロアモー
ター32のファン部といった内部構造にニコチン、ター
ル等が付着する事態をある程度防止することができる。
このため、排煙処理を連続して行う場合に、ブロアモー
ター32に加わる負担を軽減でき、連続運転における安
全性の維持を図ることができる。また、モーター内部の
汚染がある程度低減できるため、保守点検の作業頻度も
低減でき、清掃作業も容易に行うことができるようにな
るので、装置の管理保守をコストをかけずに行うことが
できる。
【0018】上記した実施例において、電気集塵機35
の吸煙ダクト30側との連結口に高分子材によりネット
状に形成されたプレフィルターを装着し、ブロアモータ
ー32側との連結口に活性炭フィルターを装着するよう
にするようにしてもよい。この場合には、プレフィルタ
ーにより空気中のゴミが除去され、活性炭フィルターに
よって最後まで残った臭いを吸着することができるの
で、上記した集塵の効果を一層発揮させることができ
る。
【0019】
【発明の効果】この発明の吸い殻回収処理装置によれ
ば、煙の排煙処理部に、直流高電圧によって空気中のダ
スト分子をイオン化し吸着する静電吸着手段が設けられ
ているので、ブロアモーター等といった排気手段の内部
構造にニコチン、タール等が付着する事態をある程度防
止することができる。このため、排煙処理を連続して行
う場合に、排気手段に加わる負担を軽減でき、連続運転
における安全性の維持を図ることができる。また、モー
ター内部の汚染がある程度低減できるため、保守点検の
作業頻度も低減でき、清掃作業も容易に行うことができ
るようになるので、装置の管理保守をコストをかけずに
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である吸い殻回収処理装置の
全体構成を概念的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 吸い殻回収処理装置 2 設置台 3 遊戯機 4 物置台 5 吸い殻投入口 7 灰皿 10 吸い殻搬送装置 11 トラフ 20 吸い殻回収ボックス 30 吸煙ダクト 31 吸気ホース 32 ブロアモーター(排気手段) 33 排気ホース 35 電気集塵機(静電吸着手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数並設される遊戯機の前面部に設けら
    れた物置台の上面に所定間隔で穿設形成された吸い殻投
    入口から投入される吸い殻を、物置台下部に設置された
    搬送手段によって物置台端部の吸い殻回収部まで搬送す
    るとともに、当該搬送手段の搬送路に沿って設置された
    吸煙ダクトに吸気路を介して連結された排気手段によっ
    て排煙処理も行えるようにした吸い殻回収処理装置にお
    いて、 前記吸煙ダクトと排気手段を連結する吸気路中に、直流
    高電圧によって空気中のダスト分子をイオン化し吸着す
    る静電吸着手段を設けたことを特徴とする吸い殻回収処
    理装置。
  2. 【請求項2】 静電吸着手段の吸煙ダクト側との連結口
    に高分子材によりネット状に形成されたプレフィルター
    を装着するとともに、静電吸着手段の排気手段側との連
    結口に活性炭フィルターを装着した請求項1記載の吸い
    殻回収処理装置。
JP7317147A 1995-11-10 1995-11-10 吸い殻回収処理装置 Pending JPH09131453A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114449810A (zh) * 2022-02-08 2022-05-06 常德市捷芯微电子科技有限公司 一种灯带控制器的防潮型pcb板

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114449810A (zh) * 2022-02-08 2022-05-06 常德市捷芯微电子科技有限公司 一种灯带控制器的防潮型pcb板
CN114449810B (zh) * 2022-02-08 2023-12-29 常德市捷芯微电子科技有限公司 一种灯带控制器的防潮型pcb板

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